JPH05283313A - ステージの位置計測装置 - Google Patents

ステージの位置計測装置

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JPH05283313A
JPH05283313A JP4079594A JP7959492A JPH05283313A JP H05283313 A JPH05283313 A JP H05283313A JP 4079594 A JP4079594 A JP 4079594A JP 7959492 A JP7959492 A JP 7959492A JP H05283313 A JPH05283313 A JP H05283313A
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70716Stages

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ干渉計を用いて可動ステージの位置を
計測するときのゆらぎの影響を低減させる。 【構成】 レーザ干渉計における参照ビーム光路と測定
ビーム光路との夫々にカバーを設け、かつそのカバー内
に温調気体を供給する構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1次元、又は2次元移動
するステージの位置を、光波干渉計を使って計測する装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光波干渉計(一般的にはレーザ干渉計)
を使って可動ステージの位置を計測することは良く知ら
れた技術である。光波干渉計のうち強度変調型の干渉計
とは、周波数安定化されたコヒーレントなレーザビーム
(平行光束)を可動体に取り付けられた移動鏡に垂直に
入射させるとともに、ステージのベース部と固定的に連
結された部分に取り付けられた固定鏡にも垂直にレーザ
ビーム(平行光束)を入射し、移動鏡と固定鏡との夫々
で反射したビームを干渉させ、その干渉縞(フリンジ)
の変化を光電検出するものである。従ってステージが移
動するとレーザビームの波長と移動量とに応じてフリン
ジの明暗が繰り返し変化し、このとき得られる光電信号
(正弦波状)をデジタルパルスに変換してカウンタで計
測することでステージの位置を求めるのである。また周
波数変調型の干渉計も知られており、移動鏡、固定鏡の
夫々に向うレーザビームに一定の周波数差をもたせ、移
動鏡、固定鏡の夫々からの反射ビームを干渉させて光電
検出したときに得られるビート信号(差周波数)の位相
推移からステージの移動量を計測するものである。
【0003】ここで光波干渉計によって計測されるステ
ージを備えた露光装置の一例を図1を参照して説明す
る。図1はステップアンドリピート方式、又はステップ
アンドスキャン方式の露光装置を示し、回路パターンの
原画が描画されたレチクルRはレチクルステージRST
に保持された状態で、露光用照明系ILSからの露光光
で均一に照明される。レチクルRのパターンは投影光学
系PLを介して感光剤の塗布されたウェハW上に結像投
影される。ウェハWは投影光学系PLの光軸AXに対し
て垂直な面内で2次元移動するウェハステージWST上
に載置される。図1において、ウェハステージWSTは
同図中の左右方向と紙面と垂直な方向との夫々につい
て、ベース上を移動するものとする。また図1には示し
ていないが、レチクルステージRSTと投影光学系PL
とは、ウェハステージWSTのベース部と一体になった
コラムに取り付けられている。
【0004】図1に示すように、レーザ干渉系(レーザ
光源も含む)IFMからの1本(又は複数本)のビーム
は、ウェハステージWSTに固定された移動鏡MSに投
射され、干渉計IFMからのもう1本のビームは投影光
学系PLの鏡筒下部に固定された固定鏡(参照鏡)MR
に投射される。移動鏡MSはウェハステージWSTが図
1の左右方向に移動するときの被測定鏡となるもので、
移動鏡MSの反射面は図1の紙面と垂直な方向に細長く
形成されている。
【0005】また干渉計IFMは、固定鏡MRからの反
射ビームと移動鏡MSからの反射ビームとをビームスプ
リッタBSで合成して干渉させ、その干渉ビームを受光
する光電検出器と、その光電信号に基づいてアップダウ
ンパルスを出力するパルスコンバータ等を含んでいる。
このパルスコンバータからのアップダウンパルスはステ
ージ制御系STD内のアップダウンカウンタで可逆計数
され、ウェハステージWSTの位置が計測される。さら
にステージ制御系STDはウェハステージWSTを駆動
するモータMTに対する出力信号を、アップダウンカウ
ンタによる計測位置に応じて適宜制御する。ステージ制
御系STDは主制御系MCSから出力される位置決め目
標値(座標値)を受信すると、干渉計IFMで検出され
アップダウンカウンタで計数されるウェハステージWS
Tの現在位置が、その目標値と一定の許容範囲で一致す
るようにステージWSTを移動させる。
【0006】またこの種の露光装置には、レチクルRを
投影光学系PLの光軸AXに対して位置合わせしたり、
投影光学系PLを介してウェハWとレチクルRとを位置
合わせしたりするためのTTR(スルーザレチクル)方
式のアライメント系AA1、又は投影光学系PLのみを
介してウェハWを位置合わせするためのTTL(スルー
ザレンズ)方式のアライメント系AA2が設けられてい
る。これらアライメント系AA1、AA2による各種ア
ライメント情報は主制御系MCSへ送られ、ウェハステ
ージWSTの正確な位置決めのための目標値算出に使わ
れる。
【0007】図1に示したウェハステージWSTは、一
般に30cm〜50cm程度の移動ストロークをもつ。ただ
し、液晶パネル用の露光装置では被露光体としてのプレ
ートのサイズが大きいため、移動ストロークは80cm程
度に及ぶこともある。このためベース部側に固定された
干渉計IFM、ビームスプリッタBSから移動鏡MSま
でのビーム光路も、それに対応しただけの距離が必要と
なる。それに合わせて、固定鏡MRまでのビーム光路の
距離も決まってくる。干渉計IFMを使った計測では、
レーザビームの波長が計測の基準となっている。ビーム
の1波長の実際の長さは、ビームが伝播する媒質の屈折
率に依存して変化する。従って大気圧が変化したときは
それに応じて大気の屈折率も変化するので、この種のレ
ーザ干渉計では大気圧変化をセンサーで検出する自動波
長補償機構が設けられ、ビームの1波長を実際の寸法値
に変換する定数を ppmオーダで補正することが行なわれ
ている。
【0008】ところがビーム光路内の大気がどこでも一
様に屈折率変化を起すのではなく、ビーム光路内で局所
的に屈折率変化が起ると、それは干渉計による計測値の
ゆらぎとなって現われる。例えば周囲と温度差をもつ気
体がビーム光路をゆっくり横切ると、計測値(カウンタ
の値)はステージWSTが正しく静止しているにもかか
わらず、ある範囲内で不安定に変化する。一例として、
干渉計の最小分解能が0.01μmであるとすると、ビー
ム光路をゆっくり横切る温度差をもつ気体によるゆらぎ
量は、最悪±0.1μm程度に及ぶことがある。これはゆ
らぎ幅として0.2μmであるので、0.5μm程度の線幅
のパターンを露光する装置としては実用に耐えない値で
ある。このゆらぎによる影響は2つの場面で問題とな
り、1つはレーザ干渉計を用いた各種アライメント時の
位置計測値に含まれるランダムな誤差が大きくなるとと
もに、アライメントの再現性を悪化させることである。
もう1つは干渉計の計測値が一定値になるようにウェハ
ステージWSTをサーボ制御によって静止させておくと
き、ゆらぎによってウェハステージWSTが微少量だけ
追従し、正確に静定しないことである。このことは、レ
チクルのパターンをウェハWに露光したときの線幅の太
り、解像不良となって現われる。すなわち、投影光学
系、照明系によっていくら解像力を上げても、それが十
分に活用されないことになってしまう。
【0009】またビーム光路内の気体けの局所的な屈折
率変化には、比較的周期が短い成分(10Hz以上)と、
周期が長い成分(10Hz未満)とが混在するが、このう
ち0.1Hz〜数Hz程度の低周波成分のゆらぎが特に問題に
なる。なぜなら、数Hz以上の高いゆらぎ成分は、干渉計
のカウンタの値を極めて短いサンプリング間隔(例えば
1mSec程度)でコンピュータ等で複数回読み込み、その
値を平均化することで、高い周波数のゆらぎ成分は実質
的に無視することができるからである。
【0010】そこでビーム光路に対して積極的に気体
(空気)を供給すること、あるいはビーム光路を筒状の
被覆体で覆うこと等の手法によって、低周波成分のゆら
ぎを低減させることが考えられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来より考えられてい
た1つの手法として、レーザ干渉計のビーム光路に対し
て垂直、又はビーム光路と平行に気体(清浄なエア)を
ふき出すエア・ダクトを設けることが提案された。しか
しながら、ビーム光路と平行に気体を噴出する場合、エ
ア・ダクトの噴出口はレーザ干渉計の後方、又は近傍に
配置し、ステージの移動鏡に向ける必要がある。この場
合、ステージがレーザ干渉計から最も遠い位置にある
と、移動鏡近傍の気体は、ほとんどビーム光路とは平行
にならず流速の小さい乱流となり、レーザ干渉計用のレ
ーザ光源等を発熱源した対流が起ることがある。この対
流自体は、レーザ干渉計の計測にとってそれ程大きな影
響を与えることはない。なぜなら、この種の露光装置は
元々エンバイロメンタル・チャンバー内で一定温度(例
えば23 ±0.1℃)に保存されているため、そのチャ
ンバーの温調制御によって対流の影響は低減されるから
である。
【0012】またビーム光路に対して垂直方向に斜め上
方から気体を流すようにする場合、気体の噴出口はビー
ム光路に沿って配置しなければならない。この場合も同
様に対流の問題は起り得るが、上述のように装置自体が
チャンバー内に保存されることから、その影響は少な
い。ただしステージレーザ干渉計に最も近づいた位置で
は、噴出口からの気体がステージ上のウェハ等に直接ふ
きつけられることになる。
【0013】以上のようにビーム光路と平行な方向、あ
るいは垂直な方向から気体をふきつける場合、自由空間
内に単に噴出口を設けるだけだったので、気体の流れは
正確にはコントロールできず、乱流の発生等による発塵
も問題になった。特にこの種の露光装置では、その保存
空間がクラス10(1m3 内にダストが10個未満)程
度に管理されている。従って露光装置を収納するチャン
バーもクラス10(又はクラス100)を保証するよう
に内部の空気を清浄化している。ところが、レーザ干渉
計のビーム光路は一般に装置下部にあるため、光路に対
して単に噴出口を向けただけだと、対流、(乱流)によ
ってステージ等の可動部、又は摩擦部で生じたダスト
(ミクロンサイズのオイルミスト、金属粉等)がステー
ジ上方まで舞い上げられ、やがてウェハ上に付着すると
いった問題が起り得る。また、光路全体を送風するに
は、大容量の空調機構が必要であり、ダクト機構も含
め、大がかりな設備にしなければならなかった。
【0014】一方、ビーム光路を伸縮可能なパイプ等で
被覆することもゆらぎに対して有効な手法であるが、単
に被覆するだけでは、パイプ内の空気がよどむこと、あ
るいはステージの移動にともなうパイプの伸縮によりパ
イプ内に比較的大きな空気の粗密、変化、すなわち屈折
率変化が生じることがある。従って本発明は上述のよう
な各問題点を解決して、干渉計による安定な計測を可能
とした装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決する為の手段】そこで本発明においては、
固定鏡に向う参照用のビーム光路、及び/又は、移動鏡
に向う計測用のビーム光路を被覆手段(固定カバー1
0、可動カバー12、30、31、40等)で覆い、こ
れら被覆手段の内部に温度制御された気体(温調エア
ー)を供給するようにした。
【0016】
【作用】本発明では干渉計のビーム光路をカバーで覆う
と同時に、そのカバー内に温調エアーを流すようにした
ので、従来よりも少ない気体供給流量であっても、各ビ
ーム近傍の気体の流速は大きくなり、ゆらぎで最も大き
な原因となる低周波成分はほぼ皆無になる。
【0017】
【実施例】図2は、本発明の第1の実施例による位置計
測装置を図1と同様の露光装置に適用した場合の構造を
示すものである。図2において図1と同じ機能の部材に
は同一の符号をつけてある。図1では示していないが、
ウェハステージWSTは所定の直交座標系XY内で2次
元に並進移動するので、各移動軸X、Yの方向について
位置計測用のレーザ干渉計が設けられる。図2ではその
うちY軸用のレーザ干渉計IFMg及びその光路につい
て詳細に図示し、X軸用の干渉計(IFMx)について
は同一構成なので図示を省略してある。ただし、X軸用
の移動鏡MSxと固定鏡MRxとの夫々に向うビームB
1x、B2xのみは図示した。ここで図2に示すように
直交座標系XYZを定め、投影光学系PLの光軸AXは
Z軸が平行であり、移動鏡MSxと固定鏡MRxの各反
射面はY−Z平面と平行、移動鏡MSyと固定鏡MRy
の各反射面はX−Z平面と平行になるように配置されて
いるものとする。また干渉計用のレーザ光源からのビー
ムはBoとし、干渉計IFMyから移動鏡MSyへ向う
とともに、そこで反射するビームをB1y、そして固定
鏡MRyへ向うとともに、そこで反射するビームをB2
yとする。
【0018】干渉計IFMyを構成する参照用のビーム
B2yの光路は、角柱状の固定カバー10yによって覆
われ、計測用のビームB1yの光路は、角柱状の可動カ
バー(内筒)12yと固定カバー10yの干渉計用の外
カバー部(外筒)11yとによって覆われている。可動
カバー12yは外カバー11y内をビーム光路方向に挿
脱自在に設けられている。ただし可動カバー12yのビ
ーム光路方向の移動はウェハステージWSTのY方向の
移動と連動させる必要があるので、可動カバー12yの
移動鏡MSyと対向する端部は保持部材13yを介して
ウェハステージWSTの一部に取り付けられている。と
ころがウェハステージWSTはX方向にも移動するの
で、保持部材13yはステージWSTの側部にX方向に
延設されたガイド部14yに沿って自在にX方向に移動
可能に設けられる。
【0019】さらに詳細に説明すると、固定カバー10
yは干渉計IFMyからビームスプリッタBSy、ミラ
ーMを介して固定鏡MRyに向かう(又は反射してく
る)ビームB2yの光路のほぼ全体を覆うような長さで
作られる。一方、可動カバー12yと外カバー部11y
とは、ビームスプリッタBSyから移動鏡MSyへ向か
う(又は反射してくる)ビームB1yの光路のほぼ全体
を覆うような長さで作られる。さらに可動カバー12y
が最も突出した位置と、最も引っ込んだ位置との間での
移動量はウェハステージWSTのY方向の移動ストロー
クとほぼ等しい。
【0020】このようにレーザ干渉計の参照光路(ビー
ムB2y、B2x)と計測光路(ビームB1y、B1
x)との夫々にカバーを設けると同時に、各カバー内に
温度制御された清浄な空気を供給する送風パイプ15y
とダクト16yとを固定カバー10yの一部に設ける。
送風パイプ15yは、露光装置を収納するエンバイロメ
ンタル・チャンバーで作られている清浄な温調気体の一
部をダクト16yへ導くものである。またダクト16y
は固定カバー10y内を介して外カバー部11y内、及
び可動カバー12y内に温調気体を供給する。その温調
気体は固定カバー10yの両端(ミラーM側と固定鏡M
Ry側)の開口から外部へ流れ出すとともに、可動カバ
ー12yの移動鏡MSy側の端部開口と外カバー部11
yのビームスプリッタBSy側の端部開口との夫々から
も外部へ流れ出す。その流量は、従来のように開放され
た空間内に噴出口を設けて光路に空気をふきつける場合
にくらべて格段に小さくすることができる。このため各
カバーから外部へ流れ出す気体によってダストが舞い上
がることも低減される。尚、ダクト16y内には安全の
ために0.1μmクラスのHEPA(High Efficiency Pa
rticle Air)フィルターを入れておいてもよい。
【0021】図3は図2に示した各カバーの構造を横か
ら見た部分断面であり、ここでは図2で図示を省略した
X軸用の干渉計光路のカバー構造を示す。また図3中の
部材のうち図2に示したものと同じものには同一の符号
をつけてある。さて、図2に示したウェハステージWS
Tは、実際には図3のように、ベース20上をY方向
(図3の紙面と垂直な方向)に一次元移動するYステー
ジ18Yと、このYステージ18Y上をX方向に一次元
移動するXステージ18Xと、このXステージ18上で
レベリングやオートフォーカスのために微動するZLス
テージ17と、そしてZLステージ17上でウェハWを
Z軸回りに微動するウェハホルダWHとで構成される。
さらにX軸用の移動鏡MSxはZLステージ17の周辺
に固定され、その反射面上でウェハWの表面とほぼ同じ
高さ位置で計測用のビームB1xが水平に投射される。
【0022】さて、固定カバー10xは投影光学系PL
等を保持するコラム22の一部に取り付け金具21を介
して固設され、その固定カバー10xと一体となった外
カバー部11xはベース20の一部に取り付け金具23
を介して固定される。一方、可動カバー12xはその先
端が保持部材13xを介してXステージ18Xの側部の
ガイド部14xに取り付けられる。また可動カバー12
xの他端は常に外カバー部11xの内部に収納され、振
動防止用のコロ等の可動体19を介して支持される。
【0023】このような構造で、温調された気体(エア
ー)は、ダクト16xを介して図3中の矢印に示すよう
な流路で各カバー内を通り、外部へ流れていく。すなわ
ち、送風エアーの一部は、固定カバー10x内を先端に
向けて流れ、固定鏡MRxの近傍で外部へ流れ出し、他
の一部のエアーは外カバー部11xの可動カバー12x
との間のすき間を介して外部へ流れ出すとともに、可動
カバー12x内を先端に向けて流れ、移動鏡MSxの近
傍で外部へ流れ出す。尚、図2に示したように固定カバ
ー10x(10y)のミラーM側と、外カバー部11x
(11y)のビームスプリッタBSx(BSy)側とに
は各ビームB2x、B1xを通すための小開口が形成さ
れているが、送風エアーの一部はその小開口からも外部
へ流出する。ただし、この小開口からの流量は極力少な
くした方が好しい。
【0024】また図2、図3に示すように、ダクト16
x、16yから固定カバー10、外カバー11内に噴出
される温調エアーは、ビームB1x、B2xに対してほ
ぼ垂直方向に進むように設定されているため、送風エア
ーの吹き出し口付近のカバー内では、エアーがビームB
1x、B2xの回りを螺旋状に回りながら固定カバー1
0内、又は可動カバー12内に進んでいく。
【0025】以上、第1の実施例のように、固定鏡MR
x、MRyに向かう参照用のビームB2x、B2yの各
光路と、移動鏡MSx、MSyに向かう計測用のビーム
B1x、B1yの各光路との夫々にカバーを設け、これ
らカバー内に強制的に温調された気体を流すと、各カバ
ー内での気体の流速は、ダクト16x、16yからの送
風エアー量に比例して、どこでもほぼ一様になるといっ
た効果が得られる。
【0026】また本実施例では、固定鏡MRx、MR
y、移動鏡MSx、MSyの夫々に温調された気体が常
時噴き付けられているので、投影光学系PLの固定鏡取
り付け部分付近、ZLステージ17の移動鏡取り付け部
分付近を積極的に空冷することが可能となり、投影光学
系やウェハステージの熱的(温度的)な不安定要因を低
減させることもできる。このため投影光学系内の光学素
子が露光光の一部を吸収することで発生した熱量が鏡筒
へ伝導することによる結像性能の劣化も十分に小さく押
えられるといった副次的な効果も得られる。
【0027】図4は本発明の第2の実施例による光路カ
バーの構成を示し、第1の実施例と大きく異なる点は、
可動カバーを多段構造としたことである。すなわち、先
の第1の実施例では、図3からも明らかなように、1つ
の可動カバー12x、12yの可動範囲がウェハステー
ジWSTのX、Y方向の移動ストロークであるため、可
動カバー12x、12yの寸法が長くなってしまう。そ
こで第2の実施例では、図4に示すように可動カバーを
ウェハステージWSTに先端を固定された第1可動カバ
ー30x(30y)と、この第1可動カバー30x(3
0y)と外カバー11x、11yとをつなぐ第2可動カ
バー(中間カバー)31x(31y)との2段構造で構
成する。第2可動カバー31x(31y)は、ウェハス
テージWSTのX方向、又はY方向の各干渉計計測値、
又はステージに設けられたリミットスイッチのオン、オ
フ等に基づいて伸縮可能に構成され、その移動は不図示
のエアシリンダー、ベルト・プーリ等で駆動される。
【0028】さて図4においても、図2、又は図3と同
一の部材には同じ符号をつけてある。この図4からも明
らかなように、第1可動カバー30x(30y)は第2
可動カバー31x(31y)内を伸縮可能に移動でき、
振動防止用の可動体(コロ)32を介して支持される。
そして第2可動カバー31x(31y)は外カバー部1
1x(11y)内を可動体33を介して支持される。
【0029】この第2の実施例によれば、計測用のビー
ムB1x、B1yの光路を多段構造の伸縮カバーで覆う
ため、ウェハステージWSTの移動鏡が最もビームスプ
リッタBS側に近づいたときのスペースが少なくなくと
も、伸縮可能なカバーを容易に配置することが可能とな
る。図5は本発明の第3の実施例による光路カバーの構
成を示し、今までの第1、第2の実施例と異なる点は、
ウェハステージWSTと一体に可動な可動カバーの光路
方向の寸法を小さくしつつ、計測用の光路カバーの伸縮
構造を変更したことである。
【0030】図5において、寸法の短い可動カバー40
y(X軸用は40x)は固定カバー10y(10x)の
下部に、光路方向に移動自在に設けられている。そのた
め固定カバー10y(10x)の下面部にはガイドレー
ル、駆動用ベルト等が設けられ、可動カバー40y(4
0x)は干渉計の測定値に応じて、その先端が移動鏡M
Sy(MSx)と一定の間隔を保つように強制的に駆動
される。そして、可動カバー40yの周囲には、固定カ
バー10yの側壁下部にヒンジ等で側方に開放可能に設
けられた複数の開閉カバー41Y−1、41Y−2…4
1Y−7が設けられる。これら開閉カバー41Yは図5
のように水平に90°だけ開いたとき、移動鏡MSyの
上面よりも上方に位置するように定められ、移動鏡MS
yの光路方向の移動、すなわち可動カバー40yの移動
に連動して、図5のカバー41Y−1、41Y−2のよ
うに順次開放される。従って移動鏡MSyが最も外カバ
ー部11y側に近寄ったとき、全ての開閉カバー41Y
−1〜41Y−7が水平に開かれることになる。また開
閉カバー41Yが閉じた状態では、可動カバー40y
が、その内壁を摺動しないように微少なスペースがもう
けられる。
【0031】さらに図5では表わしていないが、固定カ
バー10yの反対側にも全く同一の開閉カバーが設けら
れ、左右で対となる開閉カバーがほぼ同時に開閉され
る。尚、可動カバー40yは先の図2〜図4と同様にウ
ェハステージWSTの一部のガイド部14x、14yに
保持部材13x、13yを介して取り付けてもよい。図
6は図2〜図5の夫々に示した固定カバー10x、10
yの部分断面を示し、固定カバー10x、10yの内壁
に、光路方向に延設された温調気体流通用のパイプダク
ト50を設け、このパイプダクト50の内側の流路51
に温調気体を通し、さらにパイプダクト50の側壁に複
数の噴出口52を一列に形成したものである。パイプダ
クト50の流路51には、図2、又は図3に示したダク
ト16x、16yからのエアーが集中して通るように導
びかれる。このため噴出口52からのエアーはビーム光
路の全体をほぼ垂直方向から横切るように噴出される。
尚、各噴出口52からのエアは、ビームの光路と正確に
垂直に噴出させるのではなく、固定カバー10x、10
yの先端(固定鏡MRx、MRy)側に向けて斜めに噴
出させるのが望ましい。
【0032】図7は本発明の第4の実施例による光路カ
バーの構成を示し、本実施例が先の各実施例と異なる点
は、固定鏡MRに対する参照用のビーム光路に対しての
みカバーを設け、移動鏡MSに対する計測用のビーム光
路に対しては特別なカバーを設けないようにしたことで
ある。図7において、先の図2、図3と同一の部材には
同じ符号をつけてある。
【0033】図7において固定カバー10x(Y軸用は
10y)は、取り付け金具21、23を介して、それぞ
れコラム22、ベース20に固定される。固定カバー1
0xには先の実施例と同様にダクト16xが設けられ、
清浄な温調エアーが固定カバー10x内を通って固定鏡
MRx側から外部へ流出する。さらに固定カバー10x
の下面部には、計測用のビームB1xの光路に向けて温
調エアーを噴出させるための小開口60の複数個がほぼ
一列に形成されている。
【0034】図7では、固定カバー10xの下面と移動
鏡MSxの上面とに比較的大きな間隔があくように図示
したが、ここは数mm〜1cm程度にすることができる。こ
のため小開口60とビームB1xとの間隔も1cm前後に
することができ、ビームB1xの光路に対して流速の大
きいエアーがほぼ垂直方向に噴きつけられることにな
る。
【0035】本実施例では計測用のビーム光路に対して
は開放された空間内でエアーを噴き付けるという従来と
同様の考え方を適用している。しかしながら従来の方式
よりも格段に効果があることが実験等によって確認され
ている。それは、計測用のビーム光路の直近に、温調気
体の噴き出し口(小開口60)を光路に沿って配置した
ことで、噴き出し口近傍の流速が大きい状態での気体を
利用できるからである。従ってダクト16x、16yか
ら供給されるエアーの単位時間の流量が小さくても、小
開口60から有効にエアーを噴出させる構造を採用すれ
ば、小開口60近傍での流速は大きくすることが可能と
なる。
【0036】また図7に示した固定カバー10xの構造
と、図6に示した構造とを組み合わせて、図8に示すよ
うなカバー構成にしてもよい。図8において、固定カバ
ー10x内は2層構造に作られており、ダクト16xか
ら送風エアーは、参照用ビームB2xの光路を覆う上段
のカバー内と、エアー噴き出し用の複数の小開口60が
形成された下段のカバー内とに分流される。下段カバー
の内壁で各小開口の風下側には、下段カバー内を通る気
体を有効に小開口60へ導びくため導風板(つば)61
が設けられる。この図7、図8の実施例によれば、移動
鏡MSx、MSyの移動位置に連動して運動する可動部
材が全くないため、可動構造にすることによって必然的
にさけられなかった発塵が防止できる。
【0037】しかも固定カバー内に送風される清浄な温
調気体の一部が極めて効率よく計測用のビーム光路をも
空調することになるので、計測安定性も先の各実施例と
同程度に向上する。図9は本発明の第5の実施例による
光路カバーの構成を示し、先の図7に示した構成を若干
変形したものである。図9に示すように、本実施例では
計測用のビームB1x(B1y)のビームスプリッタ側
の一部を外カバー部11xで覆い、ダクト16xからの
エアーが外カバー部11xによってビームB1xの光路
のうちビームスプリッタ側の部分に効率的に集中するよ
うにする。外カバー部11xはウェハステージWSTの
移動ストロークの範囲内でステージと空間的に干渉しな
いように作られている。そして図9のように、ウェハス
テージWSTが干渉計IFX、ビームスプリッタ等から
遠ざかった位置では、固定カバー10xの下面に形成さ
れた複数個の小開口60からのエアーが、計測用のビー
ムB1xの光路を積極的に温調する。このため小開口6
0は、固定カバー10xの下面のうち、先端側の約半分
に所定の間隔で一列に形成される。
【0038】以上本発明の各実施例を説明したが、本発
明はレーザ干渉計を測長器とする他の2次元、又は1次
元ステージをもつ装置にも応用できる。さらに固定鏡用
のビームと移動鏡用のビームとが互いに平行になってい
ない系においても、本発明を応用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上本発明によれば、光波干渉計のビー
ム光路を確実に空調することができるので、空気のゆら
ぎによる計測誤差が低減され、ステージの位置が安定に
再現性よく測定される。実験によれば、被覆手段(カバ
ー)を設ける前のゆらぎによる計測誤差は±0.04μm
程度発生していたが、カバーを設けて、その内部を空調
すると、ゆらぎによる誤差は±0.01μm程度まで低減
させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の投影露光装置の構成を示す図
【図2】本発明の第1の実施例による光波干渉計付きス
テージの構成を示す斜視図
【図3】図2の光波干渉計の光路カバーの構造を示す部
分断面図
【図4】第2の実施例による光路カバーの構造を示す部
分断面図
【図5】第3の実施例による光路カバーの構造を示す斜
視図
【図6】固定カバー内の温調エアーの噴き出し構造の変
形例を示す斜視図
【図7】本発明の第4の実施例による光路カバーの構造
を示す部分断面図
【図8】図7の光路カバー構造の変形例を示す断面図
【図9】本発明の第5の実施例による光路カバーの構造
を示す部分断面図
【符号の説明】
WST ウェハステージ MR、MRx、MRy 固定鏡 MS、MSx、MRy 移動鏡 IFM、IFMy 干渉計 10x、10y 固定カバー 11x、11y 外カバー部 12x、12y、30x、31x、40y 可動カバー 15y 送風パイプ 16x、16y 送風ダクト B1x、B1y 計測用ビーム B2x、B2y 参照用ビーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の方向に移動可能なステージと、該
    ステージの一部に移動方向と垂直な反射面をもって固設
    された移動鏡と、前記ステージのベース部に対して固定
    的に配置された固定鏡と、前記移動鏡と固定鏡との夫々
    にほぼ垂直に可干渉性の光ビームを投射し、前記移動鏡
    と固定鏡との夫々で反射した光ビームを干渉させて受光
    するとともに、該干渉したビームを光電検出して計測信
    号を出力する光波干渉計と、該光波干渉計からの計測信
    号に基づいて前記ステージの位置を検知する位置検知回
    路とを備えた位置計測装置において、 前記光波干渉計から前記固定鏡までの間のビーム光路を
    覆う第1の被覆手段と;前記光波干渉計から前記移動鏡
    までの間のビーム光路を、該ビーム光路の方向の寸法を
    前記ステージの移動に伴って変化させながら覆う第2の
    被覆手段と;前記第1の被覆手段と第2の被覆手段との
    内部の夫々に、制御された温度の気体を所定の流量で供
    給する気体供給手段と;を設けたことを特徴とするステ
    ージの位置計測装置。
  2. 【請求項2】 所定の方向に移動可能なステージと、該
    ステージの一部に移動方向と垂直な反射面をもって固設
    された移動鏡と、前記ステージのベース部に対して固定
    的に配置された固定鏡と、前記移動鏡と固定鏡との夫々
    にほぼ垂直に可干渉性の光ビームを投射し、前記移動鏡
    と固定鏡との夫々で反射した光ビームを干渉させて受光
    するとともに、該干渉したビームを光電検出して計測信
    号を出力する光波干渉計と、該光波干渉計からの計測信
    号に基づいて前記ステージの位置を検知する位置検知回
    路とを備えた位置計測装置において、 前記光波干渉計から前記固定鏡までの間のビーム光路を
    覆う固定被覆手段と;該固定被覆手段の内部に、制御さ
    れた温度の気体を所定の流量で供給する気体供給手段と
    を設けたことを特徴とするステージの位置計測装置。
  3. 【請求項3】 請求項第1項、又は第2項に記載の装置
    において、前記固定鏡に向う光ビームと前記移動鏡に向
    う光ビームとは互いに平行に配置され、 前記固定鏡に向う光ビームの光路を覆う前記第1被覆手
    段、又は固定被覆手段は、前記固定鏡側に近接した位置
    に開口を有し、該開口を介して前記制御された温度の気
    体を外部へ流出させることを特徴とするステージの位置
    計測装置。
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