JP2002000145A - 魚釣用電動リール - Google Patents

魚釣用電動リール

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JP2002000145A
JP2002000145A JP2001039662A JP2001039662A JP2002000145A JP 2002000145 A JP2002000145 A JP 2002000145A JP 2001039662 A JP2001039662 A JP 2001039662A JP 2001039662 A JP2001039662 A JP 2001039662A JP 2002000145 A JP2002000145 A JP 2002000145A
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gear
drive
clutch
shaft
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Kenji Maruyama
憲二 丸山
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Johshuya Co Ltd
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Johshuya Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕掛け及び餌等の自重のみで棚等へすばやく
仕掛けを投入することができる魚釣り用電動リールを提
供する。 【解決手段】 手動ハンドル47或いはスプール駆動モ
ータ31によりスプール4を回転駆動する。前記スプー
ルへの駆動伝達のONとOFFをスプール軸第2歯車1
6に設けたクラッチ爪15aとスプール4に設けたクラ
ッチ爪15bによりおこなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、仕掛けの速やかな
繰出しを可能とした魚釣用電動リールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の魚釣用電動リールは、リール本体
に回転可能にスプールを取り付け、このスプールをリー
ル本体に設けたスプールモータの回転により、駆動連結
機構を介してスプールに釣糸を巻き取るようになってい
る。更にリール本体には手動ハンドルを備え、この手動
ハンドルを回転させることにより、駆動連結機構を介し
て回転してスプールに釣糸を巻き取るようになってい
る。更に、前記駆動連結機構はクラッチ機構を介して動
力を伝達するようになっており、クラッチをONすると
スプールモータ又は手動ハンドルの回転がスプールへ伝
達され、クラッチをOFFするとスプールモータと手動
ハンドルの回転が遮断され、スプールは自由回転するこ
とができるようになっている。しかし、前記のクラッチ
をOFFした状態でも、駆動連結機構を構成する遊星歯
車等の一部の歯車はスプールと一緒に回転するため、歯
車の噛合による回転摩擦抵抗が発生し、仕掛けが軽い場
合には、仕掛けを速やかに棚に繰出すことができなかっ
た。
【0003】そこで、特許第2809302号公報にお
いて、リール本体に回転可能に支持された駆動軸に軸受
を介して取り付くスプールと、リール本体に装着され、
スプールモータ駆動スイッチの操作で駆動するスプール
モータと、当該スプールモータと駆動軸との間及び当該
駆動軸とスプールとの間に夫々装着され、スプールモー
タの動力を駆動軸を介してスプールに伝達する駆動連結
機構と、駆動軸からスプールへの動力を伝達、遮断し
て、スプールを釣糸巻取り状態と釣糸繰出し状態とに切
り換えるクラッチ機構を備えた魚釣用電動リールが開示
されている。
【0004】そして、上記駆動軸に、釣糸繰出し時にお
けるスプールモータの駆動による駆動軸の回転で、スプ
ールを駆動軸と同期して釣糸繰出し方向へ回転させる回
転力付勢手段を設けている。
【0005】前記の回転力付勢手段は、スプールを貫通
する駆動軸に設けられたリング溝と、当該リング溝に環
装したO−リングとで構成されている。そして仕掛けの
繰出し時にクラッチレバーを操作してスプールをスプー
ルフリー状態にすると、釣糸は仕掛けの重量で繰り出さ
れてスプールは回転するが、この繰出し時に更にスプー
ルモータを駆動操作すると、駆動軸はスプールと同方向
へ回転し、これにより駆動軸に環装されたO−リングが
スプールに釣糸繰出し方向の回転力を付与するものであ
る。
【0006】従って、この従来技術によれば、仕掛けを
所定の棚位置に繰り出す際に、駆動連結機構のギヤの噛
合抵抗等の影響があっても、スプールモータを駆動する
ことによって強制的にスプールを釣糸繰出し方向に回転
させるようにしている。
【0007】しかし、釣り船のローリング、潮流の抵抗
等で仕掛けの落下スピードが変化した場合、前記のよう
にスプールモータを駆動することによって強制的にスプ
ールを釣糸繰出し方向に回転させると、スプールの回転
が釣糸の繰出し速度に追従できずバックラッシュの発生
原因となっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の魚釣
用電動リールでは、クラッチをOFFした状態でも、遊
星歯車等の一部の歯車はスプールと一緒に回転するた
め、歯車等の噛合による回転摩擦抵抗が発生し、仕掛け
が軽い場合は、仕掛けを速やかに棚に落下させることが
できなかった。また、スプールモータを駆動することに
よって強制的にスプールを釣糸繰出し方向に回転させる
と、スプールの回転が釣糸の繰出し速度の変化に追従で
きずバックラッシュの発生原因となっていた。
【0009】そこで、本発明は、クラッチをOFFした
時にはスプールと駆動連結機構との連結を完全に解除し
て、スプールの回転摩擦抵抗を無くし、仕掛け及び餌等
の自重のみで棚等へすばやく仕掛けを繰出すことができ
る魚釣用電動リールを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明に係る魚釣用電動リールは、リール本体
(1)、(201)に回転可能に支持されたスプール
(4)、(204)と、リール本体(1)、(201)
に設けられて前記スプール(4)、(204)に駆動連
結されたスプール駆動モータ(31)、(131)と、
リール本体(1)、(201)に逆回転を拘束されて設
けられて前記スプール(4)、(204)に駆動連結さ
れた手動ハンドル(47)と、前記スプール(4)、
(204)と前記スプール駆動モータ(31)、(13
1)及び前記手動ハンドル(47)との駆動連結を遮断
するクラッチ機構(65)、(165)と、を備えた魚
釣用電動リールにおいて、前記スプール駆動モータ(3
1)、(131)の駆動連結機構(20)、(24)、
(25)、(26)、(27)、(28)、(46)、
(66)、(120)、(124)、(125)、(1
26)、(127)、(128)、(146)、(16
6)、(217)を前記手動ハンドル(47)から前記
スプール(4)、(204)への駆動連結機構(4
a)、(13)、(16)、(17)、(19)、(2
0)、(23)、(28)、(47a)、(66)、
(119)、(123)、(124)、(120)、
(166)、(128)、(217)中に直列に介在さ
せ、前記手動ハンドル(47)から前記スプール駆動モ
ータ(31)、(131)に駆動連結された駆動連結機
構(13)、(17)、(19)、(20)、(2
3)、(24)、(28)、(66)、(119)、
(123)、(124)、(120)、(166)、
(128)、(217)とスプール(4)、(204)
との連結を前記クラッチ機構(65)、(165)にて
遮断するようにしている。
【0011】ここで、前記手動ハンドル(47)から前
記スプール(4)、(204)への駆動連結機構中に前
記スプール駆動モータ(31)、(131)の遊星歯車
伝達機構(64)、(164)中における内歯車(2
0)、(120)の回転運動を介在させることが好まし
い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る魚釣用電動リ
ールの第1の実施形態について、図1乃至図4を用いて
説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施の形態に係る魚
釣用電動リールを示す平面図である。リール本体1には
釣糸を捲回するためのスプール4が回転可能に設けられ
ている。スプール4の手前側にはクラッチOFFレバー
5が、右側にはクラッチONレバー6が設けられてい
る。リール本体1の右側(左側でも良い)には、手動ハ
ンドル47が回転可能に設けられている。リール本体1
の下部にはリール脚39(図3)が設けられている。ま
た、手動ハンドル47の内側にはドラグ調整ハンドル7
が設けられており、釣糸をスプール4へ捲回する時のド
ラグ力の調整ができるようになっている。また、リール
本体1の上部のコントロールボックス上面には船縁スイ
ッチ61とスプール駆動モータ31(図2)用のON/
OFFスイッチ62を備え、上記コントロールボックス
の内部には制御基板63を備えている。
【0014】図2は図1の魚釣用電動リールの平面断面
図であり、図3は図1の魚釣用電動リールの右側断面図
であり、図4は図1の魚釣用電動リールの左側断面図で
ある。
【0015】リール本体1は左右の枠板2a、2bを図
示しない支柱にて所定の間隔で保持する枠体を備え、左
右の枠板2a、2bの外側には左右の側板3a、3bを
備えている。スプール4が前記左右の枠板2a、2b間
に回転可能に配置されている。ハンドル軸47aが右枠
板2bと右側板3bに軸受を介して回転可能に軸支され
ていて、ハンドル軸47aの右端には手動ハンドル47
が取付けられている。
【0016】前記ハンドル軸47aには主歯車13が相
互回転可能に取付けられており、ドラグ調整ハンドル7
とドラグ機構12により、ハンドル軸47aと主歯車1
3の摩擦結合力が調整できるようになっている。ドラグ
調整ハンドル7を手動ハンドル47の巻き取り方向と同
方向に締め込むと、摩擦結合力が強まり、スプール4に
大きな張力のかかった釣糸を巻き取りできるようにな
る。ドラグ調整ハンドル7を前記と反対方向に緩める
と、摩擦結合力が弱まり、スプール4に大きな張力のか
かった釣糸を巻き取りできなくできる。右側板3bとハ
ンドル軸47a間には一方向クラッチ11が介在し、手
動ハンドル47は釣糸巻き取り方向のみ回転するように
なっている。
【0017】前記主歯車13はピニオン14に噛合して
いる。ピニオン14は左右の枠板2a、2b或いは、左
右の側板3a、3bに軸受を介して回転可能に設けられ
た駆動軸4aの右端に設けられている。駆動軸4aの左
端には駆動第1歯車17が駆動軸4aに対して回転不能
に設けられている。
【0018】前記駆動第1歯車17は左側板3aに軸支
された第1中間歯車18と噛合している。第1中間歯車
18は左側板3aに軸支された第1歯車19に噛合して
いる。前記第1歯車19は遊星歯車伝達機構64を構成
する第2腕輪23と一体で回転可能である。
【0019】次に、リール本体1にはスプール駆動モー
タ31が設けられている。前記スプール駆動モータ31
の駆動モータ軸22には遊星歯車伝達機構64を構成す
る第1太陽歯車27が設けられている。また、スプール
駆動モータ31の駆動モータ軸22の他端には一方向ク
ラッチ31aが設けられ、前記駆動モータ軸の一方の回
転は許容し、逆方向の回転は阻止するようになってい
る。前記第1太陽歯車27は第1遊星歯車25に噛合
し、第1遊星歯車25は内歯車20と噛合している。前
記第1遊星歯車25は第1腕輪46に軸支されて自転す
ると共に、第1太陽歯車27の回りを公転している。前
記第1腕輪46は第2太陽歯車26と一体であり、第2
太陽歯車26には第2遊星歯車24が噛合している。前
記第2遊星歯車24は前記内歯車20と噛合している。
前記第2遊星歯車24は前記第2腕輪23に軸支されて
自転すると共に、第2太陽歯車26の回りを公転してい
る。
【0020】前記内歯車20は軸受19a、20aを介
してリール本体1に対して回転可能に設けられている。
前記内歯車20の外周には一体で回転する歯車66が設
けられており、この歯車66には左枠板2aに軸支され
た第2中間歯車28が噛合している。前記第2中間歯車
28には駆動第2歯車16が噛合している。駆動第2歯
車16は駆動軸4aに回転可能に設けられておりその一
端にはクラッチ爪15aを備えている。前記クラッチ爪
15aに対応して、スプール4にはクラッチ爪15bが
設けられている。
【0021】次に、スプール4に釣糸を均一に捲回する
レベルワインド機構29について説明する。前記歯車6
6には連結歯車45が噛合しており、連結歯車45の回
転は連結歯車45と一体の回転軸により図3に示すリー
ル本体1の右側にある第2連結歯車35に伝達される。
第2連結歯車35は右側枠板2bに軸支された第3連結
歯車34に噛合し、第3連結歯車34は右側枠板2bに
軸支された第4連結歯車33に噛合している。第4連結
歯車33には左右枠板2a、2b間に掛け渡されたトラ
バースカム軸30の一端に設けられた従動歯車32が噛
合している。トラバースカム軸30には図示しないトラ
バースカム溝が刻設されており、このトラバースカム溝
に図示しない摺動子の係合爪が係合している。前記トラ
バースカム軸30の回転に伴い摺動子が左右に移動し
て、釣糸をスプール4に均一に捲回する。
【0022】次に、クラッチ機構65について説明す
る。左右の枠板2a、2bに上下方向に移動可能にクラ
ッチOFFレバー軸5aが設けられ、このクラッチOF
Fレバー軸5aにクラッチOFFレバー5が設けられて
いる。前記クラッチOFFレバー5を押下すると、左枠
板2aに設けられた第2連結板44が連動して押下され
る。第2連結板44にはフォーク43が設けられてお
り、前記フォーク43は駆動軸4aを回動軸芯として回
動するカム板40に設けられた突起部40bに係合して
いる。カム板40の一側面には突起であるカム40a、
40bが設けられている。また、シフター41が、リー
ル本体1に対して駆動軸4aと平行に植設された突起部
42、42により案内されて駆動軸4aの軸方向に移動
可能に設けられている。シフター41は図示しないバネ
により常時図2中右方向に付勢されている。前記クラッ
チOFFレバー5を押下するとシフター41が前記カム
板40のカム40aにより図2中左に押されて、このシ
フター41の動作で駆動第2歯車16を図2中左に押
し、駆動第2歯車16に設けられたクラッチ爪15aと
スプール4に設けられたクラッチ爪15bが離脱して駆
動第2歯車16の回転がスプール4へ伝達されなくなる
のである。
【0023】右枠板2bには第1連結板37が設けられ
ており、第1連結板37の一端はクラッチOFFレバー
5と係合している。このため、前記クラッチOFFレバ
ー5を押下すると、第1連結板37も駆動軸4aを回動
中心として回動する。第1連結板37の他端にはデッド
ポイントバネ36がリール本体1との間に設けられてお
り、クラッチOFFレバー5が押下されるとその状態を
維持する。第1連結板37には突起部67aを備え、そ
の突起部67aにクラッチONレバー6の係合孔6bが
係合している。クラッチONレバー6はリール本体1に
設けられた回動軸6aを中心にして回動可能で、前記ク
ラッチOFFレバー5を押下すると、クラッチONレバ
ー6が図3において時計方向に回動して持ち上がり、ク
ラッチONレバー6が押下可能状態となる。
【0024】クラッチがOFFの状態、すなわちクラッ
チONレバー6が持ち上がった状態でクラッチONレバ
ー6を押下すると前記カム板40と前記第1連結板37
は前記とは逆方向に回動し、駆動第2歯車16に設けら
れたクラッチ爪15aとスプール4に設けられたクラッ
チ爪15bは係合し、スプール軸第2歯車16の回転が
スプール4へ伝達されてクラッチONの状態となる。
【0025】なお、ハンドル軸47a、主歯車13、駆
動軸4a、駆動第1歯車17、第1歯車19、第2腕輪
23、内歯車20、歯車66、連結歯車28、駆動第2
歯車16は、手動駆動連結機構を構成する。第1太陽歯
車27、第1遊星歯車25、第1腕輪46、第2太陽歯
車26、第2遊星歯車24、内歯車20、歯車66、連
結歯車28、駆動第2歯車16は、電動駆動連結機構を
構成する。内歯車20、第2腕輪23、第2遊星歯車2
4、第1遊星歯車25、第2太陽歯車26、第1太陽歯
車27、第1腕輪46は、遊星歯車伝達機構64を構成
する。連結歯車28及び駆動第2歯車16は、遊星歯車
伝達機構64からスプール4へと回転を伝達するスプー
ル駆動連結機構を構成する。スプール駆動連結機構は、
電動駆動連結機構及び手動駆動連結機構の一部をなして
おり、電動駆動連結機構の一部と手動駆動連結機構の一
部とが共通した構成となっている。スプール駆動モータ
31によってスプール4が回転するときのスプール駆動
連結機構における回転伝達と、手動ハンドル47によっ
てスプール4が回転するときのスプール駆動連結機構に
おける回転伝達とが同様に行われるため、電動駆動連結
機構が手動駆動連結機構中に直列に介在した状態となっ
ている。
【0026】次に、手動ハンドル47或いはスプール駆
動モータ31からスプール4への駆動伝達経路について
説明する。
【0027】手動ハンドル47の釣糸巻き取り方向の回
転は、主歯車13、ピニオン14、駆動軸4a、駆動第
1歯車17、第1中間歯車18、第1歯車19へと駆動
伝達される。ここでスプール駆動モータ31は一方向ク
ラッチ31aにより釣糸巻き取り方向のみ回転が許容さ
れているため、手動ハンドル47を釣糸巻取り方向に回
転させると、第1太陽歯車27は回転せず、第1歯車1
9の回転は遊星歯車伝達機構を介して内歯車20に伝達
される。そして手動ハンドル47の釣糸巻き取り方向の
回転は内歯車20の外周面に一体の歯車66、第2中間
歯車28、駆動第2歯車16、クラッチ爪15a、クラ
ッチ爪15bを経由してスプール4へと伝達される。
【0028】一方、スプール駆動モータ31の釣糸巻き
取り方向の回転は、一方向クラッチ11により第2腕輪
23が回転できないため、スプール駆動モータ31の駆
動モータ軸22に設けられた第1太陽歯車27の回転は
遊星歯車伝達機構64により内歯車20に減速して駆動
伝達される。すなわちスプール駆動モータ31の回転は
遊星歯車伝達機構64の内歯車20の外周面に一体の歯
車66、第2中間歯車28、駆動第2歯車16、クラッ
チ爪15a、クラッチ爪15bを経由してスプール4へ
と伝達される。
【0029】前記で説明したように、手動ハンドル47
或いはスプール駆動モータ31によるスプール4への駆
動伝達のONとOFFを駆動第2歯車16に設けたクラ
ッチ爪15aとスプール4に設けたクラッチ爪15bに
よりおこなっているため、クラッチOFF時には、スプ
ール4は全ての歯車から分離され、スプール4の回転摩
擦抵抗は、スプール4とリール本体1の間にある軸受の
みとなり、軽い仕掛けでもその自重によりすばやく繰出
すことができるのである。
【0030】次に、本発明に係る魚釣用電動リールの第
2の実施形態について、図5乃至図8を用いて説明す
る。第2の実施の形態による魚釣用電動リールは、手動
ハンドル47からスプール204へと回転を伝達するた
めの手動駆動連結機構、スプール駆動モータ131から
スプール204へと回転を伝達するための電動駆動連結
機構、スプール駆動モータ131又は手動ハンドル47
からレベルワインド機構29へと回転を伝達するための
レベルワインド機構駆動連結機構、及び、手動ハンドル
47又はスプール駆動モータ131からスプール204
への回転の伝達の接続、遮断の切換えを行うクラッチ機
構が、右側板203bの近傍に集約・収納されて設けら
れている点で、第1の実施の形態による魚釣用リールと
異なる。右側板203bの近傍に集約・収納されること
によって、第1の実施の形態による魚釣用電動リールを
構成する部材であって結果的にリール本体について略左
右反対に設けられることとなったものには、第1の実施
の形態における各符号に100を加えた符号で表し、第
1の実施の形態による魚釣用電動リールを構成する部材
と同一のものには同一の符号を付して説明する。
【0031】リール本体201は、左右の枠板202
a、202bを備え、左右の枠板202a、202bの
外側には左右の側板203a、203bを備えている。
ハンドル軸47aは、図示せぬ軸受を介して右枠板20
2bと右側板203bとに軸支されており、図5におい
てハンドル軸47aの右側の端部には、手動ハンドル4
7が設けられている。又、リール脚39(図7)は、リ
ール本体201の下部であってリール本体201の左右
方向の略中央の位置に設けられている。
【0032】手動ハンドル47と相互回転可能に設けら
れた主歯車13は、右側板203b近傍に設けられた第
1歯車119に噛合している。第1歯車119は第2腕
輪123と一体回転可能に設けられている。第2腕輪1
23は略円盤状の部材により構成されており、略円盤状
の部材と第1歯車119とは同軸的な位置関係で一体に
回転可能に構成されている。略円盤状の部材には、その
軸心から偏心した位置に、略円盤状の部材から第1歯車
119の軸方向であって第1歯車119から離間する方
向に延出する棒状の軸が設けられている。棒状の軸は、
第2遊星歯車124を貫通しており、第2遊星歯車12
4は図示せぬ棒状の軸を中心に自転可能に構成されてい
る。
【0033】リール本体201に設けられたスプール駆
動モータ131の駆動モータ軸122の一端には第1太
陽歯車127が設けられている。駆動モータ軸122
の、第1太陽歯車127が設けられている端部に対する
他端には、一方向クラッチ131aが設けられており、
駆動モータ軸122の一方の回転は許容され、逆方向の
回転は阻止されるように構成されている。第1太陽歯車
127に対しては、第1太陽歯車127から離間して第
1太陽歯車127を取巻くように、筒状の内歯車120
が設けられている。内歯車120と第1太陽歯車127
との間には、内歯車120と第1太陽歯車127とにそ
れぞれ噛合した状態で設けられて第1腕輪146に支承
された第1遊星歯車125が設けられている。従って、
第1遊星歯車125は、自転しながら内歯車120及び
第1太陽歯車127と噛合しつつ第1太陽歯車127の
回りを公転するように構成されている。
【0034】第1遊星歯車125は図示せぬ棒状の軸に
よって貫通されており、棒状の軸は第1腕輪146の一
部を構成する。第1腕輪146は略円盤状の部材により
構成されており、棒状の軸は、略円盤状の部材上の軸心
から偏心した位置に、略円盤状の部材の軸方向であって
スプール駆動モータ131に接近する方向に延出して設
けられている。第1腕輪146を構成する略円盤状の部
材の一方の側であって棒状の軸が設けられていない側に
は、第1腕輪146と同軸的且つ一体に回転する第2太
陽歯車126が設けられている。前述の第2遊星歯車1
24は第2太陽歯車126に噛合しており、又、第2遊
星歯車124と前述の内歯車120とは噛合している。
従って、第2遊星歯車124は、第2腕輪123に設け
られた棒状の軸を中心として自転しながら、内歯車12
0及び第2太陽歯車126と噛合しつつ第2太陽歯車1
26の回りを公転するように構成されている。
【0035】スプール軸204aは、軸受211、21
2を介して、左枠板202a、右側板203bにそれぞ
れ軸支されている。スプール軸204a上であって左枠
板202aに近い位置には、スプール204がスプール
軸204aと同軸的に設けられている。スプール204
は、スプール軸204aに固定された状態で設けられて
おり、スプール軸204aと一体回転するように構成さ
れている。スプール軸204a上であってスプール20
4の設けられている位置と右側板203bとの間には、
スプール軸204aと同軸的にスプール軸204aに外
装した状態で駆動第1歯車217が設けられている。駆
動第1歯車217は、スプール軸204aの軸方向の略
中央部に設けられた大径の歯車部217aと、その両側
に設けられた小径部217b、217cとにより構成さ
れている。スプール軸204a上であってスプール20
4が設けられている位置から僅かに右側板203b寄り
の位置には、クラッチ爪215bが設けられており、駆
動第1歯車217のスプール側の小径部217bの、ク
ラッチ爪215bに対向している端部には、クラッチ爪
215bと係脱可能に構成されたクラッチ爪215aが
設けられており、クラッチ爪215aとクラッチ爪21
5bとが係合しているときには、駆動第1歯車217が
スプール軸204aに回止めされた状態となり、駆動第
1歯車217とスプール軸204aとスプール204と
が一体に回転するように構成されている。クラッチ爪2
15aとクラッチ爪215bとが係合していないときに
は、スプール軸204aと一体に設けられたスプール2
04のみが自由回転し、駆動第1歯車217との駆動連
結が解除された状態となるように構成されている。
【0036】内歯車120は、軸受119a、120a
を介して、リール本体201に対して回転可能に構成さ
れており、内歯車120の外周には内歯車120と一体
回転可能な歯車166が設けられている。歯車166
は、リール本体201に軸支されて設けられた連結歯車
128と噛合しており、連結歯車128は駆動第1歯車
217の歯車部217aと噛合している。又、内歯車1
20には歯車166と同軸的に一体回転するように歯車
216が設けられており、歯車216は従動歯車32に
噛合している。このため、スプール駆動モータ131や
手動ハンドル47の回転が、歯車216、従動歯車32
を介してレベルワインド機構29にも伝達するように構
成されている。第1の実施の形態による魚釣用電動リー
ルにおいて、スプール駆動モータ31や手動ハンドル4
7の回転を従動歯車32に伝達させるために設けられて
いた第4連結歯車33、第3連結歯車34、第2連結歯
車35は、本実施の形態においては不要であり、設けら
れていない。
【0037】駆動第1歯車217の他の小径部217c
の端部付近には環状溝が形成されているが、この環状溝
には、シフター141(図5〜図7)が設けられてい
る。シフター141は、両端に配置したバネ141a、
141aにより、常時左側板203aに接近する方向、
即ち、クラッチ爪215a、215bが係合しようとす
る方向へと付勢されている。クラッチOFFレバー5や
クラッチONレバー6を操作することにより、カム板1
40に設けられたカム140aの作用によってシフター
141がスプール軸204aの軸方向へ移動すること
は、第1の実施の形態による魚釣用電動リールの場合と
同様である。
【0038】シフター141が駆動第1歯車217とと
もに、スプール軸204aの軸方向であって左側板20
3aへ接近する方向へ移動すると、クラッチ爪215a
とクラッチ爪215bとが係合し、スプール駆動モータ
131や手動ハンドル47からの回転がスプール204
へと伝達可能な状態となる。シフター141が駆動第1
歯車217とともに、スプール軸204aの軸方向であ
って右側板203bへ接近する方向へ移動すると、クラ
ッチ爪215aとクラッチ爪215bとの係合が解除さ
れ、スプール軸204と一体に設けられたスプール20
4は、リール本体に設けられた何れの歯車とも駆動連結
していない状態となり、自由回転可能な状態となる。
【0039】なお、シフター141が、第1の実施例に
よる魚釣用電動リールのシフター41に対して略左右反
対に設けられいるため、シフター141に関係する突起
部142、フォーク143、第2連結板144等につい
ても、リール本体201について略左右反対に設けられ
ている。
【0040】カム板140には、スプール軸204aの
半径方向外側に延出する突起部140bが設けられてお
り、突起部140bの先端部には、略長方形状をした板
状のキック爪213の一の端部213aが軸止された状
態で設けられている。一の端部213aには、デッドポ
イントバネ136がリール本体201との間に設けられ
ており、クラッチOFFレバー5が押下された状態、又
は、押下されていない状態を維持できるように構成され
ている。キック爪213の他の端部213bは、クラッ
チOFFレバー5が押下されているときに、主歯車13
と同軸的且つ一体回転可能に設けられたラチェット21
4に噛合可能なように構成されている。クラッチOFF
レバー5が押下され、ラチェット214とキック爪21
3の他の端部213bとが噛合可能な位置にある時に、
手動ハンドル47が図8の時計方向に回転されると、ラ
チェット214がキック爪213を押し、カム板140
が図8の時計方向に回転される。この回転によって、ク
ラッチOFFレバー5は押下されていない状態となり、
クラッチONレバー6は押下されている状態となり、ク
ラッチ爪215aとクラッチ爪215bとが係合し、手
動ハンドル47及びスプール駆動モータ131の回転が
スプール204へと伝達可能な状態となるように構成さ
れている。
【0041】なお、主歯車13、第1歯車119、第2
腕輪123、第2遊星歯車124、内歯車120、歯車
166、連結歯車128、駆動第1歯車217は、手動
駆動連結機構を構成する。第1太陽歯車127、第1遊
星歯車125、第1腕輪146、第2太陽歯車126、
第2遊星歯車124、内歯車120、歯車166、連結
歯車128、駆動第1歯車217は、電動駆動連結機構
を構成する。歯車216、従動歯車32は、レベルワイ
ンド機構駆動連結機構を構成する。カム板140、シフ
ター141、駆動第1歯車217、クラッチ爪215
a、クラッチ爪215bはクラッチ機構165を構成す
る。内歯車120、第2腕輪123、第2遊星歯車12
4、第1遊星歯車125、第2太陽歯車126、第1太
陽歯車127、第1腕輪146は、遊星歯車伝達機構1
64を構成する。連結歯車128及び駆動第1歯車21
7は、遊星歯車伝達機構164からスプール204へと
回転を伝達するスプール駆動連結機構を構成する。スプ
ール駆動連結機構は、電動駆動連結機構及び手動駆動連
結機構の一部をなしており、電動駆動連結機構の一部と
手動駆動連結機構の一部とが共通した構成となってい
る。スプール駆動モータ131によってスプール204
が回転するときのスプール駆動連結機構における回転伝
達と、手動ハンドル47によってスプール204が回転
するときのスプール駆動連結機構における回転伝達とが
同様に行われるため、電動駆動連結機構が手動駆動連結
機構中に直列に介在した状態となっている。
【0042】手動ハンドル47が時計方向に回転される
と、手動ハンドル47の回転は、主歯車13、第1歯車
119、第2腕輪123、第2遊星歯車124、内歯車
120、歯車166、連結歯車128、駆動第1歯車2
17、クラッチ爪215a、クラッチ爪215bの順に
伝達され、スプール204に伝達されて、スプール20
4が巻取り方向に回転する。又、内歯車120と一体の
歯車216から従動歯車32へと回転が伝達され、レベ
ルワインド機構29へ伝達される。このため、トラバー
スカム軸30によりレベルワインド機構29が往復動さ
れる。この際、スプール駆動モータ131の駆動モータ
軸122は、一方向クラッチ131aによって回転が規
制されているため、第1太陽歯車127の回転も規制さ
れている。
【0043】スプール駆動モータ131が回転すると、
スプール駆動モータ131の回転は、第1太陽歯車12
7、第1遊星歯車125、第1腕輪146、第2太陽歯
車126、第2遊星歯車124の順に伝達され、内歯車
120が減速回転される。内歯車120からスプール2
04、レベルワインド機構29へと回転が伝達されるの
は、手動ハンドル47が回転されたときと同様である。
この際、一方向クラッチ11によって主歯車13の反時
計方向への回転が規制されているため、第2腕輪123
の回転も規制されている。
【0044】クラッチOFFレバー5の押下操作を行う
と、クラッチ爪215aとクラッチ爪215bとの係合
が解除されクラッチOFFの状態となり、スプール軸2
04aと一体のスプール4は自由回転可能なフリー状態
となり、仕掛けの重量によってスプール204から図示
せぬ釣糸が繰出される。なお、クラッチOFFレバー5
が押下されている状態のときに、手動ハンドル47を時
計方向に回転させるか、又は、クラッチONレバー6を
押下すると、クラッチOFFレバー5が押下されていな
い状態となりクラッチONの状態となることは、第1の
実施の形態による魚釣用電動リールと同様である。
【0045】手動ハンドル47を設けた右側板203b
近傍に、手動ハンドル47やスプール駆動モータ131
からスプール204へと回転を伝達させるための手動駆
動連結機構、電動駆動連結機構、クラッチ機構、レベル
ワインド機構駆動連結機構を収納するようにしたため、
手動ハンドル47を設けていない左側板203a近傍の
位置にリールの駆動に必要な部材を何等収納する必要が
なくなり、これらの部材を収納するスペースを設ける必
要もなくなる。このため、左側板203a外形の小型化
を図ることができ、釣糸巻取り時における左側板203
aの保持性の向上を図ることができる。
【0046】又、電動リールの駆動に必要な駆動連結機
構等は、手動ハンドル47を設けた右側板203b近傍
に集約して収納されるので、左右側板203a、203
b近傍にそれぞれ設けられた駆動連結機構間を連結する
ための駆動軸等を左右側板203a、203b間に掛渡
す必要がなくなり、部品点数の削減、機構の簡略化、重
量の削減を図ることができる。
【0047】又、電動リールの駆動に必要な駆動連結機
構等は、手動ハンドル47を設けた右側板203b近傍
に集約して組込まれるので、これらのリール本体内への
組込み作業の簡易化を図れるのみならず、作動不良時の
修理や使用後のメンテナンス等も手動ハンドル47を設
けた右側板203bを外すのみで容易に行うことができ
る。
【0048】又、レベルワインド機構29が設けられて
いるため、スプール204の釣糸の均一な巻取りができ
るのであるが、このレベルワインド機構29とスプール
駆動モータ131とを駆動連結する駆動連結機構も、手
動ハンドル47を設けた右側板203b近傍に収納され
ているので、レベルワインド機構の作動不良時やメンテ
ナンス時にも右側板203bを外すのみで容易に修理等
を行うことができる。
【0049】本実施の形態による魚釣用電動リールで
は、スプール駆動モータ131によって釣糸を巻取って
いるときであっても、手動ハンドル47を時計方向へ回
転することができる。このため、スプール駆動モータ1
31によるスプール204及びレベルワインド機構29
の作動に、手動ハンドル47の時計方向への回転による
スプール4及びレベルワインドの作動を併用できるの
で、何れか一方の高速な回転速度で追巻きをすることが
できる。
【0050】本発明による魚釣用電動リールは上述した
実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範
囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、第1の実
施の形態において、スプール軸第2歯車16とスプール
4との間に設けられたクラッチ機構の連結は、公知の手
段にてハンドル軸の正回転によってクラッチONレバー
6を回動させてクラッチOFFレバー5を復帰させるよ
うにしても良い。又、クラッチOFFレバー5を逆方向
に回動復帰させることによってクラッチをONとするよ
うにしても良い。
【0051】又、クラッチOFFレバー5は上下方向に
スライド操作可能に設けているが、公知技術であるリー
ル本体の後部に回動操作可能に設けてもよい。
【0052】又、第2の実施の形態による魚釣用電動リ
ールのリール脚39は、リール本体201の下部であっ
てリール本体201の左右方向の略中央の位置に設けら
れていたが、リールの重心、即ち、手動ハンドル47の
取付けられた右側板に寄せて設けられてもよい。このよ
うに重心位置にリール脚を設けると、釣竿取付け時のバ
ランスがよくなるとともに、リールを取付けた釣竿と手
動ハンドルとの距離を近接させることができるので、手
動ハンドルによる釣糸の巻上げ動作の安定化を図ること
ができる。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の魚釣用電動リールによれ
ば、以下の効果を得ることができる。 クラッチをOFFした時には、スプールとスプール
駆動連結機構との連結を完全に解除して、スプールの回
転摩擦抵抗を無くすことができるので、仕掛け及び餌等
の自重のみで棚等へすばやく仕掛けを繰出すことができ
る。 釣糸の繰出しをスプール駆動モータで補助しないの
で、スプール駆動モータに供給する電源の電力消費を押
さえることができる。 釣船のローリング、潮流の抵抗等で仕掛けの落下ス
ピードが変化した場合でも、スプールに対する回転摩擦
抵抗が無いのでスプールの回転が釣糸の繰出し速度にす
ばやく追従できバックラッシュの発生を押さえることが
できる。
【0054】請求項2記載の魚釣用電動リールによれ
ば、以下の効果を得ることができる。 クラッチをOFFした時には、スプールとスプール
駆動連結機構との連結を完全に解除して、スプールの回
転摩擦抵抗を無くすことができるので、仕掛け及び餌等
の自重のみで棚等へすばやく仕掛けを繰出すことができ
る。 釣糸の繰出しをスプール駆動モータで補助しないの
で、スプール駆動モータに供給する電源の電力消費を押
さえることができる。 釣船のローリング、潮流の抵抗等で仕掛けの落下ス
ピードが変化した場合でも、スプールに対する回転摩擦
抵抗が無いのでスプールの回転が釣糸の繰出し速度にす
ばやく追従できバックラッシュの発生を押さえることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態に係る魚釣用
電動リールを示す平面図である。
【図2】図2は図1の魚釣用電動リールの平面断面図で
ある。
【図3】図3は図1の魚釣用電動リールの右側断面図で
ある。
【図4】図4は図1の魚釣用電動リールの左側断面図で
ある。
【図5】図5は本発明の第2の実施の形態に係る魚釣用
電動リールのクラッチON時の平面断面図である。
【図6】図6は本発明の第2の実施の形態に係る魚釣用
電動リールのクラッチOFF時の平面断面図である。
【図7】図7は図5の魚釣用電動リールの右側断面図で
ある。
【図8】図8は図6の魚釣用電動リールの右側断面図で
ある。
【符号の説明】
1、201 リール本体 2a、202a 左枠板 2b、202b 右枠板 3a、203a 左側板 3b、203b 右側板 4、204 スプール 4a 駆動軸 5 クラッチOFFレバー 6 クラッチONレバー 13 主歯車 14 ピニオン 15a、215a クラッチ爪 15b、215b クラッチ爪 16 駆動第2歯車 17、217 駆動第1歯車 18 第1中間歯車 19、119 第1歯車 20、120 内歯車 28 第2中間歯車 31、131 スプール駆動モータ 47 手動ハンドル 64、164 遊星歯車伝達機構 65、165 クラッチ機構 128 連結歯車 204a スプール軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体に回転可能に支持されたスプ
    ールと、 リール本体に設けられて前記スプールに駆動連結された
    スプール駆動モータと、 リール本体に逆回転を拘束されて設けられて前記スプー
    ルに駆動連結された手動ハンドルと、 前記スプールと前記スプール駆動モータ及び前記手動ハ
    ンドルとの駆動連結を遮断するクラッチ機構と、を備え
    た魚釣用電動リールにおいて、 前記スプール駆動モータの駆動連結機構を前記手動ハン
    ドルから前記スプールへの駆動連結機構中に直列に介在
    させ、 前記手動ハンドルから前記スプール駆動モータに駆動連
    結された駆動連結機構とスプールとの連結を前記クラッ
    チ機構にて遮断するようにしたことを特徴とする魚釣用
    電動リール。
  2. 【請求項2】 前記手動ハンドルから前記スプールへの
    駆動連結機構中に前記スプール駆動モータの遊星歯車伝
    達機構中における内歯車の回転運動を介在させたことを
    特徴とする請求項1に記載の魚釣用電動リール。
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