JPH0542482Y2 - - Google Patents

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JPH0542482Y2
JPH0542482Y2 JP1986031502U JP3150286U JPH0542482Y2 JP H0542482 Y2 JPH0542482 Y2 JP H0542482Y2 JP 1986031502 U JP1986031502 U JP 1986031502U JP 3150286 U JP3150286 U JP 3150286U JP H0542482 Y2 JPH0542482 Y2 JP H0542482Y2
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shunt
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は電子機器の電源スイツチ回路、特に
直流の電圧安定化回路に対する電源スイツチ回路
に関するものである。
「従来技術とその問題点」 電圧安定化回路は第3図に示す如くに、出力手
段40と比較手段50とよりなり、比較手段50
で検出された誤差電圧(基準電圧と出力電圧を分
圧した電圧との誤差)の大きさに応じて出力手段
40で出力を調整するようになつている。また、
この2つの手段だけでは下記電源スイツチ11′
が投入された直後に急激に大きな負荷がかかり、
出力手段の負荷が大きくなるので、該出力手段と
並列に分流手段60が挿入されている。
この様な電圧安定化回路に対して電源から電力
を供給するために、従来は該電圧安定化回路の前
後に該電圧安定化回路と直列に電源スイツチ1
1′が挿入されていたのである。
しかしながら、この構成によると、電源スイツ
チ11′には負荷電流(例えばポータブルテレビ
の場合は1A〜2A)が直接流れるので、その容量
を大きく設計しなければならず、また、耐久性、
信頼性の面でも従来大電流に耐え得るようにしな
ければならないのでコスト高及び大型になる不都
合があつた。
「考案の目的」 この考案は上記従来の事情に鑑みて提案された
ものであつて、少容量及び低コストのスイツチを
用いて実現し得る電圧安定化回路に対する電源ス
イツチ回路を得ることを目的とするものである。
「目的を達成するための手段」 上記目的を達成するために、この考案は以下の
ような構成を採用している。即ち、出力手段と比
較手段と分流手段を備えた上記電圧安定化回路に
対する電源スイツチ回路に於いて、まず、バイア
ス抵抗と電源スイツチの直列回路とよりなる開閉
駆動手段を電源と並列に接続しておき、上記バイ
アス抵抗より得られる開閉制御電圧に基づいて、
上記出力手段と比較手段にバイアスを与えるバイ
アス回路の開閉を制御するためのバイアス開閉手
段を設け、更に、このバイアス開閉手段の出力に
基づいて制御される上記分流回路の開閉を制御す
るための分流開閉手段を設けたことを主たる特徴
とするものである。
上記バイアス開閉手段は種々の構成を採り得る
が、例えば、上記バイアス抵抗より得られた開閉
制御電圧回路に基づいてON,OFF制御される第
1のトランジスタと、該第1のトランジスタの
ON,OFFに伴つてバイアス回路をON,OFFす
る第2のトランジスタとよりなる構成を考えるこ
とができる。
また、分流開閉制御手段としても種々の構成を
考え得るが、例えば分流抵抗と出力側との間に直
列にスイツチングトランジスタを挿入しておき、
該スイツチングトランジスタのON,OFFを前記
バイアス開閉手段の出力で制御するようにする構
成を考えることができる。
「実施例」 第1図は、この考案の一実施例を示すものであ
る。DCジヤツク13とヒユーズ12を介して電
源が供給されており、該電源と出力に対して電圧
安定化回路が直列に且つ直接(即ちスイツチを介
さず)に接続されている。ここで電圧安定化回路
は出力手段40と該出力手段40に誤差電圧を与
える比較手段50と、上記出力手段40の初期の
負担を少なくするための分流手段60とよりな
り、その基本構成は従来と全く同じであるので、
ここではこの考案の説明に必要な程度にその内容
を説明する。
出力手段40は出力制御トランジスタ3と誤差
増幅トランジスタ2とがダーリントン接続されて
おり、該誤差増幅トランジスタ2に対して下記の
ように比較手段50と接続されたバイアス抵抗9
でバイアスが与えられる。比較手段50はツエナ
ーダイオード4で与えられる基準電圧と出力電圧
(正確には出力電圧を分圧抵抗6,8と出力調整
抵抗7で分圧した電圧)を比較し、その差を比較
トランジスタ1で検出して前記誤差増幅トランジ
スタ2に与えるようになつている。前記バイアス
抵抗9はこの比較トランジスタ1とツエナーダイ
オード4を介してアースされ、比較トランジスタ
1と誤差増幅トランジスタ2の両方にバイアスを
与えている。更に分流手段60は上記出力制御ト
ランジスタ3と並列に接続された分流抵抗61よ
りなるのである。
上記電圧安定化回路の構成は従来と全く同様で
あるが、この考案に於いては更に電源に少容量の
スイツチ11がバイアス抵抗17,18を介して
並列に接続されて開閉駆動手段10を構成してい
る。そして該バイアス抵抗17,18のうちアー
ス側のバイアス抵抗の出力で、下記のバイアス開
閉手段20を制御するようになつている。
上記出力手段40の誤差増幅トランジスタ2と
比較手段50の誤差検出トランジスタ1とにバイ
アスを与えるための抵抗9はバイアス開閉手段2
0を介して+Bラインに接続されており、上記ス
イツチ11がONされて抵抗18にバイアス電圧
が発生すると、このバイアス開閉手段20がON
状態になるようになつている。
また、分流手段60を構成する分流抵抗61と
出力側との間には始動時に該分流抵抗61をON
するための分流開閉手段30が直列に接続されて
おり、該分流開閉手段30は上記バイアス開閉手
段20がONになつたときにONになるように制
御される。
第2図は上記バイアス開閉手段20と分流開閉
手段30を更に詳しく示した回路図を示すもので
ある。
バイアス開閉手段20は、まず前記バイアス抵
抗18の出力をベース電圧とする第1のトランジ
スタ14たるエミツタ接地のNPNトランジスタ
を備えている。また、+Bラインと前記バイアス
抵抗9の一端との間には第2のトランジスタ15
たるPNPトランジスタが直列に接続されており、
更に上記第1のトランジスタ14のコレクタと第
2のトランジスタのベースはバイアス抵抗19に
よつて接続されている。これにより、スイツチ1
1がONされると第1のトランジスタ14がON
状態になり、次いで第2のトランジスタ15も
ONとなつてバイアス抵抗9と+Bラインが接続
され、比較トランジスタ1と誤差増幅トランジス
タ2にバイアスが与えられることになる。
分流開閉回路は分流抵抗61は出力側との間に
直列に挿入されたスイツチングトランジスタ16
たるNPNトランジスタと該スイツチングトラン
ジスタ16のベースに対してバイアスを与えるバ
イアス抵抗31とよりなり、該バイアス抵抗31
は上記バイアス開閉手段20の出力側と接続され
ている。これにより上記バイアス開閉手段20が
ONになると同時に上記スイツチングトランジス
タ16もONとなり、分流抵抗61を介しての始
動電流が出力側に与えられることになり、非作動
時に不必要な電力が消費されることがない。
以上のように電源スイツチ回路を構成しておく
と、電源スイツチ11にはバイアス抵抗18にバ
イアス開閉手段20をONするに足るバイアス電
圧を発生するだけの電流、例えば数+mAを流せ
ば足りるのである。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案は電源スイツチ
を負荷に直列に挿入しない構成になつているので
そこを流れる電流が小さく、従つて小型で耐久
性、信頼性に優れたスイツチ回路を得ることがで
きる効果がある。
更に、分流抵抗に対しても開閉手段を設けてい
るので非作動時に不必要な電力が消費されること
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図、第
2図は第1図のブロツク部を更に詳しく表した回
路図であり、また、第3図は従来の電圧安定化回
路に対する電源スイツチ回路の回路図である。 図中、10……出力手段、20……比較手段、
30……分流手段、40……バイアス開閉手段、
50……分流開閉手段、11……電源スイツチ、
17,18……バイアス抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 入力と出力の間に直列に接続された出力手段
    と、上記出力手段に誤差電圧を与えるための比
    較手段と、上記出力手段の初期負荷を軽減する
    ための分流手段を備えた電圧安定化回路に対す
    る電源スイツチ回路に於いて、 電源スイツチをバイアス抵抗を介して電源に
    並列に接続した開閉駆動手段と、 上記バイアス抵抗から得られるバイアス電圧
    に基づいて、上記出力手段と比較手段にバイア
    スを与えるためのバイアス回路をONするため
    のバイアス開閉手段と、 上記分流手段と出力側との間に直列に挿入さ
    れ、且つ上記バイアス開閉手段の出力によつて
    制御される分流開閉手段と、 よりなる電源スイツチ回路。 (2) 上記バイアス開閉手段が上記バイアス抵抗が
    与えるバイアス電圧に基づいてON,OFFする
    第1のトランジスタと、上記第1のトランジス
    タがON状態のときに、上記出力手段に対する
    バイアス回路をONする第2のトランジスタと
    よりなる実用新案登録請求の範囲第(1)項に
    記載の電源スイツチ回路。 (3) 上記分流開閉手段が分流手段と出力側との間
    に直列に挿入され、且つそのベースが上記バイ
    アス開閉手段の出力側とバイアス抵抗を介して
    接続されているスイツチングトランジスタであ
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の
    電源スイツチ回路。
JP1986031502U 1986-03-04 1986-03-04 Expired - Lifetime JPH0542482Y2 (ja)

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JPS62146214U JPS62146214U (ja) 1987-09-16
JPH0542482Y2 true JPH0542482Y2 (ja) 1993-10-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52120331U (ja) * 1976-03-10 1977-09-12
JPS5539455Y2 (ja) * 1977-05-11 1980-09-16

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JPS62146214U (ja) 1987-09-16

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