JP3198567B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵室天井面と冷蔵室を
構成する背面、或いは側面が形成する稜線部を部分的に
断熱材側へ窪ませ、この窪ませた所に冷却室と冷蔵室を
結ぶ帰還風路口を臨ませた冷蔵庫に関するもの。
【0002】
【従来の技術】従来この種の構造を図4を用いて説明す
ると、22は冷蔵庫本体、この本体22は上部に冷凍室
23、下部に冷蔵室24を有している。25、26は上
記室23、24の前面開口部を閉塞する扉で、25は冷
凍室扉、26は冷蔵室扉、27は先の冷凍室23と冷蔵
室24を形成している内箱であり、29は外箱、28は
断熱材を示す。
【0003】30は冷凍室23と冷蔵室24とを区画す
区画壁、31は冷凍室23の背壁に設置された冷却器、
32はこの冷却器31と冷凍室23を仕切る仕切板、3
6は冷却器31下部に設置された輻射形の除霜用管ヒー
タ、37は上記冷却器31、除霜用管ヒータ36の下部
に設置された露受皿、図には示してないが除霜時この露
受皿37が受けた除霜水は導出部37aを経由して外部
に排出される。
【0004】38は上記露受皿37と一体に形成された
帰還風路である。この帰還風路38は図には示してない
が、冷蔵室24に強制循環された冷気の冷却器31下部
への戻り通風路であり、帰還風路38の一端である冷蔵
室24側への連結口は、前記冷蔵室24の天井面と背面
が形成する稜線部よりも庫内中心側に位置している。
【0005】尚、他方端は冷却器31の下部に位置して
いる。39は帰還風路38上部に設けられたカバー片、
40はこのカバー片39上面に貼られた断熱シート、こ
の断熱シート40付カバー片39により帰還風路38に
冷却器31より直下した冷気が帰還風路38に入るのを
防止している。41は冷蔵室24に図示してはないが、
棚リブ等によって取付けられた食品貯蔵庫用の棚であ
る。
【0006】尚、この種従来例には実公昭61−933
1号に示されるものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成を有する従
来冷蔵庫に於いては、次に記述する如き問題点があっ
た。棚41上に置かれた貯蔵物Yを内箱27の背壁面ま
で突き当てた場合、貯蔵物Yによって帰還風路38の開
口端38aが塞がれてしまう。即ち、貯蔵物Yの高さよ
りも若干低い場合、貯蔵物Yによって帰還風路38の開
口端38aが塞がれ、或いは塞がれなくとも風路抵抗を
大きくするため、冷蔵庫の機能を失ってしまうといった
要因になっていた。本発明はかかる点に鑑みてなされた
ものである。その目的は、冷気の循環を高くして冷却効
率の良い冷蔵庫を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、 貯蔵室
と、この貯蔵室の上方に設けられた冷凍室と、この冷凍
室の後部に設けられその内側に冷却器が配置された冷却
器室と、前記冷却器の下方に設けられこの冷却器に付着
した霜が溶けた水を受ける露受部と、前記冷却器室の前
記冷却器下方であって前記露受部の上方に位置する開口
と前記貯蔵室の天井面または背面に設けられた凹部の凹
まされた面に設けられた開口とを連通して設けられ前記
貯蔵室内の空気が前記冷却器室に通流するための空気通
路とを備えた冷蔵庫により達成される。さらに、前記凹
部の凹まされた面に形成された傾斜面とを備えることに
より達成される。さらに、前記貯蔵室内に設けられ前記
凹まされた面の前記冷蔵庫前方側に配置された棚を備え
ることにより達成される。
【0009】
【作用】上記の構成により、貯蔵室に置かれた貯蔵物に
より、貯蔵室内の空気が戻る空気通路の開口が塞がれる
ことを抑制して、冷気の循環が行われ冷蔵庫の機能が保
たれる。
【0010】
【実施例】以下本発明の詳細を図に示す一実施例で説明
すると、図1は本発明の一実施例を備えた冷蔵庫の縦断
面図、図2は図1中の帰還風路部付近の拡大図である。
図3は図2のA−A断面である。図に於いて1は冷蔵庫
本体、この冷蔵庫本体1は内部に冷凍室2冷蔵室3を有
している。4、5は上記室3、4の前面開口部を閉塞す
る扉で、4は冷凍室扉、5は冷蔵室扉、6は上記室3、
4を形成する内箱を示す。
【0011】先の冷蔵庫本体1はこの内箱6、断熱材
7、外箱8等より構成されている。9は上記冷凍室3と
冷蔵室4間を区画する区画壁、10は冷却器で冷凍室2
の背壁部に設けられた冷却室に設置されている。11は
冷却器10を冷凍室2と仕切る仕切板、この仕切板11
には吹出口12、吸込口13が設けられている。19は
冷却器10の上部に設置された冷気循環用の送風機、2
0はそのファンで先の吹出口12に対向しており、冷却
器10を経た冷気を冷却室側から冷凍室2側に吹き出
す。
【0012】冷凍室2に吹出された冷気は冷凍室2を冷
却後、吸込口13より再び冷却器10を収納した冷却室
側に吸い込まれる。一方冷却器10を経た冷気の一部は
仕切板11に設けられた冷気通風路(図示せず)を経て
吐出口14より冷蔵室に至る。そして冷蔵室3を冷却後
矢印Pの如く循環し後述する帰還風路を経由して冷却器
10に戻る。
【0013】15は冷却器10の下部に設けられた輻射
形の除霜用管ヒータ、16は冷却器10及び除霜用管ヒ
ータ15の下部に設置された露受皿、この露受皿16は
冷却器10に付着した霜を先の除霜用管ヒータで溶した
際の除霜水を受ける。尚、露受皿16に溜る除霜水は図
には示してないが、露受皿16に設けた導水口16aを
経由して外部に排出される。
【0014】17は帰還風路である。この帰還風路17
は先の露受皿16と一体に形成されており、一方の開口
端17aは冷蔵室3の天井面と背面が形成する内箱6の
稜線部を部分的に断熱材7側に窪ませた内箱凹部6aに
臨んでいる。6bは前記内箱凹部6aの一部を形成する
冷蔵室3の背面側より緩い角度にて傾斜させた内箱凹部
の傾斜面である。この内箱凹部の傾斜面6bは先に述べ
た矢印Pの如き循環冷気を呼び込みやすいようにしたも
のである。6cは同じく内箱凹部の傾斜面であるが、棚
21を傾斜面途中に位置させた一実施例である。
【0015】また、前記帰還風路17の他の開口端17
bは上記露受皿16の後壁16b(断熱材7に通じてい
る壁)の途中に設けられた開口16cに接続されてい
る。したがって、先の帰還風路17は図にも示す如く断
熱材7中に位置する。換言するとこの帰還風路17の延
長線上は断熱材7であり冷却器10ではない。先に記述
した冷蔵室3の戻り冷気は、この帰還風路17の開口端
17aより吸い込まれ、他方開口17bより冷却器10
側に吸い込まれるものでるものである。
【0016】18は帰還風路17の一端が接続される露
受皿16の後壁16bに設けられた屋根である。この屋
根18は冷却器10より滴下する除霜水が帰還風路17
に入るのを防止するためのものである。勿論冷蔵庫運転
停止時冷却器10より降下する冷気が帰還風路17に入
るのもある程度阻止する。
【0017】かかる構成を有する冷蔵庫であった場合、
棚21上に置かれた貯蔵物Xを内箱6の背面まで突き当
てられた場合でも、帰還風路17の冷蔵室側の開口端1
7aを冷蔵室3の天井面と背面が形成する内箱6の稜線
部を部分的に断熱材7側に窪ませた所に設けたことによ
り、帰還風路17の冷蔵室側の開口端17aは貯蔵物X
により塞がれることはなく、その時の循環冷気は矢印
Q、R、Sの如き循環できるものであるから、塞がれる
までいかずとも前記帰還風路17の風路抵抗をそこなう
ことはないものとある。
【0018】また、冷蔵室3側を冷却した冷気を冷却器
10に戻す帰還風路17が、先ず冷却器10の投影面下
方にないことにより、冷却器10の除霜時、除霜水が帰
還風路17に入りにくいことは勿論、冷蔵庫の運転停止
時冷却器10より降下した冷気が帰還風路17にダイレ
クトに入るということはないものである。勿論この時、
屋根18は水滴、冷気の浸入を阻止するよう働くもので
ある。
【0019】一方冷蔵室側より自然対流により帰還風路
17に入る湿気を含んだ空気は帰還風路17の途中で冷
されることなく冷却器10に戻るものである。これは先
にも記述した如く帰還風路17が現場発泡の断熱材中に
埋没されているからである。
【0020】以上の理由により本発明の構成を有する冷
蔵庫であれば、先に記載した目的を確実に達成すること
ができるものである
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、冷気の循環を高くして
冷却効率の良い冷蔵庫を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を備えた冷蔵庫の縦断面図であ
る。
【図2】図1中の帰還風路部付近の拡大図
【図3】本発明の実施例を備えた冷蔵庫図2のA−A断
面図である。
【図4】従来例を示す帰還風路部付近の拡大図
【符号の説明】
1…冷蔵庫本体、2…冷凍室、3…冷蔵室、4、5…
扉、6…内箱、7…断熱材、8…外箱、9…区画壁、1
0…冷却器、11…仕切板、12…吹出口、13…吸込
口、14…吐出口、15…除霜用管ヒ−タ、16…露受
皿、17…帰還風路、18…屋根、19…送風機、20
…ファン、21…棚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−140282(JP,U) 実開 昭63−110886(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 17/08 304

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯蔵室と、この貯蔵室の上方に設けられた
    冷凍室と、この冷凍室の後部に設けられその内側に冷却
    器が配置された冷却器室と、前記冷却器の下方に設けら
    れこの冷却器に付着した霜が溶けた水を受ける露受部
    と、前記冷却器室の前記冷却器下方であって前記露受部
    の上方に位置する開口と前記貯蔵室の天井面または背面
    に設けられた凹部の凹まされた面に設けられた開口とを
    連通して設けられ前記貯蔵室内の空気が前記冷却器室に
    通流するための空気通路とを備えた冷蔵庫。
  2. 【請求項2】前記凹部の凹まされた面に形成された傾斜
    面を備えた請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】前記貯蔵室内に設けられ前記凹まされた面
    の前記冷蔵庫前方側に配置された棚を備えた請求項1ま
    たは2に記載の冷蔵庫。
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