JPH0538607A - 高速割出し装置 - Google Patents

高速割出し装置

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Publication number
JPH0538607A
JPH0538607A JP21641891A JP21641891A JPH0538607A JP H0538607 A JPH0538607 A JP H0538607A JP 21641891 A JP21641891 A JP 21641891A JP 21641891 A JP21641891 A JP 21641891A JP H0538607 A JPH0538607 A JP H0538607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turret
high speed
stator
rotated
indexed
Prior art date
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Pending
Application number
JP21641891A
Other languages
English (en)
Inventor
Chihiro Ito
千尋 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP21641891A priority Critical patent/JPH0538607A/ja
Publication of JPH0538607A publication Critical patent/JPH0538607A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タレットを高速で回転し得るようにする。 【構成】 複数の切削工具Cが装着されたタレット14
を支持軸12に回転自在に設ける。タレット14内には
サーボモータのロータ17を組込み、また、支持軸12
側に設けられたピストン軸15にはステータ16が組込
む。これにより、タレット14はカムや歯車列等の動力
伝達装置を介することなく、直接駆動されることにな
り、タレット14が大型であっても、高速で割出し回転
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の切削工具が設け
られたタレットを回転させる高速割出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークを回転させながら、1つのワーク
に対して複数の切削工具を用いて加工を行なう場合、タ
レット(刃物台)を有する旋盤が使用される。タレット
には複数の切削工具が取付けられており、1つの切削工
具による加工が終了した後、タレットを割出し回転させ
ることにより、別の切削工具による加工がなされる。タ
レットを割出し回転させる割出し装置としては、電動あ
るいは油圧モータの回転を歯車列やカムによりタレット
に伝達するようにしたもの、およびモータの回転を特殊
ウオーム歯車によりタレットに伝達するようにしたもの
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年では、1つのタレ
ットに装着される切削工具の数を増加させて、1つの工
程で多数の加工を行ない得るようにして切削効率を向上
させる試みがなされている。しかしながら、1つのタレ
ットに多数の切削工具を装着すると、タレットの径が大
きくなり、割出し時間を短くするには、タレットを高速
で回転させる必要がある。例えば、次の切削工具に0.
35秒程度の高速で割出し回転させるには、上述したよ
うな装置によってタレットを回転させることは非常に困
難であった。本発明は、複数の切削工具が装着されたタ
レットを高速で割出し回転し得るようにすることを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高速割出し
装置は、複数の工具が装着されたタレットを支持軸に回
転自在に取付け、上記タレット内にサーボモータのロー
タを組込むとともに、上記支持軸にステータを組込み、
上記タレットを直接駆動するように構成されたことを特
徴としている。
【0005】
【実施例】以下、図示実施例により本発明を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る割出し装置を示す断面図
である。この図において、支持台11には支持軸12が
回転自在に設けられる。支持軸12には中空スリーブ1
3が嵌合され、この中空スリーブ13にタレット14が
一体的に連結される。このタレット14の外周には、所
定の角度毎に切削工具Cがそれぞれ装着される。ただし
図1においては、1つの切削工具Cのみが示されてい
る。タレット14が中空スリーブ13と共に回転するこ
とによって、切削工具Cの割出しが行われる。
【0006】中空スリーブ13の外側には、中空のピス
トン軸15が中空スリーブ13に対して軸方向に摺動自
在であって、回転不能に嵌合され、支持第11に支持さ
れる。このピストン軸15の外周には、ダイレクトドラ
イブサーボモータのステータ16が取付けられ、このス
テータ16に対向させてタレット14内にはサーボモー
タのロータ17が組込まれる。したがって、ステータ1
6に通電することによって、タレット14を高速で割出
し回転させることが可能となる。
【0007】割出し角度を高精度で検出するために、レ
ゾルバ25が設けられる。このレゾルバ25をタレット
14に連結するため、中空スリーブ13の端部には、支
持台11内に位置させて、駆動側歯車21が取付けられ
る。この歯車21は従動側歯車23に噛合し、従動側歯
車23は、支持台11内に回転自在に支持された保持軸
22に固着されている。この従動歯車23と一体的に回
転するアイドル歯車24は、レゾルバ25の回転主軸2
6に一体となった歯車部27に噛合する。これにより、
タレット14の回転は、中空スリーブ13、歯車21等
を介してレゾルバ25の回転主軸26に伝達され、この
レゾルバ25によってタレット14の回転角度が検出さ
れる。
【0008】タレット14が所定の割出し角度に設定さ
れた後に、その割出し位置でタレット14をロックする
ため、ピストン軸15の先端にはピストン31が形成さ
れ、このピストン31はタレット14内に形成された油
室32内に収容される。ピストン31の背面とタレット
14内に形成された小径部33との間には、噛合いクラ
ッチ部34が形成される。このクラッチ部34は、ピス
トン31が図1において左側に摺動すると噛合い、逆方
向に摺動すると噛合いが解除される。
【0009】ピストン軸15内には、ピストン31を左
側に摺動させる際に油圧を供給するための第1油路35
と、逆方向に摺動させる際に油圧を供給するための第2
油路36とが形成される。割出しが完了した後に、その
位置でタレット14をロックする場合、第1油路35を
介して油室内に油圧を供給すると、クラッチ部34が噛
合ってタレット14は締結状態となる。次の切削工具を
位置決めするためにタレット14を割出し回転させる際
には、第2油路36から油圧を供給してロック状態を解
除する。
【0010】なお、切削工具Cは支持台11の端部に設
けられた駆動モータ28によって、軸心周りに回転駆動
されるようになっている。
【0011】以上のように本実施例においては、1つの
切削工具Cによりワークの切削加工を行なった後に、他
の切削工具により引続き加工を行なう場合には、ステー
タ15に通電することにより、タレット12を所定の角
度だけ回転させることができる。また本実施例では、カ
ムや歯車列等の動力伝達機構を介してタレット12を回
転させることなく、直接タレット14を回転させるの
で、0.35秒程度までの高速でタレット14を割出し
回転させることができる。
【0012】上述のように、タレット14の割出し制御
をサーボモータのレゾルバー25を使用するようにした
ので、タレット14を任意の角度で割出し回転させるこ
とが可能となる。したがって、図2に示すように、スピ
ンドルの主軸によりワークWを回転させるとともに、タ
レット14を回転させながら、ワークWの切削加工を行
なうようにすれば、ワークWの外周面に平面Fをも切削
加工することが可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、タレット
をこの中に組込まれたサーボモータにより割出し回転さ
せるようにしたので、高速でタレットを回転させること
ができ、ワークの加工能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】ワークに対して平面加工を行なっている状態を
示す正面図である。
【符号の説明】
12 支持軸 14 タレット 15 ステータ 17 ロータ 25 レゾルバ C 工具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】中空スリーブ13の外側には、中空のピス
トン軸15が中空スリーブ13に対して軸方向に摺動自
在であって、回転不能に嵌合され、支持11に支持さ
れる。このピストン軸15の外周には、ダイレクトドラ
イブサーボモータのステータ16が取付けられ、このス
テータ16に対向させてタレット14内にはサーボモー
タのロータ17が組込まれる。したがって、ステータ1
6に通電することによって、タレット14を高速で割出
し回転させることが可能となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】以上のように本実施例においては、1つの
切削工具Cによりワークの切削加工を行なった後に、他
の切削工具により引続き加工を行なう場合には、ステー
タ1に通電することにより、タレット12を所定の角
度だけ回転させることができる。また本実施例では、カ
ムや歯車列等の動力伝達機構を介してタレット12を回
転させることなく、直接タレット14を回転させるの
で、0.35秒程度までの高速でタレット14を割出し
回転させることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 12 支持軸 14 タレット 1 ステータ 17 ロータ 25 レゾルバ C 工具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の工具が装着されたタレットを支持
    軸に回転自在に取付け、上記タレット内にサーボモータ
    のロータを組込むとともに、上記支持軸にステータを組
    込み、上記タレットを直接駆動するように構成されたこ
    とを特徴とする高速割出し装置。
JP21641891A 1991-08-02 1991-08-02 高速割出し装置 Pending JPH0538607A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21641891A JPH0538607A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 高速割出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21641891A JPH0538607A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 高速割出し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0538607A true JPH0538607A (ja) 1993-02-19

Family

ID=16688257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21641891A Pending JPH0538607A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 高速割出し装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0538607A (ja)

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