JPH05278894A - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JPH05278894A
JPH05278894A JP4080600A JP8060092A JPH05278894A JP H05278894 A JPH05278894 A JP H05278894A JP 4080600 A JP4080600 A JP 4080600A JP 8060092 A JP8060092 A JP 8060092A JP H05278894 A JPH05278894 A JP H05278894A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper sheet
duct
belt
conveyor belt
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP4080600A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Yokomori
聡 横森
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05278894A publication Critical patent/JPH05278894A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送られてきた用紙の先端を確実に吸着するこ
とにより、カールした用紙であっても確実に搬送するこ
とができる用紙搬送装置を提供する。 【構成】 複数の孔を有した無端状の搬送ベルトと、こ
の搬送ベルトを支持するとともに駆動するローラ対と、
前記搬送ベルトと前記ローラ対とによって形成される空
間内に設けられ前記搬送ベルトに設けられている孔を通
して前記搬送ベルト外表面からの空気を吸引する第1の
吸引手段と、前記搬送ベルトと前記ローラ対とによって
形成される空間内で前記第1の吸引手段よりも用紙搬送
方向上流に設けられ前記搬送ベルトに設けられている孔
を通して前記搬送ベルト外表面からの空気を吸引する第
2の吸引手段とを有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写機等におい
て用紙を搬送するための用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機において複写を行う場合、原稿の
画像を露光走査して感光体ドラム上に静電潜像を形成
し、この静電潜像に対してトナーを供給することによっ
て前記原稿画像のトナー像を形成し、この原稿画像のト
ナー像を用紙に対して転写した後、定着することによっ
て原稿画像の複写物を得る。このような複写機において
は、原稿画像のトナー像が転写された用紙を載置して、
転写装置から定着装置まで搬送する図4に示すような搬
送装置が設けられている。
【0003】従来の搬送装置50は、駆動ローラ51
と、支持ローラ52と、前記2つのローラ間に掛け渡さ
れた無端状の搬送ベルト53と、前記ローラ51、52
と搬送ベルト53とによって形成された空間に設けられ
たダクト54とからなる。前記搬送ベルト53には複数
の孔が設けられている。前記ダクト54は、前記ローラ
51、52と搬送ベルト53とによって形成された空間
と同等の大きさの略直方体の形状を有し、そのうち搬送
装置50の用紙搬送面側の面全体が開口している。ま
た、ダクト54は図示しない吸引ファンに接続されてい
る。
【0004】用紙を搬送するとき、駆動ローラ51が駆
動されることによって搬送ベルト53が回転される。ま
たこれと同時に図示しない吸引ファンが駆動されること
によってダクト54内の空気が外部に吸引される。これ
によって搬送ベルト53の表面から、搬送ベルト53に
設けられた孔を通ってダクト54への空気の流れが生
じ、用紙が搬送ベルト53へと吸着される。そして用紙
は搬送ベルト53に吸着されたまま定着装置へ搬送され
る。
【0005】このような搬送装置50を用いて用紙を搬
送する場合、図5(a)に見られるように、転写装置か
ら用紙が若干カールして搬送装置50へと送られてくる
場合がある。このとき従来の搬送装置においては、図5
(b)に見られるように、搬送ベルト53の孔からダク
ト54へ向かう空気の流れ(図中矢印にて示す)が生じ
ているので、用紙の先端を搬送ベルト53に吸着しよう
とする。しかしながら、従来の搬送装置50において
は、ダクト54の室全体が吸引されているので、用紙が
吸着されることによってダクト54上部の搬送ベルト5
3上の孔を塞がれた場合、図5(c)に見られるよう
に、塞がれた部分からの空気の流入がなくなる代わりに
他の部分からの空気の流入量が増える。その結果、用紙
先端に対する十分な吸引力が得られなくなってしまう。
そのため、用紙先端は再び搬送ベルト53から離れ、用
紙先端が吸着されないまま搬送されて、図5(d)に見
られるように、用紙が定着装置に正しく送り込まれず、
用紙詰まりを起こしてしまう虞があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
用紙搬送装置においては、カールした用紙を搬送する際
に用紙の先端に対する十分な吸着力を得ることができ
ず、カールした用紙を正常に搬送することができないと
いう問題点があった。
【0007】そこで本発明は、送られてきた用紙の先端
を確実に吸着することにより、カールした用紙であって
も確実に搬送することができる用紙搬送装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の用紙搬送装置は、複数の孔を有した無端状の
搬送ベルトと、この搬送ベルトを支持するとともに駆動
するローラ対と、前記搬送ベルトと前記ローラ対とによ
って形成される空間内に設けられ前記搬送ベルトに設け
られている孔を通して前記搬送ベルト外表面からの空気
を吸引する第1の吸引手段と、前記搬送ベルトと前記ロ
ーラ対とによって形成される空間内で前記第1の吸引手
段よりも用紙搬送方向上流に設けられ前記搬送ベルトに
設けられている孔を通して前記搬送ベルト外表面からの
空気を吸引する第2の吸引手段とを有してなることを特
徴とする。
【0009】また本発明の用紙搬送装置は、複数の孔を
有した無端状の搬送ベルトと、この搬送ベルトを支持す
るとともに駆動するローラ対と、前記搬送ベルトと前記
ローラ対とによって形成される空間内に設けられ前記搬
送ベルトに設けられている孔を通して前記搬送ベルト外
表面からの空気を吸引する第1の吸引手段と、この第1
の吸引手段内の用紙搬送方向上流の端部に設けられ前記
搬送ベルトに設けられている孔を通して前記搬送ベルト
外表面からの空気を吸引する第2の吸引手段とを有して
なることを特徴とする。
【0010】
【作用】用紙が搬送されてきたとき、まず用紙搬送方向
上流に配置されている第2の吸引手段の作用によって用
紙の先端を搬送ベルト上に吸引する。これにより、用紙
先端が浮いたままにならないため、この第2の吸引手段
よりも用紙搬送方向下流に設けられている第1の吸引手
段が、確実に用紙を吸引することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の用紙搬送装置を複写機に適用
した一実施例について、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0012】図1は本実施例の複写機を概略的に示す内
部構成図である。複写機本体1の上面には、原稿を支承
する透明ガラス性の原稿台2が固定されている。この原
稿台2に載置された原稿は、露光ランプ4、ミラー5、
6、7からなる光学系が原稿台2の下面に沿って、矢印
a方向に往復動されることにより露光走査される。この
場合、ミラー6、7は光路長を保持するよう、ミラー5
の移動速度の1/2の移動速度にて移動される。上記光
学系の走査による原稿からの反射光、つまり露光ランプ
4の光照射による原稿からの反射光は上記ミラー5、
6、7によって反射された後、変倍用レンズブロック8
を通り、さらにミラー9によって反射されて感光体ドラ
ム10の表面に結像される。
【0013】上記感光体ドラム10は図示矢印c方向に
回転され、まず、帯電チャージャ11によって表面が帯
電される。この後、露光部Phにおいて原稿の画像がス
リット露光されることにより、感光体ドラム10表面に
静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器12に
よってトナーが供給されることにより現像され可視像化
される。
【0014】一方、被画像形成材としての用紙Pは、上
段給紙カセット13もしくは下段給紙カセット14か
ら、送出ローラ15もしくは16によって一枚ずつ取出
され、この取出された用紙Pは用紙案内路17もしくは
18を通って、レジストローラ対19へ案内され、この
レジストローラ対19によって転写部へ送られる。ここ
で、上記給紙カセット13、14は本体1の右側下端部
に着脱自在に設けられており、いずれか一方が選択でき
るものである。
【0015】上記転写部に送られた用紙Pは、転写チャ
ージャ20と感光体ドラム10との間で感光体ドラム1
0の表面と密着され、上記転写チャージャ20の作用に
より感光体ドラム10上のトナー像が転写される。トナ
ー像の転写された用紙Pは、剥離チャージャ21の作用
で感光体ドラム10から剥離され、搬送装置22によっ
てその終端部に設けられた定着器としての定着ローラ対
23に搬送される。そして、ここを通過することにより
トナー像が定着され、定着後の用紙Pは、排紙ローラ対
24によって本体1外のトレイ25に排出される。
【0016】また、転写後の感光体ドラム10はクリー
ナ27で表面の残留トナーが除去され、さらに除電ラン
プ28によって残像が消去されることにより、初期状態
に復帰される。
【0017】ここで、前記搬送装置22は、駆動ローラ
22aと支持ローラ22bと搬送ベルト22cと第1ダ
クト22dと第2ダクト22eとからなる。また、前記
第1ダクト22dには第1吸引ファン26aが、第2ダ
クト22eには第2吸引ファン26bがそれぞれ接続さ
れている。これらの構成の詳細については、次に図2を
用いて詳述する。
【0018】図2に本実施例の複写機1の搬送装置22
の構成を示す。搬送ベルト22cは無端状であり、駆動
ローラ22aと支持ローラ22bとによって張設されて
いる。この搬送ベルト22cは例えばゴム製で、複数の
孔22g…を有している。駆動ローラ22aの軸上には
駆動用ギア22fが設けられており、この駆動用ギア2
2fが図示しない駆動機構に接続されることによって駆
動ローラ22aは図示矢印A方向に回転される。これに
よって搬送ベルト22cは図示矢印C方向に移動され、
この搬送ベルトcの移動に伴って支持ローラ22bが図
示矢印B方向に回転する。
【0019】前記駆動ローラ22aと支持ローラ22b
と搬送ベルト22cとによって囲まれる空間には、第1
ダクト22dが配置されている。この第1ダクト22d
は、前記ローラ22a、22bと搬送ベルト22cとに
よって形成された空間と同等の大きさの略直方体の形状
を有しており、そのうち搬送装置22の用紙搬送面側の
面全体が開口している。この第1ダクト22dは前記第
1吸引ファン26aに接続されている。
【0020】前記第1ダクト22d内の、用紙搬送方向
において最も上流に位置する部分には、第1ダクト22
dとは完全に独立した第2ダクト22eが設けられてい
る。この第2ダクト22eは搬送ベルトのほぼ中央に位
置する部分に開口部を有している。また第2ダクト22
eは前記第2吸引ファン26bに接続されている。
【0021】上記搬送装置22で用紙Pを搬送する様子
について図3を参照して説明する。ここで、第1ダクト
22d及び第2ダクト22eに生じる吸引力を図中矢印
で示す。前述したように用紙Pは、転写チャージャ20
の作用により感光体ドラム10上のトナー像が転写され
た後、剥離チャージャ21の作用により感光体ドラム1
0から剥離されて搬送装置22へと送られる。このと
き、搬送ベルト22cの孔22gを通って第2ダクト2
2eに向かう空気の流れが形成されているので、用紙P
の先端が第2ダクト22eの上部に達したとき、用紙P
の先端は搬送ベルト22cへと吸引される(図3(a)
参照)。
【0022】その後、用紙Pの先端は第2ダクト22e
上の搬送ベルト22cに吸着されるが、第2ダクト22
eは専用の第2吸引ファン26bによって吸引されてい
るので、用紙Pが吸着することによっても吸引力が減衰
することなく常に変わらない吸引力で用紙Pを吸引す
る。これによって用紙Pの先端は確実に搬送ベルト22
c上に吸着される(図3(b)参照)。
【0023】先端部が搬送ベルト22cに吸着された用
紙Pは搬送ベルト22cの移動にともなってさらに搬送
されるが、このとき、用紙Pの一部は前述した第2ダク
ト22eに吸引されているから、いったん吸着された用
紙Pが搬送ベルト22cから離れることがなく、用紙P
が第1ダクト22d上に達したときに第1ダクト22d
からの吸引力を受けることになる。すなわち、用紙Pは
その全体が搬送ベルト22cにしっかりと吸着されたま
ま定着装置23へと搬送され、用紙Pは定着装置23内
に導かれる(図3(c)参照)。
【0024】以上説明したように本実施例の複写機1に
おける搬送装置22によれば、トナー像を転写されて送
られてきた用紙Pの先端を確実に搬送ベルト22cへ吸
着することができるので、用紙P全体を搬送ベルト22
cに吸着させた状態で搬送することができる。そのた
め、カールした用紙でもジャムすることなく確実に定着
装置23へと送り込むことができ、複写機の信頼性が向
上する。
【0025】また上記実施例では搬送ベルト22cは複
数の孔22gを有しているものとして説明したが、これ
に限らず通気性の材質からなるものであればよい。ま
た、搬送装置22のダクトの数は2個以上であっても、
本願発明の効果を得ることを何等さまたげない。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の用紙搬送装
置は、送られてきた用紙の先端を確実に吸着することが
できるので、カールした用紙であっても確実に搬送する
ことができ、用紙詰まりが発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の複写機の内部構成の概略図である。
【図2】本実施例の複写機の搬送装置の構成図である。
【図3】本実施例の複写機の搬送装置の動作を説明する
ための図である。
【図4】従来の用紙搬送装置の構成図である。
【図5】従来の用紙搬送装置の動作を説明するための図
である。
【符号の説明】
1…複写機本体 2…原稿台 22…搬送装置 22c…搬送ベルト 22d…第1ダクト 22e…第2ダクト 22g…孔 23…定着装置 26a…第1吸引ファン 26b…第2吸引ファン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の孔を有した無端状の搬送ベルト
    と、 この搬送ベルトを支持するとともに駆動するローラ対
    と、 前記搬送ベルトと前記ローラ対とによって形成される空
    間内に設けられ前記搬送ベルトに設けられている孔を通
    して前記搬送ベルト外表面からの空気を吸引する第1の
    吸引手段と、 前記搬送ベルトと前記ローラ対とによって形成される空
    間内で前記第1の吸引手段よりも用紙搬送方向上流に設
    けられ前記搬送ベルトに設けられている孔を通して前記
    搬送ベルト外表面からの空気を吸引する第2の吸引手段
    とを有してなることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 複数の孔を有した無端状の搬送ベルト
    と、 この搬送ベルトを支持するとともに駆動するローラ対
    と、 前記搬送ベルトと前記ローラ対とによって形成される空
    間内に設けられ前記搬送ベルトに設けられている孔を通
    して前記搬送ベルト外表面からの空気を吸引する第1の
    吸引手段と、 この第1の吸引手段内の用紙搬送方向上流の端部に設け
    られ前記搬送ベルトに設けられている孔を通して前記搬
    送ベルト外表面からの空気を吸引する第2の吸引手段と
    を有してなることを特徴とする用紙搬送装置。
JP4080600A 1992-04-02 1992-04-02 用紙搬送装置 Pending JPH05278894A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4080600A JPH05278894A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 用紙搬送装置

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JP4080600A JPH05278894A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 用紙搬送装置

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JPH05278894A true JPH05278894A (ja) 1993-10-26

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ID=13722827

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4080600A Pending JPH05278894A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 用紙搬送装置

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JP (1) JPH05278894A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5921544A (en) * 1995-11-30 1999-07-13 Xerox Corporation Acquisition levitation transport device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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