JPH05304517A - 送端切替方式 - Google Patents
送端切替方式Info
- Publication number
- JPH05304517A JPH05304517A JP4107076A JP10707692A JPH05304517A JP H05304517 A JPH05304517 A JP H05304517A JP 4107076 A JP4107076 A JP 4107076A JP 10707692 A JP10707692 A JP 10707692A JP H05304517 A JPH05304517 A JP H05304517A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- switching
- clock
- line
- working
- Prior art date
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- Granted
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同期デジタル階層（ＳＤＨ：Synchronous Di
gital hierarchy）無線伝送システムの同期切替方式に
おける送端切替方式において、送端切替時に受端装置に
て予備回線のフレーム同期が外れることを防止する。 【構成】 予備回線送端切替部５は、送端切替時におい
て、予備回線の疑似信号Ｄ５から現用回線信号Ｄ４へ切
り替えて、予備回線信号Ｄ６として出力する。予備回線
クロック乗せ替えメモリ部６は、予備回線信号Ｄ６を入
力してメモリに蓄え、同期網クロック／フレームパルス
Ｃ２を用いて読み出し位相変動しない予備回線信号Ｄ７
として出力する。
gital hierarchy）無線伝送システムの同期切替方式に
おける送端切替方式において、送端切替時に受端装置に
て予備回線のフレーム同期が外れることを防止する。 【構成】 予備回線送端切替部５は、送端切替時におい
て、予備回線の疑似信号Ｄ５から現用回線信号Ｄ４へ切
り替えて、予備回線信号Ｄ６として出力する。予備回線
クロック乗せ替えメモリ部６は、予備回線信号Ｄ６を入
力してメモリに蓄え、同期網クロック／フレームパルス
Ｃ２を用いて読み出し位相変動しない予備回線信号Ｄ７
として出力する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、同期デジタル階層（Ｓ
ＤＨ；Synchronous Digital Hierarchy）に対応した同
期網無線伝送システムにおいて複数の現用回線と１つの
予備回線とを無瞬段で切り替える同期切替方式の送端装
置における送端切替方式に関する。
ＤＨ；Synchronous Digital Hierarchy）に対応した同
期網無線伝送システムにおいて複数の現用回線と１つの
予備回線とを無瞬段で切り替える同期切替方式の送端装
置における送端切替方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の送端切替方式としては、図２のブ
ロック図に示すような回路を用いた送端切替方式があ
る。この従来の送端切替方式は、ＳＤＨ（Synchronous
DigitalHierarchy）無線伝送システムに対応した同期網
無線伝送システムにおいて複数の現用回線と１つの予備
回線とを無瞬段で切り替える同期切替方式の送端装置に
おける送端切替方式である。図２では２つ目以降の現用
回線については省略している。
ロック図に示すような回路を用いた送端切替方式があ
る。この従来の送端切替方式は、ＳＤＨ（Synchronous
DigitalHierarchy）無線伝送システムに対応した同期網
無線伝送システムにおいて複数の現用回線と１つの予備
回線とを無瞬段で切り替える同期切替方式の送端装置に
おける送端切替方式である。図２では２つ目以降の現用
回線については省略している。
【０００３】従来の送端切替方式は、現用回線クロック
乗せ替えメモリ部１，同期網クロック／フレームパルス
供給部２，現用回線信号切替部３，疑似信号発生部４及
び予備回線送端切替部５から構成される。現用回線クロ
ック乗せ替えメモリ部１は、現用回線信号Ｄ１及び同期
網クロック／フレームパルス供給部２の出力である同期
網クロック／フレームパルスＣ２を入力して現用回線信
号Ｄ２を出力する。同期網クロック／フレームパルス供
給部２は、同期網クロックＣ１を入力して同期網クロッ
ク／フレームパルスＣ２を出力する。現用回線信号切替
部３は、現用回線信号Ｄ２及び下位現用回線信号Ｄ３を
入力して現用回線信号Ｄ４を出力する。疑似信号発生部
４は、同期網クロック／フレームパルスＣ２を入力して
疑似信号Ｄ５を出力する。予備回線送端切替部５は、現
用回線信号Ｄ４及び疑似信号Ｄ５を入力して予備回線信
号Ｄ６を出力する。
乗せ替えメモリ部１，同期網クロック／フレームパルス
供給部２，現用回線信号切替部３，疑似信号発生部４及
び予備回線送端切替部５から構成される。現用回線クロ
ック乗せ替えメモリ部１は、現用回線信号Ｄ１及び同期
網クロック／フレームパルス供給部２の出力である同期
網クロック／フレームパルスＣ２を入力して現用回線信
号Ｄ２を出力する。同期網クロック／フレームパルス供
給部２は、同期網クロックＣ１を入力して同期網クロッ
ク／フレームパルスＣ２を出力する。現用回線信号切替
部３は、現用回線信号Ｄ２及び下位現用回線信号Ｄ３を
入力して現用回線信号Ｄ４を出力する。疑似信号発生部
４は、同期網クロック／フレームパルスＣ２を入力して
疑似信号Ｄ５を出力する。予備回線送端切替部５は、現
用回線信号Ｄ４及び疑似信号Ｄ５を入力して予備回線信
号Ｄ６を出力する。
【０００４】同期網クロック／フレームパルス供給部２
は、同期網クロックＣ１を入力し、この入力に同期させ
たクロック及びフレームパルスを発生し同期網クロック
／フレームパルスＣ２として現用回線クロック乗せ替え
メモリ部１及び疑似信号発生部４へ供給する。現用回線
クロック乗せ替えメモリ部１は、現用回線信号Ｄ１を入
力してメモリに蓄え、同期網クロック／フレームパルス
Ｃ２を用いてメモリに蓄えた現用回線信号Ｄ１を読み出
すことにより、現用回線信号Ｄ１を同期網クロック／フ
レームパルスＣ２に乗せ替えて現用回線信号Ｄ２として
出力する。現用回線信号切替部３は、現用回線信号Ｄ２
と、外部の下位現用回線における現用回線信号切替部か
ら出力される下位現用回線信号Ｄ３とを入力して、この
２つの入力の内のどちらか一方を選択し、現用回線信号
Ｄ４として予備回線送端切替部５へ出力する。疑似信号
発生部４は、同期網クロック／フレームパルスＣ２に対
して同期した疑似信号Ｄ５を予備回線送端切替部５へ出
力する。予備回線送端切替部５は、現用回線信号Ｄ４と
疑似信号Ｄ５とを入力して、この２つの入力の内のどち
らか一方を選択して予備回線に切り替え予備回線信号Ｄ
６として出力する。
は、同期網クロックＣ１を入力し、この入力に同期させ
たクロック及びフレームパルスを発生し同期網クロック
／フレームパルスＣ２として現用回線クロック乗せ替え
メモリ部１及び疑似信号発生部４へ供給する。現用回線
クロック乗せ替えメモリ部１は、現用回線信号Ｄ１を入
力してメモリに蓄え、同期網クロック／フレームパルス
Ｃ２を用いてメモリに蓄えた現用回線信号Ｄ１を読み出
すことにより、現用回線信号Ｄ１を同期網クロック／フ
レームパルスＣ２に乗せ替えて現用回線信号Ｄ２として
出力する。現用回線信号切替部３は、現用回線信号Ｄ２
と、外部の下位現用回線における現用回線信号切替部か
ら出力される下位現用回線信号Ｄ３とを入力して、この
２つの入力の内のどちらか一方を選択し、現用回線信号
Ｄ４として予備回線送端切替部５へ出力する。疑似信号
発生部４は、同期網クロック／フレームパルスＣ２に対
して同期した疑似信号Ｄ５を予備回線送端切替部５へ出
力する。予備回線送端切替部５は、現用回線信号Ｄ４と
疑似信号Ｄ５とを入力して、この２つの入力の内のどち
らか一方を選択して予備回線に切り替え予備回線信号Ｄ
６として出力する。
【０００５】図２に示すような従来の送端切替方式が用
いられる従来の無線伝送システムでは、フェージング等
による伝送路の劣化が存在するので、これらの自然現象
による無線伝送システムの信頼性の悪化を防止ために一
般的に無瞬段切替の可能な同期切替方式を採用してい
る。ここで、フェージングのなかでもほとんど支配的な
周波数選択性フェージングの場合は、フェージング周波
数の移動速度又はフェージング量の変化速度に対して同
期切替が十分早く行なわれる必要がある。
いられる従来の無線伝送システムでは、フェージング等
による伝送路の劣化が存在するので、これらの自然現象
による無線伝送システムの信頼性の悪化を防止ために一
般的に無瞬段切替の可能な同期切替方式を採用してい
る。ここで、フェージングのなかでもほとんど支配的な
周波数選択性フェージングの場合は、フェージング周波
数の移動速度又はフェージング量の変化速度に対して同
期切替が十分早く行なわれる必要がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の送端切替方式では、切り替えられた現用回線信
号をそのまま予備回線信号として伝送しているので、切
り替えの行なわれていないときの予備回線信号のクロッ
ク及びフレームタイミングと、切り替えが行なわれ現用
回線信号が送端切替部を経由して予備回線信号になった
ときのクロック及びフレームタイミングとの間において
位相が異なり、送端切替時に受端装置においてフレーム
同期が一度外れてしまい同期切替時間が長くなってしま
うという問題点がある。
た従来の送端切替方式では、切り替えられた現用回線信
号をそのまま予備回線信号として伝送しているので、切
り替えの行なわれていないときの予備回線信号のクロッ
ク及びフレームタイミングと、切り替えが行なわれ現用
回線信号が送端切替部を経由して予備回線信号になった
ときのクロック及びフレームタイミングとの間において
位相が異なり、送端切替時に受端装置においてフレーム
同期が一度外れてしまい同期切替時間が長くなってしま
うという問題点がある。
【０００７】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、同期デジタル階層（Synchronous Digital
Hierarchy）無線伝送システムの同期切替方式における
送端切替方式において、送端切替時に受端装置にて予備
回線のフレーム同期が外れるのを防止することができる
送端切替方式を提供することを目的とする。
のであって、同期デジタル階層（Synchronous Digital
Hierarchy）無線伝送システムの同期切替方式における
送端切替方式において、送端切替時に受端装置にて予備
回線のフレーム同期が外れるのを防止することができる
送端切替方式を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係る送端切替方
式は、同期デジタル階層（Synchronous Digital Hierar
chy）に対応した同期網無線伝送システムにおける複数
の現用回線と１つの予備回線とを無瞬段で切り替える手
段を有する同期切替方式において、現用回線信号及び予
備回線信号を一旦メモリに蓄えて予備回線における送端
切替後に同期網のクロックへの乗せ替えを前記メモリに
蓄えられた現用回線信号及び予備回線信号について行な
う手段を有することを特徴とする。
式は、同期デジタル階層（Synchronous Digital Hierar
chy）に対応した同期網無線伝送システムにおける複数
の現用回線と１つの予備回線とを無瞬段で切り替える手
段を有する同期切替方式において、現用回線信号及び予
備回線信号を一旦メモリに蓄えて予備回線における送端
切替後に同期網のクロックへの乗せ替えを前記メモリに
蓄えられた現用回線信号及び予備回線信号について行な
う手段を有することを特徴とする。
【０００９】更に詳しくは、本発明に係る送端切替方式
は、Synchronous Digital Hierarchyに対応した同期網
無線伝送システムにおける複数の現用回線と１つの予備
回線とを無瞬段で切り替える手段を有する同期切替方式
において、同期網のクロックをフレームタイミングと共
に予備システム及び複数の現用システムへ供給する同期
網クロック／フレームパルス供給手段と、前記複数の現
用回線における各現用回線信号の内の１つの信号を選択
して出力する現用回線信号切替手段と、現用回線信号を
入力しメモリに蓄えて前記同期網クロック／フレームパ
ルス供給手段の出力を用いて読み出し現用回線信号とし
て出力する現用回線クロック乗せ替えメモリ手段と、送
端切替時において予備回線の疑似信号から前記現用回線
信号切替手段の出力へ切り替えて出力する予備回線送端
切替手段と、この予備回線送端切替手段の出力を入力し
メモリに蓄えて前記同期網クロック／フレームパルス供
給手段の出力を用いて読み出し予備回線信号として出力
する予備回線クロック乗せ替えメモリ手段とを有するこ
とを特徴とする。
は、Synchronous Digital Hierarchyに対応した同期網
無線伝送システムにおける複数の現用回線と１つの予備
回線とを無瞬段で切り替える手段を有する同期切替方式
において、同期網のクロックをフレームタイミングと共
に予備システム及び複数の現用システムへ供給する同期
網クロック／フレームパルス供給手段と、前記複数の現
用回線における各現用回線信号の内の１つの信号を選択
して出力する現用回線信号切替手段と、現用回線信号を
入力しメモリに蓄えて前記同期網クロック／フレームパ
ルス供給手段の出力を用いて読み出し現用回線信号とし
て出力する現用回線クロック乗せ替えメモリ手段と、送
端切替時において予備回線の疑似信号から前記現用回線
信号切替手段の出力へ切り替えて出力する予備回線送端
切替手段と、この予備回線送端切替手段の出力を入力し
メモリに蓄えて前記同期網クロック／フレームパルス供
給手段の出力を用いて読み出し予備回線信号として出力
する予備回線クロック乗せ替えメモリ手段とを有するこ
とを特徴とする。
【００１０】
【作用】本発明に係る送端切替方式においては、Synchr
onous Digital Hierarchyに対応した同期網無線伝送シ
ステムにおける複数の現用回線と１つの予備回線とを無
瞬段で切り替える手段を有する同期切替方式において、
予備回線送端切替手段は、送端切替時において、予備回
線の疑似信号から現用回線信号切替手段の出力へ切り替
えて、予備回線信号として出力する。この予備回線信号
を予備回線クロック乗せ替えメモリ手段は、入力してメ
モリに蓄え、同期網クロック／フレームパルス供給手段
の出力を用いて読み出し、この読み出し信号が位相変動
しない予備回線信号として出力する。これらにより、本
発明に係る送端切替方式は、送端切替された信号をメモ
リ回路に蓄えて、予備回線に供給されるクロック及びフ
レームタイミングを用いて読み出し予備回線信号として
出力するので、送端装置において現用回線信号を予備回
線に切り替えたとき、受端装置において予備回線のフレ
ーム同期が外れることがなく、フェージング周波数の移
動速度及びフェージング量の変化速度に比して十分早い
同期切替を実現することができる。
onous Digital Hierarchyに対応した同期網無線伝送シ
ステムにおける複数の現用回線と１つの予備回線とを無
瞬段で切り替える手段を有する同期切替方式において、
予備回線送端切替手段は、送端切替時において、予備回
線の疑似信号から現用回線信号切替手段の出力へ切り替
えて、予備回線信号として出力する。この予備回線信号
を予備回線クロック乗せ替えメモリ手段は、入力してメ
モリに蓄え、同期網クロック／フレームパルス供給手段
の出力を用いて読み出し、この読み出し信号が位相変動
しない予備回線信号として出力する。これらにより、本
発明に係る送端切替方式は、送端切替された信号をメモ
リ回路に蓄えて、予備回線に供給されるクロック及びフ
レームタイミングを用いて読み出し予備回線信号として
出力するので、送端装置において現用回線信号を予備回
線に切り替えたとき、受端装置において予備回線のフレ
ーム同期が外れることがなく、フェージング周波数の移
動速度及びフェージング量の変化速度に比して十分早い
同期切替を実現することができる。
【００１１】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【００１２】図１は、本発明の実施例に係る送端切替方
式を示すブロック図であり、複数の現用回線と１つの予
備回線とからなる送端切替部について示したものであ
る。ただし、図１では２つ目以降の現用回線については
省略している。また、図１において、図２に示す従来の
送端切替方式と同様な箇所には、同一符号を付してい
る。
式を示すブロック図であり、複数の現用回線と１つの予
備回線とからなる送端切替部について示したものであ
る。ただし、図１では２つ目以降の現用回線については
省略している。また、図１において、図２に示す従来の
送端切替方式と同様な箇所には、同一符号を付してい
る。
【００１３】図１に示すように、本実施例に係る送端切
替方式は、現用回線クロック乗せ替えメモリ部１，同期
網クロック／フレームパルス供給部２，現用回線信号切
替部３，疑似信号発生部４，予備回線送端切替部５及び
予備回線クロック乗せ替えメモリ部６から構成される。
替方式は、現用回線クロック乗せ替えメモリ部１，同期
網クロック／フレームパルス供給部２，現用回線信号切
替部３，疑似信号発生部４，予備回線送端切替部５及び
予備回線クロック乗せ替えメモリ部６から構成される。
【００１４】現用回線クロック乗せ替えメモリ部１は、
現用回線信号Ｄ１及び同期網クロック／フレームパルス
供給部２の出力である同期網クロック／フレームパルス
Ｃ２を入力して現用回線信号Ｄ２を出力する。同期網ク
ロック／フレームパルス供給部２は、同期網クロックＣ
１を入力して同期網クロック／フレームパルスＣ２を出
力する。現用回線信号切替部３は、現用回線信号Ｄ１及
び下位現用回線信号Ｄ３を入力して現用回線信号Ｄ４を
出力する。疑似信号発生部４は、同期網クロック／フレ
ームパルスＣ２を入力して疑似信号Ｄ５を出力する。予
備回線送端切替部５は、現用回線信号Ｄ４及び疑似信号
Ｄ５を入力して予備回線信号Ｄ６を出力する。予備回線
クロック乗せ替えメモリ部６は、予備回線信号Ｄ６を入
力して予備回線信号Ｄ７を出力する。
現用回線信号Ｄ１及び同期網クロック／フレームパルス
供給部２の出力である同期網クロック／フレームパルス
Ｃ２を入力して現用回線信号Ｄ２を出力する。同期網ク
ロック／フレームパルス供給部２は、同期網クロックＣ
１を入力して同期網クロック／フレームパルスＣ２を出
力する。現用回線信号切替部３は、現用回線信号Ｄ１及
び下位現用回線信号Ｄ３を入力して現用回線信号Ｄ４を
出力する。疑似信号発生部４は、同期網クロック／フレ
ームパルスＣ２を入力して疑似信号Ｄ５を出力する。予
備回線送端切替部５は、現用回線信号Ｄ４及び疑似信号
Ｄ５を入力して予備回線信号Ｄ６を出力する。予備回線
クロック乗せ替えメモリ部６は、予備回線信号Ｄ６を入
力して予備回線信号Ｄ７を出力する。
【００１５】次に、上述の如く構成された本実施例に係
る送端切替方式の動作について説明する。同期網クロッ
ク／フレームパルス供給部２は、同期網クロックＣ１を
入力し、この入力に同期させたクロック及びフレームパ
ルスを発生し同期網クロック／フレームパルスＣ２とし
て現用回線クロック乗せ替えメモリ部１，疑似信号発生
部４，予備回線クロック乗せ替えメモリ部６及び外部の
下位現用回線クロック乗せ替え部へ供給する。
る送端切替方式の動作について説明する。同期網クロッ
ク／フレームパルス供給部２は、同期網クロックＣ１を
入力し、この入力に同期させたクロック及びフレームパ
ルスを発生し同期網クロック／フレームパルスＣ２とし
て現用回線クロック乗せ替えメモリ部１，疑似信号発生
部４，予備回線クロック乗せ替えメモリ部６及び外部の
下位現用回線クロック乗せ替え部へ供給する。
【００１６】現用回線クロック乗せ替えメモリ部１は、
同期端局から出力されるSynchronous Digital Hierarch
y信号からセクションオーバヘッド信号を終端した現用
回線信号Ｄ１を入力してメモリに蓄える。そして、現用
回線クロック乗せ替えメモリ部１は、同期網クロック／
フレームパルス供給部２から入力する同期網クロック／
フレームパルスＣ２を用いてメモリに蓄えた現用回線信
号Ｄ１を読み出すことにより、現用回線信号Ｄ１を同期
網クロック／フレームパルスＣ２に乗せ替え、ポインタ
処理をする機能を有し、その乗せ替えられた信号は現用
回線信号Ｄ２として同期網クロック／フレームパルスＣ
２と共に外部の現用回線におけるオーバヘッド挿入部及
び変調部へ出力される。
同期端局から出力されるSynchronous Digital Hierarch
y信号からセクションオーバヘッド信号を終端した現用
回線信号Ｄ１を入力してメモリに蓄える。そして、現用
回線クロック乗せ替えメモリ部１は、同期網クロック／
フレームパルス供給部２から入力する同期網クロック／
フレームパルスＣ２を用いてメモリに蓄えた現用回線信
号Ｄ１を読み出すことにより、現用回線信号Ｄ１を同期
網クロック／フレームパルスＣ２に乗せ替え、ポインタ
処理をする機能を有し、その乗せ替えられた信号は現用
回線信号Ｄ２として同期網クロック／フレームパルスＣ
２と共に外部の現用回線におけるオーバヘッド挿入部及
び変調部へ出力される。
【００１７】現用回線信号切替部３は、現用回線信号Ｄ
１と、外部の下位現用回線における現用回線信号切替部
から出力される下位現用回線信号Ｄ３とを入力して、こ
の２つの入力の内のどちらか一方を選択して現用回線信
号Ｄ４として予備回線送端切替部５へ出力する。これは
送端切替をする本実施例に係る送端切替方式における現
用回線信号切替部において、現用回線信号を予備回線へ
送出するための動作である。
１と、外部の下位現用回線における現用回線信号切替部
から出力される下位現用回線信号Ｄ３とを入力して、こ
の２つの入力の内のどちらか一方を選択して現用回線信
号Ｄ４として予備回線送端切替部５へ出力する。これは
送端切替をする本実施例に係る送端切替方式における現
用回線信号切替部において、現用回線信号を予備回線へ
送出するための動作である。
【００１８】疑似信号発生部４は、同期網クロック／フ
レームパルス供給部２から入力する同期網クロック／フ
レームパルスＣ２に対して同期した疑似信号Ｄ５を予備
回線送端切替部５へ出力し、送端切替をしていないとき
の予備回線信号とする。
レームパルス供給部２から入力する同期網クロック／フ
レームパルスＣ２に対して同期した疑似信号Ｄ５を予備
回線送端切替部５へ出力し、送端切替をしていないとき
の予備回線信号とする。
【００１９】予備回線送端切替部５は、現用回線信号切
替部３から出力される現用回線信号Ｄ４と疑似信号発生
部４から出力される疑似信号Ｄ５とを入力して、この２
つの入力の内のどちらか一方を選択して予備回線信号Ｄ
６として予備回線クロック乗せ替えメモリ部６へ出力す
る。予備回線送端切替部５は、送端切替時において、予
備回線の疑似信号Ｄ５から送端切替をする現用回線の現
用回線信号Ｄ４へ切り替えて、予備回線信号として出力
する機能をもつ。
替部３から出力される現用回線信号Ｄ４と疑似信号発生
部４から出力される疑似信号Ｄ５とを入力して、この２
つの入力の内のどちらか一方を選択して予備回線信号Ｄ
６として予備回線クロック乗せ替えメモリ部６へ出力す
る。予備回線送端切替部５は、送端切替時において、予
備回線の疑似信号Ｄ５から送端切替をする現用回線の現
用回線信号Ｄ４へ切り替えて、予備回線信号として出力
する機能をもつ。
【００２０】予備回線クロック乗せ替えメモリ部６は、
入力した予備回線信号Ｄ６をメモリに蓄えて、同期網ク
ロック／フレームパルス供給部２から入力する同期網ク
ロック／フレームパルスＣ２を用いて読み出すことによ
り、予備回線信号Ｄ６を同期網クロック／フレームパル
スＣ２へ乗せ替えて予備回線信号Ｄ７として出力する。
これらのように、予備回線クロック乗せ替えメモリ部６
は、ポインタ処理をする機能を有するので、同期網クロ
ック／フレームパルスＣ２へ乗せ替えられた予備回線信
号Ｄ７は、送端切替時及び非切替時を問わず位相の変化
しない信号として同期網クロック／フレームパルスＣ２
と共に外部の予備回線におけるオーバヘッド挿入部及び
変調部へ出力される。
入力した予備回線信号Ｄ６をメモリに蓄えて、同期網ク
ロック／フレームパルス供給部２から入力する同期網ク
ロック／フレームパルスＣ２を用いて読み出すことによ
り、予備回線信号Ｄ６を同期網クロック／フレームパル
スＣ２へ乗せ替えて予備回線信号Ｄ７として出力する。
これらのように、予備回線クロック乗せ替えメモリ部６
は、ポインタ処理をする機能を有するので、同期網クロ
ック／フレームパルスＣ２へ乗せ替えられた予備回線信
号Ｄ７は、送端切替時及び非切替時を問わず位相の変化
しない信号として同期網クロック／フレームパルスＣ２
と共に外部の予備回線におけるオーバヘッド挿入部及び
変調部へ出力される。
【００２１】上述により本実施例に係る送端切替方式で
は、予備回線クロック乗せ替えメモリ部６において予備
回線信号Ｄ６をメモリに蓄え、現用回線信号に対して位
相は異なるが周波数は一致している同期網クロック／フ
レームパルスＣ２で読み出すことにより、予備回線クロ
ック乗せ替えメモリ部６から出力する予備回線信号Ｄ７
の位相変動を防止することができる。
は、予備回線クロック乗せ替えメモリ部６において予備
回線信号Ｄ６をメモリに蓄え、現用回線信号に対して位
相は異なるが周波数は一致している同期網クロック／フ
レームパルスＣ２で読み出すことにより、予備回線クロ
ック乗せ替えメモリ部６から出力する予備回線信号Ｄ７
の位相変動を防止することができる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る送端切
替方式によれば、Synchronous Digital Hierarchy無線
伝送システムの同期切替方式における送端切替方式にお
いて、送端切替された信号をメモリ回路に蓄えて、予備
回線に供給されるクロック及びフレームタイミングを用
いて読み出し予備回線信号として出力するので、送端装
置において現用回線信号を予備回線に切り替えたとき、
受端装置において予備回線のフレーム同期が外れること
がなく、フェージング周波数の移動速度及びフェージン
グ量の変化速度に比して十分早い同期切替をすることが
できる。
替方式によれば、Synchronous Digital Hierarchy無線
伝送システムの同期切替方式における送端切替方式にお
いて、送端切替された信号をメモリ回路に蓄えて、予備
回線に供給されるクロック及びフレームタイミングを用
いて読み出し予備回線信号として出力するので、送端装
置において現用回線信号を予備回線に切り替えたとき、
受端装置において予備回線のフレーム同期が外れること
がなく、フェージング周波数の移動速度及びフェージン
グ量の変化速度に比して十分早い同期切替をすることが
できる。
【図１】本発明の実施例に係る送端切替方式を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】従来の送端切替方式の一例を示すブロック図で
ある。
ある。
１ ；現用回線クロック乗せ替えメモリ部 ２ ；同期網クロック／フレームパルス供給部 ３ ；現用回線信号切替部 ４ ；疑似信号発生部 ５ ；予備回線送端切替部 ６ ；予備回線クロック乗せ替えメモリ部
Claims (2)
- 【請求項１】 同期デジタル階層に対応した同期網無線
伝送システムにおける複数の現用回線と１つの予備回線
とを無瞬段で切り替える手段を有する同期切替方式にお
いて、現用回線信号及び予備回線信号を一旦メモリに蓄
えて予備回線における送端切替後に同期網のクロックへ
の乗せ替えを前記メモリに蓄えられた現用回線信号及び
予備回線信号について行なう手段を有することを特徴と
する送端切替方式。 - 【請求項２】 同期デジタル階層に対応した同期網無線
伝送システムにおける複数の現用回線と１つの予備回線
とを無瞬段で切り替える手段を有する同期切替方式にお
いて、同期網のクロックをフレームタイミングと共に予
備システム及び複数の現用システムへ供給する同期網ク
ロック／フレームパルス供給手段と、前記複数の現用回
線における各現用回線信号の内の１つの信号を選択して
出力する現用回線信号切替手段と、現用回線信号を入力
しメモリに蓄えて前記同期網クロック／フレームパルス
供給手段の出力を用いて読み出し現用回線信号として出
力する現用回線クロック乗せ替えメモリ手段と、送端切
替時において予備回線の疑似信号から前記現用回線信号
切替手段の出力へ切り替えて出力する予備回線送端切替
手段と、この予備回線送端切替手段の出力を入力しメモ
リに蓄えて前記同期網クロック／フレームパルス供給手
段の出力を用いて読み出し予備回線信号として出力する
予備回線クロック乗せ替えメモリ手段とを有することを
特徴とする送端切替方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4107076A JP2776133B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 送端切替方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4107076A JP2776133B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 送端切替方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05304517A true JPH05304517A (ja) | 1993-11-16 |
| JP2776133B2 JP2776133B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=14449879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4107076A Expired - Lifetime JP2776133B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 送端切替方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2776133B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05153097A (ja) * | 1991-11-28 | 1993-06-18 | Nec Corp | 同期網無線電送システム |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP4107076A patent/JP2776133B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05153097A (ja) * | 1991-11-28 | 1993-06-18 | Nec Corp | 同期網無線電送システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2776133B2 (ja) | 1998-07-16 |
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