JPH054821U - 乗用田植機におけるウエイト取付構造 - Google Patents

乗用田植機におけるウエイト取付構造

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JPH054821U JP5429691U JP5429691U JPH054821U JP H054821 U JPH054821 U JP H054821U JP 5429691 U JP5429691 U JP 5429691U JP 5429691 U JP5429691 U JP 5429691U JP H054821 U JPH054821 U JP H054821U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は乗用田植機のウエイト取付方法を容
易にしたものである。 【構成】 走行機体1の後部に、連結手段24を介して着
脱自在に植付部15を連結してなる乗用田植機において、
走行機体1側の前部に設けるエンジン用ボンネット9の
両側外方に予備苗台10,10 を配設すると共に、同予備苗
台10,10 の取付基部10-1,10-1 にウェイト10A,10A を取
付け自在とし、しかも、植付部15を走行機体1より取り
外した状態では、上記ウェイト10A,10A を連結手段24側
に移動させて取付可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、走行機体の後部に植付部を連結してなる乗用田植機におけるウェイ ト取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行機体の後部に植付部を連結してなる乗用田植機においては、植付部 の重量とつり合いをとるるために走行機体側の前端にウェイトを固着して機体全 体のバランスをとるものが存在する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、植付部を走行機体より取り外した場合は、機体の重量配分がア ンバランスとなり、走行機体の前部が重くなるために、機体走行時にはハンドル 操作が重くなると共に、後車輪側が浮き上り状となって危険であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、走行機体の後部に、連結手段を介して着脱自在に植付部を連結して なる乗用田植機において、走行機体側の前部に設けるエンジン用ボンネットの両 側外方に予備苗台を配設すると共に、同予備苗台の取付基部にウェイトを取付け 自在とし、しかも、植付部を走行機体より取り外した状態では、上記ウェイトを 連結手段側に移動させて取付可能としたことを特徴とする乗用田植機におけるウ ェイト取付構造を提供せんとするものである。
【0005】
【作用】
走行機体の後部に連結手段を介して植付部を連結している場合は、予備苗台の 取付基部にウェイトを装着する。そして、走行機体の前部の重量を増やして植付 部側の重量とのバランスをとるものである。
【0006】 また、上記連結手段より植付部を取り外した場合は、ウェイトを移動させて走 行機体後部の連結手段側に装着することにより、同走行機体後部を重くしながら 機体の前後バランスを良好にするものである。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。図1は乗用田植機の全体 側面図、図2は同平面図であって、図中1は作業者が搭乗する走行機体で、エン ジン2を前部に搭載する車体フレーム3後端にミッションケース4を装備させ、 前記エンジン2の後方両側にフロントアクスルケース5を介して水田走行用前車 輪6を支持させると共に、前記ミッションケース4の後方両側にリヤアクスルケ ース7を介して水田走行用後車輪8を支持している。
【0008】 そして、前記エンジン2を覆うボンネット9両側外方に予備苗台10を配設して いると共に、ステップ11を形成する車体カバー12によって前記各アクスルケース 5,7等を覆いながら、前記ミッションケース4上方の前記車体カバー12上部に 運転席13を取付けている。そして、同運転席13の前方で前記ボンネット9後部に 操向ハンドル14を設けている。
【0009】 さらに、図中15は、多条植え用の苗載台16、並びに複数の植付爪17…などを具 有する植付部であり、前高後低の後傾式の苗載台16を案内レール18及びガイドレ ール19を介して植付ケース20に左右往復摺動自在に支持させると共に、一方向に 等速回転させるロータリケース21を前記植付ケース20に支持させ、該ケース21の 回転軸芯を中心に対称位置に一対の植付ケースである爪ケース22,22 を配設し、 その爪ケース22先端に植付爪17,17 を取付ける。また前記植付ケース20の前側に 回動支点軸23を介して支持フレーム24を設け、トップリンク25及びロワーリンク 26を含む三点リンク機構27を介して走行機体1後側に支持フレーム24を連結させ 、前記リンク機構27を介して植付部15を昇降させる昇降シリンダ28を走行機体1 に備え、前記前車輪6、及び後車輪8を走行駆動して略定速で移動すると同時に 、左右に往復摺動させる苗載台16からロータリケース21の1回転で2本の植付爪 17,17 によって2株の苗を取出し、連続的に苗植え作業を行うように構成する。
【0010】 また、図中29は走行変速レバー、30は植付操作レバー、31は主クラッチペダル 、32,32 は左右ブレーキペダル、33…は田面均平用フロートである。
【0011】 また、図3及び図4に示す如く、前記予備苗台10を支持させる前後支柱34,35 を備えるもので、前記車体フレーム3の前後ブラケット36,37 に固設する支柱受 け38,39 の受軸部38a,39a に、各ボルト40を介し取外し自在に前記支柱34,35 の 基端を嵌合立設させると共に、ボンネット9上側を跨ぐように前面視門形の連結 フレーム41…基端をボルト40を介し取外し自在に前記後支柱35の上端受軸部35a に連結固定させている。
【0012】 また、図5に示す如く、内外側枠42,43 に前後ロッド44,45 を介し予備苗台10 を多段に支持する前後の平行リンク46,47 を前記前後支柱34,35 に備えるもので 、同前後支柱34,35 の上部間に固設する支持板48に平行リンク46,47 上端の2つ の回動支点である支点軸49,50 を同一高さ位置に前後揺動自在に取付けると共に 、上下多段に備える内側枠42を各回動枢軸51を介して平行リンク46,47 に連結支 持させて、前記予備苗台10を水平姿勢を保持させた状態で前後方向に移動可能と するように構成している。
【0013】 また、前記支柱34,35 の略上下中央間にガイド板52を固設し、該ガイド板52の 円弧状ガイド溝53に、上方より3段目の内側枠42に取付けるガイド軸54を揺動自 在に係入させると共に、前記支柱34,35 の下端部間に固設する横フレーム55の略 中央部の軸55a と前記ガイド軸54間に伸張作用力を有するガススプリング56を介 設して、通常状態の予備苗台10収納時にあってはガススプリング56を最縮小状態 とさせて、該ガススプリング56でもって苗台10の重量支持の補助を行わしめる一 方、予備苗台10を前後方向に移動させるときその伸張作用力でもってこの操作力 の軽減を図るように構成している。
【0014】 なお57a,57b は平行リンク46,47 に設けてガイド板52に転接させるガイドロー ラである。
【0015】 一方、前記支持板48の内側面には予備苗台10の位置固定を行うロック装置58を 設けると共に、該ロック装置58のロック解除を行うロック解除レバー59,60 を苗 台10の前後2個所に設けている。
【0016】 前記ロック装置58は、前記前側平行リンク46の上端に固設する多数位置決め用 ピン孔61を有するロック板62と、支持板48に回動支点軸63を介して支持させて前 記ピン孔61にロックピン64を係脱させるロックアーム65とを備えると共に、前記 平行リンク46,47 の前及び後側面に固設する予備苗台移動操作ハンドル66,67 に 前記解除レバー59,60 をそれぞれ備えて、ロックアーム65と各解除レバー59,60 間を各ワイヤ68,69 で連結させ、予備苗台10の前後のいずれの方向からも解除レ バー59,60 を操作しての予備苗台10の移動を可能とするように構成している。
【0017】 また、図5において、58-1は、ロックピン64の後部を支持するガイド板で、同 ガイド板58-1は、L字形に形成されながら基部を支持板48に固着されている。
【0018】 58-2はロックピン64の先端部を支持するカラーで、支持板48に直接固着されて いる。65-1はロックアーム65とロックピン64とを連結する連結ピン、65-2は巻き バネで、ロックピン64を常時押出し状態に付勢して、同ロックピン64の先端部が ロック板62側のピン孔61に嵌挿できるようにしている。
【0019】 また、前記平行リンク46,47 に支持する予備苗台10の外側位置には、外側苗台 10a を一体的に連結している。
【0020】 また、図3において、上記左右両側の予備苗台10,10 の取付基部10-1,10-1 に は、方形枠10-2,10-2 を各々設けて、同方形枠10-2,10-2 にはウェイト10A,10A を取付自在としている。10-3は方形枠10-2,10-2 の底部10-4に垂直状に突設する 固定板であって、ウェイト10A 側に、縦方向に設ける切欠溝部10B が嵌合自在と なっている。
【0021】 したがって、方形枠10-2,10-2 に装着されるウェイト10A,10A は、切欠溝部10 B を固定板10-3に嵌合することにより前後方向への移動が固定されるものである 。
【0022】 また、10C はウェイト10A の中央部に形成する握り用孔、10-5は方形枠10-2の 前側に螺着する固定用ボルトで、ウェイト10A の前側には固定用ボルト10-5先端 部が嵌る凹部10D を形成している。
【0023】 そして、上記ウェイト10A は、走行機体1の後部に連結ヒッチ24A などの連結 手段24により植付部15を連結している状態では、予備苗台10側に載置されると共 に、上記植付部15が走行機体1より取り外された時には、ウェイト10A を連結手 段24側に移動させて取付可能としている。
【0024】 また、図10は、乗用田植機のヒューズボックスの取付状態を示す説明図であ って、70はエンジン71を覆うボンネットで、前部正面側には前照燈72が取付けら れている。73は、同前照燈72の前方下側位置に設けるヒューズボックスで、74は 取付座である。したがって、この場合はヒューズボックス73が前照燈72の前方下 側位置に配設されているためにヒューズボックス73の点検が容易である。
【0025】 特に、乗用田植機は、納屋等に保管する機会が多く、納屋の内部が暗い場合で も前照燈73を点燈してヒューズ73を容易に点検することができ、同点検作業が能 率的にできるものである。
【0026】 また、ボンネット70の前側のみを外しただけでも良好なヒューズメンテナンス が可能である。
【0027】 また、図11及び図12は前記昇降シリンダの拡大断面図であって、80は昇降 シリンダ28のシリンダで、内部にピストン81を摺動自在に設けている。そして、 同ピストン81の外周にはOリング溝82と凹溝83を形成し、Oリング溝82にはOリ ング84を、凹溝83にはテフロン製のテフロンリング85を各々嵌装していると共に 、テフロンリング85の内径側にOリング84を設けた構成にしている。
【0028】 そして、作動油の油圧が作用すると、Oリング84側より油圧がテフロンリング 85側に働いて、同テフロンリング85を押広けげるように作用してシリンダ内壁面 と密着する。
【0029】 したがって、テフロンリング85により作動油の漏れを確実に防止して昇降シリ ンダ28のリークをなくすことができると共に、Oリング84の摩耗を防止して耐久 性が向上するものである。
【0030】
【考案の効果】
本考案によれば、走行機体の後部に、連結手段を介して植付部を連結すると共 に、走行機体側のエンジン用ボンネットの両側外方に予備苗台を配設して、同予 備苗台の取付基部にウェイトを取付自在とし、しかも、植付部を走行機体より取 り外した状態では、上記ウェイトを連結手段側に移動させて取付可能としたもの であるから、走行機体の後部に植付部を連結して苗を植付ける状態ではウェイト を機体前方に取付けることができ、したがって、機体の前後バランスがよく、ま た、走行機体より植付部を取外して、同走行機体のみを走行させる場合は、上記 ウェイトを連結手段に取付けて前後バランスを良好にすることができるものであ る。
【0031】 そして、全体として構造簡単でありながら、乗用田植機による植付作業を能率 的に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の全体側面図。
【図2】同平面図。
【図3】予備苗台の側面説明図。
【図4】同正面説明図。
【図5】予備苗台ロック装置の平面説明図。
【図6】ウェイト取付部の側面図。
【図7】同正面図。
【図8】ウェイトの側面図。
【図9】ウェイトを連結手段側に装着した状態を示す側
面図。
【図10】ヒューズボックの取付状態を示す一部断面側
面図。
【図11】昇降シリンダの断面図。
【図12】同昇降シリンダ内部におけるOリングの取付
状態を示す拡大断面図。
【符号の説明】
1 走行機体 9 ボンネット 10 予備苗台 10-1 取付基部 10A ウエイト 15 植付部 24 連結手段

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 走行機体1の後部に、連結手段24を介し
    て着脱自在に植付部15を連結してなる乗用田植機におい
    て、走行機体1側の前部に設けるエンジン用ボンネット
    9の両側外方に予備苗台10,10 を配設すると共に、同予
    備苗台10,10の取付基部10-1,10-1 にウェイト10A,10A
    を取付け自在とし、しかも、植付部15を走行機体1より
    取り外した状態では、上記ウェイト10A,10A を連結手段
    24側に移動させて取付可能としたことを特徴とする乗用
    田植機におけるウェイト取付構造。
JP1991054296U 1991-07-12 1991-07-12 乗用田植機におけるウェイト取付構造 Expired - Lifetime JP2548798Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613832A (ja) * 1984-06-16 1986-01-09 Sumitomo Metal Ind Ltd 耐食性のすぐれた高強度油井管用オーステナイト系材料の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613832A (ja) * 1984-06-16 1986-01-09 Sumitomo Metal Ind Ltd 耐食性のすぐれた高強度油井管用オーステナイト系材料の製造方法

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