JPH0525965B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0525965B2 JPH0525965B2 JP58034038A JP3403883A JPH0525965B2 JP H0525965 B2 JPH0525965 B2 JP H0525965B2 JP 58034038 A JP58034038 A JP 58034038A JP 3403883 A JP3403883 A JP 3403883A JP H0525965 B2 JPH0525965 B2 JP H0525965B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete structure
- concrete
- prestress
- drilling mud
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 10
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- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims 1
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D5/00—Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
- E02D5/20—Bulkheads or similar walls made of prefabricated parts and concrete, including reinforced concrete, in situ
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は地下連続壁等における地中プレスト
レストコンクリート構造物の施工法に関するもの
である。
レストコンクリート構造物の施工法に関するもの
である。
地中コンクリート構造物の施工に関する問題点
の一つとして、掘削泥水中におけるコンクリート
打設がある。この場合泥水中ということで通常の
コンクリートよりも一般的に強度が低下する。し
かし、プレストレストコンクリートの場合には逆
に通常のコンクリートよりも強度の高いもの、例
えば圧縮強度について通常210〜240Kg／cm2に対し
ては350〜500Kg／cm2程度のものが使用されている
のが一般的である。このようなことから泥水中の
コンクリート打設によつて造られたコンクリート
系構造物をプレストレストコンクリート構造物と
して使用することには問題がある。
の一つとして、掘削泥水中におけるコンクリート
打設がある。この場合泥水中ということで通常の
コンクリートよりも一般的に強度が低下する。し
かし、プレストレストコンクリートの場合には逆
に通常のコンクリートよりも強度の高いもの、例
えば圧縮強度について通常210〜240Kg／cm2に対し
ては350〜500Kg／cm2程度のものが使用されている
のが一般的である。このようなことから泥水中の
コンクリート打設によつて造られたコンクリート
系構造物をプレストレストコンクリート構造物と
して使用することには問題がある。
またプレストレス力は通常コンクリート構造物
に直接伝達されることを考えており、コンクリー
トの断面は比較的小さく高強度にすることによつ
てより有効にコンクリートにプレストレスが導入
されることになる。しかし、地中に直接場所打ち
コンクリートを行なう場合、ドライ掘削であつて
も、または泥水使用掘削の場合であつても、とも
にコンクリートは地山の凹凸に完全になじんだ形
で密着し、地山と一体化するように打設されてし
まうことになる。そしてコンクリート構造物と地
山が一体化されていることによつて、プレストレ
ス力Ｐは第１図ａに示すように地山へ伝達されて
行く。しかも第１図ｂのようにこの場所打ちのコ
ンクリート部材１については地表部付近に、より
多くプレストレス力Ｐが伝達され、構造力学的に
非要な部材の中央部に伝達されないことになる。
このように、有効的なプレストレストコンクリー
ト構造物の施工は困難である。この発明は前記従
来の問題点を解消すべく開発したものである。
に直接伝達されることを考えており、コンクリー
トの断面は比較的小さく高強度にすることによつ
てより有効にコンクリートにプレストレスが導入
されることになる。しかし、地中に直接場所打ち
コンクリートを行なう場合、ドライ掘削であつて
も、または泥水使用掘削の場合であつても、とも
にコンクリートは地山の凹凸に完全になじんだ形
で密着し、地山と一体化するように打設されてし
まうことになる。そしてコンクリート構造物と地
山が一体化されていることによつて、プレストレ
ス力Ｐは第１図ａに示すように地山へ伝達されて
行く。しかも第１図ｂのようにこの場所打ちのコ
ンクリート部材１については地表部付近に、より
多くプレストレス力Ｐが伝達され、構造力学的に
非要な部材の中央部に伝達されないことになる。
このように、有効的なプレストレストコンクリー
ト構造物の施工は困難である。この発明は前記従
来の問題点を解消すべく開発したものである。
第２図において、予め先端部を定着具６を利用
することによつて定着して長手方向にシース４内
にダ挿通したアンボンドPCケーブル４を配した
プレキヤストコンクリート構造物２を掘削泥水３
内に建込み、前記掘削泥水３が流動化している状
態で、前記アンボンドPCケーブル４を緊張して
支圧板７、定着具８で定着することにより前記プ
レキヤストコンクリート構造物２にプレストレス
を導入し、その後前記掘削泥水３に硬化材を加え
て前記掘削泥水３を硬化させ、プレストレスを導
入した前記プレキヤストコンクリート構造物２を
地中に拘束する。こうすることによつて、コンク
リート構造物そのものの品質も地上、時によつて
は工場で生産された高品質のものを使用すること
ができることになる。
することによつて定着して長手方向にシース４内
にダ挿通したアンボンドPCケーブル４を配した
プレキヤストコンクリート構造物２を掘削泥水３
内に建込み、前記掘削泥水３が流動化している状
態で、前記アンボンドPCケーブル４を緊張して
支圧板７、定着具８で定着することにより前記プ
レキヤストコンクリート構造物２にプレストレス
を導入し、その後前記掘削泥水３に硬化材を加え
て前記掘削泥水３を硬化させ、プレストレスを導
入した前記プレキヤストコンクリート構造物２を
地中に拘束する。こうすることによつて、コンク
リート構造物そのものの品質も地上、時によつて
は工場で生産された高品質のものを使用すること
ができることになる。
ところで最近土木建築地下構造物は大規模化し
てきており40〜50mは一般的となつてきており、
時により100m近い構造物が、また近い将来それ
以上のものまで実施する計画が出てきている。こ
の場合従来の考え方あるいは施工の方式では先に
述べたように非常に深いので、十分なプレストレ
スが伝達されない。すなわちコンクリート構造物
が大きすぎては仮設上に問題があり、実施不可能
となるためブロツク化されたコンクリート構造物
を泥水中において設置し、これにプレストレス力
を与えることが、地中におけるプレストレストコ
ンクリート構造物の施工法として最も経済性が高
く、また信頼性も高いと考えられる。
てきており40〜50mは一般的となつてきており、
時により100m近い構造物が、また近い将来それ
以上のものまで実施する計画が出てきている。こ
の場合従来の考え方あるいは施工の方式では先に
述べたように非常に深いので、十分なプレストレ
スが伝達されない。すなわちコンクリート構造物
が大きすぎては仮設上に問題があり、実施不可能
となるためブロツク化されたコンクリート構造物
を泥水中において設置し、これにプレストレス力
を与えることが、地中におけるプレストレストコ
ンクリート構造物の施工法として最も経済性が高
く、また信頼性も高いと考えられる。
なお、使用するケーブルにアンボンドPCケー
ブルを使用する目的は、PC橋梁のように懸数線
状に配したPCケーブルのシース内へのグラウト
注入の最下部と最上部との差ｈが通常で１〜3m
（場合によつて6m）程度であれば通常のシースを
使用し、プレストレス導入シース内に注入するこ
とが考えられるが、地中の深さが10〜120mでは
注入するセメントペーストの注入圧が非常に高く
なり、施工上不可能に近いためである。またブロ
ツク化したプレキヤスト構造物を使用することに
より、シースのジヨイント部に施工上の問題があ
るため、ここではアンボンドPCケーブルを使用
する。
ブルを使用する目的は、PC橋梁のように懸数線
状に配したPCケーブルのシース内へのグラウト
注入の最下部と最上部との差ｈが通常で１〜3m
（場合によつて6m）程度であれば通常のシースを
使用し、プレストレス導入シース内に注入するこ
とが考えられるが、地中の深さが10〜120mでは
注入するセメントペーストの注入圧が非常に高く
なり、施工上不可能に近いためである。またブロ
ツク化したプレキヤスト構造物を使用することに
より、シースのジヨイント部に施工上の問題があ
るため、ここではアンボンドPCケーブルを使用
する。
この発明は以上の構成からなり、
現場打ちでなく、プレキヤストコンクリート
構造物を用いることで、掘削泥水中でもプレス
トレスの導入が可能なコンクリート強度が確保
できる。
構造物を用いることで、掘削泥水中でもプレス
トレスの導入が可能なコンクリート強度が確保
できる。
現場打ちでないため、泥水が流動化している
状態においては実質的に地山からの拘束がな
く、プレストレスがコンクリート構造物に確実
に導入される。
状態においては実質的に地山からの拘束がな
く、プレストレスがコンクリート構造物に確実
に導入される。
アンボンドPCケーブルを緊張するため、数
十ｍの大深度にも適用できる。
十ｍの大深度にも適用できる。
プレストレスの導入後、泥水を硬化させるこ
とで、地山からの拘束を受ける。
とで、地山からの拘束を受ける。
等の効果がある。
第１図ａは場所打ちコンクリート構造物に対す
る導入プレストレス力の分散の様子を示す縦断面
図、第１図ｂはそのときコンクリート構造物に導
入される応力分布図、第２図はこの発明の概要を
示す縦断面図である。 １…場所打ちコンクリート構造物、２…プレキ
ヤストコンクリート構造物、３…泥水、４…PC
ケーブル、５…シース、６…定着具、７…支圧
板、８…定着具。
る導入プレストレス力の分散の様子を示す縦断面
図、第１図ｂはそのときコンクリート構造物に導
入される応力分布図、第２図はこの発明の概要を
示す縦断面図である。 １…場所打ちコンクリート構造物、２…プレキ
ヤストコンクリート構造物、３…泥水、４…PC
ケーブル、５…シース、６…定着具、７…支圧
板、８…定着具。
Claims (1)
- １ 予め先端部を定着して長手方向にアンボンド
PCケーブル４を内部に配したプレキヤストコン
クリート構造物２を掘削泥水３内に建込み、前記
掘削泥水３が流動化している状態で、前記アンボ
ンドPCケーブル４を緊張して定着することによ
り前記プレキヤストコンクリート構造物２にプレ
ストレスを導入し、その後前記掘削泥水３に硬化
材を加えて前記掘削泥水３を硬化させ、プレスト
レスを導入した前記プレキヤストコンクリート構
造物２を地中に拘束することを特徴とする地中プ
レストレストコンクリート構造物の施工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3403883A JPS59158823A (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 地中プレストレストコンクリ−ト部材の構築工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3403883A JPS59158823A (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 地中プレストレストコンクリ−ト部材の構築工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59158823A JPS59158823A (ja) | 1984-09-08 |
| JPH0525965B2 true JPH0525965B2 (ja) | 1993-04-14 |
Family
ID=12403148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3403883A Granted JPS59158823A (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 地中プレストレストコンクリ−ト部材の構築工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59158823A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104640382A (zh) * | 2013-11-06 | 2015-05-20 | 太阳诱电株式会社 | 复合基板和刚性基板 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040012290A (ko) * | 2002-08-02 | 2004-02-11 | 삼성물산 주식회사 | 프리스트레스가 도입된 지하벽을 이용한 흙막이 구조 및이를 이용한 구조물 시공방법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5235448A (en) * | 1975-09-16 | 1977-03-18 | Nippon Kentetsu Co Ltd | Automatic control for oxygen quantity left in methane gas tank |
-
1983
- 1983-03-02 JP JP3403883A patent/JPS59158823A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5235448A (en) * | 1975-09-16 | 1977-03-18 | Nippon Kentetsu Co Ltd | Automatic control for oxygen quantity left in methane gas tank |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104640382A (zh) * | 2013-11-06 | 2015-05-20 | 太阳诱电株式会社 | 复合基板和刚性基板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59158823A (ja) | 1984-09-08 |
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