JPH0528717B2 - - Google Patents

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JPH0528717B2
JPH0528717B2 JP3855885A JP3855885A JPH0528717B2 JP H0528717 B2 JPH0528717 B2 JP H0528717B2 JP 3855885 A JP3855885 A JP 3855885A JP 3855885 A JP3855885 A JP 3855885A JP H0528717 B2 JPH0528717 B2 JP H0528717B2
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JP
Japan
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group
carbon atoms
lower alkyl
substituted
alkyl group
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Tatsuo Numata
Masataka Hatanaka
Junichi Watanabe
Takashi Igai
Tsutomu Nawamaki
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Nissan Chemical Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、 一般式(): 〔式中、Gは
【式】または
【式】を表す。 R2は水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
基、アルコキシアルキル基、炭素数1〜4のハロ
アルキル基、炭素数5〜6のシクロアルキル基、
ベンジル基、置換フエニルアルキル基、アシル
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル
基、または任意に炭素数1〜4の低級アルキル
基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、ハロゲン
原子、ニトロ基、シアノ基もしくはトリフルオロ
メチル基で置換されていてもよいフエニル基ある
いはピリジル基を表す。 R3は水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
基、ハロゲン原子、炭素数1〜4の低級アルコキ
シ基、ニトロ基、アミノ基、または任意に炭素数
1〜4の低級アルキル基、炭素数1〜4の低級ア
ルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基
もしくはアルキルスルホニル基で置換されてもよ
いフエニル基を表す。 R4は水素原子、ジ低級アルキルイミノ基、ま
たは炭素数1〜3の低級アルコキシ基、ヒドロキ
シル基、置換フエニル基、炭素数3〜6のハロシ
クロアルキル基、カルボキシル基、低級アルコキ
シカルボニル基、シアノ基、ジアルキルホスホニ
ル基もしくはトリ低級アルキルアンモニウム基で
置換されていてもよい炭素数1〜5の低級アルキ
ル基、または炭素数1〜3の低級アルコキシ基、
低級アルコキシカルボニル基もしくは2個の炭素
数1〜3の低級アルコキシ基で置換されていても
よい炭素数2〜5の低級アルケニル基、または炭
素数2〜5の低級アルキニル基、炭素数5〜6の
オキサシクロアルキル基、炭素数2〜5のモノ、
ジもしくはトリハロアルケニル基、炭素数2〜5
のハロアルキニル基、グリシジル基、アルキルチ
オアルキル基、またはアルカリ金属原子、アルカ
リ土類金属原子、アンモニウム若しくは有機アン
モニウムから選ばれたカチオン基を表す。 Rは炭素数1〜4の低級アルキル基を表す。 R1は炭素数1〜4の低級アルキル基または炭
素数3〜6のシクロアルキル基を表す。 また、R1とR2とは一緒になつて環を形成する
ことができ、炭素数1〜3の低級アルキル基によ
つて置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロ
アルキル基を表す。〕で表されるイミダゾリン化
合物、該化合物の光学異性体、これらの製造法な
らびに該化合物および該化合物の光学異性体を有
効成分として含有する除草剤に関するものであ
る。 本発明化合物は文献未記載の新規化合物であ
り、かつ除草剤としてすぐれた生理活性を有す
る。従来、除草剤を使用するにあたつて、単位面
積あたりの有効成分処理量の多少により除草剤を
使用する際の経済コストが左右されることが一般
的に指摘されており、低薬量で高い除草効果を示
す化合物の研究が長年にわたり続けられてきた。 本発明者らは、長年にわたる研鑚を重ねた結
果、本発明化合物が従来の除草剤に比べ著しく除
草効果が高く、しかも本発明化合物の多くは、あ
る種の作物、特にマメ科植物、例えば大豆の如き
作物に選択性を有し、実用的に有用であることを
見い出し、本発明を完成するに至つた。すなわ
ち、本発明化合物は、これら従来の公知化合物に
比べて単位面積あたりの有効成分投下量を著しく
低減させることができ、従来の除草剤と比べその
経済効果は極めて大であり、さらに農薬の多量施
用による環境染染の危険性を著しく低減すること
ができる画期的な除草剤といえる。 前記一般式()で表される本発明化合物は、
更に詳しくは下記の一般式(Ia),(Ib),(Ic)ま
たは(Id)の一種で表示される。 (式中、R,R1,R2,R3およびR4は前記と同
じ意味を表す。) 前記一般式()で表される本発明化合物は下
記の(反応式1)により容易に製造できる。本発
明化合物(Ia)の製造を例にとつてみると、更に
具体的に(反応式1a)により容易に製造できる。 (式中、G,R,R1,R2,R3およびR4は前記
と同じ意味を表す。) すなわち、カルボン酸アミド誘導体〔a(R4
H)〕を1当量から10当量の水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化マグネシウム等のアルカ
リ金属水酸化物またはアルカリ土類金属水酸化物
の1%〜50%の間の濃度の水溶液中で室温から
100℃の間の温度に加熱することにより本発明化
合物〔Ia(R4=Na、K、Mg等)〕が得られる。 これを塩酸又は硫酸等の鉱酸で中和することに
より本発明化合物〔Ia(R4=H)〕が得られる。
これをアンモニア、有機アミンで処理することに
より、本発明化合物〔Ia(R4=アンモニウム、有
機アンモニウムのカチオン)〕が得られる。 本発明化合物〔Ia(R=H)〕を、酸触媒中種々
のR4に相当するアルコールR4OHでエステル化す
ることにより本発明化合物(Ia)を得ることがで
きる。または、本発明化合物〔Ia(R=H)〕を不
活性溶媒中ジアゾメタンで処理することにより本
発明化合物〔Ia(R=CH3)〕を得、さらにそれを
種々のR4に相当するアルコールR4OHでエステル
交換を行なうことにより本発明化合物(Ia)が得
られる。 またカルボン酸アミド誘導体〔a(R4
CH3)〕を、必要であればベンゼン、ヘキサン、
エーテル等の不活性溶媒を用いて、オキシ塩化リ
ン、五塩化リン、水素化ナトリウム等で処理する
ことにより本発明化合物〔a(R=CH3)〕を得
ることができる。 原料のカルボン酸アミド誘導体〔a(R4
H)〕は下記の〔A法〕の合成径路に従つて合成
することができる。 (式中、R、R1、R2、R3およびR4は前記と同
じ意味を表し、R5は水素原子またはアルキル基
を表す。) 5−アミノピラゾール(a)とアセチレンジ
カルボン酸エステルをメタノール等のアルコール
溶媒またはその他の有機溶媒中で0〜80℃の間の
温度に加熱することによりエナミン体(a)を
得る。反応温度はアミノピラゾールの塩基性の強
弱により大きく変動する。エナミン体(a)は
5−アミノピラゾール(a)とオギザロ酢酸エ
ステル(R5OOCCH2COCOOR5)との反応でも
合成できる。エナミン体(a)とヴイルスマイ
ヤー試薬〔N、N−ジメチルホルムアミド−オキ
シ塩化リン系、またはその他の試薬系(文献参
照)〕を1、2−ジクロロエタン等のクロロアル
カン類またはクロロアルケン類中、室温から100
℃の間の温度より一般的には70−80℃の間の温度
で反応させることによりピラゾロ〔3、4−b〕
ピリジン−5、6−ジカルボン酸ジエステル(
a)が得られる。 参考文献Adv.Heterocyclic Chem.、31、207
(1982). Adv.Org.Chem.,9,225〜342(1976). ジエステル体(a)を2当量以上の水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸
化物を含有する水−アルコール溶液と処理するこ
とにより対応するジカルボン酸体〔a(R5
H)〕を得る。このジカルボン酸体を無水酢酸、
トリフルオロ無水酢酸等で室温から還流温度の間
の温度好ましくは60〜100℃の間の温度に加熱す
ることにより対応する酸無水物(a)が得られ
る。酸無水物(a)を不活性溶媒(例えばアセ
トニトリル、アセトン、塩化メチレン等)中でα
−アミノアミド体と反応させることによりカルボ
ン酸アミド誘導体〔a(R4=H)〕を得ること
ができる。異性体であるカルボン酸アミド誘導体
〔a(R4=H)〕を副生する場合もある。一方カ
ルボン酸アミド誘導体〔a(R4=CH3)〕は下
記の〔B法〕の合成径路に従つて合成することが
できる。 (式中、R,R1,R2,R3,R4およびR5は前記
と同じ意味を表す。) ハーフエステル体〔a(R5=CH3)〕は対応
するジエステル体〔a(R5=CH3)〕の半加水
分解反応または酸無水物(a)のメタノール分
解で合成できる。化合物〔a(R5=CH3)〕を
塩化チオニル等で酸クロリドとするかあるいはク
ロルギ酸エステル等で活性エステルに変換した
後、α−アミノアミド体を作用させることにより
化合物〔a(R4=CH3)〕を得ることができる。
あるいは酸無水物(a)をα−アミノニトリル
と不活性溶媒中で反応させた後溶媒を除去し、無
水酢酸容媒触媒量の酢酸ナトリウム、酢酸カリウ
ム存在下加熱することにより化合物(a)が得
られる。次いで硫酸等の強酸で、必要であればク
ロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素等のハロ
ゲン化炭化水素溶媒中で処理することにより化合
物(a)が得られる。このようにして得られる
化合物(a)をメタノール溶媒中メトキシドア
ニオンで処理することにより化合物〔a(R4
CH3)〕が得られる。 本発明において重要な中間体であるピラゾロピ
リジンジカルボン酸エステル()は、〔A法〕
と同様にして対応するアミノピラゾール()か
らヴイルスマイヤー反応を経て合成できる。 (b),(c)および(d)より〔A法〕
と同様にして対応する本発明化合物(b),(
c)および(d)を合成することができる。 原料のアミノピラゾール()は以下の公知文
献と同様にして、あるいは類似の方法で合成でき
る。 USP3414580.USP3686171. J.Med,Chem.,27,1396(1984). J.Heterocyclic Chem.,12,1303(1975). ibid.,15,1447(1978).ibid.,16,1141
(1979).ibid.,21,689(1984) Beil.,25,2028−2034 特開昭52−77086 J.Am.chem.Soc.,81,2456(1959) 本発明化合物()例えば本発明化合物(
a)は、下記の(反応式2a)により容易に製造
できる。 (式中、R,R1,R2,R3およびR4は前記と同
じ意味を表す。) すなわち、4環性化合物(XIa)を不活性非プ
ロトン性溶媒中、例えばテトラヒドロフラン、ジ
オキサン等、種々のR4に対応したR4OHを反応温
度約20〜50℃の間の温度で、必要であるならば水
素化ナトリウムのごとき無機塩基またはトリエチ
ルアミン等の有機塩基を触媒として添加し反応さ
せることにより本発明化合物(a)を得ること
ができる。 出発原料の4環性化合物(XIa)は下記の〔C
法〕の合成径路に従つて合成することができる。 (式中、R,R1,R2およびR3は前記と同じ意
味を表す。) アミド体(a)をベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素溶媒中、水素化ナトリウ
ム等のアルカリ金属水素化物、DBU等の有機塩
基、またはp−トルエンスルホン酸等の有機酸で
処理することにより4環性化合物(XIa)が合成
できる。 異性体である4環性化合物(XIIa)が少量副生
する場合があるが、カラムクロマドグラフイー等
の分離手段で除去できる。または(XIa)と(XII
a)の異性体混合物のまま次の反応(反応式2a
参照)に使用しても、本発明化合物(a)は反
応粗生成物より容易に分離、精製できる。 以下の合成例によつて具体的に説明する。 合成例 1 5−アミノ−4−エトキシカルボニル−1−メ
チルピラゾール50g(0.3モル)濃塩酸300mlを混
合し、還流温度で10時間加熱した。減圧下で水を
留去すると、5−アミノ−1−メチルピラゾール
塩酸塩が得られた。塩酸塩を水に再溶解させ、粉
末炭酸水素ナトリウムを加えて水溶液のPHを8と
した後、減圧下で水を完全に留去した。結晶性の
残査をエタノールに溶解させ、不溶分の無機物と
分離した後、エタノールを留去すると5−アミノ
−1−メチルピラゾール〔a(R2=CH3、R3
H)〕が得られた。5−アミノ体を精製すること
なくメタノール200mlに溶かし、氷溶で冷却しな
がら、アセチレンジカルボン酸ジメチルエステル
29.4g(0.21モル)を1時間cm2滴下した後、メタ
ノールを減圧下で留去した。暗赤色の油状物をク
ロロホルムに溶解させ、水洗、乾燥後、留去して
得られた油状物48.6gを、カラムクロマトグラフ
イーで精製して、黄色油状物エナミン体〔a
(R2=R5=CH3,R3=H)〕27.8g(0.12モル)を
得た。 N,N−ジメチルホルムアミド8.34g(0.114
モル)と1,2−ジクロルエタン200mlの混合物
を冷却し、オキシ塩化リン17.5g(0.114モル)
を滴下、さらに室温で1時間撹拌した後氷溶で冷
却した。次いでエナミン体〔a(R2=R5
CH3,R3=H)〕27.3g(0.114モル)を1,2−
ジクロルエタン40mlに溶解した溶液を30分で滴下
し、さらに還流温度で3時間加熱した。室温に冷
却した後水を加え撹拌した後、有機層を分離、乾
燥後、減圧下留去し、得られた粗生成物をカラム
クロマトグラフイーで精製すると標記ジカルボン
酸エステル〔a(R2=R5=CH3,R3=H)〕の
白色結晶7.5g(0.030モル)を得た。 〔mp141−143℃;NMR(CDCl3):3.95(s,
3H),4.04(s,3H),4.18(s,3H),8.18(s,
1H),8.75(s,1H);Mass(m/z):249(M+
78%)、218(100)、190(70),133(40)〕 合成例 2 ジメチルエステル体〔a(R2=R3=R5
CH3)〕17.0g(0.0646モル)、カ性ソーダ5.69g
(0.142モル)、水30mlおよびエタノール300mlの混
合物を撹拌加熱還流した(5時間)。析出した白
色結晶ジナトリウム塩〔a(R2=R3=CH3,R5
=Na)〕をロ別し、水に再溶解させ濃塩酸で強酸
性とすると白色結晶が析出した。ロ別し、乾燥さ
せると標記化合物の白色結晶13.0g(0.0553モ
ル)が得られた。 〔mp233℃(分解);NMR(DMSO−d6):
2.54(s,3H),4.02(s,3H),8.64(s,1H),
11.5−12.5(b,2H)〕 合成例 3 ジカルボン酸体〔a(R2=CH3,R3=C6H5
R5=H)〕12.5g(0.0421モル)と無水酢酸200ml
を90−100℃で8時間加熱撹拌した。加熱反応終
了後,冷却し,析出した淡緑色結晶をロ別した。
標記目的物10.2g(0.0366モル)を得た。 〔mp278−280℃;NMR(DMSO−d6):4.29
(s,3H),7.5−7.7(m,3H),8.0−8.2(m,
2H),9.30(s,1H)〕 合成例1から合成例3と同様にして、第1表に
示す(a)および(a)が合成できる。
【表】 表中、p−Tolは4−CH3C6H4基を、NMRデ
ーターはδ値(CDCl3)を表す。 合成例 4 ピラゾロ〔3,4−b〕ピリジン−5,6−ジ
カルボン酸無水物〔a(R2=CH3,R3=H)〕
4.0g(20ミリモル)、2−アミノ−2、3−ジメ
チルブタンアミド2.56g(20ミリモル)およびア
セトニトリル100mlの混合物を室温で2日間激し
く撹拌した。析出した白色結晶をロ別した。〔5.0
g(15ミリモル),mp15−218℃(分解)〕HPLC
およびNMR分析結果より標記5−カルボン酸体
〔a(R=R2=CH3,R1=i−pr,R3=R4
H)〕を主生成物として含有し、異性体である6
−カルボン酸体〔a(R=R2=CH3,R1=i−
pr,R3=R4=H)〕を副生物として含有すること
が判つた。両異性体の分離は困難で、分離せずに
次の反応に使用した。 合成例 5 ピラゾロ〔3,4−b〕ピリジン−5,6−ジ
カルボン酸無水物〔a(R2=R3=CH3)〕9.30g
(43ミリモル),2−アミノ−2,3−ジメチルブ
タンニトリル5.04g(45ミリモル)およびアセト
ニトリル100mlの混合物を2時間加熱還流した。
加熱終了後アセトニトリルを留去し、無水酢酸
100mlおよび無水酢酸ナトリウム1gを加え120−
130℃で4時間加熱した。減圧下過剰の無水酢酸
および低沸点生成物を完全に留去し、残査をクロ
ロホルム300mlで洗浄した。クロロホルム層を活
性炭処理しクロロホルムを留去すると、標記目的
物イミド体〔a(R=R2=R3=CH3,R1=i−
Pr)〕の白色結晶12.0g(39ミリモル)を得た。 〔mp248−252℃;NMR(CDCl3):1.15(d,
6H),2.11(s,3H),2.68(s,3H),3.00(qq,
1H),4.20(s,3H),8.48(s,1H)〕 合成例 6 合成例5で合成したイミド体〔a(R=R2
R3=CH3,R1=i−Pr)〕12.0g(39ミリモル)
の粉末を、氷冷した濃硫酸80gに少しづつ加え
た。均一溶液になつたら室温で一昼夜放置した。
氷水に注意深く濃硫酸反応液を加えたら、白色結
晶が生成した。ロ別した後、水および重曹水溶液
で十分に洗浄した後、風乾した。白色結晶10.0g
(30ミリモル)を得た。 〔mp278−281℃;NMR(DMSO−d6):0.86
(d,3H),1.06(d,3H),1.75(s,3H),2.57
(s,3H),2.75(qq,1H),4.08(s,3H),6.7
−7.5(b,2H),8.70(s,1H)〕 合成例 7 合成例6で合成したアミド体〔a(R=R2
R3=CH3、R1=i−Pr)〕10.2g(31ミリモル)、
50%水素化ナトリウム1.93g(40ミリモル)、乾
燥トルエン400mlの混合物を還流温度で42時間加
熱した。反応溶液を熱時でセライト545フイルタ
ーを通し、ロ液を減圧下で留去すると淡黄色結晶
5.0gを得た。〔m.p.205℃(分解)〕粗生成物は主
生成物として標記4環性化合物〔XIa(R=R2
R3=CH3,R1=i−Pr)〕〔NMR(DMSO−
d6):0.95(d,3H),1.13(d,3H),1.69(s,
3H),2.35(qq,1H),2.68(s,3H),4.20(s,
3H),8.70(s,1H)〕を含み、副生成物として
異性体4環性化合物〔XIIa(R=R2=R3=CH3
R1=i−Pr)〕を少量含むことがNMR測定結果
より判明した。両異性体を分離せずに次の反応に
使用した。 一般式()で表わされる本発明化合物は、前
記の(反応式1)または(反応式2)のいずれか
の方法によつて合成できる。その具体例について
第2表に記載する。但し、本発明化合物は、これ
らのみに限定されるものではない。
【表】
【表】 表中、MeはCH3基を、EtはC2H5基を、i−Pr
は(CH32CH基を表す。 第2表中の本発明化合物No.は、以下の合成例、
配合例および試験例について参照される。 次に、本発明化合物について、具体的な合成例
を若干挙げて説明する。但し、これらのみに限定
されるものではない。 合成例 8 合成例4で合成したアミド体〔a(R=R2
CH3,R1=i−Pr,R3=R4=H)〕5.0g(15ミ
リモル)を、水酸化ナトリウム2.4g(60ミリモ
ル)を含有する水溶液20mlと混合し、70−80℃の
温度で5.5時間加熱した。冷却後不溶物を除去し、
酢酸を加え酸性とすると結晶が析出した。ロ別し
た結晶を乾燥させて本発明化合物No.1の白色結晶
2.2g(7ミリモル)を得た。 〔mp260−262℃(分解);Mass(m/z):315
(M+,4%),297(45),271(55),228(100)〕 合成例 9 合成例8で合成した本発明化合物No.1、900mg、
エタノール100mlおよび濃硫酸3mlの混合物を還
流温度で5日間加熱した。アルコールを留去した
後、水を加えクロロホルムで抽出し、クロロホル
ム層を乾燥し、次いでクロロホルムを減圧下で留
去すると淡黄色油状物が得られた。カラムクロマ
トグラフイー(留出液:クロロホルム/メタノー
ル200/10v/v)で分離精製して、本発明化合
物No.2の白色結晶470mgを得た。〔mp215−220℃〕 合成例 10 合成例7で合成した4環性化合物〔XIa(R=
R2=R3=CH3,R1=i−Pr)〕930mg(3ミリモ
ル)を、プロパルギリアルコール335mg(6ミリ
モル)および50%水素化ナトリウム144mg(3ミ
リモル)を含有するテトラヒドロフラン50ml溶液
に加え、室温で一昼夜撹拌した。酢酸を加え酸性
とした後、溶媒等を減圧下で留去し、得られた残
査に水を加えると結晶が析出した。析出した結晶
を乾燥させた後、粗生成物(780mg)をカラムク
ロマトグラフイーで精製し、本発明化合物No.5の
白色結晶320mg(0.87ミリモル)を得た。〔mp211
−213℃(分解)〕(反応式1)または(反応式2)
のいずれかの反応を利用して、第3表から第6表
に示す本発明化合物()が合成できる。
【表】
【表】
【表】 表中,MeはCH3基を、EtはC2H5基を、i−Pr
は(CH32CHを表す。
【表】
【表】 表中、MeはCH3基を、EtはC2H5基を、i−Pr
は(CH32CH基を表す。
【表】
【表】 表中、MeはCH3基を、EtはC2H5基を、i−Pr
は(CH32CH基を表す。
【表】
【表】 表中、MeはCH3基を、EtはC2H5基を、i−Pr
は(CH32CH基を表す。 本発明化合物を除草剤または植物生長調節剤と
して施用するにあたつては、一般には適当な担
体、例えばクレー、タルク、ベントナイト、珪藻
土等の固体担体あるいは水、アルコール類(メタ
ノール、エタノール等)、芳香族炭化水素類(ベ
ンゼン、トルエン、キシレン等)、塩素化炭化水
素類、エーテル類、ケトン類、エステル類(酢酸
エチル等)、酸アミド類(ジメチルホルムアミド
等)などの液体担体と混用して適用することがで
き、所望により乳化剤、分散剤、懸濁剤、浸透
剤、展着剤、安定剤などを添加し、液剤、乳剤、
水和剤、粉剤、粒剤、フロアブル剤等任意の剤型
にて実用に供することができる。これらの製剤中
における有効成分化合物の含有量は、特に限定さ
れるものではないが、一般に1.0〜90.0重量(%)
の範囲が望ましい。また、必要に応じて製剤化ま
たは撒布時に他種の除草剤,各種殺虫剤,殺菌
剤,植物生長調節剤,共力剤などと混合施用して
もよい。混合する除草剤の種類としては、例え
ば、フアーム・ケミカルズ・ハンドブツク
(Ferm Chemicals Handbook),第70版(1984)
に記載されている化合物などがある。 なお、本発明化合物は畑地、水田、果樹園など
の農園芸分野以外に運動場、空地、線路端など非
農耕地における各種雑草の防除にも適用すること
ができ、その施用薬量は適用場面、施用時期、施
用方法、対象草種、栽培作物等により差異はある
が一般には有効成分量としてヘクタール当たり
0.005〜10Kg程度が適当である。 つぎに本発明化合物を有効成分とする除草剤お
よび植物生長調節剤の配合剤を示すがこれらのみ
に限定されるものではない。なお、以下の配合例
において「部」は重量部を意味する。 配合例1 水和剤 本発明化合物No.1 ……50部 ジークライトPFP(カオリン系ク レー:ジ−クライト工業(株)商品名) ……43部 ソルポール5039(非イオン性界面 活性剤とアニオン性界面活性剤と の混合物:東邦化学工業(株)商品名) ……5部 カープレツクス(固結防止剤) (界面活性剤とホワイトカーボン の混合物:塩野義製薬(株)商品名) ……2部 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。使用
に際しては上記水和剤を50〜10000倍に希釈して、
有効成分量がヘクタール当たり0.005Kg〜10Kgに
なるように散布する。 配合例 2 乳 剤 本発明化合物No.2 ……10部 キシレン ……70部 ジメチルホルムアミド ……10部 ソルポール2680(非イオン性界面活性剤とアニオ
ン性界面活性剤との 混合物:東邦化学工業(株)商品名) ……10部 以上を均一に混合して乳剤とする。使用に際し
ては上記乳剤を50〜1000倍に希釈して有効成分量
がヘクタール当たり0.005Kg〜10Kgになるように
散布する。 配合例 3 粒剤 本発明化合物No.1 ……5部 ベントナイト ……54部 タルク ……40部 リグニンスルホン酸カルシウム ……1部 以上を均一に混合粉砕して少量の水を加えて撹
拌混合し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して粒剤
とする。使用に際しては上記粒剤を有効成分量が
ヘクタール当たり0.005Kg〜10Kgになるように散
布する。 配合例 4 ロアプル剤 本発明化合物No.1 ……25部 ソルポール3353(非イオン性界面 活性剤:東邦化学工業(株)商品名 ……10部 ルノツクス1000C(陰イオン界面 活性剤:東邦化学工業(株)商品名) ……0.5部 1%ザンサンガム水溶液 (天然高分子) ……20部 水 ……44.5部 ソルポール3353,ルノツクス1000Cおよび1%
ザンサンガム水溶液を水に均一に溶解し、ついで
本発明化合物No.1を加えよく撹拌した後、サンド
ミルにて湿式粉砕してフロアブル剤を得る。使用
に際しては、上記フロアブル剤を50〜1000倍に希
釈して有効成分量がヘクタール当たり0.005Kg〜
10Kgになるように散布する。 配合例 5 水和剤 本発明化合物No.3 ……50部 ジ−クライトA(カオリン系クレー :ジークライト工業(株)商品名) ……46部 ソルポール5039(非イオン性界面 活性剤とアニオン性界面活性剤 との混合物:東邦化学(株)商品名) ……2部 カープレツクス(固結防止剤)(ホワ イトカーボン:塩野義製薬(株)商品名)……2部 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。 試験例 1 土壤処理による除草効果試験 縦30cm,横22cm,深さ6cmのプラスチツク製箱
に殺菌した洪積土壤を入れ、稲,ノビエ,エノコ
ログサ,ジヨンソングラス,カヤツリグサ,イヌ
ホーズキ,イヌガラシ,オナモミ,イチビ,キン
ゴジカ,トウモロコシ,コムギ,ダイズ,ワタ,
ハキダメギク,マルバアサガオを播種し、約1.5
cm覆土した後有効成分量が所定の割合となるよう
に土壤表面へ均一に散布した。散布の際の薬液
は、前記配合例の水和剤、乳剤またはフロアブル
剤を水で希釈して小型スプレーで全面に散布し
た。薬液散布3週間後に各種雑草に対する除草効
果を下記の判定基準に従い調査した。 判定基準 5……殺草率90%以上(ほとんど完全枯死) 4……殺草率70〜90% 3……殺草率40〜70% 2……殺草率20〜40% 1……殺草率5〜20% 0……殺草率5%以下(ほとんど効力なし) ただし、上記の殺草率は、薬剤処理区の地上部
生草重および無処理区の地上部生草重を測定て下
記の式により求めたものである。 殺草率=(1−処理区の地上部生草重/無処理区の地
上部生草重)×100 また各種作物に対する薬害を下記判定基準に従
い調査した。結果は第7表に示す。 判定基準 5……作物はほとんど完全枯死 4……作物に対する薬害が顕著 3……作物に対する薬害が認められる 2……作物に対する薬害が若干認められる 1………作物に対する薬害は殆ど認められない 0……作物に対する薬害は認められない 試験例 2 莖葉処理による除草効果試験 縦30cm,横22cm,深さ6cmのプラスチツク製箱
に殺菌した洪積土壤を入れ、イネ,ノビエ,エノ
コログサ,ジヨンソングラス,カヤツリグサ,イ
ヌホーズキ,イヌガラシ,オナモミ,イチビ,キ
ンゴジカ,ハキダメギク,マルバアサガオ,トウ
モロコシ,コムギ,ダイズ,ワタ,ビースの種子
をそれぞれスポツト状に播種し、約1.5cm覆土し
た。各種植物が2〜3葉期に達しとき、有効成分
量が所定の割合となるように莖葉部へ均一に散布
し。 散布の際薬液は、前記配合例の水和剤,乳剤ま
たはフロアプル剤を水で希釈して小型スプレーで
各種雑草および作物の莖葉部の全面に散布した。
薬液散布4週間後に各種雑草に対する除草効果ま
た各種作物に対する薬害を試験例1の判定基準に
従い調査した。結果を第8表に示。
【表】 第7表中の対照化合物(A)〔リニユロン
(Linuron)〕の構造式は
【式】である。
【表】
【表】 第8表中の比較化合物(B)〔アシフルオルフエン
(Acifluorfen−Sodium)〕の構造式は、
【式】である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(): 〔式中、Gは 【式】または 【式】を表す。 R2は水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
    基、アルコキシアルキル基、炭素数1〜4のハロ
    アルキル基、炭素数5〜6のシクロアルキル基、
    ベンジル基、置換フエニルアルキル基、アシル
    基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル
    基、または任意に炭素数1〜4の低級アルキル
    基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、ハロゲン
    原子、ニトロ基、シアノ基もしくはトリフルオロ
    メチル基で置換されていてもよいフエニル基ある
    いはピリジル基を表す。 R3は水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
    基、ハロゲン原子、炭素数1〜4の低級アルコキ
    シ基、ニトロ基、アミノ基、または任意に炭素数
    1〜4の低級アルキル基、炭素数1〜4の低級ア
    ルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基
    もしくはアルキルスルホニル基で置換されていて
    もよいフエニル基を表す。 R4は水素原子、ジ低級アルキルイミノ基、ま
    たは炭素数1〜3の低級アルコキシ基、ヒドロキ
    シル基、置換フエニル基、炭素数3〜6のハロシ
    クロアルキル基、カルボキシル基、低級アルコキ
    シカルボニル基、シアノ基、ジアルキルホスホニ
    ル基もしくはトリ低級アルキルアンモニウム基で
    置換されていてもよい炭素数1〜5の低級アルキ
    ル基、または炭素数1〜3の低級アルコキシ基、
    低級アルコキシカルボニル基もしくは2個の炭素
    数1〜3の低級アルコキシ基で置換されていても
    よい炭素数2〜5の低級アルケニル基、または炭
    素数2〜5の低級アルキニル基、炭素数5〜6の
    オキサシクロアルキル基、炭素数2〜5のモノ、
    ジもしくはトリハロアルケニル基、炭素数2〜5
    のハロアルキニル基、グリシジル基、アルキルチ
    オアルキル基、またはアルカリ金属原子、アルカ
    リ土類金属原子、アンモニウム若しくは有機アン
    モニウムから選ばれたカチオン基を表す。 Rは炭素数1〜4の低級アルキル基を表す。 R1は炭素数1〜4の低級アルキル基または炭
    素数3〜6のシクロアルキル基を表す。 また、RとR1とは一緒になつて環を形成する
    ことができ、炭素数1〜3の低級アルキル基によ
    つて置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロ
    アルキル基を表す。〕で表わされるイミダゾリン
    化合物、および該化合物の光学異性体。 2 一般式(): 〔式中、Gは 【式】または 【式】を表す。 R2は水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
    基、アルコキシアルキル基、炭素数1〜4のハロ
    アルキル基、炭素数5〜6のシクロアルキル基、
    ベンジル基、置換フエニルアルキル基、アシル
    基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル
    基、または任意に炭素数1〜4の低級アルキル
    基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、ハロゲン
    原子、ニトロ基、シアノ基もしくはトリフルオロ
    メチル基で置換されていてもよいフエニル基ある
    いはピリジル基を表す。 R3は水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
    基、ハロゲン原子、炭素数1〜4の低級アルコキ
    シ基、ニトロ基、アミノ基、または任意に炭素数
    1〜4の低級アルキル基、炭素数1〜4の低級ア
    ルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基
    もしくはアルキルスルホニル基で置換されていて
    もよいフエニル基を表す。 R4は水素原子、ジ低級アルキルイミノ基、ま
    たは炭素数1〜3の低級アルコキシ基、ヒドロキ
    シル基、置換フエニル基、炭素数3〜6のハロシ
    クロアルキル基、カルボキシル基、低級アルコキ
    シカルボニル基、シアノ基、ジアルキルホスホニ
    ル基もしくはトリ低級アルキルアンモニウム基で
    置換されていてもよい炭素数1〜5の低級アルキ
    ル基、または炭素数1〜5の低級アルコキシ基、
    低級アルコキシカルボニル基もしくは2個の炭素
    数1〜3の低級アルコキシ基で置換されていても
    よい炭素数2〜5の低級アルケニル基、または炭
    素数2〜5の低級アルキニル基、炭素数5〜6の
    オキサシクロアルキル基、炭素数2〜5のモノ、
    ジもしくはトリハロアルケニル基、炭素数2〜5
    のハロアルキニル基、グリシジル基、アルキルチ
    オアルキル基、またはアルカリ金属原子、アルカ
    リ土類金属原子、アンモニウム若しくは有機アン
    モニウムから選ばれたカチオン基を表す。 Rは炭素数1〜4の低級アルキル基を表す。 R1は炭素数1〜4の低級アルキル基または炭
    素数3〜6のシクロアルキル基を表す。 また、R1とR2とは一緒になつて環を形成する
    ことができ、炭素数1〜3の低級アルキル基によ
    つて置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロ
    アルキル基を表す。〕で表わされるカルボン酸ア
    ミド誘導体を、アルカリ金属水酸化物もしくはア
    ルカリ土類金属水酸化物の水溶液で環化させるこ
    と、不活性溶媒中でオキシ塩化リン、五塩化リ
    ン、水素化アルカリ金属もしくは水素化アルカリ
    土類金属の存在下で環化させること、またはジシ
    クロヘキシルカルボジイミド等脱水試薬を用いて
    環化させることを特徴とする、または、場合によ
    つては上記環化物をジアゾメタンでエステル化す
    ること、あるいはR4に相当するアルコールR4OH
    でエステル化もしくはエステル交換することを特
    徴とする 一般式(): (式中、G、R、R1、R2、R3およびR4は前記
    と同じ意味を表す。)で表されるイミダゾリン化
    合物および該化合物の光学異性体の製造法。 3 一般式(): 〔式中、Gは 【式】または 【式】を表す。 R2は水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
    基、アルコキシアルキル基、炭素数1〜4のハロ
    アルキル基、炭素数5〜6のシクロアルキル基、
    ベンジル基、置換フエニルアルキル基、アシル
    基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル
    基、または任意に炭素数1〜4の低級アルキル
    基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、ハロゲン
    原子、ニトロ基、シアノ基もしくはトリフルオロ
    メチル基で置換されていてもよいフエニル基ある
    いはピリジル基を表す。 R3は水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
    基、ハロゲン原子、炭素数1〜4の低級アルコキ
    シ基、ニトロ基、アミノ基、または任意に炭素数
    1〜4の低級アルキル基、炭素数1〜4の低級ア
    ルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基
    もしくはアルキルスルホニル基で置換されていて
    もよいフエニル基を表す。 R4は水素原子、ジ低級アルキルアミノ基、ま
    たは炭素数1〜3の低級アルコキシ基、ヒドロキ
    シル基、置換フエニル基、炭素数3〜6のハロシ
    クロアルキル基、カルボキシル基、低級アルコキ
    シカルボニル基、シアノ基、ジアルキルホスホニ
    ル基もしくはトリ低級アルキルアンモニウム基で
    置換されていてもよい炭素数1〜5の低級アルキ
    ル基、または炭素数1〜3の低級アルコキシ基、
    低級アルコキシカルボニル基もしくは2個の炭素
    数1〜3の低級アルコキシ基で置換されていても
    よい炭素数2〜5の低級アルケニル基、または炭
    素数2〜5の低級アルキニル基、炭素数5〜6の
    オキサシクロアルキル基、炭素数2〜5のモノ、
    ジもしくはトリハロアルケニル基、炭素数2〜5
    のハロアルキニル基、グリシジル基、アルキルチ
    オアルキル基、またはアルカリ金属原子、アルカ
    リ土類金属原子、アンモニウム若しくは有機アン
    モニウムから選ばれたカチオン基を表す。 Rは炭素数1〜4の低級アルキル基を表す。 R1は炭素数1〜4の低級アルキル基または炭
    素数3〜6のシクロアルキル基を表す。 また、R1とR2とは一緒になつて環を形成する
    ことができ、炭素数1〜3の低級アルキル基によ
    つて置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロ
    アルキル基を表す。〕で表わされるイミダゾリン
    化合物、および該化合物の光学異性体の1種また
    は2種以上を有効成分として含有することを特徴
    とする除草剤。
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