JPH05260635A - ケーブルブラケット - Google Patents
ケーブルブラケットInfo
- Publication number
- JPH05260635A JPH05260635A JP4052702A JP5270292A JPH05260635A JP H05260635 A JPH05260635 A JP H05260635A JP 4052702 A JP4052702 A JP 4052702A JP 5270292 A JP5270292 A JP 5270292A JP H05260635 A JPH05260635 A JP H05260635A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- pedestal
- bushes
- tightening
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケーブルが膨張収縮しても常にほぼ同じ力で
柔軟に把持して確実に支持することができるケーブルブ
ラケットを得る。 【構成】 ケーブル９を把持するように形成された把持
材３，５と受台２とを締付け手段７で締め付けてケーブ
ル９を支持させるケーブルブラケットにおいて、前記把
持材３，５または受台２とケーブル９との間に、ケーブ
ル９に接する内面４ａ，６ａにじゃばら状凹凸が形成さ
れた弾性体である半円筒状の一対のブッシュ４，６を介
在させた。
柔軟に把持して確実に支持することができるケーブルブ
ラケットを得る。 【構成】 ケーブル９を把持するように形成された把持
材３，５と受台２とを締付け手段７で締め付けてケーブ
ル９を支持させるケーブルブラケットにおいて、前記把
持材３，５または受台２とケーブル９との間に、ケーブ
ル９に接する内面４ａ，６ａにじゃばら状凹凸が形成さ
れた弾性体である半円筒状の一対のブッシュ４，６を介
在させた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ケーブルを把持させ
て受台に支持させるケーブルブラケットに関するもので
ある。
て受台に支持させるケーブルブラケットに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来のケーブルブラケットは、半割り円
筒状の把持材でケーブルを挾み、ボルトで受台に締め付
けて支持している。また、スプリングを介在させて締め
付けたものもある。
筒状の把持材でケーブルを挾み、ボルトで受台に締め付
けて支持している。また、スプリングを介在させて締め
付けたものもある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のケーブルブラケ
ットは上記のようであるが、単にケーブルを挾みつけた
ものは、ケーブル断面の膨張収縮に対応できず、ケーブ
ル径が縮小したとき把持力が弱くなる。また、スプリン
グ等を介在させたものは、構造が複雑で、機能が不確実
であり、寿命が短いというような課題があった。
ットは上記のようであるが、単にケーブルを挾みつけた
ものは、ケーブル断面の膨張収縮に対応できず、ケーブ
ル径が縮小したとき把持力が弱くなる。また、スプリン
グ等を介在させたものは、構造が複雑で、機能が不確実
であり、寿命が短いというような課題があった。
【０００４】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、ケーブルが膨張収縮しても常にほ
ぼ同じ力で柔軟に把持して確実に支持することができる
ケーブルブラケットを得ることを目的とする。
めになされたもので、ケーブルが膨張収縮しても常にほ
ぼ同じ力で柔軟に把持して確実に支持することができる
ケーブルブラケットを得ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明に係るケーブル
ブラケットは、把持材を受台に締付け手段で締め付けて
ケーブルを支持させるケーブルブラケットにおいて、前
記把持材または受台とケーブルとの間に、ケーブルに接
する内面にじゃばら状凹凸が形成された弾性体である半
円筒状の一対のブッシュを介在させたものである。
ブラケットは、把持材を受台に締付け手段で締め付けて
ケーブルを支持させるケーブルブラケットにおいて、前
記把持材または受台とケーブルとの間に、ケーブルに接
する内面にじゃばら状凹凸が形成された弾性体である半
円筒状の一対のブッシュを介在させたものである。
【０００６】
【作用】この発明におけるケーブルブラケットの半円筒
状の一対のブッシュは、把持材を受台に締付け手段で締
め付けることにより、挟圧されてケーブルに圧接する。
このブッシュは、ケーブルに接する内面にじゃばら状凹
凸が形成された半円筒状の弾性体であるので、じゃばら
状凹凸の山の部分がある程度圧縮され弾性変形してケー
ブルに柔軟に圧接する。そのため、ケーブルが膨張収縮
しても、それに応じてブッシュ内面の山の付近が弾性変
形し、常にほぼ同じ力でケーブルに柔軟に圧接して把持
する。また、じゃばら状凹凸のため、軸方向の摩擦抵抗
が大きいので、ケーブルが抜け出すようなことを防止す
る。
状の一対のブッシュは、把持材を受台に締付け手段で締
め付けることにより、挟圧されてケーブルに圧接する。
このブッシュは、ケーブルに接する内面にじゃばら状凹
凸が形成された半円筒状の弾性体であるので、じゃばら
状凹凸の山の部分がある程度圧縮され弾性変形してケー
ブルに柔軟に圧接する。そのため、ケーブルが膨張収縮
しても、それに応じてブッシュ内面の山の付近が弾性変
形し、常にほぼ同じ力でケーブルに柔軟に圧接して把持
する。また、じゃばら状凹凸のため、軸方向の摩擦抵抗
が大きいので、ケーブルが抜け出すようなことを防止す
る。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図１は一実施例を示し、（Ａ）は正面図、（Ｂ）
は側面図、（Ｃ）はブッシュの縦断面図である。図にお
いて、２は受台、３は下把持材、４は下ブッシュ、５は
上把持材、６は上ブッシュ、７は締付けボルト、９はケ
ーブルである。受台２は下把持材３を受け、下把持材３
は下ブッシュ４を受け、ブッシュ４及び６はケーブル９
を把持し、上把持材５を締付けボルト７で締め付けるこ
とによりこれらの部材を介してケーブル９を把持し、受
台２がケーブル９を支持する構成となっている。
する。図１は一実施例を示し、（Ａ）は正面図、（Ｂ）
は側面図、（Ｃ）はブッシュの縦断面図である。図にお
いて、２は受台、３は下把持材、４は下ブッシュ、５は
上把持材、６は上ブッシュ、７は締付けボルト、９はケ
ーブルである。受台２は下把持材３を受け、下把持材３
は下ブッシュ４を受け、ブッシュ４及び６はケーブル９
を把持し、上把持材５を締付けボルト７で締め付けるこ
とによりこれらの部材を介してケーブル９を把持し、受
台２がケーブル９を支持する構成となっている。
【０００８】受台２は、例えば鋳鉄で作られ、図示しな
い架台等に設置される。受台２の上面には、中央部に下
把持材３を受けるように凹部２ａ、両側に締付けボルト
７で締め付けるための耳部２ｂが形成されている。ブッ
シュ４及び６は、合成ゴム等の弾性体で作られ、ケーブ
ル９に外被する半円筒状をなし、ケーブル９に接する内
面４ａ，６ａは、（Ｃ）に示すように、じゃばら状、ま
たは、ねじ状の波状凹凸が形成されている。ブッシュ４
及び６の長さはケーブル９の直径の３倍程度とする。把
持材３及び５は、例えば鋼鈑等でプレスして作られ、ブ
ッシュ４及び６を抱持するように半円筒状をなし、両側
に耳部３ｂ及び５ｂが形成されている。把持材３及び５
の長さはブッシュ４及び６と同じ程度であり、ブッシュ
４及び６は、それぞれ把持材３及び５に嵌合して軸方向
には外れない構造となっている。締付けボルト７を通し
て締め付けるように、把持材５及び３の耳部５ｂ及び３
ｂには穴があけられ、受台２の耳部２ｂには締付けボル
ト７をねじ込むねじ穴が切られている。なお、締付けボ
ルト７で締め付けたときでも、締付けを阻害しないよう
に、下ブッシュ４と上ブッシュ６との間、及び下把持材
３と上把持材５との間には十分な隙間が存在するように
形成する必要がある。なお、８は接地用ねじである。
い架台等に設置される。受台２の上面には、中央部に下
把持材３を受けるように凹部２ａ、両側に締付けボルト
７で締め付けるための耳部２ｂが形成されている。ブッ
シュ４及び６は、合成ゴム等の弾性体で作られ、ケーブ
ル９に外被する半円筒状をなし、ケーブル９に接する内
面４ａ，６ａは、（Ｃ）に示すように、じゃばら状、ま
たは、ねじ状の波状凹凸が形成されている。ブッシュ４
及び６の長さはケーブル９の直径の３倍程度とする。把
持材３及び５は、例えば鋼鈑等でプレスして作られ、ブ
ッシュ４及び６を抱持するように半円筒状をなし、両側
に耳部３ｂ及び５ｂが形成されている。把持材３及び５
の長さはブッシュ４及び６と同じ程度であり、ブッシュ
４及び６は、それぞれ把持材３及び５に嵌合して軸方向
には外れない構造となっている。締付けボルト７を通し
て締め付けるように、把持材５及び３の耳部５ｂ及び３
ｂには穴があけられ、受台２の耳部２ｂには締付けボル
ト７をねじ込むねじ穴が切られている。なお、締付けボ
ルト７で締め付けたときでも、締付けを阻害しないよう
に、下ブッシュ４と上ブッシュ６との間、及び下把持材
３と上把持材５との間には十分な隙間が存在するように
形成する必要がある。なお、８は接地用ねじである。
【０００９】次に、作用について説明する。受台２の上
に下把持材３及び下ブッシュ４を置き、その上にケーブ
ル９を置き、その上に上ブッシュ６及び上把持材５を被
せて、上把持材５及び下把持材３の両側の耳部５ｂ及び
３ｂの穴を通して締付けボルト７を入れ、受台２の耳部
２ｂのねじ穴に締付けボルト７をねじ込んで、上把持材
５を受台２の方へ締め付ける。この締付けボルト７の締
め付けにより、ブッシュ４及び６は締め付けられてケー
ブル９に圧接する。ブッシュ４及び６は合成ゴム等の弾
性体であり、内面は、（Ｃ）に示すように、じゃばら状
または、ねじ状の波状凹凸が形成されているので、凹凸
の山の部分で圧迫されて凹み弾性変形して柔軟にケーブ
ル９に圧接する。したがって、ケーブル９が膨張収縮し
ても、このブッシュ４及び６の弾性変形により対応し、
常にほぼ同じ把握力でケーブル９を把持する。また、ブ
ッシュ４及び６の内面の波状の凹凸は軸方向に凹凸して
いるので、ケーブル９の軸方向の移動には大きな摩擦抵
抗となり、例えば、ケーブル９が自重でずり落ちるよう
なことを防止する。
に下把持材３及び下ブッシュ４を置き、その上にケーブ
ル９を置き、その上に上ブッシュ６及び上把持材５を被
せて、上把持材５及び下把持材３の両側の耳部５ｂ及び
３ｂの穴を通して締付けボルト７を入れ、受台２の耳部
２ｂのねじ穴に締付けボルト７をねじ込んで、上把持材
５を受台２の方へ締め付ける。この締付けボルト７の締
め付けにより、ブッシュ４及び６は締め付けられてケー
ブル９に圧接する。ブッシュ４及び６は合成ゴム等の弾
性体であり、内面は、（Ｃ）に示すように、じゃばら状
または、ねじ状の波状凹凸が形成されているので、凹凸
の山の部分で圧迫されて凹み弾性変形して柔軟にケーブ
ル９に圧接する。したがって、ケーブル９が膨張収縮し
ても、このブッシュ４及び６の弾性変形により対応し、
常にほぼ同じ把握力でケーブル９を把持する。また、ブ
ッシュ４及び６の内面の波状の凹凸は軸方向に凹凸して
いるので、ケーブル９の軸方向の移動には大きな摩擦抵
抗となり、例えば、ケーブル９が自重でずり落ちるよう
なことを防止する。
【００１０】なお、上記実施例では、ブッシュ４及び６
の内面にじゃばら状凹凸を形成したが、ブッシュ４及び
６のいずれか一方のみに凹凸を形成し、他方は凹凸なし
としてもよい。また、受台２の凹部２ａの長さを下ブッ
シュ４と同じ位の長さにして、直接、下ブッシュ４を受
けるように形成することにより、下把持材３を省略する
こともできる。また、締付けボルト７はボルト・ナット
とし、受台２の耳部２ｂのねじ穴はばか穴として、ボル
ト・ナットで締め付けるようにしてもよい。
の内面にじゃばら状凹凸を形成したが、ブッシュ４及び
６のいずれか一方のみに凹凸を形成し、他方は凹凸なし
としてもよい。また、受台２の凹部２ａの長さを下ブッ
シュ４と同じ位の長さにして、直接、下ブッシュ４を受
けるように形成することにより、下把持材３を省略する
こともできる。また、締付けボルト７はボルト・ナット
とし、受台２の耳部２ｂのねじ穴はばか穴として、ボル
ト・ナットで締め付けるようにしてもよい。
【００１１】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、把持
材または受台とケーブルとの間に、ケーブルに接する内
面にじゃばら状凹凸が形成された弾性体である半円筒状
の一対のブッシュを介在させて締め付けたので、ケーブ
ルが膨張収縮しても、常にほぼ同じ把握力で柔軟にケー
ブルを弾性的に把持し、また、凹凸により、ケーブルが
ずれるようなことが防止される効果がある。
材または受台とケーブルとの間に、ケーブルに接する内
面にじゃばら状凹凸が形成された弾性体である半円筒状
の一対のブッシュを介在させて締め付けたので、ケーブ
ルが膨張収縮しても、常にほぼ同じ把握力で柔軟にケー
ブルを弾性的に把持し、また、凹凸により、ケーブルが
ずれるようなことが防止される効果がある。
【図１】この発明の一実施例によるケーブルブラケット
を示し、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面図、（Ｃ）はブ
ッシュの断面図である。
を示し、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面図、（Ｃ）はブ
ッシュの断面図である。
２：受台、 ３：下把持材、 ４：下ブッシュ、 ５：上把持材、 ６：上ブッシュ、 ７：締付けボルト、 ９：ケーブル。
Claims (1)
- 【請求項１】 把持材を受台に締付け手段で締め付けて
ケーブルを支持させるケーブルブラケットにおいて、前
記把持材または受台とケーブルとの間に、ケーブルに接
する内面にじゃばら状凹凸が形成された弾性体である半
円筒状の一対のブッシュを介在させたことを特徴とする
ケーブルブラケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4052702A JPH05260635A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | ケーブルブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4052702A JPH05260635A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | ケーブルブラケット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05260635A true JPH05260635A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12922228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4052702A Pending JPH05260635A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | ケーブルブラケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05260635A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100387608B1 (ko) * | 2001-03-21 | 2003-06-18 | 엘지전선 주식회사 | 초고압 케이블용 크리트 |
| JP2007259591A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Kurimoto Kasei Kogyo Kk | 電力ケーブルクリート |
| EP1973211A1 (en) * | 2007-03-22 | 2008-09-24 | Ellis Patents Limited | Cable clamp |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP4052702A patent/JPH05260635A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100387608B1 (ko) * | 2001-03-21 | 2003-06-18 | 엘지전선 주식회사 | 초고압 케이블용 크리트 |
| JP2007259591A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Kurimoto Kasei Kogyo Kk | 電力ケーブルクリート |
| EP1973211A1 (en) * | 2007-03-22 | 2008-09-24 | Ellis Patents Limited | Cable clamp |
| US8398033B2 (en) | 2007-03-22 | 2013-03-19 | Ellis Patents Holdings Limited | Cable clamp |
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