JPH0529030Y2 - - Google Patents

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JPH0529030Y2
JPH0529030Y2 JP1988076205U JP7620588U JPH0529030Y2 JP H0529030 Y2 JPH0529030 Y2 JP H0529030Y2 JP 1988076205 U JP1988076205 U JP 1988076205U JP 7620588 U JP7620588 U JP 7620588U JP H0529030 Y2 JPH0529030 Y2 JP H0529030Y2
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shaft
handle shaft
shifter
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    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • A01K89/0183Drive mechanism details
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    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • A01K89/0183Drive mechanism details
    • A01K89/0186Drive mechanism details with disengageable positive drive components, e.g. a clutch
    • A01K89/0188Axially engaged
    • A01K89/0189Coaxial of spool

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は魚釣りに使用する両軸受リールに関す
る。
(従来の技術) 一般に、此種両軸受リールは、実公昭60−
13359号公報に見られるように、リールボデイに、
スプールのスプール軸とハンドル軸とを回転自由
に支持し、このハンドル軸周りに一つのメインギ
ヤと、前記スプールの回転に制動力を与える静止
側制動部材及び回転側制動部材と、前記制動力を
調整する調整体とを支持すると共に、前記スプー
ル軸に、前記メインギヤと噛合する一つのピニオ
ンギヤを設けて、ハンドル軸の駆動を、前記各制
動部材からメインギヤ、ピニオンギヤ及びスプー
ル軸を介してスプールに伝達し、該スプールを駆
動する如く成し、又、前記スプールから引出した
釣糸に引出方向の張力が作用した場合、この張力
が、スプールからスプール軸、ピニオンギヤ及び
メインギヤを介して回転側制動部材に作用し、こ
の回転側制動部材と静止側制動部材との間に滑り
が生じて、前記スプールが滑り回転するごとく構
成されている。
又、従来、スプールの駆動を変速できるように
した両軸受リールとして、特開昭60−207539号公
報に見られるように、スプールとスプール軸との
間に1対の軸受を介装して前記スプールをスプー
ル軸に対し回転可能で、かつ軸方向移動可能に支
持し、前記スプール軸の一端部とハンドル軸周り
とに複数個の変速用ギヤを設けると共に、前記ハ
ンドル軸を軸方向移動可能とし、このハンドル軸
の軸方向移動操作により前記変速用ギヤを低速駆
動と高速駆動との一方に切換える如く成す一方、
前記スプール軸の他端部周りに、前記スプールの
回転に制動力を与える静止側制動部材及び回転側
制動部材を設けて、前記ハンドル軸の駆動を、変
速用ギヤ、スプール軸及び各制動部材を介してス
プールに伝え、又、スプールから引出した釣糸に
作用する張力がスプールから回転側制動部材に作
用し、この回転側制動部材と静止側制動部材との
間に滑りが生じるように構成されたものが知られ
ている。
(考案が解決しようとする課題) 所が、スプールの駆動を変速できるようにした
後者のものは、前記した一般的な両軸受リールに
おける基本構造と全く異なるもので、前者の一般
的な両軸受リールにおいてスプールの駆動を変速
できるようにしたものは未だ提案されていなかつ
たのである。
本考案は以上の点に鑑み考案したもので、目的
は、一般的な両軸受リールにおいてスプールの駆
動を変速できて、しかも、この変速時にスプール
の制動力が変わるのを防止できると共に、変速す
ることができる割に部品点数を少なくできるよう
にするものである。
(課題を解決するための手段) しかして、本考案は、リールボデイ1に、スプ
ール2とハンドル軸4とを回転自由に支持して成
る両軸受リールであつて、前記ハンドル軸4周り
に伝動筒体21を回転自由に設けて、この伝動筒
体21周りに、径の異なる第1メインギヤ51と
第2メインギヤ52とを設けると共に、前記スプ
ール2のスプール軸3に、前記第1メインギヤ5
1と噛合する第1ピニオンギヤ81と前記第2メ
インギヤ52と噛合する第2ピニオンギヤ82と
を設ける一方、前記各メインギヤ51,52に係
合部51a,52aを設けると共に、前記伝動筒
体21に、前記係合部51a,52aと係合する
伝動部22aをもち、軸方向移動で前記伝動部2
2aを前記係合部51a,52aの一方に係合さ
せて前記ハンドル軸4の回転を前記第1メインギ
ヤ51及び第2メインギヤ52の一方に選択的に
伝える外部操作可能なシフター22を設け、前記
ハンドル軸4又は該ハンドル軸4に支持する軸側
部材と前記伝動筒体21との間に、前記ハンドル
軸4又は軸側部材と共回りする第1制動部材6
と、前記伝動筒体21と共回りする第2制動部材
7とを対接状に設けたものである。
(作用) しかして、ハンドル軸4に対し回転自由とした
伝動筒体21周りに第1及び第2メインギヤ5
1,52を設けて、これらメインギヤに係合部5
1a,52aを設けると共に、シフター22に伝
動部22aを設け、このシフター22の移動操作
で前記伝動部22aを、前記係合部51a,52
aの一方に係合させて低速と高速とに切換えるこ
とができるようにしているので、前記ハンドル軸
4又は該ハンドル軸4に支持する軸側部材と伝動
筒体21との間に設ける制動部材6,7による制
動力を変えることなく、該制動力を維持した
まゝ、スプールの駆動を低速と高速とに切換える
ことができるのであり、しかも、前記制動部材
6,7は、ハンドル軸4又は該ハンドル軸4に支
持する軸側部材と伝動筒体21との間に介在させ
るから、前記シフター22の移動操作による変速
と、前記制動部材6,7の押圧力、つまり制動部
材によるスプールの制動力調整とを各別に行える
し、また、この制動力の調整と、前記シフターの
操作部による変速操作とを、前記ハンドル軸のハ
ンドル側で集中的に行うことができ、それだけ使
い勝手も良好にできるのである。
また、前記制動部材6,7を、ハンドル軸4又
は該ハンドル軸4に支持する軸側部材と伝動筒体
21との間に介在させるから、これら制動部材の
組込みも容易にでき、しかも、伝動筒体21の周
りに前記各メインギヤ51,52を支持し、前記
伝動筒体21に支持するシフター22により低速
と高速とに切換えるようにしているから、全体と
して構造も簡単になり、小型、軽量化が可能とな
り、コストの低減もできるのである。
(実施例) 本考案両軸受リールの基本構造は、一般的な両
軸受リールにおける基本構造と同じであつて、第
1図に示す如く1対のサイドフレーム11,12
を備えたリールボデイ1のサイドフレーム11,
12間に、スプール2を保持したスプール軸3を
回転自由に支持し、又、前記一方のサイドフレー
ム11に、前記スプール軸3と平行のハンドル軸
4を回転自由に支持し、このハンドル軸4の周り
に、メインギヤ5と前記スプール2の回転に制動
力を与える第1制動部材6及び第2制動部材7と
前記制動力を調整する調整体9と逆転防止ギヤ1
0とを設けると共に、前記スプール軸3の一端部
に、前記メインギヤ5と噛合するピニオンギヤ8
を設けている。
しかして、第1〜4図に示した実施例では、前
記ハンドル軸4の外周に伝動筒体21を回転自由
に支持して、この伝動筒体21の一端部外周に、
外周に多数の歯を周設した大径の第1メインギヤ
51と、外周に多数の歯を周設した小径の第2メ
インギヤ52とを相対回転可能に支持すると共
に、前記スプール軸3の一端部に、前記第1メイ
ンギヤ51と噛合する小径の第1ピニオンギヤ8
1と、前記第2メインギヤ52と噛合する大径の
第2ピニオンギヤ82とを設ける一方、前記各メ
インギヤ51,52の内周に噛合い係合部51
a,52aを設けると共に、前記伝動筒体21の
他端側外周に、前記係合部51a,52aと係合
する噛合い伝動部22aをもち、軸方向移動で前
記伝動部22aを前記係合部51a,52aの一
方に係合させて前記ハンドル軸4の回転を前記第
1メインギヤ51及び第2メインギヤ52の一方
に選択的に伝える外部操作可能なシフター22を
設け、前記ハンドル軸4と前記伝動筒体21の端
部との間に、前記ハンドル軸4と共回りする第1
制動部材6と、前記伝動筒体21と共回りする第
2制動部材7とを対接状に設けたのである。
以上の構成において、前記ハンドル軸4は、一
端を軸受を介して前記サイドフレーム11に支持
し、その基端部外周に、前記サイドフレーム11
に枢支する逆転防止爪20と係合する前記逆転防
止ギヤ10を回転自由に支持すると共に、前記第
1制動部材6を支持し、又、ハンドル軸4の先端
部外周に前記調整体9を螺着し、中間部外周に前
記伝動筒体21を支持している。
この伝動筒体21は、一端部外周に径大部を設
けて、この径大部外周に前記第1メインギヤ51
を回転自由に支持すると共に、前記径大部の外側
部位に前記第2制動部材7を支持しており、又、
他端部と前記調整体9との間に前記第1制動部材
6と第2制動部材7とを設けて、前記調整体9の
操作力を、調整体側の各制動部材6,7から伝動
筒体21を介して逆転防止ギヤ10側の各制動部
材6,7に伝えるようにしている。又、前記伝動
筒体21の外周には第3図の如く1対の平坦面2
1aを設けて、前記シフター22を相対回転不能
に支持している。尚、前記伝動筒体21は、長さ
方向中間を分割してその分割端を凹凸歯で噛合わ
せている。
又、前記第1メインギヤ51は、その一側面か
ら環状突起51bを突設して、この環状突起51
bに前記第2メインギヤ52を相対回転可能に受
止めている。
又、前記シフター22は、円筒状に形成して、
その一端部に、前記伝動部22aを周設し、他端
部外周に環状凹溝22cを設けて、この環状凹溝
22cに噛合突起22bを相対移動自由に保持
し、操作体23の操作により軸方向に移動させる
ようにしている。
この操作体23は、前記サイドフレーム11の
外側に突設された支持筒13に回転のみ可能に支
持する嵌合孔をもつたボス部23aと、このボス
部の一側から外方に向つて突出する操作部23b
とから成り、前記ボス部23aの嵌合孔内周に、
前記嵌合突起22bと噛合する螺旋溝23cを設
けると共に、前記支持筒13に、前記噛合突起2
2bを案内するスリツト13aを設けて、前記操
作体23の回転操作により前記シフター22を軸
方向に往復動させるようにしている。
又、前記各ピニオンギヤ81,82は一体的に
形成して、前記スプール軸3に対し回転及び軸方
向移動可能とし、前記第1ピニオンギヤ81の端
部を外方に延長し、この延長部内面と前記スプー
ル軸3の中間部外周との間にクラツチ24を設け
ると共に前記延長部外面にクラツチヨーク25を
係合させ、前記サイドフレーム11に摺動可能に
支持するクラツチレバー(図示せず)の操作で前
記クラツチヨーク25を介して前記ピニオンギヤ
81,82を軸方向に移動させ、前記クラツチ2
4を継合、離脱させるようにしている。
又、前記操作体23とサイドフレーム11との
間には、前記操作体23を低速操作位置と高速操
作位置との一方に付勢する不安定切換機構30を
設けている。
この切換機構30は、1つのコイルばね31と
ばね受32とから成り、このばね受32を、前記
サイドフレーム11における前記操作体23の支
持位置中心0に対し偏位した位置に枢支して、こ
のばね受32に前記コイルばね31の一端を支持
し、このコイルばね31の他端を、前記操作体2
3の操作部23bに支持し、操作体23の回転操
作により前記ばね31の操作部23bへの支持位
置Pが、前記ばね受32の枢支位置と前記支持位
置中心0とを結ぶ直線lを操作方向一方側に越え
たとき、前記操作体23を低速操作位置に付勢
し、又、他方側に越えたとき高速操作位置に付勢
するようにしている。尚、以上の如く構成するこ
とにより、前記操作体23の操作時における待ち
機構として利用できるのである。この場合、シフ
ター22は、前記操作体23における支持位置P
が前記直線lを越えるまで、前記メインギヤ5
1,52と干渉することなく移動できるようにす
るのである。そして、操作体23を操作し、シフ
ター22を移動させて変速する場合、操作体23
における支持位置Pが前記直線lを越えた位置で
シフター22が前記メインギヤ51又は52の側
面に接触して、伝動部22aが係合部51a又は
52aと噛合わない場合でも、前記ハンドル軸4
又はスプール2の回転で前記伝動部22aが噛合
うのを待つことができ、前記ハンドル軸4又はス
プール2を回転したとき、前記直線lを越えた位
置で停止している操作体23を前記コイルばね3
1の力で自動的に低速操作位置又は高速操作位置
に回転させて前記シフター22を移動し、伝動部
22aを係合部51a又は52aと噛合させるこ
とができるのである。
尚、図中26は前記ハンドル軸4の先端部に取
付けたハンドルである。
本考案は以上の如く構成するもので、第1,2
図の如くスプール2の駆動体制が低速になつてい
る状態から高速に変更する場合、操作体23を第
3図反時計方向に回転操作し、第3図鎖線に示し
た高速操作位置に作動させるのである。この回転
操作によりシフター22が第1メインギヤ51の
方向に移動し、このシフター22の伝動部22a
が第1メインギヤ51の係合部51aと噛合する
のである。従つて、ハンドル軸4の駆動力を、調
整体9側の第1制動部材6及び第2制動部材7か
ら伝動筒体21、シフター22、伝動部22a、
係合部51a、第1メインギヤ51、第1ピニオ
ンギヤ81及びスプール軸3を介してスプール2
に伝達でき、該スプール2を高速駆動できるので
ある。
又、第4図の如くスプール2の駆動体制が高速
になつている状態から低速に変更する場合、第3
図鎖線で示した高速操作位置の操作体23を時計
方向に回転操作し、実線で示した低速操作位置に
作動させるのである。この回転操作により、シフ
ター22が第2メインギヤ52の方向に移動し、
このシフター22の伝動部22aが第2メインギ
ヤ52の係合部52aと噛合するのである。従つ
て、ハンドル軸4の駆動力を、調整体9側の各制
動部材6,7から伝動筒体21、シフター22、
伝動部22a、係合部52a、第2メインギヤ5
2、第2ピニオンギヤ82及びスプール軸3を介
してスプール2に伝達でき、該スプール2を低速
駆動できるのである。
又、魚釣時において、前記スプール2から引出
した釣糸に引出方向の張力が作用した場合、この
張力は、スプール2からスプール軸3、第1ピニ
オンギヤ81と第1メインギヤ51又は第2ピニ
オンギヤ82と第2メインギヤ52、シフター2
2及び伝動筒体21を介して該伝動筒体の両端側
に設けた各第2制動部材7に伝わり、この第2制
動部材7と第1制動部材6との間に滑りが生じ
て、前記スプール2は所定の制動力が加えられた
状態で前記ハンドル軸4に対し滑り回転するので
ある。
又、前記操作体23を回転操作して変速すると
き、シフター22の伝動部22aが前記係合部5
1a又は52aと噛合うことなく前記メインギヤ
51又は52の側面に干渉して操作抵抗が所定以
上に大きい場合、前記操作体23は、該操作体に
おける支持位置Pが前記直線lを越えた位置で停
止することになる。そして、ハンドル軸4又はス
プール2の回転により前記伝動部22aと係合部
51a又は52aとが噛合すると、前記コイルば
ね31の力により前記直線lを越えた位置で停止
している操作体23が自動的に低速操作又は高速
操作位置に回転すると共に、シフター22が第1
メインギヤ51又は第2メインギヤ52の方向に
移動し、伝動部22aと係合部51a又は52a
とが噛合うのである。
尚、以上説明した実施例では、伝動筒体21の
両端側に第1制動部材6と第2制動部材7とを設
けたが、その他一端側にのみ設けてもよい。
又、前記シフター22は、操作体23の回転操
作で軸方向に移動させる他、例えば前記操作体2
3をハンドル軸4の半径方向に移動可能に支持
し、この操作体23とシフター22との対向面間
にカム面を設けると共に、前記シフター22と、
該シフターに対し静止する部材、例えば前記伝動
筒体21又はサイドフレーム11との間に、前記
シフター22を前記カム面方向に付勢するばねを
設け、前記操作体23の移動操作でシフター22
を軸方向に移動させるようにしてもよい。
(考案の効果) 以上の如く本考案によれば、ハンドル軸4に対
し回転自由とした伝動筒体21周りに第1及び第
2メインギヤ51,52を設けて、これらメイン
ギヤに係合部51a,52aを設けると共に、シ
フター22に伝動部22aを設け、このシフター
22の移動操作で前記伝動部22aを、前記係合
部51a,52aの一方に係合させて低速と高速
とに切換えることができるようにしているので、
前記ハンドル軸4又は該ハンドル軸4に支持する
軸側部材と伝動筒体21との間に設ける制動部材
6,7による制動力を変えることなく、該制動力
を維持したまゝ、前記した一般的な両軸受リール
構造のスプールの駆動を低速と高速とに切換える
ことができるのであり、しかも、前記制動部材
6,7は、ハンドル軸4又は該ハンドル軸4に支
持する軸側部材と伝動筒体21との間に介在させ
るから、前記シフター22の移動操作による変速
と、前記制動部材6,7の押圧力、つまり制動部
材によるスプールの制動力調整とを各別に行える
し、また、この制動力の調整と、前記シフターの
操作部による変速操作とを、前記ハンドル軸のハ
ンドル側で集中的に行うことができ、それだけ使
い勝手も良好にできるのである。
また、前記制動部材6,7を、ハンドル軸4又
は該ハンドル軸4に支持する軸側部材と伝動筒体
21との間に介在させるから、これら制動部材の
組込みも容易にでき、しかも、伝動筒体21の周
りに前記各メインギヤ51,52を支持し、前記
伝動筒体21に支持するシフター22により低速
と高速とに切換えるようにしているから、全体と
して構造も簡単になり、小型、軽量化が可能とな
り、コストの低減もできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案リールの一実施例を示す一部切
欠図、第2図は要部のみの拡大断面図、第3図は
第1図−線断面図、第4図は作動状態を示す
第2図に対応した断面図である。 1……リールボデイ、2……スプール、3……
スプール軸、4……ハンドル軸、6……静止側制
動部材、7……回転側制動部材、21……伝動筒
体、22……シフター、22a……伝動部、51
……第1メインギヤ、51a……係合部、52…
…第2メインギヤ、52a……係合部、81……
第1ピニオンギヤ、82……第2ピニオンギヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リールボデイ1に、スプール2とハンドル軸4
    とを回転自由に支持して成る両軸受リールであつ
    て、前記ハンドル軸4周りに伝動筒体21を回転
    自由に設けて、この伝動筒体21周りに、径の異
    なる第1メインギヤ51と第2メインギヤ52と
    を設けると共に、前記スプール2のスプール軸3
    に、前記第1メインギヤ51と噛合する第1ピニ
    オンギヤ81と前記第2メインギヤ52と噛合す
    る第2ピニオンギヤ82とを設ける一方、前記各
    メインギヤ51,52に係合部51a,52aを
    設けると共に、前記伝動筒体21に、前記係合部
    51a,52aと係合する伝動部22aをもち、
    軸方向移動で前記伝動部22aを前記係合部51
    a,52aの一方に係合させて前記ハンドル軸4
    の回転を前記第1メインギヤ51及び第2メイン
    ギヤ52の一方に選択的に伝える外部操作可能な
    シフター22を設け、前記ハンドル軸4又は該ハ
    ンドル軸4に支持する軸側部材と前記伝動筒体2
    1との間に、前記ハンドル軸4又は軸側部材と共
    回りする第1制動部材6と、前記伝動筒体21と
    共回りする第2制動部材7とを対接状に設けてい
    ることを特徴とする両軸受リール。
JP1988076205U 1988-06-08 1988-06-08 Expired - Lifetime JPH0529030Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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