JPH05280853A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH05280853A
JPH05280853A JP7366992A JP7366992A JPH05280853A JP H05280853 A JPH05280853 A JP H05280853A JP 7366992 A JP7366992 A JP 7366992A JP 7366992 A JP7366992 A JP 7366992A JP H05280853 A JPH05280853 A JP H05280853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
return path
prevented
feedback passage
condenser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7366992A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kumakura
秀雄 熊倉
Seiichi Abe
誠一 阿部
Yasuyuki Matsumura
保之 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7366992A priority Critical patent/JPH05280853A/ja
Publication of JPH05280853A publication Critical patent/JPH05280853A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明に於ける帰還路の屋根構造であった場
合、冷却器より屋根に滴下した除霜水は屋根の先端に達
してもヒレ状の水切りが一体に設けてあることにより、
表面張力が発生しにくいため、ヒレ状の水切りにより、
露受皿に滴下し、帰還路内に浸入することなく、このこ
とにより冷蔵室への滴下、及び帰還路開口端が霜で塞が
れてしまうということがなく、常に本来の機能を発揮す
る。 【効果】本発明は、冷却器より滴下した除霜水が帰還路
中に浸入することなく、除霜水が冷蔵室に滴下するのを
防止できる。また、断熱シート等を用いることなく帰還
路の霜詰りを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷凍室背壁部に設置され
た冷却器下部に設置される露受皿に、冷凍室下部に位置
する冷蔵室より冷凍室側に循環冷気を戻す帰還路を備え
た冷蔵庫に関するもの。
【0002】
【従来の技術】従来この種の構造を図3を用いて説明す
ると、21は冷蔵庫本体、この本体21は上部に冷凍室
22下部に冷蔵室23を有している。24は先の冷凍室
22と冷蔵室23を形成する内箱であり、25は外箱、
26は断熱材を示す。27は冷凍室22と冷蔵室23と
を区画する区画壁、28は冷凍室の背壁に設置された冷
却器、29はこの冷却器28と冷凍室22を仕切る仕切
板、30は冷却器28下部に設置された輻射形の除霜用
管ヒータ、31は上記冷却器28、除霜用管ヒータ30
の下部に設置された露受皿、図には示してないが除霜
時、この露受皿31が受けた除霜水は31aを経由して
外部に排出される。32は上記露受皿31と一体に形成
された帰還路、この帰還路32は図には示してないが、
冷蔵室23に強制循環された冷気の冷却器28下部への
戻り通路である。従って、この帰還路32の一端は冷蔵
室23に他方端は冷却器28下部に位置している。又こ
の帰還路32の延長部には冷却器が位置している。33
は帰還路32上部に設けられた屋根である。この屋根3
3は帰還路32及び露受皿31と一体に形成されている
ため、屋根33を帰還路32に対し、オーバーラップさ
せようとするとこの部の金型(一般的に射出成形金型)
のスライド駒の動きは、屋根付近がXのような動きであ
り、一端水平方向に動きその後上方向へ動くものであ
る。このため屋根33は水平に形成せざるをえなかっ
た。34はこの屋根33の上面に貼られた断熱シート
で、この断熱シート34は屋根33の下面に結露するの
を防止している。尚、こ種従来例には実公昭61−93
31号に示されるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成を有する従
来冷蔵庫に於いては、次に記述する如き問題点があっ
た。冷却器28より滴下した除霜水が、帰還路32中に
浸入しやすい。即ち帰還路32上部に設けられ屋根33
の上に滴下した除霜水の一部は、表面張力により、屋根
33の下面にまわり、帰還路32中に浸入し、冷蔵室2
3に滴下、或いは帰還路32内にて霜となり、開口端3
2aがその霜で塞がれ冷蔵庫の機能を失なってしまうと
いった要因にもなっていた。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
ある。その目的とする所は上記問題点のない冷蔵庫を得
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の課
題を解決するために、露受皿の壁面を利用し、露受皿と
一体に設けた冷気帰還路の開口部上端に位置する所に露
受皿中央側に突出する屋根を露受皿と一体に設け、屋根
上面の水滴を帰還路内に滴下させない迄に上記屋根を帰
還路に対し、オーバーラップさせると共に、帰還路上方
に位置する屋根先端にヒレ状の水切りを一体に設けたも
のである。
【0006】
【作用】本発明に於ける帰還路の屋根構造であった場
合、冷却器より屋根に滴下した除霜水は屋根の先端に達
してもヒレ状の水切りが一体に設けてあることにより、
表面張力が発生しにくいため、ヒレ状の水切りにより、
露受皿に滴下し、帰還路内に浸入することなく、このこ
とにより冷蔵室への滴下、及び帰還路開口端が霜で塞が
れてしまうということがなく、常に本来の機能を発揮す
るものである。
【0007】
【実施例】以下本発明の詳細を図に示す一実施例で説明
すると、図1は本発明を備えた冷蔵庫の縦断面図、図2
は図1中の露受皿部付近の拡大図である。図に於いて1
は冷蔵庫本体、この冷蔵庫本体1は内部に冷凍室2冷蔵
室3を有している。4,5は上記室3,4の前面開口部
を閉塞する扉で、4は冷凍室扉、5は冷蔵室扉、6は上
記室3,4を形成する内箱を示す。先の冷蔵庫本体1は
この内箱6、断熱材7、外箱8等より構成されている。
9は上記冷凍室3と冷蔵室4間を区画する区画壁、10
は冷却器で冷凍室2の背壁部に設置されている。11は
冷却器10を冷凍室2と仕切る仕切板、この仕切板11
には吹出口12、吸込口13が設けられている。19は
冷却器10の上部に設置された冷気循環用の送風機、2
0はそのファンで先の吹出口12に対向しており、冷却
器10を経た冷気を冷凍室2側に吹き出す。冷凍室2に
吹出された冷気は冷凍室2を冷却後吸込口13より再び
冷却器10側に吸い込まれる。一方冷却器10を経た冷
気の一部は仕切板11に設けられた冷気通路(図示せ
ず)を経て吐出口14より冷蔵室に至る。そして冷蔵室
3を冷却後矢印Pの如く循環し後述する帰還路を経由し
て冷却器10に戻る。15は冷却器10の下部に設けら
れた輻射形の除霜用管ヒータ、16は冷却器10及び除
霜用管ヒータ15の下部に設置された露受皿、この露受
皿16は冷却器10に付着した霜を先の除霜用管ヒータ
で溶した際の除霜水を受ける。尚、露受皿16に溜る除
霜水は図には示してないが露受皿16に設けた導水口1
6aを経由して外部に排出されるものである。17は帰
還路である。この帰還路17は先の露受皿16を一体に
形成されており一方の開口17aは冷蔵室3に臨み他方
の開口17bは上記露受皿16の後壁16b(断熱材7
に通している壁)の途中に設けられた開口16cに接続
されている。従って、先の帰還露17は図にも示す如く
断熱材7中に位置する。換言するとこの帰還路17の延
長線上は断熱材7であり冷却器10ではない。先に記述
した冷蔵室3の戻り冷気は、この帰還路17の開口17
aより吸い込まれ、他方開口17bより冷却器10側に
吸い込まれるものである。18は帰還路の一端が接続さ
れる露受皿16の後壁16bに設けられた屋根である。
18aは屋根18の先端に屋根18と一体に設けたヒレ
状の水切りであり、このヒレ状の水切り18aは屋根1
8の先端より、金型のスライド方向(この場合Z方向)
に傾いた下方にむけて設けたものであり、その先端は
0.5mm程度の先細り形状をしているため、表面張力
が働きにくく、前記屋根18の下面にまわろうとする水
滴を、露受皿16へ滴下させ除霜水が帰還路17に入る
のを防止するためのものである。勿論屋根18及びヒレ
状の水切り18aは冷蔵庫運転停止時冷却器10より降
下する冷気が帰還路17に入るのもある程度阻止する。
【0008】かかる構成を有する冷蔵庫であった場合、
先にも記述した如く、冷蔵室3側を冷却した冷気を冷却
器10に戻す帰還路17が、先づ冷却器10の投影面下
方にないことより、冷却器10の除霜時、除霜水が帰還
路17に入りにくいことは勿論、冷蔵庫の運転停止時冷
却器10より降下した冷気が帰還路17にダイレクトに
入ると言うことはないものである。勿論この時、屋根1
8は水滴、冷気の浸入を阻止するよう働らくものであ
り、またヒレ状の水切り18aは水滴が表面張力によ
り、屋根18の裏側へまわろうとするのを阻止するよう
働らくものである。一方冷蔵室側より自然対流により帰
還路17に入る湿気を含んだ空気は帰還路の途中で冷さ
れることなく冷却器10に戻るものである。これは先に
も記述した如く帰還路17が現場発泡の断熱材中に埋没
されているからである。
【0009】以上の理由により本発明の構成を有する冷
蔵庫であれば、先に記載した目的を確実に達成すること
が出来るものである。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上説明した如き構造を有する
ものであるから、冷却器より滴下した除霜水が帰還路中
に浸入することなく、除霜水が冷蔵室に滴下するのを防
止できるものである。また、断熱シート等を用いること
なく帰還路の霜詰りを防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を備えた冷蔵庫の縦断面図である。
【図2】図1中の露受皿部付近の拡大図である。
【図3】従来例を示すもので露受皿部付近の拡大図であ
る。
【符号の説明】
1…冷蔵庫本体 2…冷凍室 3…冷蔵室 4,5…扉 6…内箱 7…断熱材 8…外箱 9…区画壁 10…冷却器 11…仕切板 12…吹出口 13…吸込口 14…吐出口 15…除霜用管ヒータ 16…露受皿 17…帰還路 18…屋根 18a…ヒレ状の水切り 19…送風機 20…ファン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露受皿の壁面を利用し、露受皿と一体に設
    けた冷気帰還路の開口部上端に位置する所に露受皿中央
    側に突出する屋根を露受皿と一体に設け、屋根上面の水
    滴を帰還路内に滴下させない迄に上記屋根を帰還路に対
    し、オーバーラップさせると共に帰還路上方に位置する
    屋根先端にヒレ状の水切りを一体に設けたことを特徴と
    する冷蔵庫。
JP7366992A 1992-03-30 1992-03-30 冷蔵庫 Pending JPH05280853A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7366992A JPH05280853A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

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JP7366992A JPH05280853A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 冷蔵庫

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ID=13524885

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11211339A (ja) * 1998-01-30 1999-08-06 Toshiba Corp 冷蔵庫
WO2018025353A1 (ja) * 2016-08-03 2018-02-08 三菱電機株式会社 冷蔵庫
CN111417828A (zh) * 2017-12-06 2020-07-14 三菱电机株式会社 冰箱

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