JPH0547027Y2 - - Google Patents

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JPH0547027Y2
JPH0547027Y2 JP11308088U JP11308088U JPH0547027Y2 JP H0547027 Y2 JPH0547027 Y2 JP H0547027Y2 JP 11308088 U JP11308088 U JP 11308088U JP 11308088 U JP11308088 U JP 11308088U JP H0547027 Y2 JPH0547027 Y2 JP H0547027Y2
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JP
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screen
windshield
air guide
blocking wall
vehicle
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動二輪車、自動三輪車等のように
屋根がなく、前面に風防スクリーンのみを備える
車両における風防スクリーンの改良に関する。
(従来の技術) 運転者を走行風、雨水、埃等から守るために前
面に風防スクリーンsを設けた無蓋車両において
は、第7図に示すようにスクリーンsを越える走
行風W1が運転者の顔面や直後で渦流V1,V2を生
じさせ、走行抵抗を増大させたり、運転者に不快
感を与える場合がある。
この現象を防止するために、特開昭60−47777
においては、第7図のようにスクリーンsの下部
に導風口iを設け、該導風口iとスクリーンsの
下半部後方に導風板gを設け、両部材s,gの間
に上向きの気流W0を生じさせ、スクリーンsを
越える気流W1と合流させてスクリーン後部での
負圧の発生を防止すると共に、渦流の発生を減少
させ、運転者のかなり後方で緩かな渦流vが生じ
るようにしている。これによつて単独のスクリー
ンsを備えるときに生じる前記の渦流V1,V2
減少される。
(考案が解決しようとする課題) 前記の公開された技術においては、渦流の発生
を緩和するという優れた効果を奏するが、激しい
雨中を走行すると、導風板に当たつた雨滴の一部
が気流W0と共に上昇して運転者側に飛散するこ
とがある。本考案は、この点を解決することを課
題とする。
(課題を解決するための手段) 本考案の前記課題の解決手段は、車体前部に取
付けたカウリングに風防スクリーンを設けてその
下部に導風口を開口し、該導風口及び風防スクリ
ーン後面に対向して導風板を設けた無蓋車両の風
防装置において、導風口より上方位置の導風板の
前面に、該前面から突出して車幅方向に延在する
阻止壁を設けたことを特徴とする。
(作用) 車両の走行により導風口に衝突する雨滴は、気
流に押されて導風板の前面に沿つて上昇するが、
阻止壁に達すると該阻止壁の下に沿つて排出さ
れ、導風板から上向きに放出されるのが防止され
る。走行速度が低いときは阻止壁に達することな
く導風口下辺から流下する。
(実施例) 以下、図面を参照に実施例を説明する。第1図
において1は車体のハンドル前部を覆うための上
部カウリングで、その上部前面には透明の風防ス
クリーン2が取付けられ、下部に導風口3,3が
開口されている。また該導風口の下部の開口には
前照灯のレンズ4が嵌合されている。
風防スクリーン2の後部には、カウリング1と
一体に形成した導風板5と両側壁6,6が、上向
きにスクリーン2の中間位置まで伸びており、導
風口3よりやゝ上方位置に鈍角のV形をなすリブ
が突設されて阻止壁7を構成している。そして、
阻止壁7の外端下方には排出穴8が設けられ、そ
の継手8aに排水ホース9が接続されている。
以上の構成であるから、第3図の車両において
も第7図と同様に風防スクリーン2を越える気流
W1と導風口3,3から入つて導風板5の前面に
沿つて流れる気流W0が生じ、気流W1のみであれ
ばスクリーン2を越えたときスクリーン又はヘル
メツト後方の負圧により下向きに変向し、V1
びV2示す如き渦流となる傾向を有するが、気流
W0が加わるため該負圧を緩和すると共にスクリ
ーン2と導風板5に案内されて両板2,5の方向
に従う指向性をもつから、気流W1の方向をやゝ
上向きに変向させ、より後方で弱い渦流vが発生
するにとどまる。
そして、雨中で走行すると、雨滴Aは導風板5
に吹付けられ、気流W0に押されて該導風板5に
沿つて上昇するが阻止壁7に達するとその下面に
沿つて両側壁6,6に向かつて案内され、排水口
8から排水ホースを経て排出される。したがつ
て、水滴が気流W0と共に放出されて運転者側に
飛散することは防止される。
前記阻止壁7はリブによつて構成されている
が、これに代えて第4図のように段差による阻止
壁10としてもよいし、V形にすることなく第5
図のように一方向のみに傾斜した阻止壁11とし
てもよい。雨水は矢印B又はCのように進行して
も排水口8に達する。各阻止面は、第6図a,c
のように平面12,12aでよいが、同b,dの
ように凹入した湾曲面とするのが好ましい。
(考案の効果) 以上のように、阻止壁を設けるだけで雨水の分
離排出ができるから、コスト上昇を伴わず、雨中
においても快適な走行をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜面図、第2図は縦
断面図、第3図は本考案を実施して車両の側面
図、第4図、第5図は夫々導風板変形例を示す斜
面図、第6a〜dは阻止壁の断面図、第7図は従
来例の側面図である。 2……風防スクリーン、3……導風口、5……
導風板、7,10,11……阻止壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体前部に取付けたカウリングに風防スクリー
    ンを設けてその下部に導風口を開口し、該導風口
    及び風防スクリーン後面に対向して導風板を設け
    た無蓋車両の風防装置において、導風口より上方
    位置の導風板の前面に、該前面から突出して車幅
    方向に延在する阻止壁を設けたことを特徴とす
    る、無蓋車両の風防装置。
JP11308088U 1988-08-29 1988-08-29 Expired - Lifetime JPH0547027Y2 (ja)

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JP11308088U JPH0547027Y2 (ja) 1988-08-29 1988-08-29

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JP11308088U JPH0547027Y2 (ja) 1988-08-29 1988-08-29

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Publication Number Publication Date
JPH0233794U JPH0233794U (ja) 1990-03-02
JPH0547027Y2 true JPH0547027Y2 (ja) 1993-12-09

Family

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JPH0233794U (ja) 1990-03-02

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