JPH0527103U - 車両用テストコース路 - Google Patents

車両用テストコース路

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Publication number
JPH0527103U
JPH0527103U JP7502991U JP7502991U JPH0527103U JP H0527103 U JPH0527103 U JP H0527103U JP 7502991 U JP7502991 U JP 7502991U JP 7502991 U JP7502991 U JP 7502991U JP H0527103 U JPH0527103 U JP H0527103U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
asphalt
road
test course
pavement layer
spread
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Pending
Application number
JP7502991U
Other languages
English (en)
Inventor
幸二 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Road Co Ltd
Original Assignee
Nippon Road Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実際の路面に近い条件のテストコース路を提
供する。 【構成】 アスファルト7と、玉石9を主体とする粗骨
材と、砂11等の細骨材とを所定の比率で混合したアス
ファルト混合物を、路盤1の上面に敷き均してアスファ
ルト舗装層5を形成すると共に前記玉石9を露出させる
ようにしたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は車両用テストコース路に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に車両のブレーキ性能やタイヤ性能を調べる際にはテストコース路が使用 される。
【0003】 テストコース路は、特に、すべり抵抗値が0.2〜0.5程度の低μ路の路面 条件が必要な所から、例えば、アスファルト舗装やコンクリート舗装の表面に、 ポリマーセメントや合成樹脂材を塗布したり、あるいは、コンクリートの表面を 研磨して所定の低μ路とする等の手段を採っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記した如く従来のテストコース路にあっては、低μ路を実現するために人工 的に作られたものとなっている。
【0005】 特に、一般のアスファルト舗装の低μ路にあっては、例えば、性状の柔らかい アスファルト分やアスファルトモルタル分が削り取られ、粗骨材となる玉砂利が 露出した状態となる。この玉砂利はタイヤによって表面が磨かれた滑り易い状態 の低μ路を呈するようになるもので、人工的に作られたテストコース路とは条件 がかなり異なるようになる。このために、従来のテストコース路では実際の路面 に沿った正確なデータが得られにくい面があった。
【0006】 そこで、この考案にあっては実際の路面に沿ったデータが得られるテストコー ス路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 前記目的を達成するために、この考案にあっては、アスファルトと、玉石を主 体とする粗骨材と、砂等の細骨材とを所定の比率で混合したアスファルト混合物 を、路盤の上面に敷き均してアスファルト舗装層を形成すると共に前記玉石を露 出させてある。
【0008】
【作用】
かかるテストコース路にあっては、一般道と同様にアスファルト舗装層を構成 するアスファルト混合物の玉石を露出させてあるため、実際の路面に沿った低μ 路が確保されるようになる。このため、実際の路面に沿った正確なデータが得ら れるようになる。
【0009】
【実施例】
以下、図1乃至図4の図面を参照しながらこの考案の一実施例を詳細に説明す る。
【0010】 図1においては、テストコース路の路盤1とアスファルト舗装層5をそれぞれ 示している。
【0011】 アスファルト舗装層5は、少なくともアスファルト7と、玉石9を主体とする 粗骨材と、砂11等の細骨材とを所定の比率で混合したアスファルト混合物を敷 き均したもので、粗骨材となる玉石9を露出させてある。
【0012】 玉石9を露出させる手段としては、例えば、前記アスファルト混合物をアスフ ァルトフィニッシャー等で敷き均した後、図2に示す如くロードローラ(図示し ていない)で表面を平らに転圧する。その施工後において、軽油を0.1リット ル/m2 散布し、ほぼ半日養生する。その後、高温温水洗浄機による水圧で表面 を2回洗浄する。次に、図3,図4に示す如く散水しながら表面処理機13の回 転ドラム15を回転し、その回転ドラム15の先端に設けられたゴムチップとブ ラシ17によってアスファルト分やアスファルトモルタル分を除去することで露 出させるようにしている。
【0013】 しだがって、このように構成されたテストコース路においてアスファルト舗装 層5の表面に露出した玉石9はゴムチップとブラシ17によって磨かれ実際の路 面に近い条件の低μ路が得られるようになる。
【0014】 ちなみにアスファルト混合物の配合比率を、例えば、玉石60%、滑りレベル を調整するために7号砕石15%,砂15%,石粉5%,アスファルト4,1% としてダイナミック・フリクョン・テスター(DFT)を用いたすべり抵抗値を 測定した結果、DFT64=0.37の値が得られた。
【0015】 この場合、前記配合比率をかえることで、希望するすべり抵抗値が得られるよ うになる。
【0016】
【考案の効果】
以上、説明したようにこの考案のテストコース路によれば、実際の路面に近い 低μ路の確保ができるため、良り正確なデータが得られるようになる。
【0017】 また、アスファルト舗装層のため、工期も短く費用の面でも安く施工できると 共に補修も簡易に行なえるメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のテストコース路の切断面図である。
【図2】完成前のアスファルト舗装層の断面図である。
【図3】表面処理機の側面図である。
【図4】回転ドラムの先端に設けられたゴムチップを示
した拡大側面図である。
【符号の説明】
1 路盤 5 アスファルト舗装層 7 アスファルト 9 玉石 11 砂

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスファルトと、玉石を主体とする粗骨
    材と、砂等の細骨材とを所定の比率で混合したアスファ
    ルト混合物を、路盤の上面に敷き均してアスファルト舗
    装層を形成すると共に前記玉石を露出させるようにした
    ことを特徴とする車両用テストコース路。
JP7502991U 1991-09-18 1991-09-18 車両用テストコース路 Pending JPH0527103U (ja)

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JP7502991U JPH0527103U (ja) 1991-09-18 1991-09-18 車両用テストコース路

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JPH0527103U true JPH0527103U (ja) 1993-04-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3096331B2 (ja) * 1991-01-31 2000-10-10 浜松ホトニクス株式会社 診断装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3096331B2 (ja) * 1991-01-31 2000-10-10 浜松ホトニクス株式会社 診断装置

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