JPH05286528A - 自動倉庫およびスタッカクレーン - Google Patents

自動倉庫およびスタッカクレーン

Info

Publication number
JPH05286528A
JPH05286528A JP11698392A JP11698392A JPH05286528A JP H05286528 A JPH05286528 A JP H05286528A JP 11698392 A JP11698392 A JP 11698392A JP 11698392 A JP11698392 A JP 11698392A JP H05286528 A JPH05286528 A JP H05286528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fork
shelf
load
shelf receiving
freight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11698392A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Tai
彰人 田井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP11698392A priority Critical patent/JPH05286528A/ja
Publication of JPH05286528A publication Critical patent/JPH05286528A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パレットを用いることなく種々の寸法の荷を
ラックに収納する。 【構成】 一対の棚受け部材21は約45度の角度で下
方に傾斜し、相互に約90度を成す。各棚受け部材21
の先端部の間には、フォーク用開口23が形成される。
棚受け部材21は、荷10の角部を挟んだ両側の面を支
持する。スタッカクレーンのスライドフォーク32のフ
ォーク本体37には、棚受け部材21と同じ傾斜角を持
つV字形状の荷載置部38とアーム部39が設けられ
る。この荷載置部38とアーム部39も、棚受け部材2
1と同様に、荷10の角部を挟んだ両側の面を支持す
る。スライドフォーク32を、収納棚20側に突出させ
た状態で上下動させ、荷10を収納棚20に入出庫す
る。スライドフォーク32の上下動の際、荷載置部38
はフォーク用開口23内に位置し、アーム部39は棚受
け部材22の切欠部24を通過する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫およびこの自
動倉庫において荷を搬送するスタッカクレーンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、多数の支柱に棚受け部材を設けて
構成されるラックに、荷を収納するように構成された自
動倉庫が知られている。1つの棚受け部材は2本の支柱
に跨がって設けられ、各棚受け部材は、隣接した他の2
本の支柱に設けられた棚受け部材と対になって荷を支持
する。すなわち、一対の棚受け部材によって1つの収納
棚が構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】荷を収納棚に収納する
ためにパレットを用いない場合があるが、このような場
合、一対の棚受け部材間の距離は荷幅よりも小さくなけ
ればならない。すなわち従来、パレットを用いない限
り、収納棚に収納可能な荷の大きさが限定されるという
問題があった。本発明は、パレットを用いることなく種
々の大きさの荷を収納棚に収納することができる自動倉
庫、およびこのような自動倉庫に用いて好適なスタッカ
クレーンを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動倉庫
は、隣接する支柱に設けられた一組の棚受け部材によっ
て収納棚が構成されるラックを備えた自動倉庫であっ
て、各棚受け部材は支柱から収納棚の中心に向かって下
方に傾斜するようにV字形状に形成され、荷の角部を挟
んだ隣合う面を支持することを特徴としている。また本
発明に係るスタッカクレーンは、昇降可能に設けられた
昇降台と、昇降台から収納棚に向かって突出可能に設け
られ、棚受け部材に対応したV字形状に形成されたスラ
イドフォークとを備え、スライドフォークは、各棚受け
部材間に形成された開口部を通過可能であることを特徴
としている。
【0005】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1は本発明の一実施例である自動倉庫の構成を示す。こ
の図において、スタッカクレーン30は、2つのラック
12、12間に形成されたクレーン通路11に沿って走
行し、ラック12の収納棚20と図示しない固定ステー
ションとの間で荷10を搬送する。収納棚20は、自動
倉庫の床面に垂直に多数列立設された支柱21に、上下
方向に多数段設けられる。
【0006】図2および図3は収納棚20の構成を示
す。収納棚20は一対の棚受け部材22から構成され
る。本実施例において棚受け部材22は、1枚の板材を
折曲して形成され、各棚受け部材22は隣接する2本の
支柱21に固定される。これらの支柱21に隣接して設
けられた2本の支柱21にも棚受け部材22が固定さ
れ、これらの一対の棚受け部材22、22によって1対
の収納棚20が構成される。
【0007】一対の棚受け部材22、22はV字形状に
配置される。すなわち各棚受け部材22は、その基端部
を2本の支柱21にそれぞれ固定されるととともに、約
45度の角度で下方に向けて傾斜せしめられ、相互に約
90度の角を成す。各棚受け部材22の先端部の間に
は、所定の間隔Wが形成される。棚受け部材22の先端
部の間隔Wはフォーク用開口23であり、後述するスラ
イドフォーク32のフォーク本体37が上下方向に通過
可能な大きさを有する。
【0008】荷10は、その角部をフォーク用開口23
に落とし込まれた状態で、収納棚20に収納される。す
なわち荷10の角部を挟んだ両側の面は、棚受け部材2
2、22によって支持される。
【0009】各棚受け部材22には、フォーク用開口2
3に開口する切欠部24が設けられる。切欠部24は、
後述するスライドフォーク32のアーム部39を上下方
向に通過させるために設けられ、棚受け部材22の両端
部すなわち各支柱21に近接した位置に形成される。こ
れらの切欠部24により各収納棚20には、フォーク用
開口23に位置する角部を挟んだ両側の面の一辺の長さ
Lが、2枚の棚受け部材22の延長線の交点Oと棚受け
部材22の先端部との距離Aよりも大きく、かつ交点O
と棚受け部材22の基端部との距離Bよりも小さい荷1
0であれば、収納可能である。また固定ステーション
も、各収納棚20と同一の構成を有し、ラック12毎に
1個ずつ設けられる。
【0010】次に図1〜図4を参照してスタッカクレー
ン30の構成を説明する。クレーン本体31には昇降台
32が昇降自在に支持され、昇降台32にはスライドフ
ォーク33が設けられる。スライドフォーク33はラッ
ク12側に突出して荷10の入出庫を行う。
【0011】スライドフォーク32は、昇降台33に固
定されたボトムプレート34上に、ミドルプレート35
およびトッププレート36をチェーン駆動でスライド可
能に支持した3段伸縮構造を有する。トッププレート3
6上にはフォーク本体37が固定される。フォーク本体
37は、トッププレート36の幅方向中央にスライド方
向に沿って立設されており、その上部には、斜め上方に
向かって約45度の角度で傾斜する二股状の荷載置部3
8が形成される。荷載置部38のスライド方向両端部に
は、例えばそれぞれ2個ずつ計4個のアーム部39が設
けられる。これらのアーム部39は、荷載置部38と同
一の傾斜角で延設される。フォーク本体37は、昇降台
33の昇降によるスライドフォーク32の上下動の際、
収納棚20のフォーク用開口23を上下方向に通過可能
であり、またアーム部39は切り欠き部24を通過可能
である。
【0012】なお好ましくは、荷載置部38の収納棚2
0側の端部には落下防止プレート40が設けられる。こ
の落下防止プレート40は、先端部が上方に折曲した構
成を有しており、収納棚20から荷10を出庫する時に
荷10が載置部38から落下するのを防止する。
【0013】昇降台33は、荷10を各収納棚20に入
出庫する際、荷載置部38の上面が棚受け部材22の上
面よりもわずかに上方となって棚受け部材22に荷おろ
しできる位置(以下、上レベルと言う)、または荷載置
部38の上面が棚受け部材22の上面よりもわずかに下
方となって棚受け部材22上の荷10をに荷載置部38
上に荷すくいできる位置(以下、下レベルと言う)に停
止可能である。
【0014】本実施例の作用を説明する。ダンボール等
の直方体の荷10は、フォーク用開口23にその角部を
落とし込むようにして一対の棚受け部材22によって支
持される。
【0015】固定ステーション上の荷10は、作業者に
よって、例えばクレーン通路11から遠い側の端部に寄
せて載置されている。これは、荷10が収納棚20にお
いて、荷10の一側面をクレーン通路11から遠い側の
端部に一致させて載置されるようにするためである。さ
て、昇降台33が下レベルに位置した状態で、スライド
フォーク32が固定ステーション側に突出する。この状
態で昇降台33が上レベルHまで上昇すると、スライド
フォーク32のフォーク本体37およびアーム部39
は、固定ステーションのフォーク用開口および切欠部を
下方から上方に通過して、荷10を持ち上げる。そして
スライドフォーク32は、固定ステーションから昇降台
33上に戻る。
【0016】次に、クレーン本体31は所定の収納棚2
0の近傍まで走行する。ここで昇降台33が収納棚20
に対し上レベルに位置した状態で、スライドフォーク3
2が収納棚20側に突出する。この状態で昇降台33が
下レベルまで下降すると、スライドフォーク32のフォ
ーク本体37およびアーム部39は、収納棚20のフォ
ーク用開口23および切欠部24を上方から下方に通過
して荷載置部38の上面が棚受け部材22の上面よりも
下方となる位置まで下降する。これにより、スライドフ
ォーク32は、フォーク本体37の荷載置部38および
アーム部39に支持した荷10を、収納棚20の棚受け
部材22上に受け渡す。この時荷10は、クレーン通路
11から遠い収納棚20の端部に一側面が一致する位置
に載置される。
【0017】荷10を収納棚20から固定ステーション
に搬送する場合も、上述したのと逆の過程を経て同様の
作動により行われる。
【0018】以上のように本実施例は、各棚受け部材2
2を約45度の角度で下方に向けて傾斜させるととも
に、先端部の間にフォーク用開口23を設けた状態で約
90度のV字形状を形成するように構成されている。し
たがって、フォーク用開口23よりも大きい荷10であ
れば、パレットを用いることなく収納棚20に収納する
ことができる。また本実施例はスライドフォーク32の
フォーク本体37に、収納棚20と同じ傾斜角を持つV
字形状の荷載置部38を設けるとともにアーム部39を
延設し、収納棚20と同様、荷10の角部を挟んだ両側
の面を支持するように構成したので、スタッカクレーン
30の入出庫動作中、常に荷10を安定した姿勢に保持
することができる。
【0019】なお上記実施例では、固定ステーションは
収納棚20と同一の構成を有しており、収納棚20にお
ける荷10の収納位置は、作業者による固定ステーショ
ンへの位置決めによって決定されているが、図5に示す
ように固定ステーション50を傾斜させてもよい。すな
わちこの固定ステーション50では、荷が載置される支
持板51がスライドフォークの進退方向に沿って傾斜し
ており、支持板51には多数のフリーローラ52が回転
自在に設けられる。また傾斜した下側の端部には係止板
53が設けられる。これによれば、作業者が荷10を支
持板51上に載せるだけで、荷10がフリーローラ52
上を移動して係止板53に当接し、常に所定の位置に位
置決めされる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パレット
を用いることなく種々の寸法の荷を収納することができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動倉庫を示す正面図
である。
【図2】図1の自動倉庫の収納棚およびスタッカクレー
ンのスライドフォークを示す斜視図である。
【図3】図1の自動倉庫の収納棚を示す正面図である。
【図4】図1の自動倉庫のスタッカクレーンを示す正面
図である。
【図5】固定ステーションの他の例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 荷 20 収納棚 21 支柱 22 棚受け部材 23 開口部(フォーク用開口) 30 スタッカクレーン 32 スライドフォーク 33 昇降台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する支柱に設けられた一組の棚受け
    部材によって収納棚が構成されるラックを備えた自動倉
    庫であって、各棚受け部材は支柱から収納棚の中心に向
    かって下方に傾斜するようにV字形状に形成され、荷の
    角部を挟んだ隣合う面を支持することを特徴とする自動
    倉庫。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動倉庫において荷を各
    収納棚に入出庫させるスタッカクレーンであって、昇降
    可能に設けられた昇降台と、昇降台から収納棚に向かっ
    て突出可能に設けられ、棚受け部材に対応したV字形状
    に形成されたスライドフォークとを備え、スライドフォ
    ークは、各棚受け部材間に形成された開口部を通過可能
    であることを特徴とする自動倉庫のスタッカクレーン。
JP11698392A 1992-04-09 1992-04-09 自動倉庫およびスタッカクレーン Pending JPH05286528A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11698392A JPH05286528A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 自動倉庫およびスタッカクレーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11698392A JPH05286528A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 自動倉庫およびスタッカクレーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05286528A true JPH05286528A (ja) 1993-11-02

Family

ID=14700590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11698392A Pending JPH05286528A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 自動倉庫およびスタッカクレーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05286528A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111717848A (zh) * 2020-06-19 2020-09-29 深圳市固泰科自动化装备有限公司 堆垛机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111717848A (zh) * 2020-06-19 2020-09-29 深圳市固泰科自动化装备有限公司 堆垛机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4572382A (en) Storage and transportation rack
US3567039A (en) Elevator conveyor and storage rack system
US5188503A (en) Magazine for storing and transferring metal rods
JP2692414B2 (ja) トレーへの荷積み卸し設備
JPH05294410A (ja) 荷保管設備
JPH05286528A (ja) 自動倉庫およびスタッカクレーン
JPH09124108A (ja) 自動倉庫用クレーン装置及び自動倉庫
JP3136466B2 (ja) スタッカークレーン式立体自動倉庫
JP2001039506A (ja) 自動倉庫
JPH09226911A (ja) フォーク式スタッカークレーン
EP4265558A1 (en) A pallet handling system and a method for handling pallets
JP2004123277A (ja) 立体自動倉庫における荷の出入方法
JP2000255708A (ja) ツインフォークスタッカクレーン
JPH0539107A (ja) 円筒状物品の立体倉庫
JP3392523B2 (ja) 貨物等の搬送用装置
JP4618513B2 (ja) ピッキング式の物品収納設備
JP4650679B2 (ja) 物品搬送装置
JPS6153962B2 (ja)
JPH058815A (ja) 収納装置
EP4347436A1 (en) An assembly for retrieving storage elements
JPH09221204A (ja) 多機能スタッカクレーン
JPH0620308U (ja) 固定ステーション
NO347126B1 (en) Lifting frame assembly with extendible and retractable guide members, container handling vehicle and storage system, and associated method.
JPH0582910U (ja) 固定ステーション
JPH0719223U (ja) 空パレットマガジンを備えたラック