JPH0537734A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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Publication number
JPH0537734A
JPH0537734A JP3213239A JP21323991A JPH0537734A JP H0537734 A JPH0537734 A JP H0537734A JP 3213239 A JP3213239 A JP 3213239A JP 21323991 A JP21323991 A JP 21323991A JP H0537734 A JPH0537734 A JP H0537734A
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JP
Japan
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image
ccd
ccds
optical path
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP3213239A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Matsushima
恵一 松島
Okinori Sakurada
興宣 桜田
Kazuharu Nakamura
一治 中村
Atsuhiko Noda
敦彦 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Publication date
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Publication of JPH0537734A publication Critical patent/JPH0537734A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価にして、光量補正を必要とせずに、しか
も正確な画像情報を読取ることを意図する。 【構成】 原稿2とレンズ9との間に、2枚の全反射ミ
ラー5、6とからなる光路増加手段4が配設されてい
る。これら全反射ミラー5、6は、原稿2の主走査方向
Xに対して平行で、副走査方向Yに対して、互いにずれ
た位置に配置されている。レンズ9の後方には、2列に
配列したCCD11、12、13からなる読取機構部1
0が配設されている。同列に配列したCCD11、13
は、分割画像A1、A3の画像情報a1、a3を読取り、ま
たCCD12は、分割画像A2の画像情報a2を読取る。
そして、CCD11、13は、ミラー6に、CCD12
はミラー5にそれぞれ対応し、それぞれのCCD上に同
一の結像A、′A″が結像される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図面、文書、絵画等の
原稿に担持された画像情報を結像光学系を通して、複数
個のラインセンサにより、電気的に読取る画像読取装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像読取装置において、原稿を
副走査搬送しながら光ビームで主走査し、原稿面上の画
像情報を読取るのに、光電変換素子としてCCDが用い
られているが、通常のCCDは素子数が最大でも数千程
度であるため、寸法が相当に大きな原稿を単一のCCD
で読取ることができない。そこで、一般的には、原稿を
主走査方向に沿って複数の読取領域に分割し、複数のC
CDによって各領域の画像情報を読取り、これを電気的
に合成して一つの高解像度画像を得るようにしている。
この方法として従来から以下の三つの方法が使われてい
る。これを図に基づいて説明する。図4は、従来の画像
読取装置の第1の例として空間分割方式を示す概略図で
ある。この例では、画像Aと結像レンズ44との間にミ
ラー部40として3枚の全反射ミラー41、42、43
が配設されている。これら3枚の全反射ミラー41、4
2、43は、画像Aを主走査方向に3分割した領域
1、A2、A3 に対応して配置されており、3枚のミラ
ーのうち、中央のミラー42は両側のミラー41、43
と反射角度を変えてある。一方レンズ44の後方には、
全反射ミラー41、42、43のそれぞれに対応して、
読取機構部45を構成するラインセンサとしての3個の
CCD46、47、48が千鳥状に配設されている。画
像Aのそれぞれ分割した画像領域A1、A2、A3 からの
光は、ミラー部40、およびレンズ44を介して読取機
構部45に入射してそれぞれのCCD46、47、48
には、画像領域A1、A2、A3に対応した画像情報a1
2、a3として読取られる。
【0003】図5は、従来の画像読取装置の第2の例と
して光路分割方式を示す概略図である。この例では、結
像レンズ50と読取機構部52との間に一枚のハーフミ
ラー51が配設され、このハーフミラー51の後方に2
個のCCD53および55が、またハーフミラー51の
上方すなわち主走査方向Xとレンズ50の光軸を含む面
に対して略直行する方向には、1個のCCD54がそれ
ぞれ配設され、読取機構部52を構成している。このよ
うな構成において、画像Aの分割画像領域A1、A3
らの光は、レンズ50およびハーフミラー51を介して
ハーフミラー51の後方のCCD53、55に画像情報
1、a3として読取られ、また画像領域A2 からの光
は、レンズ50およびハーフミラー51を介してハーフ
ミラー51の上方のCCD54に画像情報a2 としてそ
れぞれ読取られる。
【0004】図6は、従来の画像読取装置の第3の例と
して3カメラ方式を示す概略図である。この例では、画
像Aの分割領域A1、A2、A3 に対応して、主走査方向
Xに3個の結像レンズ61、62、63からなる3個の
カメラが配設されており、また、3個のレンズに対応し
て3個のCCD65、66、67が配設され、読取機構
部64を構成している。このような構成において、画像
Aの分割画像領域A1、A2、A3からの光は、それぞれ
独立した光路を形成して、3個のレンズ61、62、6
3を介して、3個のCCD65、66、67に画像情報
1、a2、a3として読取られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
例である空間分割方式では、ミラーの分割部において光
量が低下し、これに対応して、図4(ロ)に示すように
CCDの継ぎ目部分で画像信号のレベルが低くなるた
め、画像情報の読取り間違いが起きる危険性がある。ま
た、第2の例である光路分割方式では、CCDの継ぎ目
部分での画像信号のレベル低下は防げるものの、ハーフ
ミラーを通過する透過光と反射光は、光量が大幅に減
り、このため、図5(ロ)に示すようにCCDの全体の
画像信号レベルが低下するため、光量の低下を防止する
光量の補正機構を必要とする。また、第3の単独カメラ
方式では、上記2つの欠点を補い、図6(ロ)に示しす
ようにCCDの継ぎ目部分での画像信号のレベルの低下
を防止できるとともに、光量の低下も防止できるが、カ
メラを3台使用するために、高価なものとなる欠点があ
る。本発明は上記した従来の欠点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、光量補正を必要とせ
ずに、正確な画像情報を読取る安価な原稿読取装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、原稿に担持された画像情報を副走査方向
に分割して、主走査方向に複数列に並べたラインセンサ
により光電的に読取る画像読取装置であって、前記原稿
とラインセンサの間に、原稿からの光路を複数路に増加
させる光路増加手段を設け、同一の像を前記複数のライ
ンセンサの各列に結像させたものである。
【0007】
【作用】本発明においては、原稿からの光路を複数路に
増加させて同一の像を複数のラインセンサの各列に結像
させたものなので、ラインセンサの各列に結像したそれ
ぞれの像は、分割されずに、しかも光量の低下も生じな
い。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明の画像読取装置の光学系を示す全体
斜視図である。同図において、符号2は図示しない原稿
台に載置された原稿で、この原稿2の表面には文字ある
いは図形等の画像が記されている。この原稿2には、原
稿の主走査方向Xに沿ってTの幅で図示しない照明手段
により照明光Lが照射される。照明光Lは照明手段の照
明方向を副走査方向Yに沿って変えることにより、Tの
幅を保って、順次上方から下方に照射しながら移動す
る。5および6は主走査方向Xと平行に配置し、副走査
方向Yに対して互いに位置をずらした2個の全反射ミラ
ーである。これらミラー5、6の光路7、8に対する傾
きは、画像Aからの入射光がミラー5および6で反射
し、反射光がともにレンズ9を通過するように、照明光
Lの副走査方向Yへの移動にともなって、駆動調整され
る。これらミラー5、6は、画像Aからの光路を2個に
増やす光路増加手段として機能する。
【0009】レンズ9の後方(下方)には2列に千鳥状
に配列した読取機構部10を構成するラインセンサ、例
えばCCD11、12、13が設けられている。これら
CCDのうち、同列に配列されたCCD11、13は、
光路7に対応する列に配列されて、このCCD11、1
3上に画像Aの結像A′が形成される。一方CCD12
は、光路8に対応する列に配列されて、このCCD12
上には画像Aの結像A″が形成される。そして、これら
CCD11、12、13は、主走査方向Xに対して分割
画像領域A1、A2、A3 に対応して配設されて、それぞ
れの画像情報a1、a2、a3 を読取る。これらCCD1
1、12、13で読取られた分割画像情報a1、a2、a
3を電気的に合成することにより、画像Aに対応した1
個の完成した画像情報aとして読取る。また、これら2
列に配列したCCDの離間距離tは照明光Lの幅Tの読
取機構部10での読取幅よりも大に形成されており、各
CCD列での結像A′、A″が他のCCD列で結像する
ことがないように設定されている。
【0010】このように構成された各CCDでの入射光
量は、画像Aからの出射光量を全反射ミラーによって反
射させたものであるから、光量の低下はなく、しかも、
画像Aの部分結像ではなく全体結像であるA′A″を形
成するものであるから、光量の継ぎ目は発生せず、図1
(ロ)に示すように、各CCD全体にわたって100%
に近い入射光量が得られる。なお、光路の増加手段とし
て全反射ミラーを2枚使用したが、1枚のみ使用して他
の1個の光路はミラーを使用しない通常の光路を使用す
ることもできる。また、増やす光路は2個に限定され
ず、必要に応じて3個以上設けてもよいことは勿論であ
る。
【0011】図2は本発明の画像読取装置の光学系を示
す第2の実施例で、図2(イ)は同側面図、図2(ロ)
は同平面図、図2(ハ)は同背面図である。これらの図
において本発明の第1の実施例と同一の構成については
同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。この第2
の実施例では、光路増加手段4である2枚の全反射ミラ
ー5、6の他に、他の1枚の全反射ミラー20を1次ミ
ラーとして使用している点に主な特徴を有している。こ
の1次ミラー20は、光源19から原稿2の画像Aに照
射された照明光Lの反射した出射光L1の出射方向を、
一旦2枚の結像レンズ22、23の後方に導き、光路増
加手段4である他の2個の全反射ミラー5、6によって
再び前方側に導いて、読取機構部10をレンズ22、2
3から原稿2側に配置している。このような構成とする
ことにより、通常、原稿、レンズおよび読取機構部から
なるほぼ直線状の結像光学系をUターン状に構成するこ
とができて、結像光学系の長手方向の長さを小さくする
ことができると共に、装置内の空きスペースを利用でき
るので、装置の小型化を図ることができる。また、この
実施例では、結像レンズを1枚から2枚として、レンズ
の集束距離を短くして、レンズ23と読取機構部10と
の距離を短縮している。
【0012】図3は、本発明の画像読取装置の光学系を
示す第3の実施例の側面図である。この第3の実施例
は、カラーセンサに応用した例を示すものである。この
第3の実施例においては、光路増加手段30として、あ
る特定のカラーにのみ反射して、他のカラーは吸収する
カラー反射フィルター31、32を配設してある。フィ
ルター31はブルー用のセンサーで、フィルター32は
レッド用のセンサーである。読取機構部33を構成する
2個のCCDのうち、34はフィルター31からの反射
光が入射するCCDで、35はフィルター32からの反
射光が入射するCCDである。このような構成におい
て、光源19から原稿2の画像Aに照射された照射光L
は、光路増加手段30で2個の光路7、8に増加され
る。光路7を経由した画像Aからの入射光は反射フィル
ター31に当接すると、画像Aに記されたブルーに相当
する部分のみが反射して、CCD34に像A′を結像す
る。同時に、光路8を経由した画像Aからの入射光は反
射フィルター32に当接すると、画像Aに記されたレッ
ドに相当する部分のみが反射して、CCD35に像A″
を結像する。これにより、CCD34およびCCD35
で画像Aのカラーを読取ることができる。なお、この場
合、カラーにより波長が相違するので、それぞれの光路
7および8の画像Aからレンズ9までの光路長を同一と
することが望ましい。また、本実施例ではフィルターを
2個使用した例を示したが、これに限定されることな
く、必要に応じてから反射フィルターを増やし、光路を
増やすことにより、識別するカラーの数を適宜増やすこ
とができるのは勿論である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿とラインセンサの間に、原稿からの光路を複数路に
増加させる光路増加手段を設け、同一の像を前記複数の
ラインセンサの各列に結像させるようにしたので、各セ
ンサ列に入射する入射光の光量は低下することがないの
で、光量のシェーディング補正が不要となる。また、ラ
インセンサにおいて光量の継ぎ目は発生しないので、画
像情報の精度が向上し、しかも比較的高価とされるレン
ズを増やすこともないので、安価にして目的を達成する
ことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の光学系を示す全体斜視
図である。
【図2】本発明の画像読取装置の光学系を示す第2の実
施例の説明図である。
【図3】本発明の画像読取装置の光学系を示す第3の実
施例の側面図である。
【図4】従来の画像読取装置の光学系を示す第1の例の
概略図である。
【図5】従来の画像読取装置の光学系を示す第2の例の
概略図である。
【図6】従来の画像読取装置の光学系を示す第3の例の
概略図である。
【符号の説明】
2 原稿 4 光路増加手段 9 結像レンズ 10 読取機構 30 光路増加手段 33 読取機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 敦彦 神奈川県横浜市戸塚区品濃町503番10号 グラフテツク株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 原稿に担持された画像情報を副走査方向
    に分割して、主走査方向に複数列に並べたラインセンサ
    により光電的に読取る画像読取装置において、前記原稿
    とラインセンサの間に、原稿からの光路を複数路に増加
    させる光路増加手段を設け、同一の像を前記複数のライ
    ンセンサの各列に結像させたことを特徴とする画像読取
    装置。
JP3213239A 1991-07-31 1991-07-31 画像読取装置 Pending JPH0537734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3213239A JPH0537734A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 画像読取装置

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JP3213239A JPH0537734A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 画像読取装置

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JPH0537734A true JPH0537734A (ja) 1993-02-12

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ID=16635827

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JP3213239A Pending JPH0537734A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 画像読取装置

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JP (1) JPH0537734A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001272715A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Kokusai Gijutsu Kaihatsu Co Ltd 撮像装置
JP2010206358A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Mitsubishi Electric Corp 画像読取装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001272715A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Kokusai Gijutsu Kaihatsu Co Ltd 撮像装置
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