JP2710334B2 - 電力増幅装置 - Google Patents

電力増幅装置

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JP2710334B2
JP2710334B2 JP6849088A JP6849088A JP2710334B2 JP 2710334 B2 JP2710334 B2 JP 2710334B2 JP 6849088 A JP6849088 A JP 6849088A JP 6849088 A JP6849088 A JP 6849088A JP 2710334 B2 JP2710334 B2 JP 2710334B2
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健二 泉
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電力増幅装置に関し、特に外部電源を接続し
たままで動作および非動作を制御することのできるスイ
ッチを有する電力増幅装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の電力増幅装置は外部電源を接続したままで動作
および非動作を制御することのできるスイッチ(以下、
スタンバイ・スイッチと称す)を一つ有しており、これ
によりリップルフィルタ等の制御を行っている。
第3図はかかる従来の一例を説明するための電力増幅
装置の回路図である。
第3図に示すように、この電力増幅装置は、入力端子
2と出力端子3間に接続される電力増幅回路7と、この
電力増幅回路7へのバイアスをかけるバイアス回路8
と、電源端子1と接地端子4間に接続されるリップルフ
ィルタ9とで構成されており、またそのスタンバイスイ
ッチはトランジスタ12〜15と抵抗22,23および制御端子
5で構成されている。かかる電力増幅装置において、制
御端子5にハイレベルの電圧、ここではNPNトランジス
タ13および15が動作するのに充分な電圧が印加される
と、NPNトランジスタ13はPNPトランジスタ12のベース電
流を引くため、PNPトランジスタ12を動作状態にする。
また、NPNトランジスタ15はNPNトランジスタ14のベース
電流を引き込むため、NPNトランジスタ14は非動作状態
になり、PNPトランジスタ12からNPNトランジスタ11のベ
ースに電流が供給され、NPNトランジスタ11を通してバ
イアス回路8に電源が供給される。このためバイアス回
路8が動作状態になり、電力増幅回路7にバイアスをか
けるので電力増幅回路7は動作状態になる。すなわち、
この電力増幅装置は動作状態になる。
一方、制御端子5にロウレベルの電圧、ここではNPN
トランジスタ13および15が非動作状態になるのに充分低
い電圧が印加されると、NPNトランジスタ13は非動作状
態になり、PNPトランジスタ12のベース電流を引かなく
なるため、PNPトランジスタ12も非動作状態になる。ま
た、NPNトランジスタ15も非動作状態であるから、NPNト
ランジスタ14のベースに電源端子1から抵抗23を介して
電流が供給され、NPNトランジスタ14を動作状態にす
る。このため、リップルフィルタ9のコンデンサ31に蓄
積されていた電荷は瞬時に放電され、NPNトランジスタ1
1のベース電圧はロウレベルに下がる。従って、バイア
ス回路8に電源が供給されず、電力増幅回路7にもバイ
アスが供給されないので、電力増幅回路7は非動作状態
になる。すなわち、この電力増幅装置は非動作状態にな
る。
このように、従来の電力増幅装置のスタンバイスイッ
チは一つのスイッチ機能により、リップルフィルタの動
作および非動作の制御とリップルフィルタコンデンサの
放電回路の動作および非動作の制御とを行なっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の電力増幅装置のスタンバイスイッチは
リップルフィルタの動作/非動作の制御とリップルフィ
ルタのコンデンサ放電回路の動作/非動作の制御とを一
つのスイッチ機能により行なっているため、そのリップ
ルフィルタを構成するコンデンサの放電回路はリップル
フィルタのコンデンサが放電した後も動作し続けること
になり、電源端子から電流が流れ続けることになる。
しかるに、本来、電力増幅装置が非動作状態にあると
きは外部電源から供給される電力が0(零)であること
が必要である。これはスタンバイスイッチにより非動作
状態におかれている電力増幅装置でも同じことである。
しかしながら、従来のかかる電力増幅装置はスタンバ
イスイッチにより非動作状態にしたとき、外部電源から
電力が供給されてしまうという欠点がある。
本発明の目的は、かかる非動作状態にあるときには外
部電源から供給される電力を零にする電力増幅装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 本発明の電力増幅装置は、入出力端子間に接続された
電力増幅回路と、この電力増幅回路にバイアスを供給す
るバイアス回路と、このバイアス回路と電源端子間に接
続されたリップルフィルタとを有する電力増幅装置にお
いて、前記リップルフィルタに、このリップルフィルタ
の動作および非動作を制御する第一のスイッチと、前記
リップルフィルタのコンデンサ放電回路と、前記リップ
ルフィルタのコンデンサ放電回路の動作および非動作を
制御する第二のスイッチとを付加して構成される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を説明するための電力増幅
装置の回路図である。
第1図に示すように、本実施例における電力増幅装置
は入力端子2と出力端子3との間に接続される電力増幅
回路7と、この電力増幅回路7をバイアスするためのバ
イアス回路8と、電源端子1と接地端子4との間に接続
されるリップルフィルタ9とを有し、またスタンバイス
イッチはトランジスタ11〜16と抵抗22〜24および第一の
制御端子5,第二の制御端子6とで構成されている。
かかる電力増幅装置において、第一の制御端子5にハ
イレベルの電圧、ここではNPNトランジスタ13が動作す
るのに充分な電圧を印加し、且つ第二の制御端子6にロ
ウレベルの電圧、ここではNPNトランジスタ15が非動作
状態になる電圧を印加されている場合、NPNトランジス
タ13は動作状態になるため、PNPトランジスタ12から抵
抗21を介してNPNトランジスタ11のベースに電流が供給
される。この時、NPNトランジスタ15は非動作状態にあ
るためPNPトランジスタ16も非動作状態になり、どこか
らも電流を供給しないためNPNトランジスタ14も非動作
状態におかれる。ここで、NPNトランジスタ11が動作す
ると、バイアス回路8に電源が供給され、バイアス回路
8から電力増幅回路7にバイアスが供給されるため、電
力増幅回路7は動作状態になる。従って、この電力増幅
装置は動作状態になったわけである。
次に、第2図は第1図における電力増幅装置の動作を
説明するための電力増幅装置の回路図である。
第2図に示すように、このタイミングチャートにおい
て、(a)は第一の制御端子5の供給電圧、(b)は第
二の制御端子6の供給電圧、(c)はトランジスタ11の
ベース電圧、(d)は電源端子1に流れる電流をそれぞ
れ表わす。
まず、タイミングで第一の制御端子5に(a)に示
すようにロウレベル電圧(NPNトランジスタ13が非動作
状態になる電圧)および(b)に示すように第二の制御
端子6にハイレベル電圧(NPNトランジスタ15が動作状
態になる電圧)をそれぞれ印加した場合、NPNトランジ
スタ13およびPNPトランジスタ12は共に非動作状態にな
るため、NPNトランジスタ11のベースには電流が供給さ
れない。また、同時にNPNトランジスタ15が動作状態に
なるため、PNPトランジスタ16から抵抗23を介してNPNト
ランジスタ14のベースに電流が供給されてNPNトランジ
スタ14を動作させる。これにより、コンデンサ31を放電
するため、(c)に示すようにNPNトランジスタ11のベ
ースはロウレベルに下がる。従って、バイアス回路8が
非動作になるため、電力増幅回路7は非動作状態にな
る。この状態では、NPNトランジスタ14は動作し続ける
ため、(d)に示すように電源端子1から電流が流れて
いる。
次に、タイミングにおいて、第二の制御端子6の電
圧を(b)に示すようにロウレベル(NPNトランジスタ1
5が非動作状態になる電圧)にすると、NPNトランジスタ
15は非動作状態に替り、PNPトランジスタ16から電流が
供給されなくなるため、(d)に示すように電源端子1
に流れる電流は零になる。すなわち、スタンバイスイッ
チにより電力増幅装置を非動作状態にした場合にも、外
部電源から供給される電力は零になったことになる。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明の電力増幅装置はリップ
ルフィルタに、このリップルフィルタの動作/非動作を
制御する制御スイッチとリップルフィルタのコンデンサ
放電回路とそのリップルフィルタのコンデンサ放電回路
の動作/非動作を制御する制御スイッチとを設けること
により、スタンバイスイッチにより電力増幅装置を非動
作状態にしたときには外部電源から供給される電力を零
にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための電力増幅装
置の回路図、第2図は第1図における電力増幅装置の動
作を説明するためのタイミング図、第3図は従来の一例
を説明するための電力増幅装置の回路図である。 1……電源端子、2……入力端子、3……出力端子、4
……接地端子、5……第一の制御端子、6……第二の制
御端子、7……電力増幅回路、8……バイアス回路、9
……リップルフィルタ、11,13,14,15……NPNトランジス
タ、12,16……PNPトランジスタ、21〜24……抵抗、31…
…コンデンサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入出力端子間に接続された電力増幅回路
    と、この電力増幅回路にバイアスを供給するバイアス回
    路と、このバイアス回路と電源端子間に接続されたリッ
    プルフィルタとを有する電力増幅装置において、前記リ
    ップルフィルタに、このリップルフィルタの動作および
    非動作を制御する第一のスイッチと、前記リップルフィ
    ルタのコンデンサ放電回路と、前記リップルフィルタの
    コンデンサ放電回路の動作および非動作を制御する第二
    のスイッチとを付加したことを特徴とする電力増幅装
    置。
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