JPH0542862A - 車間距離制御装置 - Google Patents

車間距離制御装置

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JPH0542862A
JPH0542862A JP3204120A JP20412091A JPH0542862A JP H0542862 A JPH0542862 A JP H0542862A JP 3204120 A JP3204120 A JP 3204120A JP 20412091 A JP20412091 A JP 20412091A JP H0542862 A JPH0542862 A JP H0542862A
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pressure
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JP3204120A
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Kozo Maeda
公三 前田
Hideaki Inoue
秀明 井上
Junichi Kasai
純一 笠井
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 停止距離を短くして安全性を高める。 【構成】 車間距離と相対速度を検知する車間距離セン
サ7と車輪速センサ6、ブレーキが操作されたことを検
出するブレーキスイッチ4、これらセンサ7,6,4の
出力によって車間距離が所定距離以下又は相対速度が所
定速度以上の状態でブレーキが操作されたことを知り、
モータ8及び電磁弁12に信号を出力するコントロール
ユニット5、該信号によって回転を開始してポンプ9を
駆動しアキュムレータ11に蓄圧するモータ8、同じく
信号によって開弁する電磁弁12、電磁弁12が開弁す
るとアキュムレータ11の圧力により駆動されチェック
弁15を閉じるとともに油圧を発生し、該油圧をホイー
ルシリンダ3に作用するピストン14が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用の車間距離制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車間距離制御装置としては、例え
ば図4に示すようなものがある、(例えば、特開昭58
−80800号公報参照)。
【0003】すなわち、図4は構成を示すブロック図
で、先行車までの車間距離と相対速度を検出する距離セ
ンサ21、速度情報を得る車速センサ22、車輪の方向
を検出する車輪方向センサ23、路面の状態を検出する
路面状態センサ24、上記距離センサ21、車速センサ
22、車輪方向センサ23、路面状態センサ24の出力
によって適正な車間距離を演算するマイクロコンピュー
タ25、このマイクロコンピュータ25の演算結果によ
ってブレーキ26及びアクセル27を制御して車間距離
と車速とを制御する制御装置28とを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車間距離制御装置にあっては、先行車までの
車間距離と相対速度を検出する距離センサ21、車速セ
ンサ22等の出力を基に、適正な車間距離を演算するマ
イクロコンピュータ25の演算結果により、ブレーキ2
6、およびアクセル27を自動的に制御する構造となっ
ていた。このため、センサ及び制御装置には、非常に高
い精度、信頼性が要求され、コストが高くなったり適用
範囲を限定しなければならないという問題点があった。
【0005】また、運転者の意志に関係なく自動的にブ
レーキが作動するので、自動ブレーキをあまり早くかけ
ると不快感をもたらす、おそくかけると減速度が大きく
なりすぎる、等いずれにしても、運転者への違和感はと
り去り難いという問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたものであり、車間距離及び相対速度の状態
に応じて、ブレーキ特性の異なるブレーキが運転者のブ
レーキ操作によって作動するようにし、安全性を向上さ
せた車間距離制御装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】ブレーキペダルストロー
クに応じて発生するマスターシリンダの油圧によりホイ
ールシリンダ圧を決定する第1のブレーキ特性と、別途
設けた油圧上昇機構により車間距離が所定量以下又は相
対速度が所定量以上のときにブレーキペダルストローク
の初期においてホイールシリンダ圧力を瞬時に所定圧ま
で上昇する第2のブレーキ特性とを有するブレーキ装置
を設けた。
【0008】
【作用】車間距離の所定量以下又は相対速度が所定量以
上になりドライバーがブレーキ操作をすると、ブレーキ
ペダルストロークの初期に瞬時に強力なブレーキが作用
し、停止距離が短くなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明の一実施例の構成を示す図である。
【0010】まず構成を説明する。1はブレーキペダ
ル、2はマスターシリンダ、3はホイールシリンダ、4
はブレーキペダル1が踏まれたことを検出するブレーキ
スイッチ、5はコントロールユニット、6は車輪速セン
サ、7は先行車と自車との車間距離を測定する車間距離
センサ、8は油圧ポンプ9を駆動するモータ、10はリ
ザーバタンク、11はアキュムレータ、12は電磁弁、
13はシリンダ、14はピストンで、8〜14によって
油圧上昇機構を構成している。
【0011】先行車との車間距離が、適正車間距離以上
の通常走行時に、ブレーキペダル1を踏むと、一般の車
両同様に、マスターシリンダ2が作動しホイールシリン
ダ3の圧力が上昇してブレーキが作動する、第1のブレ
ーキ特性によってブレーキが掛かる。
【0012】車間距離が所定量以下又は相対速度が所定
量以上になり、運転者がブレーキペダル1を踏むと、ブ
レーキスイッチ4、車輪速センサ6、車間距離センサ7
からの信号を基にコントロールユニット5が、車間距離
は所定量以下、又は相対速度は所定量以上であると判断
して、モータ8に信号を出力し、モータ8を回転させて
ポンプ9を駆動してアキュムレータ11に蓄圧する。
【0013】また、コントロールユニット5から電磁弁
12に開弁信号を送り電磁弁12を開弁する。電磁弁1
2が駆動され開弁すると、シリンダ13内のピストン1
4の後方にアキュムレータ11の圧力が導かれ、ピスト
ン14が図で左側に移動し、シリンダ13内の圧力が高
まって、チェック弁15を動かして、マスターシリンダ
2とホイールシリンダ3との連通を断つと同時に、ホイ
ールシリンダ3の圧力を瞬時に高めブレーキを掛ける。
このように車間距離が所定量以下又は相対速度が所定量
以上になり運転者がブレーキペダル1を踏むと、ブレー
キ操作の早い時期、すなわち、ブレーキペダルストロー
クの初期に瞬時に強力なブレーキが作動する第2のブレ
ーキ特性によってブレーキが掛かる。
【0014】次に図2のフローチャートにより、制御動
作を説明する。なお、この制御動作は図示しないオペレ
ーティングシステムにより所定周期(例えば5ms)毎
に起動される。
【0015】ステップ100では、各輪に設置された車
輪速センサ6から車輪回転数ωi(i=1〜4)を、車
間距離センサ7から車間距離Lを、ブレーキスイッチ4
よりON、OFF信号を読み込む。
【0016】ステップ110では、車輪速ωiから車速
Vを算出する。
【0017】ステップ120では、車間距離Lが車速V
に対して充分(OK)か、不充分かを判断し、充分(O
K)ならステップ150へ進み、不充分ならフラグを立
てステップ130へ進む。
【0018】ステップ130では、ブレーキスイッチ4
がブレーキペダル1の踏まれたON状態か否かを判断
し、ブレーキが踏まれていればステップ140へ、ブレ
ーキが踏まれていなければステップ150へ進む。
【0019】ステップ140では、不充分な車間距離に
おいてブレーキペダル1が踏まれた状態であるので、電
磁弁12を駆動して、小さいブレーキペダルストローク
で瞬時にブレーキが作動する第2のブレーキ特性によっ
てブレーキが掛かるようにする。
【0020】ステップ150では、車間距離は充分(O
K)であるので、電磁弁12をOFFとして通常のマス
ターシリンダ2の油圧がホイールシリンダ3に作用する
第1のブレーキ特性によってブレーキが掛かるようにす
る。
【0021】以上で、制御動作を終え、所定時間経過後
に再び起動して、この制御動作を繰り返す。なお、以上
の説明では車間距離についてのみ説明したが、相対速度
についても同様に制御される。
【0022】図3のタイムチャートにより、本発明の制
御動作の時間経過を説明する。
【0023】まず、第2のブレーキ特性について説明す
る。時刻t0にて、車速Vに対する車間距離Lが不充分
な領域になると、図2のフローチャートのステップ12
0で説明したように、車間距離は不充分と判断して、図
3(a)の如くフラグを立てる。
【0024】次に、時刻t1において、運転車がブレー
キペダル1を踏むと、図3(b)の如くブレーキスイッ
チ4がONし、また図3(c)の如く電磁弁12がON
する。
【0025】すると、図3(d),(e)の如くブレー
キペダルストロークの初期にホイールシリンダ3の圧力
は瞬時に所定圧P0(本実施例では、例えばP0=20k
g/cm2)に達し、図3(f)に実線で示す如く、よ
り早く減速度が発生して、危険回避性能を高める。
【0026】次に第1のブレーキ特性について説明す
る。通常のブレーキでは、ブレーキペダル1のストロー
クには遊びl0があるので、図3(d),(e)に示す
如く、ブレーキストロークがl0に達する時刻t2までホ
イールシリンダ3の圧力は上昇しない。従って減速度は
図3(f)に点線で示す如く上昇し、ゆるやかにブレー
キが掛かる。
【0027】このように、本発明によれば、車間距離又
は相対速度の大小に応じて必要とするブレーキ特性によ
ってブレーキが作動する。しかも、車間距離が所定量以
下又は相対速度が所定量以上のときに運転者がブレーキ
を操作して、はじめてブレーキをより早くより強く掛け
るように構成されているので、従来の車間距離制御装置
が自動的に作動するために運転車が感ずる違和感はな
く、ブレーキを操作した際の違和感も、いわゆるカック
ンブレーキとなる程度で緊急のときの違和感としては極
めて小さい。
【0028】また、センサ及びコントロールユニットは
通常程度の精度で良く、コスト的にも有利である。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、運転状態に応じてブレーキ特性が変わり、従来と同
一のブレーキ操作で緊急時の停止距離が短くなるので、
安全性を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成の概要を示す全体構成
図。
【図2】同じく一実施例の制御動作を示すフローチャー
ト。
【図3】同じく一実施例の制御動作の時間経過を示すタ
イムチャート。
【図4】従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
3…ホイールシリンダ 4…ブレーキスイッチ 6…車輪速センサ 7…車間距離センサ 9…ポンプ 12…電磁弁 14…ピストン 15…チェック弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルストロークに応じて発生
    するマスターシリンダの油圧によりホイールシリンダ圧
    力を決定する第1のブレーキ特性と、別途設けた油圧上
    昇機構により車間距離が所定量以下又は相対速度が所定
    量以上のときにブレーキペダルストローク初期において
    ホイールシリンダ圧力を瞬時に所定圧まで上昇する第2
    のブレーキ特性とを有するブレーキ装置を備えたことを
    特徴とする車間距離制御装置。
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JP2707880B2 (ja) 1998-02-04

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