JPH0541463B2 - - Google Patents

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JPH0541463B2
JPH0541463B2 JP59215300A JP21530084A JPH0541463B2 JP H0541463 B2 JPH0541463 B2 JP H0541463B2 JP 59215300 A JP59215300 A JP 59215300A JP 21530084 A JP21530084 A JP 21530084A JP H0541463 B2 JPH0541463 B2 JP H0541463B2
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JP
Japan
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valve
control valve
negative pressure
poppet valve
brake booster
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JP59215300A
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JPS6099759A (ja
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Beraruto Yuan
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Continental Teves AG and Co OHG
Original Assignee
Alfred Teves GmbH
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Publication date
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Publication of JPS6099759A publication Critical patent/JPS6099759A/ja
Publication of JPH0541463B2 publication Critical patent/JPH0541463B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/24Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
    • B60T13/46Vacuum systems
    • B60T13/52Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
    • B60T13/57Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units characterised by constructional features of control valves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、負圧ハウジング内を軸方向に移動す
る可動壁と、ブレーキペダルに結合されて制御弁
を作動するピストンロツドとを備え、この制御弁
により負圧ハウジング内の作動チヤンバを負圧源
と大気との一方に連通する負圧式ブレーキブース
タに関する。この負圧式ブレーキブースタにおい
ては、制御弁ボデイの弁座とこの弁座に向けて付
勢されたポペツト弁とで第1弁が形成され、この
ポペツト弁とピストンロツドに結合された制御弁
ピストンとで第2弁が形成され、可動壁が制御弁
ボデイに連結され、この制御弁ボデイからは制御
弁ボデイの軸線に垂直な方向にガイド孔が延設さ
れ、このガイド孔を貫通するクロス部材の一端が
制御弁ボデイの周面を越えて突出し、ブレーキの
休止位置で負圧ハウジングに当接する。
〔従来の技術及びその課題〕
一般に、従来の負圧式ブレーキブースタはハウ
ジングを有し、このハウジング内にはこのハウジ
ング内を軸方向に移動する可動壁が配置されてそ
の両側にそれぞれ1のチヤンバを区画する。これ
らの2つのチヤンバにより可動壁の両側に差圧が
形成され、可動壁はこの差圧により高圧側チヤン
バから低圧側チヤンバの方向に向けて移動する。
この形式の負圧式ブレーキブースタは、更にブレ
ーキペダルで作動されて可動壁の一側に作用する
負圧の大きさを制御する制御弁を備える。通常
は、自動車の液圧ブレーキシステムのマスターシ
リンダが可動壁に結合され、可動壁が差圧で移動
されたときにマスターシリンダからブレーキ作動
液が液圧ブレーキシステム中に送出され、自動車
のブレーキが作動される。
自動車ブレーキシステムにおいては、ドライバ
がブレーキペダルを作動して制御弁により可動壁
の両側のチヤンバ間の連通を遮断するまでの応答
時間が最も短くなるように負圧式ブレーキブース
タを形成することが望ましい。
このような負圧式ブレーキブースタは出願公開
されたドイツ特許出願第3042096A1号に記載され
ている。このブレーキブースタには、制御弁ピス
トンと制御弁ボデイとの双方に遊びを有してウエ
ツジが取付けられ、このウエツジはブレーキが作
動しないときに負圧ハウジングに当接し、弁座を
ポペツト弁から僅かに離隔させる。この負圧式ブ
レーキブースタは、から動きを完全に排除するこ
とができないという問題がある。
本発明は、ブレーキ作動時における応答時間を
ゼロにまで減少し、ドライバがブレーキペダル動
かしてブレーキブースタの制御弁を作動したとき
に、可動壁の一側に直ちに強い力を作用させるこ
とができる自動車のブレーキシステム用ブレーキ
ブースタを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段、作用及び効果〕
本発明の負圧式ブレーキブースタは、負圧ハウ
ジング内を、負圧源に連通される負圧チヤンバと
負圧源と大気との一方に連通される作動チヤンバ
とに区画する可動壁と、この可動壁に連結されて
内周側に弁座を形成した制御弁ボデイとこの制御
弁ボデイ内に配置されてピストンロツドを介して
ブレーキペダルで作動される制御弁ピストンと前
記弁座に向けて付勢された環状構造のポペツト弁
とを有しかつこのポペツト弁が前記弁座と共に前
記作動チヤンバを負圧源に選択的に接続する第1
弁を形成しかつ前記制御弁ピストンと共に前記作
動チヤンバを大気に選択的に接続する第2弁を形
成する制御弁と、前記制御弁ボデイに半径方向に
延設されたガイド孔と、このガイド孔内に挿通さ
れて制御弁ボデイの外周面を超えて突出する外側
端部がブレーキの休止位置で負圧ハウジングに係
止されるクロス部材と、前記ポペツト弁に設けら
れて前記制御弁ボデイ内に突出する前記クロス部
材の内側端部を軸方向に移動可能に収容しかつこ
のクロス部材が負圧ハウジングに係止されたとき
にこのクロス部材でポペツト弁を係止させて前記
第1弁を閉弁させる凹部とを備えることを特徴と
する。
この負圧式ブレーキブースタによると、ブレー
キ休止位置ではクロス部材の制御弁ボデイの外周
面を超えて突出する外側端部が負圧ハウジングに
係止されており、ポペツト弁は凹部を介してこの
クロス部材で係止され、制御弁ボデイに設けられ
た弁座に当接され、制御弁の第1弁が閉じてい
る。また、制御弁ピストンも休止位置に配置さ
れ、制御弁の第2弁も閉じている。これにより、
負圧ハウジング内の作動チヤンバは負圧源と大気
との双方から遮断され、負圧チヤンバは負圧源に
連通される。
ブレーキペダルを作動すると、制御弁ピストン
が移動されてポペツト弁から離隔し、第2弁が開
く。ポペツト弁が制御弁ボデイの弁座に向けて付
勢されているため、ポペツト弁と制御弁ボデイの
弁座とで形成される第1弁は閉状態を維持する。
これにより、作動チヤンバが大気に連通され、負
圧源に連通した負圧チヤンバとの間に形成される
差圧により可動壁が移動し、マスターシリンダを
作動することができる。この可動壁の移動と共
に、可動壁に連結された制御弁ボデイも移動し、
クロス部材は負圧ハウジングから離隔する。
ブレーキペダルを戻すと、制御弁ピストンがブ
レーキペダルと共にブレーキ休止位置に向けて戻
り、ポペツト弁に当接して第2弁を閉じ、作動チ
ヤンバと大気との連通を遮断する。クロス部材は
ポペツト弁に設けられた凹部内に軸方向に可動な
状態で収容されるため、クロス部材が負圧ハウジ
ングに係止されてない状態では、ポペツト弁が制
御弁ボデイに対して軸方向に移動することができ
る、このため、制御弁ピストンはポペツト弁をそ
の付勢力に抗して制御弁ボデイの弁座から離隔さ
せ、第1弁を開く。これにより、作動チヤンバが
負圧源に連通され、負圧チヤンバとの間の差圧が
減少し、可動壁及び制御弁ボデイは元の位置に向
けて移動する。そして、クロス部材の外側端部が
負圧ハウジングに係止されると、このクロス部材
を介してポペツト弁が負圧ハウジングに係止さ
れ、第1弁が閉じる。これにより、負圧式ブレー
キブースタがブレーキ休止位置に配置される。
したがつて、本発明の自動車のブレーキシステ
ム用ブレーキブースタによると、ドライバがブレ
ーキペダルを動かしてブレーキブースタの制御弁
を作動したときに、可動壁の一側に直ちに強い力
を作用させてブレーキを作動させ、ブレーキ作動
までの応答時間をなくすことができる。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照
しつつ説明する。
〔実施例〕
第1図に示すように、負圧式ブレーキブースタ
は負圧ハウジング1を有し、この負圧ハウジング
1は軸方向に移動可能な可動壁2により作動チヤ
ンバ3と、図示しない負圧源に連通する負圧チヤ
ンバ4とに区画されている。可動壁2は、金属板
を深絞り加工した皿状のダイアフラムデイスク5
と、ダイアフラムデイスク5に取付けられた可撓
性のダイアフラム6とを有し、このダイアフラム
6は負圧ハウジング1とダイアフラムデイスク5
の周囲との間にシールするローリングダイアフラ
ム7を形成する。
作動チヤンバ3内の圧力を制御する制御弁9
は、ピストンロツド8を介してブレーキペダルで
作動される制御弁ピストン10を有する。この制
御弁ピストン10はピストンロツド8に連結さ
れ、制御弁ボデイ11内に配置され後述する第1
弁及び第2弁を開閉制御し、第1図に示す非作動
位置(解放位置)で作動チヤンバ3を負圧チヤン
バ4から分離する。これは、制御弁ボデイ11内
の側部に沿つてその前面部の周部まで延設された
空気案内ダクト12を通る通路が遮断されるため
である。制御弁9を作動すると、すなわちピスト
ンロツド8が図示しないブレーキペダルにより軸
方向に摺動されると、負圧チヤンバ4と作動チヤ
ンバ3との連通が遮断されたまま、この作動チヤ
ンバ3が大気に接続され、これにより可動壁2が
負圧チヤンバ4の方向に移動する。
制御弁ボデイ11の前側の凹部にゴム状部材で
形成されたリアクシヨンデイスク13が収納され
ており、このリアクシヨンデイスク13とヘツド
フランジ15を設けたプツシユロツド14とを介
して、ブレーキ力をマスターシリンダの作動ピス
トン(図示しない)に伝達することができる。こ
のマスターシリンダはブレーキブースタの負圧チ
ヤンバ4側の端部に装着される。本実施例では、
このマスターシリンダは、締付けボルト27によ
り負圧ハウジング1のフランジ28に固定するこ
とができる。
圧縮ばね16は、両端部をそれぞれ負圧ハウジ
ング1の内壁24とダイアフラムデイスク5とに
より支持され、可動壁2を図示の初期位置あるい
は非作動位置に付勢する。
ダイアフラムデイスク5はカツプ状のハブ部1
7を有し、このハブ部17の半径方向内側に突出
したフランジ部18が制御弁ボデイ11の肩部1
9に当接している。
第2図に示すように、制御弁9の制御弁ボデイ
11内には制御弁ピストン10が保持されてい
る。この制御弁ピストン10はピストンロツド8
が矢印Aの方向に向けて(完全制動位置に向け
て)摺動すると、この制御弁ピストン10に設け
られた弁座20がポペツト弁21の前部40から
離れる。この弁座20がポペツト弁21の前部4
0から離れると、フイルタ23を通して周囲雰囲
気に接続された通気チヤンバ22から環状チヤン
バ25内に大気が流入する。この環状チヤンバ2
5は、制御弁ボデイ11を半径方向に貫通したガ
イド孔26と、溝で形成されたダクト38とを介
して作動チヤンバ3に連通しているため、大気が
作動チヤンバ3内に流入し、これにより可動壁2
が圧縮ばね16に抗して内壁24の方向に移動す
る。可動壁2が制御弁ボデイ11に強固に連結さ
れているため、プツシユロツド14も左方に移動
し、マスターシリンダ(図示しない)を作動す
る。
制御弁ピストン10を作動するピストンロツド
8は、引込みばね45により矢印Aと反対方向に
付勢されている。ピストンロツド8がこの引込み
ばね45により初期位置に戻されると、制御弁ピ
ストン10の弁座20がポペツト弁21に当接
し、通気チヤンバ22から環状チヤンバ25した
がつて作動チヤンバ3への連通が遮断される。こ
のとき、制御弁ボデイ11はポペツト弁21を充
分に図の右方に移動して、制御弁ボデイ11の弁
座30からポペツト弁21の肩部29を離隔させ
る。このため、ガイド孔26あるいはダクト38
と環状チヤンバ25とを介して作動チヤンバ3が
環状チヤンバ31に連通し、更にこの環状チヤン
バ31から空気案内ダクト12を介して負圧チヤ
ンバ4に連通する。
作動チヤンバ3が減圧されて負圧チヤンバ4の
圧力と等しくなると、可動壁2が制御弁ボデイ1
1と共に第1図及び第2図で見て図の右方に移動
し、負圧ハウジング1に固定されているシールリ
ング33にクロス部材32の半径方向外側端部が
当接し、弁座30とポペツト弁21の肩部29と
の間の通路を閉じる(解放位置)。
第1図及び第2図から明らかなように、ポペツ
ト弁21はピストンロツド8を挿通した環状構造
に形成されており、本実施例ではポペツト弁21
の肩部29が制御弁ボデイ11に設けられた弁座
30と共に作動チヤンバ3を負圧源に選択的に接
続する第1弁を形成し、前部40が制御弁ピスト
ン10の弁座20と共に作動チヤンバ3を大気に
選択的に接続する第2弁を形成する。更に、これ
らの肩部29と前部40とは後述する埋め金39
により剛性構造に形成され、ブレーキペダル側す
なわちピストンロツド8の側の端部は制御弁ボデ
イ11に強固に結合され、このピストンロツド8
側の端部と肩部29との間にベローズ状部が配置
されている。
第3図に示すように、クロス部材32はその半
径方向内側に2本の半径方向に延びるアーム部3
5,36を持つフオーク状形状を有し、この2本
のアーム部35,36はポペツト弁21の縮径部
34(第2図)にクロス部材32の厚さfよりも
大きな幅寸法すなわち軸方向長さgに形成された
凹部すなわち周方向溝内に配置され、ポペツト弁
21の制御弁ピストン側の端部eに形成された縮
径部34を部分的に囲んでいる。更にこのクロス
部材32は、スタツドボルト37により制御弁ボ
デイ11の半径方向に対する移動を防止されてい
る。
第2図に示すように、このクロス部材32は制
御弁ボデイ11に半径方向に延設されたガイド孔
26に挿通され、外側端部が制御弁ボデイ11の
外周面を越えて突出している。このクロス部材3
2はポペツト弁21の軸方向すなわち矢印Aの方
向又は矢印Aと反対方向に沿い、ガイド孔26の
軸方向幅bとクロス部材32の厚さfとにより定
められる距離だけ摺動することができる。クロス
部材32の摺動可能な範囲は、2つの弁座20,
30に対するポペツト弁21の開方向への最大移
動距離を規定する。これは、ポペツト弁21の端
部eの移動距離が縮径部34の軸方向幅gで定ま
るからである。
ピストンロツド8のから動きを全体的に排除し
あるいは正確に限定するために、ポペツト弁21
の端部eに剛性構造の補強部材すなわち埋め金3
9を装着してある。本実施例では、この埋め金3
9は、金属板からプレス成形されて2つの半径方
向に延びるフランジ部を有するリール状形状を有
し、ポペツト弁21のゴム状弾性材内に埋設され
ている。この埋め金39のフランジ部は、それぞ
れポペツト弁21の肩部29及び前部40内に延
長されてこれらの肩部29及び前部40を剛性構
造としている。したがつて、第2図に示すブレー
キの解放位置ではポペツト弁21の端部eにおけ
るマスターシリンダ側の前部40がクロス部材3
2で係止され、制御弁ボデイ11に対して図示の
状態よりも更に右方に移動することはできない。
ブレーキ作動位置すなわちピストンロツド8が
矢印Aの方向に向けて最大制動位置に移動したと
きに、ポペツト弁21の肩部29を弁座30に確
実に当接させるため、一端がピストンロツド8の
段部42で支えられ、他端がフランジ部材43を
介して肩部29の領域内におけるポペツト弁21
の内壁の段部で支えられる圧縮ばね41を設けて
ある。この圧縮ばね41は、ポペツト弁21の肩
部29を弁座30に向けて第1弁を閉じる方向に
付勢する。ピストンロツド8が図の左方に向けて
移動し、ブレーキを作動すると、直ちに前部40
と制御弁ピストン10の弁座20との間の通路が
開く。この場合、ポペツト弁21の端部eは制御
弁ボデイ11の弁座30に対して移動しない。こ
れは弁座30で支えられた埋め金39が、前部4
0を制御弁ボデイ11に対してブレーキ解放位置
における状態と変わることなく正確に保持するた
めである。
解放位置すなわち制御弁ボデイ11が矢印Aと
反対の方向に移動すると、引込みばね45がピス
トンロツド8および制御弁ピストン10を介して
ポペツト弁21の端部eを充分右方に付勢するた
め、ポペツト弁21の肩部29は弁座30から離
隔する。しかし、制御弁ボデイ11が戻ると、ク
ロス部材32が負圧ハウジング1に強固に結合さ
れた静止シールリング33と当接し、弁座30と
肩部29との間の通路すなわち第1弁も閉じられ
る。
次に、上記負圧式ブレーキブースタの作動を説
明する。
ブレーキが作動していない状態では、第1図及
び第2図に示すようにクロス部材32の外側端部
がシールリング33に当接し、ポペツト弁21は
このクロス部材32のアーム部35,36を介し
て負圧ハウジング1に係止されている。ポペツト
弁21の肩部29は圧縮ばね41で弁座30に付
勢され、また、制御弁ピストン10に設けられた
弁座20はピストンロツド8を介して引込みばね
45により前部40に付勢され、したがつて制御
弁9の第1弁及び第2弁が閉じている。
ブレーキペダルを作動し、最大制動状態とする
と、クロス部材32がシールリング33から離れ
る。圧縮ばね41はポペツト弁21の肩部29を
弁座30に押圧し、第1弁は閉じている。制御弁
ピストン10に設けられた弁座20はピストンロ
ツド8によりポペツト弁21の前部40から離隔
し、第2弁が開く。これにより、作動チヤンバ3
に大気圧が作用し、可動壁2が矢印Aの方向に移
動してマスターシリンダを作動する。この可動壁
2の移動と共に制御弁ボデイ11も矢印Aの方向
に向けて図の左方に移動する。
ブレーキが部分的に作動しているときすなわち
最大制動力よりも小さい制動力を形成していると
きは、ブレーキの最大制動状態と同様であるが、
しかし、制御弁ピストン10の弁座20はポペツ
ト弁21の前部40に再度当接し、第2弁が閉じ
る。
そして、ブレーキペダルを放してブレーキを解
放すると、ピストンロツド8は矢印Aと反対方向
に移動し、圧縮ばね41の付勢力に抗してポペツ
ト弁21の肩部29を弁座30から離隔させ、第
1弁を開く。クロス部材32がシールリング33
に当接すると、このクロス部材32のアーム部3
5,36によりポペツト弁21の前部40が係止
され、肩部29が弁座30に当接して第1弁を閉
じ、第1図及び第2図の状態に戻る。
したがつて、この負圧式ブレーキブースタによ
ると、ブレーキペダルを踏込むと直だちに制御弁
ピストン10の弁座20とポペツト弁21の前部
40とで形成される第2弁が開き、この第2弁を
介する大気圧を作動チヤンバ3に大気圧を作用さ
せて可動壁2を移動し、マスターシリンダしたが
つてブレーキを作動することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による負圧式ブレ
ーキブースタの概略的な断面図、第2図は第1図
の負圧式ブレーキブースタの一部の拡大図、第3
図はこの負圧式ブレーキブースタにおけるクロス
部材の形状を示す制御弁の断面図である。 1…負圧ハウジング、2…可動壁、3…作動チ
ヤンバ、4…負圧チヤンバ、8…ピストンロツ
ド、9…制御弁、10…制御弁ピストン、11…
制御弁ボデイ、20,30…弁座、21…ポペツ
ト弁、26…ガイド孔、32…クロス部材、34
…縮径部、39…埋め金、40…前部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 負圧ハウジング1内を、負圧源に連通される
    負圧チヤンバ4と、負圧源と大気との一方に連通
    される作動チヤンバ3とに区画する可動壁2と、 この可動壁2に連結されて内周側に弁座30を
    形成した制御弁ボデイ11と、この制御弁ボデイ
    11内に配置され、ピストンロツド8を介してブ
    レーキペダルで作動される制御弁ピストン10
    と、前記弁座30に向けて付勢された環状構造の
    ポペツト弁21とを有し、このポペツト弁21
    は、前記弁座30と共に前記作動チヤンバ3を負
    圧源に選択的に接続する第1弁を形成し、かつ、
    前記制御弁ピストン10と共に前記作動チヤンバ
    3を大気に選択的に接続する第2弁を形成する制
    御弁9と、 前記制御弁ボデイ11に半径方向に延設された
    ガイド孔26と、 このガイド孔26内に挿通され、制御弁ボデイ
    11の外周面を超えて突出する外側端部が、ブレ
    ーキの休止位置で負圧ハウジング1に係止される
    クロス部材32と、 前記ポペツト弁21に設けられ、前記制御弁ボ
    デイ11内に突出する前記クロス部材32の内側
    端部を軸方向に移動可能に収容し、このクロス部
    材32が負圧ハウジング1に係止されたときに、
    このクロス部材32でポペツト弁21を係止させ
    て前記第1弁を閉弁させる凹部gとを備えること
    を特徴とする負圧式ブレーキブースタ。 2 前記クロス部材32の半径方向内側端部は、
    2本の半径方向に延びるアーム部35,36を持
    つフオーク状形状を有し、この2本のアーム部は
    前記凹部g内でポペツト弁21の縮径部34を囲
    む特許請求の範囲第1項記載のブレーキブース
    タ。 3 前記ポペツト弁21は埋め金39を有し、こ
    の埋め金は、前記制御弁ピストン10の弁座20
    と協働するポペツト弁21の前部40を前記制御
    弁ボデイ11の弁座30と協働するポペツト弁2
    1の肩部29に結合し、前記肩部29に対する前
    部40の移動を阻止する特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載のブレーキブースタ。 4 前記ポペツト弁21に設けられてクロス部材
    32を収容する凹部gは、制御弁ピストン10側
    の端部に配置された周方向溝で形成されている特
    許請求の範囲第1項から第3項いずれか1記載の
    ブレーキブースタ。 5 前記ポペツト弁21の埋め金39は、2つの
    半径方向に延びるフランジ部を有するリール状形
    状を有し、金属板からプレス成形されて前記ポペ
    ツト弁21のゴム状弾性材内に埋設され、このフ
    ランジ部がポペツト弁21の肩部29及び前部4
    0とを剛性構造とする特許請求の範囲第1項から
    第4項いずれか1記載のブレーキブースタ。 6 前記凹部gはポペツト弁21の縮径部34に
    設けられ、前記クロス部材32の厚さfよりも大
    きな幅寸法を有する特許請求の範囲第1項から第
    5項いずれか1記載のブレーキブースタ。 7 前記ポペツト弁21のピストンロツド8側の
    端部は、前記弁ボデイ11に強固に結合され、こ
    のポペツト弁21のベローズ状部が前記端部eと
    ピストンロツド8側の端部との間に配置されてい
    る特許請求の範囲第1項から第6項いずれか1記
    載のブレーキブースタ。 8 前記ポペツト弁21の制御弁ピストン10側
    の端部eは、閉方向にばね41の力を受け、この
    ばねの一端は前記ピストンロツド8の段部42で
    支持され、他端は前記肩部29の領域内における
    ポペツト弁21の内壁の段部で支持される特許請
    求の範囲第1項から第7項いずれか1記載のブレ
    ーキブースタ。
JP59215300A 1983-10-19 1984-10-16 負圧式ブレーキブースタ Granted JPS6099759A (ja)

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