JP3495657B2 - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP3495657B2
JP3495657B2 JP25769699A JP25769699A JP3495657B2 JP 3495657 B2 JP3495657 B2 JP 3495657B2 JP 25769699 A JP25769699 A JP 25769699A JP 25769699 A JP25769699 A JP 25769699A JP 3495657 B2 JP3495657 B2 JP 3495657B2
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television signal
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高精細テレビジョ
ン信号と通常のテレビジョン信号とを受信することが可
能な受信装置で、特に、高精細テレビジョン信号として
6MHzの帯域に圧縮された信号と、通常のテレビジョ
ン信号として6MHzの帯域を有するNTSC信号を共
用受信する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来からのテレビジョン放送(N
TSC,PAL等)に加えて、高精細テレビジョン放送
方式の確立が各国で進められている。これに伴い、受信
装置においても、高精細テレビジョン信号受信時の画質
・音室劣化が少ない受信装置が必要となってきた。図1
3に従来のシングルスーパーヘテロダイン方式テレビジ
ョン受信装置を示す。同図において、1は信号入力端
子、2は選局信号入力端子、4は映像及び音声信号出力
端子、17,21は可変同調回路、18,20は可変減
衰器、19はRF増幅器、22は周波数変換器、23,
25はIF増幅器、24はIFフィルタ、26は局部発
振器、29はローパスフィルタ、31はPLL(フェー
ズロックループ)回路、34はAM復調器である。ま
た、これ以降は、例として標準TV信号にNTSC信号
を用いて説明していく。
【0003】信号入力端子1から入力されるNTSC信
号でAM変調されたRF信号のうち希望信号は、局部発
振器26の発信周波数に追従してその通過帯域の中心周
波数が可変する可変同調回路17,21で選択的に通過
され、希望信号が所望の受信レベルとなるよう可変減衰
器18,20及びRF増幅器19で適宜増幅あるいは減
衰され、周波数変換器22に入力される。周波数変換器
22では、選局信号入力端子2から入力される選局信号
により希望チャンネルに対応して周波数で発振を行うP
LL回路31、ローパスフィルタ29でフィードバック
を形成してなる局部発振器26からの局部発振信号と混
合し、45MHz帯のIF信号を出力する。IF信号は
第1,第2のIF増幅器23,25で増幅されると共
に、SAWフィルタなどで構成されるIFフィルタ24
で所望の帯域のみが通過され、AM復調器34で復調さ
れ、ベースバンドの映像及び音声信号が出力される。A
GCはAM復調器34の内部と可変減衰器18,20を
用いて行う。また、AFCは局部発振器26の発振周波
数を微調して行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
受信装置は、NTSC等通常のテレビジョン信号を受信
するものであり、高精細テレビジョン信号の受信は考慮
されていない。また、通常のテレビジョン信号と高精細
テレビジョン信号を共に受信することも考慮されていな
い。
【0005】本発明の目的は、デジタルテレビジョン信
号を受信することが可能で、特に、6MHzの帯域に圧
縮された信号を受信可能な受信装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、NTSC方式のテレビジョン信号と同等
の周波数帯域幅を持ち、デジタル変調された映像信号及
び音声信号を含むデジタルテレビジョン信号を受信する
受信装置であって、受信されたデジタルテレビジョン信
号を、該デジタルテレビジョン信号よりも高い周波数に
変換し、出力する第1の周波数変換手段と、第1の周波
数変換手段からの出力信号を、NTSC方式のテレビジ
ョン用の中間周波信号と実質的に等しい周波数に変換
し、出力する第2の周波数変換手段と、第2の周波数変
換手段からの出力信号の中から映像信号及び音声信号を
含む所定のチャンネルの信号を抽出し、出力する抽出手
段と、抽出手段からの出力信号を、前記第2の周波数変
換手段からの出力信号よりも低い周波数に変換し、出力
する第3の周波数変換手段と、第3の周波数変換手段か
らの出力信号を復調する復調手段と、復調手段によって
復調されたデジタルテレビジョン信号を映像信号及び音
声信号として出力する出力手段とを備えた構成とする。
【0007】かかる構成によると、受信されたデジタル
テレビジョン信号を、上記第1の周波数変換手段で高い
周波数に変換した後、第2の周波数変換手段でNTSC
方式のテレビジョン用の中間周波信号と実質的に等しい
周波数に変換するものであるから、デジタルテレビジョ
ン信号の良好な受信が可能であり、また、上記第2の周
波数変換手段からの出力信号から抽出手段によって映像
信号及び音声信号を含む所定のチャンネル信号を抽出す
るのであるが、この第2の周波数変換手段からの出力信
号がNTSC方式のテレビジョン用の中間周波信号と実
質的に等しい周波数の信号であることから、この抽出手
段としては、NTSC方式のテレビジョン信号の受信に
用いられるSAWフィルタと同等のSAWフィルタを用
いることを可能にする。しかも、上記抽出手段で抽出さ
れた所定のチャンネルの信号は、第3の周波数変換手段
でさらに低い周波数に変換されてから、上記復調手段で
復調されるものであるから、構成が簡単な復調手段で高
精度の復調が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。
【0009】図1は本発明による受信装置の第1の実施
形態を示すブロック図である。
【0010】同図において、1は信号入力端子、2は選
局信号入力端子、3は高精細テレビジョン信号入力端
子、4はNTSC用映像及び音声信号出力端子、5は分
配器、6は入力フィルタ、7,9,18,20は可変減
衰器、8,19は第1,第2のRF増幅器、10は第1
のミクサ、11は第1のIFフィルタ、12は第1のI
F増幅器、13は第2のミクサ、14は第1のIF増幅
器、15は高精細テレビジョン信号用IFフィルタ、1
6は第2のIF増幅器、17,21は可変同調回路、2
2は第3のミクサ、23は第3のIF増幅器、24はN
TSC信号用IFフィルタ、25は第4のIF増幅器、
26は第3の局部発振器、27は第1の局部発振器、2
8は第2の局部発振器、29、30はローパスフィル
タ、31,32はPLL回路、33は高精細テレビジョ
ン信号用復調器、34はNTSC信号用AM復調器、3
5は高精細テレビジョン信号用信号レベル検波器、36
はローパスフィルタ、37はAGC電圧増幅器である。
同図において、図13と同様の動作を行う部分には、図
13と同一の番号を付し説明を略す。
【0011】NTSC信号が入力された場合には、従来
例で述べた信号処理と同じなのでここでは説明を省略す
る。信号入力端子1から、NTSC信号でAM変調され
たRF信号と、高精細テレビジョンの原信号をA/D変
換後データ圧縮しQAM(直交軸振幅変調)等でデジタ
変調された6MHzの帯域を有する高精細テレビジョ
ンのRF信号を入力し、分配器5で分配し、該高精細テ
レビジョンのRF信号については入力フィルタ6でVH
F帯、UHF帯(さらには、VHF帯を低域,中域,高
域に分割する場合もある。)に分割し、希望チャネルを
含む帯域を選択的に通過させる。その希望チャネルに対
し、所望の信号レベルとなるよう可変減衰器7,9及び
RF増幅器8で適宜増幅あるいは減衰し、第1のミクサ
10へ入力する。第1のミクサ10では、選局信号入力
端子2から入力させる選局信号により希望チャネルに対
応した周波数で発振を行うよう基準発振器や分周器を内
蔵したPLL回路32,ローパスフィルタ30でフィー
ドバックを形成してなる局部発振器27からの局部発振
信号と混合し、第1のIF信号を出力する。第1のIF
信号周波数は受信信号の相互変調妨害などを低減するた
め、NTSCテレビジョン信号の地上伝送帯域やCAT
V伝送帯域の上限周波数以上に設定する。具体的には、
第1の局部発振信号や第2の局部発振信号及びその高調
波信号による相互干渉妨害も考慮して、1GHz以上
で、1.2GHz帯,1.7GHz帯,2.6GHz
帯,3GHz帯等に設定する。これらの周波数帯に設定
された第1のIF信号を第1のIFフィルタ11で選択
的に通過させる。高精細テレビジョン信号の復調はNT
SC信号より精度の高い復調を必要とする。高精細テレ
ビジョン信号の復調特性を劣化させないため、第1のI
Fフィルタには帯域内平坦度と低群遅延偏差を有するバ
ンドパスフィルタを用いる。第1のIF信号は第1のI
F増幅器12で増幅した後第2のミクサ13に入力す
る。第2のミクサでは第2の局部発振器28からの局部
発振信号と混合し、第2のIF信号を出力する。第2の
IF信号周波数は現行NTSC信号受信時と同じ45M
Hz帯とする。第2のIF信号を第1のIF増幅器14
で増幅した後、SAWフィルタ等で構成される高精細テ
レビジョン信号用IFフィルタ15に入力する。IFフ
ィルタで希望受信チャネルの帯域のみを通過させる。高
精細テレビジョン信号を受信する場合には、第2のIF
増幅器16で希望受信チャネルを増幅し高精細テレビジ
ョン信号用復調器33に入力し、変調方式に応じた復調
を行い、データ圧縮された高精細テレビジョン信号を出
力端子3から出力する。出力された信号はデータ伸長や
D/A変換などを行うデジタル信号処理回路へ入力さ
れ、高精細テレビジョンに映像及び音声あるいはデータ
を出力する。一方、NTSC信号を受信する場合には、
第4のIF増幅器25で希望受信チャネルを増幅しNT
SC信号用AM復調器34に入力し、AM復調され、ベ
ースバンドの映像及び音声信号が出力端子4から出力さ
れる。AGCは、高精細テレビジョン信号を受信する場
合は第2のIF増幅器16の出力から分岐した信号を信
号レベル検波器35で検波し、ローパスフィルタ36,
AGC電圧増幅器37によってAGC電圧を生成し、可
変減衰器7,9に印加して行う。またNTSC信号を受
信する場合はAM復調器34の内部と内部で不足した分
を可変減衰器18,20を用いて行う。また、AFCは
高精細テレビジョン信号用復調器33,NTSC信号用
AM復調器34からのそれぞれのAFC電圧を用い、第
2の局部発振器28,第3の局部発振器26の発振周波
数を微調して行う。なお、後述するが、高精細テレビジ
ョン信号はNTSC信号と同一のチャネルで伝送される
場合も考慮されており、NTSC信号からの干渉妨害を
避けるため、NTSC信号中エネルギーの高い映像及び
音声搬送波と色副搬送波の近傍には、予め高精細テレビ
ジョン信号のスペクトルを配置しない図7に示した信号
を用いることや高精細テレビジョン信号用復調器33に
上記NTSC信号の搬送波,副搬送波を除去するノッチ
フィルタを設けることなどが必要である。
【0012】以上説明したように、本実施形態の受信装
置は、NTSC信号と高精細テレビジョン信号の受信が
可能であるだけでなく、高精細テレビジョン信号を高精
度に復調することが可能である。
【0013】図2は本発明による受信装置の第2の実施
形態を示すブロック図である。同図において、図1と同
様の動作を行う部分には、図1と同一の番号を付し説明
を略す。
【0014】この第2の実施形態は回路規模の低減を考
慮したものである。即ち、上記第1の実施形態では高精
細テレビジョン信号用に第1の局部発振器27とPLL
回路32、NTSC信号用に第3の局部発振器26とP
LL回路31を用いて、希望受信チャネルを第1のIF
信号あるいはIF信号に変換する局部発振信号周波数の
制御を行い、高精細テレビジョン信号受信時には、AF
C電圧を用いた微調整を第2の局部発振器28で行って
いたのに対し、本実施形態では、図2に示すように、局
部発振器26とPLL回路31を共有し、AFC電圧を
用いた微調整もPLL回路31内で高精細テレビジョン
信号用復調器33,NTSC信号用AM復調器34から
のAFC電圧を受信信号に応じて切換えて局部発振器2
6の発振周波数制御を行っている。
【0015】この第2の実施形態では、第1の実施形態
で述べた効果に加え、高精細テレビジョン信号処理部と
NTSC信号処理部で局部発振器とPLL回路を共用す
ることにより、回路規模の低減が図れ、周波数制御を局
部発振器26だけで行う簡便な選局手段が得られる。
【0016】図3は本発明による受信装置の第3の実施
形態を示すブロック図である。同図において、図1,図
2と同様の動作を行う部分には、図1,図2と同一の番
号を付し説明を略す。
【0017】この第3の実施形態も回路規模の低減を考
慮したものである。即ち、上記第1,第2の実施形態で
は高精細テレビジョン信号用に第1のミクサ10,NT
SC信号用に第3ミクサ22を用いて、希望受信チャネ
ルを第1のIF信号あるいはIF信号に変換する周波数
変換を行っていたのに対し、第3の実施形態では、図3
に示すように、ミクサ10を共用し周波数変換を行って
いる。
【0018】この第3の実施形態では、第1,第2の実
施形態で述べた効果に加え、高精細テレビジョン信号処
理部とNTSC信号処理部でミクサ10を共用すること
により、回路規模の低減が図れる。
【0019】また、図示していないが、第1のIF増幅
器14と第3のIF増幅器23のいずれかを高精細テレ
ビジョン信号処理部とNTSC信号処理部で共用するこ
とにより、上記と同様な効果が得られる。
【0020】図4は本発明による受信装置の第4の実施
形態を示すブロック図である。同図において、図2に示
した実施形態と同様の動作を行う部分には、図2と同一
の番号を付し説明を略す。同図において、39は第4ミ
クサ、40は第4の局部発振器、50はベースバンドで
の高精細テレビジョン信号用復調器である。
【0021】この第4の実施形態は高精細テレビジョン
信号に対し、第2のIF信号をさらにベースバンドへ周
波数変換し復調を行うことを特徴とする。即ち、上記第
2の実施形態では高精細テレビジョン信号に対し、第2
のミクサ13から出力した45HMz帯の第2のIF信
号を第1,第2のIF増幅器14,16で増幅し、高精
細テレビジョン信号用IFフィルタ15で帯域選択した
後、高精細テレビジョン信号用復調器33に入力し、変
調方式に応じた復調を行っていたのに対し、この第4の
実施形態では、図4に示すように、第4ミクサで第2の
IF信号と第4の局部発振器40からの45HMz帯の
局部発振信号と混合し、ベースバンドの高精細テレビジ
ョン信号を出力する。この信号をローパスフィルタ41
で選択通過させ、ベースバンドでの高精細テレビジョン
信号用復調器50で復調を行う。
【0022】この第4の実施形態では、第1,第2の実
施形態で述べた効果に加え、高精細テレビジョン信号の
復調を低周波域のベースバンドで行えるため、高精細テ
レビジョン信号用復調器の構成が簡単になる。
【0023】図5は本発明による受信装置の第5の実施
形態を示すブロック図である。同図において、図4に示
した実施形態と同様の動作を行う部分には、図4と同一
の番号を付し説明を略す。同図において、31は基準発
振器を含まないPLL回路、42は分周器である。
【0024】この第5の実施形態は、図5に示すよう
に、第4の局部発振器40の発振信号を分周して、局部
発振器26の発振周波数を制御するPLL回路31の基
準発振信号として用いることを特徴とする。高精細テレ
ビジョン信号のIF信号をベースバンドへ周波数変換す
る第4ミクサ39では、周波数精度の高い局部発振信号
が必要になる。従って、第4の局部発振器40では水晶
振動子やSAW共振子等を用いた周波数安定度の高い発
振回路を構成している。このため、上記第2の実施形態
でPLL回路31に含まれていた基準発振器に替えて、
第4の局部発振器40の発振信号を分周器42で分周し
ていた。
【0025】この第5の実施形態では、第4の実施形態
で述べた効果に加え、第4の局部発振器40の発振信号
を分周器42で分周してPLL回路31の基準発振信号
として用いるので、受信装置の発振器部分の回路規模低
減が図れると共に、高精細テレビジョン信号の高精度な
復調が可能である。
【0026】以下、高精細テレビジョン信号の形式に基
づいて、より具体的な実施形態を図面を用いて説明す
る。
【0027】図6は本発明による受信装置の第6の実施
形態を示すブロック図、図7は第6の実施形態を補足す
る信号帯域図である。図6において、図5に示した実施
形態と同様の動作を行う部分には、図5と同一の番号を
付し説明を略す。同図において、60は高精細テレビジ
ョン信号用の第1のIFフィルタ、61は高精細テレビ
ジョン信号用の第2のIFフィルタ、62は第5のIF
増幅器、63は第5ミクサ、64,65はローパスフィ
ルタ、66,67ベースバンド信号用増幅器である。
【0028】この第6の実施形態は、図7に示すベース
バンド信号帯域を有する高精細テレビジョン信号と、N
TSC信号を受信することを特徴とする。図7には高精
細テレビジョン信号の周波数スペクトルに、比較のため
NTSC信号の映像及び音声搬送波(fv,fs)と色
副搬送波(fc)を示した。6MHzの信号帯域に圧縮
する高精細テレビジョン信号の形式については、米国等
で検討されており、例えば福井氏「次世代テレビ方式の
欧米における動向」pp.506−508、テレビジョ
ン学会1992年年次大会等に詳細に述べられている。
高精細テレビジョン信号はNTSC信号と同一のチャネ
ルで伝送される場合も考慮されており、NTSC信号か
らの干渉妨害を避けるため、NTSC信号中エネルギー
の高い映像及び音声搬送波の近傍には、予め高精細テレ
ビジョン信号のスペクトルを配置しない図7に示した信
号を用いることが提案されている。図7はQAMされた
高精細テレビジョン信号に対し、NTSC信号の映像搬
送波周波数以下を優先度の高い信号(HP部),映像搬
送波周波数以上をそれ以外の信号(SP部)に分割して
伝送する信号形式である。この第6の実施形態は、図6
に示すように、二重周波数変換された高精細テレビジョ
ン信号の第2のIF信号から、SAWフィルタで構成し
た高精細テレビジョン信号用の第1のIFフィルタ60
及び第2のIFフィルタ61により、このHP部,SP
部を分割し、第2のIF増幅器16及び第5のIF増幅
器62で増幅した後、第4ミクサ39及び第5ミクサ6
3でそれぞれベースバンドへ周波数変換する。ベースバ
ンドに変換したHP部,SP部はそれぞれローパスフィ
ルタ64,65を通過後、ベースバンド信号用増幅器6
6,67で所望の信号レベルとして高精細テレビジョン
信号用復調器50へ入力し、復調する。なお、高精細テ
レビジョン信号用の第1のIFフィルタ60及び第2の
IFフィルタ61は、それぞれ分離されたSAWフィル
タで構成したが、同一の基板上に構成されたフィルタで
も帯域分離は可能である。
【0029】この第6の実施形態では、第5の実施形態
で述べた効果を有すると共に、図7に示した信号帯域の
高精細テレビジョン信号に対し、二重周波数変換後、帯
域を分割して信号処理を行うため、両帯域間の干渉や同
一チャネルで伝送されるNTSC信号からの妨害を十分
に低減することが可能となる。
【0030】図8は本発明による受信装置の第7の実施
形態を示すブロック図である。同図において、図6に示
した実施形態と同様の動作を行う部分には、図6と同一
の番号を付し説明を略す。同図において、70は第1の
QAM検波器、71は第2のQAM検波器、72,73
は90度移相器、74は第1のキャリア及びクロック再
生回路、75は第2のキャリア及びクロック再生回路、
76は第5の発振器、77は第6の発振器、78はAF
C電圧発生回路、51はデータ復調器である。
【0031】この第7の実施形態は、図8に示すよう
に、二重周波数変換された高精細テレビジョン信号の第
2のIF信号から、SAWフィルタで構成した高精細テ
レビジョン信号用の第1のIFフィルタ60及び第2の
IFフィルタ61により、上記高精細テレビジョン信号
のHP部,SP部を分離し、第2のIF増幅器16及び
第5のIF増幅器62で増幅した後、それぞれを第1及
び第2のQAM検波器70,71で、第5及び第6の発
振器76,77の発振信号を90度移相器72,73で
移相して互いに90度の位相差を有する2信号を用いて
検波する。この際、AFC電圧発生回路78で局部発振
器26の発振周波数を制御し、第1及び第2のキャリア
及びクロック再生回路74,75でのキャリア及びクロ
ック信号再生を最良状態となるように周波数制御を行
う。検波された信号はデータ復調器51へ入力し、復調
する。なお、ここでは局部発振器26の発振周波数を制
御したが、第2の局部発振器28の発振周波数を制御す
る構成や第5及び第6の発振器76,77の発振周波数
を制御する構成でもよい。
【0032】この第7の実施形態では、第6の実施形態
で述べた効果を有すると共に、図7に示した信号帯域の
高精細テレビジョン信号のHP部,SP部に対し、それ
ぞれQAM復調を行うため、両帯域間の干渉や同一チャ
ネルで伝送されるNTSC信号からの妨害をさらに低減
することが可能で、より高精度のデータ復調が可能とな
る。また、局部発振器26の発振周波数を制御してQA
M復調を行うため、高精度な高精細テレビジョン信号の
復調が可能となる。
【0033】図9は本発明による受信装置の第8の実施
形態を示すブロック図、図10はこの第8の実施形態を
補足する信号帯域図である。図9において、図2に示し
た実施形態と同様の動作を行う部分には、図2と同一の
番号を付し説明を略す。同図において、52は高精細テ
レビジョン信号用復調器である。
【0034】この第8の実施形態は、図10に示すベー
スバンド信号帯域を有する高精細テレビジョン信号と、
NTSC信号を受信することを特徴とする。図10には
図7と同様高精細テレビジョン信号の周波数スペクトル
に、比較のためNTSC信号の映像及び音声搬送波(f
v,fs)と色副搬送波(fc)を示した。同図は6M
Hzの信号帯域に圧縮する高精細テレビジョン信号の他
デジタル変調形式として4値の残留側波帯振幅変調
(VSB)を用いた信号帯域図である。この第8の実施
形態は、図9に示すように、二重周波数変換された高精
細テレビジョン信号の第2のIF信号をSAWフィルタ
で構成した高精細テレビジョン信号用のIFフィルタ1
5で選択通過させ、第2のIF増幅器16で増幅した
後、NTSC信号のIF信号と同様に、AM復調器34
に入力し、復調する。NTSC信号を復調した場合には
AM復調器34から復調信号を出力するが、高精細テレ
ビジョン信号を復調した場合には、さらに高精細テレビ
ジョン信号用復調器52に入力し、復調を行う。なお、
同一チャネルで伝送されるNTSC信号からの妨害を低
減するため、AM復調器34の中には高精細テレビジョ
ン信号受信時に動作する上記NTSC信号の搬送波,副
搬送波を除去するノッチフィルタを設けている。また、
入力フィルタ6に、1チャネル分の帯域幅を有し、局部
発振器26の発振周波数に追従してその通過帯域の中心
周波数を可変するバンドパスフィルタを設け、希望受信
信号に比べて強電界の妨害信号が入力した場合にも、妨
害の発生を低減している。
【0035】この第8の実施形態では、第2の実施形態
で述べた効果に加え、高精細テレビジョン信号もAM変
調されているので、高精細信号の復調の一部をNTSC
信号の復調器を用いて行うことができ、またAGC電圧
やAFC電圧の制御も共通に行うことができ、受信装置
の回路構成が簡略化され、回路規模を縮小することが可
能となる。また、この第8の実施形態では高精細テレビ
ジョン信号用IFフィルタ15とNTSC信号用IFフ
ィルタ24を別個に設けたが、高精細テレビジョン信号
とNTSC信号の残留側波帯幅やロールオフ特性が類似
している場合には両者を共有することができ、さらに回
路規模が縮小される。
【0036】図11は本発明による受信装置の第9の実
施形態を示すブロック図、図12はこの第9の実施形態
を補足する信号帯域図である。同図において、図2及び
図8に示した実施形態と同様の動作を行う部分には、図
2及び図8と同一の番号を付し説明を略す。同図におい
て、53は高精細テレビジョン信号用データ復調器であ
る。
【0037】この第9の実施形態は、図12に示すベー
スバンド信号帯域を有する高精細テレビジョン信号と、
NTSC信号を受信することを特徴とする。図12には
図7と同様高精細テレビジョン信号の周波数スペクトル
に、比較のためNTSC信号の映像及び音声搬送波(f
v,fs)と色副搬送波(fc)を示した。同図は6M
Hzの信号帯域に圧縮する高精細テレビジョン信号の他
の形式として16値あるいは32値のQAM変調を用い
た信号帯域図である。この第9の実施形態は、図11に
示すように、二重周波数変換された高精細テレビジョン
信号の第2のIF信号をSAWフィルタで構成した高精
細テレビジョン信号用のIFフィルタ15で選択通過さ
せ、第2のIF増幅器16で増幅した後、第1のQAM
検波器70で、第5の発振器76の発振信号を90度移
相器72で移相して互いに90度の位相差を有する2信
号を用いて検波する。この際、AFC電圧発生回路78
で局部発振器26の発振周波数を制御し、第1及び第2
のキャリア及びクロック再生回路74,75でのキャリ
ア及びクロック信号再生を最良状態となるように周波数
制御を行う。検波された信号はデータ復調器53へ入力
し、復調する。なお、ここでは局部発振器26の発振周
波数を制御したが、第2の局部発振器28の発振周波数
を制御する構成や第5の発振器76の発振周波数を制御
する構成でもよい。また、同一チャネルで伝送されるN
TSC信号からの妨害を低減するため、QAM検波器7
0には上記NTSC信号の搬送波,副搬送波を除去する
ためノッチフィルタを設けている。
【0038】この第9の実施形態では、第2の実施形態
で述べた効果に加え、局部発振器26の発振周波数を制
御してQAM復調を行うため、高精度な高精細テレビジ
ョン信号の復調が可能となる。
【0039】なお、これまで述べた実施形態は、NTS
C信号と高精細テレビジョン信号を信号入力端子1から
入力し、分配器5で分配する構成としているが、入力端
子を2個設けて、それぞれの信号処理部に入力する構成
としても同様な効果が得られる。
【0040】また、これまでの実施形態は、NTSC信
号と高精細テレビジョン信号を受信する受信装置とし
て、主にTV,VTR機器での使用を述べたが、前記受
信装置はディジタル通信等の通信分野へ応用しても同様
な効果が得られる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
NTSC方式のテレビジョン信号と同様の6MHzの帯
域に圧縮されて伝送するデジタルテレビジョン信号を良
好に受信し、簡単な構成の復調手段で高精度の復調が可
能であるし、また、受信したデジタルテレビジョン信号
から所定のチャンネルの信号を抽出する際には、このデ
ジタルテレビジョン信号がNTSC方式のテレビジョン
信号の中間周波信号と実質的に等しい周波数の中間周波
信号となるものであるから、受信したデジタルテレビジ
ョン信号から所定のチャンネルの信号を抽出する手段と
して、NTSC方式のテレビジョン信号の受信に用いら
れるSAWフィルタと同等のSAWフィルタを用いるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による受信装置の第1の実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】本発明による受信装置の第2の実施形態を示す
ブロック図である。
【図3】本発明による受信装置の第3の実施形態を示す
ブロック図である。
【図4】本発明による受信装置の第4の実施形態を示す
ブロック図である。
【図5】本発明による受信装置の第5の実施形態を示す
ブロック図である。
【図6】本発明による受信装置の第6の実施形態を示す
ブロック図である。
【図7】図6に示した第6の実施形態を補足する信号帯
域図である。
【図8】本発明による受信装置の第7の実施形態を示す
ブロック図である。
【図9】本発明による受信装置の第8の実施形態を示す
ブロック図である。
【図10】図9に示した第8の実施形態を補足する信号
帯域図である。
【図11】本発明による受信装置の第9の実施形態を示
すブロック図である。
【図12】図11に示した第9の実施形態を補足する信
号帯域図である。
【図13】従来の受信装置の一例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 信号入力端子 2 選局信号端子 3 高精細テレビジョン信号出力端子 4 NTSC信号出力端子 5 分配器 7,9,18,20 可変減衰器 8,19 第1,2のRF増幅器 10 第1のミクサ 11 第1のIFフィルタ 12 第1のIF増幅器 13 第2のミクサ 14 第1のIF増幅器 15,60,61 高精細テレビジョン信号用IFフィ
ルタ 16 第2のIF増幅器 17,21 可変同調回路 22 第3のミクサ 23 第3のIF増幅器 24 NTSC信号用IFフィルタ 25 第4のIF増幅器 26 第3の局部発振器 27 高精細テレビジョン信号用の第1の局部発振器 28 第2の局部発振器 29,30,36,41,64,65 ローパスフィル
タ 31,32 PLL回路 33,50,51,52,53 高精細テレビジョン信
号用復調器 34 NTSC信号用復調器 35 高精細テレビジョン信号用レベル検出器 37 AGC電圧増幅器 39 第4のミクサ 40 第4の局部発振器 42 分周器 62 第5のIF増幅器 63 第5のミクサ 66,67 ベースバンド信号用増幅器 70,71 QAM検波器 72,73 90度移相器 74,75 キャリア及びクロック再生回路 76,77 基準発振器 78 AFC電圧発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長嶋 敏夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 映像メディア研 究所内 (56)参考文献 特開 昭63−76592(JP,A) 特開 昭63−76588(JP,A) 特開 昭63−77209(JP,A) 多賀昇、石川達也、小松進,「QPS K復調システムの一検討」,テレビジョ ン学会技術報告,日本,1991年 8月22 日,Vol.15,No.46,p.19−24 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/46 H04B 1/26 H04L 27/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジタル変調された映像信号及び音声信
    号を含むデジタルテレビジョン信号を受信する受信装置
    であって、 受信されたデジタルテレビジョン信号を、該デジタルテ
    レビジョン信号よりも高い周波数に変換し、出力する第
    1の周波数変換手段と、 前記第1の周波数変換手段からの出力信号を、NTSC
    方式の復調に用いられる中間周波信号と実質的に等しい
    周波数に変換し、出力する第2の周波数変換手段と、 前記第2の周波数変換手段からの出力信号の中から映像
    信号及び音声信号を含む所定のチャンネルの信号を抽出
    し、出力する抽出手段と、 前記抽出手段からの出力信号を、互いに90度の位相差
    を有する発信信号を用いて前記第2の周波数変換手段か
    らの出力信号よりも低い周波数に変換する第3の周波数
    変換手段と、 前記第3の周波数変換手段からの出力信号を復調する復
    調手段と、 前記復調手段によって復調されたデジタルテレビジョン
    信号を映像信号及び音声信号として出力する出力手段
    前記第3の周波数変換手段からの出力信号により、前記
    第1の周波数変換手段における周波数の制御を行なう手
    段と を備えてなることを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 前記デジタルテレビジョン信号は、6M
    Hzの帯域を有することを特徴とする請求項1に記載の
    受信装置。
  3. 【請求項3】 前記デジタルテレビジョン信号は、直交
    軸振幅変調されていることを特徴とする請求項1に記載
    の受信装置。
  4. 【請求項4】 前記抽出手段は、SAWフィルタである
    ことを特徴とする請求項1の記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の周波数変換手段の局部発振器
    の発振周波数を制御するPLL手段を備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の受信装置。
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Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
多賀昇、石川達也、小松進,「QPSK復調システムの一検討」,テレビジョン学会技術報告,日本,1991年 8月22日,Vol.15,No.46,p.19−24

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