JPH0529573A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JPH0529573A
JPH0529573A JP3184298A JP18429891A JPH0529573A JP H0529573 A JPH0529573 A JP H0529573A JP 3184298 A JP3184298 A JP 3184298A JP 18429891 A JP18429891 A JP 18429891A JP H0529573 A JPH0529573 A JP H0529573A
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JP
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memory cell
source
oxide film
region
transistor
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JP3184298A
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Takashi Kozai
▲隆▼ 香西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 DRAM(Dynamic Random Access Memory)
のメモリセルの集積度を向上させる。 【構成】 ビット線23が形成された第1のシリコン基板
21と、アクセストランジスタ25が縦型に形成された第2
のシリコン基板22とを貼り合わせ、その後ワード線32お
よびキャパシタ34を形成することにより、ビット線23と
アクセストランジスタ25とキャパシタ34とが縦に並ん
だ、DRAMのメモリセルを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶装置およ
びその製造方法に関し、特に保持すべき記憶情報が随時
書き換え可能で、1トランジスタ、1キャパシタ型のメ
モリセルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】DRAM(Dynamic Random Access Memo
ry)は、任意のアドレスに対し高速に書き込み読み出し
が可能で、書き込み読み出しに必要な時間はほぼ同じで
ある。データの保持をコンデンサで行なうため、長時間
(数msec以上)はデータを保持することができず、デー
タの書き直しを一定時間内に行なうリフレッシュ動作が
必要であるが、大容量という点で一番である。
【0003】図18は、一般的なDRAMの基本構成を示
すブロック系統図である。図18に示す様に、DRAM50
は、記憶情報のデータ信号を蓄積するメモリセルアレイ
51と、個々の単位記憶回路としてのメモリセルを選択す
るためのアドレス信号を外部から受けるロウアンドカラ
ムアドレスバッファ52と、アドレス信号を解読すること
によって該当メモリセルを指定するロウデコーダ53、お
よびカラムデコーダ54と、指定されたメモリセルに蓄積
された信号を増幅して読み出すセンスリフレッシュアン
プ55と、データ入出力のためのデータインバッファ56、
およびデータアウトバッファ57と、クロック信号を発生
するクロックジェネレータ58とを含んでいる。また、ア
ドレス信号は行(ロウ)と列(カラム)の選択信号(R
AS,CAS)に同期して入力端子A0 〜A9 から時分
割的に入力される。
【0004】ここで、前記メモリセルアレイ51は、単位
記憶情報を蓄積するメモリセルを平面的に規則正しくマ
トリックス状に並べた構成となっており、半導体チップ
上において最も大きな面積を占める。図19は、DRAM
におけるメモリセルアレイ51を構成するメモリセル60の
4ビット分の等価回路図である。図において、61は、メ
モリセルアレイ51のうち行(ロウ)方向のメモリセル60
を選択するための信号線であるワード線、62は、アクセ
スされたメモリセル60の情報が転送されるビット線であ
る。また63はMOS(Metal Oxide Semiconductor ) ト
ランジスタ、64はMOSキャパシタである。メモリセル
60は、電荷を記憶するMOSキャパシタ64と、その電荷
を転送するMOSトランジスタ63とのみで構成された1
トランジスタ、1キャパシタ型である。この型のメモリ
セル60は、構造自体が比較的簡単であって、メモリセル
60自体の集積度向上もまた容易であることから、大容量
のDRAMに広く用いられている。
【0005】また、DRAMの高集積化に伴い、メモリ
セルのサイズが縮小されると、これに対応してキャパシ
タなどの面積自体も縮小される。一方、記憶装置として
のDRAMの安定化動作、ならびに信頼性の観点から、
たとえ、高集積化により1個当たりの単位面積自体が縮
小されても、1ビットのメモリセルに蓄えられる電荷量
をほぼ一定に維持する必要がある。このために従来よ
り、DRAMの構成において、キャパシタを素子分離領
域上に重ねて配置するようにした、いわゆる三次元化構
造などの手段によって、蓄積可能な電荷量の増加を図っ
てきた。
【0006】図20は、従来例によるDRAMのメモリセ
ル部の構造を示した断面図である。図において、1はシ
リコン単結晶等からなる半導体基板(以下、シリコン基
板と称す)、2はシリコン基板1に形成され、素子間を
分離するフィールド絶縁膜、3はシリコン基板1内に作
り込まれたメモリセルのアクセストランジスタである。
4は導電膜よりなり、アクセストランジスタ3のゲート
電極を兼ねたワード線で、所定方向に相互に所定間隔を
隔てて並設され、フィールド絶縁膜2の内央側およびフ
ィールド絶縁膜2上に形成される。5はワード線4aの周
囲を覆うように形成されたゲート酸化膜、6はワード線
4bを覆うように形成された絶縁膜、7、8はアクセスト
ランジスタ3のソース領域およびドレイン領域である。
9はシリコン基板1上に形成されたメモリセルのキャパ
シタ、10は多結晶シリコンなどの導電材料からなり、ソ
ース領域(あるいはドレイン領域)8に接続されたキャ
パシタ9の下部電極、11は窒化膜と酸化膜との積層膜、
あるいはタンタル酸化膜などからなり、下部電極10上に
形成され、キャパシタ9の誘電層となる誘電体膜、12は
誘電体膜11上に形成され、多結晶シリコンなどの導電材
料からなる、キャパシタ9の上部電極である。13は上部
電極12上に形成された層間絶縁膜、14は導電膜からな
り、各ワード線4に直交する方向に、層間絶縁膜13上に
形成されたビット線、15はビット線14とドレイン領域
(あるいはソース領域)7を持続するための、上面が平
坦化された導電膜である。なお、この場合、シリコン基
板(1) はP型、ソース・ドレイン領域7、8はN+型に
それぞれ形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のDRAMに用い
られるメモリセルは以上のように構成されているので、
アクセストランジスタ3とキャパシタ9とが、シリコン
基板1上に横方向に並べて配設されている。このため、
メモリセルの面積が大きくなり、高密度集積化の妨げに
なるという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、アクセストランジスタとキャパ
シタとが、シリコン基板上に、縦方向に並べて配設され
た、DRAMのメモリセルを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、キャパシタとトランジスタとを単位記憶セル
として備え、前記トランジスタのソース・ドレイン領域
の一方に前記キャパシタの下部電極が接続され、他の一
方に接続されたビット線と、このビット線に直交する方
向に延び、前記トランジスタのゲート電極に接続された
ワード線とを有する構造であって、半導体基板に形成さ
れた前記トランジスタのソース領域とドレイン領域とが
縦方向に配設され、ソース領域とドレイン領域とその間
の領域との縦に並んだ3層で形成される領域の側面を囲
む状態で、ゲート酸化膜を介した前記ゲート電極が形成
され、前記キャパシタと、前記トランジスタと、前記ビ
ット線とが縦に一列に並んで形成されたものである。
【0010】更にこの発明の製造方法は、第1の半導体
基板にビット線を形成する工程と、第2の半導体基板
に、トランジスタのソース・ドレイン領域の一方の領域
とゲート酸化膜とゲート電極とを形成する工程と、前記
第1の半導体基板上に前記第2の半導体基板を上下逆に
して貼り合わせて、前記ソース・ドレイン領域の一方の
領域とビット線とを接続する工程と、その後、ソース・
ドレイン領域の他の一方の領域と、それに接続するキャ
パシタと、隣接するゲート電極を接続するワード線とを
形成する工程とを有するものである。
【0011】
【作用】この発明における半導体記憶装置は、トランジ
スタのソース領域とドレイン領域を縦方向に配設し、ゲ
ート電極も縦に形成されているため、トランジスタ自身
の素子面積が減少し、さらに、ビット線とトランジスタ
とキャパシタとが縦に一列に並んで形成されているた
め、従来の横に並べて形成されているものに比べ素子面
積が著しく減少し、高密度集積化を効果的に向上するこ
とができる。
【0012】また、2枚の半導体基板を貼り合わせて製
造するため、1枚の半導体基板上に、様々な、素子の構
成要素を積み上げていく方法に比べ、平坦度が向上し、
素子間の配線の信頼性が向上する。
【0013】
【実施例】以下、この発明を図について説明する。図1
はこの発明の一実施例によるDRAMのメモリセルの構
造を示した平面図であり、図2は図1のII−II線におけ
る断面図である。図において、21はシリコン単結晶など
からなる第1の半導体基板(以下、第1のシリコン基板
と称す。)、22は第1のシリコン基板21上に位置し、同
じくシリコン単結晶などからなる第2の半導体基板(以
下、第2のシリコン基板と称す)、23は第1のシリコン
基板21に形成されたビット線、24は、第1のシリコン基
板21に形成され、シリコン層と、ビット線23および第2
のシリコン基板22との境界となる第1の酸化膜である。
25は第2のシリコン基板22に形成されたアクセストラン
ジスタ、26、27は、アクセストランジスタ25のソース領
域およびドレイン領域で、特に26は第1のソース・ドレ
イン領域、27は第2のソース・ドレイン領域である。28
は第2のシリコン基板22に縦に形成された、アクセスト
ランジスタ25のゲート電極、29はゲート電極28のソース
・ドレイン領域26、27側の側面に形成されたゲート酸化
膜、30は、第2のシリコン基板22のアクセストランジス
タ25間に形成された第2の酸化膜である。31は第2のシ
リコン基板22上に形成された第3の酸化膜、32は隣接す
るゲート電極28を接続するワード線、33はワード線32お
よび第3の酸化膜31上に形成された第4の酸化膜であ
る。34は第2のシリコン基板22の上方に形成されたキャ
パシタ、35はキャパシタ34の下部電極、36は下部電極35
上に形成され、キャパシタ34の誘電層となる誘電体膜、
37は誘電体膜36上に形成された、キャパシタ34上部電
極、38は素子の表面を保護するパッシベーション膜であ
る。
【0014】このように構成されるDRAMのメモリセ
ルは次のように製造される。これを図3〜図7に基いて
説明する。まず、第1のシリコン基板21上の全面に酸化
膜(図示せず)を形成し、所望のビット線23のパターン
にパターニングし、その酸化膜のパターンをマスクにし
て、下地の第1のシリコン基板21をエッチングして除去
する。その後マスクとなった酸化膜パターンを除去した
後、第1のシリコン基板21上の全面に、第1の酸化膜24
を、熱酸化法により形成する。次に、第1の酸化膜24上
の全面に多結晶シリコン膜23aを形成する(図3)。次
に、多結晶シリコン膜23a上の全面にホトレジスト膜40
を形成して、表面を平坦にする(図4)。次に、エッチ
バック法により、第1の酸化膜24の表面が現われるま
で、ホトレジスト膜40および多結晶シリコン膜23aをエ
ッチングして、第1のシリコン基板21表面を水平にす
る。これにより、多結晶シリコン膜23aの一部が第1の
シリコン基板21の溝に埋め込まれた状態で残存してビッ
ト線23が形成される(図5)。
【0015】次に、P型の第2のシリコン基板22上の全
面に、熱酸化法により第5の酸化膜41を形成し、その上
の全面に、CVD(Chemical Vapor Deposition)法によ
り窒化膜42を形成し、さらにその上の全面に、CVD法
により第6の酸化膜43を形成する。次に第6の酸化膜43
上の全面にホトレジスト膜44を形成し、これをフォトリ
ソグラフィ技術によりパターン化する。このレジストパ
ターン44をマスクにして、下地の第6の酸化膜43、窒化
膜42、および第5の酸化膜41をそれぞれエッチングして
除去する(図6)。次に、ホトレジスト膜44を除去した
後、第6の酸化膜43をマスクして下地の第2のシリコン
基板22をエッチングして、シリコンエッチされた溝45を
形成する。この溝45は縦、横に直交して等間隔に形成さ
れている。言い換えれば、シリコンの柱46が、縦、横に
直交して等間隔に並んだ状態となる(図7)。次に、露
出している第2のシリコン基板22のシリコン面を熱酸化
法により酸化した後、形成された酸化膜を除去して、シ
リコンエッチによりダメージを受けている第2のシリコ
ン基板22のシリコン面を除去する。その後、再度熱酸化
法によりゲート酸化膜29をシリコンエッチされた溝45の
側面および底面に形成する(図8)。次に、第6の酸化
膜43および窒化膜42を除去し、その後、第2のシリコン
基板22上の全面に多結晶シリコン膜28aを形成する(図
9)。
【0016】次に、多結晶シリコン膜28aを反応性イオ
ンエッチング(RIE)によりエッチングすると、シリ
コンエッチされた溝45の側面、すなわちシリコンの柱46
の周囲を囲む状態に、多結晶シリコン膜28aがサイドウ
ォールとなって残存し、ゲート電極28が形成される。そ
の後、第5の酸化膜41を除去した後、第2のシリコン基
板22上の全面に、CVD法により第2の酸化膜30を形成
してシリコンエッチされた溝45を埋める(図10)。次
に、第2の酸化膜30上の全面に、ホトレジスト膜(図示
せず)を形成して表面を平坦にした後、エッチバック法
により第2の酸化膜30をエッチングする。このとき、第
2の酸化膜30はシリコンの柱46の上面に所望の膜厚を残
して、表面が水平になるようにエッチングする。その
後、砒素イオンを第2のシリコン基板22上より注入し、
熱処理を行って、N+ 型の第1のソース・ドレイン領域
26を形成する。(図11)。次に、第2の酸化膜30をエッ
チバック法により全面エッチングして、シリコンエッチ
された溝45にのみ第2の酸化膜30が残るように、第2の
シリコン基板22表面を水平にする(図12)。
【0017】次に、第2のシリコン基板22を上下逆にし
て、第1のシリコン基板21上に載置する。このとき、第
1のシリコン基板21に形成されたビット線23が、第2の
シリコン基板22に形成された第1のソース・ドレイン領
域26と接し、また、縦横に直交して等間隔に並んでいる
シリコンエッチされた溝45の縦あるいは横の線が、ビッ
ト線23と平行になるようにする。その後、2枚のシリコ
ン基板21、22に圧力をかけて圧着した後熱処理を加えて
貼り合わせる(図13)。次に、第2のシリコン基板22
を、アルゴンイオンによるスパッタエッチング法により
全面のエッチングを行う。このとき、ゲート酸化膜29の
第2のシリコン基板22に平行な部分を除去するまでエッ
チングして表面を水平にする。その後、第2のシリコン
基板22上の全面に、砒素イオンを注入する。次に、砒素
イオンが注入された第2のシリコン基板22上の全面に、
第3の酸化膜31をCVD法により形成して、露出してい
るシリコン表面を第3の酸化膜31で覆う。その後、熱処
理を行って、シリコンの柱46の上面に第2のソース・ド
レイン領域27を形成する(図14)。
【0018】次に、第3の酸化膜31上の全面にホトレジ
スト膜(図示せず)を形成しフォトリソグラフィ技術に
よりパターン化する。このレジストパターンをマスクに
して下地の第3の酸化膜31をエッチングして除去する。
これにより、第2の酸化膜30上からゲート電極28上にわ
たって、主面の一部が露出して開孔される。その後この
開孔部を埋めるように、第2のシリコン基板22上の全面
に多結晶シリコン膜を形成し、さらにその上の全面にホ
トレジスト膜(図示せず)を形成し、フォトリソグラフ
ィ技術によりパターン化する。このレジストパターンを
マスクにして下地の多結晶シリコン膜をエッチングして
除去する。これにより、隣接するゲート電極28を接続す
る多結晶シリコン膜のワード線32が、ビット線23と直交
するように形成される(図15)。次に、第2のシリコン
基板22上の全面に、第4の酸化膜33をCVD法により形
成した後、第4の酸化膜33および第3の酸化膜31を選択
的に角度をつけてエッチングし、下地の第2のソース・
ドレイン領域27の主面の一部を露出して開孔部を形成す
る。その後、この開孔部を埋めるように、第4の酸化膜
33上の全面に多結晶シリコン膜を形成した後、この多結
晶シリコン膜をパターニングすることにより、開孔部を
介して第2のソース・ドレイン領域27に接続する、キャ
パシタ34の下部電極35を形成する(図16)。
【0019】次に、第2のシリコン基板22上の全面にC
VD法により、窒化膜または酸化膜、あるいはこれらの
複合膜からなるキャパシタ34の誘電体膜36、その上に多
結晶シリコン膜よりなるキャパシタ34の上部電極37、さ
らにその上に窒化膜よりなるパッシベーション膜38をそ
れぞれ順に重ねて形成する。これにより、DRAMのメ
モリセルは完成される(図17)。
【0020】以上のように構成されるDRAMのメモリ
セルは、ビット線23が埋め込まれた第1のシリコン基板
21の上に、アクセストランジスタ25が形成された第2の
シリコン基板22が張り合わされ、さらにその上にキャパ
シタ34が形成されている。また、第2のシリコン基板22
に、縦横に格子状に形成されたシリコンの柱46には、N
型、P型、N型の3つの層が縦に形成されて、上下のN
型層がアクセストランジスタ25のソース・ドレイン領域
26、27となり、そのシリコンの柱46の周囲を囲むよう
に、ゲート酸化膜29を介したゲート電極28が縦に形成さ
れ、ビット線23に直交する方向に隣接するゲート電極28
をワード線32が接続する。さらにアクセストランジスタ
25の第2のソース・ドレイン領域27上にキャパシタ34が
形成され、アクセストランジスタ25の第1のソース・ド
レイン領域26は、さらにその下層のビット線23に接す
る。このように、アクセストランジスタ25が縦型に構成
されることによって、素子面積が縮小され、さらに、ビ
ット線23、アクセストランジスタ25、およびキャパシタ
34が縦に一列に並んで配設されることにより、従来例に
おけるDRAMのメモリセルに比べて格段に集積度が向
上する。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明は、電界効果ト
ランジスタを縦型に形成し、さらに、ビット線と前記ト
ランジスタとキャパシタとが縦に一列に並んで形成され
るため、半導体記憶装置の集積度が著しく向上する。
【0022】また、2枚の半導体基板を貼り合わせて製
造しているため、平坦度が向上し、素子間の配線の信頼
性が向上するとともに、ビット線とトランジスタとキャ
パシタとを縦に配設する構成を容易に実現することが可
能になり、半導体記憶装置の集積化が効果的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるDRAMのメモリセ
ルの構造を示す平面図である。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】この発明の一実施例によるDRAMのメモリセ
ルの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図4】この発明の一実施例によるDRAMのメモリセ
ルの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図5】この発明の一実施例によるDRAMのメモリセ
ルの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図6】この発明の一実施例によるDRAMのメモリセ
ルの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図7】この発明の一実施例によるDRAMのメモリセ
ルの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図8】この発明の一実施例によるDRAMのメモリセ
ルの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図9】この発明の一実施例によるDRAMのメモリセ
ルの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図10】この発明の一実施例によるDRAMのメモリ
セルの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図11】この発明の一実施例によるDRAMのメモリ
セルの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図12】この発明の一実施例によるDRAMのメモリ
セルの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図13】この発明の一実施例によるDRAMのメモリ
セルの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図14】この発明の一実施例によるDRAMのメモリ
セルの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図15】この発明の一実施例によるDRAMのメモリ
セルの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図16】この発明の一実施例によるDRAMのメモリ
セルの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図17】この発明の一実施例によるDRAMのメモリ
セルの製造方法の一工程を示す断面図である。
【図18】DRAMの基本構成を示すブロック系統図で
ある。
【図19】DRAMのメモリセルの4ビット分の等価回
路図である。
【図20】従来のDRAMのメモリセルの構造を示す断
面図である。
【符号の説明】
21 第1の半導体基板 22 第2の半導体基板 23 ビット線 25 アクセストランジスタ 26 第1のソース・ドレイン領域 27 第2のソース・ドレイン領域 28 ゲート電極 29 ゲート酸化膜 32 ワード線 34 キャパシタ 35 下部電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャパシタとトランジスタとを単位記憶
    セルとして備え、前記トランジスタのソース・ドレイン
    領域の一方に前記キャパシタの下部電極が接続され、他
    の一方に接続されたビット線と、このビット線に直交す
    る方向に延び、前記トランジスタのゲート電極に接続さ
    れたワード線とを有する半導体記憶装置において、半導
    体基板に形成された前記トランジスタのソース領域とド
    レイン領域とが縦方向に配設され、ソース領域とドレイ
    ン領域とその間の領域との縦に並んだ3層で構成される
    領域の側面を囲む状態で、ゲート酸化膜を介した前記ゲ
    ート電極が形成され、前記キャパシタと、前記トランジ
    スタと、前記ビット線とが縦に一列に並んで形成された
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 第1の半導体基板にビット線を形成する
    工程と、第2の半導体基板に、トランジスタのソース・
    ドレイン領域の一方の領域とゲート酸化膜とゲート電極
    とを形成する工程と、前記第1の半導体基板上に前記第
    2の半導体基板を上下逆にして貼り合わせて、前記ソー
    ス・ドレイン領域の一方の領域とビット線とを接続する
    工程と、その後、ソース・ドレイン領域の他の一方の領
    域と、それに接続するキャパシタと、隣接するゲート電
    極を接続するワード線とを形成する工程とを有すること
    を特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置の製造方
    法。
JP3184298A 1991-07-24 1991-07-24 半導体記憶装置およびその製造方法 Pending JPH0529573A (ja)

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