JPH0320665Y2 - - Google Patents

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JPH0320665Y2
JPH0320665Y2 JP1985163104U JP16310485U JPH0320665Y2 JP H0320665 Y2 JPH0320665 Y2 JP H0320665Y2 JP 1985163104 U JP1985163104 U JP 1985163104U JP 16310485 U JP16310485 U JP 16310485U JP H0320665 Y2 JPH0320665 Y2 JP H0320665Y2
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JP
Japan
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insulator
frame plate
plate
holding
electric heater
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JP1985163104U
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JPS6272514U (ja
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は枠板内に収納される電熱器を保持す
る装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図〜第5図は、例えば実公昭57−52575号
公報に示された従来の電熱器の保持装置を示す図
で、第3図は分解斜視図、第4図は取付足部分の
斜視図、第5図は要部横断面図である。
図中、1は空気調和機の室内ユニツト、2は室
内ユニツトの風路を形成する枠板で、後出する取
付足6固定用の穴2aが上下に複数個設けられて
いる。3は枠板2内に収納される電熱器で、フレ
ーム4に装着されフレーム4には固定片5が固設
されている。6は横断面L字状に形成された取付
足で、L字の一辺6aには枠板2の穴2aと同一
間隔でU字状の切欠き6bが形成され、L字の他
辺の先端上側には電熱器3のフレーム4を掛止す
る掛止片6cが形成され下側には固定板6dが形
成されている。7は電熱器3の固定板5を取付足
6の固定板6dに締結するねじ、8はゴム等の弾
性絶縁材で円柱状に形成されこれを軸方向に貫通
する穴8aが設けられ、側面には円周に沿う溝8
bが形成された絶縁体、9は円板形に形成され中
央に押出穴9aが設けられた座金、10は座金9
の押出穴9a及び絶縁体8の穴8aを通じて枠体
2に締結されたねじである。
従来の電熱器の保持装置は上記のように構成さ
れ、電熱器3は次のようにして取り付けられる。
まず、取付足6の切欠き6aにそれぞれ絶縁体
8の溝8bを挿入する。次に、絶縁体8の穴8a
に座金9の押出穴9aを挿入し、この状態で取付
足6を、枠板2の穴2aに絶縁体8の穴8aを合
わせて、ねじ10で枠板2に固定する。その後、
電熱器3のフレーム4を取付足6の係止片6cに
掛止し、固定片5と固定板6dとをねじ7で締結
する。
これで、取付足6は枠板2に対し、絶縁体8を
介して絶縁保持されるので、電熱器3から取付足
6に漏電した場合に、枠板2及び室内ユニツト1
に電気が伝導されることはない。なお、座金9
は、絶縁体8を直接ねじ10で締結すると絶縁体
8が変形するので、それを防止するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の電熱器の保持装置では、取
付足6に絶縁体8及び座金9を取り付けた状態
で、取付足6を枠板2に締結しようとすると、取
付足6全体が不安定であるため、締結前に取付足
6が倒れて締結が困難となる。また、絶縁体8に
座金9を当てて締結する等、部品点数も多く、作
業性が悪い等の問題点がある。
この考案は上記問題点を解決するためになされ
たもので、部品点数が少なく、作業性の良い電熱
器の取付装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る電熱器の保持装置は、枠板に、
この枠板の方へ突出する突部が形成された保持板
を固着し、枠板と保持板の間隙に保持板の突部と
嵌合する凹所を持つ絶縁体を介在させ、絶縁体側
面の溝に取付足の切欠きを係合させ、取付足を枠
板に締結したものである。
〔作用〕
この考案においては、絶縁体はその凹所と保持
板の突部との嵌合によりあらかじめ保持された状
態で、取付足の切欠きを絶縁体の溝に挿入して締
結されるので、取付足が倒れたりすることはな
い。また、絶縁体に当てる座金は不要となる。
〔実施例〕
第1図〜第3図はこの考案の一実施例を示す図
で、第1図は取付足部分の分解斜視図、第2図は
要部横断面図であり、1,2,2a,3〜6,6
a〜6d,7,8,8a,8b,10は従来装置
と同様のものである。
図中、8は既述と同様の絶縁体で、端面に凹所
8cが設けられている。12は横断面Z字状に形
成され枠板2に溶接等で固着され枠板2の面と間
隙を持つ保持面12aを有する保持板で、保持面
12aには枠板2の方へ突出し絶縁体8の凹所8
cと嵌合する突部12bが形成され突部12bに
は枠板2の穴2aと対応する位置に穴12cが設
けられている。
上記のように構成された電熱器の保持装置にお
いては、取付足6は次のようにして取り付けられ
る。
まず、保持板12の保持面12aと枠板2の間
に絶縁体8を挿入し、保持面12aの突部12b
と絶縁体8の凹所8cを嵌合させ、保持板12の
穴12cと絶縁体8の穴8aを合わせる。これ
で、絶縁体8は突部12bにより保持される。次
に、絶縁体8の溝8bに取付足6の切欠き6bを
挿入し、ねじ10を突部12bの穴12cから挿
入して枠板2の穴2aにねじ込む。これで、取付
足6は枠板2に対し、絶縁体8を介して絶縁保持
される。以後、電熱器3の装着については既述の
とおりである。
このようにして、絶縁体8はその凹所8cと保
持板12の突部12bとの嵌合によりあらかじめ
保持された状態で、取付足6の切欠き6bの挿入
が行われるので、取付足6が倒れたりすることな
く、作業は容易に進行する。また、突部12bが
あるので、第4図及び第5図に示す座金9は不要
となる。
上記実施例では、絶縁体8を2個設けたものを
示したが、2個の絶縁体8を一体に形成したもの
を用いてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したとおりこの考案では、電熱器が装
着される枠板に、この枠板の方へ突出する突部が
形成された保持板を固着し、枠板と保持板の間隙
に保持板の突部と嵌合する凹所を持つ絶縁体を介
在させ、絶縁体側面の溝に取付足の切欠きを係合
させて取付足を枠板に締結したので、絶縁体が保
持板に保持された状態で、取付足を取り付けるこ
とができ、取付足が倒れれたりすることなく、容
易に作業することができる。また、部品点数は少
なくなり、安価に構成することができる等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案による電熱器の保
持装置の一実施例を示す図で、第1図は取付足部
分の分解斜視図、第2図は要部横断面図、第3図
はこの考案及び従来の電熱器の保持装置に共通な
分解斜視図、第4図及び第5図は従来の電熱器の
保持装置を示す図で、第4図は取付足部分の斜視
図、第5図は要部横断面図である。 図中、2は枠板、3は電熱器、6は取付足、6
aは一辺、6bは切欠き、6cは掛止片、8は絶
縁体、8bは溝、8cは凹所、10は締結具(ね
じ)12は保持板、12aは保持面、12bは突
部である。なお、図中、同一符号は同一部分を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠板内に収納された電熱器と、上記枠板に固着
    され一面は上記枠板との間に間隙を持つ保持面を
    形成しこの保持面に上記枠板の方へ突出する突部
    が形成された保持板と、弾性絶縁材で円柱状に形
    成され側面には溝が端面には上記保持板の突部と
    嵌合する凹所が設けられ上記枠板と上記保持面の
    関隙に介在する絶縁体と、横断面L字状に形成さ
    れ上記L字の一辺に上記絶縁体の溝と係合するU
    字状の切欠きが設けられ他辺の先端に上記電熱器
    を掛止する掛止片が形成された取付足と、上記取
    付足の係合した上記絶縁体を上記保持板の凸部を
    介して上記枠板に締結する締結具とを備えてなる
    電熱器の保持装置。
JP1985163104U 1985-10-24 1985-10-24 Expired JPH0320665Y2 (ja)

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JP1985163104U JPH0320665Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

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Publication Number Publication Date
JPS6272514U JPS6272514U (ja) 1987-05-09
JPH0320665Y2 true JPH0320665Y2 (ja) 1991-05-02

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