JPH05313255A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

Info

Publication number
JPH05313255A
JPH05313255A JP4151222A JP15122292A JPH05313255A JP H05313255 A JPH05313255 A JP H05313255A JP 4151222 A JP4151222 A JP 4151222A JP 15122292 A JP15122292 A JP 15122292A JP H05313255 A JPH05313255 A JP H05313255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
block
piece
paper
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4151222A
Other languages
English (en)
Inventor
Benzion Landa
ベンズィオン、ランダ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Spectrum Sciences BV
Original Assignee
Spectrum Sciences BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Spectrum Sciences BV filed Critical Spectrum Sciences BV
Publication of JPH05313255A publication Critical patent/JPH05313255A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/60Apparatus which relate to the handling of originals
    • G03G15/605Holders for originals or exposure platens
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/10Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
    • G03G15/101Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer for wetting the recording material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/0088Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge removing liquid developer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 比較的重い走査副装置を、高速度で往復運動
させるときに、移動方向の逆転により生ずる衝撃、振
動、動揺を吸収し、複写のゆがみを防ぐ。 【構成】 走査副装置を往復運動ができるように取付け
る。駆動装置、主電動材118、前進クラッチ歯車12
1、前進走査遊び歯車122、逆転及び前進走査駆動歯
車123,124、逆転クラッチ125、走査駆動軸1
26、スプロケット132,134,140,142、
チェーン136,138等により、往復運動するように
駆動して反作用力が生ずるようにする。平衡装置、すべ
り棒150,152、釣合重り154,156等により
方向が反対の力を生じさせ、反作用をつり合せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な電子写真法及び電
子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来種種の形式の電子写真複写機が知ら
れている。若干のこれ等の複写機は、その販売価格に制
限を受ける複写機市場部分向けのものである。この市場
部分向けの複写機の1形式では、原稿を固定の光学装置
を過ぎて運ぶ往復動圧盤を使う。これ等の複写機の大部
分は1種類の寸法だけの複写紙の供給源を使うようにし
てある。比較的長い原版の複写を行おうとする場合には
供給複写材料の代りに一層長い寸法の原稿に寸法が対応
する複写材料を使わなければならない。往復動圧版を使
う形式の複写機はたとえば比較的厚い書類の各頁を複写
するには適していない。これ等の複写機は半自動式又は
自動式のどちらの書類送給装置にも適応しない。
【0003】前記したような複写機は又一般に、多くの
例で1度に単一の複写だけしか行われない便宜形複写機
として使われている。このような便宜形複写機が有用な
場所ではこの複写機の使用ごとに行われる複写の平均枚
数は約1.3枚であることが分っている。短く早い複写
時間は便宜形複写機として使われる複写機には極めて重
要な考慮点であるのは明らかである。
【0004】前記したような複写機だけではなく又全部
の複写機に対する別の要件は、複写機部品を取りはずさ
ないで紙片径路の全部の点の操作ができ使用者が紙片の
詰まりを除き補修者の呼出し回数を減らせることであ
る。複写機の部分装置の各部品は補修が容易になるよう
に容易に取りはずして交換できなければならない。さら
に複写機のはぎ取り部片はドラムの表面に絶えず連関は
していないことが望ましい。
【0005】本出願人の知っている従来の複写機ではす
べて、複写紙はこれを複写機から送出しざらに向い押し
又は推進することによって複写機の放出ざら又は類似物
に送出す。このような操作によりシートから成る放出積
層体の前縁が精密にはそろわなくなる。たとえば放出複
写紙の積層体をとじる操作をさらに行おうとするとこの
放出積層体を構成するシートの前縁を精密にそろえるの
に若干の補助装置を設けなければならない。
【0006】本発明は、電子写真術の分野、ことに光導
電性表面が複写操作中に回転運動及び普進運動を共に生
ずる電子写真術の分野に関する。
【0007】早い複写速度に役立つ要因の1つは複写材
料を供給源から仕上がり複写の前縁が終る点に移送する
速度である。クシマ(Kushima)等を発明者とす
る米国特許第4,116,557号明細書には、複写機
の一端部から他端部に向い前進行程及び後進行程により
並進運動するように取付けた往復台により像を形成しよ
うとするドラムを回転自在に支える装置について述べて
ある。複写機キャビネットの底部と往復台とに設けた相
互連関部片により、往復台前進行程の並進運動の際にド
ラムを回転駆動しドラムに潜像を生成できるようにす
る。この潜像は、ドラム表面の運動と同期して転写場所
を経て前進しこれと同時に往復台の運動により複写機を
横切って運ばれる複写材料に転写される。
【0008】往復台がその移動限度に達した後、潜像を
支えるシートは、この潜像を複写が使用者に送出される
前に現像する固定の液体現像装置を経て移動させる。こ
の構造によりドラムの並進運動を行わない複写機で供給
源から液体現像装置への複写紙の移動速度は増すが、複
写を行う全時間は、往復台の前進行程に次で液体現像装
置を経て複写紙を運ぶ必要があるのであまり短くはなら
ない。
【0009】これ等の特許明細書にはさらに、像を現像
する乾式現像装置を設けてある。しかしこのようにして
もドラムの回転が往復台の前進並進運動から誘導される
ので、往復台は走査に必要な距離を越えて現像、転写及
び送出しの操作を終え十分な距離にわたって駆動しなけ
ればならない。
【0010】アカマツ(Akamatsu)を発明者と
する米国特許第4,077,711号明細書には、複写
しようとする原版又は書類を光ファイバーレンズを備え
た固定の光学装置に対して動かし液体現像剤を使う前記
したような複写機について記載してある。この特許明細
書では複写を行うのに2つの全操作サイクルを実施する
必要のあることが分っている。第1のサイクル中に給
電、露出、現像及び転写の操作が行われる。第2のサイ
クル中にドラム清掃作業が行われる。複写を行おうとす
るごとに2つのこのようなサイクルを必要とする表面上
の理由は、他のどのような構造でも、清掃液体が転写操
作の妨げになる転写場所に清掃液体が流れないようにす
る複雑な構造を伴い又は必要とするようになるからであ
る。
【0011】本発明の目的は、複写時間が極めて早くな
る新規な電子写真法及び電子写真装置を提供しようとす
るにある。
【0012】本発明の他の目的は、製造費が安くこれと
同時に向上させるのに適合しやすい新規な電子写真装置
を提供しようとするにある。
【0013】なお本発明の他の目的は、構造及び操作の
簡単な新規な電子写真装置を提供しようとするにある。
【0014】さらに本発明の目的は、転写場所を現像場
所及び清掃場所の下方に位置させると共に全部の操作が
単一の連続した操作サイクルで実施できる新規な液体現
像式電子写真装置を提供しようとするにある。
【0015】なお本発明の目的は、複写紙径路に沿う全
部の点を装置部品は取りはずさないで容易に操作できる
新規な電子写真装置を提供しようとするにある。
【0016】なお本発明の他の目的は、主要部品はすべ
て補修のために容易に取りはずし交換のできる新規な電
子写真装置を提供しようとするにある。
【0017】なお本発明の目的は、放出ざらの止め片に
前縁を連関させた複写紙の動きをこの複写紙が放出ざら
に堆積し終るまで積極的に制御するようにした新規な電
子写真複写機を提供しようとするにある。
【0018】なお本発明の他の目的は、放出ざらに積層
した次次の複写紙の前縁をこれ等の複写紙の寸法が入り
まざっている場合にも精密に整合させることのできる新
規な電子写真複写法及び電子写真複写装置を提供しよう
とするにある。
【0019】さらに本発明の目的は、往復動処理単位の
前進行程中に始める複写処理がこの処理単位のもどり行
程中の1点までは終らないようにした新規な電子写真法
及び電子写真装置を提供しようとするにある。
【0020】なお本発明の他の目的は光ファイバーレン
ズを協働させ別個の清掃サイクルを必要としない新規な
液体現像式電子写真装置を提供しようとするにある。
【0021】なお本発明の他の目的は、あまり振動、衝
撃、動揺を伴わないで逆転できることにより、逆転の際
の複写のゆがみを防ぐことのできる往復動処理単位を協
働させた新規な複写装置を提供しようとするにある。
【0022】本発明の他の目的は、装置ふたを全開位置
に動かしたときに圧盤カバーが圧盤から落下するのを自
動的に防ぐ防止部片を持つ新規な電子写真装置を提供し
ようとするにある。
【0023】図示の電子写真装置によれば、光導電体ド
ラム、露出装置、現像液施し装置、過剰液体除去部片及
び清掃部片を支える処理単位を原稿書類を支える圧盤の
下方で前進行程及びもどり行程の往復運動をするように
取付け、この単位を逆進運動させこの並進運動に同期し
てドラムを回転する駆動装置を設けてある。1対の位置
決めローラ、転写コロナ、複写紙はぎ取り部片及び1対
の送出しローラを支える複写紙取扱い単位は、その位置
決めローラが複写材料の供給源からシートを受ける位置
決め位置と装置送出し端部に隣接する位置との間で往復
運動するように取付けてある。操作時には処理単位は、
原稿の像の初めの部分を生成し現像する際にもとの位置
から位置決め位置に向って移動する。この処理単位は、
位置決め場所を経て移動する際に紙片取扱い単位をすく
い上げこれ等の2つの単位が装置送出し端部に向い一緒
に動く際に取扱い単位のローラを自動的に駆動する。複
写紙の前縁が送出しざらの端部に連関すると、これ等の
単位の運動が逆転しこの逆転運動中に紙片取扱い単位が
位置決め位置にもどる前に複写機送出し作業が終わる。
【0024】
【実施例】以下本発明による複写装置の実施例を添付図
面について詳細に説明する。
【0025】図1、図2、図5、図6、図7、図8、図
9及び図11に示す電子写真装置(以下単に装置と呼
ぶ)10は、複数個の脚14により支えた底部12を備
えている。底部12から上向きに延びる前壁18は、そ
の上方左端部を第1の横部片20により又上方右端部を
第2の横部片22によりそれぞれ連結してある。たとえ
ばねじ片24のような任意適当な部片を使い各横部片2
0,22を前壁18及び後壁16に締付けてある。
【0026】装置10は、ねじ片又は類似物のような任
意適当な部片により前壁18及び後壁16に締付けた右
端カバー26を備えている。カバー26には供給紙片を
入れたカセット30を後述のようにして装置10内に挿
入することのできる穴28を形成してある。カセット3
0は紙片支持板32を備えている支持板32は、通常カ
セット30の底部に乗り後述のように作用を受けカセッ
ト30内の最上部の紙シートを後述の紙片送給ローラに
連関させる。
【0027】装置10の後部カバー34は、後壁16の
ブラケットに取付けた1対のヒンジピン36,38に枢
動自在に支えられ閉じた位置及び開いた位置の間で動く
ようにしてある。たとえば磁石(図示してない)のよう
に当業界にはよく知られている任意適当な部片を使い後
部カバー34をその閉じた位置に保持する。同様にたと
えばチェーン(図示してない)のような任意適当な部片
を使い後部カバー34の開き運動を制限するようにして
ある。装置10は、前壁18に取付けた各ヒンジピン4
2,44に枢動自在に支えた前部カバー40を備えてい
る。後部カバー34の場合と同様にたとえば磁石(図示
してない)のような任意適当な部片を使い前部カバー4
0をその閉じた位置に保持すると共に、たとえばチェー
ン(図示してない)のような任意の部片を使いカバー4
0の開いた位置への動きを制限するようにしてある。
【0028】図示するように、前部カバー40は、装置
10に協働する電子装置パッケージのハウジングとして
作用する。カバー40の上面は、装置10の作用を制御
するように適当な押しボタン及び類似物を設けた制御盤
46を取付けてある。たとえば第1群のボタン48を操
作して装置10を所定枚数の複写を行うようにセットす
る。キー盤46にスイッチ50を設け使用者が装置10
に協働する若干のカセットを後述のようにして選定する
ことができる。押しボタン52を駆動し装置10の操作
を始める。さらに盤46には種種の条件たとえば後述す
る供給紙片の終了、現像液の状態等を指示する表示器を
設けてある。
【0029】装置10は、複写しようとする原稿を複写
操作中に表を下にして置くガラス圧盤56を支えるふた
54を備えている。圧盤カバー58は、書類を表に下に
して置けるように圧盤56から遠ざかる位置とカバー5
8が書類を覆う位置との間で動くように1対の重力鎖錠
ヒンジ60,62により支えてある。ふた支持腕部片6
4,66は後部隔壁の各端部に取付けたピボットピン6
8を受入れふた54とこれに取付けた圧盤56を支えふ
た54が平らになる閉じた位置から装置10の全部の作
動部品をなお詳しく後述するように容易に操作できる開
いた位置に動くようにしてある。
【0030】各横部片20,22は、各腕部片64,6
6に協働するベルクランク70を支えるピボットピン7
2を取付けてある。各ベルクランク70の一方の腕部分
の端部にローラ74を取付けてある。ローラ74はその
協働するブラケット64又はブラケット66のみぞ穴7
6にはまるようにしてある。各ばね部片78はベルクラ
ンクの他方の腕部分のピン80と各横部片20,22の
ピン82との間に延びふた54を部分的に開いた位置に
付勢するようにしてある。装置10の前部の弾性留め金
84は通常腕部片66に連関しふた54をばね部片78
の作用に逆って閉じた状態に保持する。
【0031】とくにねじ部片81及びスペーサ83は弾
性指状留め金84を、ふた54の閉じているときに留め
金84が腕部片66のみぞ穴76に連関する位置で横部
片22に取付け、ふた54をばね部片78の作用に逆っ
て下方に釈放自在に保持する。カバー26の面内に取付
けた押しボタン86は駆動して棒部片85により留め金
84を釈放しばね部片78によりふた54をその部分的
に開いた位置に動かせるようにしてある。この状態にな
ると、使用者はみぞ穴76の長さにより又は制限チェー
ン(図示してない)により定まる全開位置にふた54を
手動で容易に動かすことができる。ふた54がこの位置
になると、重力応答ヒンジ60,62によりカバー58
が圧盤56から後方に落下しないようにする。
【0032】各重力鎖錠ヒンジ62はふた54に取付け
たブラケット88を備えている。各ブラケット88のピ
ボットピン90はカバー58に固定のブラケット95に
はまり通常使用者が圧盤カバー58を圧盤56から遠ざ
かる向きに上向きに上昇させることができるようにして
ある。各ヒンジ60,62は又ピボット90の前方の場
所でブラケット88に枢動自在に支えた軸92を備えて
いる。ブラケット88の外方に延びる軸92の一端部に
は片寄り部94を形成してある。ブラケット88の外方
に延びる軸92の他端部にはおもり96を取付けてあ
る。各止め板93はブラケット95の段の下側に固定し
各片寄り部94に隣接してポケットを形成してある。
【0033】ふた54が一般に水平の通常の閉じた位置
にあるときに、圧盤カバー58をピボットピン90のま
わりに上向きに揺動すると片寄り部94は止め板93に
より形成したポケットから離れる。ふた54をカバー5
8と共に揺動して開くと、おおもり96及び片寄り部9
4は重力の影響のもとに同じ位置に留まるのは明らかで
ある。最終的に片寄り部94は止め板93により形成し
たポケット内に動きカバー58がピン90のまわりに枢
動しないようにする。すなわちふた54をその全開位置
に動かすと重力鎖錠ヒンジ60,62により圧盤カバー
58がふた54から揺動して離れることがないようにす
る。
【0034】装置10は、その架わくに取付けたブラケ
ット102に支えた前後部の1対の主すべり棒98,1
00を備えている。なお詳しく後述するように主すべり
棒98,100は装置10の左右に並進運動するように
各単位104,106を支える。単位104は複写機光
学装置、光導電体ドラム、複写機コロナ装置、現像剤施
し器、逆転ローラ又は調整ローラ及び清掃装置から成る
処理単位である。紙片取扱い単位106は、位置決め、
はぎ取り、転写及び放出の各機能を行う部品を支える。
【0035】図6、図11及び図23に示すように装置
10の駆動装置は主駆動電動機118を備えている。前
進走査駆動方向が処理単位104の初期位置から複写機
放出端に向う運動方向であり、逆転走査方向が複写機放
出端から処理単位104のもとの位置に向いもどる方向
であるのはもちろんである。主駆動電動機118の軸の
一端部は減速歯車箱119への入力を生ずる。歯車箱1
19の出力は、前進クラッチ歯車121をゆるく支え一
緒に回転するように逆転走査駆動歯車123を支える主
駆動軸120で生ずる。歯車121は、右側走査駆動軸
126にこれと一緒に回転するように取付けた前進走査
駆動歯車124を駆動する前進走査遊び歯車122に連
関する。歯車123は、走査駆動軸126にゆるく取付
けられた逆転クラッチ歯車125を駆動する。
【0036】前進走査クラッチ127は後述のように付
勢すると、歯車121は軸120に係合し歯車124は
遊び歯車122を介して駆動され軸126を前進走査方
向に対応する方向に回転する。逆転走査クラッチ129
を付勢すると歯車125は軸126に係合し歯車123
が歯車125を駆動し軸126を逆転走査方向に対応す
る方向に回転する。装置10の前壁18及び後壁16に
回転自在に支えた右側走査軸126は、それぞれ前後部
のピッチチェーン136,138を駆動するスプロケッ
ト132,134を取付けてある。各チェーン136,
138は装置10の右方から左方に延び、左側スプロケ
ット140,142に連関する。各スプロケット14
0,142は、軸126を支えるのと同様に装置10の
前壁18及び後壁16に支えた左側走査軸144に取付
けてある。詳しく後述するように処理単位104はチェ
ーン136,138に連結され前進行程及びもどり行程
を持つ往復運動をするように駆動する。
【0037】図6及び図9に示すように装置10の頂部
に隣接して互に間隔を隔てた関係に前後部のつりあいお
もり付きすべり棒150,152を取付けてある。各す
べり棒150,152はそれぞれつりあいおもり15
4,156を支えている。各つりあいおもり154,1
56は、各ピッチチェーン136,138の一方の上部
走査部分に連関するようにしたピン160を持つ連結部
片158を取付けてある。後述する所から明らかなよう
に各つりあいおもり154,156の質量は各ピッチチ
ェーン136,136の下側走査部分により駆動しなけ
ればならない重量の質量につりあうように計算する。さ
らに後述する所から明らかなように前進方向の走査を行
うときは各つりあいおもりは逆方向に移動しもどり方向
の走査のときはこの反対になる。これ等のつりあいおも
りを設けることにより各部品を極めてわずかな衝撃で加
速し又その運動方向を逆転し通常起る複写のゆがみを防
ぐ。
【0038】つりあいおもり154には緩衝装置162
を協働させてある。緩衝装置162の1つは、協働する
棒部片150又は棒部片152に沿ってすべりハウジン
グ166の外方に延びる棒部分を持つピストン164を
備えている。ばね部片168により通常ピストン164
をその棒部分がハウジング166の外方に延びる位置に
付勢する。つりあいおもりが動いて棒部分に連関すると
ピストン頭部はばね部片168の作用に逆って内方向に
動く。これと同時にピストン頭部はハウジング166か
ら緩衝弁170を経て空気を駆逐し緩衝作用を高める。
【0039】図16、図17及び図18に示すように先
ず処理単位104を考えると、処理単位104は、その
前壁フランジ110と後壁116のフランジ112とに
取付けた複数個のブッシング108により主すべり棒9
8,100に支えてある。単位104には、前後部のブ
ラケット113,115を設けてある。各ブラケット1
13,115は、各ピッチチェーン136,138に連
関して各チェーン136,138及び処理単位104間
の駆動連結部を形成するようにした複数対のピン148
を持つ連結部片146を取付けてある。ブラケット11
3にはスイッチ駆動部片149を取付けてある。
【0040】装置10の光導電体ドラム172は各軸受
176,178に支えた軸174を備えている。各軸受
176,178は、単位104の端部壁116,114
の各みぞ穴180a,186内に納めるようにしたハウ
ジング180,182により取付けてある。
【0041】現像場所の管部片188は各端部壁11
4,116間で処理単位104を横切って延びている。
現像液は管部片188に後述のようにして供給する。管
部片188には、分配板192に現像液を差向ける複数
個の穴190を形成し、分配板192からドラム172
の表面に下向きに流れる現像液のほぼ連続したシートを
形成するようにしてある。この組合わせにはカバー19
4を設けるのがよい。各端部数114,116の腕部片
196は現像剤ローラ198を回転自在に支える。
【0042】ばね部片197は腕部片196を付勢しロ
ーラ198の各端部のスペーサ環199をドラム172
に対し位置決めしローラ表面をドラム表面から所定の距
離だけ間隔を隔てる。ローラ198の表面とドラム17
2との間の間隔はたとえば0.5mmである。現像剤ロ
ーラぬぐい部片200は、端部壁114,116に取付
けた軸202に支えらればね部片204により付勢され
現像剤施しローラ198の表面に連関する。
【0043】各端部壁114,116に取付けた1対の
逆転ローラ腕部片206,206は調整ローラすなわち
逆転ローラ208を支える。ローラ208は、ドラム1
72の表面からわずかに間隔を隔てローラ表面がドラム
の運動方向とは反対の方向に動くように駆動されドラム
表面の現像液被膜の厚さを所定の厚さにする。ばね部片
207は腕部片206に作用しローラ208をその各端
部の玉軸受209又は類似物で適正に位置決めしドラム
表面に連関させる。
【0044】軸受209の外レースはローラ208より
わずかに大きい外径を持ちローラ表面をよく知られてい
るようにしてドラム表面から所定の距離に位置決めす
る。逆転ローラ208にはぬぐい部片211を設けてあ
る。この組合わせにはドラム172の各縁部の現像液を
放出管214に通ずる収集板212に下向きに差向ける
ようにドラム縁部ぬぐい部片210を設けてある。
【0045】なお詳しく後述するようにドラム172の
像面が動いて逆転ローラ208から離れた後、像をドラ
ム面から白紙のような複写材料シートに転写する。像面
は清掃場所までその回転運動を続ける。この清掃場所に
は各端部壁114,116間に清掃ローラ216を回転
自在に取付けてある。部片218は清掃場所で各端部壁
114,116間に延びている。
【0046】部片218は、比較的柔らかい開いた又は
閉じた気孔を持つ海綿状材料により形成した清掃ローラ
216を変形させるすみ部220を形成するようにして
ある。清掃ローラ216を後述のようにして図16の時
計回りに駆動すると、清掃ローラ216がすみ部220
により締付けられこの締付けたローラ216から捕集ざ
ら222内に液体を滴下させる。
【0047】さらに22には管部片又は類似物を設けた
出口224を形成されさら222から捕集板212に液
体を差向け溜め214から後述の現像液溜め又はタンク
にもどすようにしてある。ローラ216を変形させるす
み部220はローラ216を締付けローラ216から過
剰な液体を除去しこの液体を捕集ざら222に差向け
る。
【0048】ドラム172と単位104の各部品とは電
動機118により駆動する。図11、図17及び図18
に明らかなように電動機ローラ226はたわみ軸228
の一端部に連結してある。軸228の他端部は、歯車2
32にかみあいこれを駆動する歯車230を取付けてあ
る。歯車232は歯車236を駆動する歯車234と一
体である。歯車236は現像液ローラ歯車240を駆動
する歯車238と一体である。歯車240はドラム歯車
242を駆動しドラム172の回転運動をその並進運動
と同期させる。さらにドラム172は、単位104の並
進運動の逆転後にも同じ方向に駆動され続ける。
【0049】歯車242は又1対の一体の同軸歯車24
4,246の入力歯車244を駆動する。歯車246は
逆転ローラ208の軸に取付けた歯車248を駆動し逆
転ローラ208の正しい駆動方向を生ずる。
【0050】歯車242は又1対の1体歯車250,2
52の入力歯車250を駆動する。なお詳しく後述する
ように歯車252は装置10の作動サイクルの適正な点
で位置決めローラ装置を駆動する。
【0051】歯車242は又、清掃ローラ軸に取付けた
歯車256を駆動する歯車254を駆動し清掃ローラ2
16を駆動するようにしてある。
【0052】処理単位104の前部及び後部の1対の押
圧レバー258,260は、各みぞ穴184,186の
上端部に乗る各ブレード押圧偏心円板262,264を
それぞれ取付けてある。各レバー258,260の対応
端部は清掃ブレード266を取付けたブラケット265
の各端部に取付けてある。各レバー258,260は偏
心円板262,264により位置決めされ清掃ブレード
装置を付勢しドラム172の表面に所定の圧力で連関す
るようにしてある。
【0053】図16、図17、図18、図19、及び図
20に示すように装置10の光学装置268は、1対の
下方に延びる腕部片272,274を持つ大体U字形の
レンズ保持ブラケット270は、露出作用中に圧盤56
を経て上向きに光を差向ける露出ランプ284を協働さ
せた反射部片280,282を支える。又ブラケット2
70に自動集束光ファイバー棒形レンズ286を取付け
レンズ286に光遮へい288を設けてある。ブラケッ
ト270は給電コロナ290及び消滅ランプ292を取
付けてある。
【0054】各腕部片272,274は下側案内276
及び上側案内278を取付けてある。光学装置268
は、清掃ブレード266を支える腕部片を位置決めする
前に処理単位104に施す。光学装置268を位置決め
すると、各腕部片272,274は処理単位104の後
壁116及び前壁部114の内側に下向きに動く。この
場合案内276,278は処理単位104の端部壁11
4,116のみぞ穴184,186に沿い下向きに動
く。最終的に腕部片272,274のくぼみ付き下端部
は端部壁116,114と軸受ハウジング180,18
2の保持フランジ180a,182aとの間の空間内に
入る。又光単装置268をこのようにして位置させると
きは、案内278の外側にも又保持フランジ278aを
設ける。
【0055】前記した処理単位104はその各部品の構
造の便宜性が強調できる。全部品が定位置にあるものと
すると、この処理単位を分解するには先ず腕部片25
8,260を持つ清掃ブレード単位を架枠から持上げ
る。次に光学装置268は、架枠270を壁方向上向き
に引くことにより手動ではずし各案内276,278を
みぞ穴184,186から外にすべらせる。
【0056】これが終るとドラム172自体は軸受ハウ
ジング180,182を上向きにみぞ穴184,186
からすべり出させることによりはずすことができる。駆
動歯車構造は工具を使わないでこのように分解できるの
は明らかである。このようにして損傷部品の修理又は交
換を必要とするようなどの単位も装置10ではあまり長
い時間にわたって使用不能にしないではずし別の単位と
交換することができる。さらに種種の単位を手動でふた
たび組立て作動状態にもどすことができる。
【0057】図21及び図22に示すように紙片取扱い
単位106は後述のように同様に主すべり棒98,10
0に滑動自在に支えてある。とくに紙片取扱い単位10
6はそれぞれ比較的長い脚部298,300を持つU字
形の前壁及び後壁すなわちブラケット294,296を
備えている。脚部片298,300の端部には、ブラケ
ット294,296をすべり棒98,100に滑動自在
に支えるブッシング302をはめてある。各ブラケット
294,296の短い方の軸支持脚部304,306
は、各ブラケット294,296の2つの脚部を連結す
る底部に隣接するスペーサ308,310により長い方
の脚部298,300から隔離してある。さらに植込み
ボルト312により脚部306をその端部に隣接する位
置で脚部300から隔離する。
【0058】後述する所から明らかなように紙片取扱い
単位106のもとの位置ではその各作用部品は装置10
の中央に隣接している。装置10の操作時に処理単位1
04がそのもとの位置から装置10の放出位置に向って
動くと、処理単位104は、紙片取扱い単位106をす
くい上げ装置10の放出端に向って運ぶ。処理単位10
4の1対の緩衝部片293,293は図13に示すよう
に単位104が単位106を取上げる際にブラケット2
94,296の脚連結部分に連関する。
【0059】各脚部298,300の端部に連結した各
ケーブル314,316は張力を加えられ単位106を
そのもとへ位置に向って付勢する。とくに図7及び図1
2に示すようにたとえばケーブル316は脚部298の
端部から遊びプーリ318のまわりを経てばね付勢した
ドラム320に延びている。ドラム320はケーブル3
16を引張り通常単位106をそのもとの位置に向って
動かすようにする。各脚部298,300の右端部には
図7に1個を示した止め片322を設け引張りケーブル
314,316の影響のもとで単位106のもとの位置
への動きを制限するようにしてある。
【0060】又図21及び図22に示すように紙片取扱
い単位106は、それぞれブラケット294,298の
短い方の脚部304,306に回転自在に支えた各軸3
30,332を持つ上部位置決めローラ326及び下部
位置決めローラ328を備えている。なお詳しく後述す
るように、処理単位104が前進走査運動中に紙片取扱
い単位106をすくい上げると、処理単位104は軸3
30にこれと一緒に回転するように取付けた歯車334
に駆動入力を加える。軸330に取付けた上部位置決め
ローラ駆動歯車336は、軸332にこれと一緒に回転
するように取付けた下部位置決めローラ駆動歯車338
に連関する。装置10には、各脚部304,306の外
側に枢動自在に支えられ下部位置決めローラ328を付
勢して上部位置決めローラ326に連関させるような方
向にばね部片342の作用を受ける1対の各位置決めロ
ーラ腕部片304を設けてある。
【0061】入力歯車334は又、プーリ346を一緒
に回転するように取付けた軸により各脚部298,30
4に回転自在に支えた遊び歯車344を駆動する。プー
リ346は、軸352に取付けたベルト引張りプーリ3
50のまわりと下部放出ローラ軸356に一緒に回転す
るように取付けたプーリ354のまわりとに延びる駆動
ベルト348を掛けてある。軸356は、固定の上部放
出ローラ支持軸362により回転可能に支えた互に間隔
を隔てた複数個の上部放出ローラ360と協働する下部
放出ローラ358を取付けてある。支持軸362は、脚
部304,306にゆるく支えらればね部片363によ
り作動位置に付勢してある。
【0062】上部放出ローラ360を回転可能に支える
ほかに、軸362は又これに沿い互に間隔を隔てた複数
個の紙片案内364を取付けてある。軸362には又ピ
ボットピン368を取付けたはぎ取り指状保持部片36
6を取付けてある。ピボットピン368は、単位104
が単位106に対し協働関係にあるときにドラム172
の表面に連関するはぎ取り指状片370を支え複写材料
シートの前縁をドラム172からの引離すようにしてあ
る。ばね部片372は指状片370を止めピン374に
対する位置に付勢する、この位置では指状片370はド
ラム172の表面に適正に連関するようにしてある。前
記した構造のほかに取扱い単位106は転写コロナ装置
376を支える。
【0063】紙片取扱い単位106は、フィーラ382
を持つ紙片詰まりマイクロスイッチ380を支えるブラ
ケット378を備えている。フィーラ382は放出ロー
ラにより送る複写材料シートの存在に応答して駆動され
後縁が紙片取扱い単位106を離れるときを指示するよ
うにしてある。
【0064】図8、図15、図23及び図24に示すよ
うに、装置10の後壁16及び前壁18に回転可能に支
えた軸400は紙片はぎ取りローラブラケット430の
各腕部片432,434にブッシング436,438を
はめてある。腕部片432は紙片予備送りローラ442
を取付けた軸444を支える。ローラ442は装置10
の正常な操作でカセット30内の最上部の紙シートに連
関する。軸400のスリーブ422に取付けた歯車42
4は後述のようにして駆動され腕部片432の軸428
に取付けた歯車426を駆動するようにしてある。歯車
426は軸444に取付けた歯車440を駆動しローラ
442を駆動する。軸444のおもり446はローラ4
42を下方に付勢する。
【0065】腕部片434には、ローラ442がその作
動位置にあるときに光源450及び感光素子452間の
空間に動くようにしたシャッタ部分448を設けてあ
る。
【0066】底部12にはカセットの下方に穴458を
形成し、枢動軸466に取付けた腕部片464に支えた
ピン462に取付けたローラ460を後述のように穴4
58を経て上方に動かしカセット紙片支持板32に連関
しその中のシート積層体5を紙片予備送りローラ442
に最上部シートが連関する位置に動かすことができるよ
うにしてある。軸466の各端部は、各壁16,18の
1対のみぞ穴468,470内に支えてある。1個だけ
図示したばね部片472は通常軸466をみぞ穴46
8,470の対応端部に付勢する。
【0067】電動機476は付勢され歯車480を取付
けた軸478を駆動するようにしてある。歯車480
は、軸484に支えられ軸466に一緒に動くように取
付けた扇形歯車486に連関するようにした遊び歯車4
82にかみあう。
【0068】前記した構造の動作時にはばね部片472
は枢動軸466を、扇形歯車486が装置10内にカセ
ットのないときに歯車482との連関のはずれた位置に
通常付勢する。装置10を作動するとカセット30を装
置10内に挿入する前に電動機476を付勢する。カセ
ット30を装置10内に挿入すると、カセット30は図
6に示すように軸466に取付けたスリーブ473に連
関し軸466の各端部を各みぞ穴468,470の他端
部に動かし扇形歯車474を歯車482に連関させる。
【0069】これ等の条件のもとでは扇形歯車474
は、ローラ460を上向きに動かしカセット紙片支持板
32に連関させるような方向に駆動されカセット30内
の紙片積層体を上向きに動かしその最上部シートを予備
送りローラ442に連関させる。この作用が起るとブラ
ケット432は腕部分448が光源450及び感光素子
452間の空間に入るまで枢動する。この場合電動機4
76は消勢され装置10は紙片を送る状態になる。
【0070】主駆動軸120はこれと一緒に回転するよ
うにプーリ394を取付けてある。プーリ394はベル
ト396を駆動し軸400にゆるく支えたプーリ398
を駆動する。プーリ398と共に回転する歯車404
は、軸408に取付けた歯車406を駆動する。軸40
8には、送給紙片分離ローラ416を支える軸414に
取付けた歯車412を駆動する歯車410を取付けてあ
る。
【0071】軸408に取付けた腕部片413は軸41
4を揺動自在に支え分離ローラ416を、軸400に支
えた紙片送りローラ418に対し近づき又遠ざかる向き
に動かす。この駆動列には歯車406及び分離ローラ4
16の間にトルク制限装置(図示してない)を配置し、
分離ローラ416を後述のように駆動するトルクを制限
する。
【0072】紙送り作業を行おうとするときは、クラッ
チ456を付勢し、プーリ398を軸400に連結し、
張力ブレーキ454を釈放し、張力クラッチ420を連
関させ、はぎ取りローラ418及びスリーブ422を駆
動する。前記した構造から明らかなように紙片送り作業
中に駆動装置は、分離ローラ416及び紙片送りローラ
418を共に第6図の時計回りに回転する。ばね部片4
15の強さと、分離ローラ416を駆動するトルクと
は、各ローラ416,418間に紙シートが1枚だけし
か又は全くないとローラ418の駆動作用がローラ41
6の駆動作用に打勝ちローラ416を逆時計回りに駆動
するようにしてある。2枚の紙シートを各ローラ41
6,418間の挾み部に送ると、ローラ416の逆転駆
動により第2のシートが送られないようにする。本発明
に使い紙片送り装置は本発明者による1979年6月2
7日付米国特許願第52,405号明細書になお詳しく
示してある。
【0073】前記したようにしてカセット30から送る
紙シートは、初めに取りはずし自在の上部の紙片案内4
88と、下部の紙片案内との間で図8に示した実線径路
に追従する。シートの前線が装置10の放出端に向って
動くと、最終的にこの前縁は各位置決めローラ326,
328間の挾み部に達する。この位置で送り作業により
図8に破線で示すように紙片は弓形又はふくらみを形成
する。紙片のふくらみが生ずると、このふくらみは、軸
494に枢動自在に支えられ通常ばね部片496により
図8に示した実線位置に付勢した刀状片492に連関す
る。
【0074】最終的にふくらみは刀状片492を、これ
が光源498から光電検出器500への光の通過を遮断
する位置に動かしクラッチ456を消勢する。前記した
ようにしてこのようにふくらみを形成すると適正な位置
決めが確実にできる。各位置決めローラ326,328
を駆動する前に処理単位104の作用のもとに、紙片取
扱い単位106を幾分動かすことができる。すなわち紙
片の固有の弾性によって、ふくらみにより前縁を取扱い
単位106のわずかな初期運動中に各位置決めローラ3
26,328間の挾み部に留まらせる。
【0075】又、図6に示すように装置10は、たとえ
ば装置架枠のブラケット510,512に取付けた磁石
又は類似物により、カセット30を保持する装置10内
の作動位置にカセット30を案内する後部及び前部のカ
セット案内装置506,508を備えている。前記した
ようにカセット30のこの位置ではカセット30はスリ
ーブ473に連関し軸466を紙片持上げ作用の起る位
置に動かす。
【0076】後部及び前部の紙片案内514,516を
装置10の放出端に隣接して設けシートを仕上がりの複
写を受ける1対のさら形成部片502,504に案内す
る。
【0077】図6、図13、図28及び図29に示すよ
うな装置10の現像液分配装置は、装置10の右から左
に単位104の放出管214の移動長さより幾分長く長
手方向に延びる細長いタンク518を備えている。装置
架枠に取付けた各支持部片520,522によりタンク
518を支えてある。タンク518には任意適当な部片
によりカバー524を取付けてある。カバー524は、
電動機528により駆動され単位104の現像液吹付け
管188に上向きに通ずる管部片530に現像液を送出
するようにしたポンプ526を支える。管部片530に
は、所望により清掃ローラ216に液体を供給する枝管
532を設けてある。長さの短い管部片534は収集ざ
ら222からの放出継手を収集板212に連結し液体を
清掃場所から出口214に差向ける。
【0078】図29に明らかなように、カバー524は
タンク518の前部からタンク後壁の前方に間隔を隔て
た場所まで後方に延びタンク518の後部に細長いみぞ
穴536を形成する。処理単位104の出口214はみ
ぞ穴536と協働し出口214の外方に流れる液体が装
置10を横切る全部の場所でみぞ穴536を経てタンク
518に流入する。所望によりタンク518には、通常
クランプ540により閉じた排出口538を設けてもよ
い。前記したタンク構造の利点の1つが使い棄て単位と
して構成するのに適することであるのは明らかである。
タンクをこのように構成すると装置10の補修は、比較
的ひんぱんにタンクを清掃するむずかしい仕事がなくな
るので極めて容易になる。
【0079】この複写装置の有利な特徴の1つは、基本
的にはライン複写機(line copier)の安価
なすなわち低級のものから容易に向上させることのでき
ることである。前記したようにライン複写機の最も低級
のものは単一種類の複写機の供給だけにしか使うことが
できない。装置10で行おうとする複写の寸法を変えよ
うとすれば供給複写紙を保持するカセットを変えなけれ
ばならない。本装置は2種類又はそれ以上の種類の複写
機の供給に使うのに適している。
【0080】図5、図6及び図27には、当業界にはよ
く知られているキャビネットたとえばキャビネット54
2を示してある。この種のキャビネットは複写機製造業
者により市販され、使用のために適正な高さに卓上複写
機を支えこれと同時に供給紙片及び現像剤等の貯蔵空間
を形成する2重の機能を果す。キャビネット542は装
置10を乗せる頂部544を備えている。中央仕切り5
46によりキャビネット542を左側区画548及び右
側区画550に分割する。
【0081】装置10を向上させる方法の1例では右側
区画550に高容量の格納箱兼複写シート送り装置55
2を支える適当なたな551を設ける。この大容量のシ
ート送り装置552には当業界によく知られている任意
適当な積層体持上げ機構を設け積層体の最上部のシート
を予備送りローラ554に連関させるようにする。たと
えば送り装置552には、積層体の頂部シートを予備送
りローラに連関させるようにカセット30に協働する電
動機476により作用するのと同様な積層体持上げサー
ボ機構を設けてもよい。
【0082】予備送りローラ554は駆動され送り装置
552内のシート積層体の最上部のシートを、軸58に
支えた紙片送りローラ556と減速ローラ559との間
の挾み部に向い前進させるようにしてある。送りローラ
556はこれ自体の個個の駆動電動機(図示してない)
にクラッチ連結させるか、或は軸400に協働するクラ
ッチ456と同様なクラッチにより主複写機駆動装置か
ら得られる駆動部にクラッチ連結してもよい。予備送り
ローラ554、紙片送りローラ556及び減速ローラ5
59の構造及び作用は予備送りローラ442、紙片送り
ローラ418及び減速ローラ416について前記したの
とほぼ同じであるから、詳しい説明は省くことにする。
送り装置552からローラ556により送る最上部のシ
ートは案内560に連関する。
【0083】案内560は、シートを上向きに頂部54
4の穴562と装置10の底部12の穴564とを経て
差向け案内490により両ローラ326,328間の挾
み部に向い差向けるようにする。前縁がこの挾み部に連
関した後、送り作業が継続し、案内ローラ装置566が
シートを拘束し、ピン570に枢動自在に支えたベルク
ランク形刀状片568の腕部分に連関するふくらみ部を
形成する。このふくらみ部が所定の程度に形成すると、
刀状片568は光源574及び光応答素子576間の空
間内に動き紙片が位置決め位置にあることを指示する。
【0084】装置10を向上させる別の手段では装置1
0に、極めて多数の複写に適応するように自動下降送出
しざらを設ける。このことは空間548の上方の底部1
2及び頂部544の各部分を切欠くことによってでき
る。次で本装置に本発明者による1980年7月11日
付米国特許願第167,462号明細書『大容量シート
積層装置』に記載してあるような機構を設ける。
【0085】装置10は固定の圧盤を持つから、装置1
0が当業界によく知られている任意の半自動式又は自動
式の書類送り装置に適合するのは明らかである。
【0086】図30、図31及び図32に示すように本
装置を制御するのに使う制御回路600は、使用者駆動
の運動オン・オフスイッチ614,614aによりフィ
ルタ616を経て回路600の残りの部分に端子61
0,612を接続したたとえば115V60kgのよう
な電圧源を備えている。
【0087】フィルタ616により送る電力源618は
この制御装置の各論理単位を作動するのに適正な電位を
生ずる。電力源618は線620を5Vに、線622を
24Vに又線624,626を接地電位にそれぞれ保
つ。
【0088】なお詳しく後述するように主継電器MRを
経て流れる電流に応答して閉じるようにした連動継電器
スイッチMR−1、MR−2は、250枚シートカセッ
トサーボモータ476と1000枚シートカセットサー
ボモータ630とにサーボ継電器628を経て電力を送
る。サーボ継電器628は、線632の接地に応答して
端子610を紙片寸法選択スイッチSZ−1の接触腕片
に接続する。電力は主電動機636に電動継電器637
を経て供給する。継電器637は線638の接地に応答
して端子610を電動機636に接続する。
【0089】継電器スイッチMR−1、MR−2は閉じ
ると、ポンプ電動機528と高電圧電源640と現像液
ローラバイアス電力源654とランプ調整器656とに
電力を供給する。高電圧電力源640は、紙片取扱い単
位106の転写コロナ642と、処理単位104の給電
コロナ644と、処理単位104の放電ランプ292と
に電源640の入力ピンTR、CH、DSにおける各高
レベル信号に応答して適正な動作電位を生ずる。調整器
656はその入力ピンMにおける高レベル信号に応答し
て主露出ランプ284に電力を送る。
【0090】図30に明らかなように本発明に使用する
マイクロプロセッサ制御装置は、ピンA0ないしA15
をもつ16ビットアドレスポートとピンD0ないしD7
を持つ8ビット入出力ポートと妥当記憶装置アドレスピ
ンVMA、読出し−書込みピンR/W、割込み要求ピン
IRQ、使用可能なピンE及びRESETピンから成る
5ビット制御ポートを持つ制御器660を備えている。
【0091】これ等のピンのうちでピンA0ないしA1
0はアドレス母線662に、ピンD0ないしD7はデー
タ母線664に、ピンA0は線666a,666bに、
ピンA1は線668a,668bに、ピンA13ないし
A15は線670aないし670cに、そしてピンRE
SET、E、IRQ、R/W及びVMAは線672aな
いし672eにそれぞれ接続してある。
【0092】アドレス母線662は消去可能なプログラ
マブル固有記憶装置674の10ビットアドレスポート
(ピンA0ないしA10)に接続してある。データ母線
664は記憶装置674と2個の周辺レンタフェースア
ダプタ676,678との8ビットデータポート(ピン
D0ないしD7)に接続してある。記憶装置674はそ
のチップ選択ピンGに低レベル信号を加えることにより
読出す。ピンGは線680によりNANDゲート682
の出力ピンに接続してある。NANDゲート682への
入力はすべて、記憶装置674を選択するように高レベ
ルでなければならないのは明らかである。任意の入力端
子の低レベル信号により線680を高レベルにし記憶装
置674の選択を止め各ピンD0ないしD7は出力を生
じない。
【0093】線672aは、両周辺インタフェースアダ
プタ(PIA)、676,678のリセットピンと5V
直流線620とに引上げ抵抗器684及び励振器686
を経て接続する。このようにして制御器660及びPI
A676,678に給電リセット信号を生ずる。線67
2bはNANDゲート682の第1入力端子とPIAの
使用可能化ピンとに接続しタイミング信号を生じ、線6
72cを両PIAのピンIRQA、RQBに接続し制御
器660に割込み要求信号を送る。さらに線672dは
両PIAの読出し−書込みピンR/Wに接続しデータ母
線664によるデータ転送の方向を制御する。線672
dの低レベル信号(書込みモード)により制御器660
から選定したPIAにデータを流すが、高レベル信号
(読出しモード)によりPIAを母線にデータを転送す
るように設定する。
【0094】線672eは両PIAのチップ選択ピンC
SOとNANDゲート682の第2入力ピンとに接続す
る。回線672eは高レベル信号を送り妥当記憶装置ア
ドレスを指示し、低レベル信号により両PIA及び記憶
装置674を非作動にする。線670aは両PIAのピ
ンCS2とNANDゲート682の第3入力ピンとに接
続する。両線672b,672eにより高レベル信号を
送ると、線670aの高レベル状態によりPIAの選択
を止め記憶装置674を読出しモードにセットする。線
670aの低レベル信号により記憶装置674の選択を
止めPIA676又はPIA678をそれぞれ線670
b,670cを介して選択することができる。
【0095】線670bはPIA676のピンCS1に
接続し、線670cはPIA678のピンCS1に接続
してある。各線670b,670cのどちらかの高レベ
ル信号により対応するPIAを選択する。PIAを選択
するには各ピンCS0、CS1は高レベルでピンCS2
は低レベルでなければならなくて、又どちらかのPIA
をそのチップ選択ピンのどれかが非作動状態にあるとき
に選択を止める。
【0096】線666a,668aはPIA676のレ
ジスタ選択ピンRS0、RS1に又線666b,668
bはPIA678のピンRS0、RS1にそれぞれ接続
してある。各レジスタ選択ピンは内部制御レジスタと協
働して使われ書込み又は読出しするようにPIAの特定
のレジスタを選択する。各PIAは、PIA676に対
してはピンPA0にいしPA7及びピンPB0ないしP
B7を経て又PIA678に対してピンPC0ないしP
C7及びピンPD0ないしPD7を経て2個の8ビット
双方向レジスタを備えている。
【0097】さらに各PIA676,678はPIA6
76に対し4本の割込み制御線CA1、CA2、CB
1、CB2を又PIA678に対し4本の割込み制御線
CC1、CC2、CD1、CD2をそれぞれ持つ。各ピ
ンPA0ないしPA7は線688aないし688bに、
各ピンPB0ないしPB7は線690aないし690b
に、ピンCB2は線392に、ピンCA2は線694
に、ピンPC0ないしPC7は線696aないし696
bに、各ピンPD0ないしPD7は線698aないし6
98bに、又各ピンCD2、CC1、CC2は線70
0,702,704にそれぞれ接続してある。
【0098】とくに図31に示すように線696aない
し696gは表示器706に入力を送る。表示器706
の動作についてはなお詳しく後述する。表示器706は
所望の複写枚数のデイジタル読出しと6個の内部診断L
EDと6個の外部正面盤LEDとを備えている。線69
6bは、トナーの低い供給量に応答して線696bに低
レベル信号を送るトナー濃度検出器708に接続してあ
る。
【0099】線698aは正常位置に示した安全スイッ
チSW4から入力を受ける。安全スイッチSW4はこの
正常位置で接地線624を線698aに接続してある。
スイッチSW4は本装置の前部カバーを補修のために開
くと開くようにしてある。線698aは又、主継電器M
Rを制御するNORゲート710に1つの入力を送る。
線698aの非作動状態(安全スイッチ開)により主継
電器MRの付勢を妨げる。
【0100】線698bは、紙片寸法選択スイッチSZ
−2の第2の極を経て250枚又は1000枚の紙片カ
セットに対し紙片準備検出器712,714から入力を
受ける。前記した所から明らかなように検出器712は
光源498及び感光素子500を備えるが、検出器71
4は光源574及び検出器576を備えている。線69
8bは又、紙片送りクラッチCL4、CL5を制御する
NORゲート716に1つの入力を送る。選定した紙片
準備検出器は、紙片の前縁が各位置決めローラにより形
成した挾み部に達したときに線698bに高レベル信号
を送り対応する紙片送りクラッチを非作動化する。
【0101】線698cは走査器零位置スイッチD2か
ら入力を受ける。スイッチD2は、処理単位104又は
走査器が零位置すなわちもとの位置にあるときに上部接
片を連関させ接地線626を線698cに接続し、又処
理単位104がそのもとの位置を離れると下部接片を連
関させ接地線624を線718に接続するようにしてあ
る。この安全作用により、処理単位104がもとの位置
にあるときに逆転走査器クラッチCL2が付勢されない
ようにする。線698dは走査器位置決め位置スイッチ
D3から入力を受ける。スイッチD3は、処理単位10
4が位置決め位置にあるときに閉じて線698dを接地
線624に接続する。線698eは走査器最大位置スイ
ッチD4から入力を受ける。
【0102】スイッチD4は処理単位104がその最大
位置にあると上部接片を連関させ接地線626を線69
8eに接続し、又処理単位104が最大位置を離れると
下部接片を連関させ線626を線720に接続する。こ
の安全作用により、処理単位104が最高位置にあると
きに前進走査クラッチCL3が付勢されないようにす
る。装置10の前部を横切って延びるブラケット625
は、図5に示した各位置でスイッチD2、D3、D7、
D4を支える。これ等の位置ではこれ等の各スイッチは
適正な時期に単位104の部片149により駆動され
る。
【0103】入力線698fはNANDゲート722の
出力ピンに接続してある。ゲート722は、250枚又
は1000枚の紙片カセットに対し紙片寸法選択スイッ
チSZ−3の第3の極を経て5V線620から第1の入
力を受け紙片高さ検出器724,726から第2の入力
を受ける。選定したカセット内の低い紙片高さに応答し
て対応する紙片高さ検出器はNANDゲート722の第
2入力端子とトランジスタ728のベース端子とに抵抗
器727を経て高レベル信号を送る。この場合NAND
ゲート722の出力が低レベルになる。これ等の条件の
もとではトランジスタ728は線632を接地し、対応
する紙片カセットのサーボモータ476又はサーボモー
タ630を継電器628を経て付勢し、選定したカセッ
ト内の紙片高さを上昇させる。しかしこのカセットがか
らであればNANDゲート722の出力端子は接地した
ままにする。
【0104】線698gは、主ランプ284の故障の場
合に、線に低レベル信号を送るランプ調整器656から
入力を受ける。線698hは走査器詰まり検査位置スイ
ッチD7から入力を受ける。スイッチD7は、処理単位
104が詰まり検査位置にあるときに閉じて線698h
を接地線624に接続するようにしてある。
【0105】出力線700は、主継電器MRを制御する
NORゲート710の第2入力端子に接続してあるNO
Rゲート710は、安全スイッチSW4から線698a
を経て第1の入力を受け、又ランプ調整器656から線
730を経て第3の入力を受ける。NORゲート710
の出力ピンは抵抗器731を経てトランジスタ732の
ベース端子に接続してある。主継電器を付勢するにはN
ORゲートへの全部の入力を低レベルにしてトランジス
タ732のベース端子に高レベル信号を供給しなければ
ならない。トランジスタ732はこの場合24V線63
2から主継電器MRを経て接地線626に電流を流す。
【0106】線734は、調節した時限で、周辺インタ
フェースアダプタ678によりピンIRQAを経て制御
器660に転送する割込み要求信号を送るクロック73
4に接続してある。割込み要求信号はなお詳しく後述す
るように制御器660によりそのときの命令を終え主プ
ログラムを止め次でクロック割込みサービスルーチンに
飛越すのに役立つ。
【0107】出力線704は主電動機636を線638
を経て制御する。出力線704は励振器738及び抵抗
器740を経てトランジスタ736のベース端子に接続
してある。出力線704の高レベル信号によりトランジ
スタ736が線638を接地線626に結合し電動機継
電器637を経て主電動機636を付勢する。
【0108】線688aないし688dはキー盤742
から入力を受け取る。線688eないし688hはなお
詳しく後述するようにマルチプレクサ743に出力を送
る。出力線690aは高電圧電源640のピンDSに接
続してある。高電圧電源640は線690aの高レベル
信号に応答して放電消滅燈292を付勢する。
【0109】出力線690bは走査器前進継電器FRを
経て5V線620に接続してある。出力線690bの高
レベル信号により継電器FRを消勢し、処理単位104
がその最大位置にない限りスイッチFR−1を閉じ前進
クラッチCL3を付勢する。出力線690cは走査器逆
転継電器RRを介し5V線620に接続する。線690
cの高レベル信号により継電器RRを消勢し、処理単位
104が零位置になければスイッチRR−1を閉じ逆転
クラッチCL2を付勢する。
【0110】出力線690dはインバータ744を経て
NORゲート716の第2入力端子に接続してある。N
ORゲート716は250枚及び1000枚の紙片カセ
ットに対する紙片送りクラッチCL4、CL5を制御す
る。NORゲート716は紙片準備検出器712,71
4から線698bを経て第1の入力を受け取る。抵抗器
745はゲート716の出力ピンをトランジスタ746
のベース端子に接続する。どちらかの紙片送りクラッチ
を付勢するには、NORゲート716の両入力端子を低
レベルにしてトランジスタ746のベース端子に高レベ
ル信号を供給しなければならない。
【0111】これに応答してトランジスタ746は、紙
片寸法選択スイッチSZ−4の設定により定めて24V
線622を選定した紙片送りクラッチCL4又はクラッ
チCL5を経て接地線626に結合する。紙片が整合ロ
ーラに達すると、適当な紙片準備検出器が線698bに
高レベル信号を送り選定した紙片送りクラッチを非作動
にする。
【0112】線690eは、その高レベル信号に応答し
て転写コロナ642を付勢する高電圧電源640のピン
TRに接続してある。線690fは高電圧電源640の
ピンCHとランプ調整器656のピンMとに接続してあ
る。線690fの高レベル信号に応答して、高電圧電源
640は給電コロナ644を付勢し、ランプ調整器65
6は主ランプ284を付勢する。
【0113】線690gは、紙片取扱い単位106に位
置させた紙片送出し検出器スイッチD8[第18図のス
イッチ380]から入力を受ける。スイッチDBは、紙
片取扱い単位106に紙片が存在する間は閉じて線69
0gを接地線624に接続する。線690hは、線69
0hに高レベル信号を送り長時限の非作動後に初期遅延
をおいて本装置を暖機するようにした休止時間切れタイ
マ748から入力を受ける。線692はその高レベル信
号により作動するブザ750に出力を送る。
【0114】出力線694は反転励振器754及び抵抗
器755を経てトランジスタ752のベース端子に接続
してある。線694の低レベル信号に応答して反転励振
器754はトランジスタ752のベース端子に高レベル
信号を送り、この場合トランジスタ752は24V線6
22をリセット継電器756を経て接地線626に結合
する。継電器756は付勢するとリセットスイッチSW
12を開く。次でスイッチSW12は使用者が閉じなけ
ればならない。
【0115】図33に示すように表示器706は、「零
位置で走査器を待つ」LED758aと「位置決め位置
で走査器を待つ」LED758bと「詰まり検査位置で
走査器を待つ」LED758cと「最大位置で走査器を
待つ」LED758dと「キー盤回線の雑音」LED7
58eと「ランプ調整器故障」LED758gとから成
る6個の内部診断LEDを備えている。表示器706は
「紙片加え」LED760a「トナー加え」LED76
0b、「分散剤加え」LED760c、「紙片詰まり」
LED760d、「プリント準備」LED760e及び
「待つように」LED760fから成り盤46に設けた
6個の正面盤LEDと、LED762aないし762g
から形成した7区分LEDデイジット表示と、LED7
64aないし764gにより形成した第2の7区分LE
Dデイジット表示とを備えている。
【0116】LED758aないし758gは、各線6
96aないし696gを、各抵抗器766aないし76
6g及び励振器768aないし768gを経てダイオー
ド770の一方の端子に接続する。ダイオード770の
他方の端子は、マルチプレクサ743の一部であるトラ
ンジスタ772のコレクタに接続してある。トランジス
タ772のベース端子は抵抗器774及び反転励振器7
76を経て出力線688hに接続してある。又エミッタ
端子は5V線620に接続してある。線688hの低レ
ベル信号によりコレクタ端子は接地する。線696aな
いし696gの任意の線の高レベル信号を伴うと前記低
レベル信号は対応するダイオード758aないし758
gを照明する。線688hの高レベル信号によりコレク
タ端子を高レベルにしてLED758aないし758g
を非作動にし、線688bにリセットスイッチSW12
を経て、又線688dに「分散剤なし」スイッチSW6
を経て入力を送る。
【0117】LED760aないし760fにより線6
96aないし696fを抵抗器774aないし774f
と励振器768aないし768fとを経てダイオード7
78の一方の端子に接続してある。ダイオード778の
他方の端子はトランジスタ780のコレクタ端子に接続
してある。トランジスタ780のベース端子は出力線6
88gと抵抗器782及び反転励振器784とを経て接
地してある。又エミッタ端子は5V線620に接続して
ある。線688gの低レベル信号によりコレクタ端子が
接地し、そして線696aないし696fの任意の線に
高レベル信号を受けると対応するダイオード760aな
いし760fを照明する。線688gの高レベル信号に
よりコレクタ端子が高レベルになりLED760aない
し760fを消勢し、スイッチK8を経て線688a
に、スイッチK9を経て線688bに、スイッチK0を
経て線688cに、そしてプリントスイッチPRを経て
線688bにそれぞれ入力を送る。
【0118】LED762aないし762gは線696
aないし696gを抵抗器774aないし774g及び
励振器768aないし768gを経てダイオード786
の一方の端子に接続する。ダイオード786の他方の端
子はトランジスタ788のコレクタ端子に接続してあ
る。トランジスタ788のベース端子は抵抗器790及
び反転励振器792を経て出力線688eに接続してあ
る。エミッタ端子は5V線620に接続してある。線6
88eの低レベル信号によりコレクタ端子が接地し、線
696aないし696gのうちの任意の線に高レベル信
号を伴うと対応するダイオード762aないし762g
を照明し第1デイジットの可視表示を生ずる。線688
eの高レベル信号によりコレクタ端子が高レベルになり
LED762aないし762gを消勢し、取消しスイッ
チCNを経て線688aにスイッチK1を経て線688
bに、スイッチK2を経て線688cに、そしてスイッ
チK3を経て線688dにそれぞれ入力を送る。
【0119】LED764aないし764gにより線6
96aないし696gを、抵抗器774aないし774
g及び励振器768aないし768gを経てダイオード
794の一方の端子に接続してある。ダイオード794
の他方の端子は、トランジスタ796のコレクタ端子に
接続してある。トランジスタ796のベース端子は、抵
抗器798及び反転励振器800を経て出力線688f
に接続してある。又エミッタ端子は5V線620に接続
してある。線688fの低レベル信号によりコレクタ端
子を接地し、線696aないし696gの任意の線に高
レベル信号を伴うと対応するダイオード764aないし
764gを照明し第2のデイジットの可視表示を生ず
る。線688fの高レベル信号によりコレクタ端子が高
レベルになりLED764aないし764gを消勢し、
スイッチK4を経て線688aに、スイッチK5を経て
線688bに、スイッチK6を経て線688cに、そし
てスイッチK7を経て688dにそれぞれ入力を送る。
【0120】取消しスイッチCN、数字スイッチK1な
いしK0及びプリントスイッチPRは、装置10の制御
盤46に位置させた押しボタンキー盤48を形成する。
スイッチK1ないしK0は使用者が駆動し装置10に所
望の複写数の情報を与え、プリントボタン50は複写サ
イクルを始め、取消しボタンは複写サイクルを事前に終
らせるようにする。リセットスイッチSW12は、装置
10内に設けられ、はずれると(開くと)使用者が閉じ
なければならないが、「分散剤なし」スイッチSW6は
低レベルの分散剤に応答して閉じる。
【0121】スイッチCN,K4,K8は、各ダイオー
ド800,801,802及び励振器803を経て入力
線688aに接続してある。各スイッチK1,K5,K
9,K12は、各ダイオード805,806,807,
808及び励振器809を経て線688bに接続してあ
る。抵抗器810により線688bは接地線624に接
続してある。各スイッチK2,K6,K0は、各ダイオ
ード811,812,813及び励振器814を経て入
力線688cに接続してある。線688cは、又抵抗器
815により接地線624に接続してある。各スイッチ
K3,K7,PR,SW6は、各ダイオード816,8
17,818,819及び励振器820を経て入力線6
88dに接続してある。線688dは抵抗器821によ
り接地線624に接続してある。
【0122】装置10の制御装置の動作は図34ないし
図44から明らかである。図34、図35及び図36に
示すようにこの制御装置の主プログラムは装置10に先
ず給電するとブロック830で始まる。ブロック830
により示すように、この制御回路は周辺インタフェース
アダプタ676,678及び記憶装置674を開始する
ことにより正常動作の準備ができる。常温始動状態ビッ
トを次でセットし、内部暖機タイマを払う[ブロック8
32]。プログラム計数器が越えてはならない最大量の
時間を生ずる時間切れタイマも又払う[ブロック83
4]。
【0123】この場合線688gは接地され線696f
は論理1になり「待つように」LED760fを照明す
る[ブロック836]。プリント標識、プリント可能及
びプリント進行中の各状態ビットを払う[ブロック83
8,840,842]。そして線696hを調べトナー
の供給を検査する[ブロック844]。線696hの低
レベル信号により指示するように、トナーを必要とすれ
ば線696hを論理1にし、線688gを接地し「トナ
ー加え」LED760bを照明する[ブロック84
6]。トナーの必要がなければプログラムはLED76
0bが消えていることを確認し次で継続する[ブロック
848]。
【0124】次いで線688dを走査しながら線688
hに高レベル信号を送ることによりリセツトスイッチS
Wを閉じるかどうかを決定する[ブロック850]。線
688bの高レベル信号により指示するように閉じてい
ればプログラムによりブロック860に継続する前に
「紙片詰まり」LED760dが消勢していることを確
認する[ブロック858]。
【0125】このスイッチが開いていれば、線688g
が接地され、線696dは論理1になり「紙片詰まり」
LEDを照明し[ブロック852]、線700は論理1
になり主継電器MRを消勢する[ブロック854]。次
でプログラムは線704を接地することにより主電動機
636を、線690aを接地することにより放電ランプ
292を、線690b,690cを接地することにより
走査器前進クラッチCL3及び逆転クラッチCL2を、
線690dを接地することにより紙片送りクラッチCL
4,CL5を、線690e,690fを接地することに
より転写コロナ642及び給電コロナ644をそれぞれ
ブロック834にもどる前に消勢する[ブロック85
6]。
【0126】ブロック860により示すように安全スイ
ッチSW4は線698aを走査することにより検査す
る。線698aが働いていなければスイッチが開きプロ
グラムはブロック854にもどり全部の出力デバイスを
消勢する。この線が接地していればスイッチSW4を閉
じ線690gを調べて紙片取扱い単位106の紙片送出
し径路が小さがっているかどうかを定める[ブロック8
62]。
【0127】線690gの低レベル信号により示すよう
に小さがっていれば、線688gを接地し線696dが
論理1になり「紙片詰まり」LED760dを照明する
[ブロック864]。次で線694に低レベル信号を送
り、リセットスイッチSW12をはずし(開き)[ブロ
ック866]、プログラムはブロック854にもどる。
送出し径路が払われると、線688hに高レベル信号を
加え、線688dを走査し分散の供給を検査する[ブロ
ック868]。
【0128】線688dの高レベル信号により示すよう
に不十分であれば「分散剤加え」LED760cが線6
88gを接地し、線696cを論理1にすることにより
照明され[ブロック870]、線698fを走査し選定
したカセットの紙片供給を検査する[ブロック87
2]。このカセットがからであれば「紙片加え」LED
760aが線688gを地電位に保ち線696aを論理
1にすることにより照明される[ブロック874]。紙
片があればプログラムは「紙片加え」LEDが消えてい
ることを確認し[ブロック876]次でブロック854
にもどる。
【0129】分散剤の供給が適当であれば、プログラム
は「分散剤加え」LED760cの消えていることを確
認し[ブロック878]次で紙片供給を検査する。又選
定したカセットがからであれば「紙片加え」LED76
0aが照明され[ブロック882]、プログラムはブロ
ック854にもどる。しかし紙片があればプログラムは
「紙片加え」LEDの消えていることを確認し[ブロッ
ク884]、時間切れタイマを検査する[ブロック88
6]。タイマが時間切れになると、線700は論理1に
なり主継電器MRを消勢し[ブロック888]、プログ
ラムはブロック844にもどる。タイマが終っていなく
て線700が地電位になっていると、プログラムは直接
ブロック900に飛越す[ブロック890]。
【0130】線700が論理1であれば線700を接地
し[ブロック892]を継電器MRを付勢し、次でプロ
グラムは線704に高レベル信号を加え主電動機636
を付勢し[ブロック896]、ドラムを回転する前にポ
ンプ634が始動するのを1000m secだけ待つ
[ブロック894]。次でプログラムはドラムの最大の
清掃時間が得られるようにさらに1000m secだ
け待ち次でブロック900に続く。
【0131】ブロック900により示すようにランプ調
整器656は線698gを走査することにより検査す
る。故障の場合には調整器656は線698gに高レベ
ル信号を送り、これに応答してプログラムは、線688
g,688hを接地し、線696g,696fを論理1
にし「ランプ調整器故障」、診断LED758g及び
「待つように」正面盤LED760fを照明する[ブロ
ック902,904]。次でプログラムはプリント可能
状態ビットを払い線700を論理1にし、主継電器MR
を消勢し補修のためにループで待つ[ブロック906,
908]。
【0132】故障が検出されなければ、プログラムはブ
ロック910に続き、線698cを調べ処理単位104
(走査器)が零のすなわちもとの位置にあるかどうかを
定める。単位104が線698cの低レベル信号により
示すように零位置にあれば、プログラムはブロック92
0に直接飛越す。零位置になければ、線690cを論理
1にし逆転クラッチを付勢し[ブロック912]、線6
88hを接地し線696aに高レベル信号を送ることに
より零位置における走査器を待つ診断LED758aを
照明し、プログラムは線698cが接地され[ブロック
914]処理単位104のもどりを指示するのを待つ。
線690cは次で低レベルになり逆転クラッチを消勢し
[ブロック916]、プログラムはLED758aを消
勢する前に20m secだけ待ち[ブロック918]
ブロック920に続く。
【0133】この場合常温始動状態ビットをセットする
と、常温時間切れタイマ748を線690hを走査する
ことにより検査する。タイマ748が線690hの低レ
ベル信号により示すように終っていなければ、プログラ
ムはブロック834にもどる[ブロック920,92
2]。タイマが終り又は常温始動状態ビットをセットし
てなければ、ビットを払い高温始動タイマを調べる[ブ
ロック924,926]。又タイマが終っていなければ
プログラムはブロック834にもどる。タイマが終ると
プログラムはブロック928に続く。
【0134】ブロック928により示すようにプリント
準備LED760eは、線688gを接地し線696e
を論理1にすることにより照明する。プリント可能状態
ビットを次でセットし[ブロック930]プリント標識
を検査しプリントキーPRを押してあるかどうかを調べ
る[ブロック932]。この標識を払うとプログラムは
ブロック844にもどる。しかしこの標識をセットする
と、プログラムは、プリント可能状態ビットを払い[ブ
ロック934]、プリント進行中状態ビットをセットし
[ブロック936]、ブロック940で始まるプリント
ルーチンに続く前にプリント及び取消しの各標識を払う
[ブロック938]。
【0135】図37、図38及び図39に示すように複
写を行う全部の必要条件が得られプリントキーを押した
ときに主プログラムが飛越すプリントルーチンはブロッ
ク940で開始する。線688gは接地され線696f
は論理1になり「待つように」LED760fを照明す
る[ブロック942]。次で線690dが論理1になり
選定した紙片カセットに協働する紙片送りクラッチCL
4又はクラッチCL5を付勢し紙片をカセットから紙片
取扱い単位106内の位置決めローラにより形成する挾
み部に前進させ[ブロック944]そして主ランプ28
4及び給電コロナ644が線690fの高レベル信号に
より付勢される[ブロック946]。次でプログラムは
線690bに高レベル信号を加える前に220m se
cだけ待ち[ブロック948]前進走査器クラッチCL
3を付勢してランプ284及びコロナ644を加温し、
処理単位104を紙片取扱い単位106に向って動かし
[ブロック950]複写サイクルを始める。
【0136】処理単位104が位置決め位置における紙
片取扱い単位106すなわち走査器に達すると、スイッ
チD3が閉じ、線698dが接地する[ブロック95
2]。これに応答して線698bを調べ紙片の前縁が位
置決めローラにより形成した挾み部に達したかどうかを
定める[ブロック954]。紙片がこの位置にあるとプ
ログラムはブロック972に続く。この位置にないと線
690b,690fが接地され主ランプ284及び給電
コロナを消勢し前進クラッチCL3をはずし[ブロック
956]、複写サイクルが止まる。次でプログラムは線
690cに高レベル信号を加える前に30m secだ
け待ち逆転クラッチを付勢し[ブロック958,96
0]、処理単位104を零位置にもどす。
【0137】処理単位104が線698cの低レベル信
号で示すようにもどると線690cは低レベルになり、
逆転クラッチをはずし[ブロック962,964]、プ
ログラムは20m secだけ待ち、処理単位104が
確実に零位置になるようにする[ブロック966]。さ
らに500m sec後に[ブロック968]、線69
8bをふたたび調べ、紙片の前縁が位置決めローラに達
したかどうかを定める[ブロック970]。紙片がこの
位置にあれば、プログラムはブロック946にもどり、
複写サイクルをふたたび始める。紙片がこの位置にない
と、プログラムはブロック864で主ルーチンにもど
る。
【0138】ブロック972では紙片の前縁は位置決め
ローラ間にあり、処理単位104が紙片取扱い単位10
6に達すると、線690dは接地され、適当な紙片送り
クラッチCL4又はクラッチCL5が機能抑止され、線
690eが論理1になり高電圧電源640を経て転写コ
ロナ642を付勢する[ブロック974]。次でドラム
の現像は、処理単位104及び紙片取扱い単位106が
放出ざらに向い一緒に動く際に複写紙に転写される。各
単位104,106が詰まり検査位置に達すると[ブロ
ック976]、スイッチD7が閉じ線698hを接地
し、プログラムは線690gを調べ紙片の前縁が到達し
て紙片取扱い単位106の紙片放出場所に位置する送出
し検出スイッチD8を閉じたかどうかを定める[ブロッ
ク978]。位置決めローラと複写紙片の前縁が到達し
て送出し検出スイッチD8を閉じなければならない場所
の最大位置との間に詰まり検査位置スイッチを位置させ
てある。
【0139】前記の場所で多くの場合紙片の詰まりによ
りスイッチD8が開くとプログラムはブロック864で
主ルーチンにもどる。スイッチD8が線690gの接地
により示すように閉じると、プログラムは処理単位10
4を待ち最大位置に達し[ブロック980]次いで線6
90bを接地し前進クラッチCL3を消勢し線690f
を接地し主ランプ284及び給電コロナ644を消勢す
る[ブロック982]。
【0140】ブロック984により示すようにプログラ
ムは30m secだけ待ち、次いで線698bを調べ
位置決め場所に紙片の詰まりがあるかどうかを定める。
線698bの低レベル信号により示すように詰まりがあ
ると、プログラムは逆転クラッチを作動しないでブロッ
ク864で主ルーチンにもどり[ブロック986]、処
理単位104及び紙片取扱い単位106を最大位置に残
し各単位104,106の損傷を防ぎ、紙片の詰まりを
解消しやすくする。しかし詰まりが検出されなければ線
690cは論理1になり、逆転クラッチCL2を付勢し
処理単位104を零位置にもどし、紙片取扱い単位10
6をばね部片により位置決め位置に引きもどす[ブロッ
ク988]。
【0141】次いでプログラムは処理単位102が線6
90eの接地により転写コロナ642を消勢する[ブロ
ック994]前に、位置決め位置に進むのを待つ[ブロ
ック990,992]。この場合複写紙片の後縁は紙片
取扱い単位106から離れ、送出し検出スイッチD8は
これを示すように開いていなければならない[ブロック
996]。スイッチD8が線690gの低レベル信号に
より示すように閉じると、プログラムはブロック864
の主ルーチンにもどり紙片の詰まりを知らせる。
【0142】処理単位104が零位置から位置決め位
置、詰まり検査位置及び最大位置に移動し、次いでふた
たびもどると、「零位置の走査器を待つ」診断LED7
58aと「位置決め位置の走査器を待つ」LED758
bと「詰まり検査位置の走査器を待つ」LED758c
と「最大位置の走査器を待つ」LED758dとを照明
される。
【0143】ブロック998により示すように表示数字
バイトを調べなお行おうとする複写数を定める。このバ
イトの数字が1より大きく一層多くの複写の行われるこ
とを指示すると、プログラムはブロック1008に続
く。しかしバイトの数字が1で最後の複写の行われたこ
とを指示すると、プログラムは処理単位104が零位置
にもどるのを待ち[ブロック1000]、次いで線69
0aを接地することにより放電ランプ292を消し、又
線690cを接地することによりクラッチCL2をはず
す[ブロック1002]。或る遅延後に[ブロック10
04]、要求数字バイトの数字を表示数字バイトに入れ
[ブロック1006]、プログラムはブロック834の
主ルーチンにもどる。
【0144】ブロック1008では線698gを調べラ
ンプ調整器656を検査する。ランプ故障を示す線69
8gの高レベル信号に応答して、プログラムは処理単位
104が零位置にもどるのを待ち[ブロック101
0]、次いでブロック902の主ルーチンに、もどり故
障を知らせる。しかし故障が検出されなければ、表示数
字バイトを1だけ減らし[ブロック1012]、取消し
標識を検査する[ブロック1014]。
【0145】取消しキーCNを駆動してあると、この標
識をセットし、プログラムはブロック1000にもど
る。さもなければ線698fを調べ選定したカセット内
に紙片があるかどうかを定める[ブロック1016]。
線698fの低レベル信号により示すように紙片がなけ
れば、「紙片加え」LED688aを照明し[ブロック
1018】、プログラムは、ブロック854で主ルーチ
ンにもどる前に処理単位104が零位置にもどるのを待
つ[ブロック1020]。
【0146】紙片があれば線690bは論理1になり、
選定したカセットに対し適当な紙片送りクラッチCL4
又はクラッチCL5を作動し、複写紙片を位置決めロー
ラに向い前進させる[ブロック1022]。そして線6
90fも論理1になり主ランプ284及び給電コロナ6
44を付勢する[ブロック1024]。次いでプログラ
ムは、処理単位104が零位置にもどるのを待ち[ブロ
ック1026]、線690cを接地し逆転クラッチCL
2をはずし[ブロック1020]、ブロック950にも
どる前に20m secだけ待つ。
【0147】図40、図41、図42、図43及び図4
4に示すように、表示器を制御し、キー盤を監視し、ク
ロック734により生ずる割込み要求信号を制御装置6
60に受けた後、主プログラムが飛越して進むクロック
割込みサービスルーチンは、ブロック1040で開始す
る。初めに時間切れタイマを増加計数し(increm
ent)、待ちタイマを減少計数する(decreme
nt)[ブロック1042,1044]。次いで線70
0を調べ主継電器MRを付勢するかどうかを定める[ブ
ロック1046]。線700の高レベル信号により示す
ように主継電器MRを付勢しなければ、暖機タイマをこ
れがすでにその最高値にない場合に増加計数し、プログ
ラムはブロック1060に飛越す[ブロック1048,
1050]。継電器MRを付勢すると、線698aを調
べ安全スイッチSW4が閉じているかどうかを定める
[ブロック1052]。
【0148】開いた安全スイッチ及び開いた前部カバー
を示す線698aの非作動状態によりプログラムは積層
体をもどし[ブロック1054]、ブロック854で主
プログラムにもどす。しかし安全スイッチが閉じていれ
ば暖機タイマはこれが零でない場合に減少計数し[ブロ
ック1056,1058]、プログラムが継続する。
【0149】ブロック1060により示すようにプログ
ラムは表示数字バイトの第1のデイジットを調べ線69
6aないし696gに適当な信号を送る。次でプログラ
ムは線688eの第1タイミングサイクルを使い、ブラ
ンキング周波数を生じ、第1デイジットの7区分LED
表示[762aないし762g]を形成し各押しボタン
キースイッチCN,K1,K2,K3を経て線688a
ないし688dに入力を送る。各線688aないし68
8dはこのタイミングサイクル中に走査しキー応答を検
出し結果を記憶する。
【0150】次で表示数字バイトの第2のデイジットを
調べ、線696aないし696gに適当な信号を送る。
そして線688fに第2タイミングサイクルを使い第2
デイジットの7区分LED表示[764aないし764
g]を形成し、押しボタンキースイッチK4,K5,K
6,K7を経て線688aないし688dに入力を送
る。各線688aないし688dはタイミングサイクル
中に走査し妥当応答を記憶する[ブロック1062]。
【0151】次いで主ルーチン中にセットした正面盤L
ED760aないし760fは、線696aないし69
6fに適当な信号を送り線688gに第3タイミングサ
イクルを加えることにより照明される。線688gは又
各スイッチK8,K9,K0,PRを経て線688aに
入力を送る。各線688aないし688dはタイミング
サイクル中に走査され妥当応答を記憶する[ブロック1
064]。次に主ルーチン中にセットした診断LED7
58aないし758gは、線696aないし696gに
適当な信号を送り線688hに第4のタイミングサイク
ルを加えることにより照明される。
【0152】線688hは各スイッチSW12,SW6
を経て線688b,688dに入力を送る。線688
b,688dはタイミングサイクル中に走査され、妥当
応答を記憶する[ブロック1066]。タイミングサイ
クル中に過度のはね返りや騒音を検出すると、「キー盤
線の騒音」診断LED758eが照明され[ブロック1
068,1070]、プログラムは、前記の数字バイト
(前回の走査でキー盤に認められる数字)を数字バイト
(この回の走査でキー盤に認められる数字)内の値にセ
ットした後、割込み場所で主ルーチンにもどる[第32
E図ブロック1072,1074]。
【0153】ブロック1076により示すようにプリン
トスイッチPRを駆動してあると、プログラムは、時間
切れタイマを払い[ブロック1078]、プリント可能
状態ビットを調べる[ブロック1080]。このビツト
をセットしなければ(プリントができない)、前回の数
字バイトを数字を含まないようにセットし、プログラム
は割込み場所で主ルーチンにもどる[第32D図ブロッ
ク1082,1084]。プリント可能ビットをセット
すればプリント進行中ビットを調べ[ブロック108
6]セットしてあればプログラムはブロック1082に
飛越し主ルーチンにもどる。
【0154】プリント進行中ビットをセットしてなけれ
ばプリント標識を検査する[ブロック1088]。そし
てセットすればプログラムはすぐにブロック1082に
飛越す。セットしなければプリント標識をセットし[ブ
ロック1090]、ブザ750を線692を論理1にす
ることにより駆動し[ブロック1092]、数字標識を
−1にセットし[ブロック1094]、プログラムはブ
ロック1082に飛越す。数字標識(NUMFLAG)
の設定は、キー盤のこの回の走査で認められる数字(数
字バイト)を数字要求バイトに入れることができるかど
うかを指示する。
【0155】NUMFLAGが−1に等しければ、要求
数字バイトを1にセットしなければこの数字は容認され
ない。NUMFLAGが0に等しければこの数字は要求
数字バイトの第1デイジットして容認される。NUMF
LAGが1に等しければ、要求数字バイトの第1デイジ
ットは第2デイジットになりこの場合のキー盤の数字は
新らたな第1デイジットになる。
【0156】又プリントボタンPRを駆動してないと
[ブロック1076]、取消しキーCNを検査し[ブロ
ック1096]、駆動してあれば時間切れタイマが払わ
れる[ブロック1098]。取消し標識をセットする
と、プログラムはすぐにブロック1082に飛越す[ブ
ロック1100]。標識を払うとブザ750が駆動され
[ブロック1102]、プリント進行中状態ビットを調
べる[ブロック1104]。
【0157】このビットをセットすると取消し標識もセ
ットされ[ブロック1106]、次でプログラムはブロ
ック1082に飛越す。プリント進行中ビットをセット
しなければ、要求数字バイト及び表示数字バイトは1に
セットされ[ブロック1108]、数字標識は0にセッ
トされ[ブロック1110]、プログラムはブロック1
082に飛越す。取消しキーを駆動してなければ[ブロ
ック1096]、プログラムは数字キーK1ないしK0
のどのキーを駆動したかを定める[ブロック111
2]。少くとも1個の数字キーを駆動すると、時間切れ
タイマが払われ[ブロック1114]プログラムはブロ
ック1116に続く。駆動してないとプログラムはブロ
ック1082にもどる。
【0158】ブロック1116により示すようにプリン
ト進行中状態ビットを検査しセットしてあればプログラ
ムはブロック1082にもどる。このビットをセットし
てなくて複数個の数字キーを押すと、プログラムはふた
たびブロック1082にもどる[ブロック1118]。
さもなければキー盤の数字を前回のキー盤走査で認めら
れ前回の数字バイトに含まれる数字と比較する[ブロッ
ク1120]。これ等の値が互に等しければプログラム
はブロック1072に飛越し主ルーチンにもどる。等し
くなければ取消し標識が払われ[ブロック1122]数
字標識を調べる。
【0159】数字標識が−1に等しければ要求数字バイ
トが1に等しくないと[ブロック1126]プログラム
はブロック1072に飛越す[ブロック1124]。要
求数字バイトが1に等しい場合にはプログラムはブロッ
ク1136に続く。数字標識が0に等しいと[ブロック
1128]プログラムは直接ブロック1136に続く。
数字標識が1に等しいと要求数字バイトの第1デイジッ
トは第2デイジットになりこの場合のキー盤の数字は新
らたな第1デイジットになる。この2デイジット数は次
で要求数字バイトに記憶して表示する[ブロック113
0]。次でブザ750を駆動し[ブロック1132]、
数字標識を−1にセットし[ブロック1134]、プロ
グラムはブロック1072に飛越す。
【0160】ブロック1136により示すようにキー盤
の数字が0であればプログラムはブロック1072に飛
越す。この数字が0でなければこの数字は要求数字バイ
トの第1デイジットになり、この要求数字バイトの第2
デイジットは0にセットされこの数字が表示される[ブ
ロック1138]。次でブザ750を駆動し[ブロック
1140]、数字標識を1にセットし[ブロック114
2]、プログラムはブロック1072に飛越し主プログ
ラムにもどる。
【0161】装置10の全動作は前記した所から明らか
である。第1に装置10を付勢すると、ポンプ電動機、
主電動機及び選択カセット低片高さ電動機とに給電す
る。図5、図26及び図27に示すように複写作用を始
めるときは、2個のカセットのどちらを選択するかに従
って、その最上部のシートを前縁が紙片取扱い単位10
6の上下の位置決めローラ326,328の間の挾み部
にある位置に動かす。
【0162】処理単位104はそのもとの位置から紙片
取扱い単位106に向い動き始める。この運動中にドラ
ム172はこれ等の図の時計回りに回転する。レンズ装
置286はドラムの表面の原版の線像を集束する。この
ようにして形成した潜像が現像ローラ198を過ぎる際
に像が現像される。過剰な現像液は逆転ローラ208に
より除去され、処理単位104からの液体は放出口21
4から流出し現像液タンクにその後壁及びタンクカバー
518の間に形成したみぞ穴536を経てもどる。
【0163】処理単位104が位置決め位置に動くと、
処理単位104は紙片取扱い単位106をすくい上げそ
の各部品に対し前記したようにして駆動作用を生ずる。
位置決めローラ326,328間の挾み部に前縁が位置
した複写材料シートは転写位置を経て動かされ、はぎ取
り部片370によりはぎ取られ、各送出しローラ36
0,358の挾み部内に動く。2個の単位104,10
6は、装置10の放出端に向い一緒に動き続ける。最終
的に限度位置に達しこのときには走査駆動作用が逆転す
る。
【0164】これと同時にドラム172は同じ向きに駆
動され続ける。各部品の構造は、複写シートの前縁が逆
転の起る際に送出しざらの端部に連関するようにしてあ
る。この間に複写シートは、複写作用の終る間に装置1
0の底部12に対し相対運動が零である。装置10の図
示の特定の実施例では、像は処理単位104の最大位置
で完全に現像され、転写及び送出しの作用だけが不完全
のままになっている。他の実施例では現像作用はその処
理単位104の位置で完全でないが、全部の実施例で潜
像形成は、処理単位104の最大位置で完全であるのは
明らかである。複写作用はばね付勢ケーブルの作用のも
とに紙片取扱い単位106がその初期位置にもどるとき
の前に終る。次で処理単位104は、そのもとの位置ま
で継続する。前記した紙片詰まり検査等は本装置の動作
中に実施されるのは明らかである。
【0165】このようにして装置10により第1の複写
を極めて短時間に生ずることができる。装置10は製造
費が安くこれと同時に等級を向上しやすい。装置10は
その構造操作が極めて簡単である。装置10により、転
写場所を現像場所及び清掃場所の両方の下方に適宜に位
置させると共に全部の操作を単一の連続動作サイクルで
実施できる。
【0166】装置10はその各部品をどれもはずさない
で複写紙径路に沿う全部の位置を容易に操作できるよう
に構成してある。装置10の主要部品はすべて補修のた
めに容易に取りはずし交換することができる。装置10
は、前縁が送出しざら内で止まるときから後縁がこのさ
ら内に乗るまで複写の積極制御ができる。
【0167】装置10は、混合寸法の複写を生成してい
る場合にも前縁を精密にそろえた複写積層体が得られ
る。装置10は、あまり振動を伴わないで単位逆転運動
を生じさせる装置を設けた往復動処理単位を備えてい
る。装置10には、開くようにしたふたと、このふたを
全開位置に動かしたときに圧盤カバーが落ちて圧盤から
離れるのを防ぐための重力感応鎖錠部片とを設けてあ
る。
【0168】以上本発明をその実施例について詳細に説
明したが本発明はなお、その精神を逸脱しないで種種の
変化変型を行うことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明複写装置を使用できる電子写真装置の斜
視図である。
【図2】図1の電子写真装置の一部を切欠き、一部を縦
断面にし拡大して示す部分側面図である。
【図3】図2のふたを圧盤カバー鎖錠部片と共に示す側
面図である。
【図4】図3のふたを一部は切欠き一部は水平断面にし
て示す部分平面図である。
【図5】図1の電子写真装置の主要部品の種種の複写作
用段階における相対位置を示す拡大正面図である。
【図6】図5の電子写真装置の一部の部品を取除いて示
す平面図である。
【図7】図5の右方部分の拡大正面図であり、本発明複
写装置に使用する平衡装置を明示する。
【図8】図5の中央部分の拡大正面図である。
【図9】図5の上部左方部分の拡大正面図である。
【図10】図9の下部部分の正面図である。
【図11】図5の後部右側部分の拡大平面図である。
【図12】図5の下方右すみ部の拡大平面図である。
【図13】図5の下方左側部分の拡大平面図である。
【図14】図5の上部左側部分の拡大平面図である。
【図15】図5の上部中央部分の拡大平面図である。
【図16】図5の電子写真装置の処理単位を一部を切欠
き一部を縦断面にして示す拡大正面図である。
【図17】図16の背面図である。
【図18】図16の処理単位を一部を切欠き一部を水平
断面にして示す平面図である。
【図19】図16の処理単位に設けた光学装置の正面図
である。
【図20】図19の一部を横断面にして示す端面図であ
る。
【図21】図5の電子写真装置の紙片取扱い単位を一部
を切欠いて示す拡大平面図である。
【図22】図21の背面図である。
【図23】図5の電子写真装置の駆動装置の右側部分の
拡大背面図である。
【図24】図23の駆動装置の中央部分の背面図であ
る。
【図25】図23の駆動装置の左側部分の背面図であ
る。
【図26】図16の処理単位をその初期位置で示す正面
図である。
【図27】図16の処理単位が紙片取扱い単位をすくい
上げる場所に入る際の各部品の相対位置を示す正面図で
ある。
【図28】現像液取扱い装置の縦断面図である。
【図29】図28の25A−25A線に沿う断面図であ
る。
【図30】図5の電子写真装置の動作を制御するのに使
用される制御装置の1例の第1の部分の概略図である。
【図31】図30の制御装置の中間部分の概略図であ
る。
【図32】図30の制御装置の最終部分の概略図であ
る。
【図33】図5の電子写真装置のキー盤及び表示単位の
電気回路の概略図である。
【図34】図5の電子写真装置の動作プログラムのアイ
ドル部分のフローチャートである。
【図35】図5の電子写真装置の動作プログラムのアイ
ドル部分のフローチャートである。
【図36】図5の電子写真装置の動作プログラムのアイ
ドル部分のフローチャートである。
【図37】図5の電子写真装置の動作のプリントプログ
ラムの最初の部分のフローチャートである。
【図38】図5の電子写真装置の動作のプリントプログ
ラムの中間部分のフローチャートである。
【図39】図5の電子写真装置の動作のプリントプログ
ラムの最終の部分のフローチャートである。
【図40】図5の電子写真装置のクロック割込みプログ
ラムの最初の部分のフローチャートである。
【図41】図5の電子写真装置のクロック割込みプログ
ラムの中間部分のフローチャートである。
【図42】図5の電子写真装置のクロック割込みプログ
ラムの別の部分のフローチャートである。
【図43】図5の電子写真装置のクロック割込みプログ
ラムの1つの可能な最終部分のフローチャートである。
【図44】図5の電子写真装置のクロック割込みプログ
ラムの別の可能な最終部分のフローチャートである。
【符号の説明】
104 処理単位すなわち走査副装置 118 主駆動電動機 119 歯車箱 120 主駆動軸 121 前進クラッチ歯車 122 前進走査遊び歯車 123 逆転走査駆動歯車 124 前進走査駆動歯車 125 逆転クラッチ歯車 126 走査駆動軸 132 スプロケット 134 スプロケット 136 チエーン 138 チエーン 140 スプロケット 142 スプロケット 150 すべり棒 152 すべり棒 154 つりあいおもり 156 つりあいおもり 158 連結部片 160 ピン 162 緩衝装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/22 101 6830−2H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写しようとする書類を受けるように大
    体において水平に配置した圧盤と、走査副装置と、 この走査副装置を大体において水平の径路に沿い往復運
    動するように、前記圧盤に隣接して取付ける取付装置
    と、 前記走査副装置を前記径路に沿い駆動して前記圧盤上の
    書類を走査するようにするが、前記走査副装置の加速度
    により反作用力が生ずるようにした駆動装置と、 この
    駆動装置に応答して前記反作用力に対し大きさはほぼ等
    しいが、方向は反対の力を生じさせて前記走査副装置の
    加速度に付随する反作用力をつりあわせるようにした平
    衡装置と、を包含する複写装置。
  2. 【請求項2】 前記反作用力をつりあわせる平衡装置
    を、 前記走査副装置の質量に近似する質量と、 この質量を前記走査副装置の径路に大体において平行な
    径路に沿い運動するように取付ける取付装置と、 前記質量を前記走査副装置に連結し、これと同時に前記
    質量を前記走査副装置の駆動時にこの走査副装置の方向
    とは反対の方向に駆動するようにした連結装置とにより
    構成した、請求項1の複写装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動装置を、 それぞれ上部長さ及び下部長さを持つ1対のエンドレス
    駆動部材と、 これ等の各駆動部材の対応する長さ部分を、前記走査副
    装置に連結して、この走査副装置を駆動するようにした
    連結部材とにより構成し、 前記平衡装置を、前記走査副装置の質量を集合する1対
    の質量と、前記各駆動部材の対応する他方の長さ部分を
    前記各質量に連結する連結部材とにより構成した請求項
    1の複写装置。
JP4151222A 1981-05-29 1992-05-20 複写装置 Pending JPH05313255A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/268,261 US4435068A (en) 1981-05-29 1981-05-29 Apparatus for electrophotography
US268261 1999-03-15

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57090538A Division JPH0614234B2 (ja) 1981-05-29 1982-05-29 電子写真装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05313255A true JPH05313255A (ja) 1993-11-26

Family

ID=23022180

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57090538A Expired - Lifetime JPH0614234B2 (ja) 1981-05-29 1982-05-29 電子写真装置
JP4151222A Pending JPH05313255A (ja) 1981-05-29 1992-05-20 複写装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57090538A Expired - Lifetime JPH0614234B2 (ja) 1981-05-29 1982-05-29 電子写真装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4435068A (ja)
JP (2) JPH0614234B2 (ja)
CA (1) CA1203004A (ja)
CH (3) CH655191A5 (ja)
DE (1) DE3220094A1 (ja)
FR (1) FR2506963B1 (ja)
GB (4) GB2099369B (ja)
IT (1) IT1195792B (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3415016A1 (de) * 1983-04-20 1984-10-25 R. Clark Fairfield Conn. DuBois Papierbeschickungs- und -foerdereinrichtung fuer eine kopiermaschine
US4674735A (en) * 1983-12-07 1987-06-23 R. Clark DuBois Automatic sheet feeder for copiers and other machines having sheet transport mechanisms and assemblies therewith
US4603336A (en) * 1984-04-25 1986-07-29 Harris Graphics Corporation Transfer mechanism for multiple station imaging/printing apparatus
JPS6151168A (ja) * 1984-08-20 1986-03-13 Sanyo Electric Co Ltd 静電記録装置
FR2575111B1 (fr) * 1984-12-20 1987-01-23 Bull Sa Appareil d'impression sans frappe
US4624544A (en) * 1985-11-22 1986-11-25 Xerox Corporation Automatic xerographic plate development system
JPS6423043U (ja) * 1987-07-29 1989-02-07
US5270776A (en) * 1988-06-06 1993-12-14 Spectrum Sciences B.V. Method for fusing developed image
JPH0617176B2 (ja) * 1988-06-21 1994-03-09 株式会社日立製作所 画像再生装置
US5001515A (en) * 1988-08-12 1991-03-19 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and image forming unit mountable on same
US5157238A (en) * 1988-09-08 1992-10-20 Spectrum Sciences, B.V. Fusing apparatus and method
DE4218056A1 (de) * 1991-05-31 1993-01-07 Asahi Optical Co Ltd Bilderzeugungsgeraet
GB2261753B (en) * 1991-11-19 1995-07-12 Intel Corp Multi-mode microprocessor with electrical pin for selective re-initialization of processor state
DE4309445B4 (de) * 1992-03-24 2005-01-27 Pentax Corp. Elektrofotografisches Gerät
JPH0777883A (ja) * 1993-09-09 1995-03-20 Fujitsu Ltd プリンタの定着方法及び電子写真プリンタ
JPH0784428A (ja) * 1993-09-16 1995-03-31 Fujitsu Ltd シリアル型電子写真プリンタ
JPH07191513A (ja) * 1993-11-19 1995-07-28 Fujitsu Ltd 電子写真装置
JPH07311486A (ja) * 1994-05-16 1995-11-28 Fujitsu Ltd 画像形成装置
CN110515286B (zh) * 2019-08-27 2024-05-10 珠海天威飞马打印耗材有限公司 显影剂供给容器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657062A (en) * 1979-10-17 1981-05-19 Canon Inc Optical system moving device in electrophotographic copier

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556889B1 (ja) * 1970-12-30 1980-02-20
JPS4835503A (ja) * 1971-09-04 1973-05-25
NL170463C (nl) * 1971-12-20 1982-11-01 Oce Van Der Grinten Nv Fotokopieerinrichting met heen- en weergaande delen in het optische systeem.
JPS5754921B2 (ja) * 1972-05-15 1982-11-20
DE2258669C2 (de) * 1972-11-30 1982-05-13 Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen Buchkopiergerät
US4110029A (en) * 1973-09-27 1978-08-29 Canon Kabushiki Kaisha Liquid developer for an electrostatic copying device
JPS5922229B2 (ja) * 1973-11-15 1984-05-25 株式会社リコー カラ−静電写真装置
JPS6015943B2 (ja) * 1974-05-28 1985-04-23 株式会社リコー 電子複写装置
JPS5160532A (en) * 1974-11-25 1976-05-26 Konishiroku Photo Ind 1 doryokugenoryoshitefukusuno buzaioanteikudoseshimeuruyona doryokudentatsuseigyokikoojusuru fukushaki
JPS5280840A (en) * 1975-12-27 1977-07-06 Minolta Camera Co Ltd Electrophotographic copying machine
DD128174A5 (de) * 1976-01-19 1977-11-02 Rex Rotary International As Antriebssystem fuer den belichtungs-schlitten eines kopierers
JPS56135870A (en) * 1980-03-26 1981-10-23 Fuji Photo Film Co Ltd Electrophotographic copier
DE3048728A1 (de) * 1980-12-23 1982-07-15 Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen Elektrostatisches kopiergeraet
JPS57151982A (en) * 1981-03-16 1982-09-20 Canon Inc Copying machine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657062A (en) * 1979-10-17 1981-05-19 Canon Inc Optical system moving device in electrophotographic copier

Also Published As

Publication number Publication date
CH649853A5 (fr) 1985-06-14
GB2152683B (en) 1986-05-14
JPH0614234B2 (ja) 1994-02-23
GB2146785A (en) 1985-04-24
CA1203004A (en) 1986-04-08
FR2506963A1 (fr) 1982-12-03
JPS57200056A (en) 1982-12-08
CH656726A5 (fr) 1986-07-15
GB2099369B (en) 1985-10-02
CH655191A5 (fr) 1986-03-27
GB2149692B (en) 1986-05-29
IT8221000A0 (it) 1982-04-29
GB8426880D0 (en) 1984-11-28
DE3220094A1 (de) 1982-12-16
GB2099369A (en) 1982-12-08
FR2506963B1 (fr) 1986-04-18
GB2149692A (en) 1985-06-19
GB2152683A (en) 1985-08-07
GB2146785B (en) 1985-10-16
IT1195792B (it) 1988-10-27
US4435068A (en) 1984-03-06
GB8427036D0 (en) 1984-11-28
GB8424128D0 (en) 1984-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05313255A (ja) 複写装置
EP0195181B1 (en) Electrostatic copying apparatus
US4702587A (en) Shell-type electrostatic copying apparatus
EP0399565B1 (en) Printer
CA1327831C (en) Image-forming apparatus
JPS59133138A (ja) シ−ト搬送装置
US4891672A (en) Image forming apparatus with developing device accommodating apparatus
US4540274A (en) Image forming apparatus
US5016864A (en) Apparatus for feeding sheet material
US4875077A (en) Image-forming machine
US4589761A (en) Reciprocating optics copier with means for counteracting acceleration reaction forces
CN1003743B (zh) 用于图象形成设备的盒式装置
JPS62275945A (ja) 給紙装置
JPS60136757A (ja) 複写装置
US4595189A (en) Paper feeder apparatus
JPH02130562A (ja) 画像形成装置
JP3658090B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JPH0441820B2 (ja)
JPH06161167A (ja) 複写装置
JPS60247279A (ja) 電子複写機
JPS63315426A (ja) 自動給紙ユニット
JPH0580651A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリツジ
JPH07228372A (ja) 給紙装置
JPS61295935A (ja) 電子複写装置用テ−ブル
JPS5823047A (ja) 複写装置