JPH0545270U - スラツクアジヤスタ装置 - Google Patents

スラツクアジヤスタ装置

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JPH0545270U
JPH0545270U JP9476891U JP9476891U JPH0545270U JP H0545270 U JPH0545270 U JP H0545270U JP 9476891 U JP9476891 U JP 9476891U JP 9476891 U JP9476891 U JP 9476891U JP H0545270 U JPH0545270 U JP H0545270U
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worm
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adjuster device
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蓮太郎 大橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Sカムブレーキのブレーキドラム反力に起因
するシューギャップの増加の防止を図られたスラックア
ジャスタ装置を提供する。 【構成】 ブレーキチャンバと、ブレーキシュー拡張用
Sカムのカムシャフト6との間を連結するレバー11内
に内蔵されたスラックアジャスタ装置20である。この
装置20は、カムシャフト6にスプライン嵌合するウォ
ームホイール24、これに噛み合うウォームシャフト2
5、このシャフト25に回転抵抗を付与するロック機構
27、前記回転抵抗を増加させるばね手段28等より構
成されている。ばね手段28の圧縮ばね35は、ウォー
ムシャフト25を軸線方向に押圧している。従って、ウ
ォームシャフト25はレバー11の内面やウォームホイ
ール24に押しつけられて回転し難くなる。従って、ブ
レーキドラム反力に起因した衝撃力による、ウォームシ
ャフト25の回転の防止を図ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用の所謂Sカムブレーキに設けられたスラックアジャスタ装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のドラムブレーキとして、S字形状のブレーキシュー拡張用カムを備えた 所謂Sカムブレーキがある。このSカムブレーキは、ブレーキチャンバから延び るプッシュロッドと、S字形状のブレーキシュー拡張用カム(以下、単にSカム と記す)のカムシャフトとの間を連結するレバー内に、スラックアジャスタ装置 を内蔵している。
【0003】 このスラックアジャスタ装置は、カムシャフトに取り付けられたウォームホイ ールと、レバー内に収容されてウォームホイールに噛み合うウォームギヤと、ウ ォームギヤの回転を阻止するロック機構等より構成されている。 ウォームギヤの両端には、支軸部がそれぞれ一体に形成されており、ウォーム ギヤを回転自在に支えている。各支軸部のうち、一方の支軸部には、複数の凹部 が形成されている。各凹部は、周方向に並んで形成されている。
【0004】 ロック機構は、ロックボール及び圧縮ばね等より構成され、レバーと前記一方 の支軸部との間に配設されている。圧縮ばねは、ウォームギヤの径方向よりロッ クボールを押圧する。そして、このロックボールが前記各凹部のうちの1つに嵌 まり込むと、ロック機構はウォームギヤに回転抵抗を付与することになり、従っ て、ウォームギヤの回転防止が図られる。
【0005】 このスラックアジャスタ装置においては、ロックボールを凹部から外しながら ウォームギヤを回転させることで、ウォームホイール、即ちカムシャフトを回動 させることができる。つまり、ブレーキライニングが磨耗した場合にウォームギ ヤを回転させることで、前記磨耗に伴うSカムの回動角度の増加を抑えることが でき、Sカムの回転角度が一定になるように調整することができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、制動時において、スラックアジャスタ装置のウォームホイールに、 ブレーキドラム反力に起因した衝撃力が伝わることがある。この場合には、ロッ ク機構が付与する回転抵抗に抗してウォームホイールが回転することがあり、ブ レーキシューに対するSカムの位相が変化して、所謂シューギャップが増加する 虞があるとの問題があった。
【0007】 本考案は、上述の問題点を解決するためになされたもので、ブレーキドラム反 力に起因するシューギャップの増加の防止を図ることのできるスラックアジャス タ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案によれば、 車両用ブレーキのブレーキチャンバから延びるプッシュロッドと、ブレーキシ ュー拡張用カムのカムシャフトとの間を連結するレバーに内蔵されたスラックア ジャスタ装置において、 カムシャフトに取り付けられたウォームホイールと、レバー内に収容されてウ ォームホイールと噛み合い、通常は所定の回転抵抗が与えられていることにより 回転が阻止された状態にあり、調整時には回転可能なウォームギヤと、レバーと ウォームギヤとの間に設けられ、前記回転抵抗を増加させるばね手段とを備えて スラックアジャスタ装置を構成するものである。
【0009】 好ましくは、前記ばね手段は、ウォームギヤの端面とレバーとの間に配置され 、ウォームギヤを軸方向に押圧する第1圧縮ばねを具備することが望ましい。 また、好ましくは、前記ばね手段は、ウォームギヤの軸部に設けられた凹部と 、レバーとウォームギヤとの間に配置され、凹部に嵌まり込むロックボールと、 ロックボールとレバーとの間に同心的に配置され、ウォームギヤの径方向からロ ックボールを凹部に押しつける第2及び第3圧縮ばねとを具備することが望まし い。
【0010】 さらに、好ましくは、前記ばね手段は、ウォームギヤの軸部に設けられた凹部 と、レバーとウォームギヤとの間に配置され、凹部に嵌まり込むロックボールと 、ロックボールとレバーとの間に配置され、ウォームギヤの軸線に対してオフセ ットする作用線を有し、前記ロックボールを凹部に押しつける第4圧縮ばねとを 具備することが望ましい。
【0011】
【作用】
車両の制動時において、ブレーキドラム反力に起因した衝撃力がスラックアジ ャスタ装置のウォームギヤ伝わることがあり、この衝撃力は、ウォームギヤを回 転させようとする。 本考案のスラックアジャスタ装置においては、ウォームギヤに付与されている 回転抵抗を、ばね手段がさらに増加させる。
【0012】 例えば、ばね手段として、ウォームギヤを軸方向に押圧する第1圧縮ばねを具 備した場合には、この第1圧縮ばねがウォームギヤをレバーの内面やウォームホ イールに押しつけ、前記回転抵抗を増加させる。 また、ばね手段として、ウォームギヤの軸部に設けられた凹部と、凹部に嵌ま り込むロックボールと、ロックボールをウォームギヤの径方向から凹部に向けて 押しつける第2及び第3圧縮ばねを具備する場合には、第2圧縮ばねがロックボ ールを押しつけることで発生するウォームギヤの回転抵抗を、第3圧縮ばねが前 記ロックボールをさらに強く押しつけることで増加させる。
【0013】 さらに、バネ手段として、ウォームギヤの軸部に設けられた凹部と、凹部に嵌 まり込むロックボールと、ウォームギヤの軸線に対してオフセットする作用線を 有する第4圧縮ばねとを具備する場合には、第4圧縮ばねがロックボールを凹部 に対して斜めに押しつけることになり、前記衝撃力によるウォームギヤの回転方 向とは逆方向の回転モーメントが発生し、ウォームギヤの回転抵抗を増加させる 。
【0014】
【実施例】
以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。 図1は、本考案に係るスラックアジャスタ装置を適用したSカムブレーキの一 実施例を示し、Sカムブレーキ1のブレーキチャンバ2から延びるプッシュロッ ド3と、一対のブレーキシュー4を拡張するためのSカム5のカムシャフト6( 図2)との間を連結するレバー11内には、図2に示すスラックアジャスタ装置 20が内蔵されている。
【0015】 レバー11は、運転者がブレーキペダル(図示せず)を踏み込んだ場合に、ブ レーキチャンバ2により回動操作される。レバー11が回動した場合には、カム シャフト6が回動してSカム5が各ブレーキシュー4を拡張させる。 レバー11の内部には、図2に示すように、スラックアジャスタ装置20を収 容するための空間が形成されている。この空間は、ホイール収容空間12及びウ ォームギヤ収容空間13よりなっている。ホイール収容空間12は、後述するウ ォームホイール24よりも若干大きく設定されている。そして、このホイール収 容空間12には、前記カムシャフト6の一端部が挿入されている。また、ウォー ムギヤ収容空間13は、後述するウォームシャフト25のギヤ部25aよりも若 干大きく設定されており、各軸孔15,16を介してレバー11の外方に通じて いる。
【0016】 さらに、このレバー11には、孔17が穿設されている。孔17は、一方の軸 孔15の途中に開口すると共に、径方向に延びてレバー11の外面に開口してい る。この孔17は、プラグ22で塞がれている。プラグ22は、孔17に螺着固 定されている。 スラックアジャスタ装置20は、ウォームホイール24、ウォームシャフト2 5、ロック機構27及びばね手段28等より構成されている。ウォームホイール 24は、前記ホイール収容空間12内に配置され、カムシャフト6の一端部にス プライン嵌合している。
【0017】 ウォームシャフト25は、ギヤ部25aと、このギヤ部25aの両端よりそれ ぞれ延出する各支軸部25b,25cより構成され、これらは一体に成形されて 同一の軸線に沿って延びている。 ギヤ部25aは、前記ウォームギヤ収容空間13内に配置されている。また、 各支軸部25b,25cは、前記各軸孔15,16に回転自在に挿入されている 。一方の支軸部25bは、レバー11の外方にまで突出しており、当該突出部分 にボルトヘッド25dが成形されている。また、この支軸部25bの前記孔17 に対向する位置には、周方向に等間隔で6箇所に凹部25eが形成されている( 図3)。一方、他方の支軸部25cの端面は、軸孔16の軸線方向略中央部に位 置している。
【0018】 ロック機構27は、図3に示すように、ロックボール30及び圧縮ばね31等 より構成され、これらは、レバー11に穿設された孔17内に収容されている。 圧縮ばね31は、プラグ22とロックボール30との間に配置され、ロックボー ル30を径方向から凹部25eに押しつけている。即ち、圧縮ばね31の作用線 F1は、ウォームシャフト25の横断面中心Oを通過するように設定されている 。
【0019】 ばね手段28は、図4に示すように、スナップリング33、プレート34及び 圧縮ばね35より構成され、これらは、他方の軸孔16内に収容されている。圧 縮ばね35は、プレート34と支軸部25cとの間に配設され、当該支軸部25 cの端面を軸方向に押圧している。従って、ウォームシャフト25のギヤ部25 aは、レバー11の内面やウォームホイール24に押しつけられている。
【0020】 以下、作用を説明する。 ロック機構27のロックボール30は、圧縮ばね31により支軸部25bの凹 部25eに押しつけられ、ウォームシャフト25に回転抵抗を付与している。ま た、ばね手段28の圧縮ばね35は、ギヤ部25aをレバー11の内面やウォー ムホイール24に押しつけ、前記回転抵抗を増加させる。
【0021】 ウォームシャフト25には、制動時において、ブレーキドラム反力に起因した 衝撃力が伝達されることがあるが、前記回転抵抗が増加されているので、衝撃力 が伝達された場合にも、ウォームシャフト25は回転し難い。 なお、このスラックアジャスタ装置20により、各ブレーキシュー4に対する Sカム5の位相を調整する場合には、ロック機構27の圧縮ばね31を縮めなが らウォームシャフト25のボルトヘッド25dを回転させる。ボルトヘッド25 dが回転すると、ギヤ部25aが回転してウォームホイール24、即ち、Sカム 5が回動する。これにより、各ブレーキシュー4のライニングの磨耗状態に応じ て、Sカム5の位相を調整することができる。
【0022】 次に、本考案を適用したスラックアジャスタ装置の第2実施例について説明す る。 図5に示すスラックアジャスタ装置40は、図2に示すスラックアジャスタ装 置20のばね手段28の機能をロック機構42に兼用させている。このため、こ のスラックアジャスタ装置40においては、前述したスラックアジャスタ装置2 0で備えていたばね手段28に相当するばね手段を省略している。
【0023】 ロック機構42は、前述したスラックアジャスタ装置20のロック機構27と 同様に、ロックボール43及び圧縮ばね44等より構成されている。しかし、前 述のロック機構27においては、ロックボール30を圧縮ばね31が径方向から 押しつけているのに対し、このロック機構42においては、図6に示すように、 ロックボール43を圧縮ばね44が径方向に対して斜めから押しつけている。
【0024】 つまり、圧縮ばね44の作用線F2は、ウォームシャフト25の軸線、換言す るとウォームシャフト25の横断面の中心Oに対して、距離Lだけオフセットし ている。このオフセットの方向は、図に示すように、矢印CC方向に回転モーメ ントを発生させる方向に設定されている。この回転モーメントは、所定の大きさ に設定されており、ウォームシャフト25を回転させる程には大きくない。
【0025】 なお、ウォームシャフト25には、車両の制動時において衝撃力が伝わること があるが、この衝撃力は、ブレーキドラム反力に起因しているので、ウォームシ ャフト25を、所謂シューギャップが増加する方向(図中矢印C方向)に回転さ せようとする。 以下、作用を説明する。
【0026】 圧縮ばね44の作用線F2は、前記中心Oに対して距離Lだけオフセットして いるので、ロックボール43は斜め方向から凹部25eに押しつけられて図中矢 印CC方向の回転モーメントが発生する。この回転モーメントの方向は、前述し たシューギャップが増加する方向とは反対方向となる。 従って、ロック機構42は、ロックボール43を凹部25eに嵌め込んで発生 させるウォームシャフト25の回転抵抗に加え、前記回転モーメントをも発生さ せる。即ち、前記回転抵抗をこの回転モーメントが増加させ、ウォームシャフト 25の回転を阻止する。
【0027】 さらに、本考案を適用したスラックアジャスタ装置の第3実施例について説明 する。 このスラックアジャスタ装置50は、図5に示すスラックアジャスタ装置40 とは、ロック機構の構成が異なっている。スラックアジャスタ装置50のロック 機構52は、図7に示すように、ロックボール53、ばね座54、3本の圧縮ば ね55〜57等より構成されている。また、レバー11の孔17に螺着固定され てこれを塞ぐプラグ55の内端面には、円筒状に延びるばね座55aが一体に成 形されている。なお、この孔17は、図3に示す孔17と同様に、ウォームシャ フト25の径方向に延びており、従って、各圧縮ばね55〜57は、ウォームシ ャフト25の径方向からロックボール53を押圧する。
【0028】 第1圧縮ばね55は、図3に示す圧縮ばね31と同様に、プラグ55とロック ボール53との間に配置され、このロックボール53を凹部25eに押しつけて いる。また、第2及び第3圧縮ばね56,57は、第1圧縮ばね55よりも短く 、また、小径に設定されている。これら第2及び第3圧縮ばね56,57は、第 1圧縮ばね55の内側に軸線方向に並んで配置されている。従って、第2及び第 3圧縮ばね56,57は、第1圧縮ばね55と同心的に配設されている。また、 第2及び第3の圧縮ばね56,57のセット荷重は、第1圧縮ばね55のセット 荷重に比べて小さく設定されている。
【0029】 以下、作用を説明する。 ロック機構52の第1圧縮ばね55は、ウォームシャフト25の凹部25eに ロックボール53を押しつけ、このウォームシャフト25に回転抵抗を付与する 。また、第2及び第3圧縮ばね56,57も、第1圧縮ばね55と同様に、ロッ クボール53を凹部25eに押しつけ、前記回転抵抗を増加させる。
【0030】 つまり、車両の制動時において、ブレーキドラムの反力に起因した衝撃力がウ ォームシャフト25に伝わると、ウォームシャフト25が、ロックボール53を 孔17内に押し込みながらシューギャップを増加させる方向に回転しようとする 。第2及び第3圧縮ばね56,57は、第1圧縮ばね55に比べてセット荷重が 小さいので、前記衝撃力が小さく、各圧縮ばね55〜57の縮み量が少ない場合 には主に第1圧縮ばね55が、また、前記衝撃力が大きく、前記縮み量が多い場 合には各圧縮ばね55〜57が、ロックボール53を押圧して前記回転抵抗を発 生させる。
【0031】 従って、ウォームシャフト25に伝わる衝撃力が大きい場合には、ウォームシ ャフト25に付与される回転抵抗力が大きくなり、ウォームシャフト25の回転 を阻止する。 なお、第2及び第3圧縮ばね56,57は、第1圧縮ばね55に比べて短く設 定されているので、各圧縮ばね55〜57が縮んだ場合において、これらが干渉 することがない。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、上述のようにスラックアジャスタ装置を 構成したので、ウォームギヤの回転抵抗を増加させることができ、ブレーキドラ ム反力に起因する当該ウォームギヤの回転防止を図ることができる。この結果、 ブレーキドラム反力に起因するシューギャップ増加の防止を図ることができると いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスラックアジャスタ装置を適用し
た車両のSカムブレーキの一実施例を示す側面図であ
る。
【図2】本考案に係るスラックアジャスタ装置の第1実
施例を示す断面図である。
【図3】図2の矢線III −III に沿うスラックアジャス
タ装置の断面図である。
【図4】図2の楕円IVで示す部位の拡大図である。
【図5】本考案に係るスラックアジャスタ装置の第2実
施例を示す断面図である。
【図6】図5の矢線VI−VIに沿うスラックアジャスタ装
置の断面図である。
【図7】本考案に係るスラックアジャスタ装置の第3実
施例を示し、図6に対応する部位の断面図である。
【符号の説明】
1 Sカムブレーキ 2 ブレーキチャンバ 3 プッシュロッド 4 ブレーキシュー 5 Sカム 6 カムシャフト 11 レバー 20,40,50 スラックアジャスタ装置 24 ウォームホイール 25 ウォームシャフト 28 ばね手段 30,43 ロックボール 31,35,44,55〜57 圧縮ばね 42 ロック機構

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用ブレーキのブレーキチャンバから
    延びるプッシュロッドと、ブレーキシュー拡張用カムの
    カムシャフトとの間を連結するレバーに内蔵されたスラ
    ックアジャスタ装置において、 カムシャフトに取り付けられたウォームホイールと、レ
    バー内に収容されてウォームホイールと噛み合い、通常
    は所定の回転抵抗が与えられていることにより回転が阻
    止された状態にあり、調整時には回転可能なウォームギ
    ヤと、レバーとウォームギヤとの間に設けられ、前記回
    転抵抗を増加させるばね手段とを備えることを特徴とす
    るスラックアジャスタ装置。
  2. 【請求項2】 前記ばね手段は、ウォームギヤの端面と
    レバーとの間に配置され、ウォームギヤを軸方向に押圧
    する第1圧縮ばねを具備することを特徴とする請求項1
    記載のスラックアジャスタ装置。
  3. 【請求項3】 前記ばね手段は、ウォームギヤの軸部に
    設けられた凹部と、レバーとウォームギヤとの間に配置
    され、凹部に嵌まり込むロックボールと、ロックボール
    とレバーとの間に同心的に配置され、ウォームギヤの径
    方向からロックボールを凹部に押しつける第2及び第3
    圧縮ばねとを具備することを特徴とする請求項1記載の
    スラックアジャスタ装置。
  4. 【請求項4】 前記ばね手段は、ウォームギヤの軸部に
    設けられた凹部と、レバーとウォームギヤとの間に配置
    され、凹部に嵌まり込むロックボールと、ロックボール
    とレバーとの間に配置され、ウォームギヤの軸線に対し
    てオフセットする作用線を有し、前記ロックボールを凹
    部に押しつける第4圧縮ばねとを具備することを特徴と
    する請求項1記載のスラックアジャスタ装置。
JP1991094768U 1991-11-19 1991-11-19 スラックアジャスタ装置 Expired - Lifetime JP2557725Y2 (ja)

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