JPH0537895A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH0537895A
JPH0537895A JP3191941A JP19194191A JPH0537895A JP H0537895 A JPH0537895 A JP H0537895A JP 3191941 A JP3191941 A JP 3191941A JP 19194191 A JP19194191 A JP 19194191A JP H0537895 A JPH0537895 A JP H0537895A
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Osamu Inagaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】静止画を再生してゆく方向を変化させた特殊な
映出が可能となり、極めて高い再生効果を期待できる静
止画像情報の記録が可能である装置をコスト的にも不利
となることなく実現できる画像記録装置を提供する。 【構成】本来デジタル音声信号が記録されるPCM領域
に静止画像信号を記録するものであって、撮像素子で取
り込まれた映像信号は、一旦、画像メモリ50に書き込
まれる。そして、上記メモリ50のデータを、PCMタ
イミングに基づいて上記メモリ上の映像信号が取り込ま
れ順序とは異なる順序で読み出して記録媒体であるテー
プに記録する。このようにして記録された静止画像信号
を再生すると、撮影時の走査方向と異なる方向から静止
画像を再生することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像記録装置、詳しく
は、画像記録装置において、画像を構成する単位画像情
報を画像情報記録媒体に記録するに際して画面走査形式
の順序を変換させた状態で記録を行う画像記録装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用の画像記録装置であるVT
Rやカメラ一体型VTR等の高級化、高機能化、小型化
は目ざましく、特に、8ミリVTRではPCMデジタル
録音機能付きのものが一般化している。このPCMデジ
タル録音可能なVTRにおける画像,音声の記録は、画
像・音声情報記録媒体である磁気テープ上の記録トラッ
クをビデオ信号記録領域(画像信号+FM音声信号記録
部分)とPCMデジタル音声記録領域に分割して各領域
にそれぞれの情報の記録を行うものである。図4は、上
記磁気テープ1の記録領域を模式的に示すものである。
本図のように記録ヘッドの走行幅をビデオ領域の180
゜とPCM領域の30゜に分ける。そして、各ビデオ領
域には一画面分の映像信号とFM音声信号が周波数重畳
して記録され、PCM領域には一画面分に対応するPC
M処理された音声のデジタル信号が記録される。なお、
上記.PCM領域への信号の書き込みは、オプション規
格であり、必ずしも記録が行われる必要はない。
【0003】そこで、画像記録装置の多機能化から上記
PCM領域に高画質の静止画を記録可能とする技術の提
案もなされている。例えば、特開平3−34686号公
報に開示のデジタル静止画信号記録再生装置は、磁気テ
ープを使用して動画を記録再生する装置で、特に動画信
号とともに静止画信号をPCM信号として上記PCM領
域に記録し、再生するものである。なお、このPCM領
域に記録される静止画信号は、信号の容量が多く、上記
デジタル音声信号に比較しておよそ360倍の領域を必
要とする。従って、約360トラックのPCM領域に1
画面のデータが記録され、1トラックの記録または再生
時間が1/60秒であるので、1画面の記録、または、
再生には約6秒を要する。図5は、上記従来のデジタル
静止画が記録再生可能な記録再生装置の記録部の概略の
ブロック構成図である。本装置において、通常の動画の
記録は、まず、被写体の撮像信号が撮像素子のCCD2
から出力され、その出力は、AGC回路3でそのレベル
がコントロールされ、撮像信号処理回路4に入力され
る。なお、上記CCD2、AGC回路3、撮像信号処理
回路4、および、後述するタイミングゼネレータ23
は、同期信号発生回路のSSG回路13により撮像処理
タイミングに合わせて駆動される。そして、撮像信号
は、上記撮像信号処理回路4において、Y信号(輝度信
号),R−Y信号,B−Y信号(色差信号)に分離さ
れ、LPF(LOW PASS FILTER)5,6,7を通した
後、Y信号はY信号処理回路8で処理されFM変調輝度
信号に、一方、R−Y,B−Y信号は、エンコ−ダ9で
搬送色信号に変換され、さらにC信号処理回路10で低
域変換色信号(C(RF)信号)に変換される。続い
て、加算回路11でそれらの信号が加算され、画像RF
信号として記録増幅回路12で増幅された後、シリンダ
20の記録/再生ヘッド20a,20bを介してテープ
1上のトラックの前記ビデオ領域に書き込まれる。
【0004】一方、音声信号の記録は、音声信号がマイ
クロフォン13より取り込まれ、オーディオ信号処理回
路14で処理された後、オーディオFM処理回路15で
FM変調される。そして、記録増幅回路12で増幅され
た後、シリンダ20のヘッド20a,20bを介してテ
ープ1上のトラックの前記ビデオ領域(図4参照)に上
記画像信号と周波数重畳されて書き込まれる。なお、上
記シリンダ20の外周面には、シリンダの回転位相情報
を得るために回転位相検出PG(PULSE GENERATOR)20
cが設けられており、その出力はサ−ボ回路27に取り
込まれ、垂直同期(V)信号を基準とした記録処理制御
の基本タイミングを与える信号として各回路に供給され
る。即ち、該信号は、記録増幅回路12に対して記録信
号のヘッド20a,20bへの書き込みタイミングを指
示し、また、PCM信号がPCM領域に正しく記録され
るために、後述する第1PCM処理回路17にPCM処
理タイミングをコントロールする信号として与えられ
る。信号再生時においても同様にPG20cの出力は、
再生信号読み取りのタイミングを与える信号として用い
られるものとする。。
【0005】次に、音声信号をPCM録音する場合、音
声信号は、同様に、マイクロフォン13より取り込ま
れ、オーディオ信号処理回路14で処理された後、A/
D変換回路16でA/D変換される。そのデジタル信号
は、第1PCM処理回路17でタイミング調節され、音
声処理側に切り換えられた切換回路25を経由して第2
PCM処理回路26に取り込まれる。そこで、第1PC
M処理回路17からのPCMタイミング信号に基づい
て、上記デジタル信号をテープ1にPCM信号として記
録可能な形態に変換するPCM処理が施され、記録増幅
回路12に出力され、ヘッド20a,20bを介してテ
ープ1の前記PCM領域にPCM音声信号として書き込
まれる。
【0006】次に、静止画信号のPCM記録の場合は、
被写体の画像の単位画像情報であるピクセルデータが上
述のCCD2で取り込まれ、撮像信号処理回路4等で処
理されたY信号,R−Y信号,B−Y信号がA/D変換
回路21でA/D変換される。そのデジタル化画像信号
は画像メモリ22に書き込まれるが、その書き込みタイ
ミングおよびアドレスの制御は、メモリコントローラ2
4により行われる。その制御タイミングは、SSG回路
13で駆動されるタイミングゼネレータ23でコントロ
ールされる。続いて、第1PCM処理回路17からのP
CMタイミング信号に基づいて上記メモリ22の静止画
像データが読み出され、メモリ22側が選択されている
切換回路25を通して第2PCM処理回路26に入力さ
れる。第2PCM処理回路26では第1PCM処理回路
17からのPCM処理タイミング信号に合わせて、上記
デジタル信号をテープ1にPCM信号として記録可能な
形態に変換するPCM処理が施される。そして、その出
力は記録増幅回路12で増幅され、ヘッド20a、20
bにより前記PCM領域に書き込まれる。
【0007】次に、上記従来の記録再生装置の再生動作
について説明する。図6は、上記記録再生装置の再生部
の概略のブロック構成図である。ヘッド20a,20b
で再生された動画のビデオ信号は、再生信号増幅回路3
1を介してRF信号として増幅され、Y信号処理回路3
2,C信号処理回路33によりY信号,C信号として取
り出される。そして、そのまま、Y,C信号として、ま
たは、混合回路34で混合され、コンポジット信号とし
て出力切換回路35に出力される。この出力切換回路3
5は、上記Y,C分離信号出力およびコンポジット信号
の出力を、動画のビデオ信号として出力するか、後述す
る静止画像信号として出力するかの切り換えを行う。一
方、FM音声信号は、再生信号増幅回路31からの出力
をオーディオFM処理回路36で復調し、更に、オーデ
ィオ信号処理回路38で処理して音声信号として出力さ
れる。
【0008】また、PCM領域に記録されるデジタル音
声信号の再生は、再生増幅回路31で増幅されたPCM
信号が第2PCM処理回路26でPCM処理され、切換
回路25で音声信号側に出力される。そして、第1PC
M処理回路17を通ったあとD/A変換回路37でアナ
ログ信号に変換されて、オーディオ信号処理回路38で
処理され音声信号として出力される。
【0009】また、PCM領域に記録される静止画像信
号の再生は、同様に再生増幅回路31で増幅されたPC
M信号が第2PCM処理回路26でPCM処理され、切
換回路25でメモリ22側に出力され、メモリコントロ
ーラ24によりPCM処理のタイミングで所定のアドレ
スに書き込まれる。続いて、タイミングゼネレータ23
による映像再生のタイミングレートで、画像メモリ22
のデータがD/A変換回路39によりアナログ変換さ
れ、変換されたY信号が同期信号付加回路40で同期信
号を付加されて出力切換回路35に直接、または、混合
回路42を介して出力切換回路35に出力する。また、
アナログ変換された色差信号は、エンコ−ダ41でC信
号にエンコード処理され、出力切換回路35に直接、ま
たは、混合回路42を介して出力切換回路35に出力さ
れる。なお、このPCM領域の静止画データの1画面分
を再生するに要する時間は、記録時と同様に約6秒かか
る。即ち、上記メモリ22に1画面分のデータを書き込
むのに6秒かかることになる。一方、ビデオ再生画像信
号は、1/60秒のサイクルで再生されている。従っ
て、上記静止画1画面の再生、書き込み期間中も画像メ
モリ22の画像データは繰り返しビデオ画像として出力
されており、旧画面の上に新しく読み出された分だけ新
画面で次第に書き換えられて行くことになる。
【0010】上記従来の記録再生装置の静止画像データ
の画像メモリ22への静止画像書き込み、読み出し動作
について、更に、詳しく図7のメモリ回りのブロック図
により説明する。まず、静止画像データ記録時に映像処
理タイミングに同期してA/D変換された静止画像デー
タの画像メモリ22への書き込みは、まず、CCD2を
駆動する映像基準クロックで駆動される映像タイミング
ゼネレータ23aのタイミング信号により撮像走査形式
に合致した順序のアドレス値をアドレス発生回路23c
から出力する。そして、メモリコントローラ24で上記
メモリ22の上記アドレス値に静止画像データを書き込
むようにコントロールされる。また、テープ1にPCM
信号として記録するためのメモリ22からデータを読み
出しは、まず、PCM基準クロックに基づいて駆動され
るPCMタイミングゼネレータ23bのタイミングに従
って、上記書き込み時に使用した同じアドレス発生回路
23cから上記書き込み時と同じ順序の読み出しアドレ
ス値を出力する。そして、メモリコントローラ24によ
りメモリ22の上記アドレス上のデータをPCMタイミ
ングに合わせて読み出し、次段の切換回路,PCM処理
回路、記録増幅回路等を介して、PCM領域に静止画像
データを記録する。また、上記静止画像データの再生
は、同様に、図7の回路を用いてPCM領域に記録され
た静止画像データをPCMタイミングでメモリ22に書
き込み、そのデータを映像信号のタイミングで読み出
し、再生画像信号として出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の静止画記録可能な画像記録装置においては、その静止
画を記録する場合、CCD2で撮像し、画像の単位画像
情報であるピクセルデータを転送した画面走査の順序の
通りに画像メモリ22に取り込まれ、続いて、同一順序
で画像情報記録媒体のテープ1のPCM領域に記録され
る。従って、その像の再生状態は、図8に示すように走
査線Lに沿って、前述したように約6秒の再生時間の間
に上方から順に旧静止画面が新静止画面に更新されてゆ
く。このように、従来のものは、再生の走査順序が規定
されており、CCD2から供給されるピクセルデータを
そのままの順序で記録再生が行われるだけで、静止画像
の再生効果を出すことがむずかしい。また、変化のある
静止画像の再生もできない。
【0012】本発明の画像記録装置は、上述の不具合を
解決するためになされたものであって、静止画像データ
の記録を行う場合、単位画像情報の取り込み順序を変え
るようにして、静止画の再生方法に対していろいろの変
化をつけた特殊な映出が可能なように構成し、極めて高
い再生効果を有する画像情報の記録が可能な画像記録装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の画像記録装置
は、所定の画面走査形式に対応する順序に従って供給さ
れる順次の一連の単位画像情報を、上記とは異なる画面
走査形式に対応する順序に変換して画像情報記録媒体に
記録するための順序系列変換手段を具備したことを特徴
とする。そして、上記順序系列変換手段は、供給される
一連の単位画像情報を所定の第1の画面走査形式に対応
する第1の順序で自己の画像情報格納領域に格納し、上
記第1の画面走査形式とは異なる第2の画面走査形式に
対応する第2の順序で画像情報格納領域から順次、単位
画像情報を読み出し、上記画像情報記録媒体に記録され
るべき被記録画像情報として出力するようになされた画
像メモリ手段を有してなるものであり、また、上記順序
系列変換手段は、所定の第1の画面走査形式に対応する
第1の順序で供給される一連の単位画像情報を上記第1
の画面走査形式とは異なる第2の画面走査形式に対応す
る第2の順序で自己の画像情報格納領域に格納し、該格
納された情報を上記第1の順序で読み出して、上記画像
情報記録媒体に記録されるべき被記録画像情報として出
力するようになされた画像メモリ手段を有してなるもの
である。
【0014】
【作用】画像データ出力部から供給される一連の単位画
像情報を所定の第1の順序で画像メモリ手段の画像情報
格納領域に格納し、第2の順序で画像情報格納領域から
順次、単位画像情報を読み出し、上記画像情報記録媒体
に記録されるべき被記録画像情報として出力し、記録す
る。従って、この画像情報を再生すると、撮像時の第1
の走査形式とは異なる第2の走査形式で画像信号が再生
される。
【0015】
【実施例】以下図示の実施例に基づいて本発明を説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す画像記録装置の順
序系列変換手段であって画像メモリ手段である画像メモ
リ、および、順序系列変換手段であるメモリ制御要素部
のブロック構成図である。本実施例の画像記録装置は、
前記図4の画像情報記録媒体であるテープ1のビデオ領
域に動画信号、および、FM音声信号の記録を行い、ま
た、PCM領域にデジタル音声信号、または、デジタル
静止画信号が記録可能な装置である。動画記録部におい
て、動画信号記録系の撮像素子のCCD2から記録増幅
回路12と記録ヘッド20a,20bを有するシリンダ
20までと、FM音声記録部もマイクロフォン13から
オーディオFM処理回路15とは、前記図5に示す従来
の記録装置と構成、作用ともに同じである。
【0016】そして、本実施例のものは、図1のブロッ
ク図に示すようにメモリ制御要素部が異なる。即ち、前
記SSG回路13の映像基準クロックのタイミング信号
に基づいて映像タイミングゼネレータ51から画像メモ
リ50への書き込みタイミング信号が出力され、映像ア
ドレス発生回路52でCCD2から供給される第1の画
面走査形式に対応する第1の順序に従い、自己の画像情
報格納領域の順次の書き込みアドレスが指示される。そ
れらの指示によりメモリコントローラ53を介して画像
メモリ50のアドレスにCCD2で撮像された静止画単
位画像情報であるピクセルデータが書き込まれる。1画
面分が画像メモリ50に書き込まれた後、PCM領域へ
の記録を行うため、メモリ50のピクセルデータがPC
Mのタイミングに合わせて、順序系列変換手段であるP
CMタイミングゼネレータ54,PCMアドレス発生回
路55,アドレスコントローラ56,メモリコントロー
ラ53等により被記録画像情報として読み出される。そ
の動作は、PCM基準クロックによりPCMタイミング
ゼネレータ54で画像メモリ50からの読み出しタイミ
ング信号が出力され、PCMアドレス発生回路55で第
1の画面走査形式と異なる第2の画面走査形式である第
2の順序に従い、読み出しアドレスが指示される。な
お、この読み出しのスタートアドレスとなるポイント
は、アドレスコントローラ56を介して指定される。そ
れらの指示によりメモリコントローラ53を介して画像
メモリ50の指定のアドレスのピクセルデータは読み出
され、次段の切換回路25を介して、PCM処理回路2
6に入力される。そして、記録増幅回路12によりテー
プ1のPCM領域に静止画像データが記録される。この
とき、上記スタートアドレス値も同時に記録される。
【0017】上記画像メモリ50上でのデータの書き込
み、読み出しアドレス位置を図2によって説明する。図
2の(A)は、画像メモリ50の各ピクセルデータの格
納されるメモリ領域上のピクセル点P(x,y)を図2
の(B)に示す撮像素子結像面2aのセルC(x,y)
に対応させたx,yの2次元配列で表示した図である。
ここで、1ピクセルは撮像素子の1画素分のメモリセル
に対応し、画像メモリ上では6〜8ビットが対応し、そ
のビットデータにより各画素の階調を表現する。そし
て、そのメモリ上のピクセルの列P(0,0)〜P
(4,0)…は、撮像、または、再生画面上の第1の画
面走査形式に対応する第1の順序であるセル列C(0,
0)〜C(4,0)…に対応している。
【0018】前記従来例の記録装置では画像メモリ22
に記憶されたデータの読み出しは、第1の順序であるセ
ル列C(0,0)〜C(4,0)…に対応したメモリ上
のピクセルの列P(0,0)〜P(4,0)…、P
(0,1)〜P(4,1)…の順で上辺から下辺に読み
出していった。しかし、本実施例のものでは、順序系列
変換手段により上記第1の画面走査形式に対応する第1
の順序と異なる、第2の画面走査形式に対応する第2の
順序で読み出してゆくようにする。この読み出し方向の
切り換えにより静止画再生時の再生方向を自由に変える
ことが可能となる。例えば、第2の画面走査形式の一つ
としてメモリ上のピクセル列P(0,0)〜P(0,
3)…、P(1,0)〜P(1,3)…の順で左辺から
右辺に読み出してゆく方法があるが、この場合の再生画
面は、図3の(A)に示すように、約6秒の期間で画面
が左側から右側に更新されて行く。また、他の画面走査
形式としてP(0,0)、続いて、P(1,0),P
(1,1),P(0,1)、…の順で読み出してゆく
と、その場合の再生画面は、図3の(B)に示すよう
に、画面が左上の一角から右下側に更新されて行く。ま
た、PCMデータ読み出しの際のスタート座標位置は、
使用者がアドレスコントローラ56を介して自由に設定
することができ、上記の例を反転させると、画面は右側
から左側に更新される。あるいは、画面を右下の一角か
ら左上側に更新してゆくようにも設定可能である。これ
らのスタート座標位置を示すメモリ上のアドレス値は、
PCMデータの最初に記録し、再生時にその値を読み出
し対応するメモリアドレスから書き込みを行うので、改
めて設定する必要はない。なお、これら走査方式やスタ
ートアドレス値は、数種類のモードとして所定の設定値
を与えておき、その中から選択するようにしてもよい。
なお、上記スタートデータとともに、PCMデータが静
止画用のものであるかデジタル音声用のものであるかを
示すコードデータも同時に記録され、切換回路25を自
動的に切り替えることもできる。
【0019】以上述べたように本実施例のものは、静止
画の再生時において画面の上辺、下辺、左辺、または、
右辺から走査して表示するような特殊効果映出を行うた
めに、撮像素子から取り込まれた画像メモリ50の映像
信号を上記走査順に対応するメモリアドレスから順次読
み出し、テープに記録するようにした。従って、上記の
再生時に余分なメモリを必要とせず、直ちに再生が可能
となる。なお、従来のの装置ように撮像素子から取り込
まれた映像信号をそのままの順序でPCM記録するもの
にあっては、上記特殊効果映出を行うためには、一旦、
一画面をメモリに取り込み、さらに他のメモリに所定の
順序で書き換えてから上記の特殊効果の映出を行う必要
がある。
【0020】次に、上記実施例の変形例を示す画像記録
装置として、CCD2からの撮像データの画像メモリ5
0へ書き込む順序を変更可能な記録装置を提案する。こ
の変形例のものでは、図1に示すように順序系列変換手
段であるアドレスコントローラ57(図中破線で示す)
を用いることによって、映像アドレス発生回路52によ
る自己の画像情報格納領域を決めるアドレス指定を、上
記第1の画面走査形式に対応する第1の順序と異なる、
第2の画面走査形式に対応する第2の順序で行うもので
ある。そして、テープ記録のためのメモリデータの読み
取りは、上記第1の画面走査形式に対応する第1の順序
で行うものである。即ち、撮像された静止画像データが
撮像の走査方向と異なった走査方向で画像メモリ50上
で書き込まれ、そのデータを読み出す場合、第1の画面
走査形式に対応する第1の順序、即ち、水平方向に走査
して、上辺から下に向かって読み取り、PCM領域に書
き込むようにする。このようにして記録された静止画デ
ータを再生した場合、やはり前記実施例のものと同様に
異なる方向から新規画像が書き換えられる静止画の再生
が可能となる。
【0021】
【発明の効果】上述のように本発明の画像記録装置は、
所定の画面走査形式に対応する順序に従って供給される
順次の一連の単位画像情報を、上記とは異なる画面走査
形式に対応する順序に変換して画像情報記録媒体に記録
するための順序系列変換手段を具備しており、本発明の
ものは、静止画を再生してゆく方向に変化をつけた特殊
な映出が可能となり、極めて高い再生効果を期待できる
画像情報の記録が可能とし、そのためのメモリを付加す
る必要もないことからコスト的にも不利とならないなど
数多くの顕著な効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像記録装置の画像メ
モリおよびメモリ制御要素部のブロック構成図。
【図2】上記図1の画像記録装置における画像メモリ領
域と撮像素子結像面上のセルとの対応画素の模式配置図
であり、(A)は画像メモリ領域を示し、(B)は撮像
素子結像面上のセルの配置を示す。
【図3】上記図1の画像記録装置による静止画の再生状
態を示し、(A)は左辺側から新画面に更新される場合
を示し、(B)は左上角部から新画面に更新される場合
を示している。
【図4】従来の画像記録装置に用いられる画像情報記録
媒体のテープ上の各トラックの記録領域のパターンを示
す図。
【図5】従来例を示す静止画記録可能なビデオ画像記録
再生装置の記録部の主要ブロック構成図。
【図6】上記図5の画像記録再生装置の再生部の主要ブ
ロック構成図。
【図7】上記図5の画像記録再生装置の画像メモリおよ
びメモリ制御要素部のブロック構成図。
【図8】上記図5の画像記録装置による静止画の再生状
態を示す図。
【符号の説明】
1……………………テープ(画像情報記録媒体) 50……………………画像メモリ(画像メモリ手段,順
序系列変換手段) 52……………………映像アドレス発生回路(順序系列
変換手段) 53……………………メモリコントローラ(順序系列変
換手段) 54……………………PCMタイミングゼネレータ(順
序系列変換手段) 55……………………PCMアドレス発生回路(順序系
列変換手段) 56……………………アドレスコントローラ(順序系列
変換手段) 57……………………アドレスコントローラ(順序系列
変換手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の画面走査形式に対応する順序に従っ
    て供給される順次の一連の単位画像情報を、上記とは異
    なる画面走査形式に対応する順序に変換して画像情報記
    録媒体に記録するための順序系列変換手段を具備したこ
    とを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】上記順序系列変換手段は、供給される一連
    の単位画像情報を所定の第1の画面走査形式に対応する
    第1の順序で自己の画像情報格納領域に格納し、上記第
    1の画面走査形式とは異なる第2の画面走査形式に対応
    する第2の順序で上記画像情報格納領域から順次、単位
    画像情報を読み出し、上記画像情報記録媒体に記録され
    るべき被記録画像情報として出力するようになされた画
    像メモリ手段を有してなるものである請求項1に記載の
    画像記録装置。
  3. 【請求項3】上記順序系列変換手段は、所定の第1の画
    面走査形式に対応する第1の順序で供給される一連の単
    位画像情報を上記第1の画面走査形式とは異なる第2の
    画面走査形式に対応する第2の順序で自己の画像情報格
    納領域に格納し、該格納された情報を上記第1の順序で
    読み出して、上記画像情報記録媒体に記録されるべき被
    記録画像情報として出力するようになされた画像メモリ
    手段を有してなるものである請求項1に記載の画像記録
    装置。
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