JPH05292276A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH05292276A
JPH05292276A JP4088589A JP8858992A JPH05292276A JP H05292276 A JPH05292276 A JP H05292276A JP 4088589 A JP4088589 A JP 4088589A JP 8858992 A JP8858992 A JP 8858992A JP H05292276 A JPH05292276 A JP H05292276A
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JP
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JP4088589A
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Koichiro Maemura
浩一郎 前村
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動発呼ダイヤルを使用して発呼した場合の
み相手先から受信した識別情報を記憶部に記憶すること
により、受信する確率が高い相手先の識別情報を自動登
録でき、メモリの利用効率を向上できるファクシミリ装
置を提供することを目的としている。 【構成】 RAM13内に領域指定された記憶部に、相
手先の識別情報が予め記憶される。CPU11は、閉域
接続制御部として、前記RAM13に記憶してある識別
情報と一致した相手先からの着信のみを限定して受け付
け、これ以外の相手先に対しては受信を拒否する。ま
た、前記RAM13内には登録部が領域指定されてお
り、操作部14に設けられたワンタッチや短縮ダイヤル
等の自動発呼ダイヤルに対応させて宛先ダイヤルが登録
される。CPU11は、前記自動発呼ダイヤルを使用し
て発呼した場合のみ、この発呼ダイヤルに対応する相手
先から受信した識別情報をRAM13内の記憶部に記憶
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の相手先からの着
信のみを受け付ける閉域接続機能を有するファクシミリ
装置に関し、特に相手先の登録効率を向上するファクシ
ミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイレクトメール等の不必要な受
信を拒否するために、いわゆる閉域接続機能を有するフ
ァクシミリ装置が多用されている。このファクシミリ装
置は、相手先の識別情報たとえば電話番号やIDコード
等を予め記憶しておくことにより、着信時に相手先から
送信されてくる識別番号を自己のメモリに記憶されてい
る識別情報と比較し、一致する場合にのみ受信を許可す
るものである。
【0003】従来のこの種のファクシミリ装置として
は、例えば特開平3−205959号公報等に記載され
たものがあり、一定数の相手先識別情報記憶メモリを用
意し、自装置から発呼した場合に相手先から送信されて
くる識別情報を受信して、この識別情報を前記相手先識
別情報記憶メモリに自動的に記憶するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、テンキー、ワ
ンタッチキー、短縮ダイヤルのどれを使用して発呼して
も、単純に送信時に相手先から送信されてきた識別情報
を記憶するだけであった。通常の場合は、度々送受信す
る相手先は、ワンタッチキーや短縮ダイヤル等の自動発
呼ダイヤルに登録して使用するものであり、テンキーを
使用して送信する場合は、その一度だけ送信するという
場合が少なくない。従って、従来例のファクシミリ装置
では、受信する可能性が低い相手先まで、無条件に登録
してしまう可能性が高い。
【0005】そこで、請求項1記載の発明は、ワンタッ
チキーや短縮ダイヤルそれぞれに対応した相手先識別情
報記憶メモリを設け、受信する可能性の高い相手先のみ
の識別情報を自動的に登録することにより、なるべく余
分な相手先を登録しないようにし、メモリの利用効率を
高めることができるファクシミリ装置を提供することを
目的としている。
【0006】次に、従来技術では、電話番号の変更等に
より相手先のファクシミリ装置の登録内容(識別情報)
が変更された場合の対応策が無いため、新たな識別情報
を記憶することは可能であるが、その時点で既に登録さ
れている識別情報がそのままメモリに残ってしまい、1
つの相手先に対して新旧2つの識別情報を抱え込んでし
まう。このため、メモリの利用効率が悪かった。
【0007】そこで、請求項2記載の発明は、自動発呼
ダイヤルを使用して発呼する度に識別情報を更新するこ
とにより、既に記憶されている相手先の識別情報に変更
があっても自動的にそれに追従できるようにして、相手
先の変更後に受信拒否する事態を出来るだけ回避できる
ファクシミリ装置を提供することを目的としている。ま
た、請求項3記載の発明は、自動発呼ダイヤルの宛先ダ
イヤルが消去または変更された場合に、この宛先ダイヤ
ルに対応する相手先の識別情報を自動消去することによ
り、不要な識別情報がメモリに放置されるのを防ぎ、ま
た新たに記憶される相手先の識別情報のためのメモリ領
域を確保して新たな相手先からの受信を可能とするファ
クシミリ装置を提供することを目的としている。
【0008】次に、従来技術では、非標準モードで送信
(発呼)したときに非標準モード用の識別情報が得られ
なかった場合、相手先の識別情報を記憶することができ
ず、結果としてこの相手先から着信があった場合に受信
拒否してしまうという不具合があった。例えば相手先の
ファクシミリ装置が、同一メーカーのものであっても、
相手機に非標準モード用の識別情報が登録されていなけ
れば、識別情報を受信することができず、この相手先か
らの着呼は拒否される。
【0009】そこで、請求項4記載の発明は、非標準モ
ードで識別情報の受信に失敗した場合に限り標準モード
で受信した識別情報を記憶することにより、有効とする
識別情報の範囲を拡大し、非標準モード用の識別情報が
登録されていない相手先からの受信を可能として閉域接
続機能の利便性を向上するファクシミリ装置を提供する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、相手先の識別情報を予め記
憶しておく記憶部と、記憶してある識別情報と一致した
相手先からの着信のみを限定して受け付ける閉域接続制
御部と、を備え、所定の自動発呼ダイヤルに対応させて
宛先ダイヤルを登録する登録部を備えたファクシミリ装
置において、前記自動発呼ダイヤルを使用して発呼した
場合のみ相手先から受信した識別情報を前記記憶部に記
憶することを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のファクシミリ装置において、自動発呼ダイヤルを使
用して発呼する度に識別情報を更新することを特徴とす
る。また、請求項3記載の発明は、請求項1または2記
載のファクシミリ装置において、登録部に登録されてい
る宛先ダイヤルが消去または変更された場合には該宛先
ダイヤルに対応する相手先の識別情報を記憶部から自動
消去することを特徴とする。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項1〜
3いずれかに記載のファクシミリ装置において、他社装
置との間で互換性を有する標準モードと自社装置間のみ
に有効な非標準モードとを設け、自動発呼ダイヤルを使
用して発呼した際に非標準モードで識別情報の受信に失
敗した場合に限り標準モードで受信した識別情報を記憶
部に記憶することを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明において
は、自動発呼ダイヤルを使用して発呼した場合のみ相手
先から受信した識別情報を記憶部に記憶する。また、上
記構成を有する請求項2記載の発明においては、自動発
呼ダイヤルを使用して発呼する度に識別情報を更新す
る。
【0014】また、上記構成を有する請求項3記載の発
明においては、登録部に登録されている宛先ダイヤルが
消去または変更された場合には該宛先ダイヤルに対応す
る相手先の識別情報を記憶部から自動消去する。また、
上記構成を有する請求項4記載の発明においては、他社
装置との間で互換性を有する標準モードと、自社装置間
のみに有効な非標準モードに対応し、自動発呼ダイヤル
を使用して発呼した際に非標準モードで識別情報の受信
に失敗した場合に限り標準モードで受信した識別情報を
記憶部に記憶する。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は請求項1〜4いずれかに記載された発明の一実施
例に係るファクシミリ装置を示すブロック構成図であ
る。まず、基本構成を説明する。図において、CPU
(Central Processing Unit)11は、ROM(Read On
ly Memory)12に書き込まれたプログラムに従って、
ファクシミリ装置全体のシステムを制御する。RAM
(Random Access Memory)13は、CPU11の動作に
必要なワークエリアやデータを記憶する。操作部14
は、ファクシミリ装置を操作するために必要な表示装置
やキー入力装置等から構成されており、テンキーや自動
発呼ダイヤル(ワンタッチ、短縮ダイヤル)が設けられ
ている。スキャナ15は、例えば送信原稿やコピー原稿
を所定の解像度で読み取る画像読取装置である。プロッ
タ16は、受信した画情報やスキャナ15で読み取った
画情報を記録紙に印字する記録装置である。
【0016】符号化復号化部17は、画情報を所定の方
式で符号化してその情報量を圧縮すると共に、符号化さ
れている画情報を元の画情報に復元する。画情報メモリ
18は、符号化復号化部17によって符号化された画情
報を記憶する。モデム(変復調装置)19は、ファクシ
ミリ通信に係り画情報を変復調する。NCU(網制御装
置)20は、ファクシミリ通信を行う回線(電話回線
等)ループを形成する。
【0017】上記構成において、RAM13内に領域指
定された記憶部に、相手先の識別情報が予め記憶され
る。CPU11は、閉域接続制御部として、前記RAM
13に記憶してある識別情報と一致した相手先からの着
信のみを限定して受け付け、これ以外の相手先に対して
は受信を拒否する。また、前記RAM13内には登録部
が領域指定されており、操作部14に設けられたワンタ
ッチや短縮ダイヤル等の自動発呼ダイヤルに対応させて
宛先ダイヤルが登録される。
【0018】ここで、請求項1記載のファクシミリ装置
におけるCPU11は、前記自動発呼ダイヤルを使用し
て発呼した場合のみ、この発呼ダイヤルに対応する相手
先から受信した識別情報をRAM13内の記憶部に記憶
する。また、請求項2記載のファクシミリ装置における
CPU11は、自動発呼ダイヤルを使用して発呼する度
に、この発呼ダイヤルに対応する識別情報を更新する。
【0019】また、請求項3記載のファクシミリ装置に
おけるCPU11は、RAM13内の登録部に登録され
ている宛先ダイヤルが消去または変更された場合には、
該宛先ダイヤルに対応する相手先の識別情報をRAM1
3内の記憶部から自動消去する。なお、ワンタッチキー
や短縮ダイヤルの入力、電話番号の登録、変更、消去
は、全て操作部14において行われるものとする。
【0020】そして、請求項4記載のファクシミリ装置
におけるCPU11は、他社装置との間で互換性を有す
る標準モードと、自社装置間のみに有効な非標準モード
とを、ファクシミリ交信で適宜使い分け、前記自動発呼
ダイヤルを使用して発呼した際に非標準モードで識別情
報の受信に失敗した場合に限り、標準モードで受信した
識別情報をRAM13内の記憶部に記憶する。なお、非
標準モードで識別情報の受信に失敗するケースとして
は、回線状態が悪い場合や、相手先のファクシミリ装置
にもともと非標準モードでの識別情報が登録されていな
い場合(この場合、識別情報はスペースコードのみとな
る)等を挙げることができる。
【0021】次に、作用を説明する。図2〜図5は図1
に示す実施例の動作を示すフローチャートであり、図2
は動作選択処理を示すフローチャート、図3は図2にお
ける電話番号登録動作を示すフローチャート、図4は図
2における受信動作を示すフローチャート、図5は図2
における送信動作を示すフローチャートである。なお、
ファクシミリ装置の種々の動作の中で本願に関連する動
作だけを抜粋している。
【0022】動作選択処理を示す図2において、まずフ
ァクシミリ装置すなわちCPU11は、電話番号登録モ
ードが選択されたかをチェックする(ステップA1)。
これは、操作部14の所定のキー入力を待機して、この
キー入力の有無に応じてユーザーが登録モードへの移行
を欲しているかどうかを判断する。選択されれば、図3
に示す電話番号登録モードに移行する(ステップA
2)。
【0023】一方、ステップA1の判断でNOすなわち
電話番号登録モードが選択されていなければ、次に着呼
があるかどうかをチェックする(ステップA3)。着呼
があれば、図4に示す受信動作に移行する(ステップA
4)。一方、ステップA3の判断でNOすなわち着呼が
なければ、次に操作部14から送信指示のキー入力があ
るかどうかをチェックする(ステップA5)。これは、
送信すべき原稿(画情報)の再発呼待機状態にあり、発
呼時刻に達しているかどうかの判断も含む。送信指示の
キー入力があれば、図5に示す送信動作に移行する(ス
テップA6)。
【0024】このように、CPU11は、電話番号登録
モード選択(ステップA1)、着呼検出(ステップA
3)、および送信開始(ステップA5)を順次監視し
て、それぞれの動作を選択する。次に、電話番号登録動
作を示す図3において、請求項3記載の動作を説明す
る。本実施例では、電話番号登録の処理の中で、ワンタ
ッチや短縮ダイヤル等の自動発呼ダイヤルに登録済みの
宛先ダイヤルを消去(ステップB1)または変更(ステ
ップB2)する処理が選択されるのを待機する。消去お
よび変更処理の選択は、操作部14に設けられた所定の
キーを入力することで行われる。すなわち、消去または
変更を選択後、宛先ダイヤルを消去または変更しようと
するワンタッチキーまたは短縮ダイヤルを指定すること
により、このワンタッチキーまたは短縮ダイヤルに対応
して、識別情報が登録されているかどうかを判断し(ス
テップB3)、未登録の場合は処理を終了するが、登録
されていれば、この識別情報をRAM13内の記憶部か
ら消去する(ステップB4)。なお、このとき、並行し
て自動発呼ダイヤルに登録済みの宛先ダイヤルが消去ま
たは変更される。
【0025】このように、本実施例においては、自動発
呼ダイヤルの宛先ダイヤルが消去または変更された場合
に、この宛先ダイヤルに対応する相手先の識別情報を自
動消去することにより、不要な識別情報がメモリに放置
されるのを防ぎ、また新たに記憶される相手先の識別情
報のためのメモリ領域を確保する。このため、ワンタッ
チキーや短縮ダイヤル登録内容の変更に即応して新たな
相手先からの受信を可能とする。
【0026】次に、受信動作を示す図4において、閉域
接続制御について説明する。まず、閉域接続を行うか否
かをチェックする(ステップC1)。これは、操作部1
4に設けられている設定キーを使用して、ユーザーが予
め閉域接続機能を有効にするか無効にするかを設定する
ことにより、この設定状態をRAM13に記憶してお
く。ここで、閉域接続機能を有効にするよう設定してい
れば、送信側から識別情報が送られてくるかどうかを判
断し(ステップC2)、識別情報を受信した場合は、こ
の識別情報と一致するものが、RAM13の記憶部(識
別情報記憶エリア)に記憶されているかどうかを判断し
(ステップC3)、一致するものがあれば、この送信側
相手先からの画情報を受信する(ステップC4)。
【0027】一方、ステップC1で閉域接続機能が設定
されていなければ、またステップC2で識別情報を受信
しなければ、またステップC3で一致する識別情報がな
い場合は、この送信側相手先に対して受信を拒否し、処
理を終了する。なお、送信側からの着呼時に、識別情報
は、標準モードであれば被呼端末識別信号CSI(Call
ed Subscriber Identification)が、また非標準モード
であれば非標準機能設定信号NSS(Non-Standard fac
ilities Set-up)または送信端末識別信号TSI(Tran
smitting Subscriber Identification)が、それぞれ受
信される。
【0028】次に、送信動作を示す図5において、請求
項1、2、または4記載の動作について説明する。ワン
タッチキーまたは短縮ダイヤルによる発呼かどうかを判
断し(ステップD1)、これらの自動発呼ダイヤルによ
る発呼でなければ、ステップD6に示す識別情報の登録
は行わずに、ステップD7に示す画情報の送信を行う。
【0029】一方、自動発呼ダイヤルによる発呼の場合
には、標準モードまたは非標準モードのどちらで相手先
に接続したかを判断し(ステップD2)、標準モードで
接続した場合には、標準モードの識別情報(CSI)を
受信できたかチェックする(ステップD3)。受信でき
れば、この識別情報CSIを発呼に使用したワンタッチ
キーまたは短縮ダイヤルに対応させて、RAM13の記
憶部に記憶する(ステップD6)。ただし、識別情報C
SIを受信できないか、スペースコードのみならば、登
録は行わずに送信を行う(ステップD7)。
【0030】一方、ステップD2の判断で非標準モード
で相手先に接続したと判断した場合は、非標準識別情報
すなわち非標準機能識別信号NSF(Non-Standard Fac
ilities)またはNSFに設定されたCSIを受信でき
たかチェックし(ステップD4)、受信できれば、この
識別情報NSFを発呼に使用したワンタッチキーまたは
短縮ダイヤルに対応させて、RAM13の記憶部に記憶
する(ステップD6)。もし、識別情報NSFを受信で
きなかったり、スペースコードのみならば、登録は行わ
ずに送信を行う(ステップD7)。ただし、この場合、
ステップD3と同様に、標準識別情報CSIを受信でき
たかチェックし、受信していれば、これを発呼に使用し
たワンタッチキーまたは短縮ダイヤルに対応させて登録
する。
【0031】このように、本実施例においては、自動発
呼ダイヤルを使用して発呼した場合のみ識別情報を記憶
するので、受信する確率が高い相手先の識別情報を自動
登録できるようになり、メモリの利用効率が高まる。ま
た、本実施例においては、自動発呼ダイヤルを使用して
発呼する度に識別情報を更新するので、既に記憶されて
いる相手先の識別情報に変更があっても自動的に登録内
容の変更に即応でき、相手先の登録内容変更後に受信拒
否する事態を出来るだけ回避できる。
【0032】また、本実施例においては、非標準モード
で識別情報の受信に失敗した場合でも標準モードで受信
した識別情報を記憶することにより、有効とする識別情
報の範囲を拡大し、非標準モード用の識別情報が登録さ
れていない相手先からの受信を可能とし、受信拒否して
しまう可能性を低下させることができ、閉域接続機能の
利便性を向上できる。
【0033】なお、ワンタッチキーや短縮ダイヤルと識
別情報の対応方法は、以下に述べる3つの方法が考えら
れる。 ワンタッチキーや短縮ダイヤルそれぞれに、専用の
識別情報記憶エリアを設ける。 ワンタッチキーや短縮ダイヤルの登録領域に属性を
設け、識別情報が格納されているアドレスまたは管理番
号を記憶する。 識別情報記憶領域に属性を設け、対応するワンタッ
チキーや短縮ダイヤルの登録アドレスまたは管理番号を
記憶する。
【0034】全てのワンタッチキーや短縮ダイヤルに識
別情報を記憶できるようにする場合は、が最もメモリ
の使用量が少ないと云える。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るファクシミリ装置によれば、自動発呼ダイヤル
を使用して発呼した場合のみ相手先から受信した識別情
報を記憶部に記憶するので、受信する確率が高い相手先
の識別情報を自動登録できるようになり、メモリの利用
効率が高まる。
【0036】また、請求項2記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、自動発呼ダイヤルを使用して発呼す
る度に識別情報を更新するので、既に記憶されている相
手先の識別情報に変更があっても自動的に登録内容の変
更に即応でき、相手先の登録内容変更後に受信拒否する
事態を出来るだけ回避できる。また、請求項3記載の発
明に係るファクシミリ装置によれば、登録部に登録され
ている宛先ダイヤルが消去または変更された場合には該
宛先ダイヤルに対応する相手先の識別情報を記憶部から
自動消去するので、不要な識別情報が記憶部に放置され
るのを防ぎ、また新たに記憶される相手先の識別情報の
ためのメモリ領域を確保できる。このため、ワンタッチ
キーや短縮ダイヤル登録内容の変更に即応して新たな相
手先からの受信が可能となる。
【0037】また、請求項4記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、他社装置との間で互換性を有する標
準モードと、自社装置間のみに有効な非標準モードに対
応し、自動発呼ダイヤルを使用して発呼した際に非標準
モードで識別情報の受信に失敗した場合に限り標準モー
ドで受信した識別情報を記憶部に記憶するので、有効と
する識別情報の範囲を拡大し、非標準モード用の識別情
報が登録されていない相手先からの受信を可能とし、受
信拒否してしまう可能性を低下させることができ、閉域
接続機能の利便性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜4いずれかに記載された発明の一実
施例に係るファクシミリ装置を示すブロック構成図であ
る。
【図2】図2は図1に示す実施例の動作選択処理を示す
フローチャートである。
【図3】図2における電話番号登録動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】図2における受信動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】図2における送信動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
11 CPU(閉域接続制御部) 13 RAM(記憶部、登録部) 14 操作部 20 NCU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相手先の識別情報を予め記憶しておく記憶
    部と、 記憶してある識別情報と一致した相手先からの着信のみ
    を限定して受け付ける閉域接続制御部と、を設け、 所定の自動発呼ダイヤルに対応させて宛先ダイヤルを登
    録する登録部を備えたファクシミリ装置において、 前記自動発呼ダイヤルを使用して発呼した場合のみ相手
    先から受信した識別情報を前記記憶部に記憶することを
    特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 自動発呼ダイヤルを使用して発呼する度に識別情報を更
    新することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のファクシミリ装置
    において、 登録部に登録されている宛先ダイヤルが消去または変更
    された場合には該宛先ダイヤルに対応する相手先の識別
    情報を記憶部から自動消去することを特徴とするファク
    シミリ装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3いずれかに記載のファクシミ
    リ装置において、 他社装置との間で互換性を有する標準モードと自社装置
    間のみに有効な非標準モードとを設け、 自動発呼ダイヤルを使用して発呼した際に非標準モード
    で識別情報の受信に失敗した場合に限り標準モードで受
    信した識別情報を記憶部に記憶することを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
JP4088589A 1992-04-09 1992-04-09 ファクシミリ装置 Pending JPH05292276A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029032A (ja) * 2007-09-21 2008-02-07 Konica Minolta Business Technologies Inc データ送受信システム、受信装置及び送信装置
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