JPH05242132A - 自動取引装置及び自動取引方式 - Google Patents

自動取引装置及び自動取引方式

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JPH05242132A
JPH05242132A JP4347092A JP4347092A JPH05242132A JP H05242132 A JPH05242132 A JP H05242132A JP 4347092 A JP4347092 A JP 4347092A JP 4347092 A JP4347092 A JP 4347092A JP H05242132 A JPH05242132 A JP H05242132A
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JP4347092A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Nishibe
邦彦 西部
Yutaka Nagasawa
豊 長沢
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの取引媒体を用いて複数の取引情報へア
クセスを可能とする。 【構成】 複数の取引情報に対応する一つのカードなど
の取引媒体5Aが形成され、取引媒体5Aを処理する取
引媒体処理手段5と、操作手段3とを備え、操作手段3
は、取引媒体5Aを挿入後に各取引情報へアクセス可能
とする入力手段を具備している。 【効果】 取引用途別に設けた各取引情報へのアクセス
が1枚、または最小数の取引媒体で可能となる。また、
複数の取引情報間の振替え取引も容易に可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATMなどの現金自動
取引装置や、銀行の窓口装置などの自動機に係り、特に
複数の取引口座(取引情報)と取引するのに好適な自動
取引装置及び自動取引方式に関する。
【0002】
【従来の技術】最近ATMなどの自動取引装置の普及に
伴い、生活費の運用のみならず、例えば給料の自動振込
み、電気、ガス、水道、電話料金などの公共料金の自動
振り替え、及び銀行ローンの自動返済など自動取引装置
を利用する機会が増大している。その結果、預金通帳を
家計簿替わりに使用するなどの新しい用途もあり、金融
機関に登録している取引口座の数も一人で取引用途別に
複数有しているのが、特に都市銀行利用者の間では普通
となっている。最近では地銀他の金融機関利用者におい
ても同様の傾向がある。したがって、取引口座間で資金
のやり取りを短時間に行うため、1回の操作で複数の例
えば振込などの操作を、連続して行うことを可能とする
公知技術として特公平3−30902号公報などがあ
る。
【0003】しかし、これら従来の取引においては、一
つの取引口座に対しては一つの取引媒体が金融機関によ
り発行されているのが普通であり、したがって複数の取
引口座を持つ利用者はそれに対応して複数の取引媒体を
保管する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動取引装置に
あっては、複数の取引口座を持つ利用者はそれに対応し
て複数の取引媒体を保管する必要があり、ある取引を行
う場合にはその目的に応じた取引口座に対する取引媒体
を利用者が選んで持参する必要があった。したがって、
(1)取引を行う都度、その取引口座に対応する取引媒
体を選ぶ手間がかかる、(2)取引媒体の選択間違いが
生じる、(3)取引口座が増えるに従って多くの取引媒
体を保管する必要が生じ、盗難、又は紛失などの機会が
増加するなどの問題点があった。
【0005】本発明の目的は、一つの取引媒体を用いて
複数の取引情報と取引することのできる自動取引装置及
び自動取引方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る自動取引装置は、複数の取引情報を記
憶する取引データ記憶装置と、少なくとも一つの取引媒
体を処理する取引媒体取扱手段と、複数の取引項目を表
示し所定の取引項目を選択して入力させる操作手段とを
備えた自動取引装置において、それぞれの取引媒体に対
応する一つの取引媒体が形成され、操作手段は、取引媒
体を挿入後にそれぞれの取引情報へアクセス可能とする
入力手段を具備している構成とする。
【0007】そして複数の取引情報を記憶する取引デー
タ記憶装置と、少なくとも一つの取引媒体を処理する取
引媒体取扱手段と、複数の取引項目を表示し所定の取引
項目を選択して入力させる操作手段とを備えた自動取引
装置において、それぞれの取引媒体に対応して形成され
た一つの取引媒体を有し、操作手段は、取引媒体を挿入
後にそれぞれの取引情報のうちの少なくとも一つを指定
可能とする入力手段を具備している構成でもよい。
【0008】また操作手段は、5桁の暗証番号の入力に
より、所定の取引情報を指定させる入力手段を具備して
いる構成でもよい。
【0009】さらに操作手段は、それぞれの取引情報を
表示し、所定の取引情報を指定させる入力手段を具備し
ている構成でもよい。
【0010】そして操作手段は、所定の取引情報を入力
させる入力手段を具備している構成でもよい。
【0011】また操作手段は、所定の取引情報の入力に
より、それぞれの取引情報の間の取引を可能とする手段
を具備している構成でもよい。
【0012】さらに取引媒体は、一つの預金通帳で形成
され、操作手段は、預金通帳により所定の取引情報を指
定する手段を具備している構成でもよい。
【0013】そして取引媒体においては、請求項1〜7
のいずれか1項記載の自動取引装置に用いる取引媒体に
おいて、それぞれの取引情報に対応する一つの取引情報
を記録し一つのカードで形成されている構成とする。
【0014】また自動取引方式においては、複数の取引
情報を取引データ記憶装置に記憶し、少なくとも一つの
取引媒体を取引媒体取扱手段で処理し、操作手段で複数
の取引項目を表示し所定の取引項目を選択して入力させ
る自動取引方式において、それれの取引媒体に対応し一
つの取引媒体で形成された取引媒体を挿入後、操作手段
は、それぞれの取引情報へアクセス可能とすることを特
徴とする。
【0015】さらに複数の取引情報を取引データ記憶装
置に記憶し、少なくとも一つの取引媒体を取引媒体取扱
手段で処理し、操作手段で複数の取引項目を表示し所定
の取引項目を選択して入力させる自動取引方式におい
て、それぞれの取引媒体に対応し一つの取引媒体で形成
された取引媒体を挿入後、操作手段は、それぞれの取引
情報のうちの少なくとも一つを指定可能とする構成とす
る。
【0016】そして操作手段は、5桁の暗証番号の入力
により、所定の取引情報を指定させる構成でもよい。
【0017】また操作手段は、それぞれの取引情報を表
示し、所定の取引情報を指定させる構成でもよい。
【0018】さらに操作手段は、所定の取引情報を入力
させる構成でもよい。
【0019】そして操作手段は、所定の取引情報の入力
により、それぞれの取引情報の間の取引を可能とする構
成でもよい。
【0020】また取引媒体は、一つの預金通帳で形成さ
れ、操作手段は、該預金通帳により所定の取引情報を指
定させる構成でもよい。
【0021】
【作用】本発明によれば、一つの取引媒体の挿入後、操
作手段を用いて操作することにより、複数の取引口座
(取引情報)へのアクセスを可能にしているため、取引
用途別に設けた各取引口座へのアクセスが容易になる。
したがって、複数の取引口座を持つ場合においても、取
引媒体は少数枚で済む。また、操作手段による操作によ
り複数の取引口座間の取引も可能にしているため、1枚
のカードであらゆる取引口座間の取引が可能となる。
【0022】
【実施例】本発明の一実施例として自動取引装置の一例
である現金自動取引装置を図1を参照しながら説明す
る。図1に示すように、現金自動取引装置1は、紙幣な
どの現金を処理する現金取扱部(現金取扱手段)2と、
利用客が現金自動取引装置に取引に必要な取引情報を入
力したり、現金自動取引装置から利用客に操作案内を表
示する操作部(操作手段)3と、利用客の取引媒体5A
である一つの預金通帳又はカードの取引情報の読み取り
や書き込み及び取引明細票の発行処理などを行うカード
伝票取扱部(カード伝票取扱手段)4と、利用客の取引
媒体5Aである通帳の記帳などの処理を行う通帳取扱部
(取引媒体取扱手段)5と、取引の内容を利用客に案内
する案内表示部6とよりなる構成である。
【0023】図2は現金自動取引装置1の制御を行うた
めのシステム構成図であり、以下同一機能を示すものに
は同一番号を付ける。預金や支払いを行う現金取扱部2
を制御する現金取扱制御部201と、装置から利用客へ
取引情報を表示したり利用客が装置に取引情報を入力す
るための操作部3を制御する操作制御部301と、利用
客の取引媒体5Aであるカードの情報を読み出したり、
装置からの情報をカードに書き込んだり、あるいは取引
情報を記録した明細票を発行したりするカード伝票取扱
部4を制御するカード伝票取扱制御部401と、通帳に
記帳などの処理をする通帳取扱部5を制御する通帳取扱
制御部501と、自動機が処理できる取引項目などを表
示するための案内表示部6を制御する案内表示制御部6
01と、各制御部に対して全体的な制御を行う主制御部
7とにより構成されている。主制御部7は、通信回線8
により中央処理装置9及び利用客データや、金融機関名
などを格納している取引データ記憶装置10に接続され
ている。取引データ記憶装置10には、各利用客ごとに
開設された口座A101、口座B102、口座C10
3、口座D104、口座E105などの取引情報が保管
されている。
【0024】次に図3は操作部3をタッチパネル方式と
した場合の初期画面の一実施例を示す。この実施例では
複数の取引項目[お引き出し][お預け入れ][お振込
み][残高照会][通帳記入][お振替え][キャッシ
ング]を表示しているが、必要に応じてその他の取引も
可能である。利用客は目的に応じた取引項目を画面にタ
ッチすることにより選択して入力操作することができ
る。操作制御部301は画面タッチにより操作された取
引項目を検知後、次の画面に切り替える。
【0025】なお、ここでは操作部3をタッチパネル方
式とした場合の実施例を示したが、押しボタン式や他の
方式であってもよい。
【0026】図4は通帳又はカードの入力を指示するた
めの画面の図であり、利用客は必要に応じてこの指示画
面に基づき、通帳又はカードを入力することができる。
取消しキー11は、これまでの操作内容を取り消す場合
に用いられる。
【0027】図5は暗証番号の入力待ち画面(入力手
段)を示す図であり、この実施例の場合は通常用いられ
ている4桁の暗証番号と異なり、5桁目にアクセスした
い口座(取引情報)に対して付けた番号を数字で入力す
ることができるようになっている。入力した最初の4桁
の番号は記号*12のように入力の都度表示し、5桁目
は記号*13のように表示することにより入力桁の押し
間違いによる入力ミスが防止でき、また他人に暗証番号
を盗まれることもない。5桁目は例えばアクセスしたい
口座に合わせて口座Aの場合は1、口座Bの場合は2、
口座Cの場合は3、口座Dの場合は4、口座Eの場合は
5などとする。ここで、暗証番号入力途中で本人の記憶
違いに気が付き、訂正したい場合は[訂正]キー141
を押し、また、これまでの操作を取り消す場合は[取
消]キー14を押し、前の画面に戻したい場合は[前
頁]キー15を押すとよい。
【0028】なお、前記の実施例では暗証番号の5桁目
にアクセスしたい口座に対して付けた番号を数字で入力
することができるようにしたが、通常の4桁の暗証番号
を各取引口座毎に別の番号で登録しておき、暗証番号で
区別してもよい。また、以上の暗証番号入力時に、あら
かじめ登録しておくことにより記号*や#を用いること
もできる。また、各取引口座毎に発行された預金通帳を
利用してアクセスしたい口座番号を選定してもよい。
【0029】次に図6のフローチャートを参照しながら
利用客が現金自動取引装置1を利用する場合の動作を説
明する。利用客は図3に示す記号●を付した初期画面に
基づき取引選択を行い、取引を開始する。利用客は四角
で囲まれた記号●の表示されているキーを押すことによ
りその表示に対応した取引が可能となる。
【0030】例えば利用客により、ステップ20すなわ
ち[引き出し]のキーが押された場合、取引画面はステ
ップ21の[取引媒体入力]画面に進み、表示部3は図
4に示したように取引媒体である通帳またはカードの入
力指示画面となる。取引に必要な取引媒体が入力される
とステップ22の[暗証入力]画面に進み、表示部3は
図5に示す暗証番号指示画面となる。前述のように、暗
証番号の5桁目に入力した数字に基づきステップ23の
[口座指定]すなわち現金を引き出す口座番号が定めら
れる。
【0031】暗証番号が正しければ、以下支払い金額を
入力して支払い動作が行われるが、その詳細動作の説明
は従来と同様なので割愛する。
【0032】図7はアクセスする口座番号を選定する他
の実施例の画面(入力手段)を示したものであり、従来
通り4桁の暗証番号を入力した後に本画面に切り替わ
る。この実施例では口座Aは給料明細書(すなわち、預
金専用)の口座であり、口座Bは生活費(すなわち日常
の生活に関わる費用の入出金専用)の口座であり、口座
Cは電気、ガス、水道、電話などの公共料金の自動振り
替え口座、口座Dはローンの返済専用の口座、口座Eは
自動融資カードローン(すなわち、口座B〜Dの残高が
不足した場合に、自動的に口座Aから不足の口座に資金
を振り込んでもまだ不足の場合、登録した金融機関が自
動的に融資を行うことのできる口座であり、融資残高が
記録される)である。その他、教育費専用口座、財テク
専用口座なども考えられるが、図示は割愛した。これら
の各口座を金融機関に申請して登録した場合、各口座ご
とに預金通帳が発行されるのが普通であり、これは各口
座ごとに取引実績を記録するのに便利なためである。
【0033】利用者はあらかじめ口座開設時に登録した
用途別の口座登録表示に基づき、アクセスしたい口座を
四角で囲ってある部分を押すことにより指定できる。こ
れまでの操作を取り消す場合は[取消]キー14を、操
作を間違えた時は[訂正]キー141を、前の画面に戻
したい場合は[前頁]キー15を押すとよい。また口座
の数が多くて一画面に入りきらない場合には[次頁]キ
ー16を押すことにより画面は図示しない続きの画面に
切り替わる。さらに、[確認]キー17は押した口座が
正しい場合に操作することにより、次の画面に切り替わ
る。ここで、取引可能な口座はもちろん登録している同
一名義人のものに限られるが、銀行名、または支店名は
異なっていてもオンライン接続された銀行間取引の範囲
であれば特に問題は生じない。
【0034】なお、図7において、表示する口座の順番
は日頃の取引頻度の多い順にすることにより、利用者の
操作時間は短縮されるため実用的である。
【0035】図8はアクセスする口座番号を指定する他
の実施例の画面(入力手段)を示したものであり、従来
通り4桁の暗証番号を入力した後に本画面に切り替わ
る。本画面に基づき、利用者はアクセスしたい取引口座
を番号入力により指示できる。詳細は割愛するがこの場
合は支店番号、口座番号、口座の種類などを数字や記号
を用いて入力する必要がある。もし、これまでの操作を
取り消す場合は[取消]キー14を、記憶違いにより取
引口座番号を間違えた時は[訂正]キー141を押した
後再入力し、前の画面に戻したい場合は[前頁]キー1
5を押すとよい。さらに、[確認]キー17は押した口
座が正しい場合に操作することにより、次の画面に切り
替わる。また、以上の口座番号入力時に、あらかじめ登
録しておくことにより記号*や#を用いて入力すること
もできる。
【0036】以上のいずれかの方法でアクセスすなわち
預金の引き出しを行おうとしている口座の指定を行うこ
とができる。引き出し金額の入力操作など以下の操作内
容は従来と特に変わらないため説明を割愛する。
【0037】次に利用客により、ステップ24すなわち
[預け入れ]のキーが押された場合、取引画面はステッ
プ25の[取引媒体入力]画面に進み、表示部3は図4
に示した取引媒体入力指示画面のうち、通帳部分のみの
入力指示画面となる。一般に預け入れの場合には通帳の
みで取引が可能であり、利用者が預け入れを行いたい口
座の預金通帳を入力することによりその口座を指定でき
る。通帳なしのカードのみ、または通帳及びカードによ
って預け入れ取引を受け付ける場合は、引き出し取引の
場合と同様な方法で口座を指定する。
【0038】次に利用客により、ステップ26すなわち
[残高照会]のキーが押された場合、取引画面はステッ
プ27の[取引媒体入力]画面に進み、表示部3は図4
に示した取引媒体入力指示画面のうち、カード部分のみ
の入力指示画面となる。以下ステップ22の暗証入力、
及びステップ23の口座の指定方法は引き出し取引の場
合と同様な方法で口座を指定する。
【0039】次に利用客により、ステップ28すなわち
[振替え](それぞれの取引情報の間の取引を可能とす
る手段)のキーが押された場合、取引画面はステップ2
9の[取引媒体入力]画面に進み、表示部3は図4に示
した取引媒体入力指示画面すなわちステップ29とな
る。必要な取引媒体を入力すると、必要な図示しない暗
証番号入力のステップの後、画面は以下図9に示した
[振替内容指定]画面すなわちステップ30に切り替わ
る。ここで、四角で囲ったキー操作により振替指示が可
能となるが、[振替え1]キー50は自分名義から自分
名義に振り替える場合に、[振替え2]キー51は自分
名義から他人名義に振り替える場合にそれぞれ用いられ
る。自分名義から他人名義に振り替える場合は、以下の
操作は従来と同様であるため割愛する。なお、現金を直
接自分または他人の口座に振り込む場合は、図6におけ
る振込み動作を行うことにより、従来と同様な方法で取
引する。
【0040】自分名義から自分名義に振り替える場合は
[振替え1]キー50操作を行うと、以下ステップ31
すなわち図10に示す振替口座指定画面に基づき、振替
口座の指定を行う。すなわち、四角で囲った振替え内容
52〜56の中から必要な振替え内容を指定することが
できる。ここで、操作を間違えた時は[訂正]キー14
1を、また、振替え内容が正しい場合は[確認]キー1
7を押すことにより、次の画面に切り替わる。これまで
の操作を取り消す場合は[取消]キー14を押すとよ
い。口座の数が多く一画面に入りきらない場合は[次
頁]キー16を押すことにより画面は続きの画面図11
に切り替わり、振替え内容53などを押すことにより、
所望の振替え内容指定が可能となる。なお、口座Aから
口座B及び口座Cへと複数の振替えを同時に行う場合
は、例えば図10においてキー52及び53を続いて押
した後で[確認]キー17を押すとよい。以下、振替え
金額などを入力すれば振替え取引が可能となるが、従来
の動作と同様であるため、その詳細は割愛する。
【0041】なお、自分の口座から例えば自分の家族の
口座への振替えなど頻度の多い振替え要求に対しては、
特別に登録することにより、図10または図11の表示
項目に追加するとよい。
【0042】また、図7において説明したように、自動
融資カードローンは例えば口座Bの残高が不足した場合
に、自動的に口座Aから不足の口座Bに資金を振り込ん
でもまだ不足の場合、登録した金融機関が自動的に融資
を行うことのできる口座である。しかし、一般に融資ロ
ーンに対しては利息を払う義務が生じるため、もし、他
の口座C、Dに残高がある場合はその残高を不足の口座
Bに振り替えるとよい。このような目的に対しても図1
0、図11の操作方式を利用すれば容易に振替えができ
る。
【0043】その他、通帳記入取引、振込み取引、キャ
ッシング取引などの取引形態があるが、前記説明とまっ
たく同様な方法でアクセスの必要な口座を指定できるた
め、その詳細は割愛する。
【0044】なお、以上の操作画面の中で、操作したキ
ーを他の操作しないキーと色分けをするか、カラーの発
光素子などのバックライトを用いて点滅するか、次に操
作すべき項目を色分けしたり、点滅させたりなどするこ
とにより、操作したキー、次に操作すべきキーが明確と
なり、利用客による操作の速度を上げるのに効果的であ
る。
【0045】なお、操作ガイダンスに基づき利用客が操
作を行った場合、それが正しいキー操作であった場合は
図示しない周知の手段で[ピー]などの操作音を発する
とより操作をスムーズに行わせる効果がある。また、操
作に無関係なキー操作を行った場合や、例えば図5にお
いて暗証番号入力操作時に登録されていない間違った番
号を押した場合や、図8において口座番号入力操作時に
登録されていない間違った番号を押した場合などに関し
ては、操作音を発しないようにするか、図示しないが、
[もう一度やり直して下さい]などとエラー表示するな
どの手段を講じることにより入力誤りを防止できる。
【0046】本発明によれば、複数の取引情報に対して
発行された取引媒体である1枚の共用カードを持参する
のみで、どの口座に対する取引も可能となる。もちろ
ん、夫婦や家族との共用のため、複数のカードの発行が
必要な場合があるのは言うまでもないことであり、この
場合でも各人は1枚のカードを普段持参するだけでよ
い。
【0047】また、カードは磁気カードだけでなく、I
Cカード、光カードなどが適用可能である。
【0048】また、入力装置はATMなどの現金自動取
引装置だけではなく、銀行などの窓口係員が使用する窓
口装置などの自動機における入力装置にも利用できるの
は言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、一つの取引媒体の挿入
後、操作手段を操作することにより、複数の取引情報へ
アクセスができるため、取引用途別に設けた各取引情報
へのアクセスが1枚、または最小数の取引媒体で可能と
なる。また、複数の取引情報間の振替え取引も容易に可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す現金自動取引装置の斜
視図である。
【図2】図1に示す現金自動取引装置のシステムの構成
図である。
【図3】初期画面を示す図である。
【図4】通帳又はカードの入力指示画面を示す図であ
る。
【図5】暗証番号を入力する画面を示す図である。
【図6】取引のフローチャートを示す図である。
【図7】口座番号の入力画面を示す図である。
【図8】口座番号の入力画面を示す図である。
【図9】振替内容指定画面を示す図である。
【図10】振替口座指定画面を示す図である。
【図11】振替口座指定画面を示す図である。
【符号の説明】
1 現金自動取引装置 2 現金取扱部 3 操作部(操作手段) 4 カード伝票取扱部 5 通帳取扱部(取引媒体取扱手段) 5A 取引媒体 6 案内表示部 7 主制御部 8 通信回線 9 中央処理装置 10 取引データ記憶装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の取引情報を記憶する取引データ記
    憶装置と、少なくとも一つの取引媒体を処理する取引媒
    体取扱手段と、複数の取引項目を表示し所定の取引項目
    を選択して入力させる操作手段とを備えた自動取引装置
    において、それぞれの取引媒体に対応する一つの取引媒
    体が形成され、前記操作手段は、該取引媒体を挿入後に
    それぞれの取引情報へアクセス可能とする入力手段を具
    備していることを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 複数の取引情報を記憶する取引データ記
    憶装置と、少なくとも一つの取引媒体を処理する取引媒
    体取扱手段と、複数の取引項目を表示し所定の取引項目
    を選択して入力させる操作手段とを備えた自動取引装置
    において、それぞれの取引媒体に対応して形成された一
    つの取引媒体を有し、前記操作手段は、該取引媒体を挿
    入後にそれぞれの取引情報のうちの少なくとも一つを指
    定可能とする入力手段を具備していることを特徴とする
    自動取引装置。
  3. 【請求項3】 操作手段は、5桁の暗証番号の入力によ
    り、所定の取引情報を指定させる入力手段を具備してい
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動取
    引装置。
  4. 【請求項4】 操作手段は、それぞれの取引情報を表示
    し、所定の取引情報を指定させる入力手段を具備してい
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動取
    引装置。
  5. 【請求項5】 操作手段は、所定の取引情報を入力させ
    る入力手段を具備していることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の自動取引装置。
  6. 【請求項6】 操作手段は、所定の取引情報の入力によ
    り、それぞれの取引情報の間の取引を可能とする手段を
    具備していることを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の自動取引装置。
  7. 【請求項7】 取引媒体は、一つの預金通帳で形成さ
    れ、操作手段は、該預金通帳により所定の取引情報を指
    定する手段を具備していることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の自動取引装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項記載の自動
    取引装置に用いる取引媒体において、それぞれの取引情
    報に対応する一つの取引情報を記録し一つのカードで形
    成されていることを特徴とする取引媒体。
  9. 【請求項9】 複数の取引情報を取引データ記憶装置に
    記憶し、少なくとも一つの取引媒体を取引媒体取扱手段
    で処理し、操作手段で複数の取引項目を表示し所定の取
    引項目を選択して入力させる自動取引方式において、そ
    れぞれの取引媒体に対応し一つの取引媒体で形成された
    該取引媒体を挿入後、前記操作手段は、それぞれの取引
    情報へアクセス可能とすることを特徴とする自動取引方
    式。
  10. 【請求項10】 複数の取引情報を取引データ記憶装置
    に記憶し、少なくとも一つの取引媒体を取引媒体取扱手
    段で処理し、操作手段で複数の取引項目を表示し所定の
    取引項目を選択して入力させる自動取引方式において、
    それぞれの取引媒体に対応し一つの取引媒体で形成され
    た該取引媒体を挿入後、前記操作手段は、それぞれの取
    引情報のうちの少なくとも一つを指定可能とすることを
    特徴とする自動取引方式。
  11. 【請求項11】 操作手段は、5桁の暗証番号の入力に
    より、所定の取引情報を指定させることを特徴とする請
    求項9又は請求項10記載の自動取引方式。
  12. 【請求項12】 操作手段は、それぞれの取引情報を表
    示し、所定の取引情報を指定させることを特徴とする請
    求項9又は請求項10記載の自動取引方式。
  13. 【請求項13】 操作手段は、所定の取引情報を入力さ
    せることを特徴とする請求項9又は請求項10記載の自
    動取引方式。
  14. 【請求項14】 操作手段は、所定の取引情報の入力に
    より、それぞれの取引情報の間の取引を可能とすること
    を特徴とする請求項9又は請求項10記載の自動取引方
    式。
  15. 【請求項15】 取引媒体は、一つの預金通帳で形成さ
    れ、操作手段は、該預金通帳により所定の取引情報を指
    定させることを特徴とする請求項9又は請求項10記載
    の自動取引方式。
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