JPH0525532U - メモリ保護回路 - Google Patents
メモリ保護回路Info
- Publication number
- JPH0525532U JPH0525532U JP7436491U JP7436491U JPH0525532U JP H0525532 U JPH0525532 U JP H0525532U JP 7436491 U JP7436491 U JP 7436491U JP 7436491 U JP7436491 U JP 7436491U JP H0525532 U JPH0525532 U JP H0525532U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- error
- seq
- address
- memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この考案は、S/W処理実行中のアドレス信
号4をメモリ2に格納することにより、SEQエラー発
生時にエラー処理段階でエラー発生の状態をプログラム
的に識別できるようにするためになされたものである。 【構成】 S/W処理実行アドレスを格納するメモリア
ドレスを示すINCレジスタ21と、格納するためのラ
イト信号20を生成するノアゲート19と、一定周期ご
とに割込み信号を生成するRTC回路12と、RTCが
入力するとSEQエラーフラグ14を有意にするSEQ
エラーフラグ回路13と、プログラムが規定のルートを
通過するとSEQエラーフラグ14をリセットするSE
Qチェックカウンタ17と、SEQエラー信号16を出
力するラッチ15から構成される。 【効果】 S/W処理実行中のアドレス信号4がメモリ
2に格納されるので、SEQエラー発生時、エラー処理
段階でエラー発生の状態がプログラム的に識別できる。
号4をメモリ2に格納することにより、SEQエラー発
生時にエラー処理段階でエラー発生の状態をプログラム
的に識別できるようにするためになされたものである。 【構成】 S/W処理実行アドレスを格納するメモリア
ドレスを示すINCレジスタ21と、格納するためのラ
イト信号20を生成するノアゲート19と、一定周期ご
とに割込み信号を生成するRTC回路12と、RTCが
入力するとSEQエラーフラグ14を有意にするSEQ
エラーフラグ回路13と、プログラムが規定のルートを
通過するとSEQエラーフラグ14をリセットするSE
Qチェックカウンタ17と、SEQエラー信号16を出
力するラッチ15から構成される。 【効果】 S/W処理実行中のアドレス信号4がメモリ
2に格納されるので、SEQエラー発生時、エラー処理
段階でエラー発生の状態がプログラム的に識別できる。
Description
【0001】
この考案はS/W処理がなされている間、CPUから出力されるアドレス信号 を順次格納しておくことによって、S/Wの暴走を示すシーケンス(以下、SE Qと呼ぶ。)エラーが発生した場合、SEQエラー発生の状態をエラー処理時に 識別できるメモリ保護回路に関するものである。
【0002】
図3は、従来のメモリ保護回路を示すブロック図である。図において、1はC PU、2はメモリ、3はデータ信号、4はアドレス信号、5はライト信号、6は リード信号、7はアドレス信号4をデコードするアドレスデコーダ、8はアドレ スデコーダ7でデコーダされたアドレス信号、9は計算機の基本周期を与える発 振回路、10は発振回路9が出力するクロック、11は一定周期ごとにS/Wに 起動をかけるための割込み信号を生成するリアルタイムクロック(以下、RTC と呼ぶ。)回路、12はRTC回路11が出力するRTC、13はRTC12が 入力してからリセットされるまで出力を有意にするSEQエラーフラグ回路、1 4はSEQエラーフラグ回路13が出力するSEQエラーフラグ、15はSEQ エラーフラグ14がリセットされる前に次のRTC12が入力した場合にエラー 信号を出力するラッチ、16はSEQエラー信号、17はプログラムが規定のル ートを通過するとSEQエラーフラグ14をリセットするSEQチェックカウン タ、18はSEQチェックカウンタ17が出力するリセット信号である。
【0003】 図4は、従来のメモリ保護回路のタイミングチャートである。S/W処理サイ クルT1はSEQエラーが発生しない場合を示しており、S/W処理サイクルT 2はSEQエラーが発生した場合を示している。
【0004】 まずS/W処理サイクルT1でSEQエラーが発生しない場合の回路の動作を 説明する。RTC回路11は正常にS/W処理が実行された場合の最長S/W処 理時間より長い周期でRTC12を発生する。t11でCPU1にRTC12が 入力するとS/W処理が開始され、同時にSEQエラーフラグ14が有意となる 。プログラムが通過するべきルートの数カ所に、設定した入出力アドレスへのラ イト命令が書き込まれており、このルートを通過する毎にSEQチェックカウン タ17がカウントアップする。1つのプログラムについて何カ所のチェックポイ ントを設けるかをあらかじめ決めておき、全チェックポイントを通過するとSE Qチェックカウンタ17はオーバーフローし、t12でリセット信号18を出力 する。SEQエラーフラグ14はこのリセット信号18でリセットされ、t3で 次のRTC12が入力してもSEQエラー信号16は出力されない。
【0005】 S/W処理サイクルT2では、t13でCPU1にRTC12が入力するとS /W処理が開始され、同時にSEQエラーフラグ14が有意となるところまでは S/W処理サイクルT1と同様である。S/Wが暴走し、全チェックポイントを 通過しなければSEQエラーフラグ14はリセットされないので、次のRTC1 2が入力するとラッチ15からSEQエラー信号16が有意となって出力される 。CPU1はSEQエラー信号16を検出すると次の処理を中止し、エラー処理 を実行する。
【0006】
上記のように従来のメモリ保護回路では、SEQエラーの発生によってCPU 1がエラー処理に移行した場合、エラー処理においてSEQエラー発生の状態が 識別できないという課題があった。
【0007】 この考案はこのような課題を解決するためになされたもので、あらかじめイン クリメントレジスタ(以下、INCレジスタと呼ぶ。)に設定しておいたメモリ アドレスに、S/W処理実行中のアドレス信号4を順次書き込むようにしたこと で、SEQエラーが発生した場合、エラー発生の状態をエラー処理の段階でプロ グラム的に識別できるようにすることを目的とする。
【0008】
この考案によるメモリ保護回路は、S/W処理実行中のアドレス信号4を順次 格納していくためのメモリアドレスを示すINCレジスタと、アドレス信号4を メモリ2に書き込むためのライト信号を出力するノアゲートと、S/Wに起動を かけるためのRTC12を一定周期ごとに発生するRTC回路11と、プログラ ムが規定のルートを通って実行されることによりリセット信号18を生成するS EQチェックカウンタ17と、RTC12が入力してからリセットされるまでS EQエラーフラグ14を有意にするSEQエラーフラグ回路13と、SEQエラ ーフラグ14がリセットされる前に次のRTC12が入力してきた時にSEQエ ラー信号16を出力するラッチ15とを設けて、SEQエラーが発生したときに エラー発生時の状態をエラー処理の段階でプログラム的に識別できるようにした ものである。
【0009】
この考案によるメモリ保護回路は、S/W処理実行中にCPU1から出力され るアドレス信号4を順次INCレジスタに示されるメモリアドレスに格納してい き、SEQエラーが発生したときにエラー発生時の状態をエラー処理の段階でプ ログラム的に識別できるようにしたものである。
【0010】
実施例1. 図1はこの考案の1実施例を示すブロック図である。図において、19はライ ト信号5とリード信号6の論理和をとるノアゲート、20はノアゲート19から 出力されるアドレス信号4をメモリ2に書き込むためのライト信号、21はS/ W処理実行中にCPU1から出力されるアドレス信号4を順次格納していくメモ リアドレスを示すINCレジスタ、22はINCレジスタ21が出力するアドレ ス信号である。
【0011】 図2は一実施例のタイミングチャートである。S/W処理サイクルT1はSE Qエラーが発生しない場合を示しており、S/W処理サイクルT2はSEQエラ ーが発生した場合を示している。
【0012】 S/W処理サイクルT1では、まずt11でCPU1にRTC12が入力する とSEQエラーフラグ14が有意となり、S/W処理が開始される。RTC12 が入力するとINCレジスタ21には初期値がロードされ、アドレス信号22が 出力する。S/W処理中にCPU1からライト信号5またはリード信号6が出力 するとノアゲート19からライト信号20が出力し、このときにCPU1から出 力されているアドレス信号4がメモリ2に書き込まれる。アドレス信号4を格納 するメモリアドレスはINCレジスタ21から出力するアドレス信号22で示さ れており、このアドレス値はライト信号20が入力する度に1インクリメントす る。このようにしてプログラム実行中のアドレス信号4は、順次↑のタイミング でメモリ2に格納されていく。プログラムが規定のルートをすべて通過すると、 従来例でSEQエラーが発生していない場合と同様に、t12でSEQチェック カウンタ17からリセット信号18が出力し、SEQエラーフラグ14はリセッ トされるので、SEQエラー信号16は出力されない。次のRTC12が入力す るとCPU1は次のプログラム処理を開始し、再び初期値がロードされたINC レジスタ21の示すメモリアドレスにアドレス信号4が格納されていく。従って 、メモリ2には常に最新の1サイクルのプログラム実行アドレスが格納される。
【0013】 S/W処理サイクルT2ではSEQエラーが発生している。この場合、t13 でCPU1にRTC12が入力してからアドレス信号4をINCレジスタ21で 示されるメモリアドレスに格納していくことはSEQエラーが発生していない場 合と同様である。しかしSEQエラーが発生しプログラムが規定のルートを通過 しないと、SEQチェックカウンタ17からリセット信号18が出力されず、t 14でSEQエラーフラグ14がリセットされる前に次のRTC12が出力され るので、SEQエラー信号16が出力される。CPU1はSEQエラー信号16 を検出すると次の処理を中止し、エラー処理を実行する。
【0014】
この考案は以上説明したとおり、常に最新の1サイクルのS/W処理実行アド レスをメモリ2に格納しておくことで、SEQエラーが発生した場合、発生した エラー情報をCPU1のエラー処理の段階でプログラム的に識別できるという効 果がある。
【図1】この考案の1実施例を示すブロック図である。
【図2】1実施例のタイミングチャートを示す図であ
る。
る。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【図4】従来例のタイミングチャートを示す図である。
【符号の説明】 1 CPU 2 メモリ 3 データ信号 4 アドレス信号 5 ライト信号 6 リード信号 7 アドレスデコーダ 8 アドレス信号 9 発振回路 10 クロック 11 RTC回路 12 RTC 13 SEQエラーフラグ回路 14 SEQエラーフラグ 15 ラッチ 16 SEQエラー信号 17 SEQチェックカウンタ 18 リセット信号 19 ノアゲート 20 ライト信号 21 INCレジスタ 22 アドレス信号
Claims (1)
- 【請求項1】 S/Wの処理がなされている間、CPU
から出力されるアドレス信号を順次格納していくための
メモリアドレスを示すインクリメントレジスタと、CP
Uから出力されるアドレス信号を順次メモリに格納して
いくためのライト信号を出力するノアゲートと、一定周
期ごとにS/Wに起動をかけるための割込み信号を生成
するリアルタイムクロック回路と、リアルタイムクロッ
クが入力してからリセットされるまでシーケンスエラー
フラグを有意にするシーケンスエラーフラグ回路と、プ
ログラムが規定のルートを通過することによってシーケ
ンスエラーフラグをリセットする信号を出力するシーケ
ンスチェックカウンタと、シーケンスエラーフラグがリ
セットされる前に次のリアルタイムクロックが入力した
場合にシーケンスエラー信号を出力するラッチとを設け
たことを特徴とするメモリ保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7436491U JPH0525532U (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | メモリ保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7436491U JPH0525532U (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | メモリ保護回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525532U true JPH0525532U (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=13545028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7436491U Pending JPH0525532U (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | メモリ保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525532U (ja) |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP7436491U patent/JPH0525532U/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2818249B2 (ja) | 電子計算機 | |
JPH09330236A (ja) | マイクロプロセッサ及びその周辺装置 | |
JPS6235949A (ja) | メモリ−装置 | |
EP3933639B1 (en) | Transaction processing method, apparatus, and electronic device for blockchain | |
US3618042A (en) | Error detection and instruction reexecution device in a data-processing apparatus | |
JP3452771B2 (ja) | 命令制御システム及びその方法 | |
JPH0525532U (ja) | メモリ保護回路 | |
JP2671160B2 (ja) | 例外処理方式 | |
JPH07219766A (ja) | 演算処理装置 | |
JP2783285B2 (ja) | 情報処理装置 | |
US11681527B2 (en) | Electronic device and multiplexing method of spatial | |
JP2892375B2 (ja) | パルス入力装置 | |
JP2552738B2 (ja) | データ処理装置 | |
JPH04106652A (ja) | 例外処理システム | |
JP2758624B2 (ja) | マイクロプログラムの調速方式 | |
JPS5947651A (ja) | プログラム制御装置 | |
JPH04153851A (ja) | メモリ保護回路 | |
KR20020054519A (ko) | 인터럽트를 이용한 응용 프로그램의 에러검출장치 및 방법. | |
JPS6142301B2 (ja) | ||
JPH08286950A (ja) | 情報処理装置及びトレース情報格納方法 | |
JPS58205256A (ja) | データ処理方法 | |
JPH06295252A (ja) | 計算機 | |
JPS5875250A (ja) | デジタル情報処理装置 | |
JPS6149695B2 (ja) | ||
JPS59200356A (ja) | プログラムトレ−ス方式 |