JPH0523757U - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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JPH0523757U
JPH0523757U JP078712U JP7871291U JPH0523757U JP H0523757 U JPH0523757 U JP H0523757U JP 078712 U JP078712 U JP 078712U JP 7871291 U JP7871291 U JP 7871291U JP H0523757 U JPH0523757 U JP H0523757U
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JP
Japan
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rotor case
balance
small motor
groove
weight
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JP078712U
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English (en)
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邦夫 島津
伸治 木下
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
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    • H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/04—Balancing means
    • G—PHYSICS
    • G01—MEASURING; TESTING
    • G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • G01M1/30—Compensating imbalance
    • G01M1/36—Compensating imbalance by adjusting position of masses built-in the body to be tested
    • H—ELECTRICITY
    • H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
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Abstract

(57)【要約】 【目的】モータの内部機構に影響がなく、定量的なウエ
イトの調整が可能な、バランス調整機構を持つ小型モー
タを提供する。 【構成】ロータケース１１の駆動マグネット８と隣接す
る位置に溝部１０を設け、ここにバランス修正用ウエイ
ト９を取り付けたことを特徴とする。また、バランス修
正用ウエイト９を所定の長さに切断して溝部１０に取り
付けてもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、小型モータに関するもので、特にロータケースのバランス調整機構 の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の小型モータの例を図面を参照しながら説明する。 図７において、モータのフレーム２７の中央にはシャフト２１が突出している 。このシャフト２１には上下２つのボールベアリング２５の内輪が嵌合され、さ らに、ボールベアリング２５の外輪にはカップ状のロータケース２２が取り付け られ、ロータケース２２は、ボールベアリング２５の外輪によって回転自在に支 持されている。
【０００３】 フレーム２７にはシャフト２１の外周側において、ステータコア２４が取付け られてる。ステータコア２４は、ほぼ円形状で複数個の突極を持ち、コア素体を 複数個積層して構成されている。ステータコア２４の突極にはコイルが巻線され ている。また、ステータコア２４はロータケース２２上の内壁に取り付けてある 駆動用マグネット２３と間隙を挾んで対向している。
【０００４】 上記のような構成の小型モータにおいて、回転部であるロータケース２２のア ンバランスを小さくするため、後加工としてバランスの調整を行っている。バラ ンスの調整は、バランサーでアンバランスな位置を求めた後、ロータケース２２ のアンバランスな位置にバランス修正用ウエイト若しくは接着剤２８を付けて重 くしたり、孔２６をあけて軽くしたりして行う。
【０００５】 ロータケース２２に孔２６をあけてアンバランスを修正する方法としては、実 開昭６３−１５３７６９号公報に記載のものがある。また、実開昭６３−１０５ ４８０号公報に記載されているように、ロータケースの突部に形成した孔にねじ を螺合してバランスを修正する方法もある。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】
上に述べた従来の小型モータにおいて、後加工として孔をあけ、バランス調整 を行う場合、以下のような問題が生ずる。 孔あけによって切粉が発生し、切粉を除去するための作業が必要である。 孔あけのための専用の設備が必要である。 孔あけにより加工部のメッキ等の表面処理が損なわれる。 孔あけ加工後の修正が不可能。
【０００７】 次に、修正用ウエイト等を付けてバランス調整を行う場合は以下のような問題 が生ずる。 修正用ウエイトを付加する為の余分なスペースを確保する必要がある。 定量的なウエイトの付加が不可能なため、バランスの調整が困難である。 接着剤等を使用した場合、乾燥時間が必要となるため手間がかかる。
【０００８】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたもので、後加工が不用 で、モータの内部機構に影響がなく、定量的なウエイトの調整が可能な、バラン ス調整機構を持つ小型モータを提供すること目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するために、ロータケースと、該ロータケースの内 周面に取り付けられた駆動マグネットとを備えてなる小型モータにおいて、上記 ロータケースと上記駆動マグネットとの間に溝部をもうけ、該溝部にバランス修 正用ウエイトを取り付けたことを特徴とする。バランス修正用ウエイトをロータ ケースに取り付けてバランス調整を行う際、上記バランス修正用ウエイトを所定 の長さに切断して使用してもよい。
【００１０】
【作用】 ロータケースの壁面の駆動マグネット取付け部に、予め溝部を設け、バランス 修正用ウエイトを取り付けてバランスを調節したあと、組立を行うことによって 、後加工としてのバランス調整と、バランス調整のための余分なスペースが不用 となる。また、バランス修正用ウエイトとして任意の重さが得やすい材質を使用 し、かつ、それを切断して使用することによって高精度なバランス調整が可能と なる。
【００１１】
【実施例】
以下、本考案にかかる小型モータの実施例を図面を参照しながら説明する。 図１ないし図３において、フレーム２の中央部にはシャフト１が焼バメ圧入に よって固定されている。シャフト１には上下２つのボールベアリング５の内輪が 嵌合固定されており、また、ボールベアリング５の外輪にはカップ状のロータケ ース１１の中心孔が嵌合固定されている。ロータケース１１上部の平坦な部分は ハブ７で、この部分で磁気ディスクの支持を行う。ロータケース１１の下開口部 内周縁部で駆動マグネット８と隣接する位置に、バランス調整用で一定の深さと 幅を持つ溝部１０が設けてある。ロータケース１１の内壁部には駆動用マグネッ ト８が取り付けてある。ロータケース１１の上部開口部には、ボールベアリング ５からのグリス飛散を防止する為、シールキャップ６が貼付てある。
【００１２】 フレーム２上のシャフト取付け部の周りで、他よりも突出した部分の外周面に は、ステータコア３が取り付けられている。ステータコア３はほぼ円形状で素体 を複数枚積層されて構成されている。ステータコア３は外周に複数個の突極を持 ち、各突極にはコイルが巻線され、コイルの端部はリード線４に接続されている 。ステータコア３の外周は、ロータケース１１の内壁に取り付けてある駆動用マ グネット８と、間隙を挾んで対向している。
【００１３】 以上のような構成の小型モータにおけるロータケース１１のバランス調整は、 着磁処理を行った駆動マグネット８をロータケース１１に組み込んだ状態でアン バランス量の評価を行い、その評価に基づき、糸半田等をバランス修正ウエイト ９として、一定の深さを持つ溝部１０に詰め込むことによって行う。バランス調 整後、ウエイト９を含めて図３に示すように溝部１０を全周にわたり接着剤１２ で埋める。
【００１４】 なお、溝部１０の幅は使用される半田の幅によって決定される。バランス修正 用ウエイト９は、径が一定で、単位の長さ当たりの重さが一定の物を使用すれば 、重さとしての評価を長さで管理することができ、作業が精度良く容易に行える 。また、駆動用マグネット８取付け部の一部が、溝部１０となっているため、バ ランス修正用ウエイト９と駆動用マグネット８の固定を接着剤を使用して同時に 行えるという利点がある。また、バランス修正用ウエイト９に銅線等の単位長さ 当たりの重さが一定の物を使用しても同様な効果が得られる。
【００１５】 次に、本考案の各種変形実施例について説明する。図４に示す実施例は、小型 モータの基本的な構成は同じであるが、バランス調整用の溝部１０をロータケー ス１１の駆動用マグネット８の取付け部の上部に設け、バランス修正用ウエイト ９を詰めて調整を行うようにしたものである。この実施例も前述の実施例と同様 な効果を得ることができる。
【００１６】 図１ないし図３に示す実施例は軸固定タイプの小型モータであったが、図５に 示す実施例のように、ロータケース１１とシャフト１とを一体成形して軸回転タ イプの小型モータとしてもよく、溝部１０をロータケース１１の下開口部の縁に 設け、溝部１０にバランス修正用ウエイト９を取り付けるようにしてもよい。こ うすることによって図１ないし図３に示す実施例と同様な効果を得ることができ る。
【００１７】 さらに本考案は、これまで説明してきた実施例のようなロータケースとハブと を一体成形したインハブタイプの小型モータだけではなく、図６のようなアウタ ーロータタイプでロータケースとハブとを別体に形成した小型モータにも適用可 能である。図６において、フレーム２の中心孔部にベアリング５を介して回転自 在に支持されたシャフト１の両端部にはロータケース１１とハブ１５が取り付け られている。ロータケース１１とハブ１５はフレーム２を挾むようにして配置さ れている。駆動マグネット８にはロータケース１１の開口部の縁部に隣接した部 分に溝部１０を設け、この溝部１０にバランス修正用ウエイト９を詰めることに よってバランス調整を行うようになっている。
【００１８】
【考案の効果】
請求項１記載の考案によれば、ロータケースと駆動マグネットの間にバランス 調整用の溝部を設け、この溝部にバランス調整用ウエイトを取付けるようにした ため、バランス調整のための孔あけなどの後加工が不要になり、もって、切粉の 発生がなく、表面処理が損なわれることもなく、専用設備も不要であり、バラン ス調整後の再修正が可能であるというような多くの効果をもたらす。また、モー タの内部構造に影響を与えていたバランス調整のための余分なスペースを排除で き、効率のよいモータの設計が可能となる。
【００１９】 請求項２記載の考案によれば、バランス修正用ウエイトとして単位長さ当たり の重さが一定の材質を切断して使用するため、重さとしての評価を長さで管理す ることができ、精度の高いバランス調整作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案にかかる小型モータの一実施例を示す断
面図。
【図２】同上実施例のロータの部分を示す底面図。
【図３】同上実施例の要部を示す断面図。
【図４】本考案にかかる小型モータの別の実施例の要部
を示す断面図。
【図５】本考案にかかる小型モータのさらに別の実施例
の示す断面図。
【図６】本考案にかかる小型モータのさらに別の実施例
を示す断面図。
【図７】従来の小型モータの例を示す断面図。
【符号の説明】
８ 駆動マグネット ９ バランス修正用ウエイト １０ 溝部 １１ ロータケース

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ロータケースと、該ロータケースの内周
    面に取り付けられた駆動マグネットとを備えてなる小型
    モータにおいて、上記ロータケースと上記駆動マグネッ
    トとの間に溝部を設け、該溝部にバランス修正用ウエイ
    トを取り付けたことを特徴とする小型モータ。
  2. 【請求項２】 バランス修正用ウエイトをロータケース
    に取り付けてバランス調整を行う小型モータにおいて、
    上記バランス修正用ウエイトを所定の長さに切断したこ
    とを特徴とする小型モータ。
JP078712U 1991-09-04 1991-09-04 小型モータ Pending JPH0523757U (ja)

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