JPH053385Y2 - - Google Patents

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JPH053385Y2
JPH053385Y2 JP1986065872U JP6587286U JPH053385Y2 JP H053385 Y2 JPH053385 Y2 JP H053385Y2 JP 1986065872 U JP1986065872 U JP 1986065872U JP 6587286 U JP6587286 U JP 6587286U JP H053385 Y2 JPH053385 Y2 JP H053385Y2
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JP
Japan
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cross member
instrument panel
lower cross
glove box
vehicle
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JP1986065872U
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JPS62177533U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両の前部席に設けられてメータ
盤、グローブボツクス等が設置される車両用イン
ストルメントパネルの改良に関するものである。
(従来技術) 一般に、車両用インストルメントパネルは、ア
ツパクロスメンバとロアクロスメンバとの間とそ
の下方に跨つてまたはこれの間とフロアとに跨つ
てに設けられたインストルメントパネル本体から
成つており、このインストルメントパネル本体に
メータ盤、グローブボツクス等が設置されてい
る。従来技術ではアツパクロスメンバとロアクロ
スメンバとは車幅方向に平行に設けられているの
でインストルメントパネル本体内はロアクロスメ
ンバによつて上下に分割され、このためグローブ
ボツクスはインストルメントパネル本体内でロア
クロスメンバを境としてその上半部または下半部
に設けられていたので容量が小さく、またグロー
ブボツクスは通常前部座席の左側に設置されてい
ることが多かつたので使い難い欠点があつた(実
公昭56−110025号参照)。
(考案の目的) 本考案の目的は、グローブボツクスの容量を増
大することができる上にこれを使い易い位置に設
置することができるようにした車両用インストル
メントパネルを提供することにある。
(考案の構成) 本考案に係る車両用インストルメントパネル
は、フロントパネルの上縁に車幅方向に沿つて設
けられたアツパクロスメンバと、このアツパクロ
スメンバの下方で且つ車両後方側に車幅方向に沿
つて設けられたロアクロスメンバと、アツパクロ
スメンバとロアクロスメンバとの間とロアクロス
メンバの下方とに跨つて設けられたインストルメ
ントパネル本体とから成り、このインストルメン
トパネル本体にメータ盤、グローブボツクス等が
設けられているが、ロアクロスメンバは車幅方向
の中央で前方に向けて折り曲げて形成された凹部
を有し、グローブボツクスは、前面が開いたケー
スと、このケースの内部空間を閉じるように開閉
自在に設けられたリツドとから成り、ケースはイ
ンストルメントパネル本体内のロアクロスメンバ
の凹部を有する位置に設置されていることを特徴
とすしている。
このようにすると、ロアクロスメンバはグロー
ブボツクスを逃げるように前方にへこませている
ので、グローブボツクスはロアクロスメンバによ
つて仕切られることがなく大きな容量を有するこ
とができ、またグローブボツクスはインストルメ
ントパネル本体の車幅方向の中央に位置されるの
で運転席及び助手席のいずれからも使い易く取扱
が便宜となる。
(実施例) 本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
ると、第1図及び第2図は本考案に係る車両用イ
ンストルメントパネル10を示し、この車両用イ
ンストルメントパネル10は、フロントパネル1
2の上縁に沿つて設けられたアツパクロスメンバ
14とこのアツパクロスメンバ14の下方で且つ
車両後方側に車幅方向に沿つて設けられたロアク
ロスメンバ16とこれらのアツパクロスメンバ1
4とロアクロスメンバ16との間とロアクロスメ
ンバ16の下方とに跨つて設けられてフロア18
まで延びるインストルメントパネル本体20から
成つている。アツパクロスメンバ14とロアクロ
スメンバ16とは、第3図に示すように、フロン
トピラー30の内側面に設けられたそれぞれのブ
ラケツト22,24に固着して取付けられてい
る。また、第4図及び第5図に示すように、フロ
ントパネル12の上端フランジ12aにはウエザ
ストリツプ26を介してフロントウインドシール
ド28の下縁が取付けられ、このフロントウイン
ドシールド28はフロントパネル12から一体に
延びるフロントピラー30の間に設けられてい
る。インストルメントパネル本体20にはメータ
盤32、グローブボツクス34、空調装置36等
が設けられている。
ロアクロスメンバ16は、特に第3図に示すよ
うに、車幅方向の中央で前方に向けてへこませる
ように折り曲げて形成された凹部16aを有し、
図示の実施例ではこの凹部16aは、第4図に示
すように、アツパクロスメンバ14よりも前方に
へこんでいる。
グローブボツクス34は、第4図に示すよう
に、インストルメントパネル本体20内のロアク
ロスメンバ16の凹部16aを有する位置、即ち
車幅方向の中央に設置されている。このグローブ
ボツクス34は、フロア18に固定されたブラケ
ツト36とロアクロスメンバ16の凹部16aと
にそれぞれねじ止めして取付けられた前面が開い
たケース38とケース38の内部空間を閉じるよ
うに開閉自在に設けられたグローブボツクスリツ
ド40とから成つている。グローブボツクスリツ
ド40は、ケース38の底板38aにヒンジ42
によつて枢支され、またケース38の側板38b
とグローブボツクスリツド40の内面との間に設
けられた1対の折畳みリンク式のステー44によ
つて閉じた状態(第1図)及び開いた状態(第2
図)に維持される。このようにしてグローブボツ
クス34はアツパクロスメンバ14から床まで高
さ一杯に使用することができるので容量が増大
し、従つてインストルメントパネル本体全体を下
げ、フロントウインドシールドの下縁を下げて視
界を広くすることができるので好ましい。
空調装置36は、第5図に示すように、車幅方
向の左側でインストルメントパネル本体20を構
成するカバー46とフロントパネル12との間の
空間に設置されている。空調装置36のダクト4
8はインストルメントパネル本体20の吹出口5
0に接続されている。
(考案の効果) 本考案によれば、上記のように、ロアクロスメ
ンバはグローブボツクスを逃げるように前方にへ
こませて形成されているので、グローブボツクス
はロアクロスメンバによつて仕切られることがな
く大きな容量を有することができ、またグローブ
ボツクスはインストルメントパネル本体の車幅方
向の中央に位置されるので運転席及び助手席のい
ずれからも使い易く取扱が便宜となる実益があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本考案に係る車両
用インストルメントパネルの異なる状態を示す斜
視図、第3図はインストルメントパネル本体を取
除いた斜視図、第4図及び第5図はそれぞれ第1
図のA−A線及びB−B線の拡大断面図である。 10……車両用インストルメントパネル、12
……フロントパネル、14……アツパクロスメン
バ、16……ロアクロズメンバ、16a……ロア
クロスメンバの凹部、18……フロア、20……
インストルメントパネル本体、32……メータ
盤、34……グローブボツクス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントパネルの上縁に車幅方向に沿つて設け
    られたアツパクロスメンバと、前記アツパクロス
    メンバの下方で且つ車両後方側に車幅方向に沿つ
    て設けられたロアクロスメンバと、前記アツパク
    ロスメンバとロアクロスメンバとの間と前記ロア
    クロスメンバの下方とに跨つて設けられたインス
    トルメントパネル本体とから成り、前記インスト
    ルメントパネル本体にメータ盤、グローブボツク
    ス等が設けられている車両用インストルメントパ
    ネルにおいて、前記ロアクロスメンバは車幅方向
    の中央で前方に向けて折り曲げて形成された凹部
    を有し、前記グローブボツクスは、前面が開いた
    ケースと、前記ケースの内部空間を閉じるように
    開閉自在に設けられたリツドとから成り、前記ケ
    ースは前記インストルメントパネル本体内のロア
    クロスメンバの凹部を有する位置に設置されてい
    ることを特徴とする車両用インストルメントパネ
    ル。
JP1986065872U 1986-04-30 1986-04-30 Expired - Lifetime JPH053385Y2 (ja)

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JP1986065872U JPH053385Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JPS62177533U JPS62177533U (ja) 1987-11-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102554U (ja) * 1982-12-27 1984-07-10 日野自動車株式会社 インストルメントパネル

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JPS62177533U (ja) 1987-11-11

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