JPH0533134U - 回路の接続構造 - Google Patents

回路の接続構造

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JPH0533134U
JPH0533134U JP8205691U JP8205691U JPH0533134U JP H0533134 U JPH0533134 U JP H0533134U JP 8205691 U JP8205691 U JP 8205691U JP 8205691 U JP8205691 U JP 8205691U JP H0533134 U JPH0533134 U JP H0533134U
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chip
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甲午 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 本考案は、ICチップ上に形成された接続電極と、上下
2枚のガラスあるいは樹脂等よりなる基板の間に液晶層
を挟持してなる液晶パネルの基板上に形成された上記I
Cチップの接続電極と相対峙して形成された接続用回路
が、絶縁性接着剤あるいは異方導電性接着剤あるいは導
電ペースト等により接合された回路の接続構造におい
て、上記ICチップを駆動する入力信号を供給する回路
部品は、ポリイミドあるいはポリエステルあるいはポリ
エチレンテレフタレート等のフレキシブル回路基板より
なり、上記ICチップはXY各一辺に各一個乃至複数個
搭載され、上記フレキシブル回路基板はXラインを駆動
するドライバーICに入力信号を供給するものと、Yラ
インを駆動するドライバーICに入力信号を供給するも
のとを別体となっていることを特徴とする回路の接続構
造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はポケットテレビ、壁掛けテレビ、プロジェクションテレビ、ラップト ップパソコン、ゲーム機、等に持ちいられる液晶パネルやその他の回路部品の実 装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりポケットテレビなど液晶パネルを組み込むためには小型、高密度実装 の液晶パネルを構成する必要がある。その対策の一例として液晶パネルを構成し ているガラス基板上にICチップを直接搭載する方法が提案されている。
【0003】 以下図面を参照しながら、従来の液晶パネルについて説明する。図2は従来の 液晶パネルの一例を示すものである。図2において21はxラインを駆動するI Cチップ、22は液晶パネル、23はyラインを駆動するICチップ、24はI Cを駆動するための入力信号を供給する可撓性のシート状回路結線部品、26は 上記入力信号を配給するリジッド回路基板、27はコントロール回路より信号を 供給する可撓性のシート状回路結線部品を示す。図2においてICチップはフェ イスダ ウンによって液晶パネルの基板上に搭載されている。ICチップの能動 面には接続電極たる電極パッドが形成されている。液晶パネルの基板上には上記 ICチップの接続電極と相対峙して接続用回路が形成されている。上記ICチッ プを駆動する入力信号はシート状回路結線部品24によって液晶パネルのガラス 基板を介して供給される。上記ICチップを駆動する入力信号はリジッド回路基 板26によって各ドライバーICの近傍まで配給される。可撓性の回路結線部品 27はリジッド回路基板26のドライバーIC入力信号の出力部28と液晶パネ ルの電極パターン25とをブリッジ接続する。リジッド回路基板26には回路結 線部品27が半田接続されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 一般に液晶パネルの中の電極パターンは基板上に多数平行して配されている。 そして、図2より明らかなように上記電極パターンは液晶パネルの2枚の基板が 重ね合わされた部位からICチップの出力電極に向かって連続的に接続されてい る。ICチップの出力電極数はきわめて多い。ICチップを駆動する入力信号は シート状回路部品24より上記ICチップ21の入力電極へ向かって上記液晶パ ネル22の基板上に形成された電極パターン23をへてICチップへ21供給さ れる。シート状回路部品24の液晶パネル22への接合は異方導電性接着剤によ って行なわれている。他方上記シート状回路部品24は液晶パネルへの接合部の 反対端はリジッド回路基板26と半田ずけ接続されている。すなわち、これらシ ート状回路部品の接続は1個のシート状回路部品に付きガラス基板への接続とリ ジッド回路基板上への接続の2回必要であり、シート状回路部品の数の2倍の接 続工程が必要である。これらのシート状回路部品は液晶パネル上に存在するIC チップの数だけ存在する。さらに、これらICチップを駆動する入力信号をおの おののICチップに配給する回路パターンを形成するリジッド回路基板26と、 これら入力信号をつくるコントロール回路とを接続するためにシート状回路部品 27が存在する。
【0005】 このように、従来の回路の接続構造においては、構成部品点数がきわめて大き な物となってしまい、部品コストがきわめて高くなってしまうものであった。さ らに回路の接続カ所が多くなってしまい製造工数が多くなってしまうものであっ た。したがって、回路部品全体のコストがきわめて向上してしまうものであった 。また、回路の接続カ所が多い分だけ、1カ所の接続信頼性が同じでも、全体の 接続信頼性は1カ所の信頼性確率の累積できくため信頼性がきわめて低下してし まうものであった。
【0006】 さらに、従来の回路の接続構造においては、液晶パネルブロックの外側にシー ト状回路結線部品24,27、あるいはリジッド回路基板26を広く展開して構 成しなければならず、そのため、液晶パネルブロックの外形寸法がきわめて大き くなってしまうものであった。逆に、外形寸法を低減し商品性を向上させようと すると、シート状回路結線部品24,27を大きくおり曲げなければならず、こ の折り曲げによって各接続部位に不要な歪が生じ、接続の信頼性が低減してしま うものであった。
【0007】 そこで、本考案は従来のこのような欠点を解決し、回路部品の製造コストを低 減し、液晶パネルブロックの外形寸法を低減し、接続信頼性を向上することを目 的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案による回路の接続構造は、ICチップ上に形成された接続電極と、上下 2枚のガラスあるいは樹脂等よりなる基板の間に液晶層を挟持してなる液晶パネ ルの基板上に形成された上記ICチップの接続電極と相対峙して形成された接続 用回路が、絶縁性接着剤あるいは異方導電性接着剤あるいは導電ペースト等によ り接合された液晶パネルにおいて、上記ICチップを駆動する入力信号を供給す る回路部品は、ポリイミドあるいはポリエステルあるいはポリエチレンテレフタ レート等のフレキシブル回路基板よりなり、上記ICチップはXY各一辺に各一 個乃至複数個搭載され、上記フレキシブル回路基板はXラインを駆動するドライ バーICに入力信号を供給するものと、Yラインを駆動するドライバーICに入 力信号を供給するものとを別体となっていることを特徴とする。
【0009】
【実施例】
図1は本考案による回路の接続構造を示す。図1に於て、1はXラインを駆動 するICチップ、2は液晶パネル、3はYラインを駆動するICチップ、4はX ラインを駆動するICを駆動するための入力信号を供給するフレキシブル回路基 板、5はYラインを駆動するICを駆動するための入力信号を供給するフレキシ ブル回路基板、7はフレキシブル回路基板4のXラインを駆動するドライバーI Cへの入力信号導入部、8はフレキシブル回路基板5のYラインを駆動するドラ イバーICへの入力信号導入部、9はフレキシブル回路基板4のXラインを駆動 するドライバーICへの入力信号を配給する配線パターン部、10はフレキシブ ル回路基板5のYラインを駆動するドライバーICへの入力信号を配給する配線 パターン部、11、12はコントロールボードからの各信号を供給するコネクタ ー部を示す。 図1においてICチップはフェイスダウンによって液晶パネルの 基板上に搭載されている。ICチップの能動面には接続電極たる電極パッドが形 成されている。液晶パネルの基板上には上記ICチップの接続電極と相対峙して 接続用回路が形成されている。液晶パネルを構成する2枚の基板には液晶層が挟 持され、各基板の各々対向する面には液晶を駆動するXライン、Yラインが多数 平行して配されている。アクティブマトリクスパネルの場合は上記ラインにTF TやMIMなどのアクティブ素子が多数接続されている。上記2枚の基板の重ね 合わせ部の外側にはどちらか1枚の基板が延長して構成され、上記2枚の基板の 重ね合わせ部のすぐ外側には、上記ラインの端末部が配されている。上記基板の 延長部には、液晶を駆動するICチップがフェイスダウンによって搭載されてお り、上記ICチップの出力電極と上記ラインの端末部とは疑似放射状に上記基板 延長上に電極パターンが形成されている。
【0010】 他方、上記ICチップを駆動する入力信号はフレキシブル回路基板によって供 給され、上記ガラス基板の延長部上に異方導電性接着剤により接着導通接合され ている。上記入力信号を供給するフレキシブル回路基板の端末部は銅箔がむき出 しになっている。この銅箔のむき出し部には錆止めのため半田メッキ、Niメッ キ、Auメッキ、9:1Snメッキ、Snメッキ等が施されている。上記のよう なフレキシブル回路基板による入力信号の供給形態は1個の液晶パネル上の複数 のICチップについて同様に形成されており、液晶パネルのXライン、Yライン それぞれを駆動するICチップ各々について同様に形成されている。
【0011】 そして、これら複数のフレキシブル回路基板のガラス基板への接合部から引き 出されたフレキシブル回路基板のXラインを駆動するICチップへの入力信号の 導入部7は同じフレキシブル回路基板4と一体となっている。同様にこのフレキ シブル回路基板4はドライバーICへ入力信号を配給する配線パターン部9さら にはコントロールボードからの各信号を供給するコネクター部11が一体になっ ている。一方、複数のフレキシブル回路基板のガラス基板への接合部から引き出 されたフレキシブル回路基板のYラインを駆動するICチップへの入力信号の導 入部8は同じフレキシブル回路基板5と一体となっている。同様にこのフレキシ ブル回路基板5はドライバーICへ入力信号を配給する配線パターン部10さら にはコントロールボードからの各信号を供給するコネクター部12が一体になっ ている。このように、本考案による回路の接続構造は、フレキシブル回路基板が 液晶パネルのXラインにIC駆動信号を供給するバスラインを形成している回路 基板と、YラインにIC駆動信号を供給するバスラインを形成する回路基板とに 分離されている。
【0012】 以上説明したように、本考案においては、フレキシブル回路基板4および5の ガラス基板への接合部から引き出されたフレキシブル回路基板のICチップへの 入力信号の導入部7,8はそれぞれ同じフレキシブル回路基板4、5と一体とな っており、同様にこのフレキシブル回路基板4、5はドライバーICへ入力信号 を配給する配線パターン部9、10、さらにはコントロールボードからの各信号 を供給するコネクター部11、12が一体になっているため、構成部品の数が極 めて少なくなっており、その結果部品コストが低減し、さらには、回路の接続カ 所が少なくなり、製造工数を少なくすることが出来るものである。
【0013】 さらに、一般に回路基板4および5は、定尺の寸法からどのくらい部品がとれ るかが部品コストに大きく左右されるが、従来の回路の接続構造においては、回 路基板の形状がL字状あるいはコの字状あるいはロの字状をしており極めて取り 効率が悪いものであったが、本考案においてはXラインとYラインの回路基板が 別々に形成されているため、定尺の基板材料からの取りによるロスが極めて小さ く、従って、コスト的にロスが小さく、大幅なコストダウンが可能なものであっ た。このように、本考案においては部品コスト、加工工数両面から総合的にコス トは低減されるものである。
【0014】 さらに、本考案においては、接続カ所の数が減る分だけ全体の接続信頼性は向 上する。
【0015】 さらに、本考案においては、接続カ所の数が減少できるため、全体の部品占有 スペースが減少し液晶パネルブロックの外形サイズをきわめて低減することがで きるものである。しかも、フレキシブル回路基板を折り曲げても、接続の信頼性 を損なうことが無いのでフレキシブル回路基板を折り曲げて外形寸法を低減する ことが出来るものである。その結果、液晶パネルの額縁寸法を小さくすることが でき、この液晶パネルを用いた商品のいわゆる格好の良さを向上させ、商品価値 を向上させることができるものである。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように、XYそれぞれ、一体のフレキシブル回路基板に て複数のICチップを駆動する入力信号を供給する回路と、上記入力信号を配給 する回路と、コントロール回路より信号を受ける回路とを構成することによって 、パナルブロック製造コストを低減させ、接合信頼性を向上させ、液晶パネルの 外形寸法を低減させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例における回路の接続構造の例
を示す図。
【図2】 従来の回路の接続構造の実施例を示す図。
【符号の説明】
1,21 Xラインを駆動するICチップ 2,22 液晶パネル 3,23 Yラインを駆動するICチップ 4 Xラインを駆動するICを駆動するための
入力信号を供給するフレキシブル回路基板 5 Yラインを駆動するICを駆動するための
入力信号を供給するフレキシブル回路基板 7 フレキシブル回路基板4の入力信号導入部 8 フレキシブル回路基板5の入力信号導入部 9 フレキシブル回路基板4の配線パターン部 10 フレキシブル回路基板5の配線パターン部 11 フレキシブル回路基板4のコントロールボ
ードからの各信号を供給するコネクター部 12 フレキシブル回路基板4のコントロールボ
ードからの各信号を供給するコネクター部 24 ICを駆動するための入力信号を供給する
可撓性のシート状回路結線部品 26 リジッド回路基板 27 コントロール回路より信号を供給する可撓
性のシート状回路結線部品

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICチップ上に形成された接続電極と、
    上下2枚のガラスあるいは樹脂等よりなる基板の間に液
    晶層を挟持してなる液晶パネルの基板上に形成された上
    記ICチップの接続電極と相対峙して形成された接続用
    回路が、絶縁性接着剤あるいは異方導電性接着剤あるい
    は導電ペースト等により接合された回路の接続構造にお
    いて、上記ICチップを駆動する入力信号を供給する回
    路部品は、ポリイミドあるいはポリエステルあるいはポ
    リエチレンテレフタレート等のフレキシブル回路基板よ
    りなり、上記ICチップはXY各一辺に各一個乃至複数
    個搭載され、上記フレキシブル回路基板はXラインを駆
    動するドライバーICに入力信号を供給するものと、Y
    ラインを駆動するドライバーICに入力信号を供給する
    ものとを別体となっていることを特徴とする回路の接続
    構造。
  2. 【請求項2】 上記フレキシブル回路基板はドライバー
    ICに入力信号を供給するバスライン部とドライバーI
    Cに供給する入力信号を作るコントロール回路とのコネ
    クター部とを兼ねる事を特徴とする請求項1記載の回路
    の接続構造。
JP8205691U 1991-10-09 1991-10-09 回路の接続構造 Pending JPH0533134U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011070709A1 (ja) * 2009-12-10 2011-06-16 パナソニック株式会社 表示パネルモジュールおよび表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011070709A1 (ja) * 2009-12-10 2011-06-16 パナソニック株式会社 表示パネルモジュールおよび表示装置
JPWO2011070709A1 (ja) * 2009-12-10 2013-04-22 パナソニック株式会社 表示パネルモジュールおよび表示装置

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