JPH0527944U - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPH0527944U
JPH0527944U JP7614591U JP7614591U JPH0527944U JP H0527944 U JPH0527944 U JP H0527944U JP 7614591 U JP7614591 U JP 7614591U JP 7614591 U JP7614591 U JP 7614591U JP H0527944 U JPH0527944 U JP H0527944U
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JP
Japan
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coil
armature
assembly
iron core
permanent magnet
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Application number
JP7614591U
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English (en)
Inventor
匡央 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】接極子2や可動接点ばね4を絶縁固定体6によ
り保持する接極子組立体1と、スプール9にコイル10
を巻回しコ字形鉄心11を装着するとともに中央に永久
磁石13を挿入するコイル組立体8と、各種の端子16
〜18を備え且つコイル組立体8および接極子組立体1
を装着する絶縁体基台14とを有する。しかも、接極子
組立体1とコイル組立体8との間には、磁石用穴部19
やコ字形鉄心用穴部20を形成した絶縁板7を介在させ
る。 【効果】従来の継電器構造を変えることなく、絶縁板7
を介在させるだけでコイル10と接点3間の空間距離を
伸ばすことができ、絶縁耐圧を向上させることができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電磁継電器に関し、特にコイルと接点系間の絶縁構造を改良した電磁 継電器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電磁継電器は、コイル組立体と接極子組立体を絶縁体基台に搭載し、そ の上からカバーで覆っている。しかも、このカバーを覆った後、樹脂封止するこ とにより固定している。
【0003】 図5はかかる従来の一例を示す電磁継電器の分解斜視図である。図5に示すよ うに、この電磁継電器は、カバーについては省略しているが、主要な接極子組立 体1と、永久磁石13を装着するコイル組立体8と、各種接点16〜18を植設 した絶縁体基台14とを示している。コイル組立体8はコイル10を巻回したコ イルスプール9と、このコイルスプール9に装着されたコ字状鉄心11と、この 鉄心11に磁極が接触するように配置された永久磁石13と、コイル端子12と を有し、永久磁石13および鉄心6を一体的に固着して形成される。また、接極 子組立体1は両端部が鉄心11の両端部に対向するように配置された接極子2と 、この接極子2の両端部がコ字形鉄心11の両端部に接触・開離するシーソー動 作を行うのを支持するヒンジばね部5と、接極子2のシーソー動作に連動し可動 接点3を先端に形成した可動接点ばね4とを絶縁固定体6で一体固定して形成さ れる。更に、絶縁体基台14は上部が開口し底面に穴部を形成した箱型形状を有 すると共に、その開口部にコイル組立体8を配置し且つ永久磁石13が接極子2 のシーソー動作の支点となるように接極子組立体1を配置したとき可動接点ばね 4の可動接点3に対向する固定接点15を有する固定接点端子16と、接極子組 立体1を形成するヒンジばね部5の一端に接続される中立端子17と、コイル端 子12に接続されるコイル導出端子18とを植設して構成される。ここで、実際 の電磁継電器はコイル組立体8及び接極子組立体1を配設した絶縁体基台14に カバー(図示省略)を被せる。そして、絶縁体基台14に対向するコイルスプー ル9の底部に溝部を形成しているので、カバーの開口部を封止剤により封止・固 着する。
【0004】 図6は図5に示す電磁継電器の正面断面図である。図6に示すように、従来の 電磁継電器はコイル10と可動接点ばね4等の接点系との間には何もないものが 多い。従って、コイル10と接点系との絶縁性は空間のみに頼っている。また、 コイル10と接点系との絶縁性を初めから考えた電磁継電器は、絶縁体基台14 にあらかじめ絶縁用の遮蔽板を設けることにより絶縁性を高めている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の電磁継電器は、外形寸法上の制約からコイルと接点系の距離に 限界があり、その距離によって絶縁特性が決められているので、十分な絶縁耐圧 を得ることが出来ないという欠点がある。また、従来の電磁継電器は高絶縁化す ると、絶縁体基台にあらかじめ絶縁用の遮蔽板を設けるので、汎用性がなく廉価 に製造出来ないという欠点もある。
【0006】 本考案の目的は、かかる従来の継電器構造を変えることなく、コイルと接点間 の絶縁耐圧を向上させることのできる電磁継電器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の電磁継電器は、コイルを巻回したコイルスプールと前記コイルスプー ルに装着したコ字状鉄心と前記コ字形鉄心に磁極が接触するように配置された永 久磁石とを備えたコイル組立体と、両端部が前記コ字形鉄心の両端部に対向する ように配置された接極子と前記接極子の両端部が前記コ字形鉄心の両端部に接触 ・開離するためのシーソー動作を支持するヒンジばね部と前記接極子のシーソー 動作に連動する可動接点ばねとを絶縁固定体で一体固定した接極子組立体と、開 口部に前記コイル組立体を配置し且つ前記永久磁石が前記接極子のシーソー動作 の支点となるように前記接極子組立体を配置したときに前記可動接点ばねの可動 接点に対向する固定接点を有する固定接点端子と前記接極子組立体の前記ヒンジ ばね部の一端に接続される中立端子とを植設した絶縁体基台とを備え、前記コイ ル組立体と前記接極子組立体との間に、前記固定接点端子と前記コ字形鉄心の両 端部および前記永久磁石を突出させる穴部および切欠きを形成した単体の絶縁板 又は絶縁フィルムを配置して構成される。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0009】 図1は本考案の一実施例を示す電磁継電器の分解斜視図である。図1に示すよ うに、本実施例は接極子2と可動接点3が先端に形成された可動接点ばね4をヒ ンジばね部5とともに絶縁固定体6に一体固定してなる接極子組立体1を有する 。この接極子組立体1は平板状の絶縁板7と永久磁石13を介して、コイルスプ ール9にコイル10を巻回し且つコ字形鉄心11を装着するとともにコイル端子 12を植設してなるコイル組立体8上に載置される。絶縁板7には、永久磁石1 3を突出させるための磁石用穴部19と、コ字形鉄心11の両端を突出させるた めの鉄心用穴部20とが形成されている。また、この絶縁板7の四隅は、固定接 点を配置するために切欠いてある。更に、これら接極子組立体1およびコイル組 立体8は固定接点15を有する固定接点端子16と中立端子17およびコイル導 出端子18を植設した絶縁体基台14に搭載される。特に、本実施例はコ字状鉄 心11に磁極が接触するように配置された永久磁石13とこの永久磁石13およ び鉄心11を一体的に固着するコイルスプール9とを有するコイル組立体8と、 両端部がコ字形鉄心11の両端部に対向するように配置された接極子2とこの接 極子2の両端部が鉄心11の両端部に接触・開離するシーソー動作を行うのを支 持するヒンジばね部5と接極子2のシーソー動作に連動する可動接点ばね4とを 絶縁固定体6で一体固定した接極子組立体1との間の空間に、接点系である可動 接点ばね4とコイル10の間を塞ぐように、単体の絶縁板7又は絶縁フィルムを 挿入している。尚、絶縁板7は前述したように、固定接点端子16,鉄心11の 両端部および永久磁石13のみをその上部に突出させる。
【0010】 図2(a),(b)はそれぞれ図1に示す電磁継電器の正面断面図およびその A−A断面図である。図2(a),(b)に示すように、この絶縁板7又は絶縁 フィルムを設けることにより、コイル10と接点系4の空間距離21は従来の倍 以上になり、絶縁性が向上する。
【0011】 図3は本考案の他の実施例を説明するための電磁継電器における絶縁板の斜視 図である。図3に示すように、本実施例の全体構造は前述した図1の一実施例と 同様であり、異なる点は絶縁板7の構造を変えたことにある。すなわち、本実施 例は上面に磁石用穴部19および鉄心用穴部20を形成したコ字形の絶縁板22 を用いることにより、コイル10と接点系4の空間距離21をさらにのばすこと になり、絶縁性を向上させることができる。
【0012】 図4は本考案におけるコイルと接点系間の絶縁耐圧特性図である。図4に示す ように、従来の特性Aに対し、前述した一実施例の特性Bおよび前述した他の実 施例の特性Cは30〜50%も絶縁耐圧が向上する。従って、本考案を実施する ことにより、コイル10と接点系4の絶縁性が向上することが分かる。しかも、 継電器の構造としては、変えないで済む。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の電磁継電器は、コイル系と接点系との間に単体 の絶縁板又は絶縁フィルムを挿入し且つ固定端子や鉄心の両端部および永久磁石 のみを上部に出る構成とする絶縁板又は絶縁フィルムを使用することにより、容 易にコイル系と接点系との絶縁性耐圧を向上でき、しかも従来の部品に手を加え ることもなく廉価で信頼性を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電磁継電器の分解斜視
図である。
【図2】図1に示す電磁継電器の正面断面およびそのA
−A断面を表わす図である。
【図3】本考案の他の実施例を説明するための電磁継電
器における絶縁板の斜視図である。
【図4】本考案におけるコイル・接点系間の絶縁耐圧特
性図である。
【図5】従来の一例を示す電磁継電器の分解斜視図であ
る。
【図6】図5に示す電磁継電器の正面断面図である。
【符号の説明】
1 接極子組立体 2 接極子 3 可動接点 4 可動接点ばね 5 ヒンジばね部 6 絶縁固定体 7,22 絶縁板 8 コイル組立体 9 コイルスプール 10 コイル 11 鉄心 12 コイル端子 13 永久磁石 14 絶縁体基台 15 固定接点 16 固定接点端子 17 中立端子 18 コイル導出端子 19 磁石用穴部 20 鉄心用穴部 21 空間距離

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻回したコイルスプールと前記
    コイルスプールに装着したコ字状鉄心と前記コ字形鉄心
    に磁極が接触するように配置された永久磁石とを備えた
    コイル組立体と、両端部が前記コ字形鉄心の両端部に対
    向するように配置された接極子と前記接極子の両端部が
    前記コ字形鉄心の両端部に接触・開離するためのシーソ
    ー動作を支持するヒンジばね部と前記接極子のシーソー
    動作に連動する可動接点ばねとを絶縁固定体で一体固定
    した接極子組立体と、開口部に前記コイル組立体を配置
    し且つ前記永久磁石が前記接極子のシーソー動作の支点
    となるように前記接極子組立体を配置したときに前記可
    動接点ばねの可動接点に対向する固定接点を有する固定
    接点端子と前記接極子組立体の前記ヒンジばね部の一端
    に接続される中立端子とを植設した絶縁体基台とを備
    え、前記コイル組立体と前記接極子組立体との間に、前
    記固定接点端子と前記コ字形鉄心の両端部および前記永
    久磁石を突出させる穴部および切欠きを形成した単体の
    絶縁板又は絶縁フィルムを配置したことを特徴とする電
    磁継電器。
JP7614591U 1991-09-24 1991-09-24 電磁継電器 Pending JPH0527944U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001048778A1 (fr) * 1999-12-24 2001-07-05 Takamisawa Electric Co., Ltd. Relais polaire

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WO2001048778A1 (fr) * 1999-12-24 2001-07-05 Takamisawa Electric Co., Ltd. Relais polaire

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