JPH0535613Y2 - - Google Patents

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JPH0535613Y2
JPH0535613Y2 JP10857286U JP10857286U JPH0535613Y2 JP H0535613 Y2 JPH0535613 Y2 JP H0535613Y2 JP 10857286 U JP10857286 U JP 10857286U JP 10857286 U JP10857286 U JP 10857286U JP H0535613 Y2 JPH0535613 Y2 JP H0535613Y2
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current
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diode
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の産業上の利用分野〕 本考案は、半導体集積回路に適した電流ミラー
回路が用いられた電流ミラー回路型の利得制御回
路に関するものである。
〔考案の技術的背景〕
第3図は、従来の電流ミラー回路型の利得制御
回路を示し、ダイオード接続されたトランジスタ
(以下、ダイオードと略す。)D1とトランジスタ
Q1からなる電流ミラー回路と入力信号源9と可
変抵抗Rから形成され、2は出力端子である。ダ
イオードD1のカソードに接続された可変抵抗R
の値を可変することによつて、その端子間電圧V
が変化して、トランジスタQ1のベース電圧が変
動して出力電流が可変される。
斯る電流ミラー回路に於いて、信号電流をI1
出力電流をI2とし、ダイオードD1の順方向電圧
VBE1とし、トランジスタQ1のベース・エミツタ
間電圧をVBE2とする。抵抗Rの端子間の電圧をV
とすると、 I1=Is・A1 ……(1) I2=Is・A2 ……(2) VBE2=VBE1+V ……(3) と表される。
Aは、A1=expVBE1/VT,A2=expVBE2/VT
と表される。尚、Vrは熱電圧、Isは逆方向飽和電
流を示す。又、信号電流I1と出力電流I2との関係
は、(1)(2)(3)式より、 I2=I1・A ……(4) と表される。但し、Aは、A=expVBE/VTのよ
うに示され、同一半導体基板に形成されたトラン
ジスタのベース・エミツタ間電圧VBEを略等しい
ものとみなされる。
従つて、(4)式で示めされるように出力電流I2
は、入力電流I1のA倍に設定される。即ち、可変
抵抗Rを可変することによつて、その端子間電圧
Vを変えることにより電流ミラー型増幅回路の倍
率が任意に設定される。
しかし、第3図の場合は、可変抵抗Rが接続さ
れているので、外付けとなる為に外部導出用の端
子が必要となり、そのままでは半導体集積回路化
には適さない。又、電流ミラー回路の増幅率の精
度を向上させるには、電流ミラー回路に供給され
る電流源の制御を高めなければならない。
又、電流増幅型の利得制御回路を1V以下の定
電圧源で作動させる増幅回路を得るのは困難な面
があり、電流ミラー回路では、極性の異なるトラ
ンジスタとの組み合わせによるダイオード特性の
非整合性によりオフセツトを生じる問題がある。
〔考案の目的〕
本考案は、上述の如き電流増幅回路をもつ利得
制御回路の諸問題点を解決する為になされたもの
で、その主な目的は、低電圧で動作する信号増幅
の容易な電流増幅回路からなる電流ミラー回路型
の利得制御回路を提供するものである。
本考案の他の目的は、極性の異なるトランジス
タとの組み合わせによる非整合性によつて発生す
るオフセツトの少ない電流ミラー回路型の利得制
御回路を提供するものである。
〔考案の概要〕
第1の電流ミラー回路の電流源が他の電流ミラ
ー回路によつて制御されており、第1の電流ミラ
ー回路の他の電流ミラー回路との夫々の接続点の
第1の電流ミラー回路のバイアス側の接続点を入
力端子とし、他の接続点を出力端子とし、第1の
電流ミラー回路のバイアス側のトランジスタのエ
ミツタに接続された抵抗に所定の電流を供給し、
所定の増幅率の電流ミラー型増幅回路を得る低電
圧で作動する電流ミラー回路型の利得制御回路で
ある。
〔考案の実施例〕
本考案の電流ミラー回路型の利得制御回路につ
いて、第1図及び第2図の実施例に基づき説明す
る。
第1図於いては、3はダイオードD1とトラン
ジスタQ1からなる電流ミラー回路であり、電流
ミラー回路3の電流源用トランジスタQ2,Q3
は、ダイオードD2と共に電流ミラー回路4を形
成している。ダイオードD2のカソードは電流源
7を介して接地される。トランジスタQ2のコレ
クタとダイオードD1のアノードとの接続点を入
力端子1に接続され、トランジスタQ1とQ3の
コレクタの共通接続点が出力端子2に接続され
る。一方、ダイオードD1と抵抗R1との接続点
に電流源8が接続される。
斯る電流ミラー回路の利得制御回路の動作につ
いて説明する。電流ミラー回路3には、電流源用
トランジスタQ2,Q3を介して抵抗R1によつ
て制限されたミラー電流I1とミラー電流I0が供給
される。入力端子1から入力電流源(±IIN)が
入力され、ミラー電流I1に重畳されて、I1±IIN
電流がダイオードD1に供給される。又、電流源
8から一定の利得を得る為の定電流Iが供給され
る。出力端子2からは、第3図の実施例と同様
に、±IIN・Aの出力電流が出力される。Aは、
expVBE/VTであり、抵抗R1の端子間電圧Vは、
〔(IIN±IIN)+I〕R1となる。依つて、定電流I
を所定の値に設定すれば、容易に任意の利得を有
する電流増幅型の増幅回路が提供できる。又、図
示されていないが、抵抗R2とトランジスタQ2
のエミツタとの接続点から定電流Iを引くことに
よつてオフセツトは容易に解消できる。
次に、第2図の本考案の他の実施例に基づき、
本考案の電流ミラー回路型の利得制御回路につい
て説明する。第1図の実施例では、PNPトラン
ジスタQ2とダイオード接続されたNPNトラン
ジスタD1、並びにPNPトランジスタQ3と
NPNトランジスタQ1のダイオード特性の非整
合性によつて、オフセツトが発生する。特に1V
以下の低電圧源では、顕著となり問題となる。従
つて、出力レベルの精度が要求される場合は、第
2図の如き実施例によつてオフセツトを解消す
る。
以下、第2図の実施例に基づき説明する。電流
ミラー回路3の電流源用トランジスタQ2,Q3
は、個々に電流ミラー回路4,5によつて電流ミ
ラー回路3の電流源が制御されている。電流ミラ
ー回路4,5のバイアス側のダイオードD2,D
3が電流ミラー回路6のトランジスタQ4,Q5
に接続される。電流ミラー回路6は、ダイオード
D4とトランジスタQ4,Q5によつて構成さ
れ、トランジスタQ4のエミツタは抵抗R1とダ
イオードD1の接続点に接続される。従つて、電
流ミラー回路6は、電流ミラー回路3と同じ極性
のトランジスタで形成されており、ダイオード
2,D3にNPNトランジスタのダイオード特性
と同じ特性のミラー電流I1,I0を電流ミラー回路
3に供給することが可能であり、極性の異なるト
ランジスタのダイオード特性の違いによつて発生
するオフセツトを完全に解消できる。
又、出力端子2からは、±IIN・Aの出力電流を
得ることができる。電流源8からは所定の利得に
調整させる為に定電流を抵抗R1に供給すること
によつて、所定の利得で設定される。無論、可変
電流を抵抗R1に供給することによつて容易に電
流増幅回路の利得を制御することができる。
上述のように、オフセツトの発生をきらう回路
では、第2図の実施例の如き電流増幅型の利得制
御回路が効果的である。無論、電流増幅率は、抵
抗R1に供給される電流Iによつて発生する抵抗
R1の端子間の電圧降下によつて設定される。
又、本考案の電流ミラー回路型の利得制御回路
では、トランジスタの飽和電圧VCE(sat)とトランジ
スタのVBEと抵抗R1の電圧Vによつて作動する
ようになされている為に約0.9Vで充分に動作す
るものであり、低電圧源に効果的な増幅回路であ
る。
〔考案の効果〕
本考案の電流ミラー回路型の利得制御回路は、
1V以下の低電圧源で使用可能なものであり、外
付けの可変抵抗を用いなくとも容易に精度良く増
幅率を設定し得る。無論、電流源8の電流値を可
変すれば、ラジオ受信機等の利得制御回路として
利用できるものであり効果的なものである。
又、斯る電流ミラー回路型の利得制御回路で
は、オフセツト電圧が低電圧源で特に顕著となる
が、オフセツト電圧をきらう用途では、第2図の
実施例に示したように、極性の等しいダイオード
特性のトランジスタによつて、作り出された電流
源で構成すれば、オフセツト電圧の少ない出力電
圧を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は、本考案に係る電流ミラー型
増幅回路の実施例を示す図、第3図は、従来の電
流ミラー回路型の増幅回路である。 1……入力端子、2……出力端子、3乃至6…
…電流ミラー回路、7……電流源、8……可変電
流源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第1のダイオードと第1のトランジスタから
    なる第1の電流ミラー回路に、該第1の電流ミ
    ラー回路の電流源用として第2と第3のトラン
    ジスタが接続され、該電流源用の第2と第3の
    トランジスタを電流ミラー回路の出力段とする
    第2の電流ミラー回路を具え、該第1のダイオ
    ードと該第2のトランジスタとの接続点を入力
    端子とし、該第1のトランジスタと該第3のト
    ランジスタとの接続点を出力端子とし、該第1
    のダイオードのカソード側に抵抗が接続され、
    その接続点に電流源が接続されることによつ
    て、所定の利得を得ることを特徴とする電流ミ
    ラー回路型の利得制御回路。 (2) 前記第2の電流ミラー回路の出力段の該第2
    と該第3のトランジスタの夫々が、電流ミラー
    回路を形成し、該電流ミラー回路のバイアス側
    のダイオードが第3の電流ミラー回路の出力段
    の第1と第2のトランジスタに接続され、該第
    2のトランジスタのエミツタが、該第1のダイ
    オードのカソードに接続された実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の電流ミラー回路型の利得
    制御回路。
JP10857286U 1986-07-15 1986-07-15 Expired - Lifetime JPH0535613Y2 (ja)

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