JPH0546521U - 自動車のスライドドア用センタレール - Google Patents

自動車のスライドドア用センタレール

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JPH0546521U
JPH0546521U JP10834591U JP10834591U JPH0546521U JP H0546521 U JPH0546521 U JP H0546521U JP 10834591 U JP10834591 U JP 10834591U JP 10834591 U JP10834591 U JP 10834591U JP H0546521 U JPH0546521 U JP H0546521U
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JP
Japan
Prior art keywords
rail
door
center rail
shaped cross
moldings
Prior art date
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Pending
Application number
JP10834591U
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English (en)
Inventor
東彦 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP10834591U priority Critical patent/JPH0546521U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアを移動自在に支持するセンタレールの強
度を向上させると共に、同上センタレール周りの見栄え
を十分に向上させる。 【構成】 スライドドアを支持するセンタレール11
を、断面ほぼコの字状のレール本体17と、このレール
本体17に取り付けられる樹脂製モール26,27とで
構成する。上記レール本体17の背面側から嵌合する断
面ほぼコの字状の補強材28を設ける。上記補強材28
の上、下外側縁29,30をこれらに対応する上記モー
ル26,27の背面にそれぞれ接合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ワンボックスカー等自動車の車体側板に設けられるスライドドア 支持用のセンタレールに関する。
【0002】
【従来の技術】
ワンボックスカーの車体側部に設けられるドア装置には、従来、実開昭58‐ 100969号公報で示されるものがある。 これによれば、車体側板にドア開口が形成され、このドア開口後方の同上側板 の外面に、前後に延びるセンタレールが取り付けられている。そして、このセン タレールと他のレールとにスライドドアが前後移動自在に支持され、この移動で 上記ドア開口が開閉されるようになっている。 上記センタレールは車体の外側方に向って開く断面ほぼコの字状のレール本体 と、このレール本体の上、下外側縁にそれぞれ取り付けられる樹脂製モールとで 構成され、これらモールがセンタレール周りの見栄えを向上させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ドアは重いものであるため、これを支持するセンタレールには十分 の強度を保持させることが望まれる。 一方、レールを曲げ加工するとき、樹脂製モールの変形(倒れ、ヒケ)は避け られずセンタレール周りに、所定の見栄えが得られなくなるおそれがある。
【0004】
【考案の目的】
この考案は、上記のような事情に注目してなされたもので、ドアを移動自在に 支持するセンタレールの強度を向上させると共に、同上センタレール周りの見栄 えを十分に向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところは、センタレールを、 断面ほぼコの字状のレール本体と、このレール本体に取り付けられる樹脂製モー ルとで構成した場合に、上記レール本体の背面側から嵌合する断面ほぼコの字状 の補強材を設け、この補強材の上、下外側縁をこれらに対応する上記モールの背 面にそれぞれ接合させた点にある。
【0006】
【作 用】
上記構成による作用は次の如くである。 ドア12を支持するセンタレール11を、断面ほぼコの字状のレール本体17 と、このレール本体17に取り付けられる樹脂製モール26,27とで構成した 場合に、上記レール本体17の背面側から嵌合する断面ほぼコの字状の補強材2 8を設けてある。 このため、センタレール11は、レール本体17と補強材28との嵌合で断面 ほぼコの字状の二重構造となって、強度向上が十分に得られることとなる。 また、上記補強材28の上、下外側縁29,30をこれらに対応する上記モー ル26,27の背面にそれぞれ接合させてある。 このため、各モール26,27は上記補強材28によって補強され、その変形 が防止される。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。 図2において、符号1はワンボックスタイプの自動車、2はその車体、3は前 輪、4は後輪である。なお、図中矢印Frは上記自動車1の前方を示している。 上記車体2の左右各側板6にはそれぞれドア開口7が形成されている。これら 各ドア開口7の上、下開口縁の外面には上、下レール8,9が取り付けられてい る。また、上記各ドア開口7後方の側板6の外面には、前後に延びるセンタレー ル11が取り付けられている。そして、上記各レール8,9,11に板金製のス ライドドア12が前後移動自在に支持され、ドア12の前方移動で図示するよう にドア開口7が閉じられ、後方移動で同上ドア開口7が開かれるようになってい る。 その他、13はフロントサイドドア、14はリヤサイドウィンドである。
【0008】 図1、図3、および図4は、車体2の右側におけるセンタレール11を示して いる。これらの図において、上記ドア開口7の後方における側板6の外面には前 後方向に延びる凹溝16が形成されている。 一方、前記センタレール11は、上記凹溝16内でこの凹溝16に沿って前後 に延びる板金製のレール本体17を有している。このレール本体17は車体2の 外側方に向って開く断面ほぼコの字状をなし、上記凹溝16に対しボルト18と ナット19によって着脱自在にねじ止めされている。 そして、上記上レール8、下レール9、およびセンタレール11のレール本体 17の各内部にドア12から突設されたローラ20,20がそれぞれ転動自在に 嵌入され、これらローラ20,20が上、下レール8,9と、センタレール11 のレール本体17とに案内されながらドア12が前記したように前後移動可能と されている。
【0009】 上記レール本体17の前部は車体2の内側に向って円弧状に折れ曲がる折れ曲 り部22となっている。また、上記折れ曲り部22の後端に連なる同上レール本 体17の後部は、直線的に延びる直線部23となっており、前記上レール8と下 レール9もこのセンタレール11に対応した形状となっている。
【0010】 そして、上記ドア12を前方移動させて前記ドア開口7を閉じるときには、図 2と図3中実線で示すように、各ローラ20,20が折れ曲り部22に案内され て、ドア12が車体2の内方側に引き込まれ、このドア12の外面と側板6の外 面とがほぼ面一となる。また、このとき、上記ドア12の内面はドア開口7の開 口縁に取り付けられたゴム製のウェザストリップ21に圧接し、上記ドア開口7 を密閉する。一方、上記ドア12を後方移動させて前記ドア開口7を開くときに は、図3中仮想線で示すように、各ローラ20,20が折れ曲り部22と、直線 部23とに順次案内されて、ドア12が車体2の外側方に押し出されると共に、 側板6の外面に沿って後方移動可能とされる。
【0011】 図1、図3、および図4において、上記レール本体17の上外側縁24と下外 側縁25は共に下方に向って折り曲げられ、これら上外側縁24と下外側縁25 とに、それぞれ帯板状の樹脂製モール26,27がそれぞれ接着材によって貼り 付けられている。
【0012】 上記各モール26,27は、前記凹溝16の上、下開口縁と、レール本体17 の上、下外側縁24,25との間の隙間を塞ぐもので、センタレール11周りの 見栄えを向上させている。また、この場合、各モール26,27の外面は側板6 の外面とほぼ面一となっている。
【0013】 上記各モール26,27は、これの自由状態では、図1中仮想線で示すように 直線的であり、これらを、上記折れ曲り部22の上外側縁24と下外側縁25に 対して取り付けるときには、上記各モール26,27を弾性変形させながら折り 曲げて接着させる(図1中矢印A)。
【0014】 上記レール本体17における折れ曲り部22には、特に、ドア12の強閉時な どに、このドア12の支持のために大きな荷重がかかることとなる。このため、 このレール本体17は補強材28によって十分に補強されている。 即ち、このレール本体17の背面側から嵌合する断面ほぼコの字状の板金製補 強材28が設けられ、センタレール11の前部はレール本体17と補強材28と によって断面ほぼコの字状の二重構造とされている。 上記補強材28の上外側縁29は上方に向って折り曲げられ、この上外側縁2 9の外側面が上記モール26の背面に接合して互いに接着されている。また、同 上補強材28の下外側縁30は下方に向って折り曲げられ、この下外側縁30の 外側面は上記モール27の背面に接合して互いに接着されている。そして、上記 各モール26,27に対する上外側縁29や下外側縁30の接着により、各モー ル26,27が補強されて、所定形状に保たれている。
【0015】 なお、前記したように各モール26,27を折り曲げて、折れ曲り部22の上 外側縁24と下外側縁25に取り付けようとするときにも、上記各モール26, 27は図4中仮想線で示すように変形しようとするが、この変形も上記補強材2 8の上外側縁29と下外側縁30とによって防止される。
【0016】
【考案の効果】
この考案によれば、ドアを支持するセンタレールを、断面ほぼコの字状のレー ル本体と、このレール本体に取り付けられる樹脂製モールとで構成した場合に、 上記レール本体の背面側から嵌合する断面ほぼコの字状の補強材を設けたため、 センタレールは、レール本体と補強材との嵌合で断面ほぼコの字状の二重構造と なって、強度向上が十分に得られる。よって、ドアが強固に支持される。 また、上記補強材の上、下外側縁をこれらに対応する上記各モールの背面に接 合させたため、モールの変形が防止される。よって、各モールは体裁よく所定形 状に保たれることから、センタレール周りの見栄えが十分に向上することとなる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】センタレールの斜視図である。
【図2】自動車の全体側面図である。
【図3】車体の右側センタレールの平面断面図である。
【図4】図3の4‐4線矢視断面図である。
【符号の説明】 1 自動車 2 車体 6 側板 7 ドア開口 11 センタレール 12 ドア 16 凹溝 17 レール本体 22 折れ曲り部 24 上外側縁 25 下外側縁 26 モール 27 モール 28 補強材 29 上外側縁 30 下外側縁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側板の外面に沿って前後に延び、か
    つ、同上車体の外側方に向って開く断面ほぼコの字状の
    レール本体を設け、このレール本体の上、下外側縁にそ
    れぞれ樹脂製モールを取り付けた自動車のスライドドア
    用センタレールにおいて、 上記レール本体の背面側から嵌合する断面ほぼコの字状
    の補強材を設け、この補強材の上、下外側縁を、これら
    に対応する上記モールの背面にそれぞれ接合させた自動
    車のスライドドア用センタレール。
JP10834591U 1991-12-03 1991-12-03 自動車のスライドドア用センタレール Pending JPH0546521U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009167764A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Toyota Auto Body Co Ltd 車両のスライドドアのセンタレール構造
JP2010083167A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Mazda Motor Corp 車両のスライドドア構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009167764A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Toyota Auto Body Co Ltd 車両のスライドドアのセンタレール構造
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