JPH0534146Y2 - - Google Patents

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JPH0534146Y2
JPH0534146Y2 JP1986171343U JP17134386U JPH0534146Y2 JP H0534146 Y2 JPH0534146 Y2 JP H0534146Y2 JP 1986171343 U JP1986171343 U JP 1986171343U JP 17134386 U JP17134386 U JP 17134386U JP H0534146 Y2 JPH0534146 Y2 JP H0534146Y2
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circuit boards
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば回転計、電子カウンタ、タイ
マ等の小形電子機器において、ケース内に収容す
る内器を構成する前面パネル、プリント基板等
を、容易かつ確実に一体結合するようにした電子
機器の組立構造に関するものである。
〔従来の技術〕
このような電子機器の組立構造は、従来から多
数提案されており、その一例として実開昭59−
54992号公報に開示された考案を挙げることがで
きる。この考案は、オクタルベースの対辺に互い
に対向してビスで固定されたプリント基板の、オ
クタルベースと反対側の辺を固定するための構造
に関するもので、熱可塑性樹脂からなる柔軟性材
料の固定枠の四隅に、その厚さ方向に貫通しかつ
この固定枠の1辺と平行にコ字状の溝を形成し、
さらにこの溝の側壁にそれぞれ半球状の突起を形
成してなり、この溝にプリント基板のオクタルベ
ースと反対側の辺を挿入し、これに設けた穴を前
記溝に設けた半球状の突起に嵌合し、プリント基
板と固定枠を一体に結合するようにしたものであ
る。
また、同様な目的のもとになされたものとし
て、実開昭59−96874号公報に開示された考案が
ある。この考案は、対向する一対のパネルにそれ
ぞれ案内溝及びこれに連接する係止段部を形成し
た柱状部を突設するとともに、各パネル間に配置
される回路基板の両端部に、前記柱状部を弾性歪
曲しつつ案内溝に挿通されかつ係止段部に当接す
ることにより柱状部を弾性復帰させるとともに、
抜止めされる係止部を形成してなり、この両係止
部を各パネルの柱状部に係合することにより、回
路基板を介して各パネル同士を一体に連結するよ
うにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
実開昭59−54992号公報に開示された考案は、
プリント基板と固定枠との結合は固定枠の溝に設
けた半球状の突起で行なつており、かつその保持
は固定枠の溝の残部の弾性に依存しているため、
保守、点検等を行なう際の固定枠とプリント基板
の分離は、単に固定枠を引張るだけで容易に外す
ことができるが、反面両者の結合保持は比較的ゆ
るやかなため、振動等により簡単に外れてしまう
おそれがあり、また経年変化により溝の残部の弾
性が失なわれた場合は、プリント基板を保持する
力が無くなつて、両者の結合にガタツキが生じる
こともある。さらにプリント基板の下部は4本の
ビスでオクタルベースに固定するようになつてい
るので、取付作業が面倒である。
一方、実開昭59−96874号公報に開示された考
案は、確かにワンタツチで組立できる便利さはあ
るが、一対のプリント基板を前後のパネルに設け
た案内溝に挿通して係止部を係合させるだけなの
で、往々にして組立後分解したり一部分離したり
することがあり、再組立や調整のために余分な工
数を必要とすることがある。また、ベース基板と
は別にベースパネルを必要とするため、部品点数
が多くなりコストアツプになる等の問題もある。
本考案は、上記のような問題点を解決するため
になされたもので、部品点数が少なく、組立、分
解が容易であり、その上各部品の結合が確実でガ
タツキや分離等が発生するおそれのない電子機器
の組立構造を得ることを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る電子機器の組立構造は、プリント
基板に嵌入する溝が対向して設けられ隅部に突設
された各一対の柱状部、及び係止部を有し前記柱
状部の溝に近接して設けられた係止片を備えた前
面パネルと、先端部近傍の両側に係止穴を有し、
電機機器を構成する主回路が設けられた2枚のプ
リント基板と、両側に係合穴を有し、表面に前記
プリント基板を接続するパターン配線が設けら
れ、背面に端子台等が装着されたベースプリント
基板と、上下及び背面に係合部を有する一対の結
合部材とを備え、 前記ベースプリント基板に設けた係合穴を前記
結合部材の背面に設けた係合部にそれぞれ係合す
ると共に、前記プリント基板を結合部材の上下に
設けた係合部にそれぞれ係合し、かつ前記プリン
ト基板の上端部に前記前面パネルの柱状部の溝を
嵌入すると共に係止穴に係止片を係止させたもの
である。
〔作用〕
ベースプリント基板を結合部材の背面に設けた
係合部に係合させ、またプリント部材を結合部材
の上下に設けた係合部に係合させたのち、プリン
ト基板の前端部に前面パネルを装着する。
〔実施例〕
第1図は本考案実施例の分解斜視図である。図
において、1は熱可塑性樹脂等からなる前面パネ
ルで、以下第2図を参照してその構造を説明す
る。11はパネル枠、12a〜12dはパネル枠
1の隅部に対向して設けられた各一対の柱状部
で、その内側には後述のプリント基板2a,2b
の厚さより僅かに広い幅の溝13a〜13dがそ
れぞれ形成されている。なお、図には一方の側の
柱状部12a,12cが、他方の側の柱状部12
b,12dより長い場合が示してあるが、同じ長
さでもよい。
14a〜14dは柱状部12a〜12dの溝1
3a〜13d側にこれと近接してパネル枠1から
垂下した係止片で、先端部にはそれぞれ傾斜面を
介して内側に突出した係止部15a〜15dが形
成されている。なお、16は例えば回転数設定器
が装着される窓、17は例えば回転数の表示器が
装着される窓である。
2a,2bは電子機器を構成する主回路が配線
されたプリント基板で、それぞれ表面にパターン
(図示せず)が形成されて電気部品が接続されて
おり、前端部両側にはそれぞれ前面パネル1の係
止部15a〜15dが係合する係止穴21a〜2
1dが設けられ、また後端部両側には後述の結合
部材3a,3bの係合部34a,34b及び34
c,34dが係合する係合穴22a〜22dが形
成されている。23a〜23dは両プリント基板
2a,2bの前端部両側縁に設けた段部、24,
25は両プリント基板2a,2bの後端部表面に
設けた複数のパターン配線である。なお、図には
両プリント基板2a,2bの大きさが異なる場合
を示してあるが、同じ大きさのものでもよい。
3a,3bは熱可塑性樹脂等からなる同形状の
結合部材で、本体30の側面にはねじ穴32を有
する金属片31が埋込まれており、反対側にはこ
のねじ穴32に通じるビス穴33が設けられてい
る。34a〜34fは結合部材3a,3bの本体
30の上下及び背面に、プリント基板2a,2d
の厚さとほヾ等しい長さの首部を介して突設され
た截頭円錐状の係合部で、それぞれスリツト35
により弾性が付与されている。
4は所要のパターン(図示せず)が配線された
ベース基板で、左右両側端部には結合部材3a,
3bの背面に設けた係合部34a,34fが係合
する係合穴41a,41bが設けられており、上
下両端部にはプリント基板2a,2bのパターン
配線24,25に対応してパターン配線42,4
3が設けられている。また、裏面には第3図に示
すように、外部回路を接続する多数の端子を備え
た端子台44、内蔵した電子機器の動作モード等
を選択設定するためのロータリースイツチ45及
びデイツプスイツチ46等が装着されている。
なお、上記プリント基板2a,2bの係合穴2
2a〜22d、ベースプリント基板4の係合穴4
1a,41b及びこれらに係合する結合部材3
a,3bの係合部34a〜34fは、それぞれ2
個ずつ設けた場合を示したが、各1個ずつでもよ
くあるいはそれぞれ3個以上設けてもよい。
5は合成樹脂、金属板等からなるケースで、底
板51にはベースプリント基板4に装着された端
子台44、ロータリースイツチ45及びデイツプ
スイツチ46等が露出する窓52が設けられてお
り、また両側壁にはビスを通す穴53a,53b
が設けられている。
次に、上記のような各部からなる本考案実施例
の組立順序の一例を、第4図を参照して説明す
る。
(1) ベースプリント基板4の係合穴41a,41
bに、結合部材3a,3bの背面に突設した係
合部34e,34fをそれぞれ嵌合する。
このとき、係合部34e,34fは係合穴4
1a,41bに嵌合するときはスリツト35に
より弾性変形して細くなり、係合穴41a,4
1bから突出すると再び元の状態に戻り、ベー
スプリント基板4は結合部材3a,3bの本体
30と係合部34e,34fとの間に挟持さ
れ、確実に保持される。
(2) 同様にして、結合部材3a,3bの上下に突
設した係合部34a,34b及び34c,34
dに、プリント基板2a,2bの係合穴22
a,22b及び22c,22dを嵌合する。
これにより、両プリント基板2a,2bとベ
ースプリント基板4とは、結合部材3a,3b
を介してコ字状に結合される。
(3) 次に、前面パネル1の柱状部12a,12b
及び12c,12dに設けた溝13a〜13d
を、プリント基板2a,2bの前端部に嵌合
し、押し下げる。
このとき、係止片14a〜14dの係止部1
5a〜15dがプリント基板2a,2bの表面
に摺接するため、係止片14a〜14dは外方
に弾性変形する。さらに前面パネル1を押し下
げると、係止片14a〜14dの係止部15a
〜15dがプリント基板2a,2bの係止穴2
1a〜21dにそれぞれ係合し、柱脚部12a
〜12dの下端部がプリント基板2a,2bの
段部23a〜23dに当接して停止する。
これにより、ベースプリント基板4とプリン
ト基板2a,2b及び前面パネル1とは、ロ字
状に一体結合される。
(4) 必要に応じて、プリント基板2a,2bのパ
ターン配線24,25と、ベースプリント基板
4のパターン配線4とをハンダ付けする。
(5) このようにして前面パネル1、プリント基板
2a,2b及びベースプリント基板4の組立が
完了したときは、これをケース1内に装入して
前面パネル1のパネル枠11の背面をケース5
の前端部に当接させて位置決めし、ビス穴53
a,53bからビスを挿入して結合部材3a,
3bのねじ穴32に螺入し、ケース5に固定す
る。
このとき、ベースプリント基板4に装着した
端子台44等は、ケース5の底板51に設けた
窓52から露出する。
第5図は本考案の要部をなす結合部材の他の実
施例を示す斜視図で、a図に示すものはケースに
固定するねじ穴に代えて係止片36を設け、この
係止片6をケース5のビス穴の代りに設けた係止
穴に係合させるようにしたものである。
また、b図に示すものは、本体30の上下に突
設した係合部34a〜34dの代りにL字状の腕
37を設け、この腕37と本体30との間に形成
された溝38にプリント基板2a,2bを嵌合す
るようにしたものである。この場合、腕37の端
部内側に突起を設けると共に、プリント基板2
a,2bにこの突起が係合する穴を設けるように
してもよい。なお、上記実施例はその一例を示す
もので、これらを組合せて適宜の構造とすること
ができる。
以上本考案の実施例について述べたが、本考案
は2枚のプリント基板とベースプリント基板との
結合に特徴を有するものであり、したがつて前面
パネルの構造及びプリント基板との結合方式、内
器とケースとの固定方式等は適宜変更することが
できる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案は従来
必要とされていたベースパネルを省略してベース
プリント基板で兼用させ、このベースプリント基
板と2枚のプリント基板とを、ねじ等を使用せず
結合部材によりワンタツチで着脱しうるようにし
たので、結合固着のための部品点数を減らせるば
かりでなく、これらは確実かつ強固に一体結合さ
れ、しかも組立作業が容易である等、実用に供し
て効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の分解斜視図、第2図a
は前面パネルの実施例の底面図、bはそのA−A
断面図、第3図はベースプリント基板の実施例の
背面を示す斜視図、第4図は本考案の組立順序の
一例を示す斜視図、第5図a,bは本考案の要部
をなす結合部材の他の実施例の斜視図である。 1……前面パネル、2a,2b……プリント基
板、24,25,42,43……パターン配線、
3a,3b……結合部材、30……本体、32…
…ねじ穴、34a〜34f……係合部、4……ベ
ースプリント基板、44……端子台、5……ケー
ス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前面パネル、プリント基板等を一体的に結合し
    てケース内に収容する電子機器において、 プリント基板に嵌入する溝が対向して設けられ
    隅部に突設された各一対の柱状部、及び係止部を
    有し前記柱状部の溝に近接して設けられた係止片
    を備えた前面パネルと、 先端部近傍の両側に係止穴を有し、電気機器を
    構成する主回路が設けられた2枚のプリント基板
    と、 両側に係合穴を有し、表面に前記プリント基板
    を接続するパターン配線が設けられ、背面に端子
    台等が装着されたベースプリント基板と、 上下及び背面に係合部を有する一対の結合部材
    とを備え、 前記ベースプリント基板に設けた係合穴を前記
    結合部材の背面に設けた係合部にそれぞれ係合す
    ると共に、前記プリント基板を結合部材の上下に
    設けた係合部にそれぞれ係合し、かつ前記プリン
    ト基板の上端部に前記前面パネルの柱状部の溝を
    嵌入すると共に係止穴に係止片を係止させたこと
    を特徴とする電子機器の組立構造。
JP1986171343U 1986-11-10 1986-11-10 Expired - Lifetime JPH0534146Y2 (ja)

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JPS59146A (ja) * 1982-06-25 1984-01-05 Ricoh Co Ltd 原稿の濃度検出装置
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