JP2001163499A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001163499A
JP2001163499A JP34728299A JP34728299A JP2001163499A JP 2001163499 A JP2001163499 A JP 2001163499A JP 34728299 A JP34728299 A JP 34728299A JP 34728299 A JP34728299 A JP 34728299A JP 2001163499 A JP2001163499 A JP 2001163499A
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image forming
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forming apparatus
fixing
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JP34728299A
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English (en)
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Masatake Hayashi
昌毅 林
Takashi Watanabe
剛史 渡邉
Hisafumi Miyake
尚史 三宅
Akira Matayoshi
晃 又吉
Takateru Kamei
隆輝 亀井
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Kyocera Document Solutions Inc
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像汚染等による画像不具合を防止すること
ができる画像形成装置の分離装置を提供することであ
る。 【解決手段】 感光体31表面に現像されたトナー像を
所定の転写位置でシート部材の被転写面に転写する転写
装置35と、シート部材31に転写されたトナー像を所
定の定着位置で定着させる定着装置40と、転写位置の
近傍から定着位置40の近傍に至る搬送経路Lにおいて
シート部材31の被転写面の裏面側に設けられた搬送ガ
イド210,212と、前記転写位置の近傍から前記定
着位置の近傍に至る搬送経路L上のシート部材31に対
し、その被転写面側に気流を吹き付ける送風手段200
とを備える画像形成装置1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
を用いた複写機、ファクシミリ及びプリンタ等の画像形
成装置に用いられ、転写後のシート部材を感光体から分
離して定着装置に搬送する分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置としての複写機1
00は、図4に示すように、光導電性を有する感光体ド
ラム101の周囲に、この感光体ドラム101の回転方
向に沿って順に、コロナ放電によって感光体ドラム10
1の表面に所定電位を与える帯電装置102、所望の画
像に対応する光を照射することにより感光体ドラム10
1の表面電位を選択的に減衰させて静電潜像を形成する
露光装置103、感光体ドラム101の表面に形成され
た静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する
現像装置104、感光体ドラム101上に形成されたト
ナー像をシート部材上に転写する転写ローラ105、感
光体ドラム101の表面に残留したトナーを除去するク
リーニングブレード106及び、感光体ドラム101の
表面電荷をランプ光によって除電する除電装置107が
配置されている。前記転写ローラ105でトナー像が転
写されたシート部材は、分離爪112により感光体ドラ
ム101表面から分離され、熱ローラと加圧ローラより
構成される定着装置108で熱と圧力が加えられてトナ
ー像が定着された後に、排紙ローラ110によって排紙
トレイ111上に胴内排出されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような画像形成装
置においては、転写されたトナー像が定着される前のシ
ート部材は、トナー像が形成された被転写面側が案内ガ
イドに摺接すると、トナーが流れて画像が乱れてしまう
ことから、転写ローラ105から定着装置108に至る
搬送経路では、シート部材の非転写面の裏面側(図4で
は左側)にしか案内ガイドが設けられていない。しか
し、このために、この搬送経路上のシート部材は被転写
面側(図4では右側)に垂れやすい傾向があり、被転写
面側に垂れてしまうと、この搬送経路より非転写面(画
像形成面)側に配置された分離爪112の保持部分やク
リーニング装置106のトナー回収部等に接触して、転
写されただけで未定着のトナーがシート部材上で流れ、
画像不良を招く場合があった。
【0004】また、一旦分離爪112の保持部分等にシ
ート部材が接触すると、この分離爪112の保持部分等
にトナーが付着して、次に搬送されるシート部材を汚染
してしまうこともあった。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、転写後定着前のシート部材に画像汚染等による画像
不具合が生じることを防止することができる画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1は、感光体表面に現像されたトナ
ー像を所定の転写位置でシート部材の被転写面に転写す
る転写装置と、シート部材に転写されたトナー像を所定
の定着位置で定着させる定着装置と、前記転写位置の近
傍から前記定着位置の近傍に至る搬送経路においてシー
ト部材の被転写面の裏面側に設けられた搬送ガイドと、
前記転写位置の近傍から前記定着位置の近傍に至る搬送
経路上のシート部材に対し、その被転写面側に気流を吹
き付ける送風手段とを備えたことを特徴とする画像形成
装置として構成されている。
【0007】上記構成によれば、転写後のシート部材は
分離爪により感光体から分離される。そして、シート部
材は感光体の転写域から定着装置に至る搬送経路を搬送
されるときに送風手段から発生する気流が気流案内路を
通してシート部材の非転写面に向かって吹き付けられる
ことにより垂れることなく定着装置に向かって確実に案
内され搬送される。
【0008】さらに、前記搬送経路は略縦方向である
(請求項2)。
【0009】さらに、前記送風手段は、気流発生手段
と、前記気流発生手段が発生する風の少なくとも一部を
前記転写位置の近傍から前記定着位置の近傍に至る搬送
経路に案内する気流案内路とを備えた(請求項3)の
で、気流発生手段が発生する風は気流案内路によって前
記転写位置の近傍から前記定着位置の近傍に至る搬送経
路に案内される。
【0010】さらに、前記気流発生手段は画像形成装置
内の冷却装置を兼用した(請求項4)ので、余分に送風
手段を設けることなく画像形成装置内冷却用のファンを
兼用構成できて装置の小型化を達成できる。
【0011】さらに、前記気流発生手段が発生する風の
一部を、前記感光体を所定電位に帯電させる帯電装置へ
案内する帯電装置用気流案内路を備えた(請求項5)の
で、帯電装置で発生するオゾン、NOxが除去される。
【0012】さらに、前記転写位置よりシート部材搬送
方向下流側において、前記感光体からシート部材を分離
させるように、前記感光体表面に近接して設けられた分
離爪を備えた(請求項6)ので、転写位置よりシート部
材搬送方向下流側において、シート部材は分離爪により
感光体から分離される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下においては、まず、本発明に
かかる画像形成装置を複写機に適用した一実施形態の全
体的な構成について説明した後、本発明の特徴部分にか
かる構成、即ち分離装置について説明する。
【0014】図1は、本発明にかかる画像形成装置を複
写機に適用した一実施形態の全体断面図である。図1に
おいて、複写機1は、装置本体2と、装置本体2の上部
に開閉自在に装着された原稿押え3とを有している。こ
の装置本体2には、下部に配設された給紙部10と、こ
の給紙部10の上方に配設されたシート部材搬送部20
と、このシート部材搬送部20の上方に配設された画像
形成部30と、この画像形成部30よりもシート部材搬
送方向下流側に配設された定着装置40と、これらの画
像形成部30及び定着装置40の上方に配設された光学
系部材などからなる画像読取部50とを備えている。
【0015】給紙部10は、給紙カセット11または1
2に積層載置されたシート部材13を、円弧外周部(略
半円形状)を有する給紙ローラ14の回転動作によって
給紙カセット11または12の出口側(図1の左側)に
送り出すとともに、給紙カセット11,12の幅方向両
端上部にそれぞれ設けられたさばき爪(図示せず)によ
ってさばくことにより、最上位置のシート部材13を1
枚ずつシート部材搬送部20側に給紙するようになって
いる。
【0016】シート部材搬送部20は、給紙部10から
給紙されたシート部材13を搬送ローラ対21及びレジ
ストローラ対22などによって画像形成部30に向けて
搬送するようになっている。また、シート部材搬送部2
0は、画像形成部30で画像形成がなされたシート部材
13を定着位置に設けられた定着装置40から排出ロー
ラ対24側に案内し、さらに、シート部材13を排出ロ
ーラ対24によって排出トレイ25上に排出するように
なっている。
【0017】画像形成部30は、電子写真プロセスによ
って感光体ドラム31上に所定のトナー像を形成し、そ
れを転写位置においてシート部材13上に転写するもの
である。画像形成部30の構成は、回転可能に軸支され
た光導電性を有する感光体ドラム31と、この感光体ド
ラム31の周囲にその回転方向に沿って、帯電装置3
2、露光装置33、現像装置34、転写装置35、分離
装置23(図2参照)、クリーニング装置36及び除電
ランプ37とを備えている。
【0018】露光装置33は、後述する画像読取部50
によって読み取られた原稿の画像データに応じて強弱が
付けられたレーザ光Rを、レーザ発光器331から出力
してポリゴンミラー332及び反射鏡333を介して感
光体ドラム31上に照射するようになっている。この照
射されたレーザ光Rにより、感光体ドラム31の表面電
位を選択的に減衰させて、この感光体ドラム31の表面
に、原稿画像データに応じた静電潜像を形成させるもの
である。この光照射は、ポリゴンミラー332によっ
て、帯電装置32と現像装置34の間の露光域へ、回転
する感光体ドラム31の幅方向に繰り返して走査され
る。
【0019】現像装置34は、レーザ光Rにより感光体
ドラム31上の正電荷の減少した(電位の減少した)静
電潜像の部分に、同極性即ち正帯電したトナーを付着さ
せるようになっている。これによって、感光体ドラム3
1上に形成されていた静電潜像がトナーにより現像され
て、感光体ドラム31の表面に可視像としてトナー像が
形成されるものである。なお、この現像方式は反転現像
方式と言われているものである。勿論、現像方式として
は、感光体の帯電極性と逆極性に帯電させたトナーを付
着させる所謂正規現像方式を採用するものであってもよ
い。
【0020】転写装置35は、感光体ドラム31の転写
域において非接触状態にて対向配置された転写ローラ3
51によって、シート部材13の裏面から負のコロナ放
電を行って、感光体ドラム31上に形成されているトナ
ー像を静電的にシート部材13上に転写させるようにな
っている。
【0021】クリーニング装置36はクリーニングブレ
ードにより転写後の感光体ドラム31の表面に付着して
いる残留トナーをその先端部で掻き落とすものである。
【0022】除電ランプ37は、感光体ドラム31の長
手方向(幅方向)に亘って複数個のLEDランプが1列
または複数列に並んたアレイ状に構成されている。この
除電ランプ37は、ランプ光を感光体ドラム31の表面
上に照射して、感光体ドラム31の表面の残留電荷を除
去するものである。
【0023】定着装置40は、この画像形成部30のシ
ート部材搬送方向の下流側に配置され、画像形成部30
においてトナー像が転写されたシート部材13を、加熱
ローラ41と、この加熱ローラ41に押し付けられる加
圧ローラ42とで挟持して熱加圧し、シート部材13上
にトナー像を溶着させて定着させるものである。
【0024】画像読取部50は、コンタクトガラス51
上に載置された原稿に、露光ランプ52から光を照射
し、その反射光を反射鏡53,54,55、さらにレン
ズ56を介してCCDラインセンサ等からなる光電変換
部57に導くことにより、原稿の画像情報を読み取るも
のである。なお、露光ランプ52及び反射鏡53は走査
動作部を構成しており、この走査動作部が、所定の速度
で図1の左右方向に移動することにより、コンタクトガ
ラス51上に載置された原稿の全面を走査し、原稿全面
の画像情報を読み取ることができるようになっている。
【0025】次に図2は本発明の特徴部分にかかる分離
装置23の構成について説明する図であり、図3は感光
体と分離装置を示す斜視図であり、以下、同図に基づい
て詳述する。なお、図3においては、左端に備えられて
いる分離爪231はその構成を明瞭にするため、一部破
断して表現している。
【0026】分離装置23は前記転写位置より若干下流
側に配置されており、分離爪231が前記クリーニング
装置36のトナー受け部側面364の幅方向に3個等間
隔を有して設けられている。分離爪231はホルダー2
30に装着されていて、このホルダー230が前記側面
364に螺子235により固定されている。そして、分
離爪231は支持軸231aを中心としてコイルばね2
32が分離爪231の後端部231bを反時計回り方向
(図2参照)に付勢されており、従って分離爪231の
先端は感光体ドラム31の周面に摺接している。なお、
分離爪231のシート部材搬送方向若干下流側には、先
端が尖閣状の星型回転部材234が軸234aにより回
転自在にホルダー230に支持されており、分離爪23
1により感光体ドラム31から分離されたシート部材1
3が下流側に搬送される際にこの星型回転部材234に
接触すると、星型回転部材234が従動回転するように
構成されている。
【0027】感光体ドラム31の転写域を通過したシー
ト部材13は感光体ドラム31の直径φ=30mmに形
成されていることにより、通常その曲率によって自然に
感光体ドラム31から分離されるものである(一般に曲
率分離と称されている。)。しかしながら、分離爪23
1が設けられていなければ、シート部材13は1/10
00程度の頻度で感光体ドラム31に吸着した(巻きつ
いた)状態で感光体ドラム31とともにに搬送されるた
め、確実に感光体ドラム31から分離するために分離爪
231の転写位置の若干下流側に設けられている。星型
回転部材234の設けられている目的は分離爪231に
よる分離後、シート部材13が被転写面側(図2におい
て右側)への垂れ防止であって、これは保証機構であ
る。
【0028】また、画像形成装置本体2には、感光体ド
ラム31と定着装置40間の右側方にはファン(気流発
生手段)202から構成される送風手段200が設けら
れている。そして送風手段200から発生する気流を搬
送経路Lにおいてシート部材13の非転写面に向かって
案内する気流案内路として機能するダクト204とが設
けられている。なお、送風手段200は画像形成装置本
体2の前記露光装置33を主に冷却するための冷却装置
と兼用構成されているものである。
【0029】さらに、搬送経路Lに送り込まれた空気を
定着装置40周辺部分から排気するための排気手段20
6が設けられている。この排気手段206は前記送風手
段200と搬送経路Lを挟んで略反対側でかつ、装置本
体の奥側に設けられており、排気ファン207と該排気
ファン207で吸引した空気を装置外へ排気するための
排気口208を有している。
【0030】さらに搬送経路Lには感光体ドラム31よ
り分離後のシート部材13を定着装置40へ案内するた
めの搬送ガイド210、212が上流側から下流側に連
続して配置されている。両搬送ガイド210、212に
は、該搬送ガイド210、212の右側方に存在する空
気を通過させるための通過孔210a、212aが形成
されている。
【0031】さらに、搬送ガイド212の右側には断面
略“く”の字状の案内ガイド25が設けられており、そ
の幅方向の所定位置には搬送路L側に突出するリブ25
aが設けられている。この案内ガイド25及びリブ25
aはシート部材13の被転写面側に設けられているもの
であって、シート部材13を定着装置40へ確実に案内
するために設けられている。即ちシート部材13の非転
写面に悪影響を及ぼすことを承知の上で紙詰りを防止す
ることを目的として設けられているものである。
【0032】上記した如く構成されていることによっ
て、感光体ドラム31の分離域において分離爪231に
より分離されたシート部材13は上方に向かって搬送さ
れ、仮に、若干右側に垂れても星型回転部材234に当
接すると、星型回転部材234の先端がシート部材13
の非転写面と転接することによりさらに上方に向かって
搬送される。このため、星型回転部材234の先端と転
接したシート部材13はさらに上方に向かって搬送さ
れ、搬送経路Lにおいて送風手段200により右から左
へ送風されることによって搬送ガイド210、212に
押えつけられて確実に定着装置40に向けて搬送され
る。ただし、風量、風速は未定着のシート部材13上の
画像に悪影響が出ない程度で右側にシート部材13が垂
れない程度に設定されている。
【0033】一方、シート部材13の搬送されていない
際にも、送風手段200からダクト204を介して、風
をシート部材13の非転写面に向けて送風しており前記
通過孔210a、212aを通過して送風され、排気手
段206の排気ファン207で空気が吸引され排気口2
08を介して装置外へ排気されるものである。
【0034】ところで、前記送風手段200からダクト
204を介して搬送経路L方向及び帯電装置37方向に
送風し、帯電装置において発生するNOx(窒素酸化
物)、オゾン等の生成物を排気ファン207で機外に排
気することが可能である。
【0035】さらに、定着装置40近傍で発生するシリ
カ(シリコン化合物)も排気手段206の排気ファン2
07より排気口208を介して機外へ排出している。
【0036】なお、排気口208には、図示していない
が、フィルターが設けられていて、装置外に前述したN
Ox(窒素酸化物)、オゾン等の生成物を吸収し装置外
に排気しないように対策している。
【0037】以上本発明の実施形態について詳述した
が、他の実施形態として以下のものであってもよい。
【0038】(1)本実施形態においては、シート部材
の搬送路が縦型搬送路であったが、横型搬送経路であっ
てもよい。
【0039】(2)本実施形態においては、画像形成装
置として、複写機を例示したが、プリンタ、ファクシミ
リ等に適用してもよい。
【0040】(3)本実施形態においては、転写位置の
若干下流側において分離爪を備えたものを例示したが、
分離爪を具備せず感光体の曲率分離だけとしてもよい。
【0041】(4)本実施形態においては、気流発生手
段は画像形成装置内の冷却装置を兼用したものを例示し
たが、冷却装置とは別途に気流発生手段を具備させるも
のであってもよい。
【0042】(5)本実施形態においては、送風手段
は、気流発生手段と、気流発生手段が発生する風を転写
位置の近傍から定着位置の近傍に至る搬送経路に案内す
る気流案内路とを備えたものであったが、気流発生手段
を転写位置から定着位置に至る搬送経路の近傍に設ける
ことにより気流案内路を具備する必要はない。
【0043】
【発明の効果】以上のように請求項1によれば、感光体
表面に現像されたトナー像を所定の転写位置でシート部
材の被転写面に転写する転写装置と、シート部材に転写
されたトナー像を所定の定着位置で定着させる定着装置
と、前記転写位置の近傍から前記定着位置の近傍に至る
搬送経路においてシート部材の被転写面の裏面側に設け
られた搬送ガイドと、前記転写位置の近傍から前記定着
位置の近傍に至る搬送経路上のシート部材に対し、その
被転写面側に気流を吹き付ける送風手段とを備えたこと
を特徴とする画像形成装置として構成されている。
【0044】上記構成によれば、転写後のシート部材は
分離爪により感光体から分離される。そして、シート部
材は感光体の転写域から定着装置に至る搬送経路を搬送
されるときに送風手段から発生する気流が気流案内路を
通してシート部材の非転写面に向かって吹き付けられる
ので垂れることなく確実に定着装置に向かって案内され
る。
【0045】また、前記搬送経路は略縦方向である(請
求項2)ので、装置本体全体を小型化することができ
る。
【0046】また、前記送風手段は、気流発生手段と、
前記気流発生手段が発生する風の少なくとも一部を前記
転写位置の近傍から前記定着位置の近傍に至る搬送経路
に案内する気流案内路とを備えた(請求項3)ので、気
流発生手段が発生する風は気流案内路によって前記転写
位置の近傍から前記定着位置の近傍に至る搬送経路に案
内される。このため、画像形成装置内における気流発生
手段、気流案内路のレイアウトの自由度が高まる。
【0047】また、前記気流発生手段は画像形成装置内
の冷却装置を兼用した(請求項4)ので、余分に送風手
段を設けることなく画像形成装置内冷却用のファンを兼
用構成できて装置の小型化、低コスト化を達成できる。
【0048】また、前記気流発生手段が発生する風の一
部を、前記感光体を所定電位に帯電させる帯電装置へ案
内する帯電装置用気流案内路を備えた(請求項5)の
で、帯電装置で発生するオゾン、NOxを除去すること
ができる。
【0049】さらに、前記転写位置よりシート部材搬送
方向下流側において、前記感光体からシート部材を分離
させるように、前記感光体表面に近接して設けられた分
離爪を備えた(請求項6)ので、転写位置よりシート部
材搬送方向下流側において、シート部材は分離爪により
確実に感光体から分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像形成装置を複写機に適用し
た一実施形態の全体断面図である。
【図2】本発明の要部の拡大図である。
【図3】感光体と分離装置を示す斜視図である。
【図4】従来の画像形成装置を示す図である。
【符号の説明】
1 複写機(画像形成装置) 2 装置本体 13 シート部材 23 分離装置 31 感光体ドラム(感光体) 35 転写装置 37 帯電装置 40 定着装置 200 送風手段 202 ファン(気流発生手段) 204 ダクト(気流案内路) 210,212 搬送ガイド 231 分離爪 L 搬送経路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/20 G03G 21/00 538 21/00 538 534 (72)発明者 又吉 晃 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 亀井 隆輝 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 Fターム(参考) 2H027 JA02 JA11 JB11 JB16 JC02 2H032 BA30 DA12 DA15 3F049 DA12 FA05 LB03 3F053 AA19 LA02 LA05 LA07 LB03 3F101 FB08 FC09 LA02 LB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体表面に現像されたトナー像を所定
    の転写位置でシート部材の被転写面に転写する転写装置
    と、 シート部材に転写されたトナー像を所定の定着位置で定
    着させる定着装置と、 前記転写位置の近傍から前記定着位置の近傍に至る搬送
    経路においてシート部材の被転写面の裏面側に設けられ
    た搬送ガイドと、 前記転写位置の近傍から前記定着位置の近傍に至る搬送
    経路上のシート部材に対し、その被転写面側に気流を吹
    き付ける送風手段と、を備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送経路は略縦方向であることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置
  3. 【請求項3】 前記送風手段は、気流発生手段と、前記
    気流発生手段が発生する風の少なくとも一部を前記転写
    位置の近傍から前記定着位置の近傍に至る搬送経路に案
    内する気流案内路とを備えたことを特徴とする請求項1
    または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記気流発生手段は画像形成装置内の冷
    却装置を兼用したことを特徴とする請求項1または2記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記気流発生手段が発生する風の一部
    を、前記感光体を所定電位に帯電させる帯電装置へ案内
    する帯電装置用気流案内路を備えたことを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記転写位置よりシート部材搬送方向下
    流側において、前記感光体からシート部材を分離させる
    ように、前記感光体表面に近接して設けられた分離爪を
    備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004341374A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2007057647A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像記録装置
US9195213B2 (en) 2013-06-20 2015-11-24 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus including fan to generate air flow in conveyance path in sheet conveyance direction
JP2017102141A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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