JP2013240848A - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークに任意の角度で加工を施すこと、及び/又は、ワークを任意の形状に輪郭制御加工することができる工作機械を提供する。
【解決手段】工作機械は、ワークWを回転可能に保持するワーク保持部10と、ワークWを加工するための複数の工具が取り付けられるタレット部材22と、ロータ23bを回転させることによってタレット部材22を回転させるダイレクトドライブモータ23と、制御部と、を備える。平面視においてワークの回転軸Cとタレット部材22の回転軸Aとは直交し、制御部は、ダイレクトドライブモータ23を駆動してタレット部材22を連続的に回転させることで、複数の工具のうちいずれかの工具をワークWに対して任意の位置及び角度に位置決めしてワークWを加工する、及び/又は、複数の工具のうちいずれかの工具でワークWを任意の形状に輪郭制御加工する。
【選択図】図4

Description

本発明は、工作機械に関し、詳しくは複数の工具が取付けられるタレット部材を有する工作機械に関する。
従来、この種の工作機械として、バイトやドリルなどの複数の工具が取付けられたタレット部材が基台に回転可能に取付けられ、タレット部材を回転させることにより、複数の工具のうちから被加工物(ワーク)を加工する工具を選択できるものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された工作機械では、タレット部材を回転させるモータは、タレット部材を支持するハウジングの外に設けられ、タレット部材とモータとは、多数の歯車を介して接続されている。また、タレット部材の回転軸の端部に第1の係合歯が形成され、基台に設けられたカップリング機構に第2の係合歯が形成されている。そして、モータの駆動によってタレット部材の回転位置が所望の回転位置付近に至ったときに、タレット部材の回転軸を軸方向に移動させ、タレット部材とカップリング機構との係合歯同士を係合させることでタレット部材の回転を固定している。
特開2001−179511号公報
上述の工作機械では、タレット部材の回転軸の係合歯とカップリング機構の係合歯に従った角度でタレット部材が固定されてしまうため、割り出された(選択された)工具のワークに対する位置が間欠となり、ワークに任意の角度で加工を施すことができない(例えば、ワークに任意の角度の穴を空けることができない)という問題があった。
また、上述の工作機械では、同様の理由により、工具のワークに対する位置が間欠となってしまうため、タレット部材の回転軸を輪郭制御加工における制御軸として用いることが困難であるという問題があった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、ワークに任意の角度で加工を施すこと、及び/又は、ワークを任意の形状に輪郭制御加工することができる工作機械を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る工作機械は、
ワークを回転可能に保持するワーク保持部と、
前記ワークを加工するための複数の工具が取り付けられるタレット部材と、
前記タレット部材に対して不動である不動部と、前記不動部に対して回転する回転部と、を有し、前記回転部を回転させることによって前記タレット部材を回転させる回転駆動手段と、
前記回転駆動手段の駆動を制御する制御手段と、を備え、
平面視において前記ワークの回転軸と前記タレット部材の回転軸とは直交し、
前記制御手段は、
前記回転駆動手段を駆動して前記タレット部材を連続的に回転させることで、前記タレット部材に取り付けられた複数の工具のうちいずれかの工具を前記ワークに対して任意の位置及び角度で位置決めして前記ワークを加工する、及び/又は、前記タレット部材に取り付けられた複数の工具のうちいずれかの工具で前記ワークを任意の形状に輪郭制御加工する、
ことを特徴とする。
前記工作機械は、
前記ワーク保持部と前記タレット部材とを相対的に移動させる機構を備え、
前記制御手段は、前記回転駆動手段と前記機構との駆動を制御して、前記タレット部材を連続的に回転させると共に、前記ワーク保持部と前記タレット部材とを相対的に移動させることで、前記タレット部材に取り付けられた複数の工具のうちいずれかの工具を前記ワークに対して任意の位置及び角度で位置決めして前記ワークを加工する、及び/又は、前記タレット部材に取り付けられた複数の工具のうちいずれかの工具で前記ワークを任意の形状に輪郭制御加工する、ようにしてもよい。
前記ワークの回転軸に沿った軸をZ軸、前記タレット部材の回転軸に沿った軸をX軸、前記Z軸及び前記X軸と直交する軸をY軸とした場合、
前記機構は、前記ワーク保持部と前記タレット部材とを相対的に、前記X軸、Y軸、Z軸各々の軸方向に独立して移動させてもよい。
前記制御手段は、前記ワーク保持部の駆動も制御し、前記ワークの回転制御、前記タレット部材の回転制御、及び前記ワーク保持部と前記タレット部材とを相対的に移動させる制御を同時に行ってもよい。
前記工作機械は、
前記タレット部材と一体に回転する所定部位との摩擦力により前記タレット部材を前記不動部に対して回転不能に固定することによって、前記複数の工具のうちの1つの工具と前記ワークとを位置合わせするとともに、前記位置合わせした工具による前記ワークの加工中に前記タレット部材が前記不動部に対して回転することを禁止する固定手段をさらに備えていてもよい。
前記工作機械は、
前記タレット部材の回転位置を検出する回転位置検出手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記回転位置検出手段によって検出された回転位置に基づいて前記タレット部材が目標位置で停止するよう前記回転駆動手段と前記固定手段とを制御する、ようにしてもよい。
前記所定部位は、前記タレット部材と一体に回転するブレーキディスクであり、
前記固定手段は、前記ブレーキディスクを挟むブレーキパッドを含む、ようにしてもよい。
本発明によれば、ワークに任意の角度で加工を施すこと、及び/又は、ワークを任意の形状に輪郭制御加工することができる。
本発明の一実施形態に係る工作機械の平面図である。 図1に示す工作機械の正面図である。 図1に示す工作機械の側面図である。 図3に示す工作機械のタレット装置近傍の拡大図である。 (a)は、本実施形態に係る工作機械の効果を説明するための図である。(b)は、比較例に係る工作機械におけるワーク加工上の制約を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態に係る工作機械について、図面を参照して説明する。
なお、以下の説明では、工作機械における鉛直方向を「Y軸方向」といい、ワークWの中心線に沿った水平方向を「Z軸方向」といい、Y軸及びZ軸方向に垂直な水平方向を「X軸方向」という。また、図1〜図5(a)の図中には、X、Y、Z軸の各々の方向を示す矢印を示した。以下では、これら矢印が示す各方向において、矢印が向く方向を+側、その反対側の方向を−側として、適宜、工作機械を構成する各部を説明する。
本実施形態に係る工作機械1は、被加工物(ワーク)Wを加工する多機能旋盤として構成され、図1〜図4に示すように、工作機械1全体の台であるベッドSと、ワーク保持部10と、タレット装置20と、スライド機構30と、工作機械1全体を制御する制御部40と、操作部41と、を備える。
ワーク保持部10は、ワークW(例えば、円筒形)を保持して回転させるものであり、図1、図3等に示すように、主軸11と、主軸11を回転可能に支持する主軸台12と、を備える。
なお、図1は、工作機械1の平面図(+Y軸方向から見た図)であり、図3は、工作機械1の側面図(+Z軸方向から見た図)である。
主軸11は、図示しないチャックでワークWを把持する。主軸台12には、ワーク回転用モータ(図示せず)が内蔵されており、このワーク回転用モータによって主軸11をC軸周りに回転させる。C軸は、Z軸と平行、且つ、ワークWの中心を通る回転軸として規定される。これにより、ワーク保持部10は、ワークWをC軸周りに回転させることができる。本実施形態では、主軸台12は、ベッドSに対して不動に固定されている。
タレット装置20は、ワークWを加工するための複数の工具T(図2参照)を有するものであり、主に図4に示すように、ハウジング21と、ハウジング21に回転可能に支持されたタレット部材22と、タレット部材22を回転させるダイレクトドライブモータ(ビルトインモータ)23と、タレット部材22を回転不能に固定するブレーキ機構50と、工具回転機構60と、を備える。
なお、図4は、工作機械1のタレット装置20近傍の拡大図であるとともにタレット装置20の要部断面図(詳しくは、X−Y平面と平行で後述のA軸を含む面に沿って切った図)である。
タレット部材22は、図2に示すように、正面視で正多角形(本実施形態では、正十角形)に形成された部材であり、ダイレクトドライブモータ23の駆動力によって、A軸周りに回転する。A軸は、X軸と平行、且つ、タレット部材22の中心を通る回転軸として規定される。
なお、図2は、工作機械1の正面図(−X軸方向から見た図)である。また、図2で点線で示した主軸11及びワークWは、タレット部材22が移動してタレット部材22が保持するドリルDに当接した状態を示したものであり、主軸11が移動した状態を示したものではない(本実施形態では、前述のように主軸11は、ベッドSに対して不動である)。
タレット部材22は、主に図4に示すように、複数の工具Tを保持する工具保持部221と、この工具保持部221に連結され、軸受け24によってハウジング21内にX軸周りに回転可能に軸支された回転軸部222と、を有する。
工具保持部221には、周面にバイトBやドリルDなどの工具Tをそれぞれに着脱可能に取付けることができ、本実施形態では、正十角形を形作る十個の外周面に、バイトBとドリルDとが交互に取り付けられている。つまり、本実施形態に係る工具保持部221は、5つのバイトBと5つのドリルDとを保持している。
工具保持部221の外周面には、5つのバイトBの各々に対応するバイトホルダb1〜b5と、5つのドリルDの各々に対応する5つのドリルホルダd1〜d5とが設けられており、工具保持部221は、これらホルダにより複数の工具Tを保持している。ドリルホルダd1〜d5の各々は、ドリルDを回転可能に保持している。
回転軸部222の後方(図4中、右側)には、ブレーキディスク51が取付けられている。ブレーキディスク51は、回転軸部222からフランジ状に凸となるディスク形状に形成され、タレット部材22と一体に回転する。
ダイレクトドライブモータ23は、タレット部材22をA軸周りに回転させるものであり、同期電動機や誘導電動機などの周知のモータで構成され、全体がハウジング21内に設けられている。
ダイレクトドライブモータ23は、ハウジング21に固定されたステータ23aと、タレット部材22の回転軸部222に直接に取付けられたロータ23bとを備える。
このダイレクトドライブモータ23では、ギヤなどを介することなくタレット部材22に直接にロータ23bが取付けられるダイレクトドライブとしているから、ギヤなどによるエネルギ損失や騒音、振動を防止して、ダイレクトドライブモータ23からの出力によって効率よくタレット部材22を回転させることができると共に、装置全体を小型化することができる。また、ダイレクトドライブモータ23は、回転位置検出センサ25を備える。
回転位置検出センサ25は、ロータ23bの回転位置、つまり、タレット部材22の回転位置を検出するものである。回転位置検出センサ25としては、例えば、タレット部材22の回転軸部222に形成された凹凸パターンを光学的に読み込んでタレット部材22の回転位置を検出するロータリーエンコーダや、電磁ピックアップ式、レゾルバなど、種々のセンサを用いることができる。
ブレーキ機構50は、ハウジング21内に設けられたブレーキパッド52と、ブレーキパッド52に付勢力を作用させるバネ53と、ブレーキパッド52に油圧を作用させる油圧機構54と、を備える。
ブレーキパッド52は、2つの環状の部材によって形成され、ブレーキディスク51のX軸方向の両側に位置する。また、ブレーキパッド52のブレーキディスク51と向かい合う面と反対側には、ブレーキパッド52とハウジング21の内壁面とによって、油圧室26が構成されている。
油圧室26は、油圧機構54に連結され、内部がオイルで満たされている。油圧機構54は、例えば電動ポンプなどによって油圧を発生させ、発生させた油圧を継手55から油圧室26に作用させるように構成されている。
こうしたブレーキ機構50では、油圧機構54から油圧室26に油圧を作用させていないときには、バネ53の付勢力によってブレーキパッド52がブレーキディスク51から離れる方向に付勢され、ブレーキパッド52とブレーキディスク51は接しない。これにより、ブレーキディスク51にはブレーキパッド52から力は作用せず、ブレーキディスク51及びタレット部材22はハウジング21に対して自由に回転できる状態となる。
一方、油圧機構54から油圧室26に油圧を作用させたときには、バネ53の付勢力に抗してブレーキパッド52がブレーキディスク51に近付く方向に移動し、ブレーキディスク51がブレーキパッド52で挟まれる。これにより、ブレーキディスク51とブレーキパッド52とに摩擦力が作用し、ブレーキディスク51及びタレット部材22はハウジング21に対して回転不能に固定される。
工具回転機構60は、図4に示すように、第1軸部61と、第2軸部62と、第1軸部61を回転させる工具回転用モータ63と、を備える。
工具回転用モータ63は、タレット装置20の+X軸方向側端部に位置し、−X軸方向に向く回転軸63aを有する。工具回転用モータ63は、回転軸63aをA軸周りに回転させる。
第1軸部61の一端部(+X軸方向側の端部)は、回転軸63aと結合又は係合されている。これにより、第1軸部61は、回転軸63aの回転に伴ってA軸周りに回転する。第1軸部61は、その両端部各々の近傍で、ハウジング21に対して不動な軸受け64,65に回転可能に軸支されている。第1軸部61の他端部(−X軸方向側の端部)には、第1ギヤ部61aが設けられている。第1ギヤ部61aは、第2軸部62の一端部(+Y軸方向側の端部)に設けられた第2ギヤ部62aと締結している。このような第1ギヤ部61aと第2ギヤ部62aとにより、第1軸部61のA軸周りの回転動力が第2軸部62に伝搬され、第2軸部62は、Y軸周りに回転する。第2軸部62の他端部(−Y軸方向側の端部)は、割り出された(選択された)回転工具(ここではドリルD)を保持するドリルホルダ(図2〜図4では、ドリルホルダd1)の端部と係合される。第2軸部62は、その両端部各々の近傍で、工具保持部221に対して不動な軸受け66,67に回転可能に軸支されている。
なお、図4では、第1軸部61、第2軸部62、軸受け64,65及び66,67の断面を示すハッチングを省略している。また、回転工具であるドリルDを含む工具Tの割り出しについては、後に詳述する。
本実施形態に係る工作機械1では、このような工具回転機構60により、タレット部材22に保持され、割り出された回転工具(ドリルD)をY軸周りに回転させることができる。
図1に示すスライド機構30は、タレット装置20をX、Y、Z軸各々の方向に移動させる機構であり、Z軸スライド機構31、X軸スライド機構32、及びY軸スライド機構33から構成されている。
Z軸スライド機構31は、タレット装置20をZ軸方向に移動させるための機構であり、ベッドS上に取り付けられた軸受部311と、この軸受部311に軸支されてZ軸方向に伸びるボールねじ312と、このボールねじ312を回転させるZ軸モータ313と、Z軸スライド部314と、を備える。
なお、図2では軸受部311を断面図により示している。ここでのハッチングは省略した。
Z軸スライド部314は、Z軸方向に移動する台状の部材であり、ボールねじ312と嵌合し、ボールねじ312の回転によりZ軸方向に移動するナット(図示せず)と、ベッドS上に設けられたZ軸方向に伸びるレール部Rzと係合するガイド溝Gzと、を有する。
Z軸スライド機構31は、Z軸モータ313でボールねじ312を回転させることで、ナットを移動させる(つまり、Z軸スライド部314を移動させる)。Z軸スライド部314は、移動する際に、レール部Rzに案内され、安定してZ軸方向に移動することができる。このような機構により、Z軸スライド機構31は、タレット装置20をZ軸方向に移動させる。
X軸スライド機構32は、タレット装置20をX軸方向に移動させるための機構であり、Z軸スライド部314上に取り付けられた軸受部321と、この軸受部321に軸支されてX軸方向に伸びるボールねじ322と、このボールねじ322を回転させるX軸モータ323と、X軸スライド部324と、を備える。
X軸スライド部324は、X軸方向に移動する台状の部材であり、ボールねじ322と嵌合し、ボールねじ322の回転によりX軸方向に移動するナット(図示せず)と、Z軸スライド部314上に設けられたX軸方向に伸びるレール部Rxと係合するガイド溝Gxと、を有する。
X軸スライド機構32は、X軸モータ323でボールねじ322を回転させることで、ナットを移動させる(つまり、X軸スライド部324を移動させる)。X軸スライド部324は、移動する際に、レール部Rxに案内され、安定してX軸方向に移動することができる。このような機構により、X軸スライド機構32は、タレット装置20をX軸方向に移動させる。
Y軸スライド機構33は、タレット装置20をY軸方向に移動させるための機構であり、X軸スライド部324上に取り付けられた軸受部(図示せず)と、この軸受部に軸支されてY軸方向に伸びるボールねじ(図示せず)と、このボールねじを回転させるY軸モータ333と、Y軸スライド部334と、を備える。
Y軸スライド部334は、Y軸方向に移動する台状の部材であり、前記ボールねじと嵌合し、このボールねじの回転によりY軸方向に移動するナット(図示せず)と、X軸スライド部324上に設けられたY軸方向に伸びるレール部Ryと係合するガイド溝Gyと、を有する。
Y軸スライド機構33は、Y軸モータ333で前記ボールねじを回転させることで、ナットを移動させる(つまり、Y軸スライド部334を移動させる)。Y軸スライド部334は、移動する際に、レール部Ryに案内され、安定してY軸方向に移動することができる。このような機構により、Y軸スライド機構33は、タレット装置20をY軸方向に移動させる。
このように、ベッドSに対してZ軸方向に移動可能であるがX及びY軸方向には不動なZ軸スライド部314と、このZ軸スライド部314に対してX軸方向に移動可能であるがY軸方向には不動なX軸スライド部324と、このX軸スライド部324に対してY軸方向に移動可能なY軸スライド部334と、を備えるスライド機構30により、Y軸スライド部334に取り付けられたタレット装置20は、X、Y、Z軸各々の方向に移動可能となっている。
タレット装置20は、図1及び図2に示すように、Y軸スライド部334の+Z方向側端部に取り付けられている。
制御部40は、工作機械1全体を制御するものであり、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、CPU(Central Processing Unit)と、を備える。なお、制御部40及び操作部41は、図1にのみ示した。
制御部40は、操作部41から供給されたNCプログラムに従い、各部を制御する。制御部40には、例えば回転位置検出センサ25からタレット部材22の回転位置が入力されるなど、工作機械1の制御に必要な各種情報が入力され、ワーク回転用モータ、ダイレクトドライブモータ23、油圧機構54、工具回転用モータ63、Z、X及びY軸モータ313、323及び333などに制御信号を送信する。
これにより、工作機械1は、ワークWとタレット部材22(より詳しくは、タレット部材22が保持する工具であるバイトB、ドリルD)との相対的位置関係を適当に設定し、ワークWを加工することができる。
操作部41は、オペレータからの操作情報、入力情報を受け付けるものであり、操作情報、入力情報を受け付けるための操作パネル(図示せず)を備える。
操作パネルは、起動スイッチと、停止スイッチと、テンキー等を備える。起動スイッチは、工作機械1を起動するときに操作されるスイッチであり、停止スイッチは、起動を停止するときに操作されるスイッチである。テンキーは、数値を手動で入力するためのキーである。
操作部41は、起動スイッチ、停止スイッチが操作されると、この操作情報を受け付ける。また、操作部41は、NCプログラム(加工シーケンス)のデータが入力されると、このデータを入力情報として受け付ける。NCプログラムは、ワークWとタレット部材22(より詳しくは、タレット部材22が保持する工具TであるバイトB、ドリルD)との相対的位置関係を適当に設定し、ワークWを加工するためのプログラムであり、オペレータによって作成される。
次に、上述のように構成された工作機械1を用いたワークWの加工について説明する。
まず、タレット装置20による工具Tの割り出し(選択、変更)について説明する。
(工具Tの割り出し)
ワークWを加工する工具Tを割り出すときには、オペレータの操作部41への指令に基づいて、制御部40は、まず、油圧機構54からの油圧がブレーキパッド52に作用しないように油圧機構54を駆動する。つまり、ブレーキパッド52とブレーキディスク51とが接していない状態となるようにブレーキ機構50を駆動する。
これにより、ブレーキディスク51及びタレット部材22は、ハウジング21に対して自由に回転することができる。
続いて、制御部40は、ダイレクトドライブモータ23を駆動してタレット部材22を回転させる。このとき、制御部40は、回転位置検出センサ25によって検出されたダイレクトドライブモータ23のロータ23bの回転位置(つまり、タレット部材22の回転位置)に基づいて、所望の工具TがワークWを加工するための位置(目的位置)に割り出されて停止するようにタレット部材22を回転させる。
そして、タレット部材22が目的とする回転位置に至ったら、制御部40は、油圧機構54を駆動して、油圧室26に油圧を作用させてブレーキディスク51をブレーキパッド52で挟む。
これにより、タレット部材22が目的位置に割り出された状態で、ブレーキパッド52とブレーキディスク51との摩擦力によってブレーキディスク51及びタレット部材22が回転不能に固定される。
タレット装置20によって工具Tを割り出したときに、割り出された工具Tの位置にズレが生じていたときには、オペレータによる操作部41へ指令に基づいて、制御部40は、タレット部材22の回転位置を微調整する。
本実施形態に係る工作機械1は、ブレーキディスク51をブレーキパッド52で挟んで摩擦力によりタレット部材22を回転不能に固定するものであり、ワークWを割り出しして固定するときに、タレット部材22とハウジング21の一方に形成された凹部と他方に形成された凸部とを係合させることでタレット部材22を回転不能に固定するものではない(つまり、例えばタレット部材22とハウジング21に形成された係合歯同士を係合させてカップリングによりタレット部材22を回転不能に固定するものではない)。
そのため、本実施形態に係る工作機械1によれば、任意の角度でタレット部材22を固定することができ、ワークWを加工するときのワークWと工具Tとの位置を微調整することができる。
工具Tの位置の微調整としては、例えば、オペレータが制御部40にズレを補正するための角度を入力して制御部40が入力された角度に応じてタレット部材22を回転させたり、制御部40がタレット部材22をゆっくりと回転させてオペレータが停止指令を制御部40に入力するなど種々の方法を用いることができる。
なお、こうしてタレット装置20の工具Tの位置の微調整が完了したときには、制御部40は、タレット部材22の回転位置を記憶して、割り出した工具Tの位置を記憶することが望ましい。また、複数の工具Tを用いて連続してワークWを加工する際には、予め全ての工具Tに対してこうした調整を行って結果を記憶し、その後、記憶した情報を用いて制御部40がワークWを加工すれば、加工精度を高めることができると共にスムーズに加工を行うことができる。
続いて、タレット装置20によって割り出された工具TによるワークWの加工全体の流れについて説明する。
(ワークWの加工の流れ)
ワークWを加工するときには、例えば、オペレータが、ワーク保持部10のチャックにワークWを配置してチャックによりワークWを保持させる。
続いて、オペレータの操作部41への指令に基づいて、制御部40がワーク回転用モータを駆動してワークWを回転させる。
次に、前記指令に基づいて、制御部40は、Z、X及びY軸モータ313、323及び333を駆動して(つまり、スライド機構30を駆動して)、タレット装置20を、X、Y、Z軸の各々の方向に、適宜、移動させ、工具TをワークWに当接させる。
これにより、回転するワークWに工具Tが当てられてワークWが加工される。
ここで、例えば、工具Tとして回転工具(ここでは、ドリルD)が割り出されていた場合、制御部40は、前記指令に基づいて、工具回転用モータ63を駆動し、回転工具を回転させる。この場合、制御部40は、ワーク回転用モータを駆動せずにワークWを回転させなくともよいし、ワークWを回転させるとともに回転工具を回転させてもよい。
これにより、ワークWに回転するドリルD等が当てられてワークWが加工される。
ワークWの加工において、例えば、図5(a)に示すようにワークWに連続的に曲率が変化する曲面を形成したい場合や、ワークWに任意の角度の穴を空けたい場合、制御部40は、ダイレクトドライブモータ23を駆動してタレット部材22を回転させ、ワークWに対する工具Tの位置を適宜変化させた上で、主軸11や回転工具を回転させる。
ここで、図5(b)に示すように、タレット部材の回転軸の係合歯とカップリング機構の係合歯に従った角度でタレット部材が固定される構成の比較例に係る工作機械9では、ワークWに対する工具(同図ではドリルD’)の位置が、例えば、図示するP、Q、Rのように間欠な位置になってしまうため、ワークに任意の角度で加工を施すことができない。
一方、本実施形態に係る工作機械1では、ダイレクトドライブモータ23を採用し、比較例に係る工作機械9のようにカップリング機構の係合歯に従った角度でタレット部材が固定されることがないため、ワークWに任意の角度で加工を施すことが可能である。
なお、所望の形状でワークWを形成すべく、ワークWに対する工具Tの位置を適宜変化させた後(つまり、タレット部材22が目的とする回転位置に至り、ワークWに対して工具Tが位置決めされたら)、その都度、前述と同様に、制御部40は、油圧機構54を駆動して、油圧室26に油圧を作用させてブレーキディスク51をブレーキパッド52で挟む。これにより、タレット部材22が目的位置に位置決めされた状態で、ブレーキパッド52とブレーキディスク51との摩擦力によってブレーキディスク51及びタレット部材22が回転不能に固定される。
ワークWの加工が終了したら、制御部40は、Z、X及びY軸モータ313、323及び333を駆動して(つまり、スライド機構30を駆動して)、タレット装置20をワークWから遠ざからせる。
タレット部材22に設けられた他の工具Tで続けてワークWを加工するときには、制御部40は、タレット装置20を駆動することによって工具Tを変更し、再びワークWの加工を行う。また、他の工具TでワークWを加工しないときには、制御部40はワーク回転用モータを停止し、オペレータがワーク保持機構26によるワークWの保持を解除する。
以上説明した本実施形態に係る工作機械1は、ワークWを回転可能に保持するワーク保持部10と、ワークWを加工するための複数の工具Tが取り付けられるタレット部材22と、タレット部材22に対して不動であるハウジング21(ないしはステータ23a)と、ハウジング21に対して回転するロータ23bと、を有し、ロータ23bを回転させることによってタレット部材22を回転させるダイレクトドライブモータ23と、ダイレクトドライブモータ23の駆動を制御する制御部40と、を備え、平面視(Y軸方向から見た場合)においてワークWの回転軸(C軸)とタレット部材22の回転軸(A軸)とは直交し、制御部40は、ダイレクトドライブモータ23を駆動してタレット部材22を連続的に回転させることで、タレット部材22に取り付けられた複数の工具Tのうちいずれかの工具をワークWに対して任意の位置及び角度で位置決めしてワークWを加工する、及び/又は、タレット部材22に取り付けられた複数の工具Tのうちいずれかの工具でワークWを任意の形状に輪郭制御加工する。
このようにしたから、前述したようにワークWに任意の角度で加工を施すことが可能である。また、ワークを任意の形状に輪郭制御加工することができる。
また、工具Tの割り出しのための回転と、工具Tの輪郭制御における加工のための回転とを、1つのダイレクトドライブモータ23で実現し、両役割を共用したことから、部品点数を少なくすることが可能である。
さらには、タレット部材22の回転軸部222にダイレクトドライブモータ23のロータ23bを直接に取付けるダイレクトドライブとしたから、歯車やベルトなどの間接的機構部品を必要とせず、これによっても部品点数を少なくすることができ、工作機械全体を小型化したり、工作機械の製造コストを低減することができる。
また、制御部40の制御のもと、スライド機構30は、ワーク保持部10に対してタレット部材22を、X軸、Y軸、Z軸各々の軸方向に独立して移動させることが可能であり、ダイレクトドライブモータ23は、ロータ23bを連続的に回転させることによってタレット部材22を連続的に回転させることができる。
そのため、タレット部材22のA軸周りの連続回転制御と、その他の制御軸X、Y、Z軸とを同時に(並行して)輪郭制御することができ、ワークWに対する工具Tの位置を自由に制御できる。つまり、本実施形態に係る工作機械1によれば、ワークWを所望の形状に加工可能である。さらには、工作機械1では、上記制御軸に加え、主軸11の回転軸(C軸)も、同時に(並行して)輪郭制御することができるため、より自由な加工が可能である。
また、工作機械1によれば、タレット部材22の回転軸部222に直接にロータ23bを取付けられているため、ギヤの歯車同士に設けられた隙間(バックラッシュ)のためにズレが生じることもないから、ダイレクトドライブモータ23を駆動してタレット部材22の回転位置を適正に制御することができる。
さらに、工作機械1では、油圧機構54を駆動してブレーキディスク51をブレーキパッド52で挟むことで摩擦力によってタレット部材22をハウジング21(ないしはステータ23a)に対して回転不能に固定することにより、タレット部材22に取付けられた工具Tのうちの1つの工具TとワークWとを位置合わせすると共に、位置合わせした工具TによるワークWの加工中にタレット部材22がハウジング21に対して回転することを禁止するから、タレット部材22を任意の角度で固定することができ、ワークWを加工するときにタレット部材22の工具TとワークWとの位置を細かく調整することができる。
(変形例)
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。以下に変形の一例を示す。
上述した工作機械1では、ワーク保持部10がベッドSに固定され、スライド機構30により、タレット部材22をワーク保持部10に対してX、Y、Z軸方向に移動させる構成としたが、これに限られない。ワーク保持部10とタレット部材22とが相対的にX、Y、Z軸方向に移動する構成であれば、工作機械1の構成を適宜変更可能である。
例えば、タレット部材22(つまりは、保持されている工具T)がX、Y軸の2軸に移動し、ワーク保持部10(つまりは、ワークW)がZ軸に移動する構成や、タレット装置20がベッドSに固定され、ワーク保持部10がタレット部材22に対してX、Y、Z軸方向に移動する構成であってもよい。
また、上記説明では、ワーク保持部10とタレット部材22とを相対的に移動させる制御軸を各々直交する3軸(X、Y、Z軸)としたが、ワーク保持部10とタレット部材22とが相対的に3次元的に移動できれば、制御軸は各々直交するX、Y、Z軸に限られない。このような制御軸である3軸が互いに交差していればよい。
上述した工作機械1では、タレット部材22には、ドリルホルダd1〜d5とバイトホルダb1〜b5が設けられるものとしたが、こうした数に限定されるものではない。また、複数のバイトBは各々異なるバイトであっても同じバイトであってもよいし、複数のドリルDは各々異なるドリルであっても同じドリルであってもよいし、バイトBとドリルDとは交互に取り付けられなくともよい。目的に応じて、バイトB、ドリルDの取付順序は、適宜、変更できる。さらには、タレット部材22に、ダイスやタップなど他の工具を取付けるホルダが設けられてもよい。
上述した工作機械1では、油圧機構54による油圧を油圧室26に作用させてブレーキディスク51を2つの環状の部材で構成されたブレーキパッド52で挟むブレーキ機構50を備えるものとしたが、摩擦力によってタレット部材22が回転不能に固定される構成であれば如何なる構成としてもよく、例えば、ブレーキパッド52は、ブレーキディスク51の一方だけの面に押し当てられるものとしたり、環状以外の形状に形成されてもよい。
また、ブレーキ機構50は、油圧に代えてまたは加えて他の作動流体を用いてもよく、例えば、油圧に代えて空圧を用いるものでもよく、油圧と空圧を併用するものでもよい。
さらには、作動流体を用いる機構に代えてまたは加えて、電磁的な機構によってブレーキパッド52をブレーキディスク51に押し当てる構成としてもよい。
上記説明では、ワークWを加工するときには、例えば、オペレータが、ワーク保持部10のチャックにワークWを配置してチャックによりワークWを保持させるものとしたが、これに限られない。工作機械1がワークを自動で供給及び排出する装置をさらに備え、ワークの保持や解除を自動で行うようにしてもよい。
なお、本発明は以上の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、実施形態及び図面に変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。
1 工作機械
10 ワーク保持部
20 タレット装置
21 ハウジング
22 タレット部材
221 工具保持部
B バイト
D ドリル
222 回転軸部
23 ダイレクトドライブモータ
23a ステータ
23b ロータ
24 軸受け
25 回転位置検出センサ
26 油圧室
30 スライド機構
31 Z軸スライド機構
32 X軸スライド機構
33 Y軸スライド機構
40 制御部
41 操作部
50 ブレーキ機構
51 ブレーキディスク
52 ブレーキパッド
53 バネ
54 油圧機構
55 継手
60 工具回転機構
61 第1軸部61
62 第2軸部62
63 工具回転用モータ

Claims (7)

  1. ワークを回転可能に保持するワーク保持部と、
    前記ワークを加工するための複数の工具が取り付けられるタレット部材と、
    前記タレット部材に対して不動である不動部と、前記不動部に対して回転する回転部と、を有し、前記回転部を回転させることによって前記タレット部材を回転させる回転駆動手段と、
    前記回転駆動手段の駆動を制御する制御手段と、を備え、
    平面視において前記ワークの回転軸と前記タレット部材の回転軸とは直交し、
    前記制御手段は、
    前記回転駆動手段を駆動して前記タレット部材を連続的に回転させることで、前記タレット部材に取り付けられた複数の工具のうちいずれかの工具を前記ワークに対して任意の位置及び角度で位置決めして前記ワークを加工する、及び/又は、前記タレット部材に取り付けられた複数の工具のうちいずれかの工具で前記ワークを任意の形状に輪郭制御加工する、
    ことを特徴とする工作機械。
  2. 前記ワーク保持部と前記タレット部材とを相対的に移動させる機構を備え、
    前記制御手段は、前記回転駆動手段と前記機構との駆動を制御して、前記タレット部材を連続的に回転させると共に、前記ワーク保持部と前記タレット部材とを相対的に移動させることで、前記タレット部材に取り付けられた複数の工具のうちいずれかの工具を前記ワークに対して任意の位置及び角度で位置決めして前記ワークを加工する、及び/又は、前記タレット部材に取り付けられた複数の工具のうちいずれかの工具で前記ワークを任意の形状に輪郭制御加工する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記ワークの回転軸に沿った軸をZ軸、前記タレット部材の回転軸に沿った軸をX軸、前記Z軸及び前記X軸と直交する軸をY軸とした場合、
    前記機構は、前記ワーク保持部と前記タレット部材とを相対的に、前記X軸、Y軸、Z軸各々の軸方向に独立して移動させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の工作機械。
  4. 前記制御手段は、前記ワーク保持部の駆動も制御し、前記ワークの回転制御、前記タレット部材の回転制御、及び前記ワーク保持部と前記タレット部材とを相対的に移動させる制御を同時に行う、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の工作機械。
  5. 前記タレット部材と一体に回転する所定部位との摩擦力により前記タレット部材を前記不動部に対して回転不能に固定することによって、前記複数の工具のうちの1つの工具と前記ワークとを位置合わせするとともに、前記位置合わせした工具による前記ワークの加工中に前記タレット部材が前記不動部に対して回転することを禁止する固定手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の工作機械。
  6. 前記タレット部材の回転位置を検出する回転位置検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記回転位置検出手段によって検出された回転位置に基づいて前記タレット部材が目標位置で停止するよう前記回転駆動手段と前記固定手段とを制御する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の工作機械。
  7. 前記所定部位は、前記タレット部材と一体に回転するブレーキディスクであり、
    前記固定手段は、前記ブレーキディスクを挟むブレーキパッドを含む、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の工作機械。
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