JPS58182365A - カラ−画像の読取り方法 - Google Patents
カラ−画像の読取り方法Info
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- JPS58182365A JPS58182365A JP57066165A JP6616582A JPS58182365A JP S58182365 A JPS58182365 A JP S58182365A JP 57066165 A JP57066165 A JP 57066165A JP 6616582 A JP6616582 A JP 6616582A JP S58182365 A JPS58182365 A JP S58182365A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- image
- light
- image sensor
- reading
- Prior art date
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- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、原画像をイメージセンサにより読取る方法で
あり、特に、色情報を有する画像をイメージセンサによ
り正確に読取るカラー画像の読取り方法に関するもので
ある。
あり、特に、色情報を有する画像をイメージセンサによ
り正確に読取るカラー画像の読取り方法に関するもので
ある。
従来、ファクシミリ等においてカラー原稿を読取る場合
には、3個のイメージセンサを使用して、画像光をハー
フミラ−等により3方向に分割し、それぞれの光束を赤
、緑、青のフィルタを通してイメージセンサ上に結像さ
せることが試みられている。また、カラーテレビ等にお
いても、同様にして3木の撮像管を用いて各色を別個に
読取ることが行われている。
には、3個のイメージセンサを使用して、画像光をハー
フミラ−等により3方向に分割し、それぞれの光束を赤
、緑、青のフィルタを通してイメージセンサ上に結像さ
せることが試みられている。また、カラーテレビ等にお
いても、同様にして3木の撮像管を用いて各色を別個に
読取ることが行われている。
このような方式では、3個のイメージセンサの相対的位
置を正確に合致させる必要があり、3個のイメージセン
サの位置が多少とも偏位している場合は色ずれを生じ、
得られた電気信号を合成した画像は非常に見苦しいもの
となる。従ってこのような方式は、読取りに高解像度が
要求される場合には殆ど実用に耐えないものである。
置を正確に合致させる必要があり、3個のイメージセン
サの位置が多少とも偏位している場合は色ずれを生じ、
得られた電気信号を合成した画像は非常に見苦しいもの
となる。従ってこのような方式は、読取りに高解像度が
要求される場合には殆ど実用に耐えないものである。
カラー画像を読取る別の方法として、第1図に示すよう
に1個のイメージセンサ1の表面に色分解フィルタ2を
設ける場合があり、比較的小型のカラーテレビカメラ等
に多用されている。これは1fllのイメージセンサ1
の直前に、隣接した個々の絵素に対応して赤、緑、青の
3色のフィルタ2を設けて、カラー原稿3の画像をレン
ズ4を介してイメージセンサ1に結像させ、イメージセ
ンサ1のそれぞれの絵素からの出力信号により赤、緑、
青の画像光に対応した電気信号を得るものである。この
方式はイメージセンサ1と色分解フィルタ2の位置を正
確に合致させる必要があるが、一旦正確に合わせておけ
ば狂いは少なく、かつ他に調整を必要としないという利
点を有している。
に1個のイメージセンサ1の表面に色分解フィルタ2を
設ける場合があり、比較的小型のカラーテレビカメラ等
に多用されている。これは1fllのイメージセンサ1
の直前に、隣接した個々の絵素に対応して赤、緑、青の
3色のフィルタ2を設けて、カラー原稿3の画像をレン
ズ4を介してイメージセンサ1に結像させ、イメージセ
ンサ1のそれぞれの絵素からの出力信号により赤、緑、
青の画像光に対応した電気信号を得るものである。この
方式はイメージセンサ1と色分解フィルタ2の位置を正
確に合致させる必要があるが、一旦正確に合わせておけ
ば狂いは少なく、かつ他に調整を必要としないという利
点を有している。
しかルながらこの方式においても、本質的に赤、緑、青
の3色の絵素の位置が異なるので色ずれを伴なうことは
避けられず、例えば1728個の絵素の一次元CODイ
メージセンサlを用いる場合には、第1図に示すように
赤、緑、青の3色のフィルタ2を各絵素に対応して順次
に配列すると、各色の絵素数はそれぞれ576絵素とな
る。
の3色の絵素の位置が異なるので色ずれを伴なうことは
避けられず、例えば1728個の絵素の一次元CODイ
メージセンサlを用いる場合には、第1図に示すように
赤、緑、青の3色のフィルタ2を各絵素に対応して順次
に配列すると、各色の絵素数はそれぞれ576絵素とな
る。
これにより1例えば210mm幅の原稿を読取るとする
と、l絵素当りの幅は0.36mmとなる。ところが、
このときの赤、緑、青の3色の読取り位置は、それぞれ
0.12mmずつ相互にずれており、3色の信号をコン
ピュータ等に入力して、論理演算する場合等には特に重
大な欠点となる0例えば、原画像の白地部と黒地部から
成るエツジの部分を読んだときに、赤の絵素と緑の絵素
は白地部を読取り、青の絵素が黒地部を読んだとすれば
、原画像には黄色の部分は全く無いにも拘らず、これら
を合成した部分は黄色として演算される。このように原
画像を色分解して読取る場合には、色ずれが存在すると
、原画像には全く存在しない色があたかも存在するかの
ように判定されて・しまうことがある。
と、l絵素当りの幅は0.36mmとなる。ところが、
このときの赤、緑、青の3色の読取り位置は、それぞれ
0.12mmずつ相互にずれており、3色の信号をコン
ピュータ等に入力して、論理演算する場合等には特に重
大な欠点となる0例えば、原画像の白地部と黒地部から
成るエツジの部分を読んだときに、赤の絵素と緑の絵素
は白地部を読取り、青の絵素が黒地部を読んだとすれば
、原画像には黄色の部分は全く無いにも拘らず、これら
を合成した部分は黄色として演算される。このように原
画像を色分解して読取る場合には、色ずれが存在すると
、原画像には全く存在しない色があたかも存在するかの
ように判定されて・しまうことがある。
近年、カラー原画像をイメージセンサで読取り、これを
コンピュータに入力してパターン認識を行ったり、或い
はコンピュータによる論理演算により多色に色分解して
カラー印刷用原版を作成したり、更には多色のプリント
が可能なレーザーど−ムプリンタ等によりハードコピー
を得る等々の試みが盛んになされているが、これらの分
野に適用する画像読取り装置においては、前述の色ずれ
を可能な限り小さくすることが特に重要である。
コンピュータに入力してパターン認識を行ったり、或い
はコンピュータによる論理演算により多色に色分解して
カラー印刷用原版を作成したり、更には多色のプリント
が可能なレーザーど−ムプリンタ等によりハードコピー
を得る等々の試みが盛んになされているが、これらの分
野に適用する画像読取り装置においては、前述の色ずれ
を可能な限り小さくすることが特に重要である。
本発明の目的は、前述のような従来のカラー画像読取り
方法の欠点を解消し、カラー原画像の読取りに際して、
色ずれを殆ど無くするカラー画像の読取り方法を提供す
ることにあり、その要旨は、1個の色画像点の色をイメ
ージセンサの複数個の絵素の出力を合成して再生する場
合において、イメージセンサの各絵素に対応してイメー
ジセンサの前面に複数色の色選択特性を有する色分解フ
ィルタを配置し1画像光を結像する光路中に、光の波長
に応じて屈折率の異なる光分散用透明体を設けて、前記
色分解フィルタのピッチにほぼ等しい大きさの色収差を
与え、各色分解フィルタには対応する色の画像光を入射
し、各絵素の光量を基に色を再生することを特徴とする
方法である。
方法の欠点を解消し、カラー原画像の読取りに際して、
色ずれを殆ど無くするカラー画像の読取り方法を提供す
ることにあり、その要旨は、1個の色画像点の色をイメ
ージセンサの複数個の絵素の出力を合成して再生する場
合において、イメージセンサの各絵素に対応してイメー
ジセンサの前面に複数色の色選択特性を有する色分解フ
ィルタを配置し1画像光を結像する光路中に、光の波長
に応じて屈折率の異なる光分散用透明体を設けて、前記
色分解フィルタのピッチにほぼ等しい大きさの色収差を
与え、各色分解フィルタには対応する色の画像光を入射
し、各絵素の光量を基に色を再生することを特徴とする
方法である。
本発明の方法を1!82図以下に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第2図、第3図は本発明に係るカラー画像の読取り方法
の第1の実施例の引回である。これらの図面に示すよう
に、カラー原稿3の読取り位置より発せられた色情報を
含む画像光りをレンズ4を通し、光分散板5を通過させ
てイメージセンサl上に結像する。光分散板5は色分散
の大きい例えば光学ガラス板であり、光軸0に対して斜
設しイメージセンサ1のライン方向と所定の角度となる
ように配置する。レンズ4を通った画像光りは光分散板
5により含有する波長に応じて光路が変えられ、イメー
ジセンサ1の個々の絵素6ごとに設けられた色分解フィ
ルタ2を介して、イメージセンサ1上に結像されること
になる。ここで、赤、緑、青の3色の中心波長の屈折率
の違いによる結像点のずれの大きさが、色分解フィルタ
2の3色の位置の差とほぼ一致するように光分散板5の
厚み及び角度を設定しておけば、イメージセンサ1の隣
接ルた3つの絵素6r、6g、6bが、それぞれ原稿3
上の同一点に対応した赤、緑、青の光を読取り、電気信
号に変換するようになっている。
の第1の実施例の引回である。これらの図面に示すよう
に、カラー原稿3の読取り位置より発せられた色情報を
含む画像光りをレンズ4を通し、光分散板5を通過させ
てイメージセンサl上に結像する。光分散板5は色分散
の大きい例えば光学ガラス板であり、光軸0に対して斜
設しイメージセンサ1のライン方向と所定の角度となる
ように配置する。レンズ4を通った画像光りは光分散板
5により含有する波長に応じて光路が変えられ、イメー
ジセンサ1の個々の絵素6ごとに設けられた色分解フィ
ルタ2を介して、イメージセンサ1上に結像されること
になる。ここで、赤、緑、青の3色の中心波長の屈折率
の違いによる結像点のずれの大きさが、色分解フィルタ
2の3色の位置の差とほぼ一致するように光分散板5の
厚み及び角度を設定しておけば、イメージセンサ1の隣
接ルた3つの絵素6r、6g、6bが、それぞれ原稿3
上の同一点に対応した赤、緑、青の光を読取り、電気信
号に変換するようになっている。
更に詳しく説明すれば、イメージセンサ1の個々の絵素
6ごとに、その表面には透過光を選択する色分解フィル
タ2を接着する。即ち、赤に相当する出力を発する絵素
6rには赤のフィルタ2rを、緑に相当する絵素6gに
は緑のフィルタ2gを、また青に相当する絵素6bには
青のフィルタ2bをM15して設ける。従って、イメー
ジセンサ1のライン方向と対応する原稿3上の成る線3
aの1つの点からの画像光L1は、レンズ4を介して光
分散板5に入射し、この光分散板5で波長の順序に従っ
て屈折角が変えられ、赤色光を中心とする画像光Lrl
はフィルタ2rlに、緑色光を中心とする画像光Lg+
はフィルタ2g+に、青色光を中心とする画像光Lb、
はフィルタ2b、にそれぞれ入射することになる。そし
て、それぞれのフィルタ2rl 、 2g1 、2bI
を透過した光は、それぞれ絵素8rl、 8g+ 、
8Jに入射し電気信号に変換される。これらの絵素8r
l 、 8g、 、 13b1から得られた電気信号を
1組として、電気的に合成し点画像として色を再生する
。また、線3a上の別の点から発した画像光L2も同様
にして光分散板5で波長ごとに分散され、画像光Lr2
、 Lgz 、 Lb2としてフィルタ2、イメージ
センサ1に入射し点画像として再生することになる。し
かし、画像光り、とL2とがそれぞれ発せられた点の中
間の点から発した画像光L3についても、光分散板5で
分散されることにになるが、第3図からも明らかなよう
に、赤色光を中心とする光Lr3は緑色光を選択するフ
ィルタ2g2に入射することになり、このフィルタ21
は殆ど透過しないことになる。同様にして、緑色光及び
青色光を中心とする画像光Lg3、Lb3もそれぞれフ
ィルタ2’b2 、2rlに入射するので、これらを透
過することはなく絵素6b2 、6rlからこの画像光
L3に基づく出力は得られず、像として再生されること
はない。更に原稿3は矢印Aの方向に送られ、二次元的
にカラー像として再生されることになる。
6ごとに、その表面には透過光を選択する色分解フィル
タ2を接着する。即ち、赤に相当する出力を発する絵素
6rには赤のフィルタ2rを、緑に相当する絵素6gに
は緑のフィルタ2gを、また青に相当する絵素6bには
青のフィルタ2bをM15して設ける。従って、イメー
ジセンサ1のライン方向と対応する原稿3上の成る線3
aの1つの点からの画像光L1は、レンズ4を介して光
分散板5に入射し、この光分散板5で波長の順序に従っ
て屈折角が変えられ、赤色光を中心とする画像光Lrl
はフィルタ2rlに、緑色光を中心とする画像光Lg+
はフィルタ2g+に、青色光を中心とする画像光Lb、
はフィルタ2b、にそれぞれ入射することになる。そし
て、それぞれのフィルタ2rl 、 2g1 、2bI
を透過した光は、それぞれ絵素8rl、 8g+ 、
8Jに入射し電気信号に変換される。これらの絵素8r
l 、 8g、 、 13b1から得られた電気信号を
1組として、電気的に合成し点画像として色を再生する
。また、線3a上の別の点から発した画像光L2も同様
にして光分散板5で波長ごとに分散され、画像光Lr2
、 Lgz 、 Lb2としてフィルタ2、イメージ
センサ1に入射し点画像として再生することになる。し
かし、画像光り、とL2とがそれぞれ発せられた点の中
間の点から発した画像光L3についても、光分散板5で
分散されることにになるが、第3図からも明らかなよう
に、赤色光を中心とする光Lr3は緑色光を選択するフ
ィルタ2g2に入射することになり、このフィルタ21
は殆ど透過しないことになる。同様にして、緑色光及び
青色光を中心とする画像光Lg3、Lb3もそれぞれフ
ィルタ2’b2 、2rlに入射するので、これらを透
過することはなく絵素6b2 、6rlからこの画像光
L3に基づく出力は得られず、像として再生されること
はない。更に原稿3は矢印Aの方向に送られ、二次元的
にカラー像として再生されることになる。
次に、前記実施例を具体的な数値例に基づいて説明する
。イメージセンサlとしては重版の絵素数1728個、
絵素6のピッチが13gmのものを使用し、各絵素6ご
とに赤、緑、青の色分解フィルタ2r、2g、2bを交
互に配列する。光分散板5としては、波長858nmの
赤色光に対して屈折率nr=1.79609、波長54
6nmの緑色光に対して屈折率ng=1.81265、
波長486nf+の青色光に対して屈折率nb= 1
、82775の特性を有する光学ガラス板を使用してい
る。
。イメージセンサlとしては重版の絵素数1728個、
絵素6のピッチが13gmのものを使用し、各絵素6ご
とに赤、緑、青の色分解フィルタ2r、2g、2bを交
互に配列する。光分散板5としては、波長858nmの
赤色光に対して屈折率nr=1.79609、波長54
6nmの緑色光に対して屈折率ng=1.81265、
波長486nf+の青色光に対して屈折率nb= 1
、82775の特性を有する光学ガラス板を使用してい
る。
ここで第3図に示すように、光分散板5の面に対する垂
線と光軸0とのなす角度、即ち光分散板5の傾き角をθ
、光分散板5の厚みをd、生ずる色ずれの大きさをX、
2つの波長も光に対する光分散板5の屈折率をna、
nb、これらの光に対する屈折角をθa、θbとすると
、次の関係が成立する。
線と光軸0とのなす角度、即ち光分散板5の傾き角をθ
、光分散板5の厚みをd、生ずる色ずれの大きさをX、
2つの波長も光に対する光分散板5の屈折率をna、
nb、これらの光に対する屈折角をθa、θbとすると
、次の関係が成立する。
d (tanθa −tanθb ) e c
osθ=Xsinθ= na 6 5inoa = nb * sinθb 従って、これらの式を用いて波長486nmの青色光L
bと656nmの赤色光Lrとの間で2個の絵素分26
gmの色ずれが生ずるようにθ及びdを定めればよい0
例えば、光分散板5の傾き角をθ;30′に選択すると
、光分散板5の厚みdはd=5.53mmとなる0、こ
のとき、波長546nmの緑色光Lgの結像位置は、4
86nmの青色光Lbの結像位置から12.3pm隔た
ることになり、赤、緑、青の3色の画像光Lr、 Lg
、 Lbの結像位置を略13pmのピッチで異ならせる
ことができる。
osθ=Xsinθ= na 6 5inoa = nb * sinθb 従って、これらの式を用いて波長486nmの青色光L
bと656nmの赤色光Lrとの間で2個の絵素分26
gmの色ずれが生ずるようにθ及びdを定めればよい0
例えば、光分散板5の傾き角をθ;30′に選択すると
、光分散板5の厚みdはd=5.53mmとなる0、こ
のとき、波長546nmの緑色光Lgの結像位置は、4
86nmの青色光Lbの結像位置から12.3pm隔た
ることになり、赤、緑、青の3色の画像光Lr、 Lg
、 Lbの結像位置を略13pmのピッチで異ならせる
ことができる。
第4図は他の実施例であり、この場合は画像光りを分散
する平板の光分散板5の代りにプリズム7を使用すると
共に、プリズム7の前後に第1にレンズ8と第2のレン
ズ9とを配置し、第1のレンズ8は原稿3にその焦点を
設定する。従って、第1のレンズ8を通過した画像光り
は平行光となり、プリズム7によって波長に応じて屈折
角を変え、第2のレンズ9を介してイメージセンサ1上
に結像させる。この実施例においてもその作用効果は先
の実施例と全く同様である。
する平板の光分散板5の代りにプリズム7を使用すると
共に、プリズム7の前後に第1にレンズ8と第2のレン
ズ9とを配置し、第1のレンズ8は原稿3にその焦点を
設定する。従って、第1のレンズ8を通過した画像光り
は平行光となり、プリズム7によって波長に応じて屈折
角を変え、第2のレンズ9を介してイメージセンサ1上
に結像させる。この実施例においてもその作用効果は先
の実施例と全く同様である。
前述の再実施例においては、−次元のイメージセンサ1
を用いる方法について説明したが、二次元イメージセン
サを用いれば原画像とイメージセンサとを相対的に移動
することなく全画面の読取りが可能となる。この場合に
、二次元イメージセンサに使用する色分解フィルタのパ
ターンとして最も簡単なものは、イメージセンサのライ
ン方向に配列したストライプ状のパターンである。即ち
、一方向に赤、緑、青の3色のストライプ状のフィルタ
を絵素のピッチに一致させて設ければよい。更に、この
場合の光の波長に応じて屈折率の異なる光分散用透明体
は、図示の実施例と同様に色分解フィルタのストライプ
の方向に屈折するように配置する。二次元イメージセン
サに用いる色分解フィルタの形状としては、前述のスト
ライプ状パターンの他に、市松模様のパターン等が知ら
れているが、ストライプ状のパターン以外のパターンで
あっても、各色が波長の順序に従って一方向に繰り返し
て並列されたものであれば、任意のパターンが適用し得
る。
を用いる方法について説明したが、二次元イメージセン
サを用いれば原画像とイメージセンサとを相対的に移動
することなく全画面の読取りが可能となる。この場合に
、二次元イメージセンサに使用する色分解フィルタのパ
ターンとして最も簡単なものは、イメージセンサのライ
ン方向に配列したストライプ状のパターンである。即ち
、一方向に赤、緑、青の3色のストライプ状のフィルタ
を絵素のピッチに一致させて設ければよい。更に、この
場合の光の波長に応じて屈折率の異なる光分散用透明体
は、図示の実施例と同様に色分解フィルタのストライプ
の方向に屈折するように配置する。二次元イメージセン
サに用いる色分解フィルタの形状としては、前述のスト
ライプ状パターンの他に、市松模様のパターン等が知ら
れているが、ストライプ状のパターン以外のパターンで
あっても、各色が波長の順序に従って一方向に繰り返し
て並列されたものであれば、任意のパターンが適用し得
る。
本発明の方法に使用し得るイメージセンサとしては、C
CD、MOS等の固体イメージセンサの他に撮像管等も
適用可能であり、その他にも各種の一次元イメージセン
サ又は二次元イメージセンサが使用可能である。イメー
ジセンサから出力される画像信号は、コンピュータ等に
入力して、画像パターン認識等に用いることもできるし
、また周知のカラー画像信号処理回路等により処理して
ディスプレイ装置等により画像再生することも有効であ
る。更には、本発明に用いる光の波長に応じて屈折率の
異なる光分散用透明体は、各種の光学ガラス、或いはア
クリルの合成樹脂等の材料が使用し得る。
CD、MOS等の固体イメージセンサの他に撮像管等も
適用可能であり、その他にも各種の一次元イメージセン
サ又は二次元イメージセンサが使用可能である。イメー
ジセンサから出力される画像信号は、コンピュータ等に
入力して、画像パターン認識等に用いることもできるし
、また周知のカラー画像信号処理回路等により処理して
ディスプレイ装置等により画像再生することも有効であ
る。更には、本発明に用いる光の波長に応じて屈折率の
異なる光分散用透明体は、各種の光学ガラス、或いはア
クリルの合成樹脂等の材料が使用し得る。
また前述の実施例では、赤、緑、青の3色に分解して読
取る場合について説明したが、青に代えてシアン、赤に
代えてマセンダ等の他の色のフィルタを用いても同様に
色を再生できる。更には、2色のみで再生できる色画像
の場合には、敢えて3色に分解することなく、2色のみ
の色分解フィルタを用いて何ら支障はない。
取る場合について説明したが、青に代えてシアン、赤に
代えてマセンダ等の他の色のフィルタを用いても同様に
色を再生できる。更には、2色のみで再生できる色画像
の場合には、敢えて3色に分解することなく、2色のみ
の色分解フィルタを用いて何ら支障はない。
以上説明したように本発明に係るカラー画像の読取り方
法によれば、原画像の読取りに咋して1個のイメージセ
ンサにより色ずれを実用上皆無としてカラー画像を読取
り、再生することができる。また、従来の複数のイメー
ジセンサを用いた読取り方式のような微妙な色調整を必
要としない等の利点もある。
法によれば、原画像の読取りに咋して1個のイメージセ
ンサにより色ずれを実用上皆無としてカラー画像を読取
り、再生することができる。また、従来の複数のイメー
ジセンサを用いた読取り方式のような微妙な色調整を必
要としない等の利点もある。
第1図は従来の読取り方法の説明図、第2図以下は本発
明に係るカラー画像の読取り方法の実施例を示すもので
あり、第2図、第3図は第1の実施例の説明図、第4図
は第2の実施例の説明図である。 符号1はイメージセンサ、2は色分解フィルタ、3はカ
ラー原稿、4.7.8はレンズ、5は光分散板、6は絵
素、7はプリズム、Lは画像光である。 特許出願人 キャノン株式会社 111図 箇3図 114図 す 〜/′ 319− 22 セ
明に係るカラー画像の読取り方法の実施例を示すもので
あり、第2図、第3図は第1の実施例の説明図、第4図
は第2の実施例の説明図である。 符号1はイメージセンサ、2は色分解フィルタ、3はカ
ラー原稿、4.7.8はレンズ、5は光分散板、6は絵
素、7はプリズム、Lは画像光である。 特許出願人 キャノン株式会社 111図 箇3図 114図 す 〜/′ 319− 22 セ
Claims (1)
- 1.1個の色画像点の色をイメージセンサの複数個の絵
素の出力を合成して再生する場合において、イメージセ
ンサの各絵素に対応してイメージセンサの前面に複数色
の色選択特性を有する色分解フィルタを配置し、画像光
を結像する光路中に、光の波長に応じて屈折率の異なる
光分散用透明体を設けて、前記色分解フィルタのピッチ
にほぼ等しい大きさの色収差を与え、各色分解フィルタ
には対応する色の画像光を入射し、各絵素の光量を基に
色を再生することを特徴とするカラー画像の読取り方法
。 2、前記色分解フィルタに対応した複数個の絵素の組を
、イメージセンサ上のライン方向に繰り返して形成し、
色画像を一次元的に再生する特許請求の範囲第1項記載
のカラー画像の読取り方法。 3、前記ストライプ状のイメージセンサを複数列並設し
て、色画像を二次元的に再生する特許請求の範囲第2項
記載のカラー画像の読取り方法。 4、前記光分散用透明体は光学的平廼・と′し、イメー
ジセンサのライン方向に対し所定の角度を与えるように
した特許請求の範囲第1項記載のカラー画像の読取り方
法。 5、前記光分散用透明体はプリズムとして色収差を与え
るようにした特許請求の範囲第1項記載のカラー画像の
読取り方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57066165A JPS58182365A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | カラ−画像の読取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57066165A JPS58182365A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | カラ−画像の読取り方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58182365A true JPS58182365A (ja) | 1983-10-25 |
Family
ID=13307957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57066165A Pending JPS58182365A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | カラ−画像の読取り方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58182365A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4654698A (en) * | 1984-06-18 | 1987-03-31 | Eastman Kodak Company | Color sensor using dichroic mirrors to displace components |
US4663656A (en) * | 1984-03-16 | 1987-05-05 | Rca Corporation | High-resolution CCD imagers using area-array CCD's for sensing spectral components of an optical line image |
US4675727A (en) * | 1984-03-29 | 1987-06-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical color document reading apparatus wherein an image is blurred on a color image sensor to minimize color moire phenomenon effects |
US4882619A (en) * | 1986-04-07 | 1989-11-21 | Olympus Optical Co., Ltd. | High resolution image pickup system with color dispersion means |
-
1982
- 1982-04-19 JP JP57066165A patent/JPS58182365A/ja active Pending
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