JPH0524969A - 結晶成長装置 - Google Patents

結晶成長装置

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JPH0524969A
JPH0524969A JP1811691A JP1811691A JPH0524969A JP H0524969 A JPH0524969 A JP H0524969A JP 1811691 A JP1811691 A JP 1811691A JP 1811691 A JP1811691 A JP 1811691A JP H0524969 A JPH0524969 A JP H0524969A
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single crystal
layer
crucible
crystal
melt
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Application number
JP1811691A
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English (en)
Inventor
Takayuki Kubo
高行 久保
Shunji Miyahara
俊二 宮原
Toshiyuki Fujiwara
俊幸 藤原
Hideki Fujiwara
秀樹 藤原
Shuichi Inami
修一 稲見
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 るつぼ21の内層容器21aの表面に凹凸25を形成す
ることにより、内層容器21aの内表面と溶融層17の
溶融液との接触面積を大きくする。これによって引き上
げた単結晶16に取り込まれる酸素濃度を向上させるこ
とができ、また内層容器21aの内表面の凹凸25の形
成具合を制御することによって、引き上げた単結晶16
に取り込まれる酸素濃度を制御することができる。さら
に内層容器21a内表面に形成された凹凸25によっ
て、溶融層17下部の固体層18が係止され、単結晶1
6引き上げ中における固体層18の浮上を防止すること
ができるため、品質がより向上した単結晶16を製造す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は結晶成長装置に関し、よ
り詳しくは例えば半導体材料として使用されるシリコン
単結晶等の結晶を成長させる結晶成長装置に関する。
【0002】
【従来の技術】単結晶を成長させるには種々の方法があ
るが、その中にチョクラルスキー法(CZ法)等の回転
引き上げ法がある。図4は従来の回転引き上げ法に用い
られる結晶成長装置の模式的断面図であり、図中11は
るつぼを示している。るつぼ11は、図6に示したよう
な有底円筒状の石英製の内層容器11aと、この内層容
器11aの外側に嵌合された同じく有底円筒状の黒鉛製
の外層保持容器11bとから構成されており、るつぼ1
1の外側には抵抗加熱式のヒータ12が同心円筒状に配
設されている。るつぼ11内にはこのヒータ12により
溶融させた結晶用原料、つまり原料の溶融液13が充填
されており、るつぼ11の中心軸上には、例えば図中矢
印方向に所定速度で回動する引き上げ棒、ワイヤー等か
らなる引き上げ軸14が配設されている。また、るつぼ
11は引き上げ軸14と同一軸心で所定速度で回転する
るつぼ支持軸19により支持されている。そして、引き
上げ軸14の先に取り付けられた種結晶15を溶融液1
3の表面に接触させ、引き上げ軸14を結晶成長に合わ
せて回転させつつ上方へ引き上げていくことにより、溶
融液13が凝固して形成される単結晶16を成長させて
いる。
【0003】ところで、半導体単結晶をこの回転引き上
げ法で成長させる場合、単結晶16の電気抵抗率、電気
伝導型を調整するために、引き上げ前に溶融液13中に
不純物元素を添加することが多い。このため、添加した
不純物が単結晶16の結晶成長方向に沿って偏析すると
いう現象が生じ、その結果、結晶成長方向に均一な電気
的特性を有する単結晶16が得られないという問題があ
った。
【0004】この偏析は、単結晶16のある点での凝固
開始時の不純物濃度と凝固終了時の不純物濃度との比、
つまり凝固の際に溶融液、単結晶界面において生じる単
結晶16中の不純物濃度CS と溶融液13中の不純物濃
度CL との比CS/CL 、すなわち実効偏析係数Keが1
でないことに起因して生じる。例えばKe <1の場合で
は、単結晶16が成長するに伴って溶融液13中の不純
物濃度がおのずと高くなっていき、単結晶16に偏析が
生じるのである。
【0005】上記不純物の偏析を抑制しながら回転引き
上げ法により単結晶16を成長させる方法として、溶融
層法がある。図5は溶融層法に用いられる従来の結晶成
長装置の模式的断面図であり、図4に示したものと同様
に構成されたるつぼ11内の原料の上部をヒータ12に
て溶融させることにより、上層に溶融層17を、また下
層に固体層18を形成している。そして、引き上げ軸1
4の引き上げに伴って、固体層18をヒータ12にて溶
融させることにより、るつぼ11内の溶融層17量を一
定に維持させる(溶融層厚一定法)。この方法は特公昭
34−8242号、特公昭62−880号及び実開昭6
0−32474号公報に開示されており、実効偏析係数
Ke の値に拘らず、単結晶16の成長に伴って新たに不
純物濃度の低い固体層18を溶解することにより、溶融
層17中の不純物濃度CL を低減させている。
【0006】また、意図的に溶融層17の液量を変化さ
せることにより、引き上げ中に不純物を添加することな
く溶融層17中の不純物濃度CL を一定に保つ方法(溶
融層厚変化法)が特開昭61−250691号、特開昭
61−250692号及び特開昭61−215285号
公報に開示されている。
【0007】ところで、上記した溶融層法における偏析
軽減の原理は、最初にるつぼ11内に充填される結晶用
原料の重量(初期充填量)を1とし、原料上面から計っ
た重量比xの位置における不純物濃度をCP(x)と表わす
ことにより、図7〜図10に示すような一次元モデルで
説明することができる。この際、初期充填量1に対する
結晶引き上げ率をfs 、溶融液の重量比をfL、下部固
体率をfp 、f0 =fs +fL とおくと次式(数1)の
ごとく定義される。
【0008】
【数1】
【0009】なお、CZ法等の回転引き上げ方法では原
料として高純度多結晶が用いられることが多いが、ま
ず、より一般的に原料中の不純物濃度CP ≠0の場合を
説明する。また図において左方をるつぼ11上面側とす
る。
【0010】図7は結晶用原料をるつぼ11内に充填し
た直後の状態を示し、fp =1である。図8は図7の結
晶用原料が原料上面からfL だけ溶融され、それに不純
物を添加した初期溶解終了時の状態を示している。ここ
でC0 は初期溶融液中の不純物濃度であり、f0 =fL
である。図9は結晶引き上げ中の変化を示している。溶
融された結晶用原料上面からfs だけ結晶を引き上げる
と、下部固体層の結晶用原料は溶融されてfL になる。
ここでCL は溶融液中の不純物濃度であり、CP は下部
固体層の不純物濃度である。そして、fs からさらにΔ
s だけ結晶を引き上げる間にCa・Δfs だけ不純物を
添加した場合、fL はfL+ΔfL に、CL はCL +Δ
L に、fp はfp +Δfp に変化する。CS は結晶中
の不純物濃度である。この際、変化前のCL 、CP 及び
変化後のCS 、CL +ΔCL 、すなわち図中Aで示す領
域の不純物量は一定である。これにより次式(数2)が
成立する。
【0011】
【数2】
【0012】但し、
【0013】
【数3】
【0014】であるので、これを(数2)式に適用し、
(数2)式中の2次の微小項を省略すると、次の(数
4)式が得られる。
【0015】
【数4】
【0016】(数4)式より、例えば理想的な場合とし
てCP =0とし、結晶中の不純物濃度CS を以下のごと
く算出すると、その偏析が求められる。すなわち、通常
のCZ法の場合はfp =0、ΔfL +Δfs =0、Ca
=0より
【0017】
【数5】
【0018】これを(数3)式に代入すると、
【0019】
【数6】
【0020】となる。
【0021】同様にして溶融層法の場合は dCL/ dfs
=0、CP =0とすると、(数4)式により、
【0022】
【数7】
【0023】となり、これが無偏析引き上げを実現する
ための条件である。これを溶融層厚一定法に適用した場
合は dfL/ dfs =0であることから、
【0024】
【数8】
【0025】が得られ、この不純物量Ca を連続的に添
加することにより、無偏析条件が実現される。また、溶
融層圧変化法に適用した場合は、不純物の連続添加を行
なわないのでCa =0であり、(数7)式より
【0026】
【数9】
【0027】が満足されるように結晶引き上げに伴って
溶融層厚を変化させることにより、無偏析条件が実現さ
れる。
【0028】図10は引き上げ終了時の分布を示すもの
である。溶融層厚一定法では、溶融層17下の固体層1
8が全部溶融してfp =0となった後は、無偏析条件が
成立せず、(数6)式に従って偏析が生じる。一方、溶
融層厚変化法では初期溶融率をfL0とすると、(数9)
式より
【0029】
【数10】
【0030】となる。
【0031】これら溶融層法においては、溶融層の厚み
の制御はヒータ12の発熱長、るつぼ11の深さ及びヒ
ータ12の外側に周設され、るつぼ11下部の熱移動を
促進する保温筒(図示せず)の形状及び材質を予め適切
に選択することにより行なわれる。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の溶融層
法においては、上記したようにるつぼ11下部に固体層
18が存在するため、CZ法に比べてつるぼ11と溶融
層17との接触面積が少なく、引き上げた単結晶16に
取り込まれる酸素濃度が低いという課題があった。また
単結晶16の酸素濃度の制御も非常に困難であった。単
結晶16に取り込まれる酸素濃度の制御は、単結晶16
の機械的強度を向上させ、またウェハの素子活性領域か
ら重金属等の汚染物質を除去する上で非常に重要である
ことが知られており、従って溶融層法における単結晶1
6の酸素濃度の制御は大きな課題となっていた。
【0033】さらに従来の溶融層法においては、溶融層
17下部に溶融液より比重の小さい固体層18が存在す
るため、結晶引き上げ中に固体層18が浮上することが
あった。固体層18が浮上すると、溶融層17の液面レ
ベルが変動したり、溶融液面が振動したりして成長させ
ている単結晶16の欠陥を招く虞れがある。
【0034】本発明は上記した課題に鑑みてなされたも
のであり、単結晶に取り込まれる酸素濃度が高くなるよ
うに酸素濃度を制御することができ、単結晶引き上げ中
における固体層の浮上を防止することができる結晶成長
装置を提供することを目的としている。
【0035】
【課題を解決する為の手段】上記した目的を達成するた
めに本発明に係る結晶成長装置は、結晶用原料が充填さ
れるるつぼを備え、該るつぼ内の結晶用原料を溶融させ
るヒータが前記るつぼの周囲に配設されると共に、該る
つぼの上方には引き上げ軸が配設された結晶成長装置に
おいて、前記るつぼの内表面に凹凸が形成されているこ
とを特徴としている。
【0036】
【作用】一般に、引き上げ単結晶中に取り込まれる酸素
濃度は、るつぼの回転数、溶融層厚等により制御される
が、前述したように溶融層法においては溶融液の下部に
固体層が存在しているため、酸素供給源であるるつぼ内
表面と溶融液との接触面積が通常のCZ法に比べて小さ
くなり、従って引き上げ単結晶中の酸素濃度も低くな
る。本発明者らは種々検討した結果、溶融層厚と引き上
げ単結晶中の酸素濃度との間には強い相関関係があり、
るつぼ内表面と溶融液との接触面積を大きくすると、単
結晶中の酸素濃度が上昇することを見出した。この接触
面積を大きくするためには、固体層厚を減らし、溶融層
厚を増やす方法が考えられるが、溶融層及び固体層厚を
変えると引き上げ単結晶の軸方向電気抵抗率分布に影響
を与えるため、この方法は望ましくない。
【0037】本発明に係る結晶成長装置によれば、るつ
ぼの内表面に凹凸が形成されているので、同じ溶融層厚
でもるつぼ内表面と溶融液との接触面積が大きくなる。
従って引き上げた単結晶に取り込まれる酸素濃度が増大
し、また前記るつぼの内表面の凹凸の形成具合を制御す
ることによって、引き上げた単結晶に取り込まれる酸素
濃度が制御されることとなる。さらに前記るつぼの内表
面に形成された凹凸によって、溶融層下部の固体層が係
止され、単結晶引き上げ中における固体層の浮上が防止
されることとなる。
【0038】
【実施例及び比較例】以下、本発明に係る結晶成長装置
の実施例を図面に基づいて説明する。なお、従来例と同
一機能のものについては同一の符合を付すこととする。
【0039】図1は本発明に係る結晶成長装置の一実施
例を示した模式的断面図であり、図中24はチャンバを
示している。チャンバ24は軸長方向を垂直とした略円
筒状の真空容器24aにより形成されており、チャンバ
24は図示しない水冷機構により水冷されている。チャ
ンバ24の略中央位置にはるつぼ21が配設されてお
り、るつぼ21は、図2に示したような内表面に凹凸2
5が形成された有底円筒形状の石英製の内層容器21a
と、この内層容器21aの外側に嵌合された同じく有底
円筒形状の黒鉛製の外層保持容器11bとから構成され
ている。本実施例では例えば直径が16インチ、高さが
14インチの内層容器21aを用いることができ、この
場合の内層容器21aの内表面積は、同じ大きさを有す
る図6に示した従来形状の内層容器11aの約2倍、す
なわち約14000cm2 となる。このるつぼ21の外層
保持容器11bの底部には、るつぼ21を回動並びに昇
降させるるつぼ支持軸19が設けられており、るつぼ2
1の外周には、抵抗加熱式ヒータ等で構成され、かつ短
い発熱長、例えば90mm程度の発熱長を有するヒータ1
2が配設されている。そして例えば溶融層法において
は、このヒータ12とるつぼ21との相対的な上下方向
への位置調節によって、るつぼ21内の溶融層17、固
体層18のそれぞれの厚さが調節されるようになってい
る。またヒータ12の外側には、保温筒22が周設され
ている。
【0040】一方、るつぼ21の上方には、チャンバ2
4の上部に連設形成された小形の略円筒形状のプルチャ
ンバ23を通して引き上げ軸14が回動並びに昇降可能
に吊設されており、引き上げ軸14の下端には、種結晶
15が装着されている。そして、種結晶15の下端を溶
融層17中に浸漬した後、これを回転させつつ上昇させ
ることにより、種結晶15の下端から単結晶16を成長
させていくようになっている。
【0041】上記したようにこの結晶成長装置において
は、るつぼ21の内層容器21aの内表面に凹凸25が
形成されているので、内層容器21aの内表面と溶融液
との接触面積を大きくすることができ、これに伴って引
き上げた単結晶16に取り込まれる酸素濃度を高くする
ことができる。また内層容器21aの内表面の凹凸25
の形成具合を制御することによって、引き上げた単結晶
16に取り込まれる酸素濃度を制御することができる。
さらに固体層18は溶融層17より比重が小さいが、内
層容器21aの内表面に形成された凹凸25によってし
っかりと係止されるため、単結晶16引き上げ中におけ
る固体層18の浮上を防止することができる。従って、
この結晶装置によれば品質がより向上した単結晶16を
製造することが可能となる。
【0042】以下に、より具体的な例として上記結晶成
長装置を用い、溶融層法によりシリコンの単結晶16を
成長させた場合を説明する。まず、るつぼ21内に結晶
用原料としてシリコンの多結晶65kgを充填し、チャン
バ24内を10TorrのAr 雰囲気にした後、ヒータ12
のパワーを100kw程度にして全ての結晶用原料を溶融
する。次にヒータ12のパワーを70kw程度にし、溶融
液下部に固体層18を成長させ、安定させる。その後、
種結晶15の下端を溶融層17に浸漬し、るつぼ21及
び引き上げ軸14を、るつぼ21の回転/引き上げ軸1
4の回転=1rpm /10rpm の比で同方向に回転させつ
つ単結晶16を引き上げる。
【0043】図3は本実施例に係る結晶成長装置及び従
来の結晶成長装置をそれぞれ用い、上記操作により単結
晶16を引き上げたときの単結晶化率と酸素濃度との関
係を示したグラフであり、図中実線は本実施例に係る結
晶成長装置の場合、破線は従来の結晶成長装置の場合を
それぞれ示している。
【0044】図3より明らかなように従来の結晶成長装
置では、いずれの単結晶化率においても酸素濃度が10
〜11×1017(/cm3)と低レベルであるのに対し、本
実施例に係る結晶成長装置では、いずれの単結晶化率に
おいても酸素濃度が17〜18×1017(/cm3)と高
く、引き上げ単結晶中の酸素濃度が大幅に増大したこと
がわかる。このことからも、るつぼ21の内層容器21
aの内表面に凹凸25を形成して内層容器21aの内表
面と溶融液との接触面積を大きくすることは、単結晶1
6に取り込まれる酸素濃度を高める上で有効であり、か
つ内層容器21aの内表面の凹凸25の形成具合を制御
して上記接触面積を制御することは、単結晶16に取り
込まれる酸素濃度を制御する上で有効であることが確認
される。
【0045】なお、上記実施例においては溶融層法を用
いて単結晶を成長させる場合について述べたが、CZ法
を用いて単結晶を成長させる場合にも適用することがで
きる。また上記実施例においては、シリコン単結晶を成
長させる場合について述べたが、シリコン以外の半導体
単結晶の引き上げにも適用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上の説明により明らなように、本発明
に係る結晶成長装置にあっては、るつぼの内表面に凹凸
が形成されているので、単結晶に取り込まれる酸素濃度
を高くすることができる。また、その凹凸の形成具合を
制御することによって、引き上げた単結晶に取り込まれ
る酸素濃度を制御することができる。さらに前記るつぼ
の内表面に形成された凹凸によって、溶融層法において
は単結晶引き上げ中における固体層の浮上を防止するこ
とができため、品質がより向上した単結晶を製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る結晶成長装置の一実施例を示す模
式的断面図である。
【図2】本発明に係る結晶成長装置のるつぼの一例を概
略的に示した断面図である。
【図3】本実施例に係る結晶成長装置及び従来の結晶成
長装置をそれぞれ用い、単結晶を引き上げたときの単結
晶化率と酸素濃度との関係を示したグラフである。
【図4】CZ法に用いられる従来の結晶成長装置の模式
的断面図である。
【図5】溶融層法に用いられる従来の結晶成長装置の模
式的断面図である。
【図6】従来の結晶成長装置のるつぼの一例を概略的に
示した断面図である。
【図7】〜
【図10】溶融層法の原理を示す説明図である。
【符合の説明】
12 ヒータ 14 引き上げ軸 21 るつぼ 25 凹凸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 秀樹 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金属工業株式会社内 (72)発明者 稲見 修一 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金属工業株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 結晶用原料が充填されるるつぼを備え、
    該るつぼ内の結晶用原料を溶融させるヒータが前記るつ
    ぼの周囲に配設されると共に、該るつぼの上方には引き
    上げ軸が配設された結晶成長装置において、前記るつぼ
    の内表面に凹凸が形成されていることを特徴とする結晶
    成長装置。
JP1811691A 1991-02-08 1991-02-08 結晶成長装置 Pending JPH0524969A (ja)

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