JPH0530189Y2 - - Google Patents

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JPH0530189Y2
JPH0530189Y2 JP1988029540U JP2954088U JPH0530189Y2 JP H0530189 Y2 JPH0530189 Y2 JP H0530189Y2 JP 1988029540 U JP1988029540 U JP 1988029540U JP 2954088 U JP2954088 U JP 2954088U JP H0530189 Y2 JPH0530189 Y2 JP H0530189Y2
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wire
outer wire
engaging
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のヒータコントロール装置等に
用いられるコントロールワイヤの固定構造に関す
るものである。
(従来の技術) 第5図は自動車のヒータコントロール用レバー
装置を示し、コントロールレバー21はベース5
に支軸22を中心に回動可能に取り付けられ、そ
の一端はパネル23に設けたスリツトを突出して
操作ノブ24が取り付けられ、他端にはコントー
ルワイヤ1が接続されている。このコントールワ
イヤ1は、管状のアウタワイヤ2と該アウタワイ
ヤ2に摺動自在に挿通したインナワイヤ3とから
なり、このレバー装置から図示しない***作側に
配設されるものである。
そして、コントロールワイヤ1の一端は、イン
ナワイヤ3の端部がコントロールレバー21に接
続されるとともに、アウタワイヤ2の端部がビス
25を締め付けることによりクリツプ金具26と
ベース5の間に挟圧して固定される一方、他端は
図示しない***作側にて同様に固定されるように
なつている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような構造では、ビス25
とクリツプ金具26の2部品とねじ締め工具が必
要であり、部品点数が多くて組付け工数がかかる
という問題があつた。
本考案は斯かる問題点に鑑みてなされたもの
で、部品点数が少なく、簡単に固定することがで
きるコントロールワイヤの固定構造を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案は、管状のア
ウタワイヤと、該アウタワイヤ内に摺動自在に挿
通し、一端を操作部材に接続して他端を***作部
材に接続したインナワイヤとからなるコントロー
ルワイヤのベース部材への固定構造において、 アウタワイヤの端部近傍の外面に係合溝を形成
する一方、ベース部材の同一線上に固定部と支持
部とを一体に形成して、 前記固定部は、互いに対面して立設され、前記
アウタワイヤの係合溝に係合してアウタワイヤの
軸方向の移動を拘束する一対の弾性を有する第1
係合部と、該第1係合部の先端に設けられ、アウ
タワイヤの外表面に係合してその軸と直角方向の
移動を拘束する一対の第2係合部とで形成し、 前記支持部には、前記固定部と対向する側面に
アウタワイヤの端部が嵌入する支持凹部を形成す
るとともに、上面にインナワイヤが嵌入するスリ
ツトを形成したものである。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を添付図面に従つて説
明する。
第1図において、1はコントロールワイヤで、
管状のアウタワイヤ2と、該アウタワイヤ2に摺
動自在に挿通したインナワイヤ3とからなり、ア
ウタワイヤ2の端部外周面には係合溝4が形成さ
れている。
ベース板5は、図示しないコントロールレバ
ー、パネル等を組み付ける合成樹脂製部材で、コ
ントロールワイヤ1が固定される位置には、固定
部6、支持部7及び台座部8が同一線上に一体に
形成されている。
固定部6は、互いに対面する一対の弾性を有す
る板状の第1係合部9a,9bと、該第1係合部
9a,9bの先端に互いに対向する爪状の第2係
合部10a,10bとからなつている。そして、
第1係合部9a,9bのそれぞれの幅は前記アウ
タワイヤ2の係合溝4の幅より狭く、第1係合部
9a,9b間の間隔は係合溝4を設けた部分のア
ウタワイヤ2の径と同じ寸法となつている。ま
た、第2係合部10a,10b間の間隔は係合溝
4を設けた部分のアウタワイヤ2の径より小さい
寸法となつている。
支持部7には、前記固定部6と隣接する側面に
アウタワイヤ2の端部が嵌入する支持凹部7aが
形成され、上面にインナワイヤ3が嵌入するスリ
ツト11が形成されている。
台座部8は、固定部6に対して支持部7とは反
対側に形成され、その上面には、凹部12が形成
されている。
なお、13,14は型抜き用の穴である。
以上の構成からなるコントロールワイヤ固定構
造において、コントロールワイヤ1を固定部6に
固定するには、第2図に示すように、まず、アウ
タワイヤ2の端部より突出するインナワイヤ3を
支持部7のスリツト11に嵌入し、アウタワイヤ
2の端部を斜め上方から支持部7の支持凹部7a
に嵌入して、固定部6に向つて、押し込む。この
とき、アウタワイヤ2の係合溝4の部分が固定部
6の第2係合部10a,10bに当接するが、さ
らに押し込めばてこの作用により第1係合部9
a,9bが外方に撓んで押し広げられるため、ア
ウタワイヤ2の係合溝4の部分は第1係合部9
a,9b間に嵌入してゆく。そして、係合溝4の
部分の最大径部が第2係合部10a,10bを通
過した瞬間、第1係合部9a,9bがその弾性に
より復帰するため、第2係合部10a,10b
は、第3図に示すように、係合溝4の部分の外表
面に係止すると同時に、アウタワイヤ2は台座部
8の凹部12に当接する。
この状態では、コントロールワイヤ1は、その
アウタワイヤ2の係合溝4が第1係合部9a,9
bに係合して軸方向及び水平方向の移動が拘束さ
れるとともに、アウタワイヤ2の係合溝4が第2
係合部10a,10bに係合して上方向の移動が
拘束されて、強固に固定される。
特に、コントロールレバーを操作すると、コン
トロールワイヤ1は軸方向に作用するが、第1係
合部9a,9bは軸方向には弾性変形することが
なく強固に保持される。
なお、前記実施例では、コントロールワイヤ1
のアウタワイヤ2の外周表面に係合溝4を形成し
たが、第4図に示すように、アウタワイヤ2の両
側を平行に面取りして係合溝15を形成してもよ
い。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、コントロールワイヤのインナワイヤを支持部
のスリツトに嵌入するとともに、アウタワイヤの
端部を支持凹部に嵌入した後、てこの作用でアウ
タワイヤの係合溝の部分を第1係合部と第2係合
部に押し込むだけでよいので、何ら部品を必要と
せず、また、工具を使用することなく、非常に軽
い力でワンタツチで強固に固定することができ、
組付作業性が向上するという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案に係るコントロールワ
イヤの固定構造を示すそれぞれ分解斜視図、断面
図、第3図は第2図の−線断面図、第4図は
他の実施例を示す断面図、第5図は従来のコント
ロールワイヤの固定構造を適用した自動車のヒー
タコントロール用レバー装置の平面図である。 1……コントロールワイヤ、2……アウタワイ
ヤ、3……インナワイヤ、4……係合溝、5……
ベース板、6……固定部、7……支持部、7a…
…支持凹部、9a,9b……第1係合部、10
a,10b……第2係合部、11……スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 管状のアウタワイヤと、該アウタワイヤ内に摺
    動自在に挿通し、一端を操作部材に接続して他端
    を***作部材に接続したインナワイヤとからなる
    コントロールワイヤのベース部材への固定構造に
    おいて、 アウタワイヤの端部近傍の外面に係合溝を形成
    する一方、ベース部材の同一線上に固定部と支持
    部とを一体に形成して、 前記固定部は、互いに対面して立設され、前記
    アウタワイヤの係合溝に係合してアウタワイヤの
    軸方向の移動を拘束する一対の弾性を有する第1
    係合部と、該第1係合部の先端に設けられ、アウ
    タワイヤの外表面に係合してその軸と直角方向の
    移動を拘束する一対の第2係合部とで形成し、 前記支持部には、前記固定部と対向する側面に
    アウタワイヤの端部が嵌入する支持凹部を形成す
    るとともに、上面にインナワイヤが嵌入するスリ
    ツトを形成したことを特徴とするコントロールワ
    イヤの固定構造。
JP1988029540U 1988-03-04 1988-03-04 Expired - Lifetime JPH0530189Y2 (ja)

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JPH01135517U JPH01135517U (ja) 1989-09-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0746807Y2 (ja) * 1990-08-23 1995-10-25 小島プレス工業株式会社 ケーブルのクランプ装置
JP6738595B2 (ja) * 2015-09-18 2020-08-12 株式会社ハイレックスコーポレーション ケーブル配索構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60196020U (ja) * 1984-05-31 1985-12-27 いすゞ自動車株式会社 コントロ−ルケ−ブルの組付け構造

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JPH01135517U (ja) 1989-09-18

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