JPS5828987Y2 - 容器蓋のシ−ル材 - Google Patents

容器蓋のシ−ル材

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Publication number
JPS5828987Y2
JPS5828987Y2 JP196478U JP196478U JPS5828987Y2 JP S5828987 Y2 JPS5828987 Y2 JP S5828987Y2 JP 196478 U JP196478 U JP 196478U JP 196478 U JP196478 U JP 196478U JP S5828987 Y2 JPS5828987 Y2 JP S5828987Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing material
container
lid
groove
protrusion
Prior art date
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Expired
Application number
JP196478U
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English (en)
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JPS54106949U (ja
Inventor
章 橘川
敬治 酒井
Original Assignee
カルソニックカンセイ株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はねじ込み式の容器蓋に使用されるシール材に関
するものである。
本考案はシール材、特にO−リングの改良であって、自
動車の燃料タンクや、ラジェータタンクのキャップ等に
使用されるねじ込み式蓋に用いられる気密性の良好なシ
ール性を提供するものである。
従来、ねじ込み式キャップを容器口部に装着する場合、
器材保護のため締付トルクを制限する構造をとったもの
が多く、締付トルクが一定値に達すると、ラチェット機
構が作用して蓋が空転してそれ以上ねじ込めないように
なっている。
この構造のものは低温時は一応密封されていても温度が
あがり容器内の圧力が高くなると、往々にして洩れを発
生する。
この場合シール材としてはO−リングまたは平バッキン
グが使用されるいる。
特に自動車の燃料タンクのように内容物がガソリンのよ
うに揮発性の場合はガソリン洩れのみならずその蒸気も
外部に洩れ大事に至ることもあった。
本考案は、上記従来のシール材の欠陥を除去することを
目的とするもので、弾性体よりなるO−リング3の外周
側面の全周に溝3aを形威し、下面の全周にひれ状の突
条3bを形成した容器蓋のシール材を要旨とする。
以下、本考案の実施例を図面によって説明する。
第1図は一部を切除したシール材を示し、第2図はこの
シール材をねじ込み式キャップに使用した状態を示す縦
断面図で、左方のA部は容器口部との間で圧迫されたシ
ール材を、左方部分は圧迫されないときのシール材を示
す。
第3図は第2図のA部拡大図である。
1は蓋、2は雌ねじを形成した容器口部、3はシール材
で、蓋の内部に通常のようにラチェット機構4が内蔵さ
れ、締付トルクが一定値以上になるとスプリング4aの
圧力に打勝って面ラチェツ)4bが滑って締付が進まな
くなるようにされている。
シール材3は原型たるO−リングの外周側面の全周にわ
たり環状に溝3aを形成し、O−リングの下面にひれ状
の突条3bを形成している。
蓋1をねじ込んでいくと、一定トルクで溝3aは圧迫を
うけて溝の入口を閉じるように撓み、この変形のため下
面の突条3bは容器口部2の内側に密着する方回に動い
て口部を密閉する。
この状態で容器内の圧力が上昇すると、その圧力はシー
ル材の突条をますます容器口部の内側に圧迫し、密封は
一層確実となる。
なお、上記実施例では溝3aは断面コ字形のものを示し
たが、突条3bを容器口部に近づけさせる作用が行なえ
る形状ならばこれに限定されないものである。
同様にして突条3bも断面三角形のもののみならず、薄
板状等の容器口部に密着して容器内外を良好に遮断する
ものならば使用できるものである。
本考案のシール材は上記のようにO−リングに溝3aと
突条3bとを設けて形成されるから、蓋を締付けるに従
って突条3aが外方に拡がって容器口内側に密着し、容
器の内圧が上昇すればするもどその密着はつよくなり、
締付はトルクを著しく大きくしなくても蓋からの液洩れ
、蒸気洩れの防止が確実になるものであり、安全上有効
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシール材の実施例を示す一部を切除し
た斜視図、第2図は該シール材を使用したねじ込み式キ
ャップの縦断側面図で、右方部分に圧迫されたシール材
を、左方部分に圧迫されないときのシール材を示す。 第3図は第2図のA部分の拡大図である。 1:蓋、2:容器口部、3:シール材、3a:溝、3b
:突条、4:ラチェット機構、4aニスプリング、4b
:面ラチェット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性体よりなるO−リング3の外周側面の全周に溝3a
    を形成し、下面の全周にひれ状の突条3bを形成した容
    器蓋のシール材。
JP196478U 1978-01-13 1978-01-13 容器蓋のシ−ル材 Expired JPS5828987Y2 (ja)

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JP196478U JPS5828987Y2 (ja) 1978-01-13 1978-01-13 容器蓋のシ−ル材

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JP196478U JPS5828987Y2 (ja) 1978-01-13 1978-01-13 容器蓋のシ−ル材

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Publication Number Publication Date
JPS54106949U JPS54106949U (ja) 1979-07-27
JPS5828987Y2 true JPS5828987Y2 (ja) 1983-06-24

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ID=28804596

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58177655U (ja) * 1982-05-21 1983-11-28 スズキ株式会社 シ−ルリング
JP2004232772A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Toyo Hightech Kk 継手用パッキン、継手及びこの継手用パッキンを用いた継手の接合方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54106949U (ja) 1979-07-27

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