JP2509160B2 - 盛土アンカ― - Google Patents
盛土アンカ―Info
- Publication number
- JP2509160B2 JP2509160B2 JP6083895A JP8389594A JP2509160B2 JP 2509160 B2 JP2509160 B2 JP 2509160B2 JP 6083895 A JP6083895 A JP 6083895A JP 8389594 A JP8389594 A JP 8389594A JP 2509160 B2 JP2509160 B2 JP 2509160B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor
- sheath
- embankment
- fixing
- steel material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は盛土して地中に埋設す
るアンカーに関するものであり、擁壁ブロックなどを支
える盛土アンカーに関するものである。
るアンカーに関するものであり、擁壁ブロックなどを支
える盛土アンカーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】擁壁などを支えるために、擁壁ブロック
の背後に配して盛土して地中に埋設するアンカーが使用
されている。このようなアンカーとして剥出しのアンカ
ー鋼材を地形の上に並べ、この上にモルタルどの硬化材
を吹付けて硬化させ、この上に盛土して地中に埋設する
ものがある。このアンカーを連結した擁壁ブロックなど
に作用する荷重を、アンカーによって受けるものであ
る。
の背後に配して盛土して地中に埋設するアンカーが使用
されている。このようなアンカーとして剥出しのアンカ
ー鋼材を地形の上に並べ、この上にモルタルどの硬化材
を吹付けて硬化させ、この上に盛土して地中に埋設する
ものがある。このアンカーを連結した擁壁ブロックなど
に作用する荷重を、アンカーによって受けるものであ
る。
【０００３】
【この発明が解決しようとする課題】このようなアンカ
ーにおける課題は、アンカー鋼材が剥出しのままで周り
に硬化材を打設しただけであるため、荷重が作用したと
き周りの硬化材にクラックが入ったり、付着切れを起す
ことである。つまり荷重が作用して場合、硬化材を拘束
するものがないため、硬化材に容易にクラックが入っ
て、このクラックを伝った水が鋼材を錆び付かせること
があった。また硬化材とアンカー鋼材との付着が切れて
しまうことがあった。
ーにおける課題は、アンカー鋼材が剥出しのままで周り
に硬化材を打設しただけであるため、荷重が作用したと
き周りの硬化材にクラックが入ったり、付着切れを起す
ことである。つまり荷重が作用して場合、硬化材を拘束
するものがないため、硬化材に容易にクラックが入っ
て、このクラックを伝った水が鋼材を錆び付かせること
があった。また硬化材とアンカー鋼材との付着が切れて
しまうことがあった。
【０００４】またこの発明における他の課題は、施工期
間の問題である。硬化材を現場にて吹付ける場合には、
この硬化材が充分硬化しなければ擁壁ブロックに荷重を
かけられない。そのために硬化材が充分硬化するまで数
日間は盛土できず、施工期間が著しく長くなっていた。
またアンカー鋼材を定着するために、プレキャストのブ
ロックにアンカー鋼材を固定して、ブロックごと地中に
埋設することが考えられるが、プレキャストのブロック
は考えられるものは３００ｋｇ程度以上もするため、こ
れを現場に運び込んで施工するのは極めて労力を必要と
する。またプレキャストブロックは高価であり、施工コ
ストを引き上げる。またプレキャストのブロックは表面
が地山に馴染んでないため、摩擦抵抗力をつけるために
表面に凹凸をわざわざ付けねばならないという課題もあ
る。
間の問題である。硬化材を現場にて吹付ける場合には、
この硬化材が充分硬化しなければ擁壁ブロックに荷重を
かけられない。そのために硬化材が充分硬化するまで数
日間は盛土できず、施工期間が著しく長くなっていた。
またアンカー鋼材を定着するために、プレキャストのブ
ロックにアンカー鋼材を固定して、ブロックごと地中に
埋設することが考えられるが、プレキャストのブロック
は考えられるものは３００ｋｇ程度以上もするため、こ
れを現場に運び込んで施工するのは極めて労力を必要と
する。またプレキャストブロックは高価であり、施工コ
ストを引き上げる。またプレキャストのブロックは表面
が地山に馴染んでないため、摩擦抵抗力をつけるために
表面に凹凸をわざわざ付けねばならないという課題もあ
る。
【０００５】この発明は以上のような課題を解決するた
めになされたもので、硬化材のクラックや付着切れに影
響され難く、また施工期間を短縮できる盛土アンカーを
提供することを目的とする。
めになされたもので、硬化材のクラックや付着切れに影
響され難く、また施工期間を短縮できる盛土アンカーを
提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる盛土ア
ンカーは、アンカー鋼材をシースの中に通すもので、ア
ンカー鋼材としてはＰＣ鋼より線や異形ＰＣ鋼棒などが
使用できる。このアンカー鋼材の全部又は一部を、周面
に凹凸を有する異形定着シースの中に通す。異形シース
はステンレス製のシースであってもよいし、ポリエチレ
ン製のシースであってもよい。アンカー鋼材の定着部分
としてはアンカー鋼材の末端側部分、つまりは擁壁用ブ
ロックなどとは反対側の一部を定着部分としてもよく、
この定着部分のみを定着シースの中に通してもよいし、
全長を定着シースの中に通してもよい。この定着シース
の中にセメントペーストなどのセメント系硬化材を注入
して硬化させる。注入して硬化させるのは、通常現場設
置の数日前である。
ンカーは、アンカー鋼材をシースの中に通すもので、ア
ンカー鋼材としてはＰＣ鋼より線や異形ＰＣ鋼棒などが
使用できる。このアンカー鋼材の全部又は一部を、周面
に凹凸を有する異形定着シースの中に通す。異形シース
はステンレス製のシースであってもよいし、ポリエチレ
ン製のシースであってもよい。アンカー鋼材の定着部分
としてはアンカー鋼材の末端側部分、つまりは擁壁用ブ
ロックなどとは反対側の一部を定着部分としてもよく、
この定着部分のみを定着シースの中に通してもよいし、
全長を定着シースの中に通してもよい。この定着シース
の中にセメントペーストなどのセメント系硬化材を注入
して硬化させる。注入して硬化させるのは、通常現場設
置の数日前である。
【０００７】このアンカー鋼材をプレキャストの金網状
材によって形成した型枠内に通す。金網状材としてはエ
キスパンドメタルやクリンプ金網、その他パンチメタル
などの金網と同じような多孔性の材料が広く採用でき
る。このような金網状材によって方形状や台形状、その
他多角形状の型枠を形造る。シースの中に配したアンカ
ー鋼材を通すには、この型枠の二面に孔を開けておき、
この孔を通して貫通させるようにする。型枠内には、補
強のための金網状材を平面方向に配することができる。
この型枠内には早強の硬化材を打設する。早強の硬化材
としては早強性のモルタルなどのセメント系硬化材や樹
脂系の早強性硬化材が採用できる。またこの早強性硬化
材にはスチールファイバーや樹脂ファイバーなどのファ
イバーを混入して補強してもよい。硬化材が硬化してこ
れが定着体となり、この定着体とシースの中に通したア
ンカー鋼材が一体化する。この上に盛土してアンカー鋼
材と定着体を地中に埋設する。
材によって形成した型枠内に通す。金網状材としてはエ
キスパンドメタルやクリンプ金網、その他パンチメタル
などの金網と同じような多孔性の材料が広く採用でき
る。このような金網状材によって方形状や台形状、その
他多角形状の型枠を形造る。シースの中に配したアンカ
ー鋼材を通すには、この型枠の二面に孔を開けておき、
この孔を通して貫通させるようにする。型枠内には、補
強のための金網状材を平面方向に配することができる。
この型枠内には早強の硬化材を打設する。早強の硬化材
としては早強性のモルタルなどのセメント系硬化材や樹
脂系の早強性硬化材が採用できる。またこの早強性硬化
材にはスチールファイバーや樹脂ファイバーなどのファ
イバーを混入して補強してもよい。硬化材が硬化してこ
れが定着体となり、この定着体とシースの中に通したア
ンカー鋼材が一体化する。この上に盛土してアンカー鋼
材と定着体を地中に埋設する。
【０００８】
【作用】定着シースによって内部のセメント系硬化材を
拘束する。これによって内部のセメント系硬化材とアン
カー鋼材との付着切れが生じ難い。型枠内に打設した硬
化材は硬化が早く、すぐ盛土が可能となってアンカーに
荷重を負担させることができる。型枠内の硬化材は内部
に配した金網状材やファイバーによって補強することに
より、引っ張り荷重をより強固に負担できる。アンカー
鋼材先端に連結した擁壁ブロックなどのかかった荷重
を、定着体の定着力により負担する。
拘束する。これによって内部のセメント系硬化材とアン
カー鋼材との付着切れが生じ難い。型枠内に打設した硬
化材は硬化が早く、すぐ盛土が可能となってアンカーに
荷重を負担させることができる。型枠内の硬化材は内部
に配した金網状材やファイバーによって補強することに
より、引っ張り荷重をより強固に負担できる。アンカー
鋼材先端に連結した擁壁ブロックなどのかかった荷重
を、定着体の定着力により負担する。
【０００９】
【実施例】以下、図に示す一実施例に基づきこの発明を
詳細に説明する。図において１はアンカー鋼材であっ
て、ＰＣ鋼より線が使用されている。このアンカー鋼材
１が先端部分の数メートルはアンボンドシースの中に通
してあり、後は末端まで剥出しとなっている。このアン
カー鋼材１が更にシースの中に通してあり、アンボンド
シース内に通した部分はポリエチレンのストレートシー
ス２内に配してあり、剥出しになった部分はステンレス
製の異形定着シース３内に配する。この両シース２・３
内にセメントペースト４が注入してある。
詳細に説明する。図において１はアンカー鋼材であっ
て、ＰＣ鋼より線が使用されている。このアンカー鋼材
１が先端部分の数メートルはアンボンドシースの中に通
してあり、後は末端まで剥出しとなっている。このアン
カー鋼材１が更にシースの中に通してあり、アンボンド
シース内に通した部分はポリエチレンのストレートシー
ス２内に配してあり、剥出しになった部分はステンレス
製の異形定着シース３内に配する。この両シース２・３
内にセメントペースト４が注入してある。
【００１０】このようにシース２・３の中に配したアン
カー鋼材１を、地形の上に置いた型枠５の二面を貫通す
るように開けた孔１２に通す。型枠５はエキスパンドメ
タルによって形成されており、ほぼ台形状に枠組むよう
に形成されている。型枠５の正面形状は高さＨが２０〜
３０ｃｍで巾Ｗが５０〜１００ｃｍで、長さＬは５０ｃ
ｍである。型枠５の中には、アンカー鋼材１の上下に位
置するように平面方向に二枚の金網状材６が配してあ
る。この型枠５内に早強の樹脂モルタル７を打設する。
樹脂モルタル７は配合により硬化速度を調整でき、使用
する樹脂モルタル７は数時間で所要の強度が発現するよ
うにしてある。モルタル７は地山の凹凸にに馴染んで凹
凸となり、摩擦抵抗力は大きくなり、周りの地盤とよく
引っ掛ることになる。このようにして、シース３に通し
たアンカー鋼材１の左右に張り出る定着体８が、複数個
形成される。アンカー鋼材１の先端はプレキャスト製の
擁壁ブロック９に連結する。１０はアンカー鋼材１を定
着するナットである。
カー鋼材１を、地形の上に置いた型枠５の二面を貫通す
るように開けた孔１２に通す。型枠５はエキスパンドメ
タルによって形成されており、ほぼ台形状に枠組むよう
に形成されている。型枠５の正面形状は高さＨが２０〜
３０ｃｍで巾Ｗが５０〜１００ｃｍで、長さＬは５０ｃ
ｍである。型枠５の中には、アンカー鋼材１の上下に位
置するように平面方向に二枚の金網状材６が配してあ
る。この型枠５内に早強の樹脂モルタル７を打設する。
樹脂モルタル７は配合により硬化速度を調整でき、使用
する樹脂モルタル７は数時間で所要の強度が発現するよ
うにしてある。モルタル７は地山の凹凸にに馴染んで凹
凸となり、摩擦抵抗力は大きくなり、周りの地盤とよく
引っ掛ることになる。このようにして、シース３に通し
たアンカー鋼材１の左右に張り出る定着体８が、複数個
形成される。アンカー鋼材１の先端はプレキャスト製の
擁壁ブロック９に連結する。１０はアンカー鋼材１を定
着するナットである。
【００１１】擁壁ブロック９の背後に盛土１１して、ア
ンカー鋼材１や定着体８を地中に埋設する。更に擁壁ブ
ロック９を積み上げる場合、上記した手順を繰返し、ア
ンカー鋼材１、型枠５を配置して硬化材７を打設して定
着し、擁壁ブロック９と連結すればよい。擁壁ブロック
９に荷重が作用した場合、アンカー鋼材１を通じて定着
体８に荷重が伝わる。このときアンカー鋼材１と定着体
８の連結は金網状材６を含むモルタル７によってされて
いるが、金網状材６によってモルタル７が補強されてお
り、定着体８が崩れるようなことがない。特に定着体８
には引張荷重が作用するが、金網状材６やファイバーに
よってこの引張荷重を受けることができる。
ンカー鋼材１や定着体８を地中に埋設する。更に擁壁ブ
ロック９を積み上げる場合、上記した手順を繰返し、ア
ンカー鋼材１、型枠５を配置して硬化材７を打設して定
着し、擁壁ブロック９と連結すればよい。擁壁ブロック
９に荷重が作用した場合、アンカー鋼材１を通じて定着
体８に荷重が伝わる。このときアンカー鋼材１と定着体
８の連結は金網状材６を含むモルタル７によってされて
いるが、金網状材６によってモルタル７が補強されてお
り、定着体８が崩れるようなことがない。特に定着体８
には引張荷重が作用するが、金網状材６やファイバーに
よってこの引張荷重を受けることができる。
【００１２】以上の実施例ではアンカー鋼材１にアンボ
ンドの自由長部分と付着のための定着長部分を設けた
が、全長を定着長として、ポリエチレンの異形シースの
中に配して、定着してもよい。また以上の実施例では定
着シース３の定着体８以外の部分はそのまま地中に埋め
たが、ドライグラウトモルタルや堅練りのモルタルをシ
ース３の周囲に打設してから地中に埋設してもよい。ド
ライグラウトモルタルや堅練りのモルタルは地中の水に
より硬化する。
ンドの自由長部分と付着のための定着長部分を設けた
が、全長を定着長として、ポリエチレンの異形シースの
中に配して、定着してもよい。また以上の実施例では定
着シース３の定着体８以外の部分はそのまま地中に埋め
たが、ドライグラウトモルタルや堅練りのモルタルをシ
ース３の周囲に打設してから地中に埋設してもよい。ド
ライグラウトモルタルや堅練りのモルタルは地中の水に
より硬化する。
【００１３】
【発明の効果】この発明は以上のような構成を有するた
め、以下のような効果を得ることができる。 型枠内に早強の硬化材を使用してアンカー鋼材を連結
するため、硬化材は数時間で所要の強度を発現してアン
カー体として使用できる状態となって、これに荷重を負
担させることができる。これによって著しく施工期間を
短縮できることになる。 型枠は金網状材によって形成されているため、現場へ
の運搬・搬入作業を著しく省力化できる。つまり重いプ
レキャストブロックの搬入など行なう必要がないため、
定着体作成の施工が著しく容易となる。 定着体は現場で型枠に硬化材を打設して形成するた
め、硬化材が地山の凹凸に馴染んで凹凸となり、引っ掛
りが大きくなって抵抗力が増す。 アンカー鋼材をシースの中に配したため、クラックが
生じても水はシースよりも中には入らず、鋼材が錆び付
くことがなく、長期的に使用できる信頼性の高いアンカ
ーとなる。 アンカー鋼材の定着部分は定着シースの中に配してあ
り、内部の硬化材がシースにより拘束されているため、
この拘束効果により付着切れしても付着耐力の減少は小
さい。 アンカーは定着部分の硬化材の付着と定着体の定着力
によって強固に定着するため、大きな荷重も負担するこ
とができる。 型枠内に金網状材を配したり、硬化材の中にファイバ
ーを混入することによって定着体に作用する引張荷重も
有効に受けることができる。
め、以下のような効果を得ることができる。 型枠内に早強の硬化材を使用してアンカー鋼材を連結
するため、硬化材は数時間で所要の強度を発現してアン
カー体として使用できる状態となって、これに荷重を負
担させることができる。これによって著しく施工期間を
短縮できることになる。 型枠は金網状材によって形成されているため、現場へ
の運搬・搬入作業を著しく省力化できる。つまり重いプ
レキャストブロックの搬入など行なう必要がないため、
定着体作成の施工が著しく容易となる。 定着体は現場で型枠に硬化材を打設して形成するた
め、硬化材が地山の凹凸に馴染んで凹凸となり、引っ掛
りが大きくなって抵抗力が増す。 アンカー鋼材をシースの中に配したため、クラックが
生じても水はシースよりも中には入らず、鋼材が錆び付
くことがなく、長期的に使用できる信頼性の高いアンカ
ーとなる。 アンカー鋼材の定着部分は定着シースの中に配してあ
り、内部の硬化材がシースにより拘束されているため、
この拘束効果により付着切れしても付着耐力の減少は小
さい。 アンカーは定着部分の硬化材の付着と定着体の定着力
によって強固に定着するため、大きな荷重も負担するこ
とができる。 型枠内に金網状材を配したり、硬化材の中にファイバ
ーを混入することによって定着体に作用する引張荷重も
有効に受けることができる。
【図１】この発明にかかる盛土アンカーの斜視図であ
る。
る。
【図２】盛土アンカーの平面図である。
【図３】型枠の正面である。
【図４】地形を均した状態の断面図である。
【図５】盛土アンカーを設置した状態の断面図である。
【図６】盛土した状態の断面図である。
１ アンカー鋼材 ２ ストレートシース ３ 定着シース ４ セメントペースト ５ 型枠 ６ 金網状材 ７ 樹脂モルタル ８ 定着体 ９ 擁壁ブロック １０ ナット １１ 盛土
Claims (5)
- 【請求項１】 アンカー鋼材の全部或いは一部を周面に
凹凸を有する定着シースの中に配してシース内に硬化材
を注入し、地形の上に置いた金網状材で形成した型枠を
貫通するよう前記定着シースの中に配されたアンカー鋼
材を通し、前記型枠内に早強の硬化材を詰めて定着体を
形成し、盛土してアンカー鋼材と定着体とを埋設してな
る盛土アンカー。 - 【請求項２】 早強の硬化材として樹脂系硬化材を使用
したことを特徴とする請求項１記載の盛土アンカー。 - 【請求項３】 早強の硬化材として早強セメント系硬化
材を使用したことを特徴とする請求項１記載の盛土アン
カー。 - 【請求項４】 早強の硬化材内にはスチールファイバー
や樹脂ファイバーなどのファイバーを混入したことを特
徴とする請求項１、２又は３記載の盛土アンカー。 - 【請求項５】 型枠内には、金網状材を型枠の平面方向
に配したことを特徴とする請求項１記載の盛土アンカ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6083895A JP2509160B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 盛土アンカ― |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6083895A JP2509160B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 盛土アンカ― |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07268868A JPH07268868A (ja) | 1995-10-17 |
| JP2509160B2 true JP2509160B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=13815375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6083895A Expired - Lifetime JP2509160B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 盛土アンカ― |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2509160B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5290454B2 (ja) * | 2012-07-05 | 2013-09-18 | 矢作建設工業株式会社 | 盛土補強土壁用アンカー及び該アンカーを使用した盛土補強土壁構造 |
| KR101726414B1 (ko) * | 2016-06-29 | 2017-04-14 | (주)대한콜크 | 띠형 보강재 및 이를 포함하는 보강재 어셈블리 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5132883A (en) * | 1974-09-09 | 1976-03-19 | Nippon Dyeing Machine Mfg Co | Seniseihinnoryutaishorisochi |
| JPH0340766A (ja) * | 1989-07-06 | 1991-02-21 | Tokin Corp | 超音波モータ |
| JPH049889A (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-14 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
| JPH0461132A (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-27 | Mitsubishi Electric Corp | 混成集積回路用ゲル注入装置 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6083895A patent/JP2509160B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5132883A (en) * | 1974-09-09 | 1976-03-19 | Nippon Dyeing Machine Mfg Co | Seniseihinnoryutaishorisochi |
| JPH0340766A (ja) * | 1989-07-06 | 1991-02-21 | Tokin Corp | 超音波モータ |
| JPH049889A (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-14 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
| JPH0461132A (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-27 | Mitsubishi Electric Corp | 混成集積回路用ゲル注入装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07268868A (ja) | 1995-10-17 |
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