JPH0535911Y2 - - Google Patents

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JPH0535911Y2
JPH0535911Y2 JP13952487U JP13952487U JPH0535911Y2 JP H0535911 Y2 JPH0535911 Y2 JP H0535911Y2 JP 13952487 U JP13952487 U JP 13952487U JP 13952487 U JP13952487 U JP 13952487U JP H0535911 Y2 JPH0535911 Y2 JP H0535911Y2
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lid
damper
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えばトランクルームを開閉可能
に覆うトランクリツドを開閉操作するような自動
車のリツド開閉装置に関する。
(従来の技術) 従来、上述例の自動車のリツド開閉装置として
は、例えば、実開昭61−83765号公報に記載の装
置がある。
すなわち、車体側としてのトランクルーム開口
部の周縁部材にロアブラケツトを固定する一方、
上述のトランクルーム開口部を開閉可能に覆うト
ランクリツドを設け、このトランクリツドのイン
ナパネル下面にアツパブラケツトを固定し、ロア
ブラケツトとアツパブラケツトとの間に2本のリ
ンクを配設すると共に、車体側のロアブラケツト
とトランクリツドにおけるインナパネル下面の遊
端部にステーダンパを張架して、上述のトランク
リツドを開閉可能に支持した自動車のリツド開閉
装置である。
しかし、上述の従来装置においてはリツドロツ
ク機構のロツク解除時にトランクリツドを全閉状
態と全開状態との間の中間所定高さにリフトアツ
プさせることができず、単にロツクが解除される
だけであるから、トランクリツドを開く際には、
該トランクリツドの後端側エツジ部と車体側との
隙間等に手を入れてトランクリツドそれ自体を持
上げる必要があり、開放操作が比較的不便であつ
た。
従来、このような問題を解決するために、本出
願人は例えば特願昭62−63177号に記載のような
装置を既に発明した。
すなわち、車体とリツドとをヒンジおよびダン
パを介して連結し、車体側に回転自在に取付けら
れたリンクに、ダンパの車体側取付部を取付け、
ダンパ反力作用時に上記リンクの回転によりリツ
ドを押上げて全閉状態と全開状態との間の中間所
定高さにリフトアツプさせる自動車のリツド開閉
装置である。
この装置によれば、リツドロツク機構のロツク
を解除した時、ダンパの反力によりリンクが回転
し、このリンクに設けた突部で4節リンク構造の
ヒンジを介して上述のリツドを全閉位置よりも大
きい所定高さ、つまり全閉状態と全開状態との間
の中間所定高さにリフトアツプさせることができ
る利点がある反面、上述のリンクの回転にがたつ
きが生じた際には、円滑なリフトアツプが得られ
ない問題点を有していた。
(考案の目的) この考案は、ダンパ反力作用時にリツドを全閉
位置よりも大きい所定高さにリフトアツプさせ
て、リツド開閉操作性を向上させることができる
と共に、上述のリフトアツプ動作を円滑に行なう
ことができる自動車のリツド開閉装置の提供を目
的とする。
(考案の構成) この考案は、車体とリツドとをヒンジおよびダ
ンパを介して連結した自動車のリツド開閉装置で
あつて、車体側に取付けられたブラケツトに回動
リンクを回転自在に支持し、上記回動リンクには
上記ダンパの反力を回転動作として伝達すべく上
記ダンパの先端部が取付けられ、上記回動リンク
には、上記ダンパの反力作用時に、上記リツドを
押上げる押上げ部が設けられ、車体側、リンク側
の何れか一方に突起を、何れか他方にガイド部を
形成し、上記ガイド部は上記突起に係合して上記
ダンパの移動を案内する係合孔部に設定すると共
に、この係合孔部の長さを、上記回動リンクの回
転により上記リツドを所定高さにリフトアツプす
る所定の長さに設定した自動車のリツド開閉装置
であることを特徴とする。
(考案の効果) この考案によれば、リツドロツク機構のロツク
を解除すると、上述のダンパの反力により回動リ
ンクが回転し、この回動リンクの押上げ部でヒン
ジを介して上述のリツドを、係合孔部の長さに相
当して全閉位置よりも大きい所定高さにリフトア
ツプさせるので、リツド開閉操作性を向上させる
ことができる。
しかも、上述の回動リンクの回転は突起とガイ
ド部(係合孔部)とによつて案内されるので、上
述のリフトアツプ動作を円滑に行なうことができ
る効果がある。
(実施例) この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は自動車のリツド開閉装置を示し、第1図
においてノツチバツク型自動車1の車体後部2内
にトランクルーム3を形成している。
このトランクルーム3は、後部車体両側部のリ
ヤフエンダパネル4,4と、リヤエンドパネル5
とで囲繞形成され、トランクルーム3の開口部6
にはトランクリツド7を開閉可能に設けている。
上述のリヤエンドパネル5には第2図に示すよ
うに、キーシリンダ8およびロツキングレバー9
等からなるリツドロツク機構10を配設してい
る。
一方、上述のトランクリツド7はアウタパネル
11とインナパネル12とを接合して構成し、該
トランクリツド7遊端におけるインナパネル12
の下面には、前述のロツキングレバー9に離脱可
能に係合するストライカ13を取付けている。
ところで、上述のインナパネル12の基端下面
には第3図に示す凹状の部材14を介してアツパ
ブラケツト15を固定する一方、車体側としての
トランクルーム3周縁のボデイパネルにはロアブ
ラケツト16を固定している。
そして、車体側のロアブラケツト16の前端立
上り部16aと、リツド側のアツパブラケツト1
5の前端15aとの間に枢着ピン17,18を介
して短寸の第1リンク19を張架すると共に、ロ
アブラケツト16の中間立上り部16bと、アツ
パブラケツト15の前部15bとの間に枢着ピン
20,21を介して長尺の第2リンク22を張架
して、4節構造のヒンジ23を構成している。
また、上述のロアブラケツト16の後端立上り
部16cには枢着ピン24を介して回動リンク2
5を可回動に枢着している。
この回動リンク25は第3図に示す如く略U字
状に構成され、このU字状の後部上端25aに上
述の枢着ピン24を挿通するピン孔26を穿設
し、U字状の前部上端25bには前述のアツパブ
ラケツト15下面に当接して、このアツパブラケ
ツト15を直接押し上げる押上げ片27を一体形
成している。
また上述の回動リンク25の一側面にはステー
ダンパ28の車体側取付部としてのロツド29側
の先端部29aを枢着し、このステーダンパ28
のリツド側取付部としてのシリンダチユーブ30
側の端部30aは第2図に示す如くトランクリツ
ド7遊端のインナパネル12下面の所定部位に枢
着している。
さらに前述のU字状の回動リンク25の他側面
における後部下端25cには突起31を突設し、
この突起31に異音発生防止用の円筒状のゴムラ
バー32を被着している。
一方、車体側のロアブラケツト16における上
述の回動リンク25遊端と対向する部分にはガイ
ド部としての長孔33を穿設し、この長孔33内
には、ゴムラバー32を被着した前述の突起31
を挿入している。そして、上述の長孔33の長さ
を、上記回動リンク25の回転により上述のトラ
ンクリツド7を全閉状態と全開状態との間の中間
所定高さにリフトアツプする所定の長さに設定し
ている。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、
以下作用を説明する。
いま第2図に示すリツドロツク機構10のロツ
クを解除すると、ステーダンパ28の矢印a方向
への反力により同ステーダンパ28のロツド29
が同方向に押圧されるので、回動リンク25が枢
着ピン24を支点として図面上、時計方向に所定
角度だけ回動し、この回動リンク25の押上げ片
27でアツパブラケツト15をリツド開放方向に
押し上げるので、トランクリツド7は第4図に示
す如く全閉位置よりも大きい所定高さに自動的に
リフトアツプされる。
このリフトアツプ量は4節構造のヒンジ23を
構成する第1、第2の各リンク19,22の長さ
の差と、ステーダンパ28の付勢力の大きさと、
長孔33の大きさとによつて決まる。
このように、上述のトランクリツド7が自動的
に所定高さまで開放するので、リツド開閉操作性
の向上を図ることができる。
しかも、上述の回動リンク25の回転は突起3
1とガイド部としての長孔33との両者によつて
案内されるので、前述のリフトアツプ動作を円滑
に行なうことができる効果がある。
加えて、上述の回動リンク25の押上げ片27
でアツパブラケツト15を直接押し上げるので、
例えば第1リンク19、第2リンク22の枢着部
に多少のがたつきがあつても、トランクリツド7
を上述の所定高さまで円滑に開放させることがで
きる。
さらに、上述の突起31にはゴムラバー32を
被着しているので、突起31が長孔33の孔縁に
直接衝合するのを防止して、異音発生を防ぐこと
ができる効果がある。
なお、上述のトランクリツド7の所定高さ以上
の開放操作は操作者の押し上げ操作により行なわ
れ、このトランクリツド7は全開位置まで自重と
ステーダンパ付勢力とがバランスした状態で任意
に開放されることは勿論である。
この考案の構成と、上述の実施例との対応にお
いて、 この考案のリツドは、実施例のトランクリツド
7に対応し、 以下同様に、 ヒンジは、4節構造のヒンジ23に対応し、ダ
ンパは、ステーダンパ28に対応し、 ブラケツトは、ロアブラケツト16に対応し、 ガイド部は、長孔33に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
例えば、上述のガイド部は長孔33に代えて、
ロアブラケツト16に係合孔部を形成するビード
を突設して構成してもよいことは云うまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はリ
ツド開閉装置を備えた自動車の外観斜視図、第2
図は自動車のリツド開閉装置を示す断面図、第3
図は第2図の要部の分解斜視図、第4図はリフト
アツプ時の説明図である。 7……トランクリツド、16……ロアブラケツ
ト、23……ヒンジ、25……回動リンク、27
……押上げ部、28……ステーダンパ、29a…
…先端部、31……突起、33……長孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体とリツド7とをヒンジ23およびダンパ2
    8を介して連結した自動車のリツド開閉装置であ
    つて、 車体側に取付けられたブラケツト16に回動リ
    ンク25を回転自在に支持し、上記回動リンク2
    5には上記ダンパ28の反力を回転動作として伝
    達すべく上記ダンパ28の先端部29aが取付け
    られ、 上記回動リンク25には、上記ダンパ28の反
    力作用時に、上記リツド7を押上げる押上げ部2
    7が設けられ、車体側、リンク側の何れか一方に
    突起31を、何れか他方にガイド部33を形成
    し、 上記ガイド部33は上記突起31に係合して上
    記ダンパ28の移動を案内する係合孔部に設定す
    ると共に、この係合孔部の長さを、上記回動リン
    ク25の回転により上記リツド7を所定高さにリ
    フトアツプする所定の長さに設定した自動車のリ
    ツド開閉装置。
JP13952487U 1987-09-11 1987-09-11 Expired - Lifetime JPH0535911Y2 (ja)

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JP13952487U JPH0535911Y2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11

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JPS6444281U JPS6444281U (ja) 1989-03-16
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