JPH08130622A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08130622A
JPH08130622A JP7041816A JP4181695A JPH08130622A JP H08130622 A JPH08130622 A JP H08130622A JP 7041816 A JP7041816 A JP 7041816A JP 4181695 A JP4181695 A JP 4181695A JP H08130622 A JPH08130622 A JP H08130622A
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JP
Japan
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polling
image
signal
selective
facsimile apparatus
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Withdrawn
Application number
JP7041816A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Kori
慎一郎 郡
Makoto Kobayashi
誠 小林
Koichiro Otsuka
広一郎 大塚
Satoshi Imai
聡 今井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セレクティブポーリング(SEP)の使い方
を提案する。 【構成】 SEPの中にポーリングする画像を指定する
項目24を設け、ページ毎のポーリングや各種リストの
ポーリングを可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ITU−T(旧CCI
TT)のT30の追加勧であるセレクティブポーリング
信号信号(SEP)、パスワード信号(PWD)、サブ
アドレス信号(SUB)を用いた通信を行うファクシミ
リ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置においては、ポ
ーリング画像の蓄積・ポーリング要求は、メーカーの自
社コードによって行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、CCITT(国
際電信電話諮問委員会)により、セレクティブポーリン
グ信号がT.30追加勧告機能として決定され、この信
号は、ポーリングモードのためのサブアドレスとして使
用することを目的とするものである。具体的には、被呼
局でポーリング待機されるドキュメント識別記述子(番
号)として使用される。
【0004】しかしながら、セレクティブポーリング信
号を用いた通信体系は、未だ確立されていない。
【0005】また、上述したSEP、PWD、SUBと
いった信号は20桁の数字が指定できるためオペレータ
の操作が煩雑になると予想される。
【0006】本発明は、SEP、PWD、SUBといっ
た信号の種々の使用法を提案することを目的とする。
【0007】また、本発明は、SEP、PWD、SUB
といった信号を用いた通信のための操作を簡略化できる
ファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、セレク
ティブポーリング信号を使用できるファクシミリ装置に
おいて、ポーリング用画像を保持する手段と、前記セレ
クティブポーリング信号を受信する手段と、前記保持手
段に保持された画像に対する処理命令を前記受信手段で
受信したセレクティブポーリング信号から抽出する抽出
手段と、前記抽出手段で抽出された処理命令を実行する
実行手段とを設けた。
【0009】第1の発明において、前記処理命令は、前
記保持手段に保持された画像のページ数を指定してポー
リング送信する命令であるとしてもよい。
【0010】第2の発明において、前記処理命令は、前
記ファクシミリ装置に登録されているデータのリストを
ポーリング送信する命令であるとしてもよい。
【0011】第1の発明において、前記データは、ワン
タッチダイヤルのデータであるとしてもよい。
【0012】第1の発明において、前記データは、短縮
ダイヤルのデータであるとしてもよい。
【0013】第1の発明において、前記データは、メモ
リボックスに設定されたデータであるとしてもよい。
【0014】第2の発明では、セレクティブポーリング
信号を使用できるファクシミリ装置において、ポーリン
グ用画像を保持する保持手段と、前記保持手段に保持さ
れる画像に与えるセレクティブポーリング用の番号を自
動的に生成する生成手段と、前記生成手段で生成された
番号を記憶する記憶手段と、前記セレクティブポーリン
グ信号を受信する手段と、前記受信手段で受信したセレ
クティブポーリング信号の番号と前記記憶手段に記憶さ
れた番号を比較し、両者が一致すれば、前記保持手段に
保持されている画像をポーリング送信する送信手段を設
けた。
【0015】第2の発明において、前記保持手段は、複
数の画像を保持し、前記生成手段は宛先毎に異なる番号
を生成するとしてもよい。
【0016】第2の発明において、前記記憶手段は生成
手段が生成した番号をポーリング送信終了後も保持し、
次回のポーリング待機時には生成手段は番号を生成せず
に、記憶手段は記憶している番号を保持手段の画像に与
える。
【0017】第2の発明において、前記生成手段は、前
記番号に相手先の電話番号を含ませるとしてもよい。
【0018】第2の発明において、前記生成手段は前記
番号にパスワードを含ませるとしてもよい。
【0019】第3の発明では、セレクティブポーリング
信号とパスワード信号を使用できる被呼側ファクシミリ
装置において、セレクティブポーリング信号を受信する
手段と、パスワード信号を受信する手段と、受信した信
号がセレクティブ信号かパスワード信号かに応じて画像
の種類を変えて送信する送信手段とを設けた。
【0020】第3の発明において、前記送信手段はセレ
クティブポーリング信号が受信されれば、第3の発明に
おいて原稿画像を送信するとしてもよい。
【0021】第3の発明において、前記送信手段は、パ
スワード信号が受信されれば、通信管理レポートを送信
するとしてもよい。
【0022】
【作用】第1の発明では、受信したセレクティブポーリ
ング信号から抽出した処理命令に従って、保持されてい
る画像を処理する。
【0023】第2の発明では、セレクティブポーリング
用の番号を自動的に生成し、保持される画像に与える。
【0024】第3の発明では、セレクティブポーリング
信号を受信したかパスワード信号を受信したかに応じて
送信する画像を変える。
【0025】
【実施例】
(実施例1)以下、図面を参照して本発明の実施例1を
説明する。
【0026】図1は、実施例1に係るファクシミリ装置
の概略構成を示すブロック図である。
【0027】CPU1は中央制御部であり、ROM2に
格納されているプログラムの内容に従って、ファクシミ
リ装置全体の制御を行う。また、必要に応じて、RAM
3をワーキングエリアとして使用する。
【0028】読取部4は、例えばコンタクトセンサから
なり、ファクシミリ送信時に画像を読み取る。該読取部
4は読取制御ゲートアレイ5に接続され、その動作が制
御される。読取制御ゲートアレイ5は、読取部4に読み
取られた画像を圧縮符号化し、画像メモリ6に格納す
る。
【0029】画像メモリ6は、例えばDRAMからな
り、複数の画像データを格納できる。画像メモリ6に格
納された画像の受け付け番号、宛先情報、頁数、格納画
像情報及び操作命令等の画像管理情報は、RAM7に格
納される。
【0030】変復調器(モデム)8は、画像情報を送信
するときは、前記画像メモリ6に格納された画像情報の
PM−AM変調を行う。また、画像情報を受信したとき
は、その画像情報を復調・伸長復号して画像誤りを検査
した後、圧縮符号化を行い、画像メモリ6に格納する。
【0031】NCU9は、モデム8に接続されており、
該モデム8により圧縮符号化された画像情報を外部の回
線(不図示)に送出し、また、外部から送信されてきた
信号を受信する。
【0032】操作部10は、操作者によって各種の指示
及び機能の設定等が行われるところであり、複数の機能
キー(不図示)等を有する。その指示操作及び機能の設
定等は、例えば対応する機能キー(不図示)を押下する
ことにより行われる。操作部10において行われた操作
の内容は、パネル制御ゲートアレイ11を介してRAM
12に格納・保持され、同時に、CPU1によって検知
される。CPU1は、操作部10から入力されたデータ
に基づいて本装置の制御を行い、また、液晶パネル等か
ら成る表示部13にRAM12に格納された操作内容及
び必要なデータを表示する。
【0033】印刷部14は、記録制御ゲートアレイ15
に接続され、その動作が制御される。前記画像メモリ6
に格納された画像は、記録制御ゲートアレイ15により
伸長復元された後、印刷部14によって記録紙に印刷さ
れる。印刷された記録紙は、排紙部(不図示)から排出
される。前記印刷部14には、例えばレーザプリンタが
用いられる。
【0034】また、CPU1は、RAM3、RAM7及
びRAM12に格納した情報に基づいて音声IC16を
制御し、スピーカ17から音声を出力する。
【0035】図2は、上述した構成からなるファクシミ
リ装置においてポーリング送受信の際に用いられるセレ
クティブポーリング信号のフォーマットの一例を示す図
である。
【0036】セレクティブポーリング信号(以下、SE
Pという)は、ポーリングのためのオプション信号とし
てCCITT/T.30追加勧告により設定されている
信号であって、20桁(20バイト)の数字により構成
されている。このSEPは、相手局から送信された機能
を示す信号(DIS)の47ビットに“1”がセットさ
れている場合にのみ、モード指定信号(DTC)と共に
送出される。
【0037】図2に示すように、SEP21の1バイト
目〜3バイト目には、メモリボックスのIDであるメモ
リボックス番号22が、3桁の数字で格納される。メモ
リボックスは、上述した画像メモリ6を構成するメモリ
ブロックを管理する管理情報であるメモリブロック管理
レコードと、そのメモリブロックに格納される画像情報
を管理する画像管理レコードとから成る。
【0038】4バイト目には、SEP21の内部構成を
明確にするための区切りとして、1バイトのデリミタ2
3が配される。
【0039】5バイト目、6バイト目には、指定画像種
番号24が2桁の数字(00〜99の100通り)で格
納される。指定画像種番号24は、操作者がポーリング
受信したい画像種類、例えば蓄積画像の前頁、第1頁、
あるいは最終頁等の蓄積画像、及びメモリボックスの設
定内容あるいはワンタッチダイヤルリスト、短縮ダイヤ
ルリスト等の登録情報を指定する。
【0040】7バイト目以降は、予備のエリアであり、
上述した以外の情報を格納することができる。
【0041】このような構成において、SEPを用いた
画像指定取り出しを行うときは、ポーリング受信側(以
下、発呼局という)のファクシミリ装置は、まず最初
に、ポーリング送信側のファクシミリ装置(以下、被呼
局という)からDISを受信した後、DTCを送信する
ことによりポーリングモードを指定する。
【0042】このとき、発呼局が受信したDISの47
ビットが“1”にセットされている場合は、上述したよ
うに、被呼局がセレクティブポーリング機能を有するの
で、発呼局はDTCと共にSEPを送出する。
【0043】一方、被呼局は、発呼局が送出したSEP
を認識すると、例えば図2に示した形式でSEPに指定
された画像を画像メモリ6から取り出し、送出する。そ
して、発呼局は、指定した画像を受信すると、画像指定
取り出し動作を終了する。
【0044】このようなセレクティブポーリングを用い
た画像の指定取り出し動作は、図3〜図5に示すフロー
チャートに沿って実行される。
【0045】なお、図3〜図5に示すフローチャートに
沿って実行される動作に関するプログラムはROM2に
格納されており、このプログラムはCPU1により実行
される。また、本手順に使用される変数は、RAM3に
格納される。
【0046】まず最初に、被呼局における画像指定取り
出し(セレクティブポーリング送信)動作について、図
3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0047】被呼局のポーリング待機中に、発呼局から
発呼されれば、セレクティブポーリング機能が有効であ
ることを発呼局に宣言するために、DISの47ビット
目を“1”にセットして送出する(ステップS1、ステ
ップS2)。その後、発呼局からDTCと共に送信され
るSEPを待ち(ステップS3)、SEPを認識しなか
ったときは、通常のポーリング手順を実行する。
【0048】ステップS3において、DTCと共に送信
されるSEPを認識すると、上述したようにSEP21
の1バイト目〜3バイト目に格納されているメモリボッ
クス番号22を取り出して、変数tmp−box−no
に格納し(ステップS4)、該メモリボックス番号tm
p−box−noと一致するbox−noを要素として
有するメモリボックスを検索する(ステップS5)。ま
た、CPU1は、SEP内の指定画像種番号24を取り
出し、テンポラリ変数tmp−sel−pixに格納す
る(ステップS6)。
【0049】次に、ステップS5において検索されたメ
モリボックスに格納されている管理レコード及び画像管
理レコードに基づいて、ステップS6で格納された指定
画像種番号tmp−sel−pixで表される画像種が
上述した蓄積画像であるか否かを判別する(ステップS
7)。ここで、指定画像種番号tmp−sel−pix
が示す画像種が蓄積画像であることを判別したときは、
指定メモリボックス内の画像管理レコード及び管理レコ
ードに基づいて、蓄積画像を画像メモリ6内のメモリブ
ロックから取り出し(ステップS8)、変復調器8によ
りPM−AM変調した後、NCU9を介して送信し(ス
テップS11)、本手順を終了する。
【0050】一方、ステップS7において、指定画像種
番号tmp−sel−pixで表される画像種が画像メ
モリ6の蓄積画像ではないことを判別した場合は、次
に、指定画像種番号tmp−sel−pix−が示す画
像種が上述した登録情報であるか否かを判別する(ステ
ップS9)。ここで、指定画像種番号tmp−sel−
pixで示す画像種が登録情報でもないことを判別した
ときは、本手順を終了し、通常のポーリング手順を実行
する。
【0051】また、前記ステップS9において、指定画
像種番号tmp−sel−pixが示す画像種が登録情
報であることを判別した場合、指定されたメモリボック
スの管理レコードに格納されている管理情報に基づいて
登録情報のリストを作成し(ステップS10)、変復調
器8によりPM−AM変調した後NUC9を介して作成
したリスト画像を送信し(ステップS11)、本手順を
終了する。
【0052】次に、発呼局において行われる指定画像取
り出し(セレクティブポーリング受信)動作について、
図4及び図5を参照して説明する。
【0053】図4は、送信するSEPに、取り出したい
画像を指示するための指示命令を登録する手順を示すフ
ローチャートである。
【0054】まず、操作者によりセレクティブポーリン
グを行う指示が操作部10から入力されると、ファクシ
ミリ装置はメモリボックスの登録モードに入る(ステッ
プS31)。この状態で、操作者により指定したいメモ
リボックス番号が入力されると(ステップS32)、S
EPの登録モードに移行する(ステップS33)。
【0055】ここで、CPU1は、前記ステップS32
で入力されたメモリボックス番号を、図2に示したSE
P21の1バイト目〜3バイト目の指定メモリボックス
番号22に書き込み(ステップS34)、4バイト目に
デリミタ23を書き込む(ステップS35)。
【0056】次に、操作者により上述したポーリング受
信したい画像を示す指定画像番号が入力されると(ステ
ップS36)、CPU1はSEP21の5バイト目〜6
バイト目に、入力された指定画像番号24を書き込み
(ステップS37)、本登録手順を終了する。
【0057】図5は、発呼局から被呼局へ、SEPを送
信する手順を示すフローチャートである。
【0058】まず、被呼局から送信されたDISの47
ビット目が1であるか否かが判別され(ステップS6
1)、1でないことが判別された場合は、通常の手順ど
おりにDTCを送信する(ステップS63)。また、4
7ビット目が1であることが判別されたときは、図4に
示した手順によって登録されたSEPをDTCと共に送
信し(ステップS62、S63)、以降は通常の手順で
通信を行い、必要とする画像を受信する。
【0059】(実施例2)図6は、実施例2における着
呼送信端末装置のポーリング着呼送信時の動作を示すフ
ローチャートである。
【0060】まず、発呼受信端末装置のポーリング要求
により、ポーリング着呼送信が起動される。ここで、ポ
ーリング待機蓄積済み原稿の有無の判定を行い(S10
8)、原稿が無ければ終了処理を行う。
【0061】また、ステップS108において原稿があ
れば、ITU勧告によるT30フレームであるSEP信
号受信有無の判定を行い(S109)、SEP信号受信
でなければ、通常のポーリンク処理(S113)を行っ
た後、終了処理を行う。
【0062】また、SEP信号受信であれば、受信した
SEP信号を解析し、発呼受信側で設定した原稿番号を
取り出し、原稿番号で指定された原稿と、待機蓄積済み
原稿の原稿番号とを照合し(S110)、一致した原稿
があれば、原稿送信処理(S111)を行い、一致した
原稿が無ければ、発呼受信側に該当原稿無しを通知し、
終了処理を行う。
【0063】図7は、本実施例における発呼受信端末装
置のポーリング発呼受信時の動作を示すフローチャート
である。
【0064】まず、オペレータによりポーリング発呼受
信の機能が起動される。ここでSEP送信が指定されて
いるか否かの判定を行い(S102)、SEP送信であ
れば、SEPの送信を行う(S103)。また、SEP
送信でなければ、通常のポーリング処理(S106)を
行った後、終了処理を行う。
【0065】また、SEP送信処理(S103)の後、
原稿を受信し(S104)、終了処理を行う。
【0066】このようにして、SEP信号の20桁の数
字等からなるITU勧告T30によるSEP(セレクテ
ィブポーリング)信号の使用により、任意の原稿のみの
ポーリング受信指定が異機種の端末間で可能となる。
【0067】以上説明したように、本発明によれば、着
呼送信端末装置では、複数の宛先へのポーリング待機原
稿を蓄積することができる。このため、1つの宛先の待
機原稿のみでポーリング送信機能を独占することが無
い。一方、発呼受信端末装置では、任意の時間に希望す
る原稿の受信が可能である。
【0068】(実施例3)実施例3では、実施例2の様
に蓄積される複数のポーリング原稿の夫々に異なるポー
リング原稿番号を付加する場合に、オペレータが毎回2
0桁のポーリング原稿番号を入力するのは手間がかかる
ので、ポーリング用の原稿をメモリへ蓄積するときに、
自動でポーリング原稿番号を生成して付加する様にし
た。
【0069】図8は、実施例3における着呼送信端末装
置のポーリング原稿蓄積時の動作を示すフローチャート
である。
【0070】まず、オペレータのポーリング待機原稿蓄
積要求により、この動作が起動される。ここで、最初に
SEP信号受信可能かどうかを判断し(S202)、可
能であれば、ポーリング原稿番号の指定を行うか否かの
判定を行う(S203)。この指定は、オペレータの指
示入力により指定される。また、ワンタツチダイヤル等
に予め設定しておいてもよい。
【0071】また、S202でSEP信号受信可能でな
い場合、または、S203でポーリング原稿番号の指定
を行わない場合は、通常ポーリング原稿蓄積処理(SE
P信号を用いないポーリング)(S209)を行った
後、終了処理を行う。通常ポーリング原稿蓄積処理した
画像は、SEPを受信せずにDTCを受信したときに送
信する。なお、その画像は、SEPの受信の有無に関ら
ずDTCの受信に応じて送信してもよい。
【0072】また、S203でポーリング原稿番号を指
定する場合、S204において、ポーリング原稿番号が
すでに登録されているか否かを判定し、登録無しの場合
には、S208において、ポーリング原稿番号の自動生
成、またはオペレータの入力操作による作成を行う。
【0073】ここでいう登録とは、次のものをいう。
【0074】実施例3では、ポーリング原稿を蓄積して
ポーリング待機する側(送信側)が相手毎に異なるポー
リング原稿番号を作成して登録する。ポーリング原稿番
号の作成は、ある相手先向けの原稿を初めて蓄積すると
きに作成し登録する。そして、同一宛先への次回からの
ポーリング原稿の蓄積時にはわざわざ作成せずに登録さ
れているポーリング原稿番号を読み出して使用する。
【0075】一方、ポーリング原稿の送信を要求する側
(受信側)のオペレータは、送信側のオペレータから送
信側において自機に割り当てられたポーリング原稿番号
を開いて、SEPを用いて自分宛の原稿をポーリング要
求するときには、送信側のオペレータから聞き出したポ
ーリング原稿番号を読み出して、SEPとして送信す
る。なお、一度使用したポーリング原稿番号は、その相
手先の電話番号に対応づけて登録し、次回からは登録さ
れているポーリング原稿番号を読み出してSEPとして
送信する。
【0076】この様に、登録することで実施例3ではオ
ペレータは、毎回20桁ものポーリング原稿番号を毎回
入力せずにすむ。
【0077】S208において、ポーリング原稿番号
は、自動生成可能で、送信指定相手先により一意的に決
定するように生成される。
【0078】具体的には、乱数によりポーリング原稿番
号を生成する方法で、20桁のうち予めオペレータによ
り指定された桁数のみポーリング原稿番号を生成する。
しかし、この方法では、ポーリング原稿番号が他の宛先
と重複する可能性があるので、生成時にチェックを行
い、重複する場合は、再生成を行う。
【0079】上記の方法で作成されたポーリング原稿番
号は、簡便に再度呼び出し可能なように所定のRAM等
に格納する。これが、登録されたポーリング原稿番号と
なる。そして、ポーリング原稿蓄積時には、上記RAM
から読み出して、後述のS205の処理に渡す。
【0080】次に、上記S204でポーリング原稿番号
の登録がある場合、及びS208においてポーリング原
稿番号を生成すると、次にS205に進み、ポーリング
原稿番号を蓄積原稿に付与し、S206において、ポー
リング原稿の蓄積を行う。この後、終了処理を行う。
【0081】図9は、実施例3における発呼受信端末装
置のポーリング発呼受信時の動作を示すフローチャート
である。
【0082】まず、オペレータによりポーリング発呼受
信の機能が起動される。そして、最初にSEP送信可能
判定を行い(S211)、SEP送信可能であれば、ポ
ーリング原稿番号の指定を行うか否かの判定を行う(S
212)。この指定は、オペレータの操作入力により行
われる。なお、ワンタッチダイヤル等に予め設定してお
いてもよい。
【0083】また、S211でSEP信号送信可能でな
い場合、または、S212でポーリング原稿番号の指定
を行わない場合は、通常のポーリング受信処理(SEP
を用いないポーリング)(S217)を行った後、終了
処理を行う。
【0084】また、S212でポーリング原稿番号指定
をする場合、S213でポーリング原稿番号登録ありか
否かを判定し、登録無しなら、S218に進み、ポーリ
ング原稿番号の設定処理を行う。すなわち、ポーリング
原稿番号は、事前に設定される。詳しくは、発呼送信側
で生成/設定されたポーリング原稿番号はオペレータ同
士の連絡等により、着呼受信側に通知されている。この
通知されたポーリング原稿番号を登録する。
【0085】次に、S213でポーリング原稿番号の登
録がある場合、または、S218においてポーリング原
稿番号の設定を行った後、S214において、SEP信
号にポーリング原稿番号を設定する。そして、原稿の受
信を行い(S215)、その後、終了処理を行う。
【0086】なお、実施例3では、ポーリング原稿番号
を生成するときに、オペレータが指定した桁数を生成し
たが、原稿番号は20桁すべてを使用し、簡単に参照で
きない構造とすれば、閉域通信性も格段に向上すること
ができる。
【0087】また、実施例によれば、オペレータによ
り、複数のポーリング待機原稿ごとにポーリング原稿番
号を設定する必要がなくなり、ポーリング原稿番号を一
定の規則で自動生成することにより、オペレータの煩雑
な登録操作を軽減することができる。
【0088】(実施例4)実施例3では、送信側におい
て、ポーリング原稿に付加する番号を自動的に生成し付
加した。しかし、実施例3の受信側では、オペレータが
登録する必要があった。実施例4では、送信側でも受信
側でもポーリング原稿番号を自動的に作成し登録できる
様にした。
【0089】実施例4のファクシミリ装置におけるポー
リング送信対象の原稿蓄積時の動作について図を参照し
ながら説明する。図10は図1のファクシミリ装置にお
けるポーリング送信対象の原稿蓄積時の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0090】オペレータが操作部10のキーを操作する
ことによってポーリング待機原稿蓄積要求が出される
と、図10に示すように、ステップS301が実行さ
れ、ステップS301ではSEP信号を受信可能か否か
を判定する。SEP信号が受信可能であれば、ステップ
S302が実行され、SEP信号が受信不可能であれ
ば、ステップS307が実行される。
【0091】ステップS307では、通常のポーリング
原稿蓄積処理(SEPを用いないポーリング)を行い、
終了する。
【0092】ステップS302では、宛先が異なる複数
の原稿毎にそれに対応するポーリング原稿番号を指定す
るか否かを判定する。この指定は、オペレータの操作に
よって行われる。なお、予めワンタッチダイヤル等に設
定しておいてもよい。ポーリング原稿番号を指定すると
き、ステップS303が実行され、ポーリング原稿番号
を指定しないとき、ステップS307が実行される。
【0093】ステップS303では、ポーリング原稿番
号として、予め20桁以内の所定の番号が登録されてい
るか否かを判定する。ポーリング原稿番号が登録されて
いると、ステップS304が実行され、ポーリング原稿
番号が登録されていないと、ステップS306が実行さ
れる。この登録処理は、実施例と同じである。
【0094】ステップS306では、ポーリング原稿番
号が生成される。ポーリング原稿番号の生成は自動生成
またはオペレータによるマニュアル入力のいずれか一方
によって行われる。
【0095】本実施例では、ポーリング原稿番号を自動
で生成するときは、ポーリング原稿番号内にポーリング
原稿を受信する相手先の加入者電話番号を含ませる。な
お、このポーリング原稿番号の生成方法では、単に相手
先の電話番号を入れるだけでは、機密保持面で問題があ
るが、この機密保持面の問題を解消するために、ポーリ
ング原稿番号にオペレータによって予め指定されたパス
ワードを含ませる。生成されたポーリング原稿番号は、
RAM7に格納される。このように、ポーリング原稿番
号は相手先の電話番号とパスワードから自動的に生成さ
れるが、相手先電話番号とパスワードを予め設定してお
けば、オペレータはより簡単な、操作でポーリング原稿
番号を付加できる。
【0096】ステップS304では、RAM7からポー
リング番号を読み出し、蓄積原稿毎にポーリング原稿番
号を付与する。
【0097】次いで、ステップS305が実行され、ス
テップS305では、ポーリングされる原稿を蓄積し、
処理が終了する。
【0098】次に、原稿蓄積後の送信動作について説明
する。
【0099】相手先装置からポーリング送信要求の信号
を受信すると、受信したSEP信号からそれに含まれる
ポーリング原稿番号が取り出される。
【0100】この取り出されたポーリング原稿番号と各
原稿に付与されたポーリング原稿番号とを照合すること
によって、取り出されたポーリング原稿番号に一致する
ポーリング原稿番号が付与された原稿が抽出される。
【0101】この抽出された原稿は相手先装置に送信さ
れる。
【0102】次に、本実施例のファクシミリ装置におけ
るポーリング発呼受信時の動作について図を参照しなが
ら説明する。図11は図1のファクシミリ装置における
ポーリング発呼受信時の動作を示すフローチャートであ
る。
【0103】オペレータが操作部10のキーを操作する
ことによってポーリング発呼受信機能が起動されると、
図11に示すように、ステップS311が実行され、ス
テップS311ではSEP信号を送信可能か否かを判定
する。SEP信号が送信可能であれば、ステップS31
2が実行され、SEP信号の送信が不可能であれば、ス
テップS316が実行される。ステップS316では、
通常のポーリング受信(SEPを用いないポーリング)
を行い、このポーリング受信後、処理は終了する。
【0104】ステップS312では、ポーリング原稿番
号を指定するか否かの判定をする。ポーリング原稿番号
を指定するとき、ステップS313が実行され、ポーリ
ング原稿番号を指定しないとき、ステップS316が実
行される。この指定はオペレータの操作により指定され
る。なお、ワンタッチダイヤル等に設定してもよい。
【0105】ステップS313では、ポーリング原稿番
号が登録されているか否かを判定する。ポーリング原稿
番号が登録されていると、ステップS314が実行さ
れ、ポーリング原稿番号が登録されていないと、ステッ
プS317が実行される。この登録処理は実施例3と同
じである。
【0106】ステップS317では、自機の電話番号と
パスワード(送信側で使用するパスワードと同じもの)
からポーリング原稿番号を自動的に生成またはオペレー
タの操作によって入力し、この生成(入力)されたポー
リング原稿番号はRAM7に格納される。
【0107】ステップS314では、SEPにポーリン
グ原稿番号を設定する。次いで、ステップS315が実
行され、ステップS315では、送信側の装置からポー
リング送信された原稿を受信する。
【0108】以上により、蓄積原稿を識別するためのポ
ーリング原稿番号が含まれているSEP信号を用いるこ
とによって、蓄積された複数の原稿の中から指定された
原稿を送受信するためのSEPを自動的に生成すること
ができる。
【0109】また、ポーリング原稿番号に加入者番号を
含ませることによって、識別番号を一意的に生成するこ
とができる。
【0110】さらに、ポーリング原稿番号にパスワード
を含ませることによって、閉域通信性を持つことができ
る。
【0111】さらに、ポーリング原稿番号が自動的に生
成されるから、複数の待機原稿毎にポーリング原稿番号
を指定する必要がなくなり、オペレータの煩雑な登録操
作を軽減することができる。
【0112】なお、実施例4では、通信装置の一例であ
るファクシミリ装置ついて説明しているが、コンピュー
タ間通信装置などに適用することができる。
【0113】(実施例5)実施例5では、メモリボック
スを使用する。メモリボックスは、画像メモリ6とRA
M7に格納される画像管理情報から成る。メモリボック
スには、予め属性、操作命令、登録情報が設定され、そ
のメモリボックスに入力された画像はメモリボックスに
設定されている属性、操作命令、付加情報に従って処理
される。
【0114】例えば、属性としてSEPを用いたポーリ
ング送信の可否、操作命令として、メモリボックス内の
画像の管理レポートを作成する指示入力(番号で指示す
る)、付加情報として、ポーリング送信用の証合番号
(SEPの番号)、パスワード(PWD)、サブアドレ
ス(SUB)である。
【0115】以下、CITT/T.30の追加勧告機能
であるサブアドレス機能やセレクティブポーリング機
能、パスワード機能を用いた実施例5の通信動作
(A)、(B)について説明する。
【0116】(A)画像送受信動作 図12は、本実施例における画像受信側の動作を示すフ
ローチャートである。
【0117】まず、ファクシミリ通信プロトコルの実行
において、サブアドレス機能またはパスワード機能があ
ることを発呼側へ宣言するため、DIS(初期識別信
号)のビット49またはビット50を“1”にセットし
(ステップS411)、このDISを発呼側へ送出する
(ステップS412)(ビット49とビット50を共に
1にして送信してもよい)。ここで、DISは、受信機
側の標準CCIITT能力を表すものであり、所定のフ
ォーマットで構成され、そのうち、ビット49はサブア
ドレス能力を、またビット50はパスワード能力を示す
ビットである。
【0118】その後、発呼側が送信するサブアドレス
(SUB)信号またはパスワード(PWD)信号と共に
DCS(ディジタル命令信号:DISで識別される標準
機能に応答するディジタル設定命令)を待ち、このサブ
アドレスまたはパスワードを受信したか否かを判別する
(ステップS413)。このサブアドレス及びパスワー
ドのいずれも受信しなかったときには、このフローを終
了し、DCS受信以降の通常の手順に移る。
【0119】サブアドレス及びパスワードのいずれか一
方、あるいは両方を受信したときには、そのサブアドレ
ス及びパスワードと一致したサブアドレス及びパスワー
ドが登録されたメモリボックスが存在するか否かを判別
する(ステップS414)。存在すれば、送信されてき
た画像を該メモリボックスに蓄積し(ステップS41
5)、存在しなければ、送信されてきた前記サブアドレ
ス及び前記パスワードを登録したメモリボックスを自動
的に新たに作成し、この作成したメモリボックスに画像
を蓄積する(ステップS416)。
【0120】図13は、本実施例における画像送信側の
動作を示すフローチャートである。
【0121】まず、受信側のファクシミリ装置からDI
Sを受信して、そのビット49またはビット50が
“1”にセットされているか否かを調べる(ステップS
421)。
【0122】前記ビット49または前記ビット50が
“1”になっているときは、所定のサブアドレスまたは
パスワードと共に画像を受信側へ送信する。すなわち、
前述したように、ビット49はサブアドレス能力を、ま
たビット50はパスワード能力を示すビットであるか
ら、それに応じてサブアドレスまたはパスワードと共に
画像を送信する。このサブアドレス及びパスワードは、
共に20桁の数字(20バイト)で構成されている。
【0123】また、前記ビット49及び前記ビット50
がいずれも“1”でないときには、通常の手順通りDC
Sを送信する。
【0124】なお、前記ビット49及び前記ビット50
が共に“1”の場合には、サブアドレスのみを画像と共
に送ったり、パスワードのみを画像と共に送ることも可
能である。
【0125】このように実施例5では、サブアドレス/
パスワードを利用して受信側の所定のメモリボックスに
受信画像を蓄積することができる。
【0126】(B)ポーリング通信動作 図14は、実施例5におけるポーリング送信側(被呼
側)の動作を示すフローチャートである。
【0127】まず、セレクティブポーリング機能及びパ
スワード機能があることを発呼側へ宣言するため、DI
Sのビット47及びビット50を“1”にセットし(ス
テップS431)、このDISを発呼側へ送出する(ス
テップS432)。
【0128】その後、発呼側が送信するセレクティブポ
ーリング(SEP)またはパスワード(PWD)と共に
DTCを待ち、このセレクティブポーリングまたはパス
ワードを受信したか否かを判別する(ステップS43
3)。このセレクティブポーリング及びパスワードのい
ずれも受信しなかったときには、このフローを終了し、
DTC受信以降の通常の手順に移る。
【0129】また、パスワードを受信した場合には(ス
テップS434)、受信したパスワードに対応するメモ
リボックス内の通信管理レポートをポーリング送信し
(ステップS435)、セレクティブポーリングを受信
した場合には(ステップS436)、受信したセレクテ
ィブポーリングに対応するメモリボックス内の画像をポ
ーリング送信する(ステップS437)。
【0130】さらに、セレクティブポーリング及びパス
ワードを共に受信した場合には該セレクティブポーリン
グに対応するメモリボックスから画像を、また該パスワ
ードに対応するメモリボックスの通信管理レポートをそ
れぞれポーリング送信する(ステップS438)。
【0131】図15は、本実施例におけるポーリング受
信(発呼)側の動作を示すフローチャートである。
【0132】まず、被呼側のファクシミリ装置からDI
Sを受信して、そのビット47及びビット50が“1”
にセットされているか否かを調べる(ステップS44
1)。“1”にセットされていないときには、通常の手
順通りDTCを送信して本フローを終了する。
【0133】前記ビット47及び前記ビット50が
“1”になっている場合において、通信管理レポートを
取り出したいときには該通信管理レポートが蓄積された
メモリボックスのパスワードを被呼側へ送信し(ステッ
プS442、443、444)、また、画像を取り出し
たしときには該画像が蓄積されたメモリボックスのセレ
クティブポーリングを送信し(ステップS445、44
6)、その後にDTCを送信する。
【0134】ここで、セレクティブポーリングは、サブ
アドレス及びパスワードと同様に20桁の数字(20バ
イト)で構成されている。さらに、画像と通信管理レポ
ートを取り出したいときには、これに対応するメモリボ
ックスのパスワード及びセレクティブポーリングを送信
する(ステップS447)。
【0135】これ以降は、通常と同じ手順で通信を行
い、必要とする画像を被呼側から受信する。
【0136】このように本実施例では、セレクティブポ
ーリング/パスワードを利用して受信側から画像を取り
出したり、通信結果レポートを取り出したりすることも
できる。
【0137】なお、本発明は上記実施例5に限定されず
種々の変形が可能である。例えば、上記実施例5のポー
リング通信機能は、画像受信の前後を問わずに独立して
説明したが、ある相手からの画像受信時において、メモ
リボックスに受信画像を蓄積した後にその相手が回線を
切断することなく相手機から送られてきたセレクティブ
ポーリング/パスワードを認識したときは、そのセレク
ティブポーリング/パスワードに対応するメモリボック
ス内の画像/通信管理レポートをそれぞれポーリング送
信するようにしてもよい。
【0138】
【発明の効果】請求項1によれば、セレクティブポーリ
ング信号から、保持されている画像に対する処理命令を
抽出し、抽出された処理命令に従って、保持されている
画像を処理するので、単なるポーリングではなく、勧告
化されている手順信号を用いた多様なポーリングができ
る。
【0139】請求項2によれば、ページ数を指定したポ
ーリングができる。
【0140】請求項3によれば、登録データのリストの
ポーリングができる。
【0141】請求項4によれば、ワンタッチダイヤルの
リストがポーリングできる。
【0142】請求項5によれば、短縮ダイヤルのリスト
がポーリングできる。
【0143】請求項6によれば、メモリボックスの設定
データがポーリングできる。
【0144】請求項7によれば、ポーリング用画像に与
えられるポーリング用番号を自動的に生成し、記憶し、
その番号と受信したセレクティブポーリング信号の番号
が合えば、その番号を与えられた画像をポーリング送信
するので、オペレータが手動で全てのポーリング用番号
を入力する手間が省ける。
【0145】請求項8によれば、複数の画像に対して夫
々異なる番号を与えるので、オペレータの入力に比べ同
一の番号を与えてしまう失敗がなくなる。
【0146】請求項9によれば、1度生成した番号はメ
モリに記憶して、次回は記憶した番号を読み出して使用
するので、毎回同じ番号を生成するものより装置の負荷
が軽い。
【0147】請求項10によれば、相手の電話番号をポ
ーリング用番号に用いることで、相手毎に異なる番号を
生成できる。
【0148】請求項11によれば、パスワードをポーリ
ング用番号に用いることで、ポーリング用画像の機密性
が保てる。
【0149】請求項12によれば、セレクティブポーリ
ング信号を受信したか、パスワード信号を受信したかに
応じて、送信する画像の種類を変えので、多様なポーリ
ング送信ができる。
【0150】請求項13によれば、セレクティブポーリ
ング信号を受信して画像送信するので、画像のポーリン
グと他のデータのポーリングを間違うことがない。
【0151】請求項14によれば、パスワード信号を受
信して、通信管理レポートを送信するので、通信管理レ
ポートのポーリングと画像のポーリングを間違わずに行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のファクシミリ装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図2】セレクティブポーリング信号のフォーマットの
一例を示す図である。
【図3】被呼局側のファクシミリ装置において行われる
画像指定取り出し動作を示すフローチャートである。
【図4】発呼局側のファクシミリ装置において行われる
セレクティブポーリング信号の登録動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】発呼局側のファクシミリ装置において行われる
セレクティブポーリング信号送出動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】実施例2における着呼送信端末装置のポーリン
グ着呼送信時の動作を示すフローチャートである。
【図7】実施例2における発呼受信端末装置のポーリン
グ発呼受信時の動作を示すフローチャートである。
【図8】実施例3における着呼送信端末装置のポーリン
グ原稿蓄積時の動作を示すフローチャートである。
【図9】実施例3における発呼受信端末装置のポーリン
グ発呼受信時の動作を示すフローチャートである。
【図10】実施例4におけるポーリング送信対象の原稿
蓄積時の動作を示すフローチャートである。
【図11】実施例4におけるポーリング発呼受信時の動
作を示すフローチャートである。
【図12】実施例5の画像受信側の動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】実施例5の画像送信側の動作を示すフローチ
ャートである。
【図14】実施例5のポーリング送信(被呼)側の動作
を示すフローチャートである。
【図15】実施例5のポーリング受信(発呼)側の動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 6 画像メモリ 7 RAM 9 NCU 23 デリミタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平6−100657 (32)優先日 平6(1994)4月14日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平6−241958 (32)優先日 平6(1994)9月9日 (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 今井 聡 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セレクティブポーリング信号を使用でき
    るファクシミリ装置において、 ポーリング用画像を保持する手段と、 前記セレクティブポーリング信号を受信する手段と、 前記保持手段に保持された画像に対する処理命令を前記
    受信手段で受信したセレクティブポーリング信号から抽
    出する抽出手段と、 前記抽出手段で抽出された処理命令を実行する実行手段
    とを有することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記処理命令は、前記保持手段に保持された画像のペー
    ジ数を指定してポーリング送信する命令であることを特
    徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記処理命令は、前記ファクシミリ装置に登録されてい
    るデータのリストをポーリング送信する命令であること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記データは、ワンタッチダイヤルのデータであること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記データは、短縮ダイヤルのデータであることを特徴
    とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 前記データは、メモリボックスに設定されたデータであ
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 セレクティブポーリング信号を使用でき
    るファクシミリ装置において、 ポーリング用画像を保持する保持手段と、 前記保持手段に保持される画像に与えるセレクティブポ
    ーリング用の番号を自動的に生成する生成手段と、 前記生成手段で生成された番号を記憶する記憶手段と、 前記セレクティブポーリング信号を受信する手段と、 前記受信手段で受信したセレクティブポーリング信号の
    番号と前記記憶手段に記憶された番号を比較し、両者が
    一致すれば、前記保持手段に保持されている画像をポー
    リング送信する送信手段を有することを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記保持手段は、複数の画像を保持し、前記生成手段は
    宛先毎に異なる番号を生成することを特徴とするファク
    シミリ装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記記憶手段は生成手段が生成した番号をポーリング送
    信終了後も保持し、次回のポーリング待機時には生成手
    段は番号を生成せずに、記憶手段は記憶している番号を
    保持手段の画像に与えることを特徴とするファクシミリ
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項7において、 前記生成手段は、前記番号に相手先の電話番号を含ませ
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記生成手段は前記番号にパスワードを含ませることを
    特徴とするファクシミリ装置。
  12. 【請求項12】 セレクティブポーリング信号とパスワ
    ード信号を使用できる被呼側ファクシミリ装置におい
    て、 セレクティブポーリング信号を受信する手段と、 パスワード信号を受信する手段と、 受信した信号がセレクティブ信号かパスワード信号かに
    応じて画像の種類を変えて送信する送信手段とを有する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記送信手段はセレクティブポーリング信号が受信され
    れば、原稿画像を送信することを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  14. 【請求項14】 請求項12において、 前記送信手段は、パスワード信号が受信されれば、通信
    管理レポートを送信することを特徴とするファクシミリ
    装置。
JP7041816A 1994-03-04 1995-03-01 ファクシミリ装置 Withdrawn JPH08130622A (ja)

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JP7041816A JPH08130622A (ja) 1994-03-04 1995-03-01 ファクシミリ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5994894 1994-03-04
JP9558494 1994-04-08
JP10075594 1994-04-14
JP10065794 1994-04-14
JP6-100755 1994-09-09
JP6-95584 1994-09-09
JP6-59948 1994-09-09
JP24195894 1994-09-09
JP6-241958 1994-09-09
JP6-100657 1994-09-09
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0880273A2 (en) * 1997-05-21 1998-11-25 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Facsimile apparatus
US6927868B1 (en) 1998-01-30 2005-08-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Facsimile device and memory medium storing computer programs for controlling the facsimile device

Cited By (3)

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EP0880273A2 (en) * 1997-05-21 1998-11-25 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Facsimile apparatus
EP0880273A3 (en) * 1997-05-21 1999-04-28 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Facsimile apparatus
US6927868B1 (en) 1998-01-30 2005-08-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Facsimile device and memory medium storing computer programs for controlling the facsimile device

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