JPH0532692Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0532692Y2
JPH0532692Y2 JP1986199550U JP19955086U JPH0532692Y2 JP H0532692 Y2 JPH0532692 Y2 JP H0532692Y2 JP 1986199550 U JP1986199550 U JP 1986199550U JP 19955086 U JP19955086 U JP 19955086U JP H0532692 Y2 JPH0532692 Y2 JP H0532692Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
pressure vessel
opening
ring
annular groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986199550U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63109070U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986199550U priority Critical patent/JPH0532692Y2/ja
Publication of JPS63109070U publication Critical patent/JPS63109070U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0532692Y2 publication Critical patent/JPH0532692Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、アキユムレータ等の圧力容器におけ
る蓋体の係止装置。詳しくは一つの割リングによ
り、蓋抑え環の締め込み規制と、蓋体の内圧によ
る吹飛ばし防止とを行わせる装置に関する。
(従来の技術) 従来、アキユムレータ等の圧力容器において蓋
押さえ螺環を割リングにより係止する装置とし
て、圧力容器における開口内へ嵌入して開口を塞
がせた蓋体を、上記開口の内周に形成しためねじ
へ螺合して抑えさせる螺環の上部に環状溝を形成
し、この環状溝に円形断面の割リングを嵌め付
け、この割リングの外側下部を上記開口の上端内
側に形成した斜面に係合させて、割リングを環状
溝へ圧着させる構造のものは、実開昭55−124658
号公報により公知であり、この装置は、螺環を締
め込むと割リングが圧力容器の開口縁に当つて螺
環の締め込みを規制するため、螺環のフランジを
不要とすることができるものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、前記した装置は、蓋押さえ螺環の外周
に環状溝を設けてこれに割リングを装着し、その
溝外に突出する外周側を圧力容器の開口上縁に係
合させるものであるから、割リングにより蓋抑え
環の締め込みを規制することはできるが、蓋抑え
環を外すとこれと共に割リングが取り除かれるた
め、割リングにより容器主体の蓋体が内圧により
吹き飛ばされるのを防止することはできないもの
である。
本考案は、前記した割リングの装着位置を圧力
容器の開口内へ変えることにより、蓋抑え環の締
め込み規制と、蓋体の内圧による吹き飛ばし防止
とを一つの割リングにより行わせる装置を提供す
ることを目的としている。
ロ 考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案に係る圧力容器の蓋体係止装置は、圧力
容器における開口内へその蓋体を嵌合して、前記
圧力容器内に収容したブラダのフランジを、前記
蓋体の抑え段部と開口の受段部とに挟ませ、前記
開口の内周に設けためねじへ蓋抑え環のおねじを
螺合させて、前記蓋体を抑えさせる圧力容器にお
いて、前記開口の中間部に環状溝を形成し、この
環状溝に内周側が溝から突出する剛性の割リング
装入して、前記突出部に下降する蓋抑え環の下縁
と、上昇する蓋体の上縁とを係止させる構成によ
り課題の解決を行うものである。
(作用) 前記のように構成される本考案の装置は、圧力
容器内へ開口からブラダを挿入して、そのフラン
ジを受段部に支持させた後、開口にその蓋体を嵌
め込み、その抑え段部と前記開口の受段部とによ
り前記フランジを挟ませてから、開口の中間部に
設けた環状溝へ剛性の割リングを縮径させて嵌め
付け、その内周側を環状溝から突出させて置い
て、開口のめねじへ蓋抑え環のおねじを螺合させ
てその締め付けを行うと、蓋抑え環は蓋体を抑え
付けて、その抑え段部と開口の受段部とによりブ
ラダのフランジを挟圧し、充分な気密が得られる
状態になつたとき、蓋抑え環の下縁は割リングの
環状溝から突出する内周側に当つて締め込みを規
制されるため、蓋抑え環の締め過ぎによつてフラ
ンジが損傷されることがない。
又、点検や修理などのために圧力容器を分解す
るとき、圧力容器内の圧力流体を抜き忘れて蓋抑
え環を取り外すと、圧力容器内の圧力流体が蓋体
を押し上げるが、蓋体の上側には環状溝から内周
側を突出する割リングが存在し、蓋体の上縁に当
つてこれを係止するため、流体の圧力により蓋体
が吹き飛ばされることがないものである。
(実施例) 次ぎに本考案に関する装置の実施例を図面に基
づいて説明する。
図面第1図及び第2図において1は、例えばア
キユムレータの圧力容器で、鋼材等を用いて耐圧
力の大きい形状に形成し、その上部に後記するブ
ラダを収容する開口2を設けて、その内端側に後
記するブラダのフランジを支持する受段部3を形
成してある。
4はブラダで、ゴム等の弾性材料により変形自
在に形成し、これを前記した圧力容器1内へ装入
して、そのシール部材を兼ねさせるフランジ5の
下面を、前記開口2の受段部3に支持させ、上面
を後記する蓋体の抑え段部により抑えさせて、圧
力容器1へ気密的に取付け、圧力容器1の内部を
二つの室に区分させる。
6は前記した圧力容器1の開口2に嵌合する蓋
体で、その下部外側に前記したブラダ4のフラン
ジ5を抑える抑え段部7を周設し、この抑え段部
7と前記した開口2の受段部3とによりブラダ4
のフランジ5を挟持せると共に、外周に環状溝8
を周設して、この環状溝8にシールリング9を嵌
め込み、中央部にはブラダ4内へ圧力気体を封入
するための給気弁10を取付ける筒部11を設け
てある。
12は前記した蓋体6を抑えさせる蓋抑え環
で、周面に設けたおねじを前記開口2の内周に設
けためねじ13へ螺合させ、下端の外側に後記す
る割リングに当接する係止段14を形成してあ
る。
15は前記開口2の中間部に形成した環状溝
で、後記する割リングを係合させるもので、この
環状溝14の適所には前記圧力容器1に開けた孔
16を連通させて、圧力容器1内の圧力流体の外
部放出が行われるようにしてある。
17は前記した環状溝15に嵌め付ける剛性の
割リングで、第3図に示す通りの形状に形成し、
その外径を環状溝15よりも大き目に形成して置
いて、縮径させて環状溝14に嵌め付けるとスプ
リング効果により環状溝14へ密着し、その内周
側を環状溝14より突出させて、この突出部によ
り下降してくる蓋抑え環12の下縁、及び上昇し
てくる蓋体6の上縁が係止されるようにしたもの
である。
ハ 考案の効果 前述の通り、本考案に係る装置は、圧力容器の
開口に設けた環状溝へ内周側が溝から突出する割
リングを装着して、突出部により下降して来る蓋
抑え環の下縁と、上昇して来る蓋体の上縁を係止
させるから、一つの割リングによつて蓋抑え環の
締め込みの規制と、圧力流体を抜かずに蓋抑え環
を外したときの、蓋体の吹き飛ばし防止との両方
の機能を果たさせることができる格別な効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する装置の実施例を示す一
部分の縦断正面図。第2図は同上の蓋抑え環を取
り外した場合の一部分の縦断正面図。第3図は同
上に使用した割リングの斜視図である。 1……圧力容器、2……開口、4……ブラダ、
5……フランジ、6……蓋体、12……蓋抑え
環、15……環状溝、17……割リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧力容器における開口内へその蓋体を嵌合し
    て、前記圧力容器内に収容したブラダのフランジ
    を、前記蓋体の抑え段部と開口の受段部とに挟ま
    せ、前記開口の内周に設けためねじへ蓋抑え環の
    おねじを螺合させて、前記蓋体を抑えさせる圧力
    容器において、前記開口の中間部に環状溝を形成
    し、この環状溝に内周側が溝から突出する剛性の
    割リング装入して、前記突出部に下降する蓋抑え
    環の下縁と、上昇する蓋体の上縁とを係止させる
    ことを特徴とした圧力容器の蓋体係止装置。
JP1986199550U 1986-12-30 1986-12-30 Expired - Lifetime JPH0532692Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986199550U JPH0532692Y2 (ja) 1986-12-30 1986-12-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986199550U JPH0532692Y2 (ja) 1986-12-30 1986-12-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63109070U JPS63109070U (ja) 1988-07-13
JPH0532692Y2 true JPH0532692Y2 (ja) 1993-08-20

Family

ID=31161279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986199550U Expired - Lifetime JPH0532692Y2 (ja) 1986-12-30 1986-12-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0532692Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013104506A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Ben:Kk 流体装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6781892B2 (ja) * 2016-02-12 2020-11-11 株式会社日本製鋼所 蓄圧容器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6215560Y2 (ja) * 1979-02-26 1987-04-20

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013104506A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Ben:Kk 流体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63109070U (ja) 1988-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4238042A (en) Air-tight cap for bottle
US5622282A (en) Double-wall aerosol container
JPH0243319Y2 (ja)
KR910000205A (ko) 플라스틱 유체 필터 및 그의 제조방법
MXPA04004271A (es) Cubo y tapacubos.
EP0511215A1 (en) Drum liner assembly
US20100000998A1 (en) Screw cap
JPS5848761B2 (ja) 圧力容器
SA92130126B1 (ar) سدادة غير مبطنة لحاوية مشروب غازي
JP2759239B2 (ja) 注入口シール体
JPH0532692Y2 (ja)
US4029382A (en) Watertight means for electric plug-receptacle coupling
JPH109717A (ja) ルームクーラー用サービスバルブ
JPH1191817A (ja) 吐出容器のキャップ
JPS6215560Y2 (ja)
JP2548972Y2 (ja) 容器口部の密封装置
JP2600968Y2 (ja) 容器蓋
JPS5916619Y2 (ja) ボ−ルタツプ等の取付装置
JPH03275452A (ja) 容器のための再使用可能な密封閉鎖装置
US4124140A (en) Gasketed flange sealer
JPS5938203Y2 (ja) まほうびん等の栓構造
JPS5828987Y2 (ja) 容器蓋のシ−ル材
JPH0535236Y2 (ja)
SU1537937A1 (ru) Герметична крышка
JPS6243572Y2 (ja)