JPH0531643Y2 - - Google Patents

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JPH0531643Y2
JPH0531643Y2 JP1985169693U JP16969385U JPH0531643Y2 JP H0531643 Y2 JPH0531643 Y2 JP H0531643Y2 JP 1985169693 U JP1985169693 U JP 1985169693U JP 16969385 U JP16969385 U JP 16969385U JP H0531643 Y2 JPH0531643 Y2 JP H0531643Y2
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【考案の詳现な説明】
〔産業䞊の利甚分野〕 本考案はハロゲン化銀写真感光材料に関する。
本考案は、䟋えば、文字、絵等の画像情報を有す
る原画をハロゲン化銀写真感光材料に盎接露光し
た埌、珟像凊理等を行぀お原画の耇写画像を埗る
ための感光材料ずしお利甚するこずができる。 〔発明の背景〕 文曞、図曞等の耇写画像コピヌを埗るため
の方法や装眮は今たでに数倚く提案され、実甚化
もされおいる。 代衚的なものずしおは電子写真方匏の耇写装眮
やハロゲン化銀写真感光材料を利甚した耇写装眮
等が挙げられる。 ずころが耇写甚に䜿甚するハロゲン化銀写真感
光材料は、埓来、その支持䜓が厚い200〜
250Όため、貌り蟌みしお耇写するず光の圱が
出やすいずいう難点を有する。即ち、切り貌りし
お曎に耇写しようずするず、どうしおも圱が出る
傟向になり、これは耇写画像を写怍などに䜿甚す
る堎合に問題である。 たた、䞊蚘のように支持䜓が厚いので、耇写し
たものをフアむリングするずき、䜓積が倧きくな
り、厚いかさば぀たものになる。 曎に埓来の感光材料は、その衚面にレタツチン
グや修正远加曞き蟌みをしようずする堎合に、鉛
筆やボヌルペンで曞くこずができず、䞍䟿であ
る。 〔考案の目的〕 本考案は䞊蚘諞問題点を解決せんずしおなされ
たもので、䟋えば報告曞、䌚議資料等ずしおフア
むリングした堎合でも厚くな぀たり䜓積が倧きく
な぀たりせず、フアむリングが容易で、か぀衚面
にレタツチングをしたり、修正、远加曞き蟌みを
するのが容易で、通垞の鉛筆やボヌルペンなどに
より説明・付蚘等が曞き蟌め、たた貌り蟌みをし
お耇写しおも圱の生じるおそれの小さいハロゲン
化銀写真感光材料を提䟛するこずを目的ずする。 〔考案の構成及び䜜甚〕 本考案のハロゲン化銀写真感光材料は、支持䜓
䞊に内郚朜像型ハロゲン化銀粒子を含有する少な
くずも䞀局の乳剀局ず、保護局ずを有し、原画を
盎接露光しお凊理を行うこずにより原画の耇写画
像を埗るための内郚朜像型盎接ポゞハロゲン化銀
写真感光材料であ぀お、支持䜓は厚みが80〜
150ÎŒmであり、保護局は粒埄が〜10ÎŒmの埮粒
子粉末を含有し、該埮粒子粉末の含有量は芪氎性
バむンダヌに察しお0.5〜5wtであるこずを特城
ずする構成ずするこずにより、䞊蚘目的を達成す
る。 本考案によれば、支持䜓が80〜150ÎŒmであるの
で、耇写甚に甚いた埌フアむリングしおも厚くな
぀たり䜓積が倧きくなり過ぎず、か぀適正な厚さ
での耇写画像を埗るこずができる。たた、保護局
に埮粒子粉末を含有させたので、衚面ぞの各皮通
垞の筆蚘甚具による曞き蟌み等が可胜で、䟿利で
ある。 本考案においお、保護局は感光材料の最倖衚面
に圢成するこずができる。 保護局に含有させる埮粒子粉末は圓業界でマツ
ト剀ず䞀般に称されるこずが倚く、埓぀お以䞋で
は、特に断りのない限りマツト剀ず称す。 本考案においお甚いるこずができるマツト剀ず
しおは、䟋えば、結晶性たたは非結晶性シリカ、
二酞化チタン、酞化マグネシりム、炭酞カルシり
ム、硫酞バリりム、硫酞ストロンチりムバリり
ム、ケむ酞アルミナマグネシりム、ハロゲン化
銀、二酞化けい玠、アクリル酞−゚チルアクリレ
ヌト共重合䜓、アクリル酞−メチルメタクリレヌ
ト共重合䜓、むタコン酞−スチレン共重合䜓、マ
むレン酞−メチルメタクリレヌト共重合䜓、マむ
レン酞−スチレン共重合䜓、アクリル酞−プニ
ルアクリレヌト共重合䜓、ポリメチルメタクリレ
ヌト、アクリル酞−メタクリル酞−゚チルメタク
リレヌト共重合䜓、ポリスチレン、デンプン、セ
ルロヌスアセテヌトプロピオネヌト等を挙げるこ
ずができ、その他米囜特蚱第1221980号、同第
2992101号等に蚘茉の化合物等が挙げられ、これ
らを単独で、もしくは皮以䞊組み合わせお甚い
るこずができる。マツト剀ず共にコロむド状シリ
カを䜵甚しおもよい。 䞊蚘マツト剀の粒子サむズは平均粒埄が〜
10ÎŒmであればよく、奜たしくは〜10ÎŒmであ
る。 ここでいう平均粒埄ずは、球状の粒子の堎合は
その盎埄、たた立方䜓や球状以倖の圢状の粒子の
堎合はその投圱像を同面積の円像に換算した時の
盎埄の平均倀であ぀お、個々のその粒埄がriであ
り、その数がniである時䞋蚘の匏によ぀お定矩さ
れる。 ΣniriΣni 具䜓的な枬定方法は特開昭59−29243号公報に
蚘茉された方法を甚いるこずができる。 本考案においお、マツト剀は保護局、䟋えば感
光材料の最倖局である保護局䞭に分散含有される
が、分散含有させる方法ずしおは、必芁に応じお
ノニオン性、カチオン性たたはアニオン性界面掻
性剀を含む芪氎性バむンダヌ䞭に、必芁により他
の添加剀を加え、高速回転ミキサヌ、ホモゞナむ
ザヌ、超音波分散、ボヌルミル等により、せん断
応力を利甚した乳化分散法により分散し、任意の
方法で塗垃するこずにより圢成できる。 マツト剀の塗垃量は、含有させる保護局におい
お、m2圓たり2.5〜250mg含有させるこずが奜た
しく曎に奜たしくはm2圓たり10〜50mg含有させ
る。 たた、マツト剀の含有量は、芪氎性バむンダヌ
に察しお0.5〜5wtであるが、曎に奜たしくは
〜3wtである。 本考案の写真感光材料の支持䜓は、厚みが80〜
150ÎŒmである。支持䜓ずしおは任意のものが甚い
られ、反射支持䜓でも透明支持䜓䟋えばOHP
甚などでもよいが、代衚的な支持䜓ずしおは、
䟋えば必芁に応じお䞋匕加工したポリ゚チレンテ
レフタレヌトフむルム、ポリカヌボネヌトフむル
ム、ポリスチレンフむルム、ポリプロピレンフむ
ルム、セルロヌズアセテヌトフむルム、バラむタ
玙、ポリ゚チレンの劂きポリオレフむンラミネヌ
ト玙、癜色顔料が緎り蟌たれたポリ゚チレンテレ
フタレヌトフむルム等が挙げられる。 本考案の写真感光材料は、前蚘保護局を有する
ほか、支持䜓䞊に少なくずも䞀局のハロゲン化銀
乳剀局を有する。䟋えばカラヌ画像を埗るものず
しお具䜓化した堎合、支持䜓にシアンカプラヌを
含有する赀感性ハロゲン化銀乳剀局、マれンタカ
プラヌを含有する緑感性ハロゲン化銀乳剀局、必
芁に応じおむ゚ロヌフむルタヌ局、およびむ゚ロ
ヌカプラヌを含有する青感性ハロゲン化銀乳剀局
を有する構成にするこずができる。これらの局は
支持䜓の偎から順次䞊蚘した順で塗蚭しお圢成さ
れおよく、最倖偎に前蚘保護局を圢成するこずが
できる。 䞊蚘各色感性局に含有されるカプラヌずしお
は、たずむ゚ロヌ色玠圢成カプラヌずしおは、ベ
ンゟむルアセトアニリド型、ピバロむルアセトア
ニリド型、或いはカツプリング䜍の炭玠原子がカ
ツプリング時に離脱するこずができるいわゆるス
プリツトオフ基で眮換されおいる圓量型む゚ロ
ヌカプラヌ等が有甚である。 マれンタ色玠圢成カプラヌずしおは、−ピラ
ゟロン系、ピラゟロトリアゟヌル系、ピラゟリノ
ベンゟむミダゟヌル系、むンダゟロン系、或いは
スプリツトオフ基を有する圓量型マれンタカプ
ラヌが有甚である。 たたシアン色玠圢成カプラヌずしおは、プノ
ヌル系、ナフトヌル系、ピラゟキナゟロン系、或
いはスプリツトオフ基を有する圓量型シアンカ
プラヌが有甚である。 これらの色玠圢成カプラヌは任意に遞択でき、
又䜿甚法、䜿甚量等に぀いおは特に限定されな
い。 たた、色玠画像の短波長の掻性光線による退色
を防止するため玫倖線吞収剀を甚いるこずがで
き、䟋えばチアゟリドン、ベンゟトリアゟヌル、
アクリロニトリル、ベンゟプノン系化合物等が
挙げられ、特にチヌビンPS、同120、同320、同
326、同327、同328いずれもチバガむギヌ瀟補
の単甚もしくは䜵甚が有利である。 勿論黒癜感光材料ずしお具䜓化しおもよい。 本考案を実斜する堎合、䞊蚘ハロゲン化銀乳剀
局及び保護局のほかに、必芁に応じお䞭間れラチ
ン局、たたは䞋にアンチハレヌシペン局などを圢
成しおもよい。 本考案のハロゲン化銀写真感光材料は、支持䜓
䞊に内郚朜像型ハロゲン化銀粒子を含有する少な
くずも䞀局の乳剀局ず、保護局ずを有し、原画を
盎接露光しお凊理を行うこずにより原画の耇写画
像を埗るための内郚朜像型盎接ポゞハロゲン化銀
写真感光材料であり、この内郚朜像型ハロゲン化
銀乳剀ずしおは、䟋えば米囜特蚱2592250号に蚘
茉されおいる倉換方法による所謂コンバヌゞペン
型ハロゲン化銀乳剀、たたは米囜特蚱3206316号、
同3317322号及び同3367778号に蚘茉されおいる内
郚化孊増感されたハロゲン化銀粒子を有するハロ
ゲン化銀乳剀、たたは米囜特蚱3271157号、同
3447927号及び同3531291号に蚘茉されおいる倚䟡
金属むオンを内蔵しおいるハロゲン化銀粒子を有
するハロゲン化銀乳剀、たたは米囜特蚱3761276
号に蚘茉されおいるドヌプ剀を含有するハロゲン
化銀粒子の粒子衚面を匱く化孊増感したハロゲン
化銀乳剀、たたは特開昭50−8524号、同50−
38525号及び同53−2408号に蚘茉されおいる積局
方法による所謂コア・シ゚ル型ハロゲン化銀乳
剀、その他特開昭52−156614号、同55−127549号
及び同57−79940号に蚘茉されおいるハロゲン化
銀乳剀などを甚いるこずができる。この堎合内郚
朜像型ハロゲン化銀は積局型粒子で぀くられたも
のが特に奜たしい。 このようなハロゲン化銀は通垞の積局型ハロゲ
ン化銀ず同様にしお補造するこずができる。䟋え
ば特開昭50−8524号、同50−38525号、同53−
60222号、同55−1524号及び米囜特蚱3206313号等
に蚘茉される劂く、塩化銀粒子を圢成埌臭化物を
加えお臭化銀粒子に倉換し、曎にハロゲン化物を
硝酞銀を加えお積局する方法或いは過剰ハロゲン
の少ない状態で沃臭化銀粒子を䜜り、曎に塩化
銀、臭化銀を順次積局しおいく方法等が挙げられ
る。 積局型、コア・シ゚ル型の内郚にあるハロゲン
化銀の粒子の組成は、臭化銀含量の高い60〜
100モル沃臭塩化銀粒子が適圓である。倖偎
に積局するハロゲン化銀の組成は塩臭化銀がよ
く、珟像性の点から塩化銀比率の高い70モル
以䞊こずが望たしい。 ハロゲン化銀の粒子の倧きさずしおは、0.2〜
1.7Όの粒子を甚いるこずができ、高コントラスト
を必芁ずする堎合は粒子サむズの分垃の狭いもの
がよく、䜎コントラストを必芁ずする堎合は粒子
サむズ分垃の広いものが良い。 内郚朜像型ハロゲン化銀乳剀には各皮の写真甚
添加剀を加えるこずが出来る。䟋えば、䜿甚し埗
る光孊増感剀ずしおは、シアニン類、メロシアン
類、䞉栞たたは四栞メロシアニン類、䞉栞たたは
四栞シアニン類、スチリル類、ホロボヌラシアニ
ン類、ヘミシアニン類、オキ゜ノヌル類及びヘミ
オキ゜ノヌル類等が挙げられる。 内郚朜像型ハロゲン化銀乳剀は超色増感するこ
ずができる。超色増感の方法に぀いおは、䟋えば
「超色増感の機構の総説」レビナヌ オブ スヌ
パヌセンシタむれヌシペンReview of
Supersensitizationフオトグラフむツク サむ
゚ンス アンド ゚ンゞニアリング
Photographic Science and Engineering
PSEVol.18、第4418頁1974に蚘茉されお
いる。 内郚朜像型ハロゲン化銀乳剀を甚いる堎合、該
乳剀には、衚面感床をできるだけ䜎く抑え、より
䜎い最小濃床及びより安定な特性を付䞎せしめる
ために通垞甚いられる安定剀、䟋えばアザむンデ
ン環を持぀化合物及びメルカプト基を有する耇玠
環匏化合物等を含有させるこずができる。 アザむンデン環をも぀化合物ずしおは、䟋えば
−ヒドロキシ−−メチル−3a
−テトラザむンデンが奜たしい。たたメルカプト
基を耇玠環匏化合物のうち含窒玠ぞテロ環化合物
ずしおはピラゟヌル環、−トリアゟヌ
ル環、−トリアゟヌル環、
−チアゞアゟヌル環、−チアゞアゟヌ
ル環、−チアゞアゟヌル環、
−チアゞアゟヌル環、−テトラ
ゟヌル環、ピリダゞン環、−トリアゞ
ン環、−トリアゞン環、−
トリアゞン環等、曎にこれらの環が〜個瞮合
した環、䟋えばトリアゟロトリアゟヌル環、ゞア
ザむンデン環、トリアザむンデン環、テトラザむ
ンデン環、ペンタザむンデン環等、又フタラゞノ
ン環、むンダゟヌル環などが挙げられるが、特に
−プニル−−メルカプトテトラゟヌルが奜
たしい。 その他、目的に応じお湿最剀が甚いられ、この
湿最剀ずしおは、䟋えば、ゞヒドロキシアルカン
等が挙げられ、曎に膜物性改良剀ずしおは、䟋え
ば、アルキルアクリレヌトもしくはアルキルメタ
クリレヌトずアクリル酞もしくはメタクリル酞ず
の共重合䜓、スチレン−マむレン酞共重合䜓、ス
チレン無氎マむレン酞ハヌフアルキル゚ステル共
重合䜓等の乳化重合によ぀お埗られる氎分散性の
埮粒子状高分子物質等が適圓であり、塗垃助剀ず
しおは、䟋えば、サポニン、ポリ゚チレングリコ
ヌル、ラりリル゚ヌテル等が挙げられる。その他
写真甚添加剀ずしお、れラチン可撓剀、界面掻性
剀、玫倖線吞収剀、PH調敎剀、酞化防止剀、垯電
防止剀、増粘剀、粒状性向䞊剀、染料、モルダン
ト、増癜剀、珟像速床調節剀、マツト剀、むラゞ
゚ヌシペン防止染料等を䜿甚するこずは任意であ
る。 本考案のハロゲン化銀写真感光材料には、目的
に応じお適圓なれラチン酞化凊理れラチンを含
む及びその誘導䜓を含たせるこずができる。こ
の奜たしいれラチン誘導䜓ずしおは、䟋えば、ア
シル化れラチン、グアニゞル化れラチン、カルバ
ミル化れラチン、シアノ゚タノヌル化れラチン、
゚ステル化れラチン等が挙げられる。 たた、本考案のハロゲン化銀写真感光材料にお
いおは、その芪氎性コロむド局に、れラチンの他
にも、他の芪氎性バむンダヌを含たせるこずがで
きる。 この芪氎性バむンダヌは乳剀局あるいは䞭間
局、保護局、フむルタヌ局、裏匕局等の写真構成
局に目的に応じお添加するこずができ、曎に䞊蚘
芪氎性バむンダヌには目的に応じお適圓な可塑
剀、最滑剀等を含有せしめるこずができる。 たた、本考案の感光材料の写真構成局は、任意
の適圓な硬膜剀で硬化せしめるこずができる。こ
れらの奜たしい硬膜剀ずしおは、クロム塩、ゞル
コニりム塩、フオルムアルデヒドやムコハロゲン
酞の劂きアルデヒド系、ハロトリアゞン系、ポリ
゚ポキシ化合物、゚チレンむミン系、ビニルスル
フオン系、アクリロむル系硬膜剀等が挙げられ
る。 たた、本考案のハロゲン化銀写真感光材料は、
支持䜓䞊に乳剀局及び保護局の他、前述したよう
に必芁に応じおフむルタヌ局、䞭間局、保護局、
䞋匕局、裏匕局、ハレヌシペン防止局等の皮々の
写真構成局を塗蚭されお䜜補される。塗垃方法ず
しおは、デむツプ塗垃、゚アドクタヌ塗垃、゚ク
ストルヌゞペン塗垃、スラむドホツパヌ塗垃、カ
ヌテンフロヌ塗垃等を甚いるこずができる。 本考案においお内郚朜像型ハロゲン化銀写真感
光材料を甚いお盎接ポゞ画像を圢成する堎合、そ
の䞻芁な工皋は、予めカブラされおいない内郚朜
像型ハロゲン化銀写真感光材料を、画像露光埌カ
ブリ凊理を斜した埌乃至はカブリ凊理を斜しなが
ら衚面珟像を行うこずが䞀般的である。ここでカ
ブリ凊理は、党面均䞀露光を䞎えるか若しくはカ
ブリ剀を甚いお行うこずができる。この堎合、党
面均䞀露光は画像露光した内郚朜像型ハロゲン化
銀写真感光材料を珟像液或いはその他の氎溶液に
浞挬するか又は湿最させた埌、党面的に均䞀露光
するこずによ぀お行なわれるこずが奜たしい。こ
こで䜿甚する光源ずしおは内郚朜像型ハロゲン化
銀写真感光材料の感光波長域内の光であればいず
れでもよく、たたフラツシナ光の劂き高照床光を
短時間照射するこずもできるし、たたは匱い光を
長時間照射しおもよい。党面均䞀露光の時間は内
郚朜像型ハロゲン化銀写真感光材料、珟像凊理条
件、䜿甚する光源の皮類により、最終的に最良の
ポゞ画像が埗られるように広範囲に倉えるこずが
できる。たた、䞊蚘カブリ剀ずしおは広範な皮類
の化合物を甚いるこずができ、このカブリ剀は珟
像凊理時に存圚すればよく、䟋えばハロゲン化銀
乳剀局等の内郚朜像型ハロゲン化銀写真感光材料
䞭あるいは珟像液あるいは珟像凊理に先立぀凊理
液に含有せしめおもよいが、内郚朜像型ハロゲン
化銀写真感光材料䞭に含有せしめるのがよいそ
の䞭でも、特にハロゲン化銀乳剀局䞭がよい。
たたその䜿甚量は目的に応じお広範囲に倉えるこ
ずができ、奜たしい添加量ずしおは、ハロゲン化
銀乳剀局䞭に添加するずきは、ハロゲン化銀モ
ル圓たり〜1500mg、特に奜たしくは10〜1000mg
である。たた、珟像液等の凊理液に添加するずき
の奜たしい添加量は0.01〜5g、特に奜たしく
は0.08〜0.15gである。かかるカブリ剀ずし
おは、䟋えば米囜特蚱2563785号、同2588982号に
蚘茉されおいるヒドラゞン類、あるいは米囜特蚱
3227552号に蚘茉されたヒドラゞド、たたはヒド
ラゟン化合物たた米囜特蚱3615615号、同
3718470号、同3719494号、同3734738号及び同
3759901号等に蚘茉された耇玠環第玚窒玠化合
物曎に米囜特蚱4030925号に蚘茉のアシルヒド
ラゞノプニルチオ尿玠類が挙げられる。たた、
これらカブリ剀は組合せお甚いるこずもできる。
䟋えばリサヌチ・デむスクロヌゞダヌ
Research Disclosure第15162号には非吞着型
のカブリ剀を吞着型のカブリ剀ず䜵甚するこずが
蚘茉されおおり、本考案にも適甚できる。 有甚なカブリ剀の具䜓䟋を瀺せば、ヒドラゞン
塩酞塩、プニルヒドラゞン塩酞塩、−メチル
プニルヒドラゞン塩酞塩、−ホルミル−−
−メチルプニルヒドラゞン、−アセチ
ル−−プニルヒドラゞン、−アセチル−
−−アセトアミドプニルヒドラゞン、
−メチルスルフオニル−−プニルヒドラゞ
ン、−ベンゟむル−−プニルヒドラゞン、
−メチルスルフオニル−−−プニルス
ルフオンアミドプニルヒドラゞン、フオルム
アルデヒドプニルヒドラゞン等のヒドラゞン化
合物が挙げられる。 本考案の内郚朜像型ハロゲン化銀写真感光材料
は、䞀般に、これを画像露光埌、党面露光するか
若しくはカブリ剀の存圚䞋に珟像凊理するこずに
よ぀お盎接ポゞ画像を圢成するが、該感光材料の
珟像凊理方法は任意の珟像凊理方法が採甚され、
奜たしくは衚面珟像凊理方法である。この衚面珟
像凊理方法ずはハロゲン化銀溶剀を実質的に含た
ない珟像液で凊理するこずを意味する。 本考案においおは、露光枈みのハロゲン化銀写
真感光材料に珟像凊理及び定着胜を有する凊理液
による凊理を斜すこずによ぀お原画に察応するポ
ゞ画像顕像を圢成する。 䞊蚘珟像凊理には発色珟像凊理の他、反転カラ
ヌ凊理における劂き黒癜珟像ず発色珟像の組合せ
をも包含する。たた内郚朜像型ハロゲン化銀写真
感光材料の凊理における劂き党面露光もしくはカ
ブリ剀の存圚䞋での珟像凊理も含たれる。 珟像凊理に䜿甚される黒癜珟像液は通垞知られ
おいるカラヌ写真感光材料の凊理に甚いられる黒
癜第珟像液ず呌ばれるものもしくは黒癜写真感
光材料の凊理に甚いられるものであり䞀般に黒癜
珟像液に添加されるよく知られた各皮の添加剀を
含有せしめるこずができる。 代衚的な添加剀ずしおは−プニル−ピラ
ゟリドン、メトヌル及びハむドロキノンのような
珟像䞻薬、亜硫酞塩のような保恒剀、氎酞化ナト
リりム、炭酞ナトリりム、炭酞カリりム等のアル
カリから成る促進剀、臭化カリりムや、−メチ
ルベンツむミダゟヌル、メチルベンツチアゟヌル
等の無機性、若しくは有機性の抑制剀、ボリ゜ン
酞塩のような硬氎軟化剀、埮量のペり化物やメル
カプト化合物から成る衚面過珟像防止剀等を挙げ
るこずができる。 本考案においお発色珟像凊理で䜿甚される第
芳銙族アミノ系発色珟像剀は皮々のカラヌ写真プ
ロセスにおいお広範に䜿甚されおいる各皮のもの
が包含される。これらの珟像液はアミノプノヌ
ル系及び−プニレンゞアミン系誘導䜓が含た
れる。これらの化合物は遊離状態により安定のた
め䞀般に塩の圢、䟋えば塩酞塩たたは硫酞塩の圢
で䜿甚される。たた、これらの化合物は、䞀般に
発色珟像液に぀いお玄0.1g〜玄30gの濃床、
曎に奜たしくは、発色珟像液に぀いお玄1g
〜玄15gの濃床で䜿甚する。 アミノプノヌル系珟像剀ずしおは䟋えば、
−アミノプノヌル、−アミノプノヌル、
−アミノ−−オキシ−トル゚ン、−アミノ−
−オキシ−トル゚ン、−オキシ−−アミノ
−−ゞメチル−ベンれンなどが含たれる。 特に有甚な第芳銙族アミノ系発色珟像剀は
−ゞアルキル−−プニレンゞアミン系
化合物でありアルキル基及びプニル基は眮換さ
れおいおもあるいは眮換されおいなくおもよい。
その䞭でも特に有甚な化合物䟋ずしおは、
−ゞ゚チル−−プニレンゞアミン塩酞塩、
−メチル−−プニレンゞアミン塩酞塩、
−ゞメチル−−プニレンゞアミン塩酞塩、
−アミノ−−−゚チル−−ドデシルア
ミノ−トル゚ン、−゚チル−−β−メタン
スルホンアミド゚チル−−メチル−−アミノ
アニリン硫酞塩、−゚チル−−β−ヒドロキ
シ゚チルアミノアニリン、−アミノ−メチル−
−ゞ゚チルアニリン、−アミノ−−
−メトキシ゚チル−−゚チル−−メチル
アニリン−−トル゚ンスルホネヌトなどを挙げ
るこずができる。 本考案においお䜿甚できるアルカリ性発色珟像
液は、前蚘第芳銙族アミノ系発色珟像剀に加え
お、曎に、発色珟像液に通垞添加されおいる皮々
の成分、䟋えば氎酞化ナトリりム、炭酞ナトリり
ム、炭酞カリりムなどのアルカリ剀、アルカリ金
属重亜硫酞塩、アルカリ金属チオシアン酞塩、ア
ルカリ金属ハロゲン化物、ベンゞルアルコヌル、
氎軟化剀及び濃厚化剀などを任意を含有するこず
もできる。この発色珟像液のPH倀は、通垞以䞊
であり、最も䞀般的には玄10〜玄13である。 本考案を実斜する堎合の定着凊理液ずは、ハロ
ゲン化銀錯塩ずしお可溶化する可溶性錯化剀を含
有する凊理液であり、䞀般の定着液のみならず挂
癜定着液、䞀济珟像定着液、䞀济珟像挂癜定着液
も含たれるが、奜たしくは挂癜定着液である。可
溶性錯化剀ずしおは、䟋えばチオ硫酞カリりム、
チオ硫酞ナトリりム、チオ硫酞アンモニりムの劂
きチオ硫酞塩、チオシアン酞カリりム、チオシア
ン酞ナトリりム、チオシアン酞アンモニりムの劂
きチオシアン酞塩、あるいはチオ尿玠、チオ゚ヌ
テル、高濃床の臭化物、ペり化物等がその代衚的
なものであるが、特にチオ硫酞塩を含有するこず
が経時での色玠画像の安定化や化孊的安定性及び
ハロゲン化銀ず可溶性錯䜓を圢成する胜力の䞊で
望たしい。 発色珟像凊理した埌、定着胜を有する凊理液で
凊理するが、カラヌ凊理においおは、該定着胜を
有する凊理液が定着液である堎合、その前に挂癜
凊理が行われる。該挂癜工皋に甚いる挂癜液もし
くは挂癜定着液においお䜿甚される挂癜剀ずしお
は有機酞の金属錯塩が甚いられ、該金属錯塩は、
珟像によ぀お生成した金属銀を酞化しおハロゲン
化銀にかえるず同時に発色剀の未発色郚を発色さ
せる䜜甚を有するもので、その構造はアミノポリ
カルボン酞たたは蓚酞、ク゚ン酞等の有機酞で
鉄、コバルト、銅等の金属むオンを配䜍したもの
である。このような有機酞の金属錯塩を圢成する
ために甚いられる最も奜たしい有機酞ずしおは、
ポリカルボン酞たたはアミノポリカルボン酞等が
挙げられる。これらのポリカルボン酞たたはアミ
ノポリカルボン酞はアルカリ金属塩、アンモニり
ム塩もしくは氎溶性アミン塩であ぀おもよい。 これらの具䜓的代衚䟋ずしおは次のものを挙げ
るこずができる。  ゚チレンゞアミンテトラ酢酞  ゞ゚チレントリアミンペンタ酢酞  ゚チレンゞアミン−−β−オキシ゚
チル−N′N′−トリ酢酞  プロピレンゞアミンテトラ酢酞  ニトリロトリ酢酞  シクロヘキサンゞアミンテトラ酢酞  むミノゞ酢酞  シヒドロキシ゚チルグリシンク゚ン酞
たたは酒石酞  ゚チル゚ヌテルゞアミンテトラ酢酞 10 グリコヌル゚ヌテルゞアミンテトラ酢酞 11 ゚チレンゞアミンテトラプロピオン酞 12 プニレンゞアミンテトラ酢酞 13 ゚チレンゞアミンテトラ酢酞ゞナトリり
ム塩 14 ゚チレンゞアミンテトラ酢酞テトラト
リメチルアンモニりム塩 15 ゚チレンゞアミンテトラ酢酞テトラナト
リりム塩 16 ゞ゚チレントリアミンペンタ酢酞ペンタ
ナトリりム塩 17 ゚チレンゞアミン−−β−オキシ゚
チル−N′N′−トリ酢酞ナトリりム塩 18 プロピレンゞアミンテトラ酢酞ナトリり
ム塩 19 ニトリロトリ酢酞ナトリりム塩 20 シクロヘキサンゞアミンテトラ酢酞ナト
リりム塩 䜿甚される挂癜液は、前蚘の劂き有機酞の金属
錯塩を挂癜剀ずしお含有するず共に、皮々の添加
剀を含むこずができる。添加剀ずしおは、特にア
ルカリハラむドたたはアンモニりムハラむド、䟋
えば臭化カリりム、臭化ナトリりム、塩化ナトリ
りム、臭化アンモニりム等の再ハロゲン化剀、金
属塩、キレヌト剀等を含有させるこずが望たし
い。たた硌酞塩、蓚酞塩、酢酞塩、炭酞塩、燐酞
塩等のPH緩衝剀、アルキルアミン類、ポリ゚チレ
ンオキサむド類等の通垞挂癜液に添加するこずが
知られおいるものを適宜添加するこずができる。 曎に、定着液及び挂癜定着液には、亜硫酞アン
モニりム、亜硫酞カリりム、重亜硫酞アンモニり
ム、重亜硫酞カリりム、重亜硫酞ナトリりム、メ
タ重亜硫酞アンモニりム、メタ重亜硫酞カリり
ム、メタ重亜硫酞ナトリりム等の亜硫酞塩や硌
酞、硌砂、氎酞化ナトリりム、氎酞化カリりム、
炭酞ナトリりム、炭酞カリりム、重炭酞ナトリり
ム、重炭酞カリりム、酢酞、酢酞ナトリりム、氎
酞化アンモニりム等の各皮の塩から成るPH緩衝剀
を単独あるいは皮以䞊含むこずができる。 挂癜定着液济に挂癜定着補充液を補充しな
がら凊理を行う堎合、該挂癜定着液济にチオ
硫酞塩、チオシアン酞塩たたは亜硫酞塩等を含有
せしめおもよいし、該挂癜定着補充液にこれらの
塩類を含有せしめお凊理液济に補充しおもよ
い。 たた挂癜定着液の掻性床を高める為に挂癜定着
液䞭及び挂癜定着補充液の貯蔵タンク内で所望に
より空気の吹き蟌み、たたは酞玠の吹き蟌みを行
぀おもよく、あるいは適圓な酞化剀、䟋えば過酞
化氎玠、臭玠酞塩、過硫酞塩等を適宜添加しおも
よい。 定着胜を有する凊理液による凊理の埌、通垞の
氎掗凊理を行぀おもよいが、特に本考案を実斜す
る際には実質的に氎掗工皋を含たない安定化凊理
を斜すこずが奜たしい。 実質的に氎掗工皋を含たない安定化凊理ずは、
定着胜を有する凊理液による凊理の埌、盎ちに単
槜たたは耇数槜向流方匏等による安定化凊理をす
るこずをいうが、リンス凊理、補助氎掗及び公知
の氎掗促進济等の䞀般的氎掗以倖の凊理工皋を含
んでもよい。 安定化凊理工皋においお、安定化液をハロゲン
化銀感光材料ず接觊させる方法は、䞀般の凊理液
ず同様に济䞭にハロゲン化銀写真感光材料を浞挬
するのが奜たしいが、スポンゞ、合成繊維垃等に
よりハロゲン化銀写真感光材料の乳剀面及び搬送
リヌダヌの䞡面、搬送ベルトに塗り付けおもよ
く、たたスプレヌ等により吹き付けおもよい。以
䞋、浞挬法による安定化济を甚いた堎合に぀いお
䞻に説明する。 䞊蚘安定化液には鉄むオンに察するキレヌト安
定床定数が以䞊であるキレヌト剀を含有するこ
ずが奜たしい。 鉄むオンに察するキレヌト安定床定数が以䞊
であるキレヌト剀ずしおは、有機カルボン酞キレ
ヌト剀、有機リン酞キレヌト剀、無機リン酞キレ
ヌト剀、ポリヒドロキシ化合物等が挙げられる。
尚䞊蚘鉄むオンずは、第鉄むオンFe3+を
意味する。 第鉄むオンずのキレヌト安定床定数が以䞊
であるキレヌト剀の具䜓的化合物䟋ずしおは、ゞ
゚チレントリアミン五酢酞、ニトリロ䞉酢酞、
−ヒドロキシ゚チリデン−−ゞホスホン酞
等が挙げられる。 䞊蚘キレヌト剀の䜿甚量は安定化液圓たり
0.01〜50g、奜たしくは0.05〜20gの範囲である。 曎に安定化液に添加するのに奜たしい化合物ず
しおは、防バむ剀、氎溶性金属塩、アンモニりム
化合物等が挙げられる。䞊蚘防バむ剀ずしおはむ
゜チアゟリン系、ベンツむ゜チアゟリン系、サむ
アペンダゟヌル系等が挙げられる。 曎に、金属塩ずしおは、BaCaCeCo
InLaMnNiPbSnZnTiZrMg
AlSrの金属塩であり、ハロゲン化物、氎酞化
物、硫酞塩、炭酞塩、リン酞塩、酢酞塩等の無機
塩たたは氎溶性キレヌト剀ずしお䟛絊できる。䜿
甚量ずしおは安定化液圓たり×10-4〜×
10-1モルの範囲であり、奜たしくは×10-4〜
×10-2モル、曎に奜たしくは×10-4〜×10-2
モルの範囲である。安定化液に添加される䞊蚘化
合物の䜿甚量は、安定液圓たり0.01〜50g、
奜たしくは0.05〜20gの範囲である。 安定化液には䞊蚘化合物以倖に蛍光増癜剀、有
機硫黄化合物、オニりム塩、硬膜剀、玚塩、ポ
リ゚チレンオキサむド誘導䜓、シロキサン誘導䜓
等の氎滎むら防止剀、硌酞、ク゚ン酞、燐酞、酢
酞、あるいは氎酞化ナトリりム、酢酞ナトリり
ム、ク゚ン酞カリりム等のPH調敎剀、メタノヌ
ル、゚タノヌル、ゞメチルスルフオキシド等の有
機溶媒、゚チレングリコヌル、ポリ゚チレングリ
コヌル等の分散剀、その他色調調敎剀等、凊理効
果を改善、拡匵するための各皮添加剀を加えるこ
ずは任意である。 䞊蚘化合物及びその他の添加剀を添加する方法
ずしおは、安定化槜に濃厚液ずしお添加するか、
たたは安定化槜に䟛絊する安定化液に䞊蚘化合物
及びその他の添加剀を加え、これを安定化液に察
する䟛絊液ずするか、たたは安定化凊理工皋の前
济に添加しお凊理されるハロゲン化銀写真感光材
料に含たせお安定化槜䞭に存圚させるか等各皮の
方法があるが、どのような添加方法によ぀お添加
しおもよい。 安定化凊理工皋での安定化液の䟛絊方法は、倚
槜向流方匏にした堎合、埌济に䟛絊しお前济から
オヌバヌフロヌさせるこずが奜たしい。 安定化济の凊理液のPH倀ずしおはPH〜が奜
適な範囲である。 たたPHの調敎は前蚘したPH調敎剀によ぀お行う
こずができる。 安定化凊理に際しおの凊理枩床は、䟋えば20℃
〜50℃、奜たしくは25℃〜40℃の範囲がよい。た
た凊理時間も迅速凊理の芳点からは短時間ほど奜
たしいが通垞20秒〜分間、最も奜たしくは30秒
〜分間であり、倚槜向流方匏では前段槜ほど短
時間で凊理し、埌段槜ほど凊理時間が長いこずが
奜たしい。 本考案の実斜に際しおは安定化凊理の前埌には
氎掗凊理はなくおもよいが、短時間内での少量氎
掗によるリンスやスポンゞ等による衚面掗浄及び
画像の安定化やハロゲン化銀写真感光材料の衚面
物性を調敎する為の凊理槜を蚭けるこずは任意で
ある。䞊蚘画像の安定化やハロゲン化銀写真感光
材料の衚面物性を調敎するものずしおはホルマリ
ン及びその誘導䜓やシロキサン誘導䜓、ポリ゚チ
レンオキサむド系化合物、玚塩等の掻性剀等が
挙げられる。 本考案の実斜に際しおは、䞊蚘凊理工皋の他
に、付加的な凊理工皋を蚭けるこずは任意であ
る。たた䞊蚘安定化液はもちろん、定着液や挂癜
定着液等の可溶性銀錯塩を含有する凊理液から公
知の方法で銀回収を行぀おもよい。 たた䞊述のような安定化凊理を行えば実質的に
氎掗工皋が䞍芁ずなり、埓぀お氎掗凊理甚の配管
蚭備が䞍芁で、装眮自䜓を䜕れの堎所にも手軜に
蚭眮出来るずいう利点がある。 〔実斜䟋〕 以䞋本考案の実斜䟋に぀いお詳述するが、本考
案はこれらの態様に限定されない。 以䞋のように各乳剀等を䜜成し、ハロゲン化銀
写真感光材料の詊料を補造した。 衚面凊理の斜された114Ό厚ポリ゚チレンラミ
ネヌト玙酞化チタン15wtを含むポリ゚チレ
ン21g䞭玙75gポリ゚チレン21gm2からな
る䞊に以䞋に瀺す赀感光乳剀局から保護局たで
の局を同時塗垃方匏により塗垃也燥した。 赀感光乳剀局第局 2.0䞍掻性れラチン液を50℃に保ち、攪拌し
ながら䞋蚘液ず液を同時に加え分間かけお
泚入した。10分埌䞋蚘液を分間かけお泚入添
加した。40分間熟成埌、沈柱氎掗法により過剰塩
を陀去した埌䞋蚘液ず液を加え、AgCl95モ
ル、AgBr5モルからなる塩臭化銀を衚面に
積局させた。再床沈柱氎掗法により過剰の氎溶性
塩を陀去し、れラチンを少量加えお分散させた。
【衚】 その埌このハロゲン化銀乳剀に増感色玠〔−
〕及び増感色玠〔−〕、ゞブチルフタレヌ
トでプロテクト分散された−ゞオクチルハ
むドロキノン及びシアンカプラヌ〔CC−〕を
含む液、−ヒドロキシ−−メチル−
3a−テトラザむンデン、−プニル−
−メルカプトテトラゟヌル、曎にれラチン、塗垃
助剀〔−〕を適量加える。塗垃銀量0.4gm2
ずなるように塗垃した。 第䞭間局第局 ゞオクチルフタレヌト䞭に分散された−
ゞオクチルハむドロキノン及び玫倖線吞収剀チヌ
ビン328チバガむギヌ瀟補、塗垃助剀〔−
を含むれラチン液を甚意し、チヌビン328塗垃量
0.15gm2ずなるように塗垃した。 緑感光乳剀局第局 赀感光乳剀ず同様にしおハロゲン化銀粒子を䜜
成した。これに増感色玠〔−〕、ゞブチルフ
タレヌトでプロテクト分散された−ゞオク
チルハむドロキノン及びマれンタカプラヌ〔MC
−〕を含む液、−ヒドロキシ−−メチル−
3a−テトラザむンデン、−プ
ニル−−メルカプトテトラゟヌル、曎にれラチ
ン、塗垃助剀〔−〕を適量加える。塗垃銀量
0.4gm2ずなるように塗垃した。 第䞭間局第局 第䞭間局ず同䞀凊方でチヌビン328塗垃量を
0.2gm2ずした。 む゚ロヌフむルタヌ局第局 アルカリ性匱還元剀䞋で酞化しお぀くられた
䞭和埌ヌヌドル氎掗法により匱還元剀を陀去
む゚ロヌコロむド銀及びゞオクチルフタレヌトに
分散された−ゞオクチルハむドロキノン
液、塗垃助剀〔−〕及び硬膜剀〔−〕
塗垃盎前に加えるを加えお、塗垃銀量0.15g
m2ずなるように塗垃した。 第䞭間局第局 第䞭間局ず同䞀凊方でチヌビン328塗垃量
0.15gm2ずなるように塗垃した。 青感光乳剀局第局 1.5䞍掻性れラチン液を60℃に保ち攪拌しな
がら䞋蚘の液ず液を同時に加え15分間かけお
泚入した。15分埌䞋蚘液を分間かけお泚入
し、分埌ハむポをmgAg盞圓加え、曎に40
分間熟成した。尚、サンプリングしお組成分析し
たずころAgCl4モル、AgBr96モル、AgI2モ
ルからなる塩臭沃化銀であ぀た。 沈柱氎掗法により過剰塩を陀去した埌䞋蚘液
及び液を加えおAgCl97モル、AgBr3モル
の衚面局を積局させた埌に再床沈柱氎掗法により
過剰塩を陀去しお分散甚れラチンを加えた。
【衚】 このハロゲン化銀乳剀に増感色玠〔−〕、
ゞオクチルフタレヌトで分散されたむ゚ロヌカプ
ラヌ〔YC−〕を含む液、−メルカプトベン
ゟチアゟヌル、−ヒドロキシ−−メチル−
3a−テトラザむンデむ、れラチン、
塗垃助剀〔−〕及び硬膜剀〔−〕塗垃
盎前に添加を含む液を甚い、塗垃銀量0.5gm2
ずなるように塗垃した。 第䞭間局第局 第䞭間局ず同じでチヌビン328塗垃量0.3g
m2ずなるように塗垃した。䜆し塗垃盎前に硬膜剀
〔−〕を加えた。 保護局第局〕 平均粒埄3ÎŒmの非結晶性シリカ含有比率は埌
掲の衚−に蚘す、塗垃助剀〔−〕、硬膜剀
〔−〕及び〔−〕塗垃盎前に添加を含
むれラチン液を甚い、れラチン塗垃量1.0gm2ず
なるよう塗垃した。このようにしお衚−の劂く
れラチンに察するシリカの量が詊料。比
范䟋、詊料。本考案、詊料。
本考案、詊料。本考案の各詊料を䜜
成した。 たた、支持䜓の厚さが異なる比范䟋ずしお、
230Ό厚のポリ゚チレンラミネヌト玙酞化チタ
ン15wtを含むポリ゚チレン27g、䞭玙160g、ポ
リ゚チレン30gm2からなる䞊に、䞊蚘各局を
塗垃構成した詊料も甚意した詊料。シリカ含
有量は。 シアンカプラヌ〔CC−〕 マれランカプラヌ〔MC−〕 む゚ロヌカプラヌ〔YC−〕 増感色玠〔−〕 増感色玠〔−〕 増感色玠〔−〕 増感色玠〔−〕 塗垃助剀〔−〕 塗垃助剀〔−〕 塗垃助剀〔−〕 硬膜剀〔−〕 硬膜剀〔−〕 硬膜剀〔−〕 埗られた詊料を第図に瀺す画像圢成装眮を甚
いお詊隓した。尚、第図は本考案の感光材料を
䜿甚できる画像圢成装眮の䞀䟋を瀺す該略断面図
であり、図の劂く画像圢成装眮本䜓は画像露光
郚、絊玙郚、搬送郚、写真凊理郚
及び也燥郚から構成される。 画像露光郚は光源、第反射ミラヌ、第
反射ミラヌ、第反射ミラヌ、レンズ、
第反射ミラヌ及び第反射ミラヌからな
぀おいる。光源にはスリツトが蚭けられ、特に
その軞方向での配光ムラのないものが奜たしく䜿
甚される。本実斜䟋ではスリツト幅が10mmの棒状
ハロゲンランプ200Wが䜿甚され、光の射出
面には配光ムラを無くすためのスリガラスが蚭け
られおいる。 透明な原皿台ガラス䞊に茉眮された原画図
瀺せずは光源によ぀おスリツト露光され、光
源の走査移動ずずもに原画面からの反射光即ち
光像は第反射ミラヌ、第反射ミラヌ、第
反射ミラヌ、レンズ、第反射ミラヌ及
び第反射ミラヌを介しお、露光口より
光源の走査移動に同期しお移動しおいるハロゲ
ン化銀写真感光材料䞊に順次露光される。こ
のようにしおハロゲン化銀写真感光材料䞊に
原画に察応する光像が露光される。尚、第反射
ミラヌ、第反射ミラヌ及び第反射ミラヌ
は光源の走査移動に䌎぀お移動する。たたレ
ンズ、第反射ミラヌ及び第反射ミラヌ
は露光時には静止しおいるが、倉倍を行う際に
は光孊的距離を倉えるために露光に先立぀お倉倍
率に察応した所定䜍眮に移動する。 䞀方、本実斜䟋に係る詊料であるハロゲン化銀
写真感光材料はロヌル状に圢成され、暗箱
′内に収玍されおいる。暗箱′から匕出され
たハロゲン化銀写真感光材料は䞀連の圧接回
転するロヌラ察′乃至′によ
぀お搬送郚内を搬送される。ずころで、今た
でロヌル状であ぀たハロゲン化銀写真感光材料
は搬送経路䞭に蚭けられた切断郚材によ぀
お所望の倧きさに切断される。埓぀お切断された
埌はハロゲン化銀写真感光材料はシヌト状で
搬送されるこずになる。切断郚材ずしおは、
䟋えばカツタヌ刃がハロゲン化銀写真感光材料
面䞊を幅方向に移動し぀぀切断するもの、ある
いはハロゲン化銀写真感光材料面に察しおカ
ツタヌ刃が氎平に降䞋しお䞀床に切断するもの
等、皮々のものが挙げられるが、ハロゲン化銀写
真感光材料を切断出来る郚材であれば特に限
定はない。もちろんハロゲン化銀写真感光材料
ずしおロヌル状のものではなくシヌト状のもの
を䜿甚しおもかたわない。シヌト状のものを䜿甚
した堎合には䞊蚘切断郚材を特に蚭けなくお
もよい。このようにしおシヌト状に切断されたハ
ロゲン化銀写真感光材料は、前述したように
露光口にお、光源の走査移動に同期しお移
動しながら原画の光像の露光を受ける。尚、本実
斜䟋ではハロゲン化銀写真感光材料を露光前
に切断しおいるが、露光埌に切断するようにしお
もよい。 露光の完了したハロゲン化銀写真感光材料
は次の写真凊理郚に送られる。 写真凊理郚では露光枈みのハロゲン化銀写
真感光材料に写真凊理を斜しお原画に察応す
る顕像を圢成する。本実斜䟋では写真凊理郚
は぀の凊理槜、すなわち珟像凊理槜、挂癜
及び定着凊理槜及び安定化槜から
構成されおいる。安定化槜は槜向流
方匏である。たた光源は䟋えばハロゲン化銀
写真感光材料ずしお内郚朜像型ハロゲン化銀
写真感光材料を䜿甚した堎合に珟像凊理時のカブ
リ露光を䞎えるためのものである。 露光枈みのハロゲン化銀写真感光材料は写
真凊理郚においお、各凊理槜内で所定時間凊
理された埌、也燥郚ぞ送られお也燥され、装
眮倖ぞ排出される。 尚、図䞭は廃液貯蔵郚、は補充液貯蔵
郚である。 本実斜䟋ではミラヌは枚構成ずな぀おいる
が、䟋えば枚や枚構成ずしお画像露光郚を
曎にコンパクト化するこずも出来る。 䞊蚘装眮を甚い、詊料をマガゞン′に装填
し、搬送、露光、珟像凊理を行぀た。 本実斜䟋における具䜓的な写真凊理条件は䞋蚘
の通りである。 凊理工皋凊理枩床ず凊理時間  浞挬発色珟像液 38℃ 秒  カブリ露光 ルツクスで 10秒  発色珟像 38℃ 分  挂癜定着 35℃ 60秒  安定化凊理 25〜30℃ 分30秒  也 燥 75〜80℃ 分 凊理液組成 発色珟像液 ベンゞルアルコヌル 10ml ゚チレングリコヌル 15ml 亜硫酞カリりム 2.0g 臭化カリりム 1.5g 塩化ナトリりム 0.2g 炭酞カリりム 30.0g ヒドロキシルアミン硫酞塩 3.0g ポリリン酞TPPS 2.5g −メチル−−アミノ−−゚チル−−
β−メタンスルホンアミド゚チル−アニリン
ç¡«é…žå¡© 5.5g 蛍光増癜剀4′−ゞアミノスチルベンズス
ルホン酞誘導䜓 1.0g 氎酞化カリりム 2.0g 氎を加えお党量をずし、PH10.20に調敎す
る。 挂癜定着液 ゚チレンゞアミンテトラ酢酞第鉄アンモニり
ム氎塩 60g ゚チレンゞアミンテトラ酢酞 3g チオ硫酞アンモニりム70溶液 100ml 亜硫酞アンモニりム40溶液 27.5ml 炭酞カリりムたたは氷酢酞でPH7.1に調敎し氎
を加えお党量をずする。 安定化液 −クロロ−−メチル−−む゜チアゟリン
−−オン 1.0g ゚チレングリコヌル 10g −ヒドロキシ゚チリデン−1′−ゞホスホ
ン酞 2.5g 塩化ビスマス 0.2g 塩化マグネシりム 0.1g 氎酞化アンモニりム28氎溶液 2.0g ニトリロトリ酢酞ナトリりム 1.0g 氎を加えお党量をずし、氎酞化アンモニり
ムたたは酢酞でPH7.0に調敎する。 尚、安定化凊理は前述のように槜構成の向液
方匏にした。
〔考案の効果〕
䞊述の劂く、本考案のハロゲン化銀写真感光材
料は、フアむリングした堎合でも厚さや䜓積が倧
きくならず、フアむリングが容易で、か぀衚面に
レタツチングをしたり、修正の远加曞き蟌みをす
るのが容易で、通垞の鉛筆やボヌルペンなどによ
り曞き蟌むこずができ、たた貌り蟌みをしお耇写
しおも圱の生じるおそれが小さいずいう効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第図は本考案の感光材料を䜿甚できる画像圢
成装眮の䞀䟋を瀺す抂略断面図である。   画像圢成装眮本䜓、  画像露光郚、
  絊玙郚、  感光材料詊料、
  搬送郚、  切断郚材、  写真
凊理郚、  也燥郚。

Claims (1)

    【実甚新案登録請求の範囲】
  1. 支持䜓䞊に内郚朜像型ハロゲン化銀粒子を含有
    する少なくずも䞀局の乳剀局ず、保護局ずを有
    し、原画を盎接露光しお凊理を行うこずにより原
    画の耇写画像を埗るための内郚朜像型盎接ポゞハ
    ロゲン化銀写真感光材料においお、前蚘支持䜓は
    厚みが80〜150ÎŒmであり、前蚘保護局は粒埄が
    〜10ÎŒmの埮粒子粉末を含有し、該埮粒子粉末の
    含有量は芪氎性バむンダヌに察しお0.5〜5wtで
    あるこずを特城ずする内郚朜像型盎接ポゞハロゲ
    ン化銀写真感光材料。
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