JPH076660Y2 - 延線ローラ装置 - Google Patents

延線ローラ装置

Info

Publication number
JPH076660Y2
JPH076660Y2 JP811592U JP811592U JPH076660Y2 JP H076660 Y2 JPH076660 Y2 JP H076660Y2 JP 811592 U JP811592 U JP 811592U JP 811592 U JP811592 U JP 811592U JP H076660 Y2 JPH076660 Y2 JP H076660Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
wire
wire drawing
roller device
drawing roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP811592U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0621312U (ja
Inventor
▲禮▼治 中村
Original Assignee
▲禮▼治 中村
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ▲禮▼治 中村 filed Critical ▲禮▼治 中村
Priority to JP811592U priority Critical patent/JPH076660Y2/ja
Publication of JPH0621312U publication Critical patent/JPH0621312U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH076660Y2 publication Critical patent/JPH076660Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)
  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は電力線など比較的太く
て重いケーブル電線や鋼索ケーブルなどを延線して所定
位置に配線する際に用いて好適な延線ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力ケーブル等を延線する場合に
は延線ローラを地上のラインに沿わせて2m程度おきに
並べ、その上にケーブルを移動させて延線を行うのであ
るが、ケーブルを移動させる延線機(キヤタピラー)を
100m〜300mごとに配置し、延線を行っている。
【0003】最近では延線のころがり抵抗は0,05〜
0,03に改善され、ケーブルを軽く延線できるように
なってきた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが前記した従来
の技術はケーブルを傾斜地で引下げる場合には、ローラ
のころがり抵抗の改善が逆に制動機として使用する延線
機の負荷増となり、その台数を増さなければならなくな
るので、山間僻地への重い延線機の搬入台数が増加して
不便となり、しかも不経済であるという問題点があっ
た。
【0005】この考案は前記した各問題点を除去するた
めに、傾斜地に置く延線ローラにブレーキを付与するこ
とで、従来下り勾配制動用として必要であった延線機を
不要することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記したこの考案の目的
は、ベースに対設した対をなす支持板間に周面中央が弯
凹したローラを枢軸と軸受とで枢支するとともに、前記
ローラの外側面に弾性部材でブレーキパッドを弾接する
ことで達成できる。
【0007】
【作 用】中心を枢支したローラの外側面にブレーキパ
ッドをバネなどの弾力で弾接させることで延線ローラに
制動力を付与でき、傾斜地を下動するケーブルを制動し
つつ延線できる。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。先
ずこの考案の基本構成は図1、図2に示すように、鉄な
どの強靭材で作ったベース1 に対設した対をなす支持板
2,2 間に周面中央が弯凹した鉄や真鍮製の薄手パイプを
絞り加工などで作った中空のローラ3 を枢軸4 と軸受5,
5 とでそれぞれ枢支する。
【0009】そして図1および図2に示すように前記ロ
ーラ3 の外側面 3a,3aにコイルスプリングなどの弾性
部材6 でブレーキパッド7,7 の各先端をそれぞれ弾接し
てこの考案による延線ローラ装置を構成する。
【0010】また前記ローラ3 はローラ3 の外側面 3a
の内側に複数個のスポーク 3b,3bを放射状に溶着する
とともにこれらスポークの他端を軸受5,5 にそれぞれ溶
着して図3に示すようなローラ3 を構成してもよいが、
ローラ3 自体をプラスチック成形等の手段で無垢物ロー
ラとしてもよい。
【0011】次にこの考案の組立手順を詳細に説明す
る。図3に示すような左右で対をなす支持板2,2 の下部
にそれぞれ強靭な取付リング 2a,2aを介して筒体 7
a,7aをそれぞれ溶着などの手段により対向させて固着
する。
【0012】そしてローラ3 の軸受5,5 の孔に枢軸4 を
挿通した後、この枢軸4 の両端にそれぞれスペーサリン
グ 4a,4aを介在させて強靭材で作った外周中央が弯突
した取付リング 5a,5aをそれぞれ圧ばめなどの手段に
より強固に固定する。
【0013】次いで前記取付リング 5a,5aに支持板2,
2 に止めネジnで螺着した取付リング受皿 2b,2bをそ
れぞれカチ込みなどの手段で引き抜けないように図1に
示すように強固に嵌着する。
【0014】また、支持板2,2 の下端はベース1 にそれ
ぞれネジ棒nとナットnで強固に図1に示すように連結
固定する。
【0015】さらに前記筒体 7a,7a内にそれぞれブレ
ーキパッド7,7 を挿入した後、弾性部材6,6 を介して箱
形雄ネジ 6a,6aを筒体 7a,7aの雌ネジ部に螺合して
それぞれ取付ける。
【0016】この考案の延線ローラ装置は以上のように
構成したので、その使用に当っては、中心を枢支したロ
ーラ3 の外側面 3aにブレーキパッド7 をバネ6 などの
弾力で弾接させることで延線ローラ3 に制動力を付与で
き、傾斜地を下動するケーブルWを制動しつつ延線でき
る。
【0017】なおローラ3 の外側面 3aに対するブレー
キパッド7 の弾接力をネジ 6aで変えることでローラ3
に対する制動力を変化でき、ケーブル重量や傾斜地角度
に対処できる。
【0018】
【考案の効果】この考案は以上説明したように構成した
ので、以下に記載の効果を奏する。中心を枢支したロー
ラ3 の外側面 3aにブレーキパッド7 をバネ6 などの弾
力で弾接させることで延線ローラ3 に制動力を付与で
き、傾斜地を下動するケーブルWを制動しつつ延線作業
を実行できるから、従来必要であった下り勾配制動用延
線機(キャタピラ)を使用しないでも容易かつ性格に延
線でき、便利で経済的である効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案装置の縦断立面図
【図2】同じく側面図
【図3】図1に示すものを分離した断面図
【符号の説明】
1 ベース 2 支持板 3 ローラ 4 枢軸 5 軸受 6 弾性部材 7 ブレーキパッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース1 に対設した対をなす支持板2,2
    間に周面中央が弯凹したローラ3 を枢軸4 と軸受5 とで
    枢支するとともに、前記ローラ3 の外側面に弾性部材6
    でブレーキパッド7 を弾接してなる延線ローラ装置。
JP811592U 1992-01-28 1992-01-28 延線ローラ装置 Expired - Lifetime JPH076660Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP811592U JPH076660Y2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 延線ローラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP811592U JPH076660Y2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 延線ローラ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0621312U JPH0621312U (ja) 1994-03-18
JPH076660Y2 true JPH076660Y2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=11684294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP811592U Expired - Lifetime JPH076660Y2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 延線ローラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH076660Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0621312U (ja) 1994-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0819933B2 (ja) 軸装置及び軸受けを軸に取り付ける方法
CA2050839C (en) Pipe bending machine for elongate material
JPH076660Y2 (ja) 延線ローラ装置
CN115635326A (zh) 一种汽车配件液压旋转式加工台
CA2446846A1 (en) Printing cylinder support unit with support ring
CN209094872U (zh) 焊接滚轮架
CN208888581U (zh) 一种电脑直接制版机的滚筒组件
JPH0463459U (ja)
JPH0510483Y2 (ja)
CN211073320U (zh) 一种制动杠杆吊座夹持工具
CN218926946U (zh) 一种适用于狭小空间内管道弧面的固定加工设备
CN213745937U (zh) 一种机械设备底座固定装置
JPH0419930Y2 (ja)
CN214985502U (zh) 一种制动鼓生产用给料装置
CN215159815U (zh) 一种电力施工用电缆固定装置
CN211195718U (zh) 一种新型高稳定性拉杆箱静音脚轮
CN210156829U (zh) 一种电力工程用电缆铺设装置
EP0861738A3 (en) Caster device for moving heavy objects
JPS6013704Y2 (ja) 電気工事用作業車のケ−ブルドラム移動装置
JPH0882577A (ja) エンジン試験装置
JPS6430620U (ja)
JP3006597U (ja) 回転台の取付構造
JPS5839816Y2 (ja) 塗油装置
JPH02213504A (ja) 転圧機械の転圧輪支持ホイール
JPS588278Y2 (ja) 自転車用健康増進器