JPH05330921A - 窒化ケイ素反応焼結体の製造方法 - Google Patents

窒化ケイ素反応焼結体の製造方法

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JPH05330921A
JPH05330921A JP4141733A JP14173392A JPH05330921A JP H05330921 A JPH05330921 A JP H05330921A JP 4141733 A JP4141733 A JP 4141733A JP 14173392 A JP14173392 A JP 14173392A JP H05330921 A JPH05330921 A JP H05330921A
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silicon nitride
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光雄 桑原
Kazuhito Hiraga
一仁 平賀
Mitsuhiro Funaki
光弘 船木
Naoki Ota
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高密度化および高強度化を達成されたSi3
4 反応焼結体を得る。 【構成】 金属Si粉末に、窒化促進用金属粉末として
Ni粉末を0.009重量%≦Ni粉末≦2.2重量%
分散させた原料粉末を用いて成形体を成形する工程と、
成形体と窒素ガスとを反応させてSi3 4 を合成する
反応焼結処理を行う工程とを順次行う。この反応焼結処
理工程では、Ni成分が窒素の取籠み、その窒素を金属
Si成分に付与する、といった触媒的作用を発揮するの
で成形体内部および金属Si粉末内部において窒化が発
生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は窒化ケイ素(以下、Si
3 4 という)反応焼結体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、Si3 4 反応焼結体の製造に当
っては、金属Si粉末よりなる成形体と窒素ガスとを反
応させてSi3 4 を合成すると同時にそのSi3 4
を焼結する、といった方法が一般に採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来法に
よると、焼結過程における寸法変化率が極めて小さいた
め最終形状またはそれに近い形状のSi3 4 反応焼結
体を得ることができる、といった利点がある反面、窒化
の反応速度が速く早期に成形体表面にはSi3 4 が被
膜状に生成され、そのSi3 4 により成形体内部への
窒素ガスの進入が妨害されるため、Si3 4 反応焼結
体内部の窒化が不十分となってその窒化率が最大値でも
80%程度となり、高密度で、且つ高強度なSi3 4
反応焼結体を得ることができない、という問題があっ
た。
【0004】本発明は前記に鑑み、特定の金属粉末を分
散させた原料粉末を用いることによって、成形体および
その構成要素である金属Si粉末(厳密に言えば、金属
Si粒子)をそれらの内部から窒化し得るようにし、こ
れにより高密度で、且つ高強度なSi3 4 反応焼結体
を得ることのできる前記製造方法を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るSi3 4
反応焼結体の製造方法は、金属Si粉末に、窒化促進用
金属粉末としてNi粉末を0.009重量%≦Ni粉末
≦2.2重量%分散させた原料粉末を用いて成形体を成
形する工程と、前記成形体と窒素ガスとを反応させてS
3 4 を合成する反応焼結処理を行う工程とを順次行
うことを特徴とする。
【0006】この製造方法においては、Ni粉末に代え
て、Co粉末またはFe粉末が用いられる。この場合、
Co粉末およびFe粉末の添加量は0.01重量%≦C
o粉末またはFe粉末≦2重量%に設定される。
【0007】また本発明に係るSi3 4 反応焼結体の
製造方法は、金属Si粉末に、窒化促進用金属粉末とし
てNi粉末を0.0085重量%≦Ni粉末≦5重量%
分散させた原料粉末を用いて成形体を成形する工程と、
前記成形体と窒素ガスとを反応させる1次反応焼結処理
を行うことにより合成Si3 4 を含む中間体を得る工
程と、前記中間体に酸洗処理を施してその中間体からN
i成分を溶出させる工程と、前記中間体と窒素ガスとを
反応させてSi3 4 を合成する2次反応焼結処理を行
う工程とを順次行うことを特徴とする。
【0008】この製造方法においては、Ni粉末に代え
て、Co粉末またはFe粉末が用いられる。この場合、
Co粉末の添加量は0.0085重量%≦Co粉末≦
4.5重量%に、またFe粉末の添加量は0.01重量
%≦Fe粉末≦4重量%にそれぞれ設定される。
【0009】
【作用】酸洗処理を行わない場合において、成形体内に
窒素ガスが進入すると、金属Si成分と窒素ガスとが直
接的に反応すると共にNi成分等が窒素の取籠み、その
窒素を金属Si成分に付与する、といった触媒的作用を
発揮するので成形体内部の窒化が発生する。当然に成形
体表面においても窒化が発生するので、その表面にはS
3 4 が被膜状に生成される。
【0010】これらの窒化反応は発熱反応であるから、
金属Si成分が熱膨脹してNi成分等がその周囲の金属
Si成分により圧縮変形されると共にその一部が相隣る
両金属Si成分間から食出し、この食出し部分によって
被膜状のSi3 4 が破られる。
【0011】この段階では各金属Si成分の略全周にS
3 4 が生成されており、したがって成形体は合成S
3 4 を含む中間体に変化している。
【0012】以後、被膜状のSi3 4 の破れ箇所から
中間体内部へ窒素ガスが進入するので、前記同様に窒化
が発生する。
【0013】前記窒化反応と同時に、Ni成分等が金属
Si粉末内に、それを貫通するように拡散して前記同様
の触媒的作用を発揮するので、金属Si粉末内部の窒化
が発生する。この窒化反応によって金属Si粉末は、外
周部全体にSi3 4 を有する複数の微小片に分割され
る。
【0014】このように成形体および金属Si粉末を、
それらの内部から効率良く窒化することによってSi3
4 反応焼結体を製造するので、その窒化率AをA>8
0%に上昇させることが可能である。
【0015】またNi成分等の前記触媒的作用によっ
て、成形体(または中間体)内部における窒化の反応速
度が抑制されるので、急速な発熱による成形体(または
中間体)の崩壊等を回避することができる。
【0016】ただし、Ni粉末等の添加量が前記範囲を
逸脱すると、Si3 4 反応焼結体における窒化率が大
幅に低下する。
【0017】酸洗処理を行う場合、その処理は前記中間
体に対して行われ、したがって中間体を得るまでの焼結
処理を1次反応焼結処理という。この場合、Ni粉末等
の添加量の範囲を酸洗処理を行わない場合よりも広げる
ことが可能であり、またNi成分等が溶出して形成され
る気孔は、2次反応焼結処理において中間体内部へのガ
ス進入路となるので、Si3 4 反応焼結体における窒
化率AをA>80%、特にNi粉末またはCo粉末を用
いた場合にはA=100%まで上昇させることができ
る。 またNi成分等は、Si3 4 反応焼結体におい
ては不純物とみなされるが、前記酸洗処理によってNi
成分等の溶出を行うと、Ni成分等による強度への影響
を緩和して、Si3 4 反応焼結体の強度を酸洗処理を
行わなかった場合よりも高めることができる。
【0018】なお、酸洗処理によって全部のNi成分等
が溶出されることは希であるが、残存するNi成分等
は、酸洗処理により、独立して存在している場合には微
細化され、また凝集した場合には再分散されると共に微
細化されるので、Si3 4 反応焼結体の強度低下の原
因とはならない。
【0019】ただし、Ni粉末等の添加量が前記範囲を
逸脱すると、Si3 4 反応焼結体における窒化率が大
幅に低下し、したがってその反応焼結体の強度が極端に
低くなる。
【0020】
【実施例】先ず、図1,図2により窒化促進用金属粉末
としてNi粉末を用いたSi3 4 反応焼結体の製造過
程について説明する。なお、便宜上、成形体(または中
間体)内における金属Si成分と窒素ガスとの直接的な
反応についての説明は省略する。
【0021】図1(a)において、金属Si粉末にNi
粉末を0.009重量%≦Ni粉末≦2.2重量%の範
囲で添加し、両粉末を十分に湿式混合して、金属Si粉
末にNi粉末を分散させた原料粉末を調製し、次いで原
料粉末を用いて圧縮成形を行うことにより成形体1を成
形し、その後成形体1を乾燥する。
【0022】図1(b)において、成形体1を窒素ガス
雰囲気中にて昇温する。この昇温過程でNi成分Niが
金属Si粉末内に拡散するので、金属Si成分SiとN
i成分Niとが反応してケイ化物NiSi3 が生成され
る。
【0023】図1(c)において、相隣る両金属Si成
分Si間の間隙から窒素ガスN2 が成形体1内部に進入
してケイ化物NiSi3 に拡散し、ケイ化物NiSi3
の外周側が窒素拡散層NiSi3 −Nとなる。
【0024】図1(d)において、金属Si成分Siと
窒素ガスN2 との反応によって成形体1表面にはSi3
4 が被膜状に生成される。この場合、被膜状のSi3
4により成形体1内部への窒素ガスN2 の進入が完全
に阻止される訳ではない。
【0025】図2(e)において、窒素拡散層NiSi
3 −Nでは、先ずNi成分とN成分とが反応する、つま
りNi成分によるN成分の取籠みが行われるので窒化物
NiNが生成される。この窒化物NiNは非平衡状態に
あるためN成分の解離が行われ、その解離N成分が金属
Si成分へ付与されるので、成形体1内部の窒化が行わ
れてSi3 4 が合成される。
【0026】このように成形体1の表面側および内部に
て発生する窒化反応は発熱反応であるから金属Si成分
Siが熱膨脹し、これによりNi成分Niがその周囲の
金属Si成分Siによって圧縮変形されると共にその一
部が相隣る両金属Si成分Si間から食出し、この食出
し部分aによって被膜状のSi3 4 が破られる。図面
には、食出し部分aを1個のみ示したが、現実には食出
し部分aは多数発生し、被膜状のSi3 4 は多数箇所
で破られる。
【0027】このような現象は、1250℃付近におい
て発生し、この段階では金属Si成分Siの略全周にS
3 4 が生成されており、したがって成形体1は合成
Si 3 4 を含む中間体2に変化している。
【0028】図2(f)において、窒素ガスが被膜状S
3 4 の破れ箇所からNi成分NiとSi成分Si回
りのSi3 4 との間の間隙を通じて中間体2内部へ進
入し、Ni成分Ni回りのケイ化物NiSi3 に拡散し
て窒素拡散層NiSi3 −Nが生成される。
【0029】図2(g)において、窒素拡散層NiSi
3 −Nでは、前記同様にNi成分によるN成分の取籠
み、それに次ぐ解離N成分の金属Si成分への付与が行
われるのでSi3 4 が合成される。
【0030】また前記のようなSi3 4 の合成と併行
して、図3に示すようなSi3 4合成反応も行われ
る。説明を簡略化するため1個の金属Si粉末と1個の
Ni粉末との間で行われる反応について述べる。
【0031】図3(a)において、成形体を窒素ガス雰
囲気中にて昇温すると、この昇温過程でNi成分Niが
金属Si粉末内に、それを貫通するように拡散し、その
Ni成分NiとSi成分Siとが反応するので、金属S
i粉末を分割するようにケイ化物NiSi3 が生成され
る。
【0032】図3(b)において、窒素ガスN2 がケイ
化物NiSi3 内に拡散し、そのケイ化物NiSi3
主として外層側が窒素拡散層NiSi3 −Nとなる。窒
素拡散層NiSi3 −Nでは、先ずNi成分とN成分と
が反応する、つまりNi成分によるN成分の取籠みが行
われるので窒化物NiNが生成される。この窒化物Ni
Nは非平衡状態にあるためN成分の解離が行われ、その
解離N成分が金属Si成分へ付与されるので、窒化が行
われてケイ化物NiSi3 の周りにSi3 4が合成さ
れる。また金属Si粉末の表面側では金属Si成分Si
と窒素ガスN2とが反応するのでSi3 4 が被膜状に
形成される。
【0033】このような窒化反応によって金属Si粉末
は、外周部全体にSi3 4 を有する複数の微小片に分
割される。
【0034】以上の各過程を経てSi3 4 反応焼結体
3が製造されるもので、この反応焼結体3における窒化
率Aは、Ni粉末の添加量によって変化するが、80%
<A≦98%となる。
【0035】Si3 4 反応焼結体製造過程において、
酸洗処理によるNi成分の溶出は図2(e)段階終了
後、したがって1次反応焼結処理終了後の中間体2に施
される。この中間体2に酸洗処理を施すと、Ni成分の
溶出を比較的効率良く、且つ十分に行うことができる。
Ni成分の溶出により生じた気孔は、2次反応焼結処理
において中間体2内部へのガス進入路として窒化に寄与
し、最終的にはSi3 4 により埋められる。
【0036】次に、金属Si粉末の粒度分布について考
察する。
【0037】粉末を構成する粒子の半径が連続的に変化
する連続粒子系において、その粒子系が密充填をとると
きの充填式としてはアンドレアゼン(Andreasen)の充填
式が知られている。
【0038】この充填式は、Dm=(R/Rmax)q
で表わされ、Rmaxは最大粒子半径、Rは任意の粒子
半径、qは係数、Dmは最大粒子半径Rmaxから任意
の粒子半径Rまでの粒子を用いて得られた成形体におけ
る充填率である。
【0039】しかしながら、金属Si粉末の粒度分布を
アンドレアゼンの充填式に則って設定すると、その式は
連続粒子系が密充填をとるときの充填式であるから、成
形体における充填率が高くなりすぎてしまい、金属Si
成分の窒化反応が前記のように発熱反応であることに起
因して、Si3 4 反応焼結体に亀裂、崩壊等が発生す
る。
【0040】そこで、前記窒化反応による体積増加率が
25%であることを考慮して、成形体の相対密度を75
%、したがって充填率を0.75に設定し、また窒化を
100%進行させれば、亀裂等の欠陥がなく、且つ気孔
のないSi3 4 反応焼結体を得ることができる。
【0041】このようなことから本発明者等は金属Si
粉末の最大粒子半径Rmaxおよび最小粒子半径Rmi
nを所定値に設定し、また成形体における充填率Dmを
0.75に設定して数多の実験を行った結果、アンドレ
アゼンの充填式を、Dm=1−(R/Rmax)q (た
だし、Dm≦0.75)と修整し、最大粒子半径Rma
xが一定であるとき、係数qを0.25≦q≦0.5に
設定すると、金属Si粉末の粒度分布を最適にして高密
度で、且つ高強度なSi3 4 反応焼結体を得ることが
できることを究明した。
【0042】図4は、成形体における充填率Dm=0.
75において、金属Si粉末の最大粒子半径Rmaxを
10μmに設定し、また係数qを0.25〜0.6の範
囲で変化させた場合の粒度分布を示す。図4より、係数
qが大きくなるに従って曲線が立つ傾向にあり、したが
って充填率Dm=0.75を得るための最小粒子半径R
minが大きくなる傾向がある。
【0043】係数qを0.25≦q≦0.5に設定する
と、最小粒子半径側の粒子が適当な大きさとなるため、
成形体における気孔が、窒化に適するような大きさに調
節されると共にその分散が図られ、これにより効率的な
窒化が行われるのでSi3 4 反応焼結体の高密度化お
よび高強度化が達成される。
【0044】係数qがq>0.5になると、最小粒子半
径側の粒子が大きすぎるため気孔が大きくなると共にそ
の分散が不十分となり、これにより窒化効率が低下して
Si 3 4 反応焼結体の密度および強度が低くなる。一
方、係数qがq<0.25になると、最小粒子半径側の
粒子が小さすぎるため、気孔が小さくなって成形体内へ
の窒素ガスの進入が阻害され、これによりSi3 4
応焼結体が低密度且つ低強度となる。
【0045】〔実施例1〕最大粒子半径10μm、最小
粒子半径0.15μm、係数q=0.33(図4に表
示)の粒度分布を有する純度99.5%の金属Si粉末
に、窒化促進用金属粉末として平均粒子半径0.1μm
のNi粉末を0.005重量%≦Ni粉末≦8重量%の
範囲で添加し、両粉末を十分に湿式混合して各種原料粉
末を調製した。 各原料粉末を用い、加圧力120MP
aの条件下で圧縮成形を行うことにより縦6mm、横22
mm、長さ74mmの板状成形体を成形し、各成形体に11
0℃、4時間の乾燥処理を施した。各成形体の充填率D
mは0.68〜0.72(相対密度68〜72%)であ
った。
【0046】各成形体を焼結炉内に設置して窒素ガス雰
囲気中にて昇温し、各成形体と窒素ガスとを反応させて
Si3 4 を合成する反応焼結処理を行い、次いで炉冷
することによって各種Si3 4 反応焼結体を得た。
【0047】昇温条件は、図5に示すように、昇温速度
10℃/min で650℃まで昇温してその温度に0.5
時間保持→同一昇温速度で1000℃まで昇温してその
温度に0.5時間保持→同一昇温速度で1200℃まで
昇温してその温度に0.5時間保持→同一昇温速度で1
250℃まで昇温してその温度に0.5時間保持→昇温
速度5℃/min で1350℃まで昇温してその温度に1
時間保持→昇温速度2℃/min で1400℃まで昇温し
てその温度に0.5時間保持→同一昇温速度で1450
℃まで昇温してその温度に1時間保持、に設定された。
【0048】また各種原料粉末として、前記金属Si粉
末に、前記と同一の平均粒子半径を有するCo粉末を前
記と同一の添加範囲で分散させたもの、および前記金属
Si粉末に、前記と同一の平均粒子半径を有するFe粉
末を前記と同一の添加範囲で分散させたものを調製し、
これら原料粉末を用いて前記と同一条件下で各種Si 3
4 反応焼結体を得た。
【0049】各種Si3 4 反応焼結体について、Ni
粉末、Co粉末およびFe粉末の添加量と窒化率Aとの
関係を求めたところ、図6の結果が得られた。図中、線
NiはNi粉末を用いた場合に、線CoはCo粉末を用
いた場合に、線FeはFe粉末を用いた場合にそれぞれ
該当する。窒化率Aは、金属Si成分の窒化反応による
重量増加率が66.4%であることから、この重量増加
率を示すSi3 4 反応焼結体の窒化率AをA=100
%として求められた。
【0050】図6から明らかなように、Ni粉末につい
てはその添加量を0.009重量%≦Ni粉末≦2.2
重量%に設定し、またCo粉末およびFe粉末について
はそれらの添加量を0.01重量%≦Co粉末またはF
e粉末≦2重量%に設定することによって、各Si3
4 反応焼結体の窒化率AをA>80%にすることができ
る。これら粉末の窒化促進効果はFe粉末、Co粉末、
Ni粉末の順に高くなり、Ni粉末を用いた場合には窒
化率Aを98%程度まで高めることが可能である。また
Ni粉末等の添加量を前記範囲に設定されたSi3 4
反応焼結体には亀裂、崩壊等の欠陥は生じていなかっ
た。
【0051】なお、Ni粉末等の添加量が下限値未満と
なるか、または上限値を超えると、Si3 4 反応焼結
体の窒化率AがA<80%となるだけでなく、その反応
焼結体が崩壊した。これは、前記下限値未満では成形体
内部の窒化反応が急速に進行するからであり、また前記
上限値を超えると、金属間化合物、即ちNiSi3 等の
生成量が増大するからであると思われる。
【0052】Ni粉末またはCo粉末を用いたSi3
4 反応焼結体のうち、その窒化率AがA≧95%である
ものについて、その物性を調べたところ表1の結果が得
られた。曲げ強さは常温下での3点曲げ試験により測定
された。
【0053】
【表1】 表1より、各Si3 4 反応焼結体は気孔量が少なく、
高強度であることが判る。なお、Ni粉末等の添加量が
上限値を超えると、Si3 4 反応焼結体の強度が極端
に低下し、また1%以上の熱膨脹率を生じる。
【0054】〔実施例2〕実施例1におけるNi粉末を
分散させた各種原料粉末、Co粉末を分散させた各種原
料粉末およびFe粉末を分散させた各種原料粉末を用い
て実施例1と同様の成形体を得た。
【0055】各成形体を焼結炉内に設置して窒素ガス雰
囲気中にて昇温し、各成形体と窒素ガスとを反応させる
1次反応焼結処理を行い、次いで炉冷することによって
合成Si3 4 を含む各種中間体を製造した。
【0056】各中間体に酸洗処理を施して、その中間体
からNi成分等を溶出させ、次いで各中間体を十分に乾
燥した。この酸洗処理には、塩酸と硝酸とを容量比で7
対3に混合した5%混酸水溶液が用いられた。
【0057】各中間体を再び焼結炉内に設置して窒素ガ
ス雰囲気中にて昇温し、各中間体と窒素ガスとを反応さ
せてSi3 4 を合成する2次反応焼結処理を行い、次
いで炉冷することによって各種Si3 4 反応焼結体を
得た。
【0058】1次反応焼結処理における昇温条件は、図
5の前半と同じである。即ち、昇温速度10℃/min で
650℃まで昇温してその温度に0.5時間保持→同一
昇温速度で1000℃まで昇温してその温度に0.5時
間保持→同一昇温速度で1200℃まで昇温してその温
度に0.5時間保持→同一昇温速度で1250℃まで昇
温してその温度に0.5時間保持、に設定された。
【0059】2次反応焼結処理における昇温条件は図5
の後半と略同じである。即ち、昇温速度5℃/min で1
350℃まで昇温してその温度に1時間保持→昇温速度
2℃/min で1400℃まで昇温してその温度に0.5
時間保持→同一昇温速度で1450℃まで昇温してその
温度に1時間保持、に設定された。
【0060】各種Si3 4 反応焼結体について、Ni
粉末、Co粉末およびFe粉末の添加量と窒化率Aとの
関係を求めたところ、図7の結果が得られた。図中、線
NiはNi粉末を用いた場合に、線CoはCo粉末を用
いた場合に、線FeはFe粉末を用いた場合にそれぞれ
該当する。窒化率Aは、実施例1と同様の方法で求めら
れた。
【0061】図7から明らかなように、Ni粉末につい
てはその添加量を0.0085重量%≦Ni粉末≦5重
量%に設定し、またCo粉末についてはその添加量を
0.0085重量%≦Co粉末≦4.5重量%に設定
し、さらにFe粉末についてはその添加量を0.01重
量%≦Fe粉末≦4重量%に設定することによって、各
Si3 4 反応焼結体の窒化率AをA>80%にするこ
とができる。これら粉末の窒化促進効果はFe粉末、C
o粉末、Ni粉末の順に高くなり、Ni粉末を用いた場
合には、その添加量を0.03重量%≦Ni粉末≦4重
量%に、またCo粉末を用いた場合にはその添加量を
0.05重量%≦Co粉末≦0.4重量%にそれぞれ設
定することによって、Si3 4 反応焼結体の窒化率A
をA=100%にすることができる。さらにFe粉末を
用いた場合にはその添加量を0.07重量%≦Fe粉末
≦0.3重量%に設定することによってSi3 4 反応
焼結体の窒化率Aを97%≦A≦98%に高めることが
可能である。またNi粉末等の添加量を前記範囲に設定
されたSi3 4 反応焼結体には亀裂、崩壊等の欠陥は
生じていなかった。
【0062】Ni粉末等の添加量を前記範囲に設定され
たSi3 4 反応焼結体の物性を調べたところ、気孔
量、Si3 4 の結晶形、収縮率および熱膨脹率につい
ては酸洗処理を行わなかったとき(表1)と略同様であ
ったが、Ni成分等は微細化されており、例えば、添加
量0.1重量%以下の場合にはNi成分等の大きさは4
0〜50mμであり、また強度は酸洗処理を行わなかっ
たときよりも高く、その上ばらつきも少なかった。例え
ば、0.2重量%のNi粉末を用いた場合、Si 3 4
反応焼結体における常温下での3点曲げ試験による曲げ
強さは460MPaであった。
【0063】〔実施例3〕前記修整アンドレアゼンの充
填式、Dm=1−(R/Rmax)q に則って粒度分布
を調整された純度99.5%の金属Si粉末に、平均粒
子半径0.1μmのNi粉末を0.2重量%分散させて
各種原料粉末(1)〜(17)を調製した。各原料粉末
(1)〜(17)における金属Si粉末の粒度分布は表
2および図8に示す通りである。
【0064】
【表2】 各原料粉末(1)〜(17)を用い、実施例2と同様の
方法、つまり酸洗処理を行う方法で各種Si3 4 反応
焼結体(1)〜(17)〔各Si3 4 反応焼結体
(1)〜(17)は各原料粉末(1)〜(17)に対応
する〕を得た。これらSi3 4 反応焼結体(1)〜
(17)における窒化率Aは97%≦A≦100%であ
った。
【0065】比較のため、前記と同一純度の三種の市販
金属Si粉末に前記と同一のNi粉末を前記と同一量分
散させて三種の原料粉末(18)〜(20)を調製し
た。市販金属Si粉末において、原料粉末(18)に用
いられたものは最大粒子半径が5μmであり、また原料
粉末(19),(20)に用いられたものは最大粒子半
径がそれぞれ2.5μmであった。
【0066】図9は、各市販金属Si粉末の粒度分布を
示す。本図において、各線の符号は、便宜上各原料粉末
の符号(18)〜(19)と一致させてある。図8と図
9とを比較すると、図8においては粒度調整がなされて
いるので最大粒子半径から最小粒子半径に至る変化がな
めらかな曲線を描くが、図9においては粒度調整がなさ
れていないので最大粒子半径から最小粒子半径に至る変
化がぎくしゃくした折線を描く。
【0067】各原料粉末(18)〜(20)を用い、実
施例2と同様の方法で各種Si3 4 反応焼結体(1
8)〜(20)〔各Si3 4 反応焼結体(18)〜
(20)は各原料粉末(18)〜(20)に対応する〕
を得た。
【0068】また各市販金属Si粉末を原料粉末(2
1)〜(23)として用い、実施例1と同様の方法、つ
まり酸洗処理を行わない方法で三種のSi3 4 反応焼
結体(21)〜(23)〔各Si3 4 反応焼結体(2
1)〜(23)は各原料粉末(21)〜(23)に対応
する〕を得た。この場合、各原料粉末(21)〜(2
3)は各原料粉末(18)〜(20)の金属Si粉末に
対応する。
【0069】各Si3 4 反応焼結体(1)〜(1
7),(18)〜(20),(21)〜(23)につい
て、常温下で3点曲げ試験を行い、それらの曲げ強さを
測定したところ、図10に示す結果が得られた。
【0070】図10から明らかなように、各Si3 4
反応焼結体(1)〜(17)においては、金属Si粉末
の最大粒子半径が大きくなるに従って強度が下がる傾向
があり、また同一最大粒子半径を有する金属Si粉末を
用いた場合には係数qが大きくなるに従って強度が下が
る傾向がある。
【0071】Si3 4 反応焼結体に対する要求強度に
もよるが、金属Si粉末としては、、最大粒子半径Rm
axが一定であるとき係数qが0.25≦q≦0.5で
ある粒度分布を有するものを用いると、高強度なSi3
4 反応焼結体を得ることができる。
【0072】金属Si粉末の最大粒子半径および最小粒
子半径について特に制限はないが、最大粒子半径を大き
くすると、それに伴い成形体における気孔の粗大化およ
び窒素の拡散距離の増加を招来するため、残存粗大気孔
量および未反応Si量が増す。一方、最小粒子半径を小
さくすると、それに伴い金属Si粉末の取扱い性が悪化
し、また金属Si粉末が大気中の酸素と反応して酸化膜
が形成され、この酸化膜により窒化が妨げられる。これ
らの点を考慮すると、金属Si粉末の最大粒子半径の上
限値は22μm、最小粒子半径の下限値は0.025μ
mであることが望ましい。
【0073】比較例である各Si3 4 反応焼結体(1
8)〜(20),(21)〜(23)については、金属
Si粉末が前記のような粒度分布を有する関係から成形
体における充填率が0.48〜0.52(相対密度48
%〜52%)であって、本発明における充填率Dm=
0.68〜0.72に比べて極めて低く、また窒化率A
もNi粉末を用いたもの(18)〜(20)で58%≦
A≦65%、一方、Ni粉末を用いなかったもの(2
1)〜(23)で50%≦A≦60%と悪いことが判明
した。
【0074】これらに起因して、各Si3 4 反応焼結
体(18)〜(20),(21)〜(23)の強度は、
粒度分布を前記のように調整された金属Si粉末を用い
た各Si3 4 反応焼結体(1)〜(17)に比べて低
くなる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、金属Si粉末に、窒化
促進用金属粉末としてNi粉末、Co粉末またはFe粉
末を特定量分散させた原料粉末を用いることによって、
高密度で、且つ高強度なSi3 4 反応焼結体を得るこ
とができる。
【0076】また製造過程に酸洗処理を組込むことによ
って、Si3 4 反応焼結体の一層の高密度化および高
強度化を図ることができる。
【0077】さらに、金属Si粉末として、前記のよう
に特定された粒度分布を有するものを用いることによ
り、成形体における気孔の大きさおよび気孔の分散を窒
化に最適な状態にして、Si3 4 反応焼結体の高密度
化および高強度化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Si3 4 反応焼結体の製造過程の前半を示す
説明図である。
【図2】Si3 4 反応焼結体の製造過程の後半を示す
説明図である。
【図3】Si3 4 反応焼結体の製造過程の要部を示す
説明図である。
【図4】金属Si粉末の粒度分布の一例を示すグラフで
ある。
【図5】Si3 4 反応焼結体の昇温条件を示すグラフ
である。
【図6】Ni粉末、Co粉末またはFe粉末の添加量と
窒化率との関係の一例を示すグラフである。
【図7】Ni粉末、Co粉末またはFe粉末の添加量と
窒化率との関係の他例を示すグラフである。
【図8】金属Si粉末の粒度分布の他例を示すグラフで
ある。
【図9】市販金属Si粉末の粒度分布を示すグラフであ
る。
【図10】金属Si粉末の最大粒子半径と曲げ強さとの
関係を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 直樹 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属Si粉末に、窒化促進用金属粉末と
    してNi粉末を0.009重量%≦Ni粉末≦2.2重
    量%分散させた原料粉末を用いて成形体を成形する工程
    と、前記成形体と窒素ガスとを反応させて窒化ケイ素を
    合成する反応焼結処理を行う工程とを順次行うことを特
    徴とする窒化ケイ素反応焼結体の製造方法。
  2. 【請求項2】 金属Si粉末に、窒化促進用金属粉末と
    してCo粉末およびFe粉末の一方を0.01重量%≦
    Co粉末またはFe粉末≦2重量%分散させた原料粉末
    を用いて成形体を成形する工程と、前記成形体と窒素ガ
    スとを反応させて窒化ケイ素を合成する反応焼結処理を
    行う工程とを順次行うことを特徴とする窒化ケイ素反応
    焼結体の製造方法。
  3. 【請求項3】 金属Si粉末に、窒化促進用金属粉末と
    してNi粉末を0.0085重量%≦Ni粉末≦5重量
    %分散させた原料粉末を用いて成形体を成形する工程
    と、前記成形体と窒素ガスとを反応させる1次反応焼結
    処理を行うことにより合成窒化ケイ素を含む中間体を得
    る工程と、前記中間体に酸洗処理を施してその中間体か
    らNi成分を溶出させる工程と、前記中間体と窒素ガス
    とを反応させて窒化ケイ素を合成する2次反応焼結処理
    を行う工程とを順次行うことを特徴とする窒化ケイ素反
    応焼結体の製造方法。
  4. 【請求項4】 金属Si粉末に、窒化促進用金属粉末と
    してCo粉末を0.0085重量%≦Co粉末≦4.5
    重量%分散させた原料粉末を用いて成形体を成形する工
    程と、前記成形体と窒素ガスとを反応させる1次反応焼
    結処理を行うことにより合成窒化ケイ素を含む中間体を
    得る工程と、前記中間体に酸洗処理を施してその中間体
    からCo成分を溶出させる工程と、前記中間体と窒素ガ
    スとを反応させて窒化ケイ素を合成する2次反応焼結処
    理を行う工程とを順次行うことを特徴とする窒化ケイ素
    反応焼結体の製造方法。
  5. 【請求項5】 金属Si粉末に、窒化促進用金属粉末と
    してFe粉末を0.01重量%≦Fe粉末≦4重量%分
    散させた原料粉末を用いて成形体を成形する工程と、前
    記成形体と窒素ガスとを反応させる1次反応焼結処理を
    行うことにより合成窒化ケイ素を含む中間体を得る工程
    と、前記中間体に酸洗処理を施してその中間体からFe
    成分を溶出させる工程と、前記中間体と窒素ガスとを反
    応させて窒化ケイ素を合成する2次反応焼結処理を行う
    工程とを順次行うことを特徴とする窒化ケイ素反応焼結
    体の製造方法。
  6. 【請求項6】 修整アンドレアゼン(Andreasen)の充填
    式、 Dm=1−(R/Rmax)q (ただし、Rmaxは最大粒子半径、Rは任意の粒子半
    径、qは係数、Dmは最大粒子半径Rmaxから任意の
    粒子半径Rまでの粒子を用いて得られた成形体における
    充填率であって、Dm≦0.75である)において、金
    属Si粉末の粒度分布を、最大粒子半径Rmaxが一定
    であるとき係数qが0.25≦q≦0.5となるように
    設定する、請求項1,2,3,4または5記載の窒化ケ
    イ素反応焼結体の製造方法。
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