JP2000113089A - 電子手形システム - Google Patents

電子手形システム

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JP2000113089A
JP2000113089A JP30161098A JP30161098A JP2000113089A JP 2000113089 A JP2000113089 A JP 2000113089A JP 30161098 A JP30161098 A JP 30161098A JP 30161098 A JP30161098 A JP 30161098A JP 2000113089 A JP2000113089 A JP 2000113089A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】銀行と手形振出人間、あるいは振出人と受取人
の間の安全かつ迅速なオンライン化が実現できる電子手
形システムを提供する。 【解決手段】振出元のコンピュータ1は、前もって定め
られた割引率を基礎として不特定の乱数を用いて電子手
形を作成すると共にランダム因数を用いて暗号化して銀
行に送る。銀行は電子手形の振出人の口座から依頼のあ
った金額を引き落とすと共に、非公開鍵で暗号化された
電子手形に電子サインをして振出元のコンピュータに送
り返し、振出元のコンピュータは送り返された電子手形
の暗号を解読して振出す。電子手形の受取先コンピュー
タ2は、電子サインを確認した上で銀行に送って呈示す
る。銀行は電子手形の電子サインを照合して、電子手形
に応じた金額を受取人の口座に入金して決済を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、法人(企業)間、
法人と個人、及び個人間において一定金額の支払いを目
的として取引される手形を、安全でしかも不安なくコン
ピュータのネットワークを介してオンラインで振出し、
受取り及び決済を受けることができるようにした電子手
形システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、法人間、法人と個人、及び個人間
の商取引において、手形が広く利用されている。小口の
取引には小切手も利用されているが、小切手は現金取引
と実質的に差異がないが利用範囲に限界があり、手形は
当座の現金がなくても信用により商取引できるので、現
在の商取引においてはなくてはならないものとなってい
る。
【0003】手形は、一定の金額の支払いを目的とする
有価証券で、為替手形と約束手形がある。為替手形は振
出人が支払人に宛てて受取人その他手形の正当な所持人
に対し一定の金額の支払いをなすべきことを委託する証
券であり、また約束手形は振出人が受取人その他正当な
所持人に対し一定の金額を支払うべきことを約束する証
券である。
【0004】約束手形の振出は、手形を受取人に交付す
ることによってなされる。約束手形を作成するには、振
出人が証券に法定事項を記載し、振出人が署名すること
を要する。
【0005】約束手形は商取引代金の決済を銀行を通し
て行うことができ、手形の満期が来れば銀行でその手形
を現金に変えることができる。また手形には信用によっ
て支払いを繰り延べる手段としても使用されるので、手
形貸付や手形割引などを受けることができ、資金の調達
手段ともなる。
【0006】約束手形においては、通常通り決済できて
いれば問題ないが、手形の期限がきても指定の銀行口座
に預金残高がないというような場合もあり、いわゆる不
渡りをおこすこともある。かかる不渡りが真に金銭不足
の場合にはしかたないが、他の口座には預金残高がある
場合もあり、また手形振出人に対する債務者がその手形
振出人の別の口座に入金してしまいその手形振出人は自
分の口座に預金残高があると勘違いしている場合もあ
る。かかる場合にも不渡りとなってしまい、一旦不渡り
を出すと、銀行取引を含む商取引において、信用を低下
し、株価等にも影響し、取り返しがつかない事態になる
虞がある。
【0007】本発明者は、かかる事態を防止するため
に、オンラインにより安全かつ迅速に手形取引ができる
電子手形システムを試みた。
【0008】しかし、手形の流通は複雑であり、手形の
振出人と受取人間、あるいはこれらの者と銀行間の信用
の確保をいかに実現するかが問題となる。また手形取引
では受取人が変動する特殊性もある。さらに手形取引額
は相当高額な場合があり、取引の安全性の確保が重要な
課題となる。
【0009】しかるに、特公平7−111723号公報
には、電子通貨システムが提案されているが、この提案
には、手形の取引について具体的な開示がないため、独
自の開発が必要となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の第1
の課題は、手形取引において、安全かつ迅速なオンライ
ン化が実現できる、具体的には銀行と手形振出人間、あ
るいは振出人と受取人の間の安全かつ迅速なオンライン
化が実現できる電子手形システムを提供することにあ
る。
【0011】本発明の第2の課題は、手形形態に応じ
た、具体的には通常の手形決済、資金調達、裏書き譲渡
において、安全かつ迅速なオンライン化が実現できる電
子手形システムを提供することにある。
【0012】本発明の第3の課題は、保証機関を含めた
オンライン化が実現できる電子手形システムを提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1に記載の発明は、手形振出人のコンピュータから、
手形受取人のコンピュータに、電子手形を交付する際
に、振出人と受取人の双方のコンピュータが電子手形の
交付プログラムを共有し、互いの暗証番号と自己認識サ
インを確認し、当該プログラムを実行することを特徴と
する電子手形システムである。
【0014】請求項2に記載の発明は、電子手形の交付
プログラムが、支払い約束する欄、手形金額を入力する
欄、振出人の署名欄、受取人の氏名又は名称の欄、振出
日を入力する欄、支払い期日を入力する欄を有し、更に
確定日払い、日付け後定期払い、一覧払い又は一覧後定
期払いのいずれかを選択する欄をモニター表示可能に構
成されることを特徴とする請求項1記載の電子手形シス
テムである。
【0015】請求項3に記載の発明は、電子手形の交付
プログラムが、約束手形であることを表示する欄又は振
出地の住所又は支払地及び支払場所を入力する欄をモニ
ター表示可能に構成されることを特徴とする請求項2記
載の電子手形システムである。
【0016】請求項4に記載の発明は、電子手形の交付
プログラムが、裏書禁止文句の有無の欄をモニター表示
可能に構成されることを請求項2記載の電子手形システ
ムである。
【0017】請求項5に記載の発明は、電子手形の交付
プログラムが、振出人が手形の振出の注意義務に同意す
るか、あるいは不同意であるかのチェック欄をモニター
表示可能に構成されることを請求項2記載の電子手形シ
ステムである。
【0018】請求項6に記載の発明は、手形の振出の注
意義務に同意する欄をチェックした場合に、電子手形の
受領サインを電子化して振出人に送信し、不同意である
欄をチェックした場合に、振出を行わないことを請求項
5記載の電子手形システムである。
【0019】請求項7に記載の発明は、振出人と受取人
の自己認識サインが、受取人と振出人との間で予め登録
された電子化された電子サインであることを特徴とする
請求項1〜6のいずれかに記載の電子手形システムであ
る。
【0020】請求項8に記載の発明は、振出人と受取人
の自己認識サインが、受取人と振出人との間で予め登録
された指紋、声帯情報、顔情報、DNA 情報、印影のいず
れか一つを電子化した電子サインであることを特徴とす
る請求項7記載の電子手形システムである。
【0021】請求項9に記載の発明は、手形振出人のコ
ンピュータから、銀行のコンピュータに、電子手形の振
出を依頼する際に、振出人と銀行の双方のコンピュータ
が電子手形の振出プログラムを共有し、振出人の暗証番
号と自己認識サインを確認し、当該プログラムを実行す
ることを特徴とする電子手形システムである。
【0022】請求項10に記載の発明は、手形振出人が
銀行との間で当座勘定取引契約を締結する際に、約束手
形の振り出しに必要な信用調査票の記入と、その信号の
送信、その送信された調査票に基づいて判断した結果が
良の場合に、その結果を振出人に送信すると共に、銀行
は振出人の暗証番号と自己認識サインを登録し、銀行と
振出人との間をオンライン化するプログラムを実行する
ことを特徴とする電子手形システムである。
【0023】請求項11に記載の発明は、自己認識サイ
ンが指紋、声帯情報、顔情報、DNA情報、印影のいずれ
か一つを電子化した電子サインであることを特徴とする
請求項10記載の電子手形システムである。
【0024】請求項12に記載の発明は、手形振出人
が、電子手形を受け取った銀行から、手形貸付又は手形
割引により資金調達する際に、予め割引率が書き込まれ
た電子手形を利用することを特徴とする電子手形システ
ムである。
【0025】請求項13に記載の発明は、前記割引率
は、少なくとも電子手形の振出人の信用度及び過去に行
った取引履歴の電子データと関連づけられていることを
特徴とする請求項12記載の電子手形システムである。
【0026】請求項14に記載の発明は、前記割引率
は、電子手形の振出人のIDの電子データと関連づけら
れていることを特徴とする請求項12記載の電子手形シ
ステムである。
【0027】請求項15に記載の発明は、銀行は、手形
振出人に資金を提供する際に、振出人の電子サイン以外
に、受取人の電子サインを受領することを特徴とする請
求項12記載の電子手形システムである。
【0028】請求項16に記載の発明は、電子サインが
予め銀行に登録された振出人及び受取人の暗証番号と自
己認識サインであることを特徴とする請求項15記載の
電子手形システム。
【0029】請求項17に記載の発明は、自己認識サイ
ンが指紋、声帯情報、顔情報、DNA情報、印影のいずれ
か一つを電子化した電子サインであることを特徴とする
請求項16記載の電子手形システムである。
【0030】請求項18に記載の発明は、手形受取人の
コンピュータと銀行のコンピュータとの間で電子手形の
決済を実行する際に、手形受取人と銀行の双方のコンピ
ュータが電子手形の決済プログラムを共有し、手形受取
人の暗証番号と自己認識サインを確認し、当該プログラ
ムを実行することを特徴とする電子手形システムであ
る。
【0031】請求項19に記載の発明は、電子手形の決
済プログラムが、銀行において電子手形の決済をすると
きに、振出人の指定する口座に決済に必要な金額に応じ
た残高を有するか否かを確認する残高確認手段を備える
と共に、該残高確認手段による確認の結果が否である場
合には、振出人が予め届けた同一銀行内の他の口座又は
他の銀行口座から融通する融通手段を備えることを特徴
とする請求項18記載の電子手形システムである。
【0032】請求項20に記載の発明は、電子手形の決
済プログラムが、融通手段を介して融通するための振出
人からの承認プログラムを含むことを特徴とする請求項
18又は19記載の電子手形システムである。
【0033】請求項21に記載の発明は、電子手形の振
出元のコンピュータは、前もって特定の銀行により定め
られた割引率を基礎として不特定の乱数を用いて電子手
形を作成すると共に該電子手形をランダム因数を用いて
暗号化して銀行に送り、該電子手形を送られた銀行は、
該電子手形に基づいて振出人の口座から依頼のあった金
額を引き落とすと共に、非公開鍵でもって、暗号化され
た電子手形に電子サインをして振出元のコンピュータに
送り返し、振出元のコンピュータは上記送り返された電
子手形の暗号を解読して振出し、該電子手形の受取先の
コンピュータは、該電子手形の有する電子サインの信憑
性を確認した上で銀行に送って呈示し、該電子手形を呈
示された銀行は、該電子手形の有する電子サインを照合
した後、前記電子手形に応じた金額を受取人の口座に入
金して決済を行うことを特徴とする電子手形システムで
ある。
【0034】請求項22に記載の発明は、前記銀行は、
呈示された電子手形の金額が、振出人の指定する口座の
残高よりも大きい場合、その不足分を融通する融通手段
を有することを特徴とする請求項21記載の電子手形シ
ステムである。
【0035】請求項23に記載の発明は、前記融通手段
は、銀行からの融資を行うものであることを特徴とする
請求項21記載の電子手形システムである。
【0036】請求項24に記載の発明は、前記融通手段
は、振出人が予め特定の銀行に届けて委任してある他の
口座からの引き落としによる補充を行うものであること
を特徴とする請求項21記載の電子手形システムであ
る。
【0037】請求項25に記載の発明は、電子手形の振
出元のコンピュータは、前もって特定の銀行により定め
られた割引率を基礎として不特定の乱数を用いて電子手
形を作成すると共に該電子手形をランダム因数を用いて
暗号化して銀行に送り、該電子手形を送られた銀行は、
該電子手形の有する電子データに基づいて振出人の信用
を確認した上で非公開鍵でもって、暗号化された電子手
形に電子サインをして振出元のコンピュータに送り返
し、振出元のコンピュータは上記送り返された電子手形
の暗号を解読して振出し、該電子手形の受取先のコンピ
ュータは、該電子手形の有する電子サインを確認した上
で銀行に送って呈示し、該電子手形を呈示された銀行
は、該電子手形の有する電子サインを照合した後、振出
人の指定する口座から前記電子手形に応じた金額を受取
人の口座に入金して決済を行うものであることを特徴と
する電子手形システムである。
【0038】請求項26に記載の発明は、前記銀行は、
呈示された電子手形の金額が、振出人の指定する口座の
残高よりも大きい場合、その不足分を前記出納手段を介
して融通する融通手段を有することを特徴とする請求項
25記載の電子手形システムである。
【0039】請求項27に記載の発明は、前記融通手段
は、銀行からの融資を行うものであることを特徴とする
請求項25記載の電子手形システムである。
【0040】請求項28に記載の発明は、前記融通手段
は、振出人が予め特定の銀行に届けて委任してある他の
口座からの引き落としによる補充を行うものであること
を特徴とする請求項25記載の電子手形システムであ
る。
【0041】請求項29に記載の発明は、電子手形の振
出元のコンピュータは、前もって特定の銀行により定め
られた割引率を基礎として不特定の乱数を用いて電子手
形を作成すると共に該電子手形をランダム因数を用いて
暗号化して銀行に送り、該電子手形を送られた銀行は、
該電子手形の有する電子データに基づいて振出人の信用
を確認した上で非公開鍵でもって、暗号化された電子手
形に電子サインをして振出元のコンピュータに送り返
し、振出元のコンピュータは上記送り返された電子手形
の暗号を解読して振出し、該電子手形の受取先のコンピ
ュータは、該電子手形の有する電子サインの信憑性を確
認した上で銀行に送って呈示し、該電子手形を呈示され
た銀行は、該電子手形の有する電子サインを照合した
後、振出人の指定する口座から前記電子手形に応じた金
額を引き落として受取人の口座に入金して決済を行うこ
とを特徴とする電子手形システムである。
【0042】請求項30に記載の発明は、前記銀行は、
呈示された電子手形の金額が、振出人の指定する口座の
残高よりも大きい場合、その不足分を融通する融通手段
を有することを特徴とする請求項29記載の電子手形シ
ステムである。
【0043】請求項31に記載の発明は、前記融通手段
は、銀行からの融資を行うものであることを特徴とする
請求項29記載の電子手形システムである。
【0044】請求項32に記載の発明は、前記融通手段
は、振出人が予め特定の銀行に届けて委任してある他の
口座からの引き落としによる補充を行うものであること
を特徴とする請求項29記載の電子手形システムであ
る。
【0045】請求項33に記載の発明は、手形受取人の
コンピュータから、電子手形を譲り受ける第2手形受取
人のコンピュータに、電子手形の譲渡送信する際に、手
形受取人と第2手形受取人の双方のコンピュータが電子
手形の譲渡プログラムを共有し、互いの暗証番号と自己
認識サインを確認した後、当該プログラムを実行するこ
とを特徴とする電子手形システムである。
【0046】請求項34に記載の発明は、譲渡送信の際
のプログラムに、前記譲り渡す側の受取人の氏名を抹消
するか否かを判断する内容を含むことを特徴とする請求
項33記載の電子手形システムである。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。手形振出人から手形受取人への電子手形の交付 この発明の実施の形態は、図1に示すように手形振出人
のコンピュータ1から手形受取人のコンピュータ2に電
子手形4を交付する形態であり、電子手形の交付プログ
ラムA、Bを利用する。このプログラムの実行において
は、振出人のコンピュータ1には交付プログラムAを有
しており、受取人のコンピュータ4には交付プログラム
Bを有しており、交付プログラムを共有している。
【0048】この発明で用いるコンピュータは、演算装
置、制御装置、記憶装置(メモリー)、入力装置(キー
ボード、マウス等)、出力装置(プリンター等)を備え
ている。出力装置には、交付された電子手形をカード形
式にして発行するカード発行装置を有していることも好
ましい。
【0049】手形振出人から振り出された電子手形は、
手形受取人の記憶装置に保存されるが、保存形式は特に
限定されない。記憶装置に手形ファイルを作成しておい
て、取り出しの自由を制御できる形式で保存しておくこ
とも好ましい。上記の保存された電子手形は上記のカー
ド発行装置で電子カードとして利用することも可能であ
る。
【0050】この態様においては、手形交付の安全確保
の観点から、手形振出人と手形受取人双方の暗証番号と
自己認識サインの確認が必要であり、この確認は当該プ
ログラムに組み込まれている。なお別個の通信プログラ
ムによって独自に確認することもできるが、迅速に双方
の暗証番号と自己認識サインを確認し、更に互いにそれ
らを登録することを考慮すると、電子手形の交付プログ
ラムに組み込まれている方が好ましい。
【0051】ここで振出人と受取人の自己認識サイン
は、受取人と振出人との間で予め登録された電子化した
電子サインであり、電子サインとしては、指紋、声帯情
報、顔情報、DNA 情報、印影のいずれか一つを電子化し
た電子サインであることが好ましい。
【0052】指紋による電子サインはたとえば、図2に
示すコンピュータ1のモニター101の一部に検知部1
02として指紋押圧部を設けておき、それに指先を押し
当てた時に、その指紋を読みとり、電子情報化する方法
が挙げられる。なお指紋読み取り機を別途設けてコンピ
ュータに接続しておいて情報を入力することもできる。
また紙等に押した指紋をイメージスキャナで読みとって
それを電子化してもよい。
【0053】声帯情報はコンピュータに付属する録音装
置を利用し、録音した音声を電子化する。
【0054】顔情報は指紋と同様に検知部102を使用
し電子化することができる。
【0055】DNA 情報は別途測定した情報を入力して電
子情報として利用することが考えられる。
【0056】印影は印鑑登録された印鑑を印影として利
用するものである。
【0057】法人の場合には、上記の指紋等は、予め代
表者を決めておき、その代表者の指紋等を利用すればよ
い。
【0058】電子手形の交付プログラムA,Bは、図3
に示すように、はじめに手形振出人か手形受取人かの選
択から始まる。いずれかを選択すると、手形振出人では
交付プログラムAの実行が開始し、または手形受取人で
は交付プログラムBの実行が開始する。
【0059】手形振出人は、プログラムAの実行に従
い、図3に示すフローに従って進行し、暗証番号の入
力、自己認識サインの入力を行い、手形受取人に送信す
る。一方、手形受取人の方も、プログラムBの実行に従
い、図3に示すフローに従って進行し、暗証番号の入
力、自己認識サインの入力を行い、手形振出人に送信す
る。互いの送受信が完了したら、確認と登録を行う。
【0060】次いで、手形振出人は、電子手形の交付内
容のモニター入力を行う。図2には、そのモニター画面
の一例が表示されており、約束手形であることを表示す
る欄103、支払い約束する欄104、手形金額を入力
する欄105、振出人の署名欄106、受取人の氏名又
は名称の欄107、振出日を入力する欄108、振出地
の住所又は支払地及び支払場所を入力する欄109、支
払い期日を入力する欄110を入力する。
【0061】更に確定日払い、日付け後定期払い、一覧
払い又は一覧後定期払いのいずれかを選択する欄111
をモニターに入力する。
【0062】約束手形であることを表示する欄103
は、モニターのどこの位置に存在していてもよく、振出
人はこの欄をマウスチェックしてその旨を表示する。同
様に支払い約束する欄104は、支払いの約束をする文
句を表示する欄で、振出人はこの欄をマウスチェックし
てその旨を表示する。
【0063】手形金額を入力する欄105は、振出人が
金額を入力する欄であり、円又は外国通貨の選択欄を有
していることが好ましく、振出人はこの欄をマウスチェ
ックした後、金額を入力する。モニタ上に数字入力欄と
共に独自にペン書き入力できる欄を設けることが好まし
く、ペン書き入力文字は、漢字又は数字のいずれかであ
り、この文字は筆跡登録されることが好ましい。入力さ
れた金額を変更したら、その電子手形は無効となるソフ
トを用意することは好ましいことであり、金額変更の場
合に、電子手形交付無効ソフトが稼働するようにし、更
に例え他人によって金額が書き換えられても、登録筆跡
と違う場合には、その電子手形は無効にすることによっ
て2重の安全を期していることが好ましい。数字入力欄
とペン書き入力欄に違った数字が記載されている場合
は、無効表示を出し、ペン書き入力欄を正として数字入
力欄を訂正させるか、あるいは自動訂正するようにして
もよい。
【0064】振出人の署名欄106には自らの暗証番号
を入力すると共に自己認識サインを電子化し、電子サイ
ンとし、これらのサインを登録し、登録された旨の表示
を行い、振出人の確認チェックに利用することが好まし
い。本人確認が確実に行えるからである。
【0065】受取人の氏名又は名称の欄107は、氏
名、名称、略称のいずれかを選択させる欄を設け、マウ
スチェックして、各欄に入力する。また単数、複数の欄
を設けることも好ましく、この場合もマウスチェック
し、各欄に入力する。
【0066】振出日を入力する欄108、振出地の住所
又は支払地及び支払場所を入力する欄109、支払い期
日を入力する欄110も各々入力できるように、あるい
は選択できるようにしておくことが好ましい。
【0067】確定日払い、日付け後定期払い、一覧払い
又は一覧後定期払いのいずれかを選択する欄111は、
振出人がマウスチェックして選択する。確定日払いの欄
には○月○日という欄を用意する。日付け後定期払いの
欄には、振出の日から○ヶ月、振出の日から○ヶ月半と
いう欄を用意する。一覧払いの欄は、手形呈示の日に支
払う、いつでも支払う、という欄を用意する。この場
合、利息文句有無の欄と利率の欄を設けておくとよい。
一覧後定期払いの欄は、一覧後○ヶ月払い、一覧後○日
払いの欄を用意する。この場合に利息文句有無の欄と利
率の欄を設けるとよい。
【0068】電子手形の交付プログラムには、裏書禁止
文句の有無の欄112を設けておき、文句有りの場合、
裏書き不可となる。
【0069】電子手形の交付プログラムには、また振出
人が手形の振出の注意義務に同意するか、あるいは不同
意であるかのチェック欄113をモニター表示可能に構
成されることも好ましい。振出人に再度の注意義務を考
慮させて振出の安全及び確実さを期すためである。手形
の振出の注意義務に同意する欄にマウスチェックした場
合に、電子手形の受領サインを電子化して振出人に送信
し、不同意である欄にマウスチェックした場合に、振出
を行わないことになる。
【0070】約束手形には、収入印紙貼付が必要である
が、本発明のシステムでは銀行に当座預金口座を開設す
る際に印紙予納台帳を作成し、口座引き落としにするこ
ともできる。印紙については、原則として振出人が貼付
する、裏書人や保証人が先に署名し、後で振出人が署名
する場合、白地手形を交付した裏書人や保証人が印紙貼
付義務を有する、金額白地の手形が交付された場合は、
金額を補充した者が補充の時に印紙を貼付しなければな
らない、とされているのでこれらを考慮して負担者の名
前を入力する欄114を有していてもよい。
【0071】以上が電子手形交付のプログラムの内容で
あり、これらの内容が入力されたら、方式チェックをし
て、具備していれば手形振出を実行送信する。
【0072】受取人は、受信後、確認信号を返信して、
交付が終了となる。
【0073】電子手形の振出 この発明は、電子手形の振出の態様であり、図4に示す
ように、手形振出人のコンピュータ1から、銀行のコン
ピュータ3に、電子手形の振出を依頼する際に、振出人
と銀行の双方のコンピュータ1、3が電子手形の振出プ
ログラムC、Dを共有する。
【0074】図5に示すように、振出プログラムC、D
は、はじめに振出人と銀行のいずれかを選択して、振出
人を選択すると、振出プログラムCの実行をする。また
銀行を選択すると、振出プログラムDを実行する。
【0075】振出人は暗証番号と自己認識サインを入
力、送信し、銀行は受信、確認、登録する。
【0076】手形振出人は電子手形を振り出す際には、
銀行に当座預金口座が必要であり、その際に振出人との
間で当座勘定取引契約を締結する必要がある。従って、
電子手形の振出プログラムには、銀行が約束手形の振り
出しに必要な信用調査を行うために、調査票を振出人の
モニター上に表示するプログラム、必要事項を記入しそ
れを電子情報として信号送信するプログラム、その送信
された調査票に基づいて銀行が信用を判断した結果が良
の場合に、その結果を振出人に送信するプログラム、ま
た銀行は振出人の特定のために振出人の暗証番号と自己
認識サインを登録しておくプログラムを有している。こ
のプログラムに従って図5のように振出が行われる。
【0077】自己認識サインは、前述のように指紋、声
帯情報、顔情報、DNA 情報、印影のいずれか一つを電子
化した電子サインであることが安全かつ確実に振出を行
う上で好ましい。
【0078】資金調達形態 図6には、手形振出人のコンピュータ1から電子手形4
を受け取った銀行のコンピュータ3から、手形貸付又は
手形割引により資金調達する態様が示されている。この
態様で重要なことは、電子手形4に予め割引率が書き込
まれていることである。これにより迅速な電子手形によ
る資金調達が可能となる。前記割引率は、少なくとも電
子手形の振出人の信用度及び過去に行った取引履歴の電
子データと関連づけられていること、あるいは割引率
は、電子手形の振出人のIDの電子データと関連づけら
れていることも好ましい。
【0079】銀行は、手形振出人に資金を提供する際
に、振出人の電子サイン以外に、受取人の電子サインを
受領することが好ましい。電子サインが予め銀行に登録
された振出人及び受取人の暗証番号と自己認識サインで
あることがより好ましく、自己認識サインが指紋、声帯
情報、顔情報、DNA 情報、印影のいずれか一つを電子化
した電子サインであることが好ましい。
【0080】手形受取人と銀行との間の電子手形の決済 電子手形の決済では、手形受取人のコンピュータと銀行
のコンピュータとの間で電子手形の決済を実行する際
に、図7に示すように、手形受取人のコンピュータ2と
銀行のコンピュータ3が電子手形の決済プログラムE、
Fを共有することが重要である。
【0081】銀行は手形受取人の暗証番号と自己認識サ
インを確認した後、当該プログラムを実行することによ
り、決済する。
【0082】電子手形の決済プログラムは、図8に示す
ように、銀行において電子手形の決済をするときに、電
子手形の決済日に振出人の指定する口座に決済に必要な
金額に応じた残高を有するか否かを確認する残高確認手
段を備えることは不渡りを防止し、安全な電子手形の取
引をする上で好ましい。
【0083】残高確認手段による確認の結果が否である
場合には、融通手段を備えることにより、不渡りを防止
できる。
【0084】融通手段としては、振出人が予め届けた同
一銀行内の他の口座(図9参照)又は他の銀行口座(図
10参照)から融通する融通手段を含み、他の口座から
引き落として融通しても、あるいは他の口座から該指定
口座に送金して融通してもよい。
【0085】また電子手形の決済プログラムには、融通
手段を介して融通するための振出人からの承認プログラ
ムを含むことも好ましい。この承認プログラムは一つの
銀行では残高が不足している時に他の銀行から融通する
際に、銀行間で自由に融通できるシステムを確立するた
めである。通常の書面による委任状の発行をオンライン
で行う上でこの承認プログラムは重要である。
【0086】具体的な決済プログラムを挙げると、図1
1に示すように、はじめに電子手形の振出元のコンピュ
ータ1は、前もって特定の銀行により定められた割引率
を基礎として不特定の乱数を用いて電子手形を作成する
と共に電子手形をランダム因数を用いて暗号化して銀行
に送る。
【0087】電子手形を送られた銀行のコンピュータ3
は、電子手形に基づいて振出人の口座から依頼のあった
金額を引き落とすと共に、非公開鍵でもって、暗号化さ
れた電子手形に電子サインをして振出元のコンピュータ
1に送り返す。
【0088】振出元のコンピュータ1は上記送り返され
た電子手形の暗号を解読して振出し、交付する。
【0089】電子手形の受取先のコンピュータ2は、電
子手形の有する電子サインの信憑性を確認した上で銀行
のコンピュータ3に送って呈示する。
【0090】電子手形を呈示された銀行のコンピュータ
3は、該電子手形の有する電子サインを照合した後、前
記電子手形に応じた金額を受取人の口座に入金して決済
を行う。
【0091】電子サインは、予め銀行に登録された振出
人及び受取人の暗証番号と自己認識サインであることが
より好ましい。
【0092】前記銀行は、呈示された電子手形の金額
が、振出人の指定する口座の残高よりも大きい場合、そ
の不足分を融通する融通手段を有することが好ましい。
【0093】前記融通手段は、銀行からの融資を行うも
のであること、あるいは振出人が予め特定の銀行に届け
て委任してある他の口座からの引き落としによる補充を
行うものであることが好ましい。
【0094】別の具体例を挙げると、図12に示すよう
に、はじめに電子手形の振出元のコンピュータ1は、前
もって特定の銀行により定められた割引率を基礎として
不特定の乱数を用いて電子手形を作成すると共に該電子
手形をランダム因数を用いて暗号化して銀行のコンピュ
ータ3に送る。
【0095】電子手形を送られた銀行のコンピュータ3
は、該電子手形の有する電子データに基づいて振出人の
信用を確認した上で非公開鍵でもって、暗号化された電
子手形に電子サインをして振出元のコンピュータ1に送
り返す。
【0096】振出元のコンピュータ1は上記送り返され
た電子手形の暗号を解読して振出し、交付する。
【0097】電子手形の受取先のコンピュータ2は、電
子手形の有する電子サインを確認した上で銀行のコンピ
ュータ3に送って呈示する。
【0098】電子手形を呈示された銀行のコンピュータ
3は、該電子手形の有する電子サインを照合した後、振
出人の指定する口座から前記電子手形に応じた金額を受
取人の口座に入金して決済を行う。
【0099】前記銀行のコンピュータ3は、呈示された
電子手形の金額が、振出人の指定する口座の残高よりも
大きい場合、その不足分を前記出納手段を介して融通す
る融通手段を有することが好ましい。前記融通手段は、
銀行からの融資を行うものであること、振出人が予め特
定の銀行に届けて委任してある他の口座からの引き落と
しによる補充を行うものであることが好ましい。
【0100】他の具体例を挙げると、図13に示すよう
に、はじめに電子手形の振出元のコンピュータ1は、前
もって特定の銀行により定められた割引率を基礎として
不特定の乱数を用いて電子手形を作成すると共に該電子
手形をランダム因数を用いて暗号化して銀行のコンピュ
ータ3に送る。
【0101】電子手形を送られた銀行のコンピュータ3
は、電子手形の有する電子データに基づいて振出人の信
用を確認した上で非公開鍵でもって、暗号化された電子
手形に電子サインをして振出元のコンピュータ1に送り
返す。
【0102】振出元のコンピュータ1は上記送り返され
た電子手形の暗号を解読して振出し交付する。
【0103】電子手形の受取先のコンピュータ2は、電
子手形の有する電子サインの信憑性を確認した上で銀行
のコンピュータ3に送って呈示する。
【0104】電子手形を呈示された銀行のコンピュータ
3は、該電子手形の有する電子サインを照合した後、振
出人の指定する口座から前記電子手形に応じた金額を引
き落として受取人の口座に入金して決済を行う。
【0105】前記銀行のコンピュータ3は、呈示された
電子手形の金額が、振出人の指定する口座の残高よりも
大きい場合、その不足分を融通する融通手段を有するこ
とが好ましく、融通手段は、銀行からの融資を行うもの
であること、振出人が予め特定の銀行に届けて委任して
ある他の口座からの引き落としによる補充を行うもので
あることが好ましい。
【0106】電子手形の譲渡 図14は、電子手形が一人の手形受取人から別の手形受
取人に転々譲渡される態様であり、第1の手形受取人の
コンピュータから、電子手形を譲り受ける第2手形受取
人のコンピュータ、あるいは第3手形受取人のコンピュ
ータに、電子手形の譲渡送信する際に、手形受取人と第
2手形受取人の双方のコンピュータが電子手形の譲渡プ
ログラムを共有し、互いの暗証番号と自己認識サインを
確認した後、当該プログラムを実行する。
【0107】譲渡送信の際のプログラムに、前記譲り渡
す側の受取人の氏名を抹消するか否かを判断する内容を
含むことが好ましい。
【0108】なお、白地手形の譲渡においては、譲渡プ
ログラムに白地手形を選択するか否かの欄を設けること
が好ましい。白地手形は、署名者が後日その取得者に補
充記載させる意志で手形要件の一部又は全部を記載せず
に発行された未完成の手形をいう。
【0109】保証人を介在する電子手形の場合にも、上
記のプログラムを利用し、安全かつ迅速な手形取引を実
現できる。
【0110】為替手形においても、上記の交付、振出の
各プログラムを為替手形の形態に変形して使用できる。
【0111】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、手形取
引において、安全かつ迅速なオンライン化が実現でき
る、具体的には銀行と手形振出人間、あるいは振出人と
受取人の間の安全かつ迅速なオンライン化が実現できる
電子手形システムを提供することができ、また手形形態
に応じた、具体的には通常の手形決済、資金調達、裏書
き譲渡において、安全かつ迅速なオンライン化が実現で
きる電子手形システムを提供することができ、更に保証
機関を含めたオンライン化が実現できる電子手形システ
ムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子手形の交付の態様を示す図
【図2】電子手形の交付の際のモニター表示例を示す図
【図3】電子手形の交付プログラムの一例を示す図
【図4】電子手形の振出の態様示す図
【図5】電子手形の振出プログラムの一例を示す図
【図6】電子手形による資金調達例を示す図
【図7】電子手形の決済の態様を示す図
【図8】電子手形の決済例を示す図
【図9】電子手形の決済例を示す図
【図10】電子手形の決済例を示す図
【図11】電子手形の決済例を示す図
【図12】電子手形の決済例を示す図
【図13】電子手形の決済例を示す図
【図14】電子手形の譲渡例を示す図
【符号の説明】
1:電子手形振出人(元)のコンピュータ 2:電子手形受取人(先)のコンピュータ 3:銀行のコンピュータ 4:電子手形

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手形振出人のコンピュータから、手形受取
    人のコンピュータに、電子手形を交付する際に、振出人
    と受取人の双方のコンピュータが電子手形の交付プログ
    ラムを共有し、互いの暗証番号と自己認識サインを確認
    し、当該プログラムを実行することを特徴とする電子手
    形システム。
  2. 【請求項2】電子手形の交付プログラムが、支払い約束
    する欄、手形金額を入力する欄、振出人の署名欄、受取
    人の氏名又は名称の欄、振出日を入力する欄、支払い期
    日を入力する欄を有し、更に確定日払い、日付け後定期
    払い、一覧払い又は一覧後定期払いのいずれかを選択す
    る欄をモニター表示可能に構成されることを特徴とする
    請求項1記載の電子手形システム。
  3. 【請求項3】電子手形の交付プログラムが、約束手形で
    あることを表示する欄又は振出地の住所又は支払地及び
    支払場所を入力する欄をモニター表示可能に構成される
    ことを特徴とする請求項2記載の電子手形システム。
  4. 【請求項4】電子手形の交付プログラムが、裏書禁止文
    句の有無の欄をモニター表示可能に構成されることを請
    求項2記載の電子手形システム。
  5. 【請求項5】電子手形の交付プログラムが、振出人が手
    形の振出の注意義務に同意するか、あるいは不同意であ
    るかのチェック欄をモニター表示可能に構成されること
    を請求項2記載の電子手形システム。
  6. 【請求項6】手形の振出の注意義務に同意する欄をチェ
    ックした場合に、電子手形の受領サインを電子化して振
    出人に送信し、不同意である欄をチェックした場合に、
    振出を行わないことを請求項5記載の電子手形システ
    ム。
  7. 【請求項7】振出人と受取人の自己認識サインが、受取
    人と振出人との間で予め登録された電子化された電子サ
    インであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに
    記載の電子手形システム。
  8. 【請求項8】振出人と受取人の自己認識サインが、受取
    人と振出人との間で予め登録された指紋、声帯情報、顔
    情報、DNA 情報、印影のいずれか一つを電子化した電子
    サインであることを特徴とする請求項7記載の電子手形
    システム。
  9. 【請求項9】手形振出人のコンピュータから、銀行のコ
    ンピュータに、電子手形の振出を依頼する際に、振出人
    と銀行の双方のコンピュータが電子手形の振出プログラ
    ムを共有し、振出人の暗証番号と自己認識サインを確認
    し、当該プログラムを実行することを特徴とする電子手
    形システム。
  10. 【請求項10】手形振出人が銀行との間で当座勘定取引
    契約を締結する際に、約束手形の振り出しに必要な信用
    調査票の記入と、その信号の送信、その送信された調査
    票に基づいて判断した結果が良の場合に、その結果を振
    出人に送信すると共に、銀行は振出人の暗証番号と自己
    認識サインを登録し、銀行と振出人との間をオンライン
    化するプログラムを実行することを特徴とする電子手形
    システム。
  11. 【請求項11】自己認識サインが指紋、声帯情報、顔情
    報、DNA 情報、印影のいずれか一つを電子化した電子サ
    インであることを特徴とする請求項10記載の電子手形
    システム。
  12. 【請求項12】手形振出人が、電子手形を受け取った銀
    行から、手形貸付又は手形割引により資金調達する際
    に、予め割引率が書き込まれた電子手形を利用すること
    を特徴とする電子手形システム。
  13. 【請求項13】前記割引率は、少なくとも電子手形の振
    出人の信用度及び過去に行った取引履歴の電子データと
    関連づけられていることを特徴とする請求項12記載の
    電子手形システム。
  14. 【請求項14】前記割引率は、電子手形の振出人のID
    の電子データと関連づけられていることを特徴とする請
    求項12記載の電子手形システム。
  15. 【請求項15】銀行は、手形振出人に資金を提供する際
    に、振出人の電子サイン以外に、受取人の電子サインを
    受領することを特徴とする請求項12記載の電子手形シ
    ステム。
  16. 【請求項16】電子サインが予め銀行に登録された振出
    人及び受取人の暗証番号と自己認識サインであることを
    特徴とする請求項15記載の電子手形システム。
  17. 【請求項17】自己認識サインが指紋、声帯情報、顔情
    報、DNA 情報、印影のいずれか一つを電子化した電子サ
    インであることを特徴とする請求項16記載の電子手形
    システム。
  18. 【請求項18】手形受取人のコンピュータと銀行のコン
    ピュータとの間で電子手形の決済を実行する際に、手形
    受取人と銀行の双方のコンピュータが電子手形の決済プ
    ログラムを共有し、手形受取人の暗証番号と自己認識サ
    インを確認し、当該プログラムを実行することを特徴と
    する電子手形システム。
  19. 【請求項19】電子手形の決済プログラムが、銀行にお
    いて電子手形の決済をするときに、振出人の指定する口
    座に決済に必要な金額に応じた残高を有するか否かを確
    認する残高確認手段を備えると共に、該残高確認手段に
    よる確認の結果が否である場合には、振出人が予め届け
    た同一銀行内の他の口座又は他の銀行口座から融通する
    融通手段を備えることを特徴とする請求項18記載の電
    子手形システム。
  20. 【請求項20】電子手形の決済プログラムが、融通手段
    を介して融通するための振出人からの承認プログラムを
    含むことを特徴とする請求項18又は19記載の電子手
    形システム。
  21. 【請求項21】電子手形の振出元のコンピュータは、前
    もって特定の銀行により定められた割引率を基礎として
    不特定の乱数を用いて電子手形を作成すると共に該電子
    手形をランダム因数を用いて暗号化して銀行に送り、該
    電子手形を送られた銀行は、該電子手形に基づいて振出
    人の口座から依頼のあった金額を引き落とすと共に、非
    公開鍵でもって、暗号化された電子手形に電子サインを
    して振出元のコンピュータに送り返し、振出元のコンピ
    ュータは上記送り返された電子手形の暗号を解読して振
    出し、該電子手形の受取先のコンピュータは、該電子手
    形の有する電子サインの信憑性を確認した上で銀行に送
    って呈示し、該電子手形を呈示された銀行は、該電子手
    形の有する電子サインを照合した後、前記電子手形に応
    じた金額を受取人の口座に入金して決済を行うことを特
    徴とする電子手形システム。
  22. 【請求項22】前記銀行は、呈示された電子手形の金額
    が、振出人の指定する口座の残高よりも大きい場合、そ
    の不足分を融通する融通手段を有することを特徴とする
    請求項21記載の電子手形システム。
  23. 【請求項23】前記融通手段は、銀行からの融資を行う
    ものであることを特徴とする請求項21記載の電子手形
    システム。
  24. 【請求項24】前記融通手段は、振出人が予め特定の銀
    行に届けて委任してある他の口座からの引き落としによ
    る補充を行うものであることを特徴とする請求項21記
    載の電子手形システム。
  25. 【請求項25】電子手形の振出元のコンピュータは、前
    もって特定の銀行により定められた割引率を基礎として
    不特定の乱数を用いて電子手形を作成すると共に該電子
    手形をランダム因数を用いて暗号化して銀行に送り、該
    電子手形を送られた銀行は、該電子手形の有する電子デ
    ータに基づいて振出人の信用を確認した上で非公開鍵で
    もって、暗号化された電子手形に電子サインをして振出
    元のコンピュータに送り返し、振出元のコンピュータは
    上記送り返された電子手形の暗号を解読して振出し、該
    電子手形の受取先のコンピュータは、該電子手形の有す
    る電子サインを確認した上で銀行に送って呈示し、該電
    子手形を呈示された銀行は、該電子手形の有する電子サ
    インを照合した後、振出人の指定する口座から前記電子
    手形に応じた金額を受取人の口座に入金して決済を行う
    ものであることを特徴とする電子手形システム。
  26. 【請求項26】前記銀行は、呈示された電子手形の金額
    が、振出人の指定する口座の残高よりも大きい場合、そ
    の不足分を前記出納手段を介して融通する融通手段を有
    することを特徴とする請求項25記載の電子手形システ
    ム。
  27. 【請求項27】前記融通手段は、銀行からの融資を行う
    ものであることを特徴とする請求項25記載の電子手形
    システム。
  28. 【請求項28】前記融通手段は、振出人が予め特定の銀
    行に届けて委任してある他の口座からの引き落としによ
    る補充を行うものであることを特徴とする請求項25記
    載の電子手形システム。
  29. 【請求項29】電子手形の振出元のコンピュータは、前
    もって特定の銀行により定められた割引率を基礎として
    不特定の乱数を用いて電子手形を作成すると共に該電子
    手形をランダム因数を用いて暗号化して銀行に送り、該
    電子手形を送られた銀行は、該電子手形の有する電子デ
    ータに基づいて振出人の信用を確認した上で非公開鍵で
    もって、暗号化された電子手形に電子サインをして振出
    元のコンピュータに送り返し、振出元のコンピュータは
    上記送り返された電子手形の暗号を解読して振出し、該
    電子手形の受取先のコンピュータは、該電子手形の有す
    る電子サインの信憑性を確認した上で銀行に送って呈示
    し、該電子手形を呈示された銀行は、該電子手形の有す
    る電子サインを照合した後、振出人の指定する口座から
    前記電子手形に応じた金額を引き落として受取人の口座
    に入金して決済を行うことを特徴とする電子手形システ
    ム。
  30. 【請求項30】前記銀行は、呈示された電子手形の金額
    が、振出人の指定する口座の残高よりも大きい場合、そ
    の不足分を融通する融通手段を有することを特徴とする
    請求項29記載の電子手形システム。
  31. 【請求項31】前記融通手段は、銀行からの融資を行う
    ものであることを特徴とする請求項29記載の電子手形
    システム。
  32. 【請求項32】前記融通手段は、振出人が予め特定の銀
    行に届けて委任してある他の口座からの引き落としによ
    る補充を行うものであることを特徴とする請求項29記
    載の電子手形システム。
  33. 【請求項33】手形受取人のコンピュータから、電子手
    形を譲り受ける第2手形受取人のコンピュータに、電子
    手形の譲渡送信する際に、手形受取人と第2手形受取人
    の双方のコンピュータが電子手形の譲渡プログラムを共
    有し、互いの暗証番号と自己認識サインを確認した後、
    当該プログラムを実行することを特徴とする電子手形シ
    ステム。
  34. 【請求項34】譲渡送信の際のプログラムに、前記譲り
    渡す側の受取人の氏名を抹消するか否かを判断する内容
    を含むことを特徴とする請求項33記載の電子手形シス
    テム。
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